想い出の樹

2004年10月14日(木) ピアノを弾くのが好き

最近ショパンのノクターンを弾いています。
11月に本番があるので。
こういう曲の暗譜がすごく苦手・・・(_ _;)
ここ1週間脳みそウニってました。

やっとこさある程度暗譜が完了。
こうやってみると、暗譜ってすごい!
暗譜をするようになってから、
響きがそのまま身体の中に入っていくのがわかるのです。
こういうとき「弾くのって楽しい〜〜!」を満喫しちゃいます。

ある程度楽譜を読み込んであるので、
どのように演奏したいかも自分の中ではっきりしている上に、
「こういう音が欲しい」という具体的なイメージもはっきりしています。
それも弾く楽しみを倍増させている要因かな。

とにかく響きが美しい。美しすぎる!!
調子のよいときは、身体中が響きます。
毎回こんな感触で演奏できたらなぁと思うのだけれど。
不思議な感覚。
指先から響きの震動が身体中に伝わり、
身体中の骨が共鳴している感じ。
そういうときは、実際すごくいい音、いいバランス、
いい響きで演奏できている気がします。

響きをテーマにしているので、
ショパンを選曲してよかったなぁと思っています。
実は今までショパンにすごい苦手意識があったのです。
でも、ショパンって楽しい!!!

それにしても、クラシックって奥が深すぎるよ。(_ _;)
27年ピアノを弾き続けてきて、
やっとこさ最近その本当の楽しみを見出しているのだから。
昔嫌々やっていたソルフェージュ。
今の私に生きてるのがすごくよくわかります。
ソルフェージュ力は基本的な楽譜を読み込む力。
作曲家がしっかりと信念を持ち、しっかりと考えて作った曲。
その曲を自分の中で花開かせるためには、
やはり楽譜の読み込み力がないとなんだなぁと実感させられます。

ハーモニーが美しく立体的に響くコツ。
どういうバランスでどういう響きで演奏するか考える自分。聴く自分。
すごくすごく楽しいっ!!
あぁ、なんとか身体全体が響くこの感覚を、
毎回得られるようにしたいなぁ。

先日KEI先生が投稿してくれた本。
どうやらこのことに関して書かれている様子。
さっそく取り寄せ取り寄せ!
今日空いた時間に、ショパンについてのページだけ先に読みました。
なるほどなるほど、ふむふむ。(笑)
弾く楽しみが倍増しそうです。
まだそのページ以外は読んでいないので、
これから読むのがとても楽しみです♪



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中嶋 [HOMEPAGE]

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