碧の雑記帳

2019年08月31日(土) 逆恨み。

IFであっても正史であっても。



フラガのクルーゼに対する気持ちの根源は単なる逆恨みだから、IFで知らない人扱いされてもしょうがないと思うんだよな……。


フラガはメインキャラにしようとして失敗した感じなんですが……、そもそも、Sガンダムの設定では「不幸な宿縁」度が上がっている彼らとはいえフラガはあくまでゼロ隊の仇討ちに燃えているわけで。
クルーゼはいちパイロットとしてゼロ隊というかあのグリマルディ戦線でヒャッハーしていただけなので……単純にクルーゼが強かっただけの話でさ。
兵士としては逆恨みなんだよな……。もちろんゼロ隊の件はクルーゼはフラガがそこにいることを承知してたんでいやがらせしていたんだろうけど。それは別にどうでもいいことだしな。気持ち的にいやがらせってだけで彼は自分の仕事をこなしたに過ぎない。

ていうか基本的にクルーゼは真面目に仕事してんだよな。考えていることが真面目ではないだけで、やってることは仕事してるだけ。
やらかしていることは基本的にバレてないし。特自は最終的に特尉リークのせいで調べが進んで知っちゃうけど、知ったところで所詮は第三国なんで関係ないし。
クルーゼは表向きは完全にザフトの英雄だから断罪するなんて無理なんだよなー……。なので普通に生き残っても問題はないのだが……。

フラガはかなり問題があるんだよな。
逆恨みで暴走しているし。そりゃフラガ視点だと色々あるんだろうけど。
この話は主役陣営がザフトでクルーゼ寄りの視点で進むから、いまいちフラガの悲惨さも伝わらないんだよなー。
昔は月での戦闘の番外編を書きたいと思っていたけど……。エピソード・ゼロ的に。いまはそんな気力はないので……。

まあでも作劇的にクルーゼとフラガには決着を付けさせないとダメだよな、とは思います。
フラガが割り込んでくる前に特尉が死にかけたので心を入れ替えて愛に生きます。だとズコーだしな、というのはわきまえているんだけど……。


IFだと、5年後くらいにイザークが隊長に昇進して生き残り組はお祝いに駆け付けて……その頃にはクルーゼと特尉には子供いそうだしな。きっと息子でレイって名前だったりするんだろう。
それを見ちゃったらニコルは今度こそ区切りを付けようとコンサートついでに傷心旅行→ナタルと出会う、って流れでいいな。と思ったけどそのナタルとも上手くいかないだろうという。
私はニコルに独り身でいて欲しいとか微塵も思ってないんですが、好きになる相手がいつもダメすぎるんだろうなと思う。イザーク同様名家の嫡男の自覚はあるようなので、最終的に譲歩して頑なに拒んでいたプラントの制度に従うのかなー……。
正直イザークの方がまだ可能性ありそうだもんな、恋の成就。
一組くらいコーディネイターとナチュラルのビッグカップルが生まれないとシーゲルが可哀想だし成就して欲しいですね。

私、地味にクルーゼとカナーバの組み合わせが気に入ってたんですが。カナーバはちょっとだけクルーゼに気があったんだろうなーと。鈍いながら特尉もそれを感じ取ったからヤキモチ妬いてたんでしょうし。初めて自分以外の女性がクルーゼと(親し気に)話してるの見て動揺しまくってましたからねあの人……。
でもクルーゼとカナーバもお似合いだと思う。並べたら大人っぽいカップルで良い感じ。書かなかったけど、クルーゼが戦死したと聞いてひっそり悲しんでそうな人でもある。

逆に特尉とユウキ隊長もなかなかお似合いだなと思ったんですが……ちょっとだけ絡んでるんですよね。日系?オーブ系?ぽいからかな。ていうかIFだと将来の息子はユウキ隊長(レイ・ユウキ)と同じ名前ということに。笑。
ユウキ隊長とクルーゼの絡みも見たかったわ……。絡んでるんだけど具体的なエピソードはなかったからな。クルーゼの設定として、上官と部下には受けがいいけど同格受けが悪い、というのが作中であって……ユウキ隊長ともそうだったのかな。歳はたぶん同じくらいだと思うんですが。
おそらくユウキ隊長と特尉が親しくしてたらクルーゼも内心穏やかじゃないよなーと思うと、本当にメリーゴーランドしてるわ彼らは……。

でも大人はズルイからな……みんなニコルくらい素直になればいいのに……。


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2019年08月30日(金) 理屈をつける。

得意技ですね。



なのでクルーゼ生存ルートもなぜそうなったかを屁理屈満載で納得できる形にはできるというか。
普通に思いつくというか浮かぶというか……。まあその場にいるのがニコルとクルーゼなら理由は特尉しかないよな……と。アムロとシャアみたいなもんです。シャアだってララァが死んじゃってトラウマって最後はアラフォーになろうというのに「ララァはママンになってくれたかもしれない以下略」とか言いながらアムロをドン引きさせたまま大気圏に消えたし。クルーゼも特尉がララァったら発狂レベルだろう。
なので特尉が死にかけたらその場で意見変えるよなあの人……。フラガ?知りませんねえそんな人……。

まあ、でも、これで理屈は通っても正史にはしたくないんだよな……。物語が破綻するというか。美しくまとまってはいないから。苦情出そうだし。
あくまでIFであり得る話ではあるという。


クルーゼは特尉のストーカーなんで口では「死んだらそれまで」とか言ってても感情が追い付くはずないんだよな。ガチで死にかけたら我を忘れて助けちゃうタイプ。けっこうあの人その場の感情で動くタイプだし。
アラスカの戦闘を見ても分かる通り、屁理屈言ってたけど基本的に行かせたくなかったのが本音なんだよな。自分でも特尉に「(君を失いたくないと思ったのは)本心だ」って言ってたしな。あの時点では彼女には「またなんかわけのわからん事言ってる(はよ阻止して部下たちとイザークディアッカ助けなきゃ)」でどうでもいい扱いされていたけど。

それを思うとどうして彼女は恋する乙女になったのか……本当に遠い目になるわ……。

ショーンの遺族のことを気にかけて色々気遣ってたからかなー。
イザークの転落人生のおかげでクルーゼがショーンに良くしていたことが分かって好感度爆上げだったのもあるのかも。
まあショーンはクルーゼと特尉を引き合わせた張本人だからクルーゼの恩人でもあるんだけど、特尉はそんなこと知らんしな……。
好感度あがったおかげでクルーゼの彼女への気遣いをポジティブに受け入れられたのかもなー。
まあもともと惹かれてたんだけど、それを恋心と自覚するようになったのはショーンの件もあるし、カナーバと親しくしていてジェラシー感じていたのもあるし、ナチュラル同士という連帯感のようなものもあるし。ぶっちゃけ書いている私が分からないので私自身には分からないのだけど。

クルーゼと特尉はビジュアル的にお似合いなのでビジュアル厨の私は発狂しつつも、まあいいか、と受け入れたけど、絵的に似合ってなかったらと思うと恐ろしい。

ぶっちゃけあの人がクルーゼに惚れた理由はようわからんけど、クルーゼの方は明確なんでIFで、彼女が死ぬくらいなら、と吹っ切れるのは割と納得できると思うんですよね。
特尉は……軍人としてクルーゼを尊敬しているのは分かるんだけど、強いし。まあその気持ちが恋心に変わったと思えばいいのかな……。正直ニコルでなくてクルーゼでないとダメな理由が私には分からない。
ニコルは「僕は彼女がコーディネイターでも好きになっていたし、きっと彼女も(ナチュラルかコーディネイターかは)気にしないはず」って言ってましたが……私には彼女がクルーゼを好きになった理由に「ナチュラルだから」もある気がするんですよね。まあナチュラルだからというより、ナチュラルなのにコーディネイター軍団でトップガン張ってるクルーゼを尊敬→好き、って言う方が正しいかも。
やっぱりザフトで二人きりのナチュラルというのは大きいと思うんですよね。
とはいえ彼女はこの世で一番大事な人たちランキングの一位がクルーゼってだけで二位はニコルだし三位はたぶんイザークなんでニコルの言う通りナチュラルかコーディネイターかはさほど重要ではないんだろうけど……。

まあ、物語の筋立てを考えれば順当に運命の出会いなんで順当に惹かれているともいえるんだけど……。

むしろニコルとくっつけようと思っていた私が間違いレベルで最初からクルーゼと特尉の話だったよな……でもこの話を設定したのは私のはずなのにな……。と思うと本当に物語って生きているんだなと思います。
どの話であっても毎回そうなんですけど、物語を始めるにあたって色々設定して……Sガンダムは特に、MSからキャラまでほぼ設定をアニメと変えているので、最初に詳細を設定してスタートを切るまでは出来るけど、その後はもう動き出した話を止める術ってないんですよね……。

実際、ニコルは特尉とくっつかないとはいえ非常に重要なキャラなのは間違いないし。

なにせハードカバー11冊はできる長さの話なので、色々考える余地があります……。
本当になにが私を突き動かしてこんなに書いたんだろうと未だに思います。


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2019年08月29日(木) 会話をさせたい。

ニコルとクルーゼを。平常時に。



これだけのためにIFの戦後をやりたいレベルで。



Sガンダム読み直してて、改めて「私ニコルめっちゃ好きだわ」と自分で書いたのに思ってしまったからな……。
好きと言うか、当時は「この子やたらアグレッシブやな……」と引いていたけど年を経て「え、この子めっちゃ大人……」と評価が変わったので。
いやもちろん当時も一番老成したキャラのつもりではあったけど、本当にしっかりしている。これで16歳とかウソだろレベルで。

あれだけ練れた内面ならそら年上を好きになるなーと思って。
やっぱりナタルとお似合いだわ。8歳差くらいヘーキヘーキ。

ニコルは作中でアークエンジェルの戦闘指揮官(ナタル)を敵ながら褒めていて、ナタルもブリッツのパイロットを強いなと思っているのでフラグは立っているんだよな。
二人とも南仏系なのでスペインかイタリアで偶然出会って上記を知って発展すればいいのに。とずーーーっと私だけが思っている。
でもこれも完結させたら書けるんじゃね?とちょっとテンションが上がっている私がいる。
特尉の墓守人生だとニコルはずっと彼女を気にかけてしまうだろうけど、クルーゼとラブラブ人生だったらもうどうしようもないからIFだとOKじゃん。
むしろこっちのためにそっち(クルーゼ生存)を書きたい。
しかしナタルにも惚れたらニコルは本格的に気の強いキツめの綺麗なお姉さんフェチってことになるな……。

ただ、私の脳内カップリングって実際にやったらうまくいくかは微妙で……ニコルと特尉は失敗例だし、イザークとフレイは大成功といえるけどくっつくかは微妙だし、クルーゼと特尉は想定外だったけど……。
一番の失敗例はめちゃくちゃビジュアルが好みで絶対にこれはくっつけとこうと思ったアスランとラクスだな。
婚約してるのでくっつくはくっつくけど、思った以上に(私が)萌えなかった。でも映像にしたら萌えると思う。お似合いだし。でも悲しいけどこれ小説なのよね、と。
そういう危険性も孕んでいるのでニコルとナタルがどうなるかも会わせてみないと分からないという。
ニコル21歳ナタル29歳くらいだといいんじゃないかな。
でもナタルも一生軍人系だろうからこれまたくっつかないのか……。アスラク以外全滅かよ……。
でもメタ的にアスラクのためにアスランは(どんな形であれ)生かそうと最初から決めてたんで、アスランのためには良かった……のか?

ああ、でも、もしかしたらミリアリアとキラはくっつくかもなーという気がしないでもない。
将来全くバラバラの道を行くかくっつくかだろうな。作中じゃ恋愛要素はもちろんゼロだけど、ミリアリアは魔性の女の子だから……。すごくいい子なのに地味に一番といっていいレベルで辛い目に合う子だと思う。民間人ということを考慮するともしかしたら作中で一番かも。

まあオーブでナチュラルとコーディネイターがくっついたところで割とどうでもいいだろうけど……。


話を戻して。
クルーゼとニコルというかクルーゼって特尉以外の部下とほとんど絡みがないんですよね。
まあ将官とその辺のパイロットに絡みがないのは普通の軍隊なら当たり前だけど……これ階級のないザフトの話だし……。
なんだかんだクルーゼを一番尊敬しているのはニコルだと思うんですよ。
イザークも尊敬はしてるけど、イザークが「上官」だと慕う、慕ってた人って転落人生時の上官ですからクルーゼが一番ではないですし。
アスランはよく分からんし、ディアッカは全方位に興味ない方向性のキャラだし。
ニコルの場合、クルーゼを尊敬しているけど特尉のせいでライバルでもあるという微妙な心情があり……それが形になって表れるのが最終戦なわけですが。
ニコルは転落人生時のイザークでさえ「ディベートという科目があったらニコルがぶっちぎりでトップ」と思っているくらい弁が立つのでクルーゼ相手にも物怖じしないんですよね。言いたいことはとにかくはっきり言う。
イザークは弁は立たないし、アスランはコミュ障気味だし、ディアッカは真剣みがないし、ということでクルーゼ隊でたぶんクルーゼとまともに会話を成立させようと思ったらニコル以外は厳しいと思う……。
クルーゼに限らずニコルは指揮官からの評価が高いパイロットだったけどこの辺に理由がある気がするな。特尉も「部下にするならニコル」って姿勢は崩さなかったしな……。

なので戦後、二人とも無事に生き残った場合はどんな会話をするのかなーというのが私自身興味があることでもあります。
ニコルももう何もかも知ってしまうだろうから、二人の間になにも隠し事もなくなるわけで。クルーゼは一個人としてどうニコルに向き合うのかな、とか。
その頃にはニコルは17歳でクルーゼは25歳か……講和条約締結までいってた場合はだけど。ていうかクルーゼってナタルと同い年かよ!そう思うとニコルはクルーゼにも物怖じしないんでそりゃナタルにもしないで好きになるわ……納得。ニコルはママンが長身なのできっと大人になる頃にはナタルよりでかくなるんだろうな……。でもこっちも失恋エンドっぽいからニコルはとことん恋愛運ないんだろう。でもそのくらいの悲運はあってもいいくらい恵まれてるから……。大人しく婚姻統制の相手とくっつけばいいのにそれはいやなんだろうなーと思うと、うーん。
どうでもいいけど特尉とクルーゼがくっつけばイザークも特尉フラグとか立たずにいくだろうから……。イザークの場合は自分の恋を諦めたら大人しく婚姻統制に従って結婚するだろうな。相手がいればだけど……エザリア付きは考えただけできっつい。アマルフィ家とジュール家、選べるなら前者がいいよな……。選べないのが婚姻統制とはいえ。
しかし戦後ニコルとクルーゼが個人として会話する機会があったとして、イザークは蚊帳の外になってしまう。イザークの扱いをどうするか……、特尉クルーゼニコルが全部事情を知っているのに一人だけ知らないというのも生え抜き組としては可哀想な気もするし……。それでこそイザークな気もするし。
でもクルーゼも軍を退くってなったら疑問には思うだろうし、うーん。
でもいきなり上官とバディである同僚がラブってたらビビるだろうな。鈍いのがイザークとはいえ。イザークは本当に美味しいポジションだわ……。

そしてIFの世界ということはトッキューのメンツもいる世界ということだから、大羽は失恋確定か……。特尉が生きて戻ってきたと思ったら金髪碧眼の美形を連れてきたでござる。で羽田でorzとなっている図が浮かぶ。
やっぱりクルーゼ生存ルートだと色んな人間関係にカタがつくな。物語は破綻するけど。

ほんともうみんな生き残ってハッピーエンドになればいいのに……。


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2019年08月28日(水) ありがたい……。

拍手や返信不要のメッセージもいつもありがたく受け取っております。


返信を遠慮される旨を書かれていると、いつも言っていますが返信はしておりません。でも全てありがたく読ませていただいています。本当に読んでくださっている方の反応は励みなので……!

時おり一番最初の作品だった佐為の話を覚えてくださっている方もいて感無量です。

仙道連載も、スラダンの原作後が読みたくて原作後にあった可能性の話を書いたので同じような気持ちで読んでくださっている方がいるととっても嬉しいです!

ひょんなことから流川ルートを始めましたが、流川ルートの方が好きな方、両方好きな方、仙道編の方が良い方いろいろいらして……私自身、昨今のリバイバルブーム(?)で昔好きだった作品の続編など作品によっては「見れない」と思ってしまうのでifはダメ……という気持ちもすごく分かります。

流川ルートを書くにあたって仙道編の番外編をアップできた経緯があるので、仙道編が好きな方は番外編を楽しんでいただけてるといいなーと思います。ちょっと駆け足で終わった感はありますが……!

仙道編はきっと10年後の未来の方が幸せにやってると思うので私自身、流川を書きたいためとはいえ、彼らのトロントでの生活ぶりがちょっと書けたので満足しています。
トロントでの学生生活は書けなかったですが、以前に雑記で書いたようにリアルトロント大の当時のバスケ部の成績と照らし合わせても牧ちゃんはレジェンドレベル、仙道も相当に活躍したことははっきりしているので大学生活も楽しかったんだろうなーなんて色々想像していただけると嬉しいです!


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2019年08月27日(火) 流行り廃り。

2000年代って寒色系のアイシャドウとか流行ったよな……。



なんてSガンダム読み返していて思い出したので以前も書きましたがメイクのトレンドは現代に合わせて書き直したい。

でもイメージとして特尉は常にフルメイクしてる感じなんだよな。
あくまでフルメイクしてコーディネイターと並んでも美人というイメージというか。
まあ綺麗な人なんだろうけど、素顔も。でもあの人も広告塔でもあるから、たぶん戦略的な意味で常にフルメイクなんだろう。これは軍に入って以降かもしれないけど。人前に出る時はね。

フレイも美少女だけど美容に気を遣ってますからね。
コーディネイターはそういうの無頓着というか。まあ初期値で容姿弄ってんだからそれ以上はいらないのかもしれないけど。


考えれば考えるほどIFの戦後を書きたい。
書いてあげたいというか。
あり得ないけどクルーゼが生きて停戦を迎えるバージョン。
そしたらもう仮面する理由もなくて、イザークあたりは驚くのだろうか、とか。素顔でクルーゼ隊の生き残りと会って食事でもしたらどうなるのか、とか。

でもクルーゼが素直に停戦を迎えたらフラガどうなんだろ……あの人生きる道ないじゃん。
まあIFだから主役陣営以外はどうでも良いか。などと酷いことを思ったり。

生きて停戦ってなったらクルーゼも吹っ切れてもうラブラブな未来しか見えないので特尉はさぞかし嬉しかろうが、ニコルは諦めないつもりで戻ってきたのになー、なんて思いつつもクルーゼ長生きはできないから自分が死んだ後のことは心配だろうな。でもその時までニコルが諦めなくても特尉は受け入れるわけないし失恋確定だよな。
今度こそナタルフラグを立てるルートができるな!とか、IFは美味しい。でもこれ正史にしたら「ふざけんな!」って言われるやつだよなー。

なんて悶々としてます。
でも少し何か違っていたらIFのような幸せな未来も絶対にあったのになーと思うと物語捨ててその未来にしても悪いわけでは……いや悪いかな、作劇的に…うーむ。

どのみち正史でも特尉は戦後は戦う気力はなくしてしまうんだから、墓守より恋に生きてもいいじゃん、という気がするんだけどダメか……。


にしても。
メイクとかファッションのトレンドは変わっていくので恐ろしい。
ファッションは適当に誤魔化せるしほぼ軍服なんで良いとしても……。特にアイメイクはなー。
いまのトレンドに合わせても将来的にはまた変になりそうだし、悩ましい。


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2019年08月26日(月) 過去をどこまで見せるか。

ブダペスト行きの機内でもwifiが使えたのでグダグダ考えつつ雑記を打ってます。


特尉の過去を掘り下げる気はないけどクルーゼはなー……。

なんて考えるのはメリーゴーランドに影響されているんだけど。鍵をかけた遠いメモリーズ回る過去と走り出した、で私の頭にも映像が過ぎる。
クルーゼのことを考えてないわけではなくあえて書かなくていいかなと思っていた部分もあるんだよな。
私自身がクルーゼのミステリアスな魅力を崩したくない部分もあり……。

あの人が何を考えていたかとか特尉をどう思っていたかフラガをどう思っていたかって読者の想像に委ねた方がいいというか。

以前特尉を「老けてね?」と言った知人がクルーゼのことを「愛し愛されることを拒否するなんて理解不能」とめっちゃ厳しくぶった切ってくれましたが、それ言ったら話が終わるんだよなー。そんな普通の人だったらそもそも話始まらんのだよ……。

そもそもの話としてSガンダムはクルーゼが(ずっとストーカーしてた)特尉に出会うところから始まるんでね。
プロットではクルーゼの一方的な気持ちで特尉はニコルとくっつく予定だったんでもっと拗れる感じだったけど、(たぶん)相思相愛という道を辿ったのでやっぱりメリーゴーランドになる。
クルーゼの方は予想外に好かれちゃったのでプロットでは特尉とフラガと最終決戦のはずが実際のSガンダムでは彼の気持ちはもうほとんど特尉にいっていて自分が彼女のためにしたいことに集中してしまっているというか。フラガの影が薄いというか。
それは彼女と生きるより必要なことだったのか?というのは話の中でジャッジする必要はないと思うんですよね。読んでる人が感じればいいので。

長年クルーゼはなんで彼女をストーカーしてんのか疑問だったんですが。
まあ彼女も利用されて作られた感は自分に似てるしな……。特尉の方は自分がそうだとは微塵も思ってないのだけど……。
クルーゼのめんどくさいところは最初から最後まで絶対に彼女を死なせたくないと思っているのに、無理難題はふっかけるわ心理的にいたぶって反応をニヤニヤしながら観察するわのガチストーカーなんですよね。少なくとも最初の頃は。ストーキング対象が生身の人間だという実感なかったのかもしれないけど。
こういうの全部説明したらクルーゼ名前の通り狂ってるんでやっぱり感じてもらうしかないよな、と。

私はそういう歪んだ人なつもりで書いてたから特尉がよりによって仮面に惚れた時は阿鼻叫喚で本当に認めたくなかった……。

思えばクルーゼは初っ端から人間としては彼女と対等にいたがってはいましたからね。正式に上官になった時もプライベートでは上下関係は嫌がっていたし、彼女にのみ出生のことを話して「君以外は知らない」って世界に二人だけの秘密も作ったのも初期だしな。
ついに自分が彼女をストーキングしてた事は最後の方まで言わなかったけど、特尉はその頃には(無自覚に)クルーゼを好きだったので笑ってスルーしてたけど。というかむしろ好感度上がってたよな、恋って怖いわ……。

クルーゼ視点だとプラントに逃れてザフトに入ってなんとか生き延びながらどこかで特尉の事知ってずーっと追ってたことになるから、プラントがニホンと同盟組んだ時はガッツポとかしたんかな。笑。
彼女が軍にいるのを知っていたかは分からないけど、ショーンから救助したニホン人の名前を聞いた時は、まあ運命感じたかもね。そこからSガンダムも始まるわけだし。

クルーゼの話だと思うと本当にニコルが入る余地がない……。
まあクルーゼはニコルの戦死に傷つく特尉を見て内心傷つくとかいう器用なことはしていたけど、でもニコルフラグが折れたからその傷つき方が勘違いという如何ともしがたい事態になったし。

しかしクルーゼが今より若かった頃を思うと20歳くらいの男が15歳くらいの少女をストーキングしてることになるんでちょっと……。
生身で出会った時は19歳と24歳なんで、まあOKだと思うけど。案外あの人特尉が未成年だから手出さなかったのかもな……とちょっと思う。そういえば実際に会った彼女の印象を「モニター越しでしか知らなかったころよりずいぶんと大人びた」とか思っていたし……。あかん……。
この辺はニコルがぐいぐい来て手も早いのと対照的なんだよな。若さとイタリアの血怖い。

何度も言うけど年齢的にニコルと特尉は16歳と19歳なのでクルーゼより近いんだよな。


そもそもクルーゼなんでああも拗らせてるんだろう。
昨日書いたように私はもう何のマイナスな感情もないので逆に理解できなくなってしまった。
長い歳月を経て思ったことは、ニコルはめちゃくちゃ老成したキャラだったわ、ということだしな。
まあ、若いからかな……みんな何だかんだ若いからもう少し生きようよとどうしても言いたい。でも全員練れて人格も成熟してしまったら話回らないしな、という。

そしてこれコーディネイターとナチュラルの話なのにコーディネイターそっちのけだよな。せっかく舞台をザフトにしたのに。
いやまあイザークに代表されるようにちゃんと相互理解してる部分もあるけど。
でもクルーゼ隊のトップ2そもそもナチュラルじゃん的な皮肉もあり。クルーゼも特尉も自分の能力高いからナチュラル一般層の代表にはなれないんだよな。

まあでも我々はナチュラルなのでナチュラル寄りの話になるのは致し方なし!


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2019年08月25日(日) 多民族?

名前からある程度の人種は分かるというもの。



自分が海外に住んでるせいか名前で人種のルーツがわかってしまうことに以前よりやや敏感な気がします。

Sガンダムは色んな国のキャラが出てくるのでことさえ意識しています。
大西洋連邦という旧アメリカ国籍のキャラが多いとはいえあそこはどう見ても多民族国家だし。

ナタルやガルシアなど明らかにスペイン系の名前が多いのがSEEDなので……と思いつつアスランもスペイン系かよマジで?と思っている私もいる。

イザークは北欧系かなーなんて思いつつジュールという苗字はハンガリー系なので親近感というより「は?こいつハンガリー系?ねえわ」とやっぱりロシア系ってことにしたり。ハンガリーにはプラチナブロンドいないので。コーディネイターだから関係ないだろうけど。
ハンガリー系にしたら少し話が変わってしまうのでロシア系でいいんだよと自分に言い聞かせたり。どうせまとめてユーラシア連邦だしな!

ニコルはイタリア系ですね。苗字のアマルフィもおそらく母方ですよね。父親のユーリはロシア系。
母親のロミナさんの肌の色は明らかに南欧系なので一応ちゃんと考えられてるはず。ユーリは肌白いですもん。
なので情熱的に特尉にアプローチすんのもイタリアの血だよあれ。
お母さんおっとりした人なのでお嬢様で駆け落ちした系なのかもと色々想像が膨らみますが……第1世代のコーディネイターは親と関係が断絶している人も多く複雑な人間関係はSガンダムで書いた通りです。

フラガやクルーゼはアングロサクソンでしょうけどクルーゼの偽名はなぜかフランス系という。

オーブ人は多民族国家なんだろうけどちょっと日本の名残がある名前が多い。キラもそうだし。
日系なのかオーブ系なのかわからないけどちょっと東洋入ってるキャラはままいるのに100%極東人の特尉はレアキャラなんで目立つのは目立つんだろうなーと思うけど……黒い瞳も逆にレア的な。カラフルなコーディネイターに混じると逆に新鮮だろうなと思うと彼女の本来のルックスにプラスアルファの付加価値付いてそうなんですよねザフトでは。
ニコルが一目惚れしたのもレアだからって部分も少しはあるだろうしな。
逆に特尉からザフトの同僚を見るとどいつもこいつもマネキンみたいな美形で引くわ……な感じかもしれない。結局美形とはいえナチュラルのクルーゼに惚れてるわけだし。
でもSガンダムはニコルに限らず最終的にナチュラルに恋するコーディネイターばかりになってしまったな。1組ナチュラル・コーディネイターで相思相愛がいるけどくっ付くかは不明とはいえ。
意識していたわけではないけど、融和が目的ならそうであって然るべきだからいいんだけど……コーディネイター同士のカップルとか……いても婚姻統制の結果だし、うーん。
恋愛描写の希薄な話だけど、カップルらしいカップルってほぼ全滅してるよなーと思うとやっぱり戦争だからな……。どの生き残りキャラも恋人であれ親友であれたいてい大事な人が戦死してしまうので、主人公とはいえ特尉だけ特別扱いするわけにもいかないしな。
あ、イザークは誰も失ってなくね……準主人公強えええ。好きな子は(くっつくか不明だけど)生きているし戦友(特尉)は絶対死なないし母親も健在。なんやこいつ……。イザークのせいで割とたくさん戦死してしまうのに。ってだからこそ成長して一生を軍に捧げるつもりなんだろうけど。イザークが死ぬと死んでいったザフト兵報われないしな。
イザークほんと美味しいポジションだな。転落人生した甲斐があったというもの。


いま機内で暇なんですが毎回フライト中に創作活動をしようと思い毎回できない……!


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2019年08月24日(土) あまりに時間が経ちすぎて。

キャラクターへのマイナス面の気持ちがゼロ……。



Sガンダムを書いている時はともかく、書く前は「こいつは問題行動ばっかだな……」と思うところもあったんですが。

いまとなってはぶっちゃけどうでもいいというか。まあ問題は問題だけどこの物語においてこのキャラはそういう役割だしな、的に思えてきてそれはそれで物語を回す一つのピースとして大事というか愛しいというか。

そんなわけで全員ハッピーで終わればいいのに、と思ってるんですけどそうもいかないんですよね。

そういう思いから生き残るにしてももっとボロボロになる予定だったのに、そこまでしなくても、とか逆方向で介入し始めた自分がいる……。


とはいえやらかした落とし前は取らなきゃいけないのがガンダムなんで、そこはちゃんとしたいんだけど……。

ただ、Sガンダムの設定は相当に設定が(アニメから)変わっているからやらかしてるキャラがそもそもそんなにいないという。2人くらい無自覚で酷いのがいて、自覚して1人アレなのがいるくらいで。
でも、何だろう。私自身が上記のような心情でどうでもよくなっているのがな……作中世界ではとんでもないことであっても。

イザークも20話くらいまでは「こいつは銃殺刑でもぬるいな」レベルだったのに準主役になってしまったし……。


ところで部屋を片付けていたらシグーとかゲイツとかグーンとかめっちゃSEEDのプラモが出てきました。グーンはかわいいので好き。当然ブリッツは複数持ってます。私、SEEDのMS好きなんですよね。特にザフト機。

昨日、カッコいいキャラはいないと言っていたけど。
最強にカッコいいイケメンであるブリッツを忘れていた。ニコルもカッコいいけどたぶん映像にしたらめちゃくちゃブリッツかっこいいと思います。もちろんニコルのおかげでかっこいいんだけど、ブリッツそのものがイケメンですからね。

クルーゼは前線に出た時はかなり強さを意識して多彩な攻撃を出せるようにしています。なので絶対的にカッコいいはずなんですが、でも仮面のせいで以下略。
ニコルも操作は巧みな頭脳派だけど、やっぱり限界はあるし。
なのでクルーゼは乗っている機体の特性を限界まで活かせるので楽しいパイロットでもあります。

そうして未だに日々「特尉とニコルが(戦後)くっつく可能性は……」と考えているんですけど、難しい。ニコルよりイザークの方がやっぱりいい気がするし。
でも……、並べてそんなに似合わないわけではないかな、とも思ってきました。クルーゼやイザークの方が似合っているというだけで……うん。
ニコルってもっとファンシーな子の方が並べて似合いそうな気がするんですよね。ラクスとか。ニコルは美少年で美青年になるだろうし特尉は美人なんだけど……うーん……。
なんか私に妙なこだわりがあるんだよな。たぶんニコルはフレイ(美少女)も絵面的に合わないと思うんだよな。なかなか難しいキャラなんだよな……。
なんだろう。ナタルは似合うと思うのに、同じきつめの美人なのになぜ特尉はダメなのか。黒髪ダークアイで完全に東洋系だからかなー。
ナタルとニコルはラテン系同士でなんかいいんだけど……。見た目の話ですが。

特尉にクルーゼが似合っているのはクルーゼのルックスって絶妙なんですよね。イザークほどクールすぎずちょっと甘い感じが残ってる。なのできつい特尉と中和されていい感じというか。
イザークと特尉は似合っているけどちょっと冷たい感じのするビジュアルの組み合わせなんですよね。
ニコルは甘すぎるうえにカラーリングがな……コーディネイターしすぎというか……。ニコルの母方の祖父母はなにを思って娘の髪をグリーンにしたのか……おかげで孫が若草色……。

どうでもいいですが、Sガンダムの最終話は「君は僕に似ている」のEDだよなと思っていたんですが(プロット段階では「月の繭」以外ありえなかったのに)、終盤のOPはメリーゴーランドで決定です。ここへきて。私の中だけで。
望むものは一つだけ〜you stay I goがもうクルーゼそのものでしかない。
終盤のメインキャラはクルーゼ・特尉・ニコルとフラガ+某キャラなので全員を出した映像が私の中だけで熱いという。
「君は僕に似ている」はずっと生き残ったキャラの戦後の映像が私の中で巡るのに最後はクルーゼの墓前に花を添えた特尉が宇宙を見上げてプラントに続いていく……という映像でジエンド以外見えないので……暗いので……。


ところでいま福岡市美術館で富野監督特集があっていて本人もちょうど福岡入りしたみたいだけど……高橋監督特集とかないのかな……。


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2019年08月23日(金) カッコよさ。

Sガンダムは他人が書いたみたいで面白い。
けど他人が書いたみたいで気に入らない表現が多々あるので修正している。という感じなんですが。



初期は出番の多いモブなりにキラやアスランの出番を増やそうとしているのが見て取れ、結果としてけっこう邪魔だな、という身もふたもない感じがありますね……。
特にキラの出番はごっそり削っても良さそうだけど。私がけっこうキラを気に入ってるんで消すのもなというか。消してしまうと最後に翻弄され続けた少年たちが生き残るカタルシスもなくなるしなーという。

アスランは設定上は優秀なルーキーになってるんで、たまにはその片鱗が見える場面を用意しており苦労が伺えるというか。
イージスを機体としてちゃんと書いてやりたかったんだよなーと懐かしく思い出したり。

いわゆるエース級の鬼強いかっこいいパイロットが出てこないので、なかなか「かっこいいキャラは誰になるのか」という部分が戸惑ってしまいますね。
ニコルになるのかなー、非常に活躍していてかっこいいけど。
クルーゼは胡散臭い仮面だし。
特尉は自分のフィールドだと無双できてカッコいいけど、この話だと90%くらいパイロットしてるからそんなにかっこよくないんだよな……。
いやまあかっこよさは追求していないのでいいのだけど……。物語としてどこに読んでくれている人が注目するのだろう?
と思うと……、人気があったキャラはフレイだし……。

特尉というキャラがよく分からないんですが、たぶん律義な人なんだろうなーとニコルに「僕を好きになって欲しい」と言われたからなろうとしている様子を見つつ思うんですが……。彼女の努力とは裏腹に彼女は違う人に惹かれていく、というのがあの世界のたどった道なんですが。
努力の成果なのか否かはおいといて、彼女にとってニコルはクルーゼの次に好きな男性であることには間違いないんですよね。
二人の命を天秤にかけたら選べないレベルではあると思う。ひょっとするとニコルを選ぶかもしれない。
でも、ニコルへの気持ちは「(自分やクルーゼが戦死しても)生きていて欲しい」で、クルーゼへの気持ちは「共に生きたい」なのでその間の差は埋められないレベルで激しい。
ニコルは世界のどこかで生きていてくれればそれで満足というか……。

この差ってどこでついたのだろう。と、初期を読んでいて思うわけですが……。

まあニコルは彼女にずっと親切にはしていたけど、広義でクルーゼは彼女に無理難題を叩きつけつつもずっと守ってはいたからな……ストーカーだし……。

ニコルがMIAになる前から彼女はクルーゼを意識はしてるんで、ニコルがそばにずっといても結果が変わったとは思えないしなー……。

あ、でも。特尉→ニコルの「生きていて欲しい」って感情はクルーゼ→特尉もそうか。じゃあ奴は彼女を好きではなかったのか? いやいやいや。

字面にすると特尉・クルーゼ・ニコルの三角関係とかまじで意味不明だなと思いますね。どうしてそうなった感が強い。
でもニコルってクルーゼの持ってない全てのものを持ってるしなーと思うんです。おそらく彼の部下の中でニコルが抜きんでて全て持っていると思う。
仲のいい両親の揃った幸せな良家で恵まれたともかく陽の人生ってニコルだけだもんな、と。
ニコル自身は非の打ちどころのない子でもあるんでクルーゼは割とニコルを好きだったと思うけど……。


まあ、本題に戻して。カッコいいとは。
イザークとか最初から最後までかっこよくはないよなー。
パイロットに限定するならリリーが一番かっこよかったかもしれない。
Sガンダムで一番好きなのリリーとナタルのコンビだったりします。リリーはフラガと組んでもフレイと組んでもキラと組んでも誰とでも上手くいく貴重なキャラだったけど、やっぱりナタルが一番。
パイロットチームでいうと私はクルーゼ隊よりアークエンジェル組が好きかもなー。クルーゼ隊はなんか、うん、アレだしな。
やはりリリーとフラガという正規のパイロット(大人)がちゃんとしてたので安心感があったんですよね。クルーゼ隊は以下略だし。

アークエンジェル:フラガ(大尉/少佐)、リリー(少尉/中尉)、フレイ(准尉)、キラ(オーブ人)、トール(オーブ人)
クルーゼ隊:アスラン、イザーク、ニコル、ディアッカ、特尉、(クルーゼ)

うん、圧倒的にアークエンジェルだよ……。
アークエンジェルは手練れが二人いて機体も全て最新鋭、クルーゼ隊は機体は最新鋭だけどルーキー。でも意識のみエリート。ザラ小隊に至ってはクルーゼ不在なので戦力的に落ちる。
Sガンダムのアークエンジェルは落とせなくても戦力的に仕方ないと思う。クルーゼ隊が悪いわけじゃない。相手が強い。
あ、クルーゼ隊も(色んな人の思惑のせいで)悪かったけど。

まあでも全部アラスカ戦で変わっちゃいますけどね……。アラスカ戦は転機すぎた。


振り返るとかっこよさが売りのキャラいないな……。
仙道も流川もバスケしてる時だけはかっこいいのに、やっぱり競技スポーツと違うからな……世界が……。


また体調を崩す恐怖があるのでそこそこにしときます。


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2019年08月22日(木) テンションの置き所。

すっかり頭が創作から離れてどのテンションでなにをやればいいのか分からないんですが。


20話くらいまでSガンダム見直したらアップしていこうかなーと思いつつアップのための推敲を開始し。
いまだに新鮮で面白く10話くらいまで見直したんですが。

私は特尉はよくわからないけどこの時期のイザークめっちゃ面白いなー色んな意味でというのはのちの成長を知っているからかなーとか。

これ初めて読む人はどう感じるのか、とか色々違うことが気になってしまいますね。

あと服装はともかくメイクはもうちょっと現代のトレンドに寄せたいなーとか。笑。


特尉の、まりんこゆみでいうところの「(国と軍隊に)マインドファックされている」感じってどう書けばいいのだろう。とか。
私の中では職業軍人はショーンとかハマダ特尉で、特尉はまあちゃんと軍人ですけどちょっと違うんだよなーというか。地の文で「洗脳されてる可能性も考慮してね」ってその都度含ませるしかないのか。
もう「元ネタはヒイロとかキリコ」って書いとくしかないのか。笑。

特尉のバックボーンをそんなに書く気はないので、なんだかなーという感じです。
どういう家庭に生まれ育ったとかよく分からないし。でもたぶん、やらされてた訓練がいつのまにか軍事訓練に移行してた系だよな。エージェントだし。それでいて表向きの知名度もあるからザフトレッドクルーゼ隊と親和性が高いわけで。
両親との関係とかぜったい希薄で隔離されてる系だろうし。強化人間ではないけど、たぶん、かなり国際法スレスレで訓練されたレベルだよなーと。でもそれをいちいち描写する気はないので勝手に考えといてもらいたいというか……。
その辺はどの国にも闇があるしそんなもんだね。ではあるんだけど、別にあの世界観でそこを突っ込まなくてもいいよな―的な。あくまでガンダムだしなと。
彼女の人となりについての解説は彼女のストーカーでもあるクルーゼが要所要所で解説してくれるんでそれでいいじゃん、というか。クルーゼの目を通した彼女の理解で十分な気がするんですよね。
ダメなんかな……。

しかしこれ初期に「キラとアスランと特尉の運命の歯車が云々」って出てくるんですが……キラとアスランは出番のあるモブでしかないのでフカシだよなと自分で思ってしまう。
これは特尉とイザークとクルーゼの物語だよ……。でも初期にそれを書いても「?」なんだよな、と。まあアスランはある意味かなり重要な役だけど……。キラはひたすら巻き込まれ型の哀れな連合側パイロットその1だし……。


私だけが楽しいSガンダムです。


一方の流川ルートは先の話がゼロなので本当に分からない。
色々イメージしていた話はあるんだけど間があいたせいですっかり忘れているし……。流川3年から諸星のユニバ優勝までの流れはちゃんと書いときたいんだけど、仙道編の番外編をかなり簡略化して終わらせたようにサクサク取り合えず進めるべきか。うーん。


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2019年08月19日(月) 復活。

どうにか回復してきた……。



人生で三度目の突発性難聴になって薬と点滴漬けだったんですが、ようやく回復してきてホッとしています。


たしかSガンダム本格的にやめたのもこれのせいだった気がするんでSガンダムに触ると再発するのかというオカルトにやや怯えました。
まあ三度目なんで違うと思うけど。再発しない病気らしいんですがね本来は。
ただハマりこんで集中して睡眠時間ゼロ食事取らないとか身体を酷使するのがダメな気がしますね。おまけにやや辛い話なので距離置いてるつもりでも精神やられがちなのかも。それが原因とはいわないけど多少関係があったりとかするのかもしれません。
皆さんもお気を付けください。

ただ、私は作品とは距離を置いてるんですが書くときに頭が世界観に入り込んでないと書けないのでほかの話って一切書けなくなっちゃうんですよね。
スラダンとかは辛い話ではないので辛くはないんですが……スラダンを書けるテンションに自分を持っていくのに時間がかかる。
器用な人がうらやましいです。


なにもしない日々が続いたのでしばらくは大人しく創作からは遠ざかろうか、Sガンダムアップの準備をするか、流川ルート進めるか……どうしよう。


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2019年08月10日(土) 帰国……。

今年の夏は帰らないつもりだったんですが、Sガンダム書き上げたころから体調が悪いと思っていたのが本格化して急遽帰国したんですが日本暑い……。

やはり夜更かしがいけなかったのか……。

欧州はバカンスのこの時期、医者はバカンスで不在なのでどうしようもないというね。
まあこっちもお盆休みですが……。


帰国する前にアメリカの大学で修士取ったコロンビア人の同期かつ同僚に「アメリカの大学のシステムの内情を詳しく教えて」と流川ルートのために色々細かい確認をしてきたんですが、果たして使われる日は来るのか……。

トロントは米っぽさもありつつ基本は英国のカレッジ制と似てるんで特に困らないんですけども……。
まあ、私自身が来月アメリカに行くので……UCの二校に用もあるので、(流川の狙っている大学と)同じディビジョン1のバスケ部を持つ大学をしっかり見てこようかと思います。これが流川ルートに使われる日が以下略。


イザークプロモーション編を書きたいんですが、これ書き上げたのを完全版にしない限りボロが出そうでやはり全話アップするのが先かなーと色々考えています。

クルーゼと特尉の絡みをまじめにどこまで出せばいいのか迷っている……。

にしてもメリーゴーランドがSガンダムの特にクルーゼに合いすぎてこの曲があたまでぐるぐるしている。
特に二番の「こんな僕を君は必要としてくれた」ってところとか超絶ネガティブで卑屈なクルーゼに合っているよな、と。UCの主人公バナージのことを歌っているのだろうとは分かりつつも。
ケミストリーはYour name never goneもクルーゼの心情っぽいんですがこっちは盛大なネタバレになりそうでノーコメント。
これだけ好き放題書きなぐっていても、肝心のストーリーラインはいっさいネタバレしないように一応気を遣っているので……。以前の雑記にはネタバレしてましたのでそれ読んだ人は知ってると思うけど……。

クルーゼの心理描写は私自身があまり書きたくなくて……ミステリアスでいて欲しいのもあるし、あんまりくどくどやってもなーというか。
その辺は同じちょっと病んでる系でもシュナイゼルと区別したかったので……。
めんどくさい人だから描写するとめんどくさい以外にないと思うしな……。
その辺がスパッとストレートなニコルとは違うんだよなー……。
例えば、クルーゼは部下に気遣いも見せるし特尉には厳しかったり優しかったり色々ですけど、そのクルーゼが実際は何を考えていたとか読者が100%知る必要はないと思うんですよね……想像の余地があったほうがいいキャラだと思うので。
ニコルやイザークは、特にイザークは脳内と言葉がほぼ100%一致しているので読者が「こういう意味では?」と考える余地はそれほどないと思うんですが……。
そう言う意味では、主人公の特尉もなにを考えているのか分からないかも。というより書いている私が分かってないので……。クルーゼは私は一応「こういう心理だろうな」と思いつつも描写していないんですが、特尉はガチでわからない。
まあ女ヒイロもしくは女キリコなんでわかんなくて当然だろうとも思っていますが……。


そういや流川も私にとってはそういうタイプのキャラだった……。キリコとかヒイロ系。声も同じ。
でも奴らに比べるとだいぶ人間ぽいというか分かりやすいな、といまは思ってます。まあ流川は文字通り割と普通の高校生ですからね……。

イザークのプロモ編が書きたいのはイザークとニコルがどういう関係になるのか、どんな会話をするのか興味があるからかも。
ニコルが知っているのは成長したイザークじゃないからな……。イザークはずっとニコルと改めて話がしたいと悔いていて違う関係が作れるんじゃないかと思っていたので……じゃあどんな関係になるんだ?と。
私は案外気が合うと思うんです。ニコルはイザークと特尉を「似てる……」と思っていたので割と好みのタイプなんじゃないか、と。イザークも。笑。
イザークの方が年上ですがニコルの方がだいぶ中身は大人なんで3人いたらイザークが末っ子な扱いなんだろうなーとか。書いてないので分からないですけど。

でもそのイザークが「じゃあもうあいつ(特尉)でいっか(結婚相手)」とか言い出したらニコルどうすんだろう……とか。ずっと傷心で墓守人生の彼女には悪いけど割と面白そうで私自身が大人になった彼らの関係を見てみたい。


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2019年08月08日(木) Everlasting love.

以前、雑記でSガンダムの終盤を盛大にネタバレした時もユニコーンのサントラを聴いていたんですが、うっかりメリーゴーランドがSガンダムのクルーゼに合うと気付いてループ地獄。



クルーゼ特尉フラガのアダルト3人組はSガンダムの肝のつもりだったんですが、クルーゼ-フラガとクルーゼ-特尉は独立した関係性でフラガと特尉は弱いんですよね。
お互い名前と顔は知っているんですが、直接の関わりはないし。
主人公が特尉なのでどうしてもフラガの存在が一歩劣るのはどうしようもなかった……。

当初のプロットを大きく離れて特尉はクルーゼを好きになり彼女の願いはクルーゼと一緒に生きていくことになったんですよね。それが叶わないなら一緒に死にたかった。
でも主人公は死ねないというメタ事情もあり……一緒に死にたいという願いはクルーゼが実質拒否したのもあり(彼の願いは彼女に生きて欲しいので)、戦後の彼女はどこにもいけないんですよ。
死のうにも、最愛の男はそれを望んでなかったと悟っているので迂闊に死ねない。かといって生きていてもすることもないという。墓守人生まっしぐら。

この関係にどうやってニコルが入っていくんだ?
ってハラハラしてたら、あの子は唯一(フラガも入れたら唯ニだけど)クルーゼ の本当の気持ちを分かっていたので……戦後の番外編でニコルがそれを彼女に教えてあげたら少しは救われるのかなーなんて考えました。恋敵なんで嫌だろうけどね。
ニコルは今改めて見ると、当時はちょっとこの子ガンガン行きすぎだと思ってたんですが、思考回路は非常に真っ当でとても成熟してるというか。いまそう思うので本当に成熟してるんだなというか。ニコルがクルーゼと特尉に割って入る意味もこの辺にあったのかなーなんて思います……。
これはイザークには絶対にできないことなので……。
ニコルはある意味特尉以上にクルーゼに物怖じせずガンガン主張できるレアキャラでもあるしな。ニコルの強さは仮に好きになった特尉だろうが誰だろうが自分の主張ははっきりできるところにあるんで気持ちがいいというか。
私はニコルは本格的に彼女がクルーゼを好きだと気付いたらもっとごねると思ってたんですが、そういうこともなく……最後まで非常に強く優しいある意味最強キャラだった。
心の底から嫌だったろうに勘違ってる仮面に、彼女が愛しているのはあなただ、僕じゃない!と言える本当に潔い子というか。私はニコルをもう少し打算的な子かと思っていたのでこの辺りは本当にびっくりしたんです。もう本当にキャラ一人歩きしまくってて私は制御不能状態なんですよね。
ニコルはSガンダムでは「なぜここでニコル?」と思われがちかもしれないけどニコルいないと話が回らないレベルでめちゃくちゃ重要だわ……。


まあ理不尽さが残ってこそガンダムとも言えるけど……。
私のプロットとは違うところに終着して、今現在の私はウルトラCを模索してる状態なんですが……。

読む人が例えいなくても終わったことはホッとしたので……そして新たな疑問も出てきて戦後の話も書こうと思っているという状態が嘘みたいです。数ヶ月前の私は信じられなかったと思います。本当に諦めて筆折ったので。


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2019年08月07日(水) 人気キャラとは。

本題に入る前に。
流川ルート更新したいなと思ってワードを開いたんですが(もう少し書かないと無理でした)、最近Sガンダムをずっと見ていたので書きかたの違いが……。



Sガンダムを書いていたころは一字下げをしていなかったんです。PCで横書きだと縦書きと見え方も違うし。
そのうち気になってちゃんと下げるようにしたんですがSガンダムは昔書いた話なのでそのままですね。もう修正するほどの気力はないので、書き足した分も下げずに書いたのでいま流川ルートを見て違和感。
群像劇仕様なのでこの話は視点がころころ変わりますしね……。


Sガンダムでも例によって好きなキャラアンケを取ったことがあるんですが。
「好きなMS」も一緒に捻じ込んだりしたあたり私のこだわりが垣間見えるアレな投票でしたが……。

思い返せば男性キャラで一番人気があったのはクルーゼだった……。次いでイザーク。
順当なんだけど……。順当なんだけど……。ニコル派はそんなにいないのだろうか。

ニコル派の最大派閥は私ですがね……!

でも私は別にニコルと特尉をくっつけたいわけでもないんですよね。でも最終的にふられるだろうニコルには同情しているというか。

ガンダムなので、最初の男が戦死して二番目の男を好きになって最終的に最初の男が帰って来たとしても二番目の男をより好きになっていた。なんてありがちなんですが。問題はあの特尉そんなに恋多きキャラじゃないだろ、という。

創作関係で好きな人がころころ変わるのは好かれないとも思うし、それ以前に主人公のキャラとは違うというか。
あの人別にニコルに恋愛感情は抱いてないしな……。好意はあるけど恋愛未満なんだよな……。ニコルがぐいぐいくるタイプで彼女は免疫ゼロなので押されがちではあったけども……。
そしてクルーゼが本当に好きなのは読んでて分かるんで無理にニコルをプッシュするのもな、というか。特尉というキャラがよく分かってない私ですら彼女はとてもクルーゼが好きなのだと分かるので。彼女にとってはクルーゼと過ごしたプラントでの短い時間が一個人として幸せだった人生の全てであとはもうどうでもいいという状態で生きていくのはなんか……私自身が後味が悪いというか。クルーゼは全て彼女のために、たぶん彼のできうる全てを残しているけど肝心なことは何も彼女にしていないし。
私から見るととても独りよがりで身勝手に見えるというか……。まあ、実際まだ若くて未熟なんだから仕方ないと思うけど……。

ただなー、クルーゼ視点の世界観だと、会えるはずもない人に会った→「ラウ!?(ル・クルーゼ?)。……私も(グリマルディ戦線の時)月にいたので(あなたの名を)知っています」→自分も彼女も奴(フラガ)も月にいた、そしてこうして出会って一年後再びアラスカで集った。という宿縁モードで最後まで行くんでね……。三人揃わないとエンディングに入れないんだよね。
まさにクルーゼの気持ちは”望むものはひとつだけもしも僕が消え去っても変わらぬ思いを… you stay I go”というか(ガンダム違い)。

いま思ったけど、ユニコーンEDケミストリーのmerry-go-roundかなり合ってるんじゃないかな、鍵をかけた遠いmemories以下略とか最終戦のクルーゼ視点の特尉・フラガとの関係だよなーと。ガンダムっぽい!
俺はこういうのがやりたくて来たんだよ!(関俊彦違い)というか。

めっちゃクルーゼがガンダムの主役に思えてくるなこれ……!


フラガ抜きで話畳んで特尉と幸せに暮らしましたってなんじゃそらなんだよな……。でも特尉にとっちゃフラガはどうでもいい人だからというズレがね……。


ただ、そうは言っても。私はブリッツ推しなんでパイロットのニコルも推しです。話に介入はしないけど。

私がニコル派なもんでクルーゼが一番人気で「まじか……」「まじで?変な仮面じゃない?」と疑心暗鬼になってもいましたね。イザークは分かるんだけど。まあ二人を押さえてフレイが実質トップでしたが。力を入れて書いてたので嬉しかったんですが終盤は役割が終わってしまってそんなに出番なかったので申し訳ない気持ちにもなったりしました。

特尉は(仕事中は)相手にしているキャラによって対応を変えるタイプの上官というか先任士官だったので、各キャラをどう使おうか思案しているところは書いていて楽しかったです。
特に彼女は意外とディアッカを使いこなしていたのに(一番苦手とも言っていたけど)、一応物語なので全ての事柄は伏線になってあとで化けるので、ディアッカのことも色々アレな結果に繋がってしまうという。
なので主役陣営でメインを張る特尉とイザークは常に「あの時こうしなければ」という後悔にさいなまれていた感じですね。
イザークは基本自分の失態のせいなんで自身を省みて成長しているんですが……。

イザークははやい段階で準主役に昇格したので無事に終戦を迎えることは確定してましたが、クルーゼはなー……。誰かウルトラCを思いついてくれないかな……。

いま連載してたら誰が人気キャラになるんだろう?
変わらないのか、それとも……うーん。


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2019年08月06日(火) とんでもないことに気づいた!

ニコルと特尉で年齢差が云々なら流川と牧ちゃんもあかんやんけ!



ということに気づきちょっと愕然とした私です。

いや、当時から年齢差について突っ込まれた記憶はないので私が勝手に気にしているだけかもしれませんが。

ニコルと特尉の関係性って非常に微妙で、ニコルは一貫して彼女を「好きな人」扱いつまり女性として扱っていて、特尉は彼をやや子ども扱いしつつも割と甘えてもいるという……関係性は明確に男女の関係なんですよね。
この辺りが男女のにおいはゼロなイザークと特尉とは違う。明確に彼女はニコルの方が好きなんです。が、クルーゼを失ったあとにニコルは選ばない(イザークなら可)。という心理状態に陥るだろう変な人……というか。

私が彼女を20代中盤くらいのつもりで書いてるからか「これはいわゆるおねショタというやつなのでは?」と思ってダメなのかも……。
実際は年齢差たかだか3歳だし、ティーンに手を出す仮面野郎よりよっぽどいいのに。
そこで気づいたのが。

流川(16)と牧ちゃん(18)もダメってことか!?
ていうかニコルと流川同い年かよ!!!マジかよ!

と気付いてしまい……。
こう書くと全然OKですよね。流川と同い年ならそりゃ好きな人にグイグイいって手も出すわ……ニコル許されたな。とか。笑。
まあ、流川よりニコルの方がだいぶ精神的には成熟していて大人ですけども……。


当初の予定通り最愛の人は失ってもニコルとくっつくエンドだったら……うーん。いまいち想像できない。
戦後はニコルは軍を退くだろうし、墓守していて暇な特尉にはいいとも思うんだけど……。

個人的にはアマルフィ隊を結成して「アマルフィ隊ニコル・アマルフィ。ブリッツ、出ます!」なシーンが見たいんだけど……ぜったいかっこいい。良い隊長になるだろうな。と思うけど本人たぶん軍から退きたいよな、と。


突き詰めて考えると私がニコルと特尉の関係性がいまいちだなと思うのは、ニコル側の気持ちが大きすぎるからかな。
イザークと特尉だと、基本は特尉がイザークのお守りというか、フォローしカバーしつつ軍務をこなしてますがガチで特尉がやばい時にはイザークが彼女をフォローをしている。一番長く一緒に戦っているし息が合っているんですよね。
しかしニコルは……特尉的にはずっと自分に親切にしてくれていたのに何も返せないまま目の前で(特殊な状況で)MIAになってしまいトラウマ。その後の困難を一緒に乗り越える相手はイザークとクルーゼなので何かを一緒に成し遂げた感はないんですよね。
あるのは後悔と負い目だけで。それがなくなったらまた一から関係性を築いていけばいいんですが、ニコルはしっかりしていて自立した子なんで彼女にできることはもうない。
ニコルに一生甘えているのはいやだったんじゃないかなーなんて思います。イザーク相手だったらお互いをサポートしあえる関係になれるけど……という。

ニコルはニコルで「そうじゃない」って言い分もあるでしょうけどね。
この感情はクルーゼ→特尉に似てるかもしれない。自分なんかとてもとても、というちょっと卑屈な感情というか。

たぶんSガンダムにおけるニコルはパーフェクトガイすぎてどうしようもないんだよな……。欠点ないもんな。リア充だし。いまはまだ美少年然としてるけど、こんなん大人になったら無敵やんけ、ってのが目に見えている。
そりゃクルーゼもニコルに託したくなるわ、と。

特尉もそんなに自分自身に自信があるようには見えないっていうか、自分で半分国家に都合よく作られたエージェントだって分かってんですよね。その中で自分の強さに矜持があるんで軍人としては自信があるんだけど……私生活はね。
クルーゼの場合は全てにおいて自信がない超ネガティブ野郎だし。
ニコルは自信しかない系だもんな。家はお金持ち、良家のおぼっさまで両親健在で夫婦仲も良く芸術スキルも軍事スキルも高い。最年少なのに精神的に一番安定していて冷静、でも穏やかで優しい。そして美少年。……眩しいよなこれ上記二名から見ると。
ニコルから見ると「隊長すごい」なのに、なかなかままならないものです。隣の芝生は青いなり。


このサイトにおけるマイルストーンがSガンダムだとは何回か書きましたが。
このサイトで一番健全な話もSガンダムかもしれないです。
100話書いても年齢指定しなきゃいけないようなシーンなし!
私なるべくそういう描写避けてるつもりなんですが、避けてるわりにはどの話にもあるしな……とちょっと遠い目になります。
微笑ましいボーイミーツガールはあるけど、ラブって感じじゃないし。
クルーゼと特尉は、たぶんクルーゼのせいで雰囲気はエロいけどハッタリだしな……あいつらぜったいプラトニックだし。
ニコルと特尉の関係性は男女のそれだと書きましたが、特尉とクルーゼはまた微妙なんですよね。
なにせクルーゼがニコルほど彼女を異性愛の対象と扱っているわけではないので。ニコルはストレートに表現しているけど、彼らは、まあ、割とずるい大人なんでロールゲームをやっちゃうんですよね。「これは上官として」「いまは友人だ」等々ね。まあ、でもイザークと特尉みたいに「なんの性的なにおいもしない」という関係ではないのでやっぱり男女的な関係になるのかな……振れ幅が大きいというだけで。
でもラブシーンっぽいのがあったのは特尉とニコルだけですけどね……大したことではないけど。私はクルーゼと特尉の思わせぶりなシーンの方が気に入ってますが……。自分が書いた話じゃないみたいで。
しかし主人公とそういう絡みがあるのが最年少と最年長って……。中間層とはなにもない。笑。

特尉とクルーゼは私の想定外の関係性なので、なかなか私自身も分からないんですが。
特尉はとある設定上非常に名の知れた(売れた/売られた)ナチュラルなんでクルーゼは最初から知っていて、終盤までそれを黙っているわけですが。偶発的とはいえクルーゼが自分の出生を少し彼女に見せたのは「自分も彼女を知っているから教えた」程度だったと思うんですよね。
彼は彼女が「ラッキー」とばかりにその情報を祖国に流してなにかを見つけておそらくどう彼女の同僚が動くかもある程度は予測できていたと思うんです。
確かに8割がたは当たっていたけど、彼女はクルーゼに同情も覚えてしまった。クルーゼとしては哀れまれるのは屈辱なんですよね。何度も「やめてくれ」と言っている。しかし彼女の気持ちは恋慕に変わっていくわけで……、やっぱりクルーゼにはそれが素直に受け入れられなかったとしか。それか遅すぎた。
もしくはクルーゼにとって知識の中の「特尉」が予想外に生身の人間すぎたのか。それを受け止める時間がなかったんじゃないかなー。なんて。
でもクルーゼも彼女といるうちに変わっていった気持ちはたぶんあると思うんですが……。というか彼女も同情から愛情に変わったわけではなく、もちろん出生のことは踏まえたうえで普通に徐々に惹かれていってるし。ポンコツだから終盤まで気づかないってだけで。
皆ニコルみたいに「この人が運命の人だ!」って即決して即行動に移せればいいんだけどなかなかな、と。笑。
あ、でもあの人、クルーゼの表情が見えないからよく「声が優しい」ってうるうるしてたからもしかしてガチで関俊彦ボイス萌えってだけだったり……いやまさか。まさか……。そして彼女はそれを「ズルイ男」と評するという。なにせロールゲームやってるって自覚ありますからね彼ら……。
このズルイ男ってのにクルーゼの全てが集約されてる気がする。同情して欲しくないなら彼女の前で心情を吐露しなきゃいいし隊長として優しくもしなきゃいいのに。と思うけどクルーゼもそんな気があってやってるわけではないんだよなーという。
ヤングアダルト陣はティーンよりはこざかしい大人な感じがするけど未熟な部分もあるな、という感じかな。

まあ、群像劇なのでそう二人にばかりかまけてもいられないのですが……。
何が目的で書いてるか?というと、うーん、ガンダム書きたかったとしか。
ラブストーリーど真ん中でなくても、コーディネイターとナチュラルの和解、それが仮に局地的にでも、というのはドラマとしてはいいんじゃないかな、と。
和解もあればどうしても分かりあえない人たちもいるし、人種ではなく戦争でこじれた仲もあるし。お偉いさんたちはもっと違うところ見てたり。そういう群像劇ですね。
軸はなぜかナチュラル二人ですが……まあクルーゼはただのナチュラルともちょっと違うんでね。


流川と比較することでニコルが許された感じなんですが、それはそれとして……なかなか全員ハッピーになれる道は難しい。


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2019年08月05日(月) 階級のある軍隊。

ない軍隊とか存在してないと思うけど。




「まりんこゆみ」という4コマ漫画が非常に面白くて大好きなんですが。
その漫画の主人公ユミが伍長(下士官の最下位)に昇進した時の友人たちの反応がまさにコレだよなーという。



この漫画のツリーの反応を追っているとやはり一般の人には軍というものがよく分からないんだろうなと再確認できたんですが……。
まりんこゆみは最初の数話は「なんだこのキモイ萌え漫画は」と思っていたのですが……原案の方はリアル女性海兵隊将校だった方で、少し読み進めていくと非常にリアルで自衛隊と米軍の違いも非常に分かりやすく対比していて、とても良い漫画でした。

一兵卒から始まるので最終的にユミは士官学校へ進み、少尉に任官される辺りで話は原案の方が亡くなったのもあって終わるんですが……。
これを読むと、どれだけ士官以上が雲の上の人たちか分かると思います。そして下士官がどんな役割を担っているか、兵卒がどんな役割を担っているか等々とても分かりやすい。

ザフトはアレな軍なうえに戦時中はイレギュラーもあるのでなかなか比べることは難しいですが、やはり若造が将官佐官だと違和感しかないので……。

というかザフトの軍事アカデミーも媒体によっては「士官学校」って書かれているけど、やってる内容が士官学校のそれとはまったく違うのでSガンダムではあくまで兵士養成学校でしかないんです……。
そもそも士官教育受けていたらあんな軍隊にはならんし……。ちゃんと教育されてないから単なるいち軍人が勘違いして「戦争を終わらせる」とか言い始めるんだよな……。まりんこゆみならブートキャンプでそんな根性は叩きつぶされているはず。というかアムロですらそんな勘違いは最後までしていなかったけど……。

まあいいや。
特殊部隊とかリアルでも人間やめてますレベルの人たちの集団ですから、たぶん特尉クラスは割といるんじゃないかなと思ったりします。リアルだと。

特尉はその階級の通り非常に特殊なポジションなんでこっちも正規の軍とはやや違う部分があるんですが……それでも彼女がザフトでやっていたことはかなり尉官的な指揮だと思うというか。もちろん彼女は士官教育は受けている設定なので当然なのですが……。
とある任務では佐官格のポジションにいたけどそれはもうクルーゼのせいだったんでね……。戦時階級ってヤツですが、ザフトには階級がないのでね……。

まあでも士官教育ゼロということを踏まえると、そりゃ能力差が顕著に出るというか……センスの有無でだいぶ変わりそうというか。
クルーゼにはセンスがあったのといわゆるコソ勉して努力したんだろうな、と思うとあの人ほんと難儀な人だな、と……。
でもクルーゼもカリスマで持ってるような人なんだよな、パイロット能力はあるけど。
そりゃ個人的感情以外でも特尉を補佐に選ぶよな的な……彼女がいるとまともに作戦立案されて成功する率があがるからクルーゼ的にOKかは知らんけど、彼女に無茶振りしてクリアしてきたら嬉しいという変な性癖持ちだからな……。

やっぱりニコルにしとけ、って言いたい……。


いや、本来なら。プロット通りなら。エンドマークはウィーンの街角で成長したニコルと特尉でジ・エンドだったはずなんですよ。
もう絶対無理じゃん……。もう高確率で墓守エンドだよ……。この高確率の意味は私がクルーゼ生存で話が破綻しないウルトラCを思いついた場合にのみ書き換えるという意味なんで実質墓守エンドだよ……。

というかニコルヒーローの名残で特尉は19歳なんですよねたぶん。実際、知人に生駒祐未さん(15歳?)の髪と目を黒くして口紅引いた画像を見せて「たぶんこんな人じゃね?」って言ったら「老けてるな!」とか言われたことがあって……。たぶん口紅には年齢をあげさせる効果があるんでしょうけど……。ちなみにこの方は「(特尉って)色気ないよね」とかさんざんな言い様だったんで……。まあ色気は、うん、ないかな。綺麗なお姉さんだけどフレイ・アルスター嬢(15)に色気では負けてそう……。クルーゼは仮面装備でも色気あるのにどうしてああなった。
まあ、でも、今では19歳でもよかったと思ってますが、クルーゼも24歳で若いし。
ただこれ最初期のクルーゼ28歳という設定の方を採用していた場合、ティーンに手を出すおっさん化してしまう……あかん。事案や。24歳はギリギリ19歳が主役の好きな相手として許される年齢差かなと。(そしてクルーゼはリマスター版で事案化してて言い訳不能の変態仮面になっていたという。フレイ15歳だぞ……)(一歩間違ってたら特尉もあんな扱いだよなーと遠い目になるけどそれにしても事案どころじゃないというかね。あのクルーゼならそりゃニコルも心配しまくるわ大正解だよ的な)
まあ、クルーゼは仮面さえ取ればめっちゃ童顔だからお似合いだと思うけど……。
身長が165のニコルを自分より若干大きいと言っていたので、彼女は生駒祐未さんよりも背が低い……。たぶんクルーゼとはきっちり20センチ差じゃないかな。160はあるだろう。やっぱりお似合いではあるんだよな。

気持ち的に彼女は20代中盤、クルーゼは20代後半くらいの感じで書いてますね……。
特尉の19歳ってのもかなり若いのにそれより年上の男性にティーンとの関係を匂わせるような描写は絶対したくなく……。クルーゼとの関係を匂わせるのはアイリーン・カナーバだったりなのがSガンダムですね。何もないと思うけどアイリーンはクルーゼをちょっと気になっている的な。
クルーゼ隊の女性兵士もたぶんことごとく若いんですぐ事案になるんだよな……アイリーンだと並べていて割とお似合いだけど……。ああでも仮面付けてなかったらクルーゼは童顔だからアイリーンとだとちょっとアレか。
さんざん仮面をディスっておいてあれだけどあの人仮面自体は似合ってるよな。

Sガンダムでもクルーゼはミスリード的ではあるんだよな。アイリーンとの関係もそうだし。特尉も最初は隊長室に軟禁状態だったから彼女は「意地でも仮面のベッドでは寝ねえ!」って感じで機体チェックしたりしているうちにガモフに移動してホッとしていたし。
しかし隊員の皆さんの中には下世話な誤解をしている輩もいる、という。
本当に迷惑な仮面だよあいつは……。
ニコルがガモフで「ヴェサリウスではどの部屋をお使いに……?」って聞いて「……隊長室にいたかな」と答えて、あのままあそこに軟禁だったらゾッとしない、と思っているので……本当に不眠不休だったのかも。本当に迷惑な仮面略。

彼らは基本は友人で業務上は上官と部下なのでTPOに合わせて使い分けているわけですが、彼は「(カーペンタリアに戻ったら)食事を御馳走しよう(この作戦で世話になったし)」と上官としてか友人としてか曖昧なまま特尉を誘ってましたが……行くとしたら当然上級兵士用のレストランだろうし。彼女はずっと敬語を使う羽目になるのか……食事不味いだろうな。とふと思いました。
のちのち「プライベートで誘われたのははじめて」と別の場面で思っていたので彼女はこの誘いは「仕事」と処理したんだな、といま書いていて気付く。笑。


年齢差に戻って。年齢差のせいと所属軍が違うという意味でかなり重要なキャラであるフラガ(28歳)をそこまで話の中枢に組み込めなかったのは残念かな。特尉と出会った時点でクルーゼの興味がそっちに移ってるから仕方ないとはいえ……。
でもウルトラCは思いつかない。ストーリー破綻しないという前提だからきつい。

ただクルーゼを一つ弁護するなら、彼は基本的に特尉の不利になるようなことはしていないんで……。彼女は苦しい道でも共に生きることを願ったけど、彼は(どうせ長生きできないから)彼女がまともに生きられる道を用意したと言うべきか。
所詮は彼女も上から見ると単なるコマですからね……。戦後はよくてアムロコースだろうからそれよりももっといい様に、と思ってたんじゃないかなーと思うんだけど私にも分からない。


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2019年08月04日(日) 肉食系。

狙った獲物に対するニコルのアグレッシブ具合……。



まあニコルにも色々事情はあるんですが、婚姻統制に逆らいたいわけだし……。

特尉は設定的にかなりの美人にしたうえにエキゾチックな付加価値があるので、プラントのコーディにはきっと物珍しいんだろうけど……。

ニコルは優しい子なんで彼女に一目惚れしてなくても彼女に優しくしていたと思うんですがうっかり一目惚れしちゃったんでアグレッシブアプローチがすさまじかったという。

これ年下でかわいらしい美少年だからまだいいけど、年上のいかついおっさんとかだったら普通に怖い事案だよなという。特に初期はね。
クルーゼ含めて全方位警戒していた特尉がもし最初にニコルの好意に気づいていたらドン引きだったかもしれない。

クルーゼ隊のパイロット三人組、全員ほぼ好きになった子(ナチュラル)の見た目に惹かれているよな……。一目惚れ系。笑。これが若さか、というか。

イザークはちょっと違うけど、でも全員見た目も好意の対象ですもんね。素朴な子か、超絶美少女か、オリエンタル美女かって違いはあれど。
そんなにプラントの女の子は奇抜だったのか……。でも軍にいるとゴリラが超絶美女に見えてくるとかいうネタが……某ガチ監修付の漫画であったし……嫌な話本当だろうとも思うわけですが。
そんな中で平均より上のルックスの女の子に会ったらちょっとのぼせ上るのもまあ仕方ないのか……。


最終的にニコルは特尉を落とせないけど、私なんかは単純にニコルは欠点のない相手だと思っちゃいますけど彼女の好みではなかったということかな。
もしかして特尉もルックスで相手を見ているのか? という視点で見ていくとちょっと面白い。

クルーゼは正統派の金髪碧眼美形。しかも長身。ムウ・ラ・フラガをシャープにした感じなのでフラガに似てるけどフラガを美形にリファインしたという方が近いかな。
次いでイザーク。プラチナブロンドに碧眼の北欧系正統派美形。クルーゼより若干冷たい感じのする顔立ちですね。特尉は第一印象を「恐ろしいほど整った顔」と評していたので彼女の目から見ても美形なんでしょう。

墓守人生のあとニコルとはくっ付かずイザークとならくっつくかも。と書いていて「ん?」と思ったのが……単純に彼女の好みは正統派美形だった、ということなのでは、というとんでもない結論が。笑。
イザークはナチュラルでもありそうな美形ですからね。
対するニコルは……非常にかわいらしい美少年でおそらくかなりの美青年に育つとは思いますが、どう頑張っても髪の色からしてコーディネイターだもんな……。
そういえば特尉と初期に仲の良かったショーン・ブラウンも普通の茶髪の美形……。やっぱり彼女はコーディネイター的なものが苦手なんでは、などと思ったり思わなかったり。

まあ、もちろんそんなわけないんですけど……。クルーゼを好きになったのも素顔はほぼ関係ないし。そりゃのちのち「綺麗な人」とは思っていたけど……。


彼女はどう見ても恋愛慣れはしてないんでグイグイこられるのは本当に苦手だったんだろうなーと思います。
それでも彼女はニコルがとても好きだったので邪険にはしてなかったけど、グイグイ来るのだけは勘弁、とは思っていたと思いますね。その反動でニコルがMIAになったときは「もう少し取り合って考えるべきだったか」と後悔もしてますしね。
まあ、取り合っていたところで……ニコルが生きていても結局彼女はクルーゼに惹かれていくと思うけど……。

ニコルが生きていたらクルーゼの補佐にはニコルを推したと彼女が言ってましたが、クルーゼ本人は特尉を副官としてそばに置きたいんだから絶対屁理屈つけて却下するだろうしな……。笑。
ニコルが生きていたらクルーゼvsニコルな変なライバル関係が続くだけだったという。
ただ私はクルーゼと特尉の司令官-参謀ってコンビはけっこう好きでしたね。
「はいじゃあ取り合えず出撃して戦果あげてきてね☆」
「以上、隊長から具体的な指示がないので現場で調整しまーす」
なグダグダっぷりがね。彼女にとっては受難な日々でしたが、取り合えず彼女はクルーゼにサシで文句は言えるので何だかんだ二人でコマを進めていましたが、彼女以外だったらまずクルーゼと連携するの無理だと思うんですよね。
あんな若造コンビ(24歳と19歳)がよくもまあ大艦隊を率いて……と思ってしまいます。あり得ませんもんね普通なら。
特尉は「尉官程度なんだからやめてくれよ……」と思っていたけど、クルーゼと歳が近いというのはずいぶん慰めになったと思います。仕事面では良いペアですね。

ただ恋愛面はね……、私は理屈として分かるだけで私が特尉だったらニコルの方がいいので彼女の気持ちに同調は出来かねますが……。
私がクルーゼ隊のオペレーターとかだったらまあ隊長に惹かれる気持ちは一ミリくらいは分かりますけどね。でもいくらイケボでも仮面野郎ですよね。ザフトのトップガンという肩書が変な仮面で打ち消されてる気がするんですが……。

まあ、クルーゼは跳びぬけて若い将官レベルの指揮官なんで……本人に相当な実力とカリスマ性がないとコーディ軍団なんてとても率いてられないので凄いことには変わらないんですが。

特尉がクルーゼ隊で徐々に信頼を得られたのは、そもそもパイロットは常に前線に出て艦を守っているうえに彼女は非常にメカニックを重用したのでメカニックからの信頼が厚い(他のパイロットはメカニックを軽んじていたので)。ブリッジクルーは上官三名(クルーゼ・アデス・ゼルマン)が彼女を士官相応の扱いをするので従わざるを得ない。そして最終的に戦果をあげるので認めざるを得ない。というサイクルで初期はともかく低軌道会戦後にはほぼ馴染んでいるんですよね。
クルーゼも部下にはけっこう優しいのでこんな感じで支持層を得ていたのだろうか……。


肉食系の話からそれましたが、戦闘時と私生活ってなかなか結び付かないな、とも思います。
クルーゼは指揮官としてもパイロットとしても肉食系というかアグレッシブですが、私生活とかぜったいポンコツだもんな……。
特尉は兵士としてはアグレッシブですが指揮官としては慎重派。私生活は、うん、ポンコツその2ですよね……。
ニコルは指揮の経験はないけど、チーム戦だと慎重派ですが個人行動ならアグレッシブで特尉に近いタイプですね。ただ特尉よりは単機行動時に頭脳派かも。特尉の場合は命知らずな面が多いんで。ニコルは個人の方が力を発揮できるのでブリッツは非常にフィットした機体だと思います。アルテミス攻略時にもそれが出てますね。
私生活は友達も多くピアノのコンサートとかもやれちゃうリア充。たぶんクルーゼとか特尉からすると「うおっ、リア充光線まぶしッ!」系の人なんだよな。……のちのち「イザークと結婚ならいっか」と彼女が思うとしたらこういう部分に理由があるのかも……。
クルーゼ隊って陰属性が多い気がする。
陰>クルーゼ、アスラン
陽>ニコル、ディアッカ
中立>イザーク、特尉
そうでもなかった。笑。めっちゃバランスいいな初期は。

あまりギャグ要素を入れたくなかったのでオミットしたけど、真面目に宣伝用ポスターは絵になると思うんで撮影時のエピソードとかあれば面白かったかも……。


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2019年08月03日(土) プラトニックな関係。

いまだにずーっと悩んでることなんですが。




Sガンダムは初めは夢小説として公開していて、裏にひっこめた際に主人公の名前は固定にしたのでオリジナル二次というくくりになると思います。
このサイトの他の話はデフォルト名からいくら変えてもらっても話に支障はないので構わなかったんですが、どうしてもこの話だけは特尉の名まえというかファーストネームは非常に重要だったので……。

いまは夢小説というくくりでもpixiv等で名前固定の話ばかりなので、ああいう場だったら公開できるかなと思ってます。
サイトに公開してもいいんですが、名前変換はもう付けられないので、それがダメという方も多いと思いますし……。


裏に公開した時に話をかなりリファインしたので、ニコルと特尉の関係がやや変わっています。
単純に私がニコルをヒーローにするのを諦めたので、私が無理やり介入した個所を書き直しただけなんですが……。
それでもニコルはまだまだマッシブな子だったけど……。
これのせいでクルーゼが特尉がニコルを好きだと思っていることが100%誤解になるんで特尉も最後まで「(何言ってんだこいつ……)(私が好きなのお前だけど)」状態というもうこいつら最高にアフォ状態になってるのがなんだかなーですが。まあクルーゼの卑屈さに磨きはかかってるんでいいけど……。

彼女はプラントではクルーゼの隊長寮にいる(表向き寮がない、裏向き軟禁扱い)ので、終盤にプラントに戻ってきた際にはしばらく文字通り一緒に暮らしているわけですが……。
これニコルだったら絶対手出してるよな、というか。まあシェアハウスなんて珍しくもないけど。
ニコルは序盤で「そんな扱いするなら彼女は僕の家に連れていく」って言ってましたが(本音はたぶんみんなの憧れの隊長と彼女を一緒にいさせたくない)、序盤はいいとして結局ニコルはMIAになるんだから終盤で戻ってきた場合は隊長寮行きだよなーというか。
まあディアッカもいないんで「イザークの相部屋が空いてる」とか超適当な扱いをされた恐れもあるけど。

彼女はニコルではなくクルーゼを選んだので(ニコルの家を選んでいたら、ニコルのパパが議会で不利な立場になるかもしれない)(単純にクルーゼとさしで話がしてみたかった、という理由で)、そこで初めて彼女はクルーゼの出生の秘密を知るわけですが。
これニコルを選んでいたら全然違う話になってましたね……。もちろん不自由な二択なのでニコルを選ぶはずもないけど……。
隊長寮軟禁とか絶対ザラパパ案だしな……。国防委員会も承認してるんでもちろんニコルパパも承知していてニコルからの抗議に「申し訳ないと思っている」って言ってましたしね。
でもパパから呑気に「(男ばかりのクルーゼ隊の)一般兵宿舎より隊長寮の方が安心だろう^^」とか言われてニコルは「ちがうそうじゃない!」状態でしたが……パパが真意に気づくのはMIAになって遺品整理してる時かな……。

まあ、でも、ニコルの心配とは裏腹にクルーゼは絶対なにがあっても手は出さないと思うんですよね。特に相手が特尉なら。
ニコルの心配(隊長に惹かれるんでは)自体は的中してますが、これはもうどしようもない。

彼女が自分の気持ちを自覚した夜に、はっきりとは書いてないので、「もしかしてこの夜になにかあったのかも」と思わせる場面はあるんですが……。
私には彼らがプラトニックな関係を越えた解釈ができない。
それ以降彼女ははっきりクルーゼにデレてるんで、ちょっと関係が変わった?とは思わせるものの……。

この夜なにかあった方を採用した場合は、墓守エンドではなく忘れ形見を育てるエンドにもできるけど……それはちょっとなーというか。IFでハッピーを考えたい人向けではあるけど。

たぶんそんな可能性あったらクルーゼはそこまで無責任でもないんでわざわざ死なないと思うというか。
あの人は言葉を尽くしても自分が死んで彼女が不幸になるという可能性を全く考慮できなかったので、そういうことはないんじゃないかなーと思うんですよね。その可能性を信じられないと言った方がいいのか。
もう少し時間があったら信じられたかもしれないですが、全部戦時中の10ヵ月くらいの間に起った出来事ですからね。特尉がデレたのもちょっと遅かったし。
ニコルなら絶対手を出してるな、という場面で特尉がどんだけ(下手なりに)アプローチしてもかわす(ビビる?)のがクルーゼだよなーと私は思うので……きっとプラトニックなんだろうなーと思います。
ニコルは自分に自信があるんですよね。クルーゼはない。その差。傍目にはクルーゼは完璧超人ですけどね。本人が自信ないんだからどうしようもない。


全体を通して生き残るキャラも何かしら大事なものを失っていわゆる勝ち組はいない気がします。
あえて勝ちいうならニコルかな……何一つ失ってないし。でも、物語に与えた影響は果てしないし主役カップル(?)の妨害だけはしてるんで、特尉とは結ばれないという生涯でいいんじゃないかな。
というかニコルは特尉に対してやや強引という以外に欠点が一つもないキャラだったんですよね、軍人として。イザークなんか迷ったり感情で揺れたりするけど、ニコルはそういうのが一つもない。優しいけど潔さと勇敢さを持っていて兵士で思い切りも良いし強くて本当に欠点がない。最年少ですが精神的には非常に落ち着いていて本当に欠点が以下略。
文句のつけようが何一つないんで……物語を転がす上ではジョーカー。機体も強いし。お父上もまともな人で、家庭環境も良くて……とクルーゼとは一番対極にいるタイプだったんで……まあヒーロー候補かつライバルとしては一番だったとは思ってます。悪いことは言わないから今からでもニコルを選べよ……と思うんですがキャラはこっちの思う通りには動かないので仕方ないですね。
不思議なものでイザークと結婚する世界線に入ったとしても特尉はおそらくクルーゼ の次にニコルが好きなはずなんですが、それはそれこれはこれというか。まあクルーゼ >超えられない壁>ニコル≧イザークくらいなんだろうな彼女の中の序列は、というか。むしろイザークは出世したと思うというか……前半の時点では彼女にとって守るべき仲間はニコルのみでしたしね。
イザークも失ってはいないけど要所要所で彼のために色んな人が戦死しているという業を背負って軍人として生きていくんで……。好きな子と結ばれなかった場合は特尉ルートが発生するんでどっちに転んでも人生としては割と幸せかも。
キラ達オーブ組……オーブに帰国して日常に戻れるだろうけど全員生き残るわけではないので。でも戦後は普通の人生を全うするのではないかな。彼らは巻き込まれた時点で不幸なので勝ち負けの問題ではないですね。


キャラの幸せだけを思うとクルーゼ生存エンドがいいんだけど、物語として締まりがないのが難点。
終盤で特尉の気持ちを受け入れて順調に停戦して講和条約締結で戦争終了そしてハッピーエンドってそこまで読んできて「は?」になりそうですし……ラストの盛り上がりゼロで終わる。
まあガンダムの仮面なんてこんなもんだよ、でいいのか。シャアなんか最期のセリフ「ララァ・スンは私の母に略」でアムロをドン引きさせたまま終了だしな……。


Sガンダム自体はナチュラルとコーディネイターの融和問題に決着を付けて終わらなきゃいけないので……ナチュラルとナチュラルがくっ付いてエンドというのも果てしなく「何が書きたかったんだ?」ってなるし。クルーゼと特尉はナチュラルの天才系なんで融和問題に貢献はできるけど、うーん。

そういえば昔、クルーゼに関して「愛し愛されることを拒否する意味が分からない」って言われたことがあるんですが、まあ分からないですよね……。

最終的にイザークが人気があったのもやっぱり分かりやすいからだろうなー……。


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2019年08月02日(金) パープルフレーム作った。

殺陣を書く際に一応プラモでどんな感じかをシミュレーションしたり。のためにそこそこプラモは作って家に並べてます。




プラモづくり真面目に向いてないんで妹か従弟に丸投げしてましたが……。

Sガンダムの主役機のアストレイは所属不明機で「アンノウン」だの「マーシャルのサムライソード」だの言われてますが……。
あれはオーブが極秘に大西洋の技術盗用して作ったもうこの時点であの国やべえなどころじゃない曰く付きの白物です。
やべえなと思ったオーブがヘリオポリス崩壊に紛れて全機(データ吸い出した上で)破壊して証拠隠滅を図ったところ、最後の一機が残っていた……というまさに「迷子」な機体でSガンダムの主役機にはピッタリだったといまも思っています。
パープルフレームなのは試作が上手くいかないんで赤→青→ゴールド等々色のグレード(オーブ的価値観で)をあげていって最後は紫にした、という。

ザフトが斬機刀というサムライソード的な武装を持っていたので、のちのちそれを装備してサムライソード仕様になったので、私はアストレイのレッドフレームプラモを組み立てジンの斬機刀を持たせて赤を紫にして完成という。
レッドフレームもガーベラストレート持ってるけど、あれはまた違う話ですからね……。
Sガンダムでは斬機刀はヒートシステムを持つのでビームサーベルほどではなくても非常に殺傷力もあり電力もセーブできる……とはニコルパパ談だったはず。

アストレイ自体は特尉にしか操作できないカスタム機でたぶんコーディネイターもおそらくクルーゼでも使えないはず。
カスタムなのもそうだけど、なにせ作ったのがオーブ。おおよそのOSはアップデートされていて問題なくプログラミングは全部英語だと思うんですが。あの国の第一公用語は日本語……。ぜったい変な日本語パッチをところどころにあてているはず。
なので同じく母国語が日本語の特尉しか使えないだろう。戦闘中に意味不明言語が現れる恐怖と戦いたくないですからねたぶん皆さん……。

このパープルフレームを入れて初期GATのみが「ガンダム」で、Sガンダムでもガンダムである意味が最後までなかったけど……。6機あるけど最終的に修復不可能レベルで大破したのはそう多くはないですね。
ただ、ザフトは盗んでいるんで返還して賠償金は大西洋に払えよって感じですが……、パープルフレームは「所属不明」なんでどこからも文句はでないだろうなそのままでも、と思います。

私はブリッツも好きですが、クルーゼ専用機が好きです。指揮官機!
指揮官機って響きがもう好き……。基本彼は指揮官機に乗ってましたが後半で最新の量産機がラインに乗ると専用機になるので本人のパーソナルカラー(?)の白というかシルバーっぽい色の機体に乗るんですよね。クルーゼ用ゲイツとかめっちゃ好き!!!
ゲイツのあのブリッツに影響されました感がめっちゃいい……ニコルパパ(MS開発最高責任者)もブリッツ好きだったんだなーみたいな。

ただそのゲイツのかっこいい活躍はそんなに書けなかった……、クルーゼが乗ってるところも一回だけかな?
でもゲイツの武装はちゃんと使って、ゲイツじゃないとできないことをやっているのでそこは見てほしい!と戦闘を書くたび思っているんですが読んでいる人はそんなに戦闘は興味ないんだろうな……。と、スラダンのバスケでも思ったような気持ちもあります。

クルーゼはMS操作のうまい人なうえに色んな機体を乗り換えるので、強いところを色々見せたかった気持ちはすごくあります。それぞれメインキャラが愛機と呼べる機体を持っている中、彼は基本はその時その時のザフト最新鋭機に乗っているので。
隊長なのでなかなか前には出ないから披露する回数自体が少ないですけど……。

ニコルもクルーゼもパイロットとしては大好きですね。機体の性能を最大限に活かしてくれるので非常に書いていて縛りがなく楽しい。
他のパイロットだと「ここまではできないな」という縛りがあるので書けない。とはいえ、クルーゼらは無双するんであまり登場させられない物語の縛りがあるんですが……。
仙道みたいなもんですよ。強すぎると使い勝手に困る。派手なパフォーマンスはさせられるけど、という。

一時期めっちゃ魚雷戦にハマってて、なんとか魚雷戦の妙を書きたいと思って一度海中戦を書いたんですが……上手く伝わってたかはいまも不明です。
グーンのフォノンメーザー砲とかめっちゃロマンがある……ぜったい書きたくて一話だけ海中戦に費やしたけど、局地的な戦闘だとストライクが負けるわけにはいかないのでなかなか大変でした。
アークエンジェルが強すぎるとSガンダムとしてはちょっと困るんで、艦載機のパイロットがちゃんと二人、最終的には(不沈)戦艦×1、戦闘機×2、モビルスーツ×2でザラ小隊はガンダム×4(遅れてアストレイ参戦で5)で……いやこれザラ小隊不利でしょ、仮面は反省しろよ……的な展開に。
まあさすがにコレが分かってたら特尉もクルーゼも揃ってイザークの具申は却下してただろうから、クルーゼ的にはアークエンジェル、MS×1、戦闘機×2相手にガンダム×5機のザラ小隊で勝機ありと思ったのかな……。一応潜水母艦も付けてるし。
小隊長ェ…………。
まあクルーゼは5割くらいは任務失敗して戻ってくると思ってたと思うけど……。だから特尉を常にナンバー2にしてスケープゴートにしてんだよねこの人。小隊長はどうせお咎めなしだから、失敗したら全部特尉に責任がいくようにしている。表向きは。そうじゃないとザラパパ納得しないんで。
そしてクルーゼは責任取らなくていいレベルの戦果をあげて彼女が戻ってくるとほぼ確信状態で信じている。……という非常にめんどくさいサイクルで生きてんですよねあの人。もちろん戻って来なければ戦死した彼女に責任が死人に口なしで行くんで自分に問題はないし。でも信じてるんですよね、戦果を手に戻ると。そしてやっぱり「さすが(パブリックイメージ通り)だ」って言いたい系。
さらに彼女の気持ちが明確に(ニコルではなく)自分に向いた(と感じた)ら勝ちビビり系で怯むという。
書いてるだけでもめんどくせえ……。

まあ、特尉はこういうの知らないんで、同じナチュラルで長身の超美形でめっちゃ強い関俊彦ボイスの隊長に惚れるよな……というのは分かるんだけど……。
特にパイロットとしては純粋に「はえー、すっごい」的に思ってましたからね。人心掌握もそこそこ凄いと思ってたと思ってたけど、彼女もそこそこ指揮はできるんで……パイロット力だけが明確に違うんですよね。一度近接格闘でボコってればまた違ったんでしょうがそんな機会なかったしな……。実際、他のパイロットは近接格闘でボコってるから精神的に楽な部分もあっただろうし……クルーゼとはやる理由がないんで一度もしてませんもんね。
たぶんクルーゼのカリスマ性って圧倒的なパイロット力でコーディを「あ、やばい人だ」と思わせて従わせてる部分があるんだろうなーと思います。じゃないと誰も付いてこないよな、変な仮面してる変なヤツだし……。
特尉にしても自分と同じナチュラルで自分より圧倒的に強い(MS戦は)から惹かれたんかなーと話から離れると思ってしまう。正直クルーゼじゃないけど「同情かね!?」って言いたい。そう思うとクルーゼの勝ちビビりは間違ってなかった……?
まあ、総合的に考えると分かるんですけどね……強いし超美形で以下略でと。気持ちに気づいた時点では初っ端から自分を対等の人間として扱ってくれた唯一の(生き残ってる)相手だし。しかも同じナチュラル。
分かるんだけど、分かるんだけど……うーん。


私はやっぱりニコルがいいです…………。
キャラクターとしてはイザークの方がよっぽど分かりやすいです……。


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2019年08月01日(木) そして舞台は再び宇宙へ。

スピットブレイク終了の「ありがとうございました、クルーゼ隊長」で締めた95話で止まっていた裏サイトを少し進めてきました。




ここで止めていたのはビクトリア攻防戦を書きたい気持ちがあったからですが、まあバッサリカットしてもいいと思えるようになったので。


クルーゼ隊が宇宙へ帰ったらいよいよ最終章なんですが、対フリーダム戦というイベントがアップ作業していて推敲したくないイベントというか。
乗っている人がアニメとは違いますからね。デザインもやや違うし。

Sガンダムだとキラは終始巻き込まれた一般人ポジションなうえに変な仮面部隊に粘着されるわ他国の連合に使い捨てられるわ祖国はネジがぶっ飛んでるわでガチで可哀想なちょっと機械扱いの上手い普通の子なんで……。彼らは終始オーブ人でしかなく、最後は救われると思いたい。
終盤はストライクの性能もだいぶ落ちてるというか、ストライク、デュエルの型落ち機で頑張る二人は偉いと思いますね。
アストレイは主役機なんで要所要所でパワーアップしてるけど。
型落ちは言いすぎか。最新鋭ではないってだけで。
基本的にはザフトの話なんですよねSガンダムは。ナチュラル視点から見たザフトの話。だからナチュラル死ね死ね団だったイザークが準主役になり得たというか。


せめて100話までと思っていたけど、面倒な部分をト書きにしていたのでそこをいま修正するのは面倒で99話まで、取り合えず。

ただ絶賛改稿中なんでいろいろ矛盾もあるかですが、まあ裏サイトなのでいいかなと……。

しかしこの辺を読んでいても特尉は初期の「祖国に帰らなければ」がもうすっかり「クルーゼ隊が自分の居場所」状態という。まあ彼女は実力でその位置を得たんで当然でしょうが……。基本どこ行っても小間使いでテイよく利用される立場だろうから、戦友は大事だったんじゃないかな。ザフト全体はともかくクルーゼ隊はやっぱり特別というか。
まあそのクルーゼ隊も……というのが終盤の入り口の話なんですが、登場人物の中では彼女が一番失ったものが大きい気がしますね……一人の人間としては。

というか……彼女はエージェント系で鉄の軍人な反面かなり情に厚かった気がします。
彼女の祖国の同僚はガチの精鋭部隊だからザフトみたいにバンバン同僚が戦死するというのが初めての経験だったのかもしれないけど……おまけに彼女は(一般軍基準で)最年少士官だろうし。ザフトに来たらなぜかキッズというかティーンがいっぱいいる状態ですから、子供をそんなに死なせられない、というのもあったでしょうしね。

まあ、ニコルがMIAになってからそれが顕著になってましたがニコルが彼女にとって特別というか、あの時点では一番の同僚でしたから……。しかもMIAの理由がちょっと特殊だったんでね。
それ以降もディアッカがMIAになった時もショックは受けていたし、おそらく最終戦でイザークが戦死なんてことになったら発狂レベルだと思いますが……ニコルの事も普通の戦死だったらそれはそれで、と思っていたのでショックだけど引きずりはしなかったかな。
と思うとやっぱり軍人でしかなく、問題は理由なんですよね……。
おそらくイザークの方が彼女が戦死したら発狂するでしょうね。彼は相当に激情家なんでね。

クルーゼは良い上官然としているけど非情な人なんで部下が死んでも眉一つ動かさないだろうけど。
この人はたぶん特尉が死んだ時とせいぜいフラガが死んだ時しか動揺しないと思うんですよね。
自分でそれが薄々分かってるから特尉を死なせないようにしているし、実際に彼女が死にかけると毎度かなり感情的になっている。しかも特尉が我を忘れるのは毎度ニコル絡みなんでたぶん嫉妬もあってと私は思ってるんですが……。彼女はニコルの戦死自体に怒っているわけではない。というのはクルーゼは最後の最後まで理解できてはいなかったな、といま書いていて思います。
その部分はアスランにさえ劣っている……。アスランでさえ気づいたのに。まあクルーゼは特尉がニコルに恋愛感情があると思っていたから仕方ないのかか……。
あと嫉妬する割にはニコルの事で煽るんだよなクルーゼ、特尉を。本当にめんどくさいんですよね。見てる方からすると。たぶんそれでまだ彼女がニコルを好き(だと勘違い)だとそれはそれで傷つくんでしょうけど。なんやコイツ……状態ですよ。
いずれもあの三人は恋愛絡みで多少色々見誤ってますね。厄介な感情ですね。
クルーゼが厄介なのは本音を何重にもオブラートで綴んでもっともらしいことをすぐ言えるんで、たぶん自分でも自分の気持ちがよく分かってない部分があることかなと思います。

しかしニコルは多少マッシブなだけで、優しいし良家のおぼっちゃまだし賢いし美少年だし……ニコルでいいじゃん。と、未だに私なんかは思ってしまいます。
あのマッシブさが彼女にはダメだったのかもしれないけど、彼女がクルーゼに惹かれる気持ちは分かるんだけど、私はニコルの方がいいかな……。



しかし……これテンションが高い時じゃないと絶対に改稿できないなと改めて思ったんで……また10年寝かせるとかいう事態にならないうちに何とかしたいなとも改めて思いました。


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