今夜も(ノ`´)ノミ┻┻ 

2005年12月25日(日) クリスマスにしたかったこと。

*部屋の掃除。
*頼まれ物の書きモノ。かき上げ。
*美容院へいく。
*年賀状、スタート。
*メールお返事したり。。

結果。

*美容院へ行ったら、思っていた以上に髪を
切られた上に、濡れたままでしばらく放置されて、
なんだか風邪引いたかも。。。。

とりあえず、ケーキは食べて、クリスマス気分。

そして、三連休が終わった。。
・・・・何がまずかったのだろう。
23日にぱかぱかワインを飲んだから、だろうか。(;´Д`)

そもそも、クリスマスにしたかったことじゃなくて、
年末にむけて、したかった所が、色々終わっているのかも。。。

まあ、いいっか。



2005年12月24日(土) ■エビ大王

7人の娘を持ちながらも、世継ぎが生まれない王様が、
臨終の間近、死神から聞かされるムスコが生まれぬ理由。

死神とたくみに取引をし、ムスコが生まれるまでの命を手に入れた
王の代償は、一日30人のたみくさの命。
7番目の姫を捨てた呪いにより、世継ぎを望めぬ王の、
たった一人男子を産める女は、

「父親に捨てられ、夫に捨てられ、息子にも捨てられた女」

女が全ての条件をみたした時に、解き明かされる衝撃の真実とは?

てな感じの、一国盛衰記(笑)韓国の神話を基にした韓国戯曲。

オディプス王とか、云っていた人もいましたが、
私は、リア王とか、思いました。

なんつうか、7番目のムスメが見つからなくては、
ノロイが解けなくて、子作りしても意味ないのに、後宮おったて、
「処女差し出せ〜」とか、やっちまう所なんて、

全て、老いがなせるワザとしか思えん!!!!

子息というか、血筋に拘る所は、万国共通かなと思いつつ、
それでも、やはり血が濃いというか、端々に熱い民族を
感じるから、韓国の戯曲をやる意味があるんだなあと、思うのですが、

反面、タイトルになっている「エビ大王」のエビは、韓国では判りやすい意味が
あるのでしょうが、日本では、やっぱエビっすから、単に。
この辺り、もうちょっときっちり、説明が欲しいような。←聞いてないだけか。

まー、でもそんなことより、肝心なのは、その筧さんが、命に妄執する
老王に見えないという。。。。。。。。。。。。。。。。。

いや、老王というのは私の勝手な思い込みなのですが、
あの筧さんが動き回らないのは、きっと老人だからでは、ないかなあと。
そうすっと、演出をもっと、重厚にねちょっとやって欲しかったな。

あの方、みたいに!
つうか、あの方、好きそうとか思ったよ。(笑)

ぶっちゃけたハナシ、たみくさを倍々で殺していって、やっと手にいれた
運命の女が、漸く巡り会った実の娘だからといって、やらずに死を選んだ
感動的な再会も、ヒロインといい、全体的な軽めの印象も手伝って、

やらなかったんだー、あー、最後の良識は残っていたんだー、で、
終わってしまったのですよ。

やっぱりなー、筧さんは動き回らないと、いかんよ。

収穫は、佐藤さんが、思っていたよりは全然良かったというか、
見直したというか、今までゴメンね。
個人的には6番目のヒメが好きです。

所でラストは正直者は幸せになりましたは、お約束なのでしょうかね、やっぱり。



2005年12月17日(土) ■セパレート・テーブルズ

ホテルオーナー役の久世さん目当てで。
後、鈴木裕美がほれ込むのだから、どんなよという好奇心から
ラティガンまつりに行ってきたのですが、
、、、えーと。

簡単な粗筋。イギリスにあるリタイア向け(あんまり高くない)の長期滞在ホテル。
そのオーナー(やってることは管理人さんレベル)と逗留客とのこまごま。

一幕目。冬。このホテルにはふつりあいな美しい女が来る。
その彼女の目的とは?

初め、登場人物の紹介もなかなか進まず、どうしてくれようとか思っていたら、
結局、オーナのコイビトのと、よりを戻しに来たのであるという、、、、
それが、1時間45分えんえんと、語られるのですよー。

しかも、オーナーはさておき、

男:昔は書記官とかして、将来を有望されていたが、暴行未遂を起こして、牢屋に入り、
後は転落の一途。今は、労働党の政治記者で、ホテルの滞在客から、無礼な奴として、
嫌われている。エキセントリックでメランコリック。

女:いわいる上流階級のお嬢様で、男が云うところの、頭、カラッポさん。
ついでに、ちやほやされるのが、当たり前だと
思うフシあり。その自分の今までの崇拝者の中で、毛色の違うタイプで、ある男に恋をするが、
優位に立ちたい為に、小さな嘘を繰り返していき、そして、、、という自滅タイプ。
現在二度目のリコンが成立し、慰謝料で悠々自適。

で、色々な葛藤の末、この二人、最終的に、よりを戻すのですよ!!

ふうん、ちゅうか。私的にはなんでやねん?(ノ`´)ノミ┻┻
いや、お互いのアヤマチを認め合って、許し合って、お別れするんだったら、
ほうほうで終わるんだけど、えっ?情熱の赴くまま、ケッコンして、破綻して、
そいで、あんまり変わってないのに、もう一度、結ばれて、
うまくいくんかいっっっ。
どうでも、いい、感情移入が出来ないカップルの痴話ゲンカを長々と見せられるのって、
くつー。
他のお客さんも、それでいいんだ?みたいなことを云っていた。多分、このことだろう(笑)

それに比べて、二幕目。

夏。宿泊客が見つけた地方新聞の小さな記事は、ホテルに破門をなげかける。
1時間25分の方が、面白かったですよ。

母親に頭の上がらない30前半の仕事にもいけないムスメと、
自分を詐称していた紳士が、少し正直に生きられるようになるまでのヒトコマ。

オーナー久世星佳も、出番があったし。(笑)
チャイナ風のスリットの入った、ブルーのワンピが、美しかったわ。
ただ立っているだけで素敵な女優って、いいなあ。

イヤ、本当ね。もうちょっと、コンパクトに纏めてくれると良かったんだけどさ〜
ちょっとくたびれたホテルの逗留客と、オーナーの話。
ツボのはずなのになあ。なんでやねん。



2005年12月08日(木) ■贋作*罪と罰


激しくネタバレを含みますので、気になる方は、
見なかったことにして下さい。

というわけで、10年ぶりの贋作*罪と罰です。

面白かったし、感動もしたんだけど、
でも、大好きな役者が出ていて、この方の
戯曲では最高傑作だと思っていて、←私が。
もう、面白くないはずがないと、いや、
そうじゃないと困ると、決め付けておりまして〜

例えば、産地直送の馬刺しの
お刺身を食べたとするじゃないですか?
寄せ鍋でもいいんだけど。
ともかく、食べたことがある食材、料理法で。

新鮮で、肉が厚かったりして、美味しいけど、
アザラシの肉とかとは違って、食べたことが
あるものだから、美味しいとか、
前とかとは比べるけど、びっくりしたり、
しないじゃないですかー。
これが初めて観るというのとは違うんだなと。

もちろん、演出とか、何よりセットが違うんですけど、
全く別な舞台では、無いではないですか。
おお、これがこうなるのか、
こういう意味か、
というが判っても、別な結末を迎えるわけじゃないですか。

ですから、最初の彼女が、間違った、
決意して乗り越えてしまった瞬間に、
これから彼女が思い知るものの重さを知っているから、
つい、涙してしまったりするのよ。
後はラストに向かって一直線だから。

じゃあ、面白くなかったのかといえば、答えはノウです。
深く深くこの舞台、好きだなあって、
しみじみします。

でも、初めて見たらしい、隣の女の子の第一声は
「面白かった!!」
だから、面白いのよ、これということで。

というのが、おおまかな感想です。
以下は、本当にヒトコト感想。一部初演と見比べあり。

前半より、後半の方がてなれているというか、
群集が、別の役になり、新たな場面を作るというのは、
後半の方が面白い。なんで?

お願いは、ラストはやっぱり囚人服というか、真っ白な
服に着替えて欲しいなあ。
それとも、もう真っ白には戻れないのかなあ。
でも、タカコの紅い袴はきりっと良かったけどね。

段田さんは、改めていい役者だなあと思った。
「私は終わった人間です」って、台詞があるんですが、
ちゃんと終わった人間なんだよ!!
一歩引いていて、なのに、坂本竜馬が許せないから、
取引をもちかける。ギラギラしてないのよ。
与えられた役割をきちんと演じているのがスゴイ。

智ちゃんは、役者さんってレベルじゃなく、
そのキャラに合っているという点では、今回の方が○。
なんか、お姉ちゃん子な、一人飛ばしての妹!
後、英と並んで、ちゃんと姉妹に見える所が素晴らしいよ。

三条家は(名字ないんだけど)より、
全員が親子というか、夫婦らしい気がする、、
これは、単にバランスの問題なんだけど。

お家に帰って、贋作・罪と罰、読み直したら、
(本当は向こうで買いそうになって、危なかった。。)
行く前に読めば良かった。。でも、そうすると、
前回キャストで読んじゃうんだろうから、良かったわ。

いや、実は初演の時から、
天使の殺人者なんだから、もっとどうどうとしてろよ
とかって思ったんだけどー、

二時間ドラマのサスペンスの犯人は、
殺したことに無頓着だけど、
フツウの、人間は、きっともう、のりきれないで、
どきどきわたわたとするんだなと思いだした。

結局、志とかではなく、人を殺すことを乗り切れない
優しい人間であるということを、
見抜いていたのは才谷だけなんだなと。
だから、私にとってはこの戯曲はラブストーリーなんです。


でも、女だてらに肩いからせて、お家再興の為に、
ムリして頑張ってとげとげしちゃう女の痛さを見守る、
ちゃらけてみえるが、人の血を流かす代わりに、金を流す男。

いいと思うのだけどー、一般的には判りにくいのかしら??
まあ、俺の萌えポイントはマイノリティだから、しょうがないか。。。



2005年12月06日(火) とうとう当日

というわけで、本日は初日です。
なんか、毎日、毎日、痛々しいね、私(;´Д`)

7時にはちゃんと、一緒にどきどきしようとか思ったのですが、
なんか、気が付いたら、8時を回っていたよ。

いや、私がこんなにドキドキしても仕方がないのですが。。。

もう本当に。。。

ま、あれだね。少なくとも、アレよりはいいはずだよ!うん。

↑もう、何がなんだか。。


しかし、たかこさまはさておいて、筧さんがやった役を古田が
やるとは思わなかったよ。



2005年12月05日(月) ハケン会社へ。クリスマスパーティはいいから、金一封が欲しいの。(笑)

明日は、たかこ様の初日ということで、
胸がドキドキしいている所に、
お仕事で。振込み。


キャッシュレス←立替え交通費とかと、

一部社員の賞与ざんす!

この仕事も、ちきんな私にはどきが、むねむね。

キャッシュレスは20人近くの口座確認がいちいちめんどいし。
いや、同じ所を使っているから、間違いはないはずなのだが、
もし、違っていて、金が入ってないじゃんかよと、(ノ-_-)ノ~┻━┻
ということになると、経理の威信にかかわるので、
とりあえず、つぶさにチェック。。
後はシステムがダウンしないように神頼み←おいおい。

でもね、キャッシュレスは所詮、小口現金だから、
まだ万が一の時は笑ってすませられる所があるのだけど、

賞与は、しゃれにならんよ!
支払日、金曜だしさー。ヘタ打つと、月曜日が入金になっちゃう。。

何より涙が出ちゃうのは、ハケン、賞与ないんだよ。。。。。。
そいで、その一部社員にはしゃちょーの振込みが入っているんだよ。


で、しゃちょー、60才のお祝いに、部署でお金集めて、
プレゼントが決まったんだよ。。。

いや、いいんだけどさー。社長はステキなんだけどさー。
こう、非常におおざっぱに要約すると、社員じゃないからと、
他フロア一部女子から、冷害を受けている身としては、
なんか、
涙が出ちゃうのであります。

だって、女の子だもの!

又、こんな日に限って、ボーナスのハナシが、
全然知らない人から、くるんだなあ。。。


って、カネを貰えれば、全部、解決なんですか?しなさんと
いわれると、じっと手を見る。。。

いや、全ては解決しないけど、
まあ、所詮その程度の悩みつうことなんだろうな。。。。。



2005年12月04日(日) ■母・肝っ玉とその子供たち

肝っ玉と呼ばれる女が居ました。
30年戦争の最中、3人の子供と幌の荷台を引きながら、
戦場から戦場へ商売をしていました。
やがて、子供は、皆、死んでしまいました。
それでも、肝っ玉は死んでしまった長男の帰りを待ちながら、
戦火の中を、やはり荷台を引いて生きていくのでした。

というのが、ちゃんと粗筋として、チラシにも載ってますし、
タイトル場面という存在の人が居て、
場面ごとに、何が起こるか教えてくれるし、

何より導入場面は、いさましい長男と、
正直者の次男と唖しで、余計なコトをしゃべらない、長女、
彼女の自慢の3人の子供達が、肝っ玉の占いで、
命を落とすと、初めから、決まっていることなのに、

それぞれの美徳が仇を成しても、結局戦争のせいで、
命を落としていく、その場面を見るたびに、ちょっと涙ぐんだり、
胸が締め付けられたりしておりました。

友人の隣の席が、次男が死ぬところで、思わず、
「間に合わなかったか」と、声に出してしまい、
後で友人の叱責を受けていましたが、
なんか思わずそう云っちゃったというか、
判っていることなのに、
観客にそう云わせてしまったというのも、
ある意味、舞台が本物だったということないかと。

(でも、他でもうるさかったみたいなので、まあ相殺(笑)

大竹しのぶ凄いね。去年と全然、違う役なのに、同じようにも
見えるし、やっぱり違う。

でも……歌はなんか、リズムと歌はあってないかも。。。。
(今まで見たブレヒトの劇の演出が、全部、串田和美だから、
比較の対象があれなんですけど)

従軍牧師という存在は初めは、ちょっと?だったのですが、
30年戦争が17世紀の宗教戦争(プロテスタントとカトリックの)
かというのを後でパンフを読むというか、見ると、
ああ、そうかって感じで、実は勝手に第二次世界大戦か
思っていたんだけど、別にそうでも、そうでなくても、
受ける衝撃は同じというか。

結局、戦争をめぐる状況がちっとも変わらないのが、
作家の真実を見抜く眼差しなのだろうか。
ある戯曲が持っている時台を超える普遍性、
ブレヒトが書いたのは66年前、、、見えない、、という奴なのでしょうか。

装置も良かったなあ。思う存分セットというか、
パラノマ的で視覚効果も良かったです。

でも、オケピをつくって、観客席つぶして、張り出しの舞台にしたせいか、
二階からは、見づらかった場面がちらほらと。
最後のムスメの死ぬ場面とか、手すりの間だからみていたよ。

姿勢が悪いからか?

で、憲法改正派の人はみておけと、特に思っていたのでした。

で、あまりに重く濃く厚みのある話だったので、
ちょっとクールダウン&脳内整理をしなければと、
まっすぐ帰るつもりだったのだが、
結局、たつみさんと飲んでいるし。

初めは一時間とか云っていたのに、なんか2時間居座ってるし。
ハッピーアワーとはいえ2杯飲んでるし。

この後、たつみさんはハシゴで本日、初日の舞台を。
私は夕飯の準備をしなくてはならないのに〜〜〜

そして、持ち合わせが少なくて、チケット代は精算したけど、
又、1890円、借りているし(;´Д`)ダメっこ。てへ。

後、休息時間に白●加●子さんをお見かけしました。
なんか、そのまま舞台に上がっても可笑しくない、
紫色の素敵なお召し物というか、人目を引くというか。。。

もう、たつみちゃん、早くこっちこいよと思っていたら、
結局、彼女はすれ違ったけど、気が付かなかったよ。

人間の視線って、あれだね。
案外と、見えないモノなんだね。


 < 過去  INDEX  未来 >


ずるりる [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加