日記のような雑文

2004年06月21日(月) 治癒力

 土曜日の予定(知人たちとの飲み会)を急遽キャンセルさせていただいて(すみませんでした)、自宅安静&でもなるべく普通には動くようにしていた週末を終え、また接骨院へ。
 あれれ???痛みがほとんど無い。
 驚いたことにテーピングを外して動かされても、ちょっと違和感があるぐらいで、痛みはなくなっていたのでした。
 医者からは、「うわ〜。教科書通りの治り方(変な表現だが本当にこう言っていた)ですよ〜!!」と大声で絶賛され(笑)、照れる(?)。さらに「若いとやっぱり治るのが早いんですよね〜」と言われたが、いや、それほど若くはないんです……(ぼそ)。
 再びテーピングを2本されたが(それまでは3本で補強されていた)、「邪魔だったら取ってしまってもいいですから。これで木曜あたりにもう一度来てもらって大丈夫そうなら終了です」と。
 ……最初の予定よりもだいぶ早く治ってしまいました。御心配してくださった皆様、ありがとうございます。

 思い返してみると、私は元々傷の治りが早いのです。昔、右足の体重を支える豆粒ぐらいの骨を二つにパッキリ疲労骨折(なぜ?)したときも「くっつかないかもしれないよ」と脅されていたのにアッという間に治ったし。(この時の医者は絶賛してくれなくて、ただただ首を傾げていた)

 そういえば、劇団天に客演させていただいた際も、F来さん(なぜ伏せ字(笑)に殴られるというシーンの稽古をしていて、たまたまお互いに間合いを取り損なってしまい、本当に拳がヒット!!ということがありました。
 で、私は上唇のあたりを殴られたので(軽く、ですけどね)、ぶわーっと一気に腫れてきたわけです。しかし幸い出血もしていなかったし、周りの心配をよそに、冷やしておけば大丈夫〜治るの早いし〜などと言って、自動販売機で買った飲み物の缶で時折冷やしつつ、残り3時間ほどの稽古を続行。終わる頃には予告通り腫れもおさまり、帰りにビールを飲んで焼肉を食べるまでに回復していたのでした(笑)。共演者の篁遥さんたちは「本当に、治るの早いんだ……」と目を丸くして驚いていました。ははは……。
 



2004年06月17日(木) ケーキづくり

 午前中、接骨院に行って医者に膝を動かされたところ、ものすごい激痛が……。最初の痛みより悪化しているかも??と不安になる。
「ああ、固定していたからちょっとこわばってますね〜。慎重になりすぎてたのでは?もっと動かした方がいいですねぇ〜」と医者はあっさりと月曜に言ったことを翻すのであった。今週いっぱい動かさずに固定する、って言ってたじゃない〜。えーーん(泣)。

 そんなわけで前より痛い膝を無理矢理動かしつつ、なるべく普通に歩く。が、階段降りは激痛だよ……。

 そして、仕事の後、前から予約していた料理教室の「ケーキ作り一日体験」に参加したのだった。簡単にできるストロベリー・チーズケーキの作り方を習いました。調理台のところでほぼ立って作業しているから、座りっぱなしの状態より膝はちょっと楽でした。
 一緒に行ったのは沢渡あきさん。劇団てぃんか〜べるの公演『魍魎の匣』では美馬坂博士を演じていらした方です。…………美馬坂と青木(←サコミズが演じていた刑事)のケーキづくり…………不思議な光景ではあります(笑)。
 しかし補足しておくと、左膝を包帯でがっちり固定中のサコミズはジーンズorパンツがはけないので、ロングスカート。そして、たまたま家にあった花柄パステル色のエプロン着用でちょっとした若奥様風(←そうなのか?)。沢渡さんはお仕事帰りだったので、素敵なOL姿でした(←これは本当)。

 直径12センチほどの完成品(?)を家に帰ってから冷蔵庫で冷やして食べました。簡単に作れたわりにとても美味しかったです。チーズケーキ好きの同居人も満足していた模様。
 



2004年06月16日(水) 片付けられないサコミズ

 「片付けられない女」とか、あれはある種の脳の異常だとか、そんな話もありましたが、私はとても片付けが下手です。
 子供の頃からそうなので、性格の問題(おおざっぱ、粗雑)なのかもな〜という気もしますが、やはり脳がダメなんでしょうか……。

 先日、久しぶりに『東亰異聞』公演メンバーとお会いする飲み会があったのですが、その席でもサコミズの粗雑ぶりが話題になり、改めて先輩方に怒られました。
 ものすごく反省しました。いや、自覚はあるんです。しかも、なんとか改善したいとは思っているんです(号泣)。
 特に厳重注意された一例→稽古の休憩時になると、床に台本、ペン、ペットボトル、脱いだジャージ、上着などが点々と落ちている。それはサコミズの通った道なのだった……。
(教訓:そうです。いくらお腹がすいていても、ちゃんと片付けてから席を立ちましょう。)
 学生の頃は、試験の前後が特にひどかった。全ての教科の教科書&ノートの山が部屋のあちこちに点在。見た目は空き巣に入られた後ぐらいの惨状だが、自分ではどこになにがあるかパーフェクトに把握していたりして……ちゃんと整頓しておけば良かったのだが……。
(教訓:そんなだから、見るに見かねた母親に山を一つに片付けられてしまい、逆に在処がわからなくなり、もう一度探しなおす羽目になる。)
 もう思い出すときりがない。しくしく。

 そうなのだ。女子らしくなりたい、などという野望の前に、まず人として「片付けられる人」にならなければ。周りにも迷惑をかけているし……。
 がんばります。

 しかし、そう決意して、まずは部屋を整理整頓!と思ったら、膝を壊してしまい……延期。しゃがめない&膝をついて座れない、という状況は片付けに不利なのだった。あーあ。



2004年06月15日(火) 今日は温める

 接骨院へ。通院二日目。しばらくは毎日通うように言われているのです。昨晩、シャワー時に包帯と湿布は外したので、テーピングのみの状態。
「患部の熱はとれたので、今日は温めます」と言われる。ほほぅ。なるほど。しかし、こういうことはホント素人にはよくわかりませんなぁ……。
 その後、また痛いところを確認される。一日固定していたせいか、左脚が前より固まっていて、先生に動かされた途端ものすごい激痛が走る。大丈夫なのかっ!?(若干の不安)そして、再びテーピング&湿布&包帯でガチガチに固定されたのでした。

 帰り道は慎重に歩きました。固定されていると、痛みはほとんどありません。
 ところで、サコミズは通常はかなり早足、そして大股で歩いているのですが、今は人の3〜4倍ぐらい遅い。しかし、ゆっくり歩くとそれはそれでご近所の風景も違った感じに見えたりして、ちょっと得をした気分にもなりました。(まあ、そうでも思わないとやってられない、というのもあるけど)
 今週、自分の課題?は、片足をひきずって不自然な歩き方になってしまっているからこそ、逆に猫背になったり俯いて歩かずに、胸を張ってちゃんと顔をあげて歩こう、ということなのです。これも気分的な問題ですが……。

 昨日、今日と仕事は休ませていただいているので、実家であまり動かず横になって休んでいました。



2004年06月14日(月) 接骨院に行く

 やっと行きました。
 お医者さんに膝をあちこち曲げられ、痛い所を確認されて「中に熱を持っているので、まずは冷やしましょう」と言われる。
 え?冷やすの?温めればいいものだとばかり……(汗)。
 そして診断は、というと、【半月板を支えている軟骨が打撲状態になっている。なので、潤滑液が出過ぎて炎症を起こしている。】だそうです。
 これは、高いところからガーンと着地したり、ガツンと膝をぶつけたりした後の状態なんだって。または長時間「おばあちゃん座り(女の子座り、とも言う正座をペチャンとおろした形)」をしていると傷めやすい所なのだとか。
 しかし、どれも心当たりがありません……(謎)。ま、まさか、酔っ払って知らないうちにダイブ……???(←というか、さすがに過去にもそんなバイオレンスなことはしたことがないが……)
 ゴールデンウィークの公演時に傷めたのかな〜と思い、その旨説明してみましたが、それだったらその時点で症状が出ているとのことで(痛くなったのは5月下旬だから)、ますます謎は深まるばかりなのでした。

 で、治療法としては、今週はテーピング&湿布&包帯でがっちり固定。角度は30度(軽く膝を折ったぐらい)で。余分な力がかからないようにして、とにかく患部を動かさない。
 しかし、この角度で固定されると歩くのも大変です。
 どうしても左をかばうあまり、右脚にものすごい負担がかかっています。
 
 2週間ほどで痛みは半減し、完治するのは5週間ぐらいとのこと。ゆっくり気長に治療します(涙)。



2004年06月13日(日) 伊坂幸太郎『チルドレン』

 昨年、知人から『陽気なギャングが地球を回す』をいただいて読んで以来ファンになり、伊坂幸太郎作品は(雑誌掲載ものを除いて)全て読んでしまいました。
 今回は新作。短編のふりをした長編、という連作短編(←形式は)です。

『チルドレン』伊坂幸太郎 ★★★★☆
 あちこちの書評でも目にしたのだが、やはり陣内というキャラクターが印象的である。
「レトリーバー」という作品に描かれているエピソードで、【後になって「あの時の陣内は、本当に、普通だったなあ」と永瀬がしみじみと言ったことがある。】というくだりの所が特に好きだった。
 最近ずっと「普通」ってなんだろう?「普通の人」ってどういう人だろう?ということに疑問を感じ、自分なりに考えていたのだが、これを読んで、一つの答えを得たような気がする。
 
 なぜ★が四つ半かというと、もっと彼らの話を読みたい〜というファン心理?からなのであった。そんなワガママな不満を自力で解消すべく、『重力ピエロ』を再読中。

 まだ読んだことのない方はぜひぜひご一読ください。梅雨のうっとおしい気分もしばし晴れるはず!



2004年06月10日(木) コンドロイチン

 蒼野薫さん、千世稔さん、福来千里さんと呑む。
 
 私が、「2週間前ぐらいから左膝が痛む」という話をしたら、「それは梅雨に入ったから古傷が痛むのでは?」「いや水がたまっているのかも……」などと言われました。
 症状としては、寝起きが一番の激痛。つまり、余り動かず同じ姿勢をとっていたあとに動かそうとすると、かなり痛い。動かし始めて慣れて?くると、歩いたりしていてもまったく痛くありません。階段を降りる時がビキビキ痛いです。(手すりとかにつかまらないとツライぐらいに……)
 古傷は(記憶にある限りでは)ないはずなので、放っておけば自然に治ると思っていたのですが、なかなか痛みが治まりません。

 で。同じ状態になったことがある千世さんは、そのとき膝に水がたまっていたそうです。やはり水なのかなぁ……。

 あと、「コンドロイチンを飲むといいらしいよ」とアドバイスされました。実は母にも勧められたので、既に飲んでいました(笑)。効くといいな。
 いや、まずは医者に行けっていうのを一番に言われましたけどね。

 でも自分でふった話題とはいえ、何となくお年寄りのような会話でした……。

 

 



2004年06月05日(土) 麻雀、再び

 いつぞや麻雀をしたメンバーと久しぶりに会って、Tさんのお宅で麻雀大会。
 今回は7時間ぐらいぶっ通しでやってしまいました。やり始めると時間を忘れる危険なゲームです(笑)。うまく揃うとなんだか楽しい。
 が、途中で全自動の麻雀卓の調子が悪くなってしまい、しばし中断。四人でドライバー片手にネジを外して内部をあれこれ調べてみたり。ちなみに、女子(一応)はサコミズだけだったのだが、ついつい率先してやってしまい皆に感心された。いや、こういうのは得意なんですよ……。
 結局、よくわからないまま力業で修復しました。(←根本解決には至らなかったが、使用可能な状態にまで戻した)思っていた以上に複雑な構造になっている全自動麻雀卓だったのでした。 

 勝負の結果はというと、残念ながら今回はビリでした。
 敗因の一つは、ビールやチューハイを呑みつつ、つまみにお煎餅ぐらいしか食べていなかったので、終盤戦は完全にエネルギー切れしていたことかもしれません。
(たぶんかなり無口になり凶悪な顔つきにもなっていたはず……)
 終わったあと、すごい勢いでラーメンを食べて帰りました(笑)。
 
 また機会があったら、今度は勝つぞ〜。



2004年06月04日(金) 映画『キューティーハニー』

 サトエリこと佐藤江梨子さんのハニーはとても可愛かったです。アニメのキャラクターイメージとはまた違って、素直で純粋な感じが強調されていて良かった。(きっと御本人も素直でストレートな方なのでしょう、と思うほどに、人柄がにじみ出ていた。ファンになりました)
 派手なアクションや敵との戦いが繰りひろげられるなかで、人と人が共に生きる、ということがわざとらしくなく描かれていて、なんだか泣けました。
(最近、こういうテーマに対して、ものすごく涙もろいのであった)

 さて。本日は同居人の誕生日でした。
 ちゃんとしたプレゼントは後日、ということで、本人の希望により焼肉を食べに行きました。もちろん、私もしっかり堪能してきました(笑)。カルビ、美味しかったな……。
 ちなみに同居人はサトエリの大ファンなのですが、私が友人達と先に映画を観てしまったもので、ちょっと悔しがっていました。すまん。
 
 



2004年06月03日(木) やはりピンク色

 Sさん、Rさん、Tさんとエスニック料理屋さんでお食事。三人ともあまりお酒を呑むほうではないので、私は単独で紹興酒などをグビッと呑んでいました(笑)。
 タイ料理と中華の混合メニュー。蟹のカレーがとても美味しかったです。あと、やっぱりトムヤムクンは大好き〜。
 その店でデザートを食べたにも関わらず、喫茶店でケーキセットを頼んでしまった我々。でも満足(笑)。

 さて。Rさんは先週に引き続き?、今日はTさんからのプレゼントでバスグッズを貰っていました。もちろん!ピンク色です(笑)。
 (↑5月27日の日記参照)
 これだけ集まればきっと効果は倍増しているはず。ふふふ。



2004年06月01日(火) お手伝い

 知人のお母様が亡くなられたので、お通夜とお葬式のお手伝いをさせていただきました。初めてのことだったので(お手伝いをするのは)、葬儀社の方たちに指示していただきながら。
 とても静かで、ご家族の皆様の想いのこめられたご葬儀でした。 
 お母様のご冥福をお祈りいたします。

 身近な人がいなくなるというのはとても悲しいことですが、誰にでも死というものが訪れる以上、周りはそれを受けとめるしかないのだな、と思います。
 祖父や叔父や友人が亡くなったときも、そう思いました。
 この二日間いろいろなことを考えました。生きる、ということは大変なことも多いけれど、その間にしかできないことをしよう。家族や周りの人を、そして自分をもっと大切にしよう、などと。
 日々の忙しさに紛れて、どうしても普段はそういうことを忘れがちです。自分という存在についても投げやりに考えてしまうことが多いです。
 だけど。
 せっかく生きているんだから、やっぱり一日一日を大事に過ごしたいものです。
 

 
 


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