想い出の樹

2004年10月17日(日) ピアノ4重奏の合わせ

眠れずに布団から這い上がり、
ビールを飲みながら日記を書いています。(^-^;
(ちょいと酔ってきた(笑))

今日はフォーレの合わせ練習日でした。
合わせの練習は今日で2回目。
前回練習後一緒に夕飯を食べたこともあり、
ずいぶん打ち解けて練習できた気がします。(嬉しい!)
みなさん柔らかい雰囲気のよい方ばかりで、
一緒にやっていて本当に楽しいです。(^-^)

今回は1楽章の音程合わせが主だったような気がします。
合わせの練習前に、ショパンのノクターンを家で練習したのですが、
その練習方法がソルフェージュ力を付ける頭の痛くなる練習。
鍵盤の上で指は動かすものの音は一切鳴らさず、
暗譜で頭の中だけですべての音を鳴らす訓練をしたのです。
1時間半もすると頭がグデングデン!!
船酔いしたように気持ち悪くなってきちゃいました。
普段使わない頭を使うって恐ろしい・・・(_ _;)

ところで、この弦の音程あわせ。
私が訓練していたソルフェージュ力にすごく似ていた気がするのです。
とにかく弦はピアノに比べて音程がシビア!!
ピアノは調律師がやってくれることですが、
弦は1音1音指の配置などで音程を調整するのですから。
弦の方たちのお互いの音程の合わせ練習を見ていて、
自分の音程というものに対する弱さを見た気がしました。
音程への執着心やら集中力やらのレヴェルが違うと思うのです。
だって、少しでもずれるとやっぱりおかしい。
ピアノは調律されてさえいればずれないので、
ここに対する甘えが生じるのだと思います。

しかし、今日私が自己練習したソルフェージュ力を要する練習には、
この感覚が絶対的に必要なものです。
なんとなく指が覚えていて弾いている箇所がたくさんある。
もっと頭の中で音が鳴るという感覚を、
研ぎ澄ましていかなきゃいけないのだと実感しています。
特に私の場合はロマン派以降の音楽。

なんだかどんどん身につけたいと思うテーマが増えてきちゃうなぁ〜。
響きもテーマだけれど、これも大事。
今日は自己練習で脳みそぐでんぐでんになっちゃったけど、
この能力をレヴェルアップするだけで、
譜読みも暗譜も断然楽になってくるはずだし、
それは演奏にも必ず影響されてくることだろうから、
やっぱりなんとかレヴェルアップしていきたいところ。

あ、それから合わせの練習で今感じていること。
弦の人たちは、まず全体の把握をしようとする・・・ということです。
ということで、今日は2楽章もやりました。
私にとってはかなりのハイペースです。
特に私はキャパが小さいので、ひぃひぃで譜読みをしています。(笑)

とはいえ、このような経験は私にとってかなり大切なこと。
小さな曲をコツコツと・・・だけでは身に付かない力があると思うから。
下手でもいいから、とにかくどんどん譜読みし、
全体を把握する能力を養いたい。
そんでもって、ハイペースにも慣れたい!

考えてみるとオケにいる人たちってすごいよなぁと思う・・・。
あれだけの曲を一気に仕上げるのだから。
アマオケの人たちは、そういったオケの曲プラス、
こういった合わせの譜読みもしているわけで、
私とのペースの違いに大きな違いを感じます。
相手は単旋律だからということもできるかもしれないけれど、
でも、それだけじゃないような気がする。。。。
やっぱり私にはハイペースも必要なんだよな・・・と実感。

でも、来月中旬まで3楽章というのはちょいと危ない。(^-^;
3日に本番があるので、どうしてもそっちに意識がいっちゃうし。
その上この3楽章は私が苦手なタイプの譜。
やっぱキャパ小さいなぁ〜私。。。。


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中嶋 [HOMEPAGE]

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