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はじめに
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2003年06月30日(月)
■突然の進路選択と題目再々変更■

 本日、暑くてかなわん。

 授業が終わってから、指導教官と面談。で、「で、将来はどうすんの?」と聞かれた。いろいろと考えるところがあるので、即答しづらい問題ではなるのだが、そのまま、サラリと「金の都合さえつけば、後期に進もうと考えてます」と返事。返事によっては、テーマが変わるものらしい。

 先生は、これといったリアクションはなく、「じゃ、もっと研究らしいものにしないと」ってコトで、題目の再々変更を求められる。大まかなテーマとして、リーディングと辞書使用の関係を考えるというコトにして、話の中では、リーディングに関する研究と辞書学の勉強をやりなさいということになった。

 面談終了後、新たな題目を考えて、候補を3つほど送ってみる。しばらくして、その3つをまとめた、1つの題目が返ってきた。これは、いろんな講義に出て、毎回思うことだが、先生の「まとめる力」には、恐れ入ってしまう。心の中で「そうなんですよ、そーゆーコトなんですよ」といつも思っている。まあ、逆に言えば、自分にはまだその力が無いということなんだから、精進せなあかんのですけど。

 というワケで、それらしい題目も決まった(今後タイトル自体は変わるかもしれないが)。夏休みは、日々、先行研究にあたることになる。主要文献・ジャーナルの洗い出しをやり直さないと。また、あちこちに籠る日々が続きそうだ。



2003年06月29日(日)
■リアルスワローズ再び/眠れない■

 本日、天気もよろしく、物置き整理。

 我が家に巣を作って住んでいたツバメが、不慮の卵・ヒナ落下事件から姿をけしてしまっていたのだが、今日、新たなツバメが物件の下見にいらした。どうやら、その安全性が気に入ったようで、居座り続けるみたいだ。そんな姿に、ちょっとテンションが上がる今日この頃。と、同時に、部屋が埋まったときの大家の気持ちは、こんなもんだろうかと考えてみたり。

□■□

 指導教官決定と(一応の)題目選定が迫っている。あれこれと考えを巡らしていると、テンションが高まって、全然寝られない。しかも、考えがまとまらないだけに、結構しんどい。でも、こういうことで、今悩んでいられる自分は、相当な幸せ者なんだろうな。



2003年06月28日(土)
■今後の(研究)活動にあたり■

 本日、ぼんやりと考え事。

 ひとまず、今後の活動の大原則みたいなものを書いてみる。

  • とにかく、情報を公開すること

 情報を分かりやすく、意図したように伝えることが、容易いことではないことを日々感じながら、教材づくりに励んでいきたいと思ふ。主たる公開ページは、こちら↓

http://user.media.nagoya-u.ac.jp/people/m030310m/s_semi.html



2003年06月27日(金)
■論文読まずに…/覇気はあっても/朝型・夜型人間■

 本日、Apache に絡む。

 この頃、講義で指定される論文以外で、まともに論文を読んでいなかったりする。講義をこなすのも、なかなかシンドイというのもあるが、決定的な要因は、日々スクリーンを見続けてしまうことにある。一日で、自分の日記を書き、Web 日記を30前後拝読し、主要なニュースサイトをいくつか巡って、最終的に、Perl スクリプトやら html を眺めて…などとやってると、あっという間に、数時間が経ってしまう。どの行動も削る気がないから、結局、削るのは、寝る時間ですかな…。

□■□

 このおっちゃんの問題発言、軽率だと分かっていながら、田原総一郎に引っ張られてもうた感があるな。まあ、どうあれ、ちゃんと謝らねば、いけませんな。そういえば、石原さんの問題発言は、どうなったんやろ…。

 で、「男性が配偶者を求める覇気に欠けている。それほど強く異性を求めているのであれば、きちんと結婚する相手を求めるべきだ、ということを言いたかった」と苦しさ満点のコメントがあるが、覇気があっても「勇気がない」ケースは多々あるワケで…ということも思ったり、結局、野郎の視点からの発言で、女性を置き去りにしたコメントという気もする。こういうネタでの発言には、注意しないといけないことを学ぶ。

□■□

 ふと、こんなレポートに辿り着く。記事冒頭の、"a morning or an evening person"という表現を見て、日本の朝型・夜型人間とピッタシだと気付く。ただ、頻出用例かどうかは、分からないんだけど。



2003年06月26日(木)
■解雇された先生/今年も新設学部■

 本日、急に大雨だったり、晴れてみたり。

 こちら(京都新聞電子版より)によると、入試が解けない先生が解雇されたとのこと。3割っていうのは、ちと異常だな。「成果が上がっていないとは思わない」という弁明もこれ如何に。

 そういえば、出身高校にも、まるで生徒の意見を取り入れず、一人で勝手に授業を進めて、質問も受け付けないような人間(もはや教師ではない)がいたな。でも、イチャモンを本人・学年主任・教頭とかに言っても、まあ、改善は期待できない。それに、教育委員会まで情報が上がらないので、結局、内部でうやむやにされるだけ。最近の、若い親は、直に教育委員会へ電話したりするそうだから、なかなか勢いがありますな。全くもって教師側に落ち度があるわけでは無いだろうから、何でもすぐに抗議すればいいというものでもないんだが。

□■□

 こちら(朝日新聞電子版より)によると、あちこちの大学で、学部などが新設されるとのこと。母校でも、イタリア語学科ができるとか。そうやって、学部が増えるんだったら、非常勤講師とかの採用は増えんのかのおと思ってみたりもする。だが、結局、今いる人を、新設学部・学科に移すんだろう。やっぱ、修士ぐらいじゃお話になりませんか…。将来不安。



2003年06月25日(水)
■駄目駄目セ・リーグ/3つめの日誌■

 本日、巨人戦に憤慨。

 今日は、講義もなかったので、野球を視られたのだが、あまりにもヒドい試合内容で、今後もう視るのをやめようかと思ったぐらいだ。

 9回に逆転ツーランを打ち込まれ、敗戦色濃厚なところに、二岡・高橋のヒット、清原死球で満塁。後藤がヒットで、1点返したところで、原が(職人・川相を出さんかい)、デッドボールで押し出しサヨナラ(こういうことは、よく記憶できますなあ)。相手ピッチャーが悪いというのもあるが、何とも味気ない。

 阪神が、球宴前に55勝ぐらいして、死のロードで貯金するようなら、メークドラマどころではなく、もう優勝間違いなしでしょう。巨人も、選手起用をもうちょっと考えれば、勝てるはずなのに。もう、この時点で、プレーオフ導入や、交流試合の話が出てきそうだな。真剣に考えてみてもいいかもしれない。

□■□

 所属ゼミ専用ページにて、Wiki なるものが導入され、そこで、日誌なんかつけてみたら? という教官のお達しがあった。というワケで、近々ページを設けて、その修羅場を綴ることにします。いやぁ、実にハイテクなゼミだ。


注:引き際はそしてどこだったろう



2003年06月24日(火)
■頭痛/題目選定理由■

 本日、頭痛に苦しむ。

 昨日は全欠席だったので、今日は強行出場。午前中こそ、何ともなかったが、午後からは、頭痛が発生。一応、全講義を乗り切ったが、帰りの電車では、ぐったり。帰宅後、しばし安静にして、日常生活へと復帰。

□■□

 まもなく、指導教官とお題を決めなくてはいけない。教官のことでは、悩むことがないが、問題は、お題だ。先日、教官に話したコトと違う方向に進みそうで、早急に相談しなくてはならない。もっと問題なのは、題目を選んだ理由を書いて、提出せねばならんというコト。理由…、「ちょっとでも、日本の英語教育向上に貢献しようと思って」とか書いたらアカンのかな。これも、要相談ですな。近々、公設ページに、修論用ページを設けるので、詳しいことは、そちらに書くと致します。


注:新装開店(?)おめでとうございます。



2003年06月23日(月)
■確実なる衰え■

 本日、寝込む。

 朝から、気分が冴えず、腹痛がヒドかったので、講義は全て欠席。下宿でもしていれば、無理してでも行っただろうが、如何せん、自宅からの通いなので、途中でどうにかなっても、対処のしようがありませんからな。寝込み続け、夕方ぐらいには、ある程度回復。

 それにしても、この体調不良の原因は何やろうと考えてみたが、京都遠征の際に、暑い中、1時間・2時間と歩き続けて、疲労してもうたからかもしれない。シンポジウムも、4時間ほどあったし。どうも、一日で疲れを取れるようにならなくなってきた。衰えてますなあ、我が身体…。



2003年06月22日(日)
■臨時休筆■


体調不良のため、お休みとさせていただきます。

すいません…




2003年06月21日(土)
■3ヶ月ぶりの京都■

 本日、京都遠征。

 卒業して3ヶ月後に、もう母校訪問。全然懐かしくない。オープンキャンパスをやってるらしく、妙に騒がしい食堂にて、みっきーと昼食を共にする。食堂のオバチャンが、自分のことを覚えていたかのような発言をするが、根拠が分からず、嬉しいというより疑わしいだけ。そんなこんなで、シンポジウム開始。

 1時半に始まって、5時半過ぎに終了(内容は、後日、院日誌に載せます)。そのまま、最寄り駅へと歩き、ホテルのチェックインを済ませ、河原町で、みっきーと G 氏と落ち合う。クーラーの壊れたスタバで一服し、しばしフラフラして、会食開始。仕事について語る2人と、ひたすら愚痴を吐く自分。ビール2杯でやめといてよかったな。それぞれの都合もあって、早めに解散。自分も、ホテル帰還直後に即就寝。

 今度来る時は、もうちょっと余裕を持たせるべきと悟る遠征であった。


注:ほら、やっぱりこういう結末でしょ。



2003年06月20日(金)
■ハイテク文系■

 本日、Perl で慌てふためく。

 実際のところ、文系でプログラミングを習うというトコロはあるんだろうか。ソフトウェアの使い方なんかを伝授する講義というのは、数多くあるだろうが、プチ Developer 講座がある大学は、そう多くはないんだろうな。やはり、そう言う意味でも、貴重な場ですな、ここは。

 で、授業の方はと言うと、ボチボチ危うくなってきた。ヤバめの消化不良を起こしそうなのであります。もちろん、1回の講義で話されたことを全て理解しようなんてコトは思ってないんだけれども、その消化できてない部分が増えてきそうなので、「危うい」ワケです。Perl に付きっきりならいいんだけど、そういうワケには、いかないのでねえ。

 夏は、どっぷり浸かってしまいそうな予感。


注:どっちかしかダメだって。



2003年06月19日(木)
■院生のパソコン力(Excel 編)■

 本日、ドッと疲れる。

 今日の最後の講義は、情報処理入門。今日は、Excel が、言語研究にどう活用できるかを示すものだったのだが、受講生から「分からない」・「ついていけない」と、ブーイングの嵐。大混乱のまま、授業が終わった。

 内容について、やや細かいことを言うと、テキストを整形して、Excel に貼り付け、関数やピボットテーブルなどを用いて特徴を見つけ出し、最終的に、グラフとして視覚に訴えるものを作るというものだった。ただ、あまり使ってない人からすれば、数式を組み立てたり、関数をどう設定し、どう使うのかという基本操作すらも分からない。にも関わらず、ピボットテーブルまで伝授しようとするのだから、学生が混乱するのも無理はない。要は、1コマに、内容を詰め込み過ぎたことが、混乱の原因だろう。

 授業後は、案の定、10人ほどのメンバーから質問攻め。関数はどう使うの?、頻度計算はどうするの?、図の貼り付けはどうやって?、Web への公開方法は?などなど、ひたすら問いに答え続け、最後には「先生」呼ばわりされるという有様。さすがに、疲れた。

 学生のスキル自体は、実はあまり高くない気がする。最も利用しているであろう、Word や ネット絡みのツール(ブラウザ・メール)でさえも、満足に使えていなかったりするからだ。頻繁に使っているソフトでさえ、そんな状態なのだから、不慣れな Excel で混乱するのは火を見るより明らかですわな。

 先生側からすれば、「院生なら」これぐらいサッと出来て当然と思っているんだろう。一方で、学生側からすれば、慣れていないソフトなんだから、もっと土台の部分から指導すべきと思っていたりする。このズレが、今日は顕著に現れたといったところですな。普通にキレちゃった人もいるし。丸くまとめようとするならば、「双方の努力・歩み寄りが必要」ということになりますな。



2003年06月18日(水)
■無線 LAN にハマる/イヤな予感■

 本日、雨の中、友人宅訪問。

 無線 LAN セットを購入したものの、まるで接続できないという宝の持ち腐れ状態が続いていたので、ヘルプとして出動。なかなか言うことを聞いてくれず、2時間ほどかけて、無事接続。せっかくの光回線なのに、使ってるマシンがショボ過ぎる。コレこそ正に、宝の持ち腐れだな。

 昨日も、無線 LAN を設定したワケだが、どうも、暗号化とか台数制限が上手くできていない。自分でもよく分かってない証拠ですな。もうちょっと余裕が出てて来たら、結構本気に我が家の無線 LAN 設定を強化してみたいと思う今日この頃。こういう「手こずる設定」って好きだ。

□■□

 明日は、パソコン絡みの講義がある。情報処理入門とか言いつつ、全然入門レヴェルではない授業である。まあ、自分は何とかなるとしても、周りはちょっとついてこれないだろうな。Excel のピボットテーブルなんて、普通知りませんって。それを、いきなりやらせるんだから、ある意味大したもんだ。こりゃ、明日も質問攻め必至ですな。ふう…。



2003年06月17日(火)
■意外と動ける自分/台風が気になる/返信の義務■

 本日、テンション低めも精力的。

 授業を2コマ終え、その後、生成文法の勉強会に参加し、それが終わってから、Mac を愛する先生から、アクセス制限について個別指導を受け、その後、某院生の無線 LAN 設定へと出向く。設定完了後、院生室で論文をチラリと読んで、大学を出たのが9時半過ぎ。帰宅したのが、夜11時。ちと疲れた。

□■□

 台風が近づいているようで。週末に、某シンポジウム出席のため、京都遠征を予定している者としては、気にしないワケにはいかない。当日の移動なので、下手すると新幹線が止まるかもしれないし、そうなれば、ホテルにもチェックインできなくなるワケで…。用事があれこれ重なってる時に、こう余計な心配事が増えるのは、イヤなもんだ。はよ、過ぎ去ってくれと願うばかり。

□■□

 離れる人あれば、近づく人あり(別にそんな諺は無いだろうけど)ってコトなのか、2・3年連絡を取っていなかった同級生から、メールが届いた。どうやら、「まだ」学生をやってるらしい(己もそうやないか)。他大学へ移籍したみたいだが、学部生なのか、院生なのか…。アイツのことだから…。というコトを詮索する意図丸出しの返信をする。

 今日の返信は、なかなか珍しい。なぜなら、この頃、メールをもらっても、緊急性がないと判断すると、1・2ヶ月返信しないこともあるからだ。嗚呼、実務的。ただ、少なくとも思うのは、返信するかしないかは、「その人の勝手」というコトだ。だから、自分が、普通の近況報告的なメールを送ったとして、それに返信が来なくても、それは、まあ気にしない。「相手が社会人」というケースがほとんどですからな、下らぬ内容に、性急な返信を求めることもないでしょうに。業務内容的なものなら、簡潔に書いて、返信期日を明記したり、それらしい内容のものが来れば、即日返信をするようにしていますが。

 「私はメールを送りました。『だから、』あなたは返事をしなければなりません」という返信義務の論理(暗黙の了解)は、必ずしも成り立たないと思うのですよ。内容や送った相手の状況にもよるワケで。「メールを送ったから、返信は当然と思う・思われる」のは、ちょっとどうかという気もしますな。メールという媒体で、相手が接触を試みているのだから、それなりのリアクションは当然だという意見もあろうかと思うのだけど、期待はいくらしようとも、それを義務とみなしすには至らないと思うんだがなあ。ま、自分がメールを送る人は、返信すべき/しなくてもよいといった辺りを明記せずとも、文面から読み取ってくれる人が多いので、さほど苦労はしませんけどね。と、考えを上手くまとめられないながらも、メール返信について一考。


注:そして、あなたは遠くへと。



2003年06月16日(月)
■低空飛行■

 本日、妙に眠い。

 とにかく眠かった。そんなに睡眠時間を削ったつもりは無いんだが、異様に眠かった。電車でウトウトするのはいいとしても、講義中にも、そのままバタッといってしまいそうなぐらいに眠かった。授業後、早々に帰宅して、昼寝。未だに、原因は分からず。

 眠くてテンションが上がらないのは、勿論のことだが、梅雨に入ってからの、この微妙な天気と、止まぬ雨にも、相当テンションを下げられる。別に、下がっていても構わないんだが、そういう時に、周りがガヤガヤしてたりすると、精神的に痛い。ギャップと言うか、何というか。要は、テンションが低い時は、静かにしてたいワケですよ。



2003年06月15日(日)
■我が家の改革と抵抗勢力(その2)/山場を超えて■

 本日、昨日に続いて、改革無くしてスペース無し。

 昨日は、本の処分だけで、一日が過ぎ去ってしまったので、今日は、小物・文具などの不要品を処分。そのまま捨てるのでは勿体ないというコトで、ダメなら捨てるしかないが、ひとまず近くの大型リサイクルショップへと搬送。

 すると、ほとんどの品(結婚式でもらったままで、未使用の皿など)を、10円単位ながら買い取ってくれた。驚きであったのは、隣の人が、電気コード「だけ」を売りに来ていたコト。しかも、店側は、10円で買い取るというのだから、これまた驚き。とりあえず持ってきて、査定してもらうもんだな、と家族一同で学び取る。

□■□

 先週は、前期最大とも言える、ゼミ発表という山場を超え、後はひたすら、文献を読んでは、レビューを重ねるコトとなる。と思ったら、各講義で、学期末レポート/試験のお知らせが、チラホラ舞い込んできた。まあ、どうあれ、息抜きなんて以ての外というコトですな。週末の京都遠征は、ササッと済ませないと。


注:日記才人におけるレヴェルが、11へと昇進。読者の皆様の支えに感謝致す次第です。



2003年06月14日(土)
■我が家の改革と抵抗勢力■

 本日、改革第一弾に着手。

 本棚3つを埋め尽くし、それでも入らないものが周辺に散乱しているという、「我が母」所有の書籍群を一部撤去することにした。再三に渡り、整理するよう促してきたが、なかなか従おうとしなかった。彼女の主張は、「コレクションだから(ダメ)」というもの。「読まないなら、コレクションもへったくれもない」という息子の一言で、渋々撤去を始める母。

 今日だけで、撤去したのは、文庫本を中心に800冊ほど。雑誌類は、廃品回収に出して、残り650冊ほどは、古本屋へ搬送。普通の大きさの段ボールで、10数箱を一気に運び込んだので、店内の注目を集めまくり。小一時間ほどで査定が終わり、1萬7千円ほどだった。一冊30円前後といったトコですな。母は、やはり不満そう。

 ちなみに、今回の撤去でも、3つの本棚には、ほっとんど隙間が空いてないという有様(つまり、周辺に散乱していた分しか撤去できてない)。推定で、まだ2000冊ぐらいあるんではなかろうか。今後も、母を説得し、無駄を減らすように促していきたい。でないと、本当に、家の床が抜けそうなんですよ。やれやれ。



2003年06月13日(金)
■フィードバックは当たり前か/再度着信拒否発動■

 本日、蒸し暑いというのに、空調点検が入ったりする。

 とある授業で、出席代わりに、先生にメールで感想や質問を送るというシステムがあるのだが、その形式にやや不安を持つ者がいる。で、言い分を聞いてみますと、「先生からのフィードバックが無いと、時々やる気がなくなる。たまには生徒を褒めたり、指摘することは大事じゃないのか。大学院は、完全に自習なのか。」というコトであった。さて、どうでしょう。

 "その先生は、質問すれば、すぐに返してくれる先生なので、原因は、そのメールの内容・書き方にあるのではないか、という気がする。質問なら、質問だとバッチリ分かるようにする必要があるでしょう。どういうメールを送ったかは知らないけれども、時として、感想と質問が入り交じって、結局何なんだというメールがありますからなあ。そういう類のものだと、答える方も、困ると思うので。というか、メールで済ませず、直に聞くなり、研究室へ出向くなりすればエエんじゃないでしょうね。"と、今度伝えておこう。

□■□

 最近、また怪しげな電話がかかってくるようになった。非通知の場合の着信拒否を回避するため、番号は明かしているようだが、自分は、初回の着信は出ないようにしている。2度目、3度目で出るつもりだが、この頃の電話は大抵1度きりである。やはり、ロクでもない電話なんだろう。しばらく、携帯完全電源オフで行くことに決定。



2003年06月12日(木)
■ゼミデビュー/間に合ってます■

 本日、ゼミにて発表。

 観客動員数、6名(教官除く)。これまで毎回出席していた方が、数名欠席。M1 程度の発表など聞く気にならんということかしら? まあ、一理なくもない。とりあえず、無事に済んでくれたけれども、反省点も大いにある。質問に対して、的確な答えを返せなかった時があるとか、笑いを取る(退屈させてはいかんなと思って)部分と、真面目に話す部分のメリハリが無かったりとか。後期の構想発表の時には、改善できればと思う今日この頃。

□■□

 近頃、新手の日記リンク集ページができているようで、「是非ご登録を」という旨の案内メールが届く。現在、日記才人・Readme・テキスト庵の3つのサイトを利用して更新しているので、今のところ、登録サイトを増やす気はない。というか、メールアドレスをロボット収集して、メールを「送りつけられている」感が強いので、こういう案内には、あまり良い印象を持てませんな。



2003年06月11日(水)
■あなたは来ない?/逆探知■

 本日、ひたすらレジュメ作り。

 明日のゼミにて、博士論文の報告をするため、一日中、論文を確認しては、Web レジュメの訂正を繰り返した。とはいえ、こんな発表を聞きにきてくれる人はいるだろうか。ほとんどが、後期課程の人だから、M1 如きの発表を聞きにきたりするだろうか。色々と意見を伺いたいが、まあ、期待はできませんな。

□■□

 <http://stella.s31.xrea.com/x/pukiwiki/pukiwiki.php?GaiaxBlog>という所からのアクセスが、BLOG という語が商標登録されそうだという内容の日記を書いて以来、コンスタントに記録されている。大したこと書いてないので、ちょいと恥ずかしいですなあ。内容増やそうかと、企んでみたり。



2003年06月10日(火)
■一人暮らしのありがたさと車内での過ごし方■

 本日、暑さと睡眠不足で、ふにゃふにゃ。

 朝7時過ぎに起きて、夜の9時・10時に帰宅する生活自体は、大してシンドイとは思わないのだが、通学に、往復3時間弱ほどかかってしまうのは、やはり、何かもったいない気がする。とは言え、せいぜい出来ることと言ったら、電車内で本を読むぐらいのコトなんだよなあ。一人暮らしの時の、あの通学の楽さが懐かしい…。

 この頃は、電車内で、首を下に向け続けて本を読むのもシンドイので、携帯で日記のネタを打ち込んだりする始末。最近は、携帯にメールがまともに入ってこないし、電話はとらないようにしてるので、ちょっとは働いてもらおうという意図の元、日記ネタ・研究ネタが浮かんだら、携帯でメモを取るようにしている。なかなかいい。車内で物思いに耽って、浮かんだ物を打ち込む。んー、悪くない。



2003年06月09日(月)
■答えは来るか■

 本日、中途半端な4時間睡眠でグダグダ。

 「BLOG」という言葉を、GaiaX なる会社が、登録商標に申請中らしい。つまるところ、BLOG という語の使用が制限されるというコトなんだろうな。それは、ちょっとマズくはないだろうか。こういうサイトや、ウェブログ学会(weblog だから、セーフ?)は、どうなってしまうのと不安がる今日この頃。

 この怪しい動きに対し、こちらでは、公開質問状を出すことを検討しているとのこと。回答が気になる。というか、回答する気があるのかどうかも怪しいな。答えようとしなかったら、様々な形での攻撃を食らいそうな気がする。まあ、どっちにしても、企業イメージは悪くなること必至ではなかろうか。兎にも角にも、是非答えてもらいたい。



2003年06月08日(日)
■ツバメ一家離散/博論とはこんなもの?■

 本日、暑いけど、まだ爽やか。

 ツバメの巣から、孵ったばかりのヒナが転落しているのを、母が発見。先日、卵の状態で1個落ちたのを確認し、今日は、生まれたヒナ2匹が、転落死というコトになってしまった。しかも、それ以来、親ツバメは巣に全く戻ってこない。これまでのツバメ夫婦は、巣が落ちたりするなどの逆境にもめげず、奮闘する姿が見られたが、今年のツバメは、あっさりと諦めてしまったようだ。残念。

□■□

 現在、ゼミでの報告のため、博士論文を読んでいる。実験・考察のところが、同じ文句の繰り返し(絶対、コピー&ペーストしてる)で、読んでて面白くない。研究してることも、なんか、あっちこっちに話題が移ってしまって、本質というか、何処を研究しているのかが、分からなくなってきた。自分の理解力が足りていないことも多分にあろうが、ちょっと読むのがツラい。指導教官が、苦言を呈していたのもうなずける。どうあれ、発表の時は、コメント・批判を多く並べられそうだ。



2003年06月07日(土)
■割り切れ■

 本日、ひたすら読む。

 夜中に、ひきこもりに関する番組が放送されていた。今では、10代を中心に見られる現象ではなく、20代、30代の男性を中心にして起きていることが報告されていた。で、身分で見てみると、大学生・院生、社会人(中間管理職)、子育てをする主婦が、中心になっているそうな。

 過度のプレッシャーを感じつつ、何か取り組んでいる最中に転んだりすると、そのショックで、ひきこもりになるケースが多いようだ。ちょうど、院生のケースが紹介されていたが、やっていた実験が失敗して、そのまま家から出ることがなくなり、両親は、指導教官からの電話で初めて、その事実を知ったというものだった。

 自分の場合、半分ゼミのような講義がほとんどで、発言を求められるコトも多いし、それなりに貢献していきたいと思っているけれども、これはこれで、なかなかのプレッシャーを感じる。それから、ゼミでは、修士課程の一年生が自分だけなので、博士課程の人たちから、ものすごい質問攻めに遭うか、まるで相手にされないんじゃなかろうかと、ビビッたりもする。

 結局、無理な背伸びなんかしても、すぐ転ぶだけで、やれることをやって、指摘を真摯に受け止めて、また改善していくってコトを繰り返すしかないやろうと思ったりする。その時、ヤバイ(できない)と思ったら、そこは、しょうがないわな、と割り切って考えるようにしている。これから先、行き詰まった時には、一日何もしない日が出てくるかもしれない。あれこれと一人で抱え込んで、そのままふさぎ込んでしまうよりはマシだと思うので。精神衛生をどう保っていくか、ちょっと考えさせられる一日でありました。


注1:昨日の日記が、お互い更新日記にて取り上げられました。毎度、コメントを頂き、恐縮です。日本語の動詞変化について、有益な情報を頂きました。あの複雑で細かい規則を覚えているであろう、日本語教師の偉大さを感じる今日この頃であります。
注2:院日誌に、最近の怒りを静めるため、猫写真をアップ。



2003年06月06日(金)
■日本語をやめようと思った時■

 本日、原因不明のかかと痛。

 用があって、登校したんだが、昼飯を食べて、ラウンジでくつろいでいたら、他の院生が入ってきて、小一時間ほど話をした。その方は、アメリカから来てるそうで、今では、日本語も難無く話すんだが、当初は、相当苦労して、日本語の学習を止めようと思ったことも度々あるそうな。その原因として、

1) 数の数え方・単位が多い
2) 動詞の変化が奇妙
 というコトを挙げていた。1) については、「いち、に、さん」という数え方の他に、「ひとつ、ふたつ、みっつ、……、やっつ、ここのつ」という数え方があり、それを覚えるのがシンドかったそうだ。それと、日本語だと、「テレビ1台、鉛筆1本、おにぎり1個、魚1匹」いうように、物によって単位が異なるので、これも覚えるのが大変だっとという。体験談として、ビールを買おうとした時、単位が分からず、「ビール、に(2つ)ください」と言って、まるで通じなかったことを話してくれた。「英語だと、sつければ、何とかなりますもんね」と言ったら、「そうなんですよ!」と言ってた。

 2) については、「着る」と「切る」の動詞の変化を挙げていた。「着る」の否定形は「着ない」で、「切る」の否定形は「切らない」となり、なぜ「切る」の方には「ら」が入るのか分からず、それで混乱したそうな。んー、確かに、なんで入るんでしょうなぁ。音声的には同じでも、意味が違うと、変化も違ってくるので、これも大変と話していた。やはり、日本語は複雑ですなぁ。

 今度は、こちらから、素朴な質問を1つ。「a や the が無い会話を聴いたり、文章を見たりすると、やっぱり気になります?」と尋ねたら、「そりゃ、もちろん」とすぐに返ってきた。冠詞が抜けると、即座に「あ、外国人だ」と思うらしい。冠詞がないと意味が変わる場合もあるから、間違いの訂正はしないものの、内容確認をすることはあるそうな。所有形容詞が無い時も、一体誰の NOUN なのかと、相当気になるんだそうだ。やはり、普段から意識せねばいけませんな。



2003年06月05日(木)
■毎回ランナーを背負うピッチャー的展開■

 本日、急な仕事が舞い込む。

 バイトとして初仕事。院の講義概要が書かれたテキストを整形してくれ、と依頼が入る。しかも、金曜日が締切。基本的な正規表現(「スペースを検索して削除しなさい」みたいな内容を記号で表す)をあれこれ使って、2000行を越えるテキストに、2時間ほどかけて修正を施した。さすがに、目が痛い。

□■□

 来週のゼミでの報告に向けて、博士論文を読むコトになったのだが、進みがイマイチ。両方こなそうとしても、片方は、確実に間に合わない。日本語で書かれたマルチメディアに関する論文と、英語で書かれたクローズドキャプション(要は、英語字幕)に関する論文があるけど、マルチメディアを広く扱っている前者を中心に、報告しようかと考え中。

 後者については、英語で、時間がかかるコト必至なので、まとめを Web 上で報告するか、ML に流すかして、メンバーの反応をうかがう(先生が、Web 上でチャットできるようにしてくれている)ことにしたい。しばらく、ゼミ以外のコトは、手につけられそうにはないなあ。でも、日記は書きます。



2003年06月04日(水)
■進路選択再び/the wrong bat/サミュエル恫喝■

 本日より、しばし停滞の予感。

 以前リクナビを利用していたせいで、リクルートから何やらメールが来た。リクナビ2005、つまり、修士1年・学部3年生用のリクナビページが、開設されたことを知らせるメールだった。そうか、就職するなら、もうこの時期に意識し始めねばならないのか。こういうのを見ると、結構ヘコみますな、「将来、どうすんだ」と。

 ちなみに、若手研究者人材データベースなんてものもある。裏では、「こんなので、就職できる人なんているのか(結局、コネやら何やらで無理だろう)」という意見もあるようだ。チラリと眺めてみても、言語系は無いに等しい。あったとしても、博士出てないとダメとか、海外に出てないとダメとか、なかなか厳しい。

 「言語系なのに、あれだけ(どれだけ?と思っていたりする)コンピュータ分かるから、どっかに窓口あるって。後期行けよ」と励ましてくれる姉さんもいるんだが、ネット巡って拝見する日記、同じ大学にいる院生、そして現役の非常勤の先生からは、「今時、修士出たくらいじゃどうにもならんし、博士出たって…」、「需要なんてまるでない」という意見が圧倒的。はて、どうしたものか。

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 メジャーで、サミー・ソーサが、飛距離が伸びるらしいコルク入りバットで試合に出場し、それがバレて(?)退場になったそうな。練習用だった("The corked bat meant for practice.")とか言ってるみたいだが、やっぱ、見る目が変わってしまうな。練習用なら、重いバットを使うはずだし、最初っから軽くてスイングしやすいので練習してどうすんだって思うんだが。

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 夜、用例集めのつもりで、映画を1本鑑賞。Changing Lanes (2002) というので、ものすごく手短に言うと、「車線変更しようとした時に事故った二人が、あれこれ争った挙げ句、正しく、そして新たな道を歩んでいく」というストーリー。車線変更ってのは、文字通りの Changing Lane で、自分の進んできた道を変えるってコトで、Changing Lane と引っかけてるんだろうけど、要は、「誠実に生きなさいよ」と訴えたかったんだろう、と解釈してみたりする。全体的には、イマイチ。結局、サミュエルが怒ってばっかりだった(彼の映画の場合、なぜか恫喝シーンだけが、毎回印象に残る)。



2003年06月03日(火)
■赤丸急上昇らしい/開設要請/連休直前■

 本日、大学内がザワザワし始める。

 昨日のアクセスログを確認すると、見慣れない URL が。ぴったんこさんの「日記才人月間ランキング推移 2003年4月」に、我が日記が並べられていた。赤丸急上昇だそうである。というか、よくお調べになってますなあと、感心するばかり。まあ、兎にも角にも、良きランキングに出られたことは、嬉しいコトであります。

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 午後、とある先生の Web ページ更新作業を支援する。ササッとリンクを張り巡らし、アップロードしたのだが、アクセス制限で行き詰まる。大学内のネットワークが大きすぎるので、何処をいじればよいのか判断できず、これは一旦保留とすることにした。

 ちなみに、先生自身は、ホームページ作成・公開には、あまり関心がないらしい。先生曰く、「周りの人が論文読みたいから送ってくれっていうんだけど、面倒だから」というコトで、仕方なしに公開するというか、周りが、開設を待ち望んでいるような状態だったりするそうな。こっちなんか、自分の方から「日記書きました」ってアピールして、アクセスしてもらってるので、その真逆な状態に、やや愕然。

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 明日から学園祭だが、自分としては、用もないので、5連休となる。用はないと言っても、公用がないだけで、私用は山ほどある。おそらく、論文読んで、本読んで、気になったところを、Web に上げたりして、あっという間に終わっていくんだろうけど。一日くらいは、キャッチボールでもして体を動かさないと、本当に廃人になってしまいそうだな。気をつけよう。


注:GuestMap に、七海四季さんからの Post 確認。ありがとうございます。



2003年06月02日(月)
■行ってますか、読んでますか■

 本日、博論2つをコピーしただけで草臥れる。

 木曜から学園祭だ、というワケではないんだろうが、何となく大学にいる人の数が減った気がしないでもない。特に、図書館に行くと、その人数の少なさには、驚いてしまう。何かを調べたり、好きな本を読んだりするってコトを、あんあまりしないんですかね。かく言う己も、学部時は、図書館にまともに行かなかったんだが。

 まあ、学部生はイイとしましても、院生が、思いの外、図書館に出向いてないっぽい。本を1・2冊借りてくると、それっきり。論文をコピーするなんてことは、まだそうは無い。ヒドイ場合は、「論文はどこにあるんですか?」なんてコトも。そりゃ、いかんでしょ、と言いたい。しかし、結局は、その人たちの勝手というか、ペースがあるんだろうから、とやかく言うつもりは無いが、ちょいと動きがスローに見えたので、気になってみたりする。



2003年06月01日(日)
■気分転換ならず/休み時■

日記才人にて、先月は、286票という、個人的に驚異と感じる投票を賜りました。
ありがとうございました。


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 本日、犬と寝込む。

 部屋に籠もって本読みばかりというのも何なので、両親の買い物に付き合って、外出してみた。途中、ペットショップに入り、猫を眺めていた(アビシニアンがエエですなぁ)のだが、ガラスの向こうにいる動物たちを、人間たちが品定めしてしまうという、ある意味残酷なその状況に、複雑な思いがするのであった。というワケで、全然気分転換になってなかったり…。

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 帰宅後、作業を再開するも、まるで捗らないので、すべてを中断。あんまり無理して考え込んだりしていると、精神的に患ったりするらしいですからなぁ。研究者・教職・新社会人・中間管理職には多いそうだが、ホンマだろうか。で、あんまりにも作業が重なると、何がどうなっているのやらと混乱して、余計に物事の進行が滞ってしまうので、今日のところは、何をこなすべきか、To Do を書き留め、犬からの癒しを受けて、早めに就寝。(結局、癒してくれるのは、犬だけですなぁ…)


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