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■ くじらの棲む海へ。
一方では、「専門はアフリカ研究です。国際協力です」 というせりふを言ってしまうと、ふ〜ん、という顔をされる。 一方では、「コンベンション会社の営業をしていました」 というせりふを言ってしまうと、きょとん、という顔。
世界が違うのだ。 あまりにも違うのだ。 そして、両方とも、わたしは満足に自分の身をおいておく ことができなかった。
ものすごく親切にアドヴァイスしてくださる方が いらっしゃって、わたしはいつも「ありがとうございます」 といってちょっと苦笑するばかり。 あまりにも価値観が違うのだ。生きている世界が違うのだ。 あんなに気遣ってもらえるなんて、ほんとうにほんとうに ありがたいと思う。 でも、そうしてわたしはどんどんアフリカから遠ざかる。 それはすごく、心に重荷となる。 それは、説明しようがない。 だって、根本的に見ている世界が違ってしまっているから。
学生のときみたいに、ひたすらひたすら自分の営業活動を していたみたいな、ああいう気合の入れ方に意識を 戻していくべきなんだろうな。
それは、「振り出しに戻る」じゃない。 どこかの組織名がついた名刺じゃなくても、 それで他人の評価が、「ふ〜ん」であり「きょとん」で あったとしても、わたしは前進している。
2004年09月10日(金)
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