雑記
++++徒然なるままに++++

2004年09月26日(日) 鉄砲玉つーより弾丸?

土曜日銀座に予約したCDを取りに行ったついでに初めてアップルストアに行きました。そういやあったなーと思って。今のMacは特に問題なく動いているんですが、そろそろいろいろバージョンやらシステムが合わないものが出て来て。まだだった5年なんですけどねー。意外と殺風景な所で(笑)新しいiMacいいなーと思いながら。まだ購入にはとても踏み切れないのですが、最先端なマシン達を眺めて帰ってきました。日常使う分にはまだまだ全然問題ないんですよ。問題なのはプラウザ。私普段IEなのですが(Mac使いには珍しいとの事ですが)海外のサイト行ったらsafariとか、OSの上のバージョン対応のプラウザでしか見られなくなっていてG3をXにするにはちょっと心もとないというか。こんな事で次のマシン購入を考えなくてはならないのは大変だなーと思いました。まだ日本語サイトはそんな心配ないですよね。Flashとかやたらバージョンが上がって困る位(笑)で、展示Macがネットに繋がっていたので見られなかった海外サイトにアクセス、日程を確認してうっかりpdfファイルをダウンロードしてしまいました(おい)漫画喫茶とかのプラウザとかでは見られるのかな?そこまでバージョン高くない?キンコーズの方がいいかな。

そうまでして見たかったサイトはただひとつ(笑)スターズオンアイスのサイトで、どうも次のツアーも有香ちゃんレギュラーのキャストのようです。女子シングルは他にサラ・ヒューズがいて、という事はサラちゃんはアマチュア引退?男子はヤグディンと何故か目についたスティーブンカズンズ。他はそんなキャストに去年と差はなかったかな。今年はお正月休みも合わないし、無理かなーと思いつつ、3月のデトロイト公演はひょっとして行けるのかなと日程と旅程を考えてます(って、行く気か??)だって10万弱で行けるし・・・。今年はV関連とーーーっても静かで、スケートも遠征が少なく、なら違う事やればいいのにと思いつつ、相変わらずな日々です。

静かなV関連で坂本君の舞台の発表がありましたね。相手が紺野まひる@春子ねーちゃんというかなりオイシイキャストで。もうすっかりスケート足でなくなっているよね。「てるてる家族」はスケートシーンしか見ていなかったので(笑)女優さんとしてはどうなのかなーなんて間違った見方をしそうです。にしてもタップかぁ。坂本さん膝のケアしっかりして舞台に臨んでくださいませ。



2004年09月20日(月) 野望か無謀か

水曜にスポーツ新聞をモチーフにしたデザインの打ち合わせをするっていうんで会社行く途中で何かスポーツ新聞買っていこうと思い、どれにしようかなーと思いながら「トーチュウ」好きなのでそれ選んで買ってゆきました。で、打ち合わせの最中、ふと終面をひっくり返したらここ最近では一番デカい記事で博さんがいてどっきりしましたよ。モトGPの玉田君との対談だったんですけど偶然とはいえ、とても得した気分でした(安〜)

そんな中とうとう「MOBi」終わってしまいますね。ドラマないとか、あんまり気になんなかったのってこの番組があったからだよなーと思うと本当残念です。だってほぼまる30分ピンでとーっても楽しそうな姿を見られるなんて贅沢ですよ。海外行けば一人プロモーション状態だし(笑)一社提供ってそういうとこがあるから仕方ないですね。で、「ラブセン」はどうでもいいのか?(苦笑)「ラブセン」は今のプライベートルームになってから周囲には不評ですが私は丁度引越前後だったのでインテリアの参考としては興味ある内容でした。といっても録画しっぱなしで殆ど見てないですけど。日本の芸能人って億単位で稼いでいる人って数えられる位じゃないですか。そう思うと皆結構庶民だよなーなんて。

土曜日に会社関係の人が遊びに来ました。この人は同じ会社の「社員」ではなく、フリーランスの人。自分の仕事の最終形態であろう「フリー」というものがどうなのか、すごい聞きたくて、でもなかなか聞く機会がなくてようやく実現しました。友達の誰よりも先に呼んでしまった(笑)非常に面白かったです。普段言えない会社の愚痴とかも守秘義務の許す範囲で。普段ヤなヤツとか、一緒なんだなと思いました(爆笑)私は了見が狭くて、今後フリーでやるにしても会社員として残るにしてもそこから直さないとというところがあるんですがその辺の心構えなんかも教えて貰ったり。ついでにお茶の入れ方も教わったり。家で落ち着いてお茶なんか飲む事ないんですけど、おいしいお茶ってそれだけで癒されますから興味はあったので有り難かったです。珍しいお茶をお土産に頂いてしまいました。
会社に居るとですね、デザインというかモノつくりとは違う事を要求されるじゃないですか。それらの言い分は間違ってはいないと思うんですが、ふと最近、それでは前の会社に居ても同じじゃないかと思うんですよ。このサイトを初期から覗いてくれる人なら前の会社を辞める前後、どういう事があったのか、それでもお金くれるんだから文句言うなでは本末転倒というか。そういう意味では今後どの会社いっても同じなんだろうなと漠然とは思っていて、それを自分の理想をどう具体化させるか毎日考えています。それが今すぐなのか、10年先なのか分かりませんけど自分の中の好奇心や探求心を信じたいなとは思いました。



2004年09月12日(日) 通常の土日

さて社会復帰1週間はあまり平穏には終わりませんでした(苦笑)ちょーっと大きい「結婚式」の後(企業合併の事)で少しは落ち着いたかなーと思えばそうでもなくて。しかも合併後殆ど統合された様子がなくて、これほど合併前と後がわかりにくいのもないなーと会社関係者みんなで悪態ついてます(笑)本当は土曜日に仕事関係の人を一人自宅に招待してたんですけど突発の仕事のせいでドタキャン。来週にスライドになりました。どういう人かは来週報告出来れば。
で、その忙しさにかまけて、金曜のNHK杯の発売日電話出来なかった。。。でも現状売り切れですが、チケット掲示板に早くも譲るが出てるとこみると落ち券ありそうですね。名古屋は前回の時キャンデローロ人気全盛の頃で店頭に並んだのにA席しかとれず、しかも落ち券が大量に出たという苦い思い出があります。ここで一言、必要な券以外取るんじゃないっつーの!

で、今日は残した仕事のアイデアを仕入れに紀伊国屋書店へ。そうしたらMYCITYのステージ前に人だかりが。どうも上戸彩ちゃんが来るらしかったですが、チラ見しただけで本屋へ。目的のものを買って、お昼食べてさぁ帰ろうと新宿の地下通路を歩いたらものものしい団体が。それはSPに囲まれた上戸彩ちゃん本人でした(笑)後ろからカメラ付きケータイを構えた追っかけが。別に見るつもりなかったのに見てしまう、相変わらずの引きの良さでした。本物ちょっと痩せすぎかな。。。。

今年のボーナスは殆ど使わず「貯蓄」に回す予定なのですが(この後何もなければね)唯一奮発したのが「枕」でした。4年前に一度高いの買ったのですがそれもいまいち合わなくてだんだんへたってもきたので引越の時に捨てて暫く客用の枕使っていました。で、今回のは低反発というヤツ。これが合う合わないでもう枕にお金かけるのやめようとか思ってますが(笑)今のとこは違和感なく使っています。どうしても筋力不足の方が大きいのでそれを寝具のせいにするのも無理があるんですけどね。早く帰れれば通うわよ、ジムでもプールでも。



2004年09月05日(日) 都内de散歩(番外編)

あー夏休みも終わりだわ(泣)お散歩トーク追加というか、土日に妹と子供2人が来て、まだ小さいので花やしきくらいで充分でないの?とそこへ連れて行きました。妹曰く「花やしきが潰れてしまった理由がわかるような気がする」でした。ちょっと高いね。花やしきへ向かうルートで仲見世を使ったのですが、まだ団子よりおもちゃな子達なのでおもちゃさんで釘付けになってたり。なかなか小さい子をコントロールするの大変でした。10分も歩いてらんないし。上の男の子が今1年生で、私ら姉妹が通った同じ小学校に通っています。で、夏休みの宿題の定番(笑)朝顔の観察をするのに、学校から親に朝顔の植木鉢を取りに来いという連絡があったそうで。妹の今の住居は子供の足でも7、8分というとこなのですが、旧住所からだと確実20分は掛かるその学校、「私らの頃は自分で持って帰ったよねー」と妹ご立腹でした。今の子の過保護ぶりを垣間見た気がしました。上の子は「仮面ライダー剣(ブレイド)」が大好きで番組内でお好み焼きを焼くシーンがあったとかでそれで焼きたいと言い出した事があったとかで、お好み焼き屋さんへ。下の子(女の子)は「デカレンジャー」好きとかで。何か自分らの小さい頃と何ら変わってないよなーと。日曜の朝もこの2つを見る為にちゃんと起きてくるそうで。そう話した妹に「私らもそうだったじゃん」といったら「そうだっけ?」と言われてしまいましたが、私らは「ウルトラマン」シリーズを見る為にテストパターンが始まる前から起きてたのよ。下の子はその後の女の子向けアニメ(調べる気なし 笑)は興味ないらしいです。素質ありそうなのでウルトラシリーズを洗脳出来そうな気がするけど、何故2人共ライダーシリーズに戦隊シリーズなんだ?ウルトラシリーズを見せる事なく(笑)パソコンでそれぞれのHPにアクセスしてぬり絵プリントアウトしてあげたり、キティちゃんのゲームをやらせたりして遊んで、その横で妹は爆睡していました(笑)単純な操作ならすぐ覚えてほっといても遊んでいるので遠くから見るとパソコンを操る3歳児な感じが面白かったです。

さてさて、明日の事考えるとブルーですが(笑)私学生の頃から夏休み丸々休んでいたという記憶が無くて。部活やってたし、20日近くは必ず学校行っていたような気がする。だから今年は仕事の事は一切忘れて、いろいろ頼まれ事も一切忘れて(心当たりの方、ごめんなさい)遊ぶ事のみに没頭しました。旅行は前後で移動が入るのでそういう意味でもこんなに遊びまくったのは初めてです。来週から通常モードで秋冬、乗り切りますよ〜。



2004年09月03日(金) 東京de散歩(5)

本当は「横浜」に行こうか、「六本木」行こうか考えたのですが、前日に妹から「土曜に遊び行っていい?」というメールが入って、「夏休み期間中はやめてくれ・・・」と連絡しておいたのに〜と思いつつ、仕事のある時期よりは疲れないかなと考え直して週末の予定に組み入れました。のでもう少し近場の根津・千駄木・谷中・日暮里というお散歩コースにしました。いやー歩いた歩いた。正しくはスタート地点は御徒町だったんですけど、地図見たら湯島まで近い事に気付いてまずはそこまで。「湯島」は湯島天神という学問のお願い事するにはここという神社があって、私も高校受験の年の初詣でここに来ました。但しその後新宿のゲーセンで遊んでたという不良娘でしたが(笑)湯島でもお賽銭あげておみくじ。ここは中吉でした。王貞治氏の努力塚があるのは知らなかったです。そこから不忍池へ出てずーっと歩いてゆきました。この辺は湯島天神も含めて小説家・政治家・実業家・名俳優ゆかりの場所が点在するハイソとは違う由緒正しい地域で、地価も高いです(笑)文学少年少女ならたまらない地域ですが私は単に来たことないなーという理由のみでそぞろ歩き。そういう地域のせいか、外国人観光客が多いなと思いました。それと不忍池側の上野動物園入り口側にポルトガル旅行最終日にお世話になったチェーンホテルがあってびっくり。えらいこぢんまりした印象でした。それでもティールームは得体の知れないハイソ感が漂ってましたが(笑)谷中霊園もどこぞの霊園と比べても格の違いを感じます。墓石も結構個性的でした。

終点「日暮里」は成田へ行く乗り換え駅として利用していたので駅としてはなじみがありますが、外から見たのは初めて。改札の場所が一カ所ありえない場所にあるのがすごいですが(谷中霊園直結って感じ)駅を見下ろす感じの歩道橋が独特の雰囲気を出してました。日暮里には「羽二重団子」を目当てにして本店5時閉店に焦ってたのに、支店の駅前店が全然余裕の時間で、時間配分に失敗しました。もっとゆっくりすれば良かった。いろんな小説に出て来る有名なお店らしいく、確かにおいしいかなと思いましたがあんこはちょっと甘くなさすぎなような気がして。それと日持ちしないのでここでしか買えないのかと思ったら曜日制限付きでデパートにも卸しているようので使った労力考えるとがっかりでした(笑)しょうゆ味はおもちみたいで本当おいしいですよ。

帰りどのルートで帰ろうかと思ってふと「涙橋経由」というバスがあって、「涙橋といえば・・・『明日のジョー』!」と、またマニアックな事を思って(笑)そのバスでちょっと遠回りして帰りました。涙橋がどこをさすのかバスからは良くわかりませんでしたが。

結局選んだルートは下町ルートでした。横浜はこの間夏イベで行って「たまにはこんな綺麗な街も見ておかないとなー」と思って予定にしました。「六本木」は行った事ないのを過去に会社の人にバカにされた事があって(笑)でも行って次行きたいと思う街かな?私形から入るので(笑)横浜はそうでもないけど多少きちんとした格好で行かないといけないようなとこって結構苦痛なんですよね。たまには面白いかなーと思うんですけどね。自分の為の東京観光、面白かったです。まだ行き足りてないです。ラクーアとか両国とか、亀戸とか(笑)柴又とか。一方で新しくなった日本橋とか北千住とか(北千住なんて東急ハンズ入ってますからね)
さて、頑張って社会復帰しようっと。

おまけ、今日帰ってからNHKつけっぱなしにしてたらふとクイズ番組になって「スケートといえば佐藤さん」という司会の声に「え?」と見たら有香ちゃんが出ててびっくりしました。・・・・バラエティはやめようよ〜(苦笑)というよりいつの収録なんだろ?日本にいたタイミングで出演をお願いしたという事だよなーと思うとすごいわ。NHKのHP見に行ったら過去出演者に毎週男女1名ずつスポーツ選手が必ずいたのでそう思ったらちょっとホッとしました。演歌の人も必ず、あとはバラエティ班の方々。演歌の人は紅白の事があるので結構大御所揃いです。有香ちゃんに出演のオファーがあるという事はまだ五輪解説者として残してあるという事かな。



2004年09月02日(木) 東京de散歩(4)

本日は「月島」から。メインの方の時間調整で家を出るのが若干遅めでお昼合わせでした。月島といえば「もんじゃ」、もんじゃといえば「月島」という地域ですが過去月島に来た事なければもんじゃも食べた事ありません。お好み焼きに比べて写真で見る限りあれが食べ物として成立するのが不思議だったのです。もんじゃ焼きも下町と呼ばれる地域以外ではお店も少ないし。東京というか江戸特有の食べ物?という認識でチャレンジのつもりで。もうひとつチャレンジといえばお寿司屋さんは回るのでもそうでないのでもカウンターがあるので1人で入るのはそう苦にならないのですが、焼き物系と飲み屋はさすがの私でも勇気が要ります。いや入った事ないです。飲み屋はあるか。でもいたたまれなくなりますよ。今日は平日だから邪慳にはされないだろうと意を決して入りました。そんな嫌な顔されませんでした(ホッ)しかも食べた帰りに別のお店の相場を見ようと覗いた時中から声かけられたので一人云々は杞憂なのかな。月島はすごいですね。商店街にそりゃ何十件という位お店が。通りも小綺麗で印象が変わりました。

正直に「初めて食べる」と申告しましてお店の方に焼いて頂きました。具のメインは豚肉とベビスター。そうなんだよね。「お菓子」入れるんだよね。ちなみに私ベビースターラーメン大好きなんです。で焼き方講座を受けながら、世間話をまじえつつ、また「学生?」と質問されつつ(嬉しいけど逆に貫禄ないのか心配なのだよ)具材をある程度炒めてから土手をつくり「汁」(なんて言うの?)を流し込みまた少しずつ混ぜ込んで出来上がり。それをへらで食べます。汁は、もうこの段階では他の材料と合わさり煮詰まってとろっとした感じで味が付いて美味しかったです。結構ハマるかも。最後の方おこげがカリカリになるのもおいしいかったです。これはまず、妹連れてきたいなーと思いました。妹も当然、食べた事ない筈なので。

その後、汐留まで歩くか考え、止めて地下鉄で移動。ぐっと今風の「汐留」へ。せっかくなのでシオサイトのお店いくつかひやかしたのですが、正直どこも。。。という感じでした。自分のお土産にはちみつ専門店ではちみつを買ったけど、このテのお店は品川でもあったし。豆腐ソフトクリームもこれならデザートより冷や奴で食べたいぞと思ったり(笑)しかもそれらよりときめいたのが汐留停車場を利用した博物館。無料で当時の駅事情が見られるちょっとした展示施設がマニア心そそりました。あー本当私男なら鉄道マニアだよ(苦)だた私の場合は旅行の手段として好きなので乗物が好きな訳でないんでその辺が違うかな。

で、本日のメイン「お台場」へ。お台場は東京23区の中ではかなり来てるエリアです。ヴィーナスフォートもデックス東京ビーチもひやかし済み。フジテレビ社屋はまだ未見。もっともこれらが出来る前のコンサート会場で来ていますのでそのインパクトは一生越えられないなと思います。
普段はりんかい線なのですが、今日は観光気分でゆりかもめで。景色がいいねー。で、お台場下車で何の目当てかというと「お台場フォーク村」です。昨年もやっていて友人に誘われたのですが、平日だったので断りを入れたイベント。今年は見事休みに合ったので行く決心がつきました。坂崎さんを村長にフォークの宴をやります。昨日の放送禁止歌もかなりそそられたんですが、流石にマニアックすぎるかなと思い、一番ツボに入りそうな2日目を選びました。と、いっても当券なので券有るのかドキドキだったんですが。席数も微妙でしたがまんまと椅子席を確保しました。ただ、SDMというオープンスタジオの椅子座りにくい!途中辛かったです。

ゲストは大野真澄さん(元ガロ)、鈴木康博さん(元オフコース 83年に脱退)、加藤和彦さん(元フォークルセダーズ)。いや面白すぎるし、貴重です。井ノ原君見た方がいいし、出た方がいいよ(笑)技術的に無理かな。大野さんはアルフィーファンならよーく知られてますが、歌を聴いたのは初めてです。「学生街の喫茶店」もやって下さいました。「学生街〜」は懐かしの歌では良く流れる曲ですが、私そんないい曲かなー?と思ってましたし、映像の歌い方は比較的淡々としてるでしょ?でもこの日のは元々の嗜好のCSN&Yのようなぶつかるようなボーカルで本当上手い!フォークの重鎮のすごさを垣間見た気がしました。康博さんはラジオで歌われていたのを聞いてますのでもう少し馴染みがあります。同じミュージシャンでも折り目正しい印象の人です。オフコースってそんなグループですからね。自宅でコーラスを重ねたものを持ってきてそれにメインボーカルを乗せるという凝った聞かせ方をしていました。加藤さんは言わずと知れた超大御所で日本に初めてPAシステムを取り入れたとかステージングの歴史としても貴重なお話がありました。でもみんな基本的に気持ちのいいオジサンで、そんな中普通に会話している坂崎さんもすごいなと改めて思いました。

坂崎さんの生ギターのみをライブで聴く機会は多そうでなかなか無くて、貴重でした。ただ、本人も自覚していて、周囲の人もその辺見抜いているというか、坂崎さんは個性が弱いんですよね。それと感情を表に出すタイプでないから作家性に結びつかない。オリジナルを作らなくなってしまったのはその辺が大きいのかなと思います。今となってはあのギターテクだけでも充分ですけどね。そういう人が高見沢さんの強い作家性の歌を歌ったり、今日もフォークルの「感謝」という歌を歌った時、しばし名曲になるんだなと思いました。

それとストリートミュージシャン流行りじゃないですか。路上シンガーは絶対こういうの聴くべきだと思いました。全然違うぞ!いやー帰りに一杯やりたくなる位、濃い3時間でした。



2004年09月01日(水) 都内de散歩(3)

本日は予告通り映画を見て来ました。どこで見ようかなーと考えた末、広いとこがいいかなと有楽町にしました。「Weeklyぴあ」片手に何かの映画祭よろしく、映キチのよーにはしごしましたよ。私結構形から入るので(笑)いや映画3本はしごなんて学生の時でもやってないよ。ところが時間配分間違えたというか、先に当日券押さえておけば良かったんですが、「誰も知らない」がお目当ての時間満席になってしまって仕方なしに新宿に移動して見ました。といってもここでも丁度良い時間はダメで6:30PMの回。今日はレディスデーだけでなく「映画サービスデー」で誰構わず1000円だったんですよね。ちょっと失敗しました。

映画の話の前に観光的な話からなんですが、1本目が終わってから次まで時間あるなと(これが間違いの元)お昼を折角なのでフォーラムに入っているどこぞの店にしようかと思ったらフォーラムの広場に数台のバンが。いわゆる「屋台」が出ていました。その屋台の人の話ですと、昨年から「NEO屋台村」として丸ノ内にお勤めの方をターゲットにした数件の屋台を運営しているそうです。内容も日替わり。しかも運が悪い事にフジテレビの取材も来ていた(苦笑)ナントカ鶴丸さん。逃げるよーに買い物しましたよ。私はギリシャ風バーガー「スブラギ」とスープの屋台で購入。どっちも美味しかったです。今日来ていた屋台のうち、タイ風カレーだけは自分の勤務先にも来てるんですが、私カレー嫌いなのでね。競争が激しいのかどこもお店の人が異常に愛想がいい!うっかり会社の方に来てくださいよ〜と懇願。スブラギは400円、スープの方はパン付きで500円だから安いし(先にスブラギ買ったのでパンはお持ち帰りにしました)いいなぁ。このくそ暑いのに外で熱いスープ飲んでも苦にならないんだから雰囲気って大事だなーと思いました。コンサート時では見られないフォーラムの姿でした。で、ちょっと情報、9月2日、3日の18:00〜22:00に「ネオ屋台村・スーパーナイト」と銘打ってビアガーデンをやるそうです。生ビールが300円という価格なのを始め、いろいろ催しがあるようなので近場の人は行ってみてください。

新宿は私が立川(旧住所に一番近かった繁華街)以外で唯一まともに歩ける地域です(どーよ、こんな東京都民。。。)でも引っ越してみて実感したんですが、新宿ってこれといって食事でおすすめの店がないんですよね。他地域の人案内するのに本当苦労します。チェーン店は沢山入ってますから贅沢な悩みなんですけどね。そんな新宿に「光麺」(正確な字は違います)の支店(注 ラーメン屋)が出来ていたので早い夕食代わりに入ってみました。とんこつ味を食べてみての感想は「じゃんがら」に似ているけどスープが気持ち甘いかな。美味しいと思います。しかし、銀座から来ると猥雑な街だよなー(実感)

という訳で映画3本、ラインナップは「サンダーバード」「華氏911」「誰も知らない」...すごいだろ(苦笑)「サンダーバード」は実は期待していなかったのですが、思ったよりも面白かったです。どちらかというと長期休みの子供用の映画なので主役も岡田「アラン」にその友人という、「グーニーズ」っぽい印象。しかし、メインテーマはやっぱり高揚感がありますし、V6の主題歌も「子供映画」と考えると結構合っているなーと思いました。実は主題曲オープニングしか気に入ってなかったので。あのオープニングは激好きなんだけどな。吹き替えも思ったよりは違和感なかったです。というより剛健コンビ台詞少なすぎ?坂本君の「パパ役」も周りが言う程違和感なかったです。逆に岡田アランは声低いかな。相手の子がまたボーイソプラノだったからね。特撮的にツッコミ入れてしまえばオープニングのメインテーマに被さる映像が「初代ウルトラマン」ぽいし(影絵がね)物語の内容は「襲われたGUTS基地・サンダーバード版」という感じ(ティガ見た人でないとわかんないだろ 笑)格闘名人のブロンド美人は「キューティブロンド」っぽいし、いろんな意味で楽しめる内容でした。

「華氏911」はどうしても見たいという種類でなかったのですが、折角なので。マイケルムーアに指摘されなくても湾岸戦争から同時多発テロ、イラク侵攻はアラブのオイルの利権が背景にあるのは有名な事実なんですが、テロの脅威すらも操作しているというならちょっと深刻な病巣だなと感じました。昨年末、アメリカ行ってきて実感したんですが、セキュリティの厳しいと有名なシアトルでも日本人である私なんかある程度の事を聞いていれば全然厳しくないなと思ったし、貴金属ジャラジャラなオバサン(アメリカ人だったかな)が金属探知器に引っかかっても係の人も苦笑しながら、オバサンは爆笑しながら次の検査を受けてまして、それに対してアラブ系の人は入念なチェックをそりゃ〜という感じで。お金が絡むとダメなのは万国共通なのかなと。スポーケンの会場で係の人にすごく親切にして貰ったりして「I Can」的な印象がない、普通の善良な人々なのに階級層のグロさが辛い映画でした。

「誰も知らない」は興味ですね。あれほどいろんな日本人がカンヌ行ってなんやかんややってたのが今年程目立った年もなかったのですが結果無名の少年が主演男優賞を取ってしまうという滑稽さが印象的でした(これは賞好きの日本のマスコミにも責任がありますけど)あと、アカデミー賞よりカンヌで賞を取ったものは確かにはずれが少ないので。で、見ての率直な感想は「やっぱりフィクションかな」という事。本当丁寧に作られた作品なので賞を取ったのも納得です。けれど子供は親に愛情を感じてそれで従順だったという解釈はちょっと違うような気がします。こればっかりはやっぱり「誰にもわからない」というのが正しいのかな。12才という年齢は先の長崎の女の子もですけど子供なりのプライドがあるではないのかなと。自身もそうだったし。でも、今思い返すとやっぱり子供の浅はかさであるし。難しい映画でした。主演の男の子は歌舞伎の女形を思わせる綺麗な目のラインをしているのが印象的でした。あと、末の子役がものすごい可愛いかったです。

つくづく、映画っていろんな種類があるんだなと実感しました。おまけですが「オーバードライブ」というタイトルの三味線を題材に使った映画が9月中旬位に封切りらしくチラシ貰ってきました。タイトルに惹かれたんですが、内容は超B級らしく(笑)主演が柏原収史に共演が鈴木蘭々、三味線の師匠にミッキー・カーチスという、違う意味ですごいなと。時間が合うなら見たいとか、思ってしまいました。


 <前の雑記  目次  その後の雑記>


すぎさわ [MAIL] [HOMEPAGE]