ta@NO DOUBT

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2003年06月06日(金)
■日本語をやめようと思った時■

 本日、原因不明のかかと痛。

 用があって、登校したんだが、昼飯を食べて、ラウンジでくつろいでいたら、他の院生が入ってきて、小一時間ほど話をした。その方は、アメリカから来てるそうで、今では、日本語も難無く話すんだが、当初は、相当苦労して、日本語の学習を止めようと思ったことも度々あるそうな。その原因として、

1) 数の数え方・単位が多い
2) 動詞の変化が奇妙
 というコトを挙げていた。1) については、「いち、に、さん」という数え方の他に、「ひとつ、ふたつ、みっつ、……、やっつ、ここのつ」という数え方があり、それを覚えるのがシンドかったそうだ。それと、日本語だと、「テレビ1台、鉛筆1本、おにぎり1個、魚1匹」いうように、物によって単位が異なるので、これも覚えるのが大変だっとという。体験談として、ビールを買おうとした時、単位が分からず、「ビール、に(2つ)ください」と言って、まるで通じなかったことを話してくれた。「英語だと、sつければ、何とかなりますもんね」と言ったら、「そうなんですよ!」と言ってた。

 2) については、「着る」と「切る」の動詞の変化を挙げていた。「着る」の否定形は「着ない」で、「切る」の否定形は「切らない」となり、なぜ「切る」の方には「ら」が入るのか分からず、それで混乱したそうな。んー、確かに、なんで入るんでしょうなぁ。音声的には同じでも、意味が違うと、変化も違ってくるので、これも大変と話していた。やはり、日本語は複雑ですなぁ。

 今度は、こちらから、素朴な質問を1つ。「a や the が無い会話を聴いたり、文章を見たりすると、やっぱり気になります?」と尋ねたら、「そりゃ、もちろん」とすぐに返ってきた。冠詞が抜けると、即座に「あ、外国人だ」と思うらしい。冠詞がないと意味が変わる場合もあるから、間違いの訂正はしないものの、内容確認をすることはあるそうな。所有形容詞が無い時も、一体誰の NOUN なのかと、相当気になるんだそうだ。やはり、普段から意識せねばいけませんな。


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