日記のような雑文

2005年02月26日(土) grande chalet 『kakera』

 grande chaletの『kakera』というお芝居を観に行きました。荻須夜羽さんが中心となる人物を演じていらっしゃいましたが、他にも知人の役者さんがたくさん出演されておりました。(劇団てぃんか〜べるの湖条圭子氏も出演。)
 あらすじを説明するのが難しいのですが、「二つの川が合わさるところ」にあるプラットホームにて、最終電車に乗り損ねた男が過ごす一夜のお話です。
 印象的な場面がありすぎて、見終わってからも何度も自分の頭のなかで反復しています。まだちょっと興奮状態(笑)。

 脚本・演出だけでなく、舞台装置、照明、音響、衣装、そして小道具にいたるまで、全てが緻密につくられていて、とても素敵なお芝居でした。
 断片的に、かつ抽象的に描かれている人物(存在?)ばかりなのに、それぞれが持つストーリー(舞台上には直接でてきませんが)を感じることができました。それが少しずつ重なって織り上げられていく舞台。

 ああ、芝居ってやっぱり面白いなぁと感動したのは久しぶりです。
 
 ありがとうございました。>出演者及びgrande chalet関係者の皆様


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