Diary?
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2004年11月28日(日) スパーク一発やり逃げ

今週末は、客人from大阪。
40年近い付き合いなので、何ヶ月ぶり何年ぶりに会おうが開口一番は
「ご飯食べたー?」
「んーまだー」
「何食べるー?」
「昨日中華やったし中華以外がええわあ」
「ほんならタイ料理行くかー」
などという緊張感のかけらも見当たらない会話である。

今日は在東京の友人をもう一人加えて、三人で初台のICCへ。明和電機の大展示会だ。

その前にオペラシティのアートギャラリーでヴォルフガング・ティルマンスの写真展も観る。この人は、葉っぱの写真が綺麗だなあ。発色が独特で。人物はいまいちな感じなんだけど。ビデオ作品は1960年代にウォーホルなんかがやってた「ライト・ショウ」みたいで、シラフで観るもんじゃないと思った。クラブでビールとか怪しい煙とかと共に観るのがよろしいかと。

で、明和電機。製品はさわれないのも多くてストレスがたまったけど、去年のパリライブの様子が上映されていたのは嬉しかった。延々と観てしまい、笑いすぎてぐったりした。昨日からまたちょっと風邪だか温度差アレルギーだかよくわからない症状が出ていて、眼と鼻と喉と口の中が痒くて頭がぼーーーっとしているんだけど、そんな状態で「スパーク一発やり逃げー めーいーわーでーんーきー」なんて社歌を聴かされた日には、もうなんか笑いの発作が。「お陽さまみえたらふとん干して」ではうっかり泣きそうになるし。ああちょっと弱っているぞ。弱っているので羽田まで見送りに行くのはやめておいた。友よ、すまん。ていうか大阪から東京まで出張して2日間仕事してその後の日曜日、明和電機で過ごしてよかったのか友よ。


2004年11月27日(土) 写真美術館

恵比寿の写真美術館に、一週間のうちに二度行く。

一度目は21日の日曜日。マリオ・テスティーノの展示が最終日だった。
ぐるっとパスも使えることだし、まあ一応見ておこうか、くらいの感じで。
実際、展示されているのはどこかで見たことのあるポートレイトが多くて、マドンナやらストーンズやらロイヤルファミリーやら超有名どころばかりであった。感想は特に無し。強いて言えば、ケイト・モスってやっぱりいいよなあ、うん。
せっかくだからと、別料金で地下の「ミッション:フロンティア」という展示を観てみたら、これがなかなか面白かった。体験型のメディアアートや、オタキングの「王立科学博物館」シリーズ、以前ICCで観たことのある全方位球状写真「パノラマボール」とか。予想外に楽しめた。

二度目は昨日、26日の夜。「オランダの光」の上映。
思い起こせばここのホールではけっこう映画を観ている。「チベットの女/イシの生涯」「式日」「ワー!マイキー」「雲 息子への手紙」。
…統一性は全く無いが、いつもいい映画をやっているのにガラガラなので心配だ。都立だから大丈夫なのかな。唯一満席に近い状態を目にしたのはマイキーだった。

「オランダの光」は、フェルメールをはじめとするオランダの画家たちが描いた、独特の光についてのドキュメンタリー。あの光についていろんな人たちに話を聞いているのだが、いきなりヨゼフ・ボイスとかジェームス・タレルなんていういかにもアヤシゲ(失礼)なアーティストが登場してのけぞった。低地で山がなくて水辺で天気がころころと変わる、そんな地理条件であの光、あの空、あの雲が出現するらしい。地平線までびっしりと積乱雲で覆われている様は、一度は見てみたいなあと思う。あと、現代の若いオランダの現代美術作家が言っていた言葉が印象的だった。正確な記憶ではないけれど「イタリアの絵は物語を、スペインは独特の情緒を描くけれど、オランダの私達はただ見て描くだけなのです」というようなことだった。その若い画家の絵は全くの抽象で、デ・クーニングの流れかなと思うのだが、それにしてもフェルメールやレンブラントなどという歴史を背負って、現代で絵を描いていくのはなんだか大変そうだなあと思った。


2004年11月23日(火) 台場一丁目商店街

で、『台場一丁目商店街』なのだが、ここの感想はもう「串カツ屋のおっちゃん」に尽きる。

順を追って説明しよう。
ここは最近ありがちな、レトロ商店街テーマパークなのだが、その中に「昔の大阪の串カツ屋」を模した店がある。ソースもちゃんとウスターソースだったりして、関西人から見てもなかなか良くできており、場末なムードが漂っている。とはいえここはテーマパークであり、お台場である。カウンターで串カツを注文しているのは、小綺麗なカップルや幸せそうなファミリーである。その店構えと客層の組み合わせのギャップが、テーマパークならではだ。

…ならではのはずなのだが、我々がその店に着いた時、カウンターにはものすごく大阪の串カツ屋にお似合いのおっちゃんが一人。携帯電話を片手に飲んでいる。しばらくすると、携帯で呼び出されたとおぼしき、これまたものすごく大阪の串カツ屋にお似合いのおっちゃんがもう一人やって来て、二人で串カツと焼酎かなんかで盛り上がっている。二人は仲良しの友達みたいで、ご機嫌だ。

帰る頃には「飲み過ぎちゃったよ」とか言ってて、店のおばちゃんに「だいじょうぶ?」と心配されていた。最後まで完璧だ。おっちゃん達の姿がその店にあまりに似合いすぎていたので、最初はエキストラかと思ったくらいだ。我々の推理では、この辺のビルの警備とか掃除とか、シルバー人材みたいなところの人ではないかと。で、仕事が終わってから一杯やるのに、若者向けの店しか無い中でこのオアシスを見つけてしまったのではなかろうか。テーマパークだろうが舞台装置だろうがおっちゃんには関係なくて、あそこはあくまでも「安くて美味しい串カツ屋」なのだね。

「場違い」ということについて深く考えさせられた出来事であった。場違いを前提にしてるところでその裏をかいてさらに場違いになると場違いではなくなるのだが、でもよく考えたらそれはさらにパワーアップして場違いなのだな。なんのこっちゃ。


2004年11月22日(月) 小香港

土曜日、小香港に行った。

前にお台場に行ったのがいつだったのか記憶が朧げだ。たしかフジテレビ周辺の建物しかなかった頃だと思う。何年ぶりかで行ってみたらば、一気に建物の数が増えててびっくりした。パレットタウンもヴィーナスフォートも大江戸温泉もZEPPも、なーんにも知らなんだ。そもそもお台場はゆりかもめでしか行けないと思ってたし。りんかい線ってのができてるのね。大崎から乗れて、SUICAで行けるなんて。ああ知らなんだ。

そんな浦島な私がなぜお台場に行ったのかというと、デックス東京ビーチに香港のテーマパークがあるとの情報を入手したからだ。いやその情報入手がものすごく遅かったわけだが。

誕生日の頃に、行きたいところ、買って欲しいものをリクエストして一日つきあってもらう、というのが友人との間で恒例になっている。そんなわけで今年は「小香港」に遊びに行くことにしたのだった。

デックス東京ビーチには『東京ジョイポリス』『台場小香港』『台場一丁目商店街』と、3つの屋内テーマパークがひしめいている。若いカップルと、小さな子供連れのファミリーが多い。そこに突入した中年3人組。浮いているような気がしないでもないが気にしたら負けだ。

まずはお目当ての小香港から。最初にしたことは、餃子や焼そばや海老トーストでビールを飲むことだった。さすがに午後3時ともなれば客は我々だけだったりする。ゆっくりできて美味しくて満足。次に何故かゲームセンター(東京皮蛋城とかいうふざけた名前だが、どうもnamcoらしい)で太鼓の達人と急流をボート漕ぐのとを二回ずつやって腕に乳酸をため込む。汗だくのままチャイナドレスのコスプレで写真を撮ってくれる店になだれ込む。うははははは。これは楽しい。でもやっぱりチャイナタウンの黒幕みたいな、タランティーノな感じになってしまう。

その後はあちこちの店を見てまわる。ここで気に入った茶杯でもあれば誕生日に買ってもらおうかと思っていたのだけど、もひとつピンと来なかったのでやめておく。やはり一番燃えたのは食材店であった。中国の胡麻油を愛用してるのだが、そろそろなくなりそうだったのでここで一本買う。重い。

その後『台場一丁目商店街』にも行ったのだが、その話は明日にでも。で、日曜日に写真美術館に行った話は明後日にでも。


2004年11月19日(金) バースデー

昨日は誕生日だったのだが、何をしていたかというと

・仕事
・二胡のレッスン

わあ、ストイック。

そしてレッスンから帰ってきて、まあでもビールの一杯も飲むかなと思っていたところが、疲れて爆睡。日付けが変わった頃に目が覚めた。はい、誕生日終了。

とはいえ、仕事とレッスンのわずかな隙をついてケーキも食べに行ったし、仕事も二胡も好きなことなので「好きなことしかしなかった」という意味では最高の誕生日だったわ。


2004年11月16日(火) 三年日記

家計簿代わりの日記を、Macのソフトでつけている。HyperCardフリーウェアの三年日記。
武田百合子さんの「富士日記」の真似をして、行ったところ、食べたもの、買ったものとその金額だけを淡々と5年くらいつけ続けている。

そのソフトは三年日記なので、一画面に3年分の今日が表示される。つまり、去年と一昨年の今日、何をしていたかがわかる。これが面白い。蓄積のたまものだ。

去年の今日は、屋上オフを開催していた。
一昨年の今日は、マレーシアから帰ってきて間も無い頃で、買ってきたココナツジャムを食べている。

去年の昨日は、盧花恒春園で散歩して、品川でへぎそば食べてる。
一昨年の昨日もココナツジャムを食べている。

…やっぱりそばとエスニックだ。進歩が無い。


実は、OS9を使い続けているのはほとんどこの三年日記のためと言っても過言ではない。OSXはハイパーカードが使えなくなっているのだ。個人的にはハイパーカードとハッピーマックの無いMacなんてMacじゃねえよと思ってる。だから次の買い換えはもしかしたらMacじゃないかもしれないけど、それにしても三年日記のログはどうしたらいいんだ。


2004年11月15日(月) 呪われし茶会

……長かった。
しんしんと身体に沁み込んでくるような寒さの中、熱い茶をすすりながら3人は思わず遠くを見る。
まるで、何か強大な見えない力が我々を阻み続けたような道のりだった。
半年以上にもわたってその力に翻弄された、辛い日々ももう終わるのだ。

我々の眼に映るのは鉛色の空、葉を落とし始めた木立、着水する水鳥のV字の軌跡。
ワンカップを手に日がなベンチで過ごす男性。ラブラドール、シーズー犬、柴犬。

卓上にはカセットコンロ、茶菓子、そして茶杯。
我々が欲したのは、ただこれだけだったのだ。
我々は多くを求めたわけではない。
なのにここに辿りつくまでは何故こんなにも長かったのか。

そして何故こんなにも寒いのか。
3人は、遠くを見る眼のまま叫ぶ。

「寒いっ!もうだめだ!撤収!」

我々にはもう二次会について検討する気力さえ残っていなかった。
解散して帰途につきながら、熱い湯を張った風呂のことばかり考えていた。




……そんなわけで、11月14日、善福寺公園にて野外茶会。
雨に降られたり都合が悪くなったりで、半年以上延期に延期を重ねた野外茶会。

0次会は荻窪の精進カレー「ナタラジ」で大豆グルテンのカレー。旨い。
よく考えたらこの店も何年ぶりかで再訪したのだった。

茶会は池のほとりのテーブルにカセットコンロと薬缶をセットして決行。
武夷肉桂、凍頂烏龍、珈琲、千年古茶青プーアール茶を飲む。
茶菓子は月餅、黒どら焼き、栗羊羹、松蔵ポテトのポテコロと芋入りポンデケージョ。
とにかく寒かった。お茶の味の記憶が定かでないくらいに。
でもやっと実現してよかった。


2004年11月13日(土) あの歌はキダ・タロー先生なのよ

昼からかに道楽でかに三昧。東京では初めて行った。銀座の高架下のところ。そういえば東京の人は「とーれとーれぴーちぴーちかにりょうりっ」の歌は知らないのだろうか。昔、姉妹店の「えび道楽」が存在したことも知らない…だろうなこれは。巨大な海老の看板ががっくんがっくん動いていて、見てるとなぜか気恥ずかしくなって目を逸らしてしまうのだった。

それはさておきかに道楽。やっぱり焼きガニが好きだ。茹では、タラバズワイ毛ガニの三種盛りを食べてみたけれど味の違いがよくわからない。活カニはあまりにも素早く溶けるので味わうヒマがなくて、食べてるんだかなんだかわからない。生だとこんなに溶けちゃうモノだから、火を通すとすり身に近い味わいになるのかな。そこにカニかまの再現力の秘密があるのではなかろうか、と同行者に力説してみた。一応なるほどーと言ってくれたが、社交辞令だと思う。

他に今回の発見は、「カニの唐揚げは旨い」「かに道楽のオリジナル日本酒が旨い」であった。唐揚げは意外だった。アメ横あたりで安いカニを買って唐揚げにするといいと思う。

カニ腹がふくれたので銀座をふらふらして、ハウスオブシセイドウとかGGGの佐藤可士和さんの展覧会とかのぞいて、ランブルで珈琲飲んだり新しいiMacを見物に行ったりする。そしたらあら不思議、お腹が減ってきたのだった。所詮カニ腹。ほんとに腹が満ちるほどカニを食べたりしたら蕁麻疹が出るってば。

ラーメンでも食べようと歩いていたら、洋食のあづまの前を通りかかってどうしても食べたくなって入ってしまう。鉄板でじゅうじゅう出てくるポークステーキ。テーブルに置いてあるソースが美味しい。店構え、テーブル、内装、カトラリー何もかもが懐かしいような店。同行者が、私と遊ぶと時代が20年くらい遡ると言う。わるかったね古臭いとこばっかり行って。


2004年11月12日(金) 今日は春のようだったけれど

今日は有給休暇。「春夏秋冬そして春」を観に行く。朝一番の回が空いてるかなと思って、しかも文化村は整理番号ありの入替制だから、朝10時に行って整理番号をもらって11時までサブウェイで朝ご飯食べて時間をつぶす。平日の11時からの回はさすがに空いてはいたけれど、何だかオバサマ方がいっぱいだなあ、やっぱり東急本店だからかなあと思ってよーく考えてみたら「韓流」ブームの流れのようであった。ああ、世事に疎くてこの韓国映画とペ様だかなんだかとがつながらなかったよ。

10年くらい前に「風の丘を越えて」という韓国の映画を観て、もういかにも泣けといわんばかりの設定と映像にでもやっぱり泣いてしまってちょっと悔しい気がした。今日観た映画もやっぱり泣いてしまったけれど、あまり泣かせようっていうあざとさは無くて、なんだか深くて美しい映画だった。韓国の仏教ていうのも特殊な感じがする。より求道感が強いような。そんなことを思いながら、やはり映像の美しさの方が強烈で、映画館で観て良かったと思う。

その余韻も覚めやらぬうちに歯医者の時間。まあ定期検診後のクリーニングだけなんだけどキュイーンキュイーンゴゴゴゴゴキュイーンでぐったりした。しまったスケジューリングを間違えた。映画を後に持ってくればよかった。


2004年11月11日(木) お銚子一本さらしに巻いて

 一昨日は、会社と家のちょうど中間くらいに位置するお気に入りの蕎麦屋で一杯飲んだ。出汁巻きと、揚げ銀杏と、穴子の白焼きでぬる燗をちびちびやっていたら美味しくて一人でお銚子一本飲んでしまう。あんまりお酒飲めないはずなのに、おかしいなあ。

 ちょっといい気分で家までぷらぷら歩いて帰ったら、途中でお巡りさんが空き家みたいな真っ暗な家の戸をガンガン叩いていたので怖くなって歩を速める。なんだったのかな。

 帰ってしばらくごろごろしながら本を読んで、酔いがさめてきたからお風呂に入ったらもうまったくスッキリさわやかに覚醒してしまう。こんなじゃ眠れない、夜明け前には木星と金星の間に三日月が入るのを見なきゃならんのに。しかたがないからビール飲む。あんまりお酒飲めないはずなのに、おかしいなあ。つまみはカニかま七味マヨネーズ。

 思うに、今年は夏の間毎月帰省していたから酒飲みになったのだ。父は酒豪なので歳を取ったとはいえ毎日欠かさず召し上がるのだが、私が帰っている間は私も飲むのが当然のように思っている。いらないなどというと、「飲まへんのか〜」とほんとうに残念そうな、寂しそうな顔をするのでついつい飲む。それを毎月繰り返していたから。アルコール分解酵素持ってないんだけどなあ。

 地理的な都合でずっと親と離れて暮らしているけど、もし大人になってから父と同居してたらどれだけ酒を飲まされたかと思うと空恐ろしいものがある。ま、酒を飲むのがいちばんの親孝行ってのも楽しくていいけど。さて年末に向けて鍛えておかなきゃならないから、今日も晩酌して寝ようっと。


2004年11月08日(月) 四分の一玉

そろそろ白菜が美味しくなってくる頃よね、と思った。でもやっぱり高いのかな。見てみるとスーパーで四分の一玉がわりとお手頃な値段で売っていたので購入。

カンタンで美味しい白菜の料理。
1.ざくざく切って鍋に入れる。水や出汁は不要。
2.その上からツナを一缶、汁ごとドバッと。
3.コンソメを握りつぶしながら振りかけて黒胡椒ガリガリする。
4.蓋をして弱火にかけて放っておく。
以上。

10分か20分くらいでトロトロになるので、ハフハフ食べる。
明日も食べようと思って四分の一玉全部煮たんだけど、美味しくて全部食べちゃった。一食で白菜を四分の一玉食う女。いやだなあ。ちょっと反省した。


上記の料理(?)は、ツナをベーコンに、コンソメをほんだしに、なんなら白菜をキャベツに変えたり、醤油や胡麻油やオリーブオイル追加したり卵でとじたりと、かなりのバリエーションが楽しめるゴキゲンなレパートリーだよ。


2004年11月06日(土) あと4年

あと4年、世界にどんな悲しい出来事が起きるのかな。

私は1962年に生まれてものごころついた時には未来はバラ色で、それは8歳の時に見た大阪万博で頂点に達して、21世紀になれば世界はみんなあのパビリオンみたいになっていてもちろん戦争なんかなくって宇宙に旅行に行けると思っていたよ。だまされた。


2004年11月05日(金) 天文ショー

 がんばって5時に起きて木星と金星の接近を見た。

 もう薄明るくなっていたけれど、東向きの窓のカーテンを開けると、CGかと思うほどに明るく輝く二つの星がレースカーテン越しにでも見えた。ベランダに出てしばらくうっとりと眺めた。東向きの部屋でよかった。ちょうどビルがないところでよかった。

 三日月が間に入る10日まで、お天気がよさそうなら毎朝見ようと思う。7時半まで二度寝すれば睡眠へのダメージはさほどでもないことも判ったことだし。


2004年11月04日(木) とりいそぎ

●昨日はまた朝から鷹匠に行ってしまった。ようやく寒くなってきたので今季初の熱燗。しあわせ。そのあとマティス展。私はマティスの人物画があまり好きじゃないのだと、やっと気づいた。静物とか部屋の絵とか晩年の切り絵なんかは好きなんだけど。

●上野でお茶を飲もうと喫茶店を探して入ってみたら、フードメニューが超充実、しかも昼間は飲み物つきで600円っていう豪快な店。オムライスおいしかった。一緒に行ったひとが食べてたお茶漬け(!)もおいしそうだった。椅子の背には白いカバーがかかり、店員はほとんど外国のひと。いい店見つけた。店名忘れたけど。


●会社の近くにセルフのさぬきうどん屋さんができるみたいで嬉しい。あと今日ポストに「バンコクキッチン広尾店グランドオープン!」ていう割引チラシが入ってた。楽しみ。


●明日の朝は木星と金星が大接近ですよ。夜明け前に見なきゃだから今日は早く寝よう。10日頃には大接近してる木星と金星の間に三日月が割って入るそうで、それも見逃せない。天気だけが心配。ではおやすみなさい。


2004年11月03日(水) まともに選挙もできん国が

大統領選の制度については一応ざっと目を通したつもりだったけど、「暫定票」ってなんじゃそりゃ。投票資格未確認って、未確認で投票できるのがそもそもわからん。

内乱があったり政情不安定だったりした国で選挙するっていうと、国連から選挙監視団が派遣されたりするよね。あれはアメリカには派遣されないのかなあ。と思って検索してみたら、国連は派遣しなかったけど欧州安保協力機構ってとこが行ってるらしい。でもなあ、国連やらヨーロッパやらの言うことなんて聞きゃしないだろうし。あいつらは誰の言うことも聞きゃしないか。


追記。暫定投票については大体わかったぞ。わかったけどもうちょっとなんとかならんか。前回の不備をフォローするつもりの制度がさらなる混乱のもとになってる気が。ていうか有権者名簿がそんなにいいかげんでいいのか。


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