今夜も(ノ`´)ノミ┻┻ 

2005年11月29日(火) 初日まで一週間

大好きというか、
心惹かれてやまない女優さんになって、
↑このあたりが大変、電波。

すげい楽しみにしている舞台の初稽古に参加するという
夢をみました。←ビミョウ(笑)

夢の中で、台本に一度も目を通して無くて、あせる私。
(つうか、この辺りは、もろしなこ)

でも、その日が台本を配る日だったららしく、
ちょっとほっとする私。(なんだか)

カラーボックスみたいな小さな本棚のそばで、小さくなって
台本を読んでいると、演出家で舞台に出ている彼と、
メガネのあの方が出てきました。

が、相手役の今、某CM、どうする俺の、
電話でがなっている長髪の得意先の方は
出て来ませんでした。(しょんぼり)

ってゆうか、今からこんなにドキドキしていて、
大丈夫なのでしょうか。
私の心臓が。

お金と時間さえあれば、初日から駆けつけたかったのですが、
、、、、、嘘。怖かったから、三日目に行きます。

なんて、書いて居る今も緊張してきてしまいました。。。

とりあえず、無事に幕が開いて、
私が遅刻せずに劇場に着けますように。

いや、だって、他にどうすれば。。。 つうか落ち着こう、私



2005年11月12日(土) ■ク・ナウカで夢幻能な「オセロー」

風邪がつらかったのですが、(この頃も)
このくそ寒いのに野外劇へ。これで風邪が悪化したら、
大笑いとか思いつつも、えっちらこっちら、上野へ。

だが、ついた時点で、どっちに行くか、迷った。←相変わらず。
人の流れが多少、あるからという理由だけで、
ずんずん進んで上野博物館がある方へ向かったのですが、
ほの灯りで噴水とかが見えて、綺麗だけど、まっくらで怖かった。

で、やっと入り口に到着すると、
サド公爵夫人。チケット完売!

俺のカンは今日も外れたのかと思っていたが、
隣のというか、ちゃんとやっていたよ。良かったね、俺。

当日券を購入し、6時45分集合まで、時間があるからと、
ぶらぶらと、日本館の丁度、真向かいにある
モスク風の建物←ライトアップされて綺麗だった、
方を歩いていたら、係員がすっとんできた。

「もう時間終わってますよ。どうして入ったんですか?」
「えっ、いや、芝居を見に来て、時間があったから。
「ああ、お芝居の人ね。あんまり近づくとセンサーが入るんで、
気をつけてください」
やあああああああああん。
つうか、劇場のスタッフ、云ってくれよ。
ついでに、スタッフはもう一つ、やらかしてくれて、
当日券が、Wブッキングしやがってましたよ。

ま、聖徳太子状態でさばいていたもんね。
お話をしたら、相手の方がブッキングらしく、
(この辺り、観客の方がなれているよね)
一人ずつずれることになった。。(おいおい)

私もずれてもいいやと思ったのだが、
というのは、野外劇場というか、日本庭園の池の上に、
能舞台のセットを作ったものだから、池のさらっし風が、寒かった!!
途中で咳がどうにも出て困ったのですが、
で、その肝心な中身はというと、・・・・・・・・・ビミョウ?


そもそも「オセロー」とは
ムーア人(黒人)で、無骨な武将オセロが、
花のようなご令嬢デズデモーナに恋をし、妻にしたのだが、
オセロをうとましく思う、イアーゴの罠に掛かって、
副官と妻が不貞をしていると思い込み、
嫉妬に駆られ、妻を絞め殺すのだが、
やがて真実が明るみに出ると、後悔にさいなまれ、
自害してしまうという、
シェースクピアの四大悲劇のうちの一つなのですが、

今回の公演は、その「オセロー」を元に、
クナウカ流にアレンジしてというか、能風というか、
オセロを多少なりとも知るものには、ちょっとつらかったかも。

肝心な場面は、やらないでというか、省かれて、
新解釈というか、デズデモーナの霊が背景を長々としゃべって、
・・・・・・・・・・やっと、終わり?終わったのね、という感じでした。

最初のデズデモーナ(後から判る)と旅人(狂言回し)
の邂逅場面の、長いこと、長いこと。それが終わって、

やっと本筋が始まって、出てきたオセロー阿部一徳はまんま無骨で、
もう見るからに、美女と野獣のオセローそのもの。
なのに、原作「オセロー」そのものの場面が無いのだ。
ええ、勿体ない位に。
ともかく、デズデモーナとオセロが絡まない。

なんて書くと、ちゃんと見たこととか読んだことがあるみたいですが、
松●幸●郎と黒●瞳のオセローが可哀相すぎてというか、
デズデモーナが阿保過ぎて、挫折した。。。

所がこの話は続きがあって、
記事と後、松岡和子さんのエッセイで読んだのですが、
イギリスで、デズデモーナが14歳くらいで設定した芝居があったそうです。

そうすると、黒●瞳がやった時はアホや、この女と思っていたのが、
いきなりすっきり納得できてしまう。女優のせいでは無かったのだ。
強いてあげれば年齢のせいだった。
イアーゴの云うこと、素直に聞いちゃうのも、
オセローにころって参っちゃうのも、何もかも。
他に恋人がいなかった男と、初めての恋する少女。
だから、二人の関係は危機的状況になった時に
不器用しか立ち回れない。というのが、ピタっとはまってしまう。

(チラシ)のはがきの絵だって、ろりろりだったじゃん。
それが、見たかったのに〜
せめて、オセロの腕の中で、冷たくなっていくデズデモーナが、
阿部一徳が、美加里を絞め殺して欲しかったのに、

何でないんじゃ〜(ノ`´)ノミ┻┻   

ああ、いつか松岡和子さんの翻訳で、
デズデモーナはろりろりの若い女優でやってくんないかなあ
つうか、つまるトコは、それなの?私。

ちなみに、オセローは
あの「オセロ」ゲームの語源だと、この前、某クイズ番組でやっておりました。


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