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以上のサイトにて、更新報告をしています


2003年05月31日(土)
■WebCam 発掘■

 本日、掃除に追われる。

 わずか1ヶ月半ほどの授業期間で、大量のプリントと本が、激しく散乱しているので、ある程度整理することにした。結局、要らないプリントというのがほとんど無く、場所を移動させただけなので、容積が減ったワケではない。だが、一応面積は減ったので良しとしよう。

 あれやこれやと整理し終えて、くたびれたなぁと感じ、なぜか、公設ページのメンテに取りかかってしまう。こちらも、ネタは減らなかったが、段組みにしたので、スクロールする頻度は、少し減ったはず。

 それから、整理した時に、WebCam が発掘された。で、それを使って、10分ごとのキャプチャ画像を試験的に(何の?)載っけてみた。「だから何なの」と言われたらお終いなんだが、この頃顔を合わせることの無くなった友人等々に、生きている証のようなものを、日記という文章とは別の形で提示できれば、と思っている今日この頃。



2003年05月30日(金)
■図書館探検■

 本日、文献探しに勤しむ。

 大きな中央図書館や、他学部の図書館にまで足を運ばないと、資料が集まらないので、たかが学内での資料収集と言えども、相当な歩数を叩き出すことになる。今日は、自分のいる研究科の図書館と、近くの学部の図書館と、中央図書館を巡り、4時頃に始めた作業が、7時過ぎまでかかってしまった。まだ、施設に不慣れだというコトもあったのだが。

 中央図書館の場合は、地下1階〜4階の間を巡りめくるので、結構くたびれる。今日は、本格的に巡ったが、地下に関しては、あまり人もいなくて、黙想できそうなくらいに静かな所だというコトが判明。院生室は、結構ウルサイし、夜とか、休日なんかは、地下に出向いて、本読みに励むことにしよう。結構重宝しそうな空間だな。



2003年05月29日(木)
■文系にキツイかも/ゼミの貴重さ■

 本日、4コマから2コマへ。

 先生の体調不良により、午後からの2コマが休講になった。というワケで、昼から5限が始まるまで、コンピュータ室にて、文献検索と公設ページの更新をひたすら行った。

 で、本日最後の授業は、情報処理入門とかいいつつ、とてもじゃないが、入門者にはキッツイ内容であったのだが、やはり、未経験者にとっては「???」でしかなかったようだ。文系人間には、やはり体験時間が絶対的に足りてないんだろうな。おかげで、授業後、己に質問続出。まあ、それだけ自分も勉強になったからイイんだが。

□■□

 この頃、他の院生の動向を見聞きすることがある。「コンピュータにしか興味がない」と公言していた方は、本当に、コンピュータ絡み以外の講義を、あっさりと自主休講にしていた。他にも、指導教官との関係・研究課題に頭を悩ませる人もいる。それから、入学してすぐに休学し、留学なんてという人もいる。自分はと言えば、本を眺め、Web に日々のコトを綴る毎日。

 とまあ、同じ専攻にいても、やることは皆全然違ってたりする。学部の時とは違った意味で、なかなか話題を共有しづらいのだが、見方を変えれば、ゼミなんかで、様々な視点からの見解が得られることが期待できる。そう考えると、ゼミは、かなり貴重な時間だと思える今日この頃。



2003年05月28日(水)
■必死さに打たれる■

 本日、一日かけて論文読み。

 木曜は、4コマあるので、各授業の準備で、フリーのはずの水曜日はブッ潰れます。本を読んで、考えて、授業に出て、また本読んで…っていうのは、ありがちなパターンだけれども、己の場合、これらの活動に加えて、Web ページを作ったり、Perl のスクリプトを考えたりという、ハイテクな活動もせにゃならんというコトで、やはり、ちょいとばかし、大変です。

 幸いにして、己の場合、Web 関連については、幾分の知識があるので、今のところ、授業準備・授業本番に、大きな支障は、今のところない。一方で、知り合いの留学生の方なんかは、ほとんど知識がなく、必死に覚えようとしている。他の授業もあって大変なはずなのに、自分の元に、わざわざやって来て、質問なさることもある。そういう姿を見ていると、「自分もやったるわい」という気力が湧いてきますな。



2003年05月27日(火)
■混乱を見越す教授/あっさり返信■

 本日、文法が嫌いになりそうになる。

 来週から、大学祭が、3日間ほど開催されるそうで、週の後半はお休みになるらしい。で、今日の2コマ目の授業終了後に、先生が「来週は、大学祭なので休講と致します」と仰った。「直前だと、バタバタするので」というのが理由なのだが、院生には、あんまり関係ないような…。

□■□

 夜、約1年ぶりぐらいに、高校の同級生にメールを送ってみた。理由は、とあるメールを探してたら、そいつのメールが出てきたから、というだけ。アドレスが変わってるかもなあと思っていたら、あっさりと返事がやって来た。己に匹敵するぐらいの低テンションなメールであったが、とりあえず、無事に生きているとのコト。転勤して、関西圏に住んでるらしいので、そのうち飯でも食いますかとでもオファーしておこう。おっ、自分らしからぬ、積極的な人付き合い!



2003年05月26日(月)
■制限するしかないのか■

 本日、文献探しに勤しむ。

 東北地方で、大きな地震があったそうで、己がそのニュースを知ったのは、日付が変わるぐらいのことだった。被害というか、必ず生じる「電話での通話制限」のコトも報じられていたが、あれって、制限するしかないんかな。まあ、パンクしてしまっては、元も子もないというのは分かるんだが、システムを増強しておいて、緊急時には、助っ人外国人的に稼働させるという考えは毛頭無いんだろうか。

 がれきの下敷きになった人が、何とか携帯の発信だけできるという状態なのに、制限されてつながらないでは、悲惨なコトこの上無しなワケで。この頃は、GPS 携帯さえあるんだから、災害時には、通話制限でなく、より開放ってのを望みたいものだ。災害用伝言ダイヤルなんかがあるみたいだけど、あれは、かなり効率が悪そうだし。最低でも、メール送受信ぐらいは、増強してもらいたいと思いつつ、東海地震はいつ来るのやらと心配する今日この頃。



2003年05月25日(日)
■amazonギフト券を狙う/「ラストサマー」の意味を取り違える■

 本日、体調が上向く。

 院に入ってからは、基本的に「字を読み、考える」ことで一日一日が過ぎていく。で、今日も、指定文献やら、趣味文献やらを読んで、日が暮れた。こうして本を借りたり、買ったりして、新たな知見に遭遇していくワケですけれども、この頃は、さすがに「買う」方のペースが落ちてきた。如何せん、銭がないからだ。

 そこで狙うは、「amazonギフト券」。何かの本に、最初のレビューを書くと、ギフト券が当たるかもしれないそうだ。専門書だと、本当に必要な人しか読まないから、結構、レビューが無いケースが多い。読んで、それらしいレビューを書くのはシンドイけれども、文献批評の修行にもなるし、あわよくば、書籍代も獲得できるかもしれないというワケで、ちょいとカッ飛ばしてみようと思う。

□■□

 夜、「ラストサマー」なるホラー映画をチラリと観た。率直に申し上げて、つまらない、の一語に尽きる。ホラーのクセに、恐くならないし、終始、セクシーなお姉ちゃんが、走り回っているだけだったので。

 それにしても、「ラストサマー」という邦題だけだと、どうしても「最後の夏」と訳が浮かんでしまう。カタカナ表記だけを見て、「去年の夏」とすぐに分かる人は、そう多くはいないんじゃないだろうか。ちなみに、原題は、「I Know What You Did Last Summer」(去年の夏に、お宅がやらかしたことは知ってまっせ(なぜか関西弁))であります。ちなみにちなみに、続編は、「I still Know What You Did Last Summer」らしいです。タイトルだけで、観る気が失せますな。こちらの rating も、案の定低いし。



2003年05月24日(土)
■Level 10 に/悲しげな事実に関与■

 本日、愛犬たちのシャンプー実施。

 日記才人における、我がレヴェルが、10に昇進。何だか嬉しい。特典と言ったら、プロファイル欄に載せられる写真が、32KB まで OK になったコトだろうか。試しに何か載っけてみようかなと思いつつ、適当な画像が見つからないのが現状。まあ、そんなこんなで、小さな喜びを感じる今日この頃。

□■□

 コーパス学会から、最新の論文集が届いた。今回は、会員名簿も同封されていたのだが、悲しげな事実に遭遇。今年から、学部時の師匠が、事務局長になっているけれども、その事務局長が勤務している大学(つまり、我が出身校なんだけど)で、この学会に参加している「現役の」院生の名が、一つもなかった。

 以前、コーパスを使った研究発表をした方がいたんだが、その方の名は見当たらなかった。コーパスと言えば、その名前を知らんとは言わせん、というぐらいの先生が大学にいても、実際、そこを学ぶ人がいないというのは、なにやら寂しい気もする。元々、院生の数が少ないし、皆が皆コーパスによる英語研究とはいかないから、仕方ないと言えば仕方ないんだが。「悲しい」とか言いながら、自分も、師匠から離れ、移籍してしまったワケで、その現状に関与していると言えなくもない…。



2003年05月23日(金)
■相次ぐ金の始末/灯を消さないで■

 本日、Perl で悩む。

 帰宅すると、NTT から請求書が来ていた。ADSL 料金を、1 ヶ月分払い忘れていた。これで、5000 円ちょいの出費。で、払う金はあるかいなと、銀行の残高をネットで確認したら、毎月、なぜか 900 円弱が引き落とされていた。どうやら、もう使ってないプロバイダから引かれている模様。原因は、「解約」と「退会」を間違えてたかららしい。「退会」でないと、完全なサービス終了にならんそうで。また、手続きし直しである。そんなワケで、思いがけない出費が相次ぎ、ヘコみ気味。

□■□

 昨日、巨人戦を観ていたのだが、もう散々な試合内容であったので、途中で観るのをやめてしまった。中継の中で、横浜スタジアム全体を映していたのだが、内野席に空席が目立っていた。こちら名古屋でも、平日の中日−巨人戦であれば、当日券が取れるような状況である。やはり、日本プロ野球には、本格的な人気降下が起こっているようだ。

 セ・リーグの成績を見れば、阪神の独走。巨人ファンとして、独走「される」のが、こんなにも野球をつまらなくするのかと、実感する次第である。オールスターまで、今と同じか、それ以上のゲーム差があると、ひょっとしてひょっとするかも。まあ、死のロードに出た時、どうなるかが見物ですな。ともあれ、「セ・リーグの灯を消さないで」と、いつも灯を消してきた巨人ファンが訴えてみる今日この頃。



2003年05月22日(木)
■激しく使え■

 本日、無難に4コマ。

 今日は、コンピュータ絡みの講義が2コマあるのだが、受講生のほとんどは、行く先に結構な不安を抱えているらしい。今日は、論文の要点を記した web ページを作成し、upload しておくという課題があったのだが、皆、なかなか上手くできなかった(リンクが張れないとか)模様。更新ができなかったからと、講義を自主休講してしまう人も発生。

 確かに、新たな技術を、いきなりちょちょいと教えられて、ほれ web ページを作ってみろと言われて、戸惑うのも仕方ない。しかも、苦手意識を持ってしまうと、先に進むのは、余計困難になってしまう。大抵の場合、友達や T.A. の方に相談することで「一応」解決しているようなのだが、それっきりになるコトも多く、次の授業になると、また覚え直しなんてことも多々あったりする。

 「習うより慣れよ」なんてな言葉があるけれども、コンピュータのスキルってのは、習わんことにはどうにもならん部分も多いし、この言葉通り、使いまくって慣れるしかないし、そう考えると、初めて使う人にとっては、相当厄介なコトなのかもしれない。

 でも、研究なんかでもそうなんだろうが、「何をしたいか」ってのが早く見つかれば、コンピュータをもっと活用してやろうって気になって、操作にも慣れてくるんだろうなぁ。とは言え、自分としてできるのは、個別に教えるコトぐらいのもんで、具体的なスキルの底上げ案が思い浮かばないんだが。やっぱ、講習会とかやるべきなのかも。



2003年05月21日(水)
■一長一短■

 本日、スズキ・ワゴン R が納車される。

 妹が、車庫入れをすると、すんなり入るけど、位置がイマイチ。己がやると、すんなり入らないが、位置はバッチリ。んー、どっちも、どっち。今後の乗りこなしで、慣れていきたい。とか言いつつ、多分、乗ってる時間はないし、そんな用もないし。今日も、5分ほど車庫入れやって、すぐ部屋に戻って論文読み。やっぱ、時間足りませんわ。



2003年05月20日(火)
■「さん」か「君」か/こんな問題■

 本日、ふられる(雨に)。

 院には、さまざまな背景を持った方々が集まっているコトは、これまでも述べてきたが、そこでちょいと気になるのは、名前を「呼ばれる」時の敬称。己が誰かの名前を呼ぶ際は、学年的にも一番下だし、年齢的にも下っ端であるので、ほとんどの人を、「〜さん」で呼べば何も問題ない良い。ただ、自分が「さん」付けで呼ばれると、奇妙な感じがしてしまう。

 別に、男性には「君」で、女性には「さん」だ、という区別を意識しているワケではない。「さん」というのは、「対等とまではいかず、やや謙る」時に使う敬称だという意識があるもんだから、学年が上の方から、「さん」付けで呼ばれると、何か不具合を感じる。先週、先生からそう呼ばれたコトがあって、「そ、そんな大層な…」と思ったコトもある。さすがに、立場が違い過ぎますからなぁ。というワケで、「君」付けで読んでくれれば十分な今日この頃。

□■□

 ネットを巡っていると、ある英語の問題に遭遇。
That that is is that that is not is not.
 この文に、コンマとセミコロンを入れて、意味の通る文章にせよというもの。that の連続に惑わされて、困り果ててしまった。この問題、コンマやセミコロンが無いと、如何に英文が読みにくいかを知らしめるものだそうだ。院日誌にも載せて、先生にも考えてもらおうかと企み中。しかし、こんな問題をよう考え出すもんだ。



2003年05月19日(月)
■ピンクという色■

 本日、指令が下って、大慌て。

 日々、市営地下鉄で通学しているのだが、唯一の黒字路線といわれている「東山線」には、女性専用車両というものがある。平日の始発から午前9時までは、女性専用で、それ以降は、誰が乗っても構わないのだが、どうしても乗る気が失せてしまう。

 理由は、ドアに張られているステッカーや、ホームに描かれている標示が「ピンク色」であるから。自分でも、なぜピンクだと乗る気が無くなってしまうのか分からないが、あの色を見ると、なぜだか「乗ってはいけない」気分にさえさせられてしまう。他にもそう感じている男性がいるのか、心なしか、時間外であっても、男性の乗車率とは、他の車両に比べて低い気がする。ピンク色に、不思議な力でもあるんやろか。

 それから、そのステッカーに、「女性専用車両 Women Only Car」と表記してあるんだが、ちょっとコレは無いんじゃないだろうか。「いったい、Only はどこを修飾しとるんじゃ」という話になるワケで。せめて、「Car for Women」ぐらいに、訂正する気はないものか・・・。



2003年05月18日(日)
■インフォメーション・アーキテクチャ■

 本日、Information Architecture を考える。

 Web Creator という雑誌で、Information Architecture に関する特集記事が組まれていた。要するに、Web ページにて、情報にどうアクセスしやすくするのかを考えるワケだが、読んでいて、自分が如何に配慮が欠けているかを考えさせられることとなった。

 特に、公設ページの構成については、今一度考え直す必要がある。問題点の一つとして、メニューの配置が挙げられる。自分しかアクセスしないようなページと、訪問者が間違いなくアクセスするであろうページの区別ができていない。結果として、訪れた人は、そのページのどこを見れば、どんな情報が見て取れるのかが、明確でなく、閲覧者に優しくないページというワケだ。これは、再考の余地ありです。

 それから、公設ページの目的も再考する余地がある。何を目的として、そのページを存在させているのかを明確にしないコトには、やはり、訪問者の方々が、どこにどうアクセスしたらよいのかわからなくなってしまう可能性が高い。つまるところ、そこを最初に考えないコトには、構成が考えられず、ナビゲーションなんかも出来なくなるワケだし。とまあ、そういうワケで、しばらく、公設ページの構成をいじくってみる予定。



2003年05月17日(土)
■あのフレーズが駆けめぐる■

 本日、某アプリのインストールで悩む。

 授業が終わって、週末はフラフラっとしたいものだが、今週末は、文献・論文読みやら、予習やらで、あまり気が抜けそうにはない。授業が始まって、1ヶ月ぐらいが経ったが、やはり授業中心に動くため、どうしても、好き勝手にできる時間というのが作れない。「好き勝手にできる時間」というのは、興味ある分野の論文なんかを探し出して、読み倒す時間のコト。これが、なかなか出来ていないのが現状だ。

 やはり時間管理が悪いのかな、と考えてみたりする。特に、予習の作業時間が多くなりがちなのは、何とかせねばならん。とは言え、適当に済ませてしまうことは出来ないし。となると、現在、唯一の娯楽である野球のテレビ観戦を減らし、平日の睡眠時間(現在6時間)も少し減らすコトで、対処せざるを得ないですなぁ。なんか、ストレスが溜まりまくりそうな生活になりそうだが、やむを得まい。同時に、ガス抜き方法も考えないと。「そうだ、京都へ行こう。」のフレーズが、頭の中を駆け巡る今日この頃。



2003年05月16日(金)
■講義日誌への反応■

 本日、ツバメが新居で暮らし始める。

 今日は、1コマだけ。講義終了後、廊下で、その授業の担当教官から、「(公設)ホームページに、講義のまとめを書いてますよね。最近は、言語構造論(己にとって、今一番厄介)の更新がないみたいですが(笑)」と声をかけられた。その先生は、生成文法が専門なので、特に言語構造論の授業内容に目が及んだらしい。

 他の院生からは、「良いページですね」と言われたことはあって、それは嬉しいコトなんだが、それは、内容についてでなく、パッと見た感じでの感想。実際に、ささやかながらも、内容について"面と向かって"触れられたのは、初めて。「こりゃ、中身もキチンとせねば」と改めて思うのであった。まあ、そんなに、アクセスされてはいないと思うんだけど。まあ、そんなこんなで、帰宅してから、一気に日誌を更新。

 この日誌に関しては、公設ページからもアクセスできるようにしてるし、他の院生から、何かしら反応を寄せてもらいたいなぁと思っていて、昨日の授業でも、お知らせしてみたワケだが、アクセスは増えても、コメント欄には、書き込みゼロ状態が続いている。ML だけでなく、こういう場でも疑問なり意見なりを出し合って、考えていけたらいいんだがなぁ。やっぱ、書いてる内容に問題アリか。


注1:「オンライン上」って言い方は、おかしくないですか?
注2:講義日誌を、一週分やっとこさ更新しました。



2003年05月15日(木)
■Web にレジュメ/人付き合い、日々悪化■

 本日、某プレゼン。

 2限目に、とある論文の要約発表と、その批判点を述べたのだが、大きな失敗もなく、無事に終わってくれた。問題だと思ったのは、日本語を母語としない方々への配慮が足りなかった(話すスピード・用語)コトと、言語学・コーパスについて、あまり知識を持っていない人への配慮が欠けたコトの2点。今後、改善していきたい。

 そういえば、その発表の前フリ(?)で、「話す内容すべてを、レジュメに書いているワケではないので、Web 上に少し詳しい内容を載せておきました。復習がてら、ご覧ください」と言うと、「おぉ〜」と、どよめきが。先生には「画期的」とまで評されたが、それは過大評価というもの。何かと便利だから、そうしただけなのに。やっぱ、珍しいもんですかね。

□■□

 この頃、休日にやるバスケのオファーや、友人との約束をキャンセルすることが多くなってきた。人に会うと、少なくとも、数時間は費やすことになるワケで、その分を、予習などに充てたいし、発表やらが入ってくると、とてもそんな余裕がないというのが実状。申し訳ないなぁと思いつつ、なんと人付き合いが悪いのかとも思いつつ、皆に理解を求めたい今日この頃。



2003年05月14日(水)
■なんとなく■

 「なんとなく」いてくれないと困るって関係が良いんじゃないでしょうかね。



2003年05月13日(火)
■カミヲシンジマスカ■

 本日、絡まれる。

 2コマの授業を終え、自宅で作業をしようと早めに帰宅することにした。で、駅まで徒歩20分の道のりを、てくてくと歩いていたら、外国人二人に「ちょっと質問してもいいですか?」と流暢な日本語で尋ねられ、道にでも迷ったかと思い、話を聞くことにした。

 すると、「私たちは、キリスト教(モルモンとか言ってたなぁ)の宣教師です。…中略… 神を信じますか?」などと話を始める。「神がいるなら、オレを今の体調不良から救ってもらいたいもんだ。」(あっ、信じる者でないから救われないのか)と心の中で思いつつ、真面目に語ってるし、宗教を頭ごなしに、「んなもん、信じるかっ!」と言うのも失礼だし、5分ほど話を聞いて、「想像しがたい世界なので、今すぐには何とも答えられません。」と応答しておいた。後は、お決まりの「急いでますので」で、向こう側の説明を断ち切った。

 で、「こっちが聴くだけでは損だ」と思い、言語関係の質問をさせてもらった。「あなた『に』付き合いたい」と、「あなた『と』付き合いたい」の違いは分かりますか?(コンテクストは与えてない)、と。一人の学習歴は、8ヶ月、もう一人は、18ヶ月。サッとセリフを流した時には、「に」と「と」の違いを聞き取れていない様子だった。で、そこを強調して言うと、さすがに、その部分の音声的違いには気づいた。しかし、二人とも、その意味的な違いは分からないと答えた。

 やはり、日本語の助詞の習得は、困難のようだ。しかし、話をしている時は、実に流暢。助詞の使い方も、話している分には、不自然な点は、聞き取れなかった。実際、彼らがどんな方法で、日本語、特に、助詞の用法を学習しているのか、インタビューしてみたかったが、さすがに時間が押していたので、中途半端ながら、そのまま退散。電車の中では、考えねばならんコトそっちのけで、助詞のことを考えていた。今度、外国人学習者向けの日本語文法書でも読んでみますかな。


注:またゴタゴタしているので、講義日誌は、金曜日以降に一気に更新予定。



2003年05月12日(月)
■SARSと教育■

 本日、semantic prosody を研究してみよと言われる。

 日々、SARS 関連の報道を見聞きするのだが、その中で、教育への影響を伝えるものがあった。休講が長引き、授業が行えず、教育テレビ番組の数が増え、視聴率も稼いでいるという内容であった。

 こういう異常事態の時、「Web 上に教材が豊富に公開されていればなぁ」と思った。ネットに接続できてさえいれば、十分とは言えないまでも、そこそこの学習ができるワケだし。まあ、どういう学習であれ、継続せんことには、身に付かないワケだし、いつでも・どこでも・手軽に使える教材ってのは、世間がヤバイ状況でなくとも、日頃から提供されるべきだと思う。

 それから、教材という interactive なものまで要求せずとも、授業で扱う・扱おうとする内容説明だけでも、Web 上に載せておくぐらいのことは、徹底してもいいんじゃなかろうか。実習した時には、確かに、そんな時間的余裕は無かったんだけれども、皆が協力すれば、出来ないこともないだろうに。もっと Web を活用すべし、と思う今日この頃。



2003年05月11日(日)
■最近読む英文日記■

 本日、低気圧にやられて、頭痛がヒドい。

 あまりテンションが上がらないと、ネットの世界へと逃避してしまいがちな今日この頃であるが、最近は、「Hunkabutta」というサイトを訪れている。日本でプログラマーをやっているカナダ人の方が、写真付きで日記を書いておられるページである。写真がキレイで、文字のフォントが好き。

 何といっても、リラックスして読めるというのが、己にとっては、最大の魅力だと思う。日々、言語習得やら何やらと専門書を読んでいるばかりでは、気が滅入ってしまうコトもしばしばあるワケで…。本文では、無茶苦茶難しい表現というのは、ほとんど見当たらないし、一日あたりの分量も多くはないし、気軽に読める。それから、コメント欄があるのだが、そこを読めば、意見・批判・賞賛の仕方も参考になる。なかなか有益なページではないかと。



2003年05月10日(土)
■ビール缶の色/正式オファー?/with+S+V■

 本日、スローライフ。

 新聞を読んでいたら、アサヒの新発泡酒が発売されるという記事を発見。ラベルが「青く」、糖質が50%オフだという。そういえば、KIRIN も、こんなのを出していたが、何だか飲む気が失せる色である。「ビール缶=赤ラベル」、「スポーツ飲料缶=青ラベル」というのが基本イメージとしてあるもんだから、ビール缶が青いのは、いただけんなぁ。だいたい、糖質が半分になって、ビールの味として成立するんだろうか。あー、気になる、気になる。

□■□

 夜、院の広報委員の方から、アルバイトの正式オファー「らしき」メールが届いた。「らしき」というのは、委員長がこの話を進めるかどうかについての決定が下っていないからである。その委員の方が、委員長にメールを出したが、忙しいらしく、返事が来ないとのこと。で、多分 OK だろうと判断し、己に連絡を出したという経緯説明付きのメールだった。

 基本的には、ページの管理・更新が仕事になるんだが、それに加えて、なんでも、ページの大幅改変を計画しているらしい。己が、1)どれくらいこの業務に時間を割けるか、2)どのようなレヴェルの仕事が出来るのかによって、外注するのかどうかを決定するとのこと。できるものなら、全部請け負ってみたいもんだが、そうすると、本業が疎かになりかねませんからなぁ。んー、来週もまた、慌ただしくなりそうな予感。

□■□

 今日のこの日記を書きつつ、拝読している「ギネスビールの泡」という日記にて、
He'd had three straight no-decisions, with his last win was April 16 against the Mariners. 3試合連続で勝敗がついていなかったという話をしているのだが、「with SV」なんて生まれて初めてみたぞ。どうなのこれ?(元の記事は、こちら
 という記述を発見。これって。with his last win (which / that) was April 16...という感じで、関係代名詞が省略されているんじゃなかろうか。ただ、文法書にあるような決まりで、削除されたものとは言い難いなぁ。ただ、規則なんぞ関係なく、省略する方が、むしろ自然(に見える・聞こえる)だ、という人もいるし。こういう時こそ、コーパス検索による客観的なデータ提示が必要なんでしょうかね。おっ、レポートネタに使えそうかも。



2003年05月09日(金)
■仮想家内混乱/本人検索/出直し■

 本日、結構ヘコむ。

 夢を見た。いきなり、母がイギリスへ旅立つというもの。なぜか成田(広かったから)まで見送りに行って、その後は、家庭が大混乱に陥るというもの。やれ、洗濯は誰がするんだ、飯はどうするんだ、あれが無い・見つからない、と父・妹・筆者で大騒ぎ。起床後、改めて、母の存在の大きさを痛感するのであった。ちなみに、イギリスという行き先は、前日に、English Rose というバラの写真集を、母が見ていていたのを、筆者が目撃し、影響されたことによるもの、と推測される。

□■□

 公設ページに備え付けている掲示板に、地元の友人からの書き込みがあった。「URL を教えてないのに、なぜ見つかったんだろう」としばし考え込み、そこで浮かんだのが、本名検索だった。Google で検索してみると、3 件がヒット;1)所属ゼミのページ、2)卒論・修論セミナーの紹介ページ、3)公設ページだった。それにしても、本名が Web 上に載っているというのは、アクセスもさほど無いだろうと予測しつつも、何やら緊張してしまう。

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 今日は、とある授業で、テキストの要約発表を行った。院に入ってから、最初の発表ものになる。結果は、惨憺たるもの。細かな部分での誤訳・準備不足・知識不足を思い知らされるコトとなった。そのことを指摘するのに時間が取られ、先生が準備していたコトが出来なくなってしまった。己のヘボさが、授業全体に迷惑をかけるという事態に。先生は、「今のウチに恥をかくのは、構わないんですから」とフォローっぽい言葉をかけてくださったが、情けなく思うと同時に、クラスに対しては、申し訳ないとしか言い様がない。授業後は、ヘコみつつ、ずっと反省。とにかく、出直すしかない。



2003年05月08日(木)
■議論白熱の影響/ダメラボ■

 本日、怒涛の4コマ。

 院ともなると、100%講義というものも少なく、メンバーで「あーでもない、こーでもない」と言い合う形式のコマが多い。今日は、それが2コマあって、時間をオーバーしてでも、議論が白熱。そのおかげで、昼飯はロクに食べられなかった(調子が悪いことも重なったのだが)し、水分補給もできないような状態のまま、次の講義に出たりしていたので、一日中テンションは低いままであった。もうちょい、時間の使い方を考えねばならんなぁ、と思う今日この頃。

□■□

 今日は、一日中、ネットワークが不調だったようで、ログインもできないような事態が続いていた。なのに、情報委員会からは、何のアナウンスもないという有様。試しに、Linux でログイン(ここは、Windows 2000 とのデュアルブートが可能)してみたら、あっさり OK。メールチェックなど、作業も難なくこなせた。

 それにしても、このラボにある端末は、かなり力不足。Celeron 1.7GHz なら、結構すんなり動いてくれそうなものだが、Windows の方は、作業を重ねると、かなり動きが怪しくなってくる。自宅でも、同じ Windows 2000 を使ってるが、同じ OS が動作しているとは、とても思えないぐらいに、動作が不安定。まあ、OS が悪いというよりは、結局、ネットーワーク経由で動かしている(端末には HDD は装備されてないらしい)から、不安定になるんだろうな。

 一方で、Linux は、時間が経っても、かなり軽快に動作してくれるので、安心して作業が行える。ターミナルを使うためのコマンドを、もうちょい覚えたら、こっちに完全移行したほうがいいかもしれない。気にかかることとしては、文字の表示が、ジグザグしてるコトくらいだろうか。Mac OS X を使っていると、あの字のキレイさからは、離れたくなくなりますからなぁ。ともあれ、Linux に感動した一日でありました。



2003年05月07日(水)
■英気を養う水曜日?■

 本日、発表準備。

 水曜日は授業が無く、それこそダラダラしてしまいそうなのだが、今週は、テキストの要約発表の担当になっており、また、来週には別授業のレポートも仰せつかっているので、何かと慌しかったりするのであります。その他の授業の予習もせねば、授業理解度が低下することはもちろん、講義日誌の方が、書けなくなってしまうので、これも怠るワケにはいきません(まあ、当たり前なんだが)。

 水曜は休みで、木曜は4コマぶっ通しというワケで、英気を養うといきたいところだが、上記のように、そんなことを出来る余裕は、まるで無し。一日、本を読むか、モニターを見ているので、眼精疲労もなかなかのもの。最近では、焦点がすぐに合わず、クラッとしてしまうことも。今まで以上に、やるときゃやる、休むときは休む、というケジメある生活にせんと、また体調を大崩ししかねませんな。



2003年05月06日(火)
■まだ低調/DVD に目覚める父/小宮山「選手」だった■

 本日、蒸し暑い。

 久々の講義。今日は、2コマで、無難に乗り切ることが出来た。体調としては、回復している感じもするのだが、やはりまだ不安定。休みばっかりで、生活に、まだ流れができてないのかも。まあ、しばらくはまともな連休もないし、少しはリズムも出てくるかな。ひとまず、体調回復のために、食生活と睡眠には、いつも以上に気を遣いたい。そんなことを気にせにゃならん歳になったんかのぉ…。

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 先日、我が父は、DVD プレーヤーを入手し(なぜか設置は筆者担当)、四半世紀を生きてきて、遂に DVD 映画鑑賞を果たした。今までずっと観てきたビデオテープとは大違いのき画質と音の良さに、感動した模様。今日も、帰宅してから、借りてきた DVD を熱心に観ていた。こうなると、普段再生にしか使わないビデオデッキも無用の長物と化しそうな予感。これを機に、AV 機器(狭い家に、TV4台・コンポ2台・ビデオデッキ3台などなど)の再編をしようかと企み中。

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 今現在、唯一の楽しみであろう野球中継を観ていたら、小宮山悟「氏」が解説で出ていた。で、字幕には「プレイヤーズゲスト」とあり、「!?」と思って、しばし話を聞いていたら、「未だ現役にこだわり、オファー待ち」なんだそうだ。つまり、今も小宮山悟「投手」であることが判明。てっきり、現役を退いたものかと思っていた。巨人としては、投壊状態の今、彼を取る気はないんだろうか。良い戦力になると思うんだがなぁ。以下は、完全な妄想。(ちなみに、己が編成部長なら外国人投手は即解雇。江藤は放出。清原は、年俸50%OFFで、コーチ兼代打専門になるか、イヤなら放出。若手にチャンスを与え、数年はBクラスでも、監督はとがめない。現在の理想オーダーは、1.清水、2.二岡、3.阿部、4.高橋、5.斉藤、6.仁志、7.長田、8.堀田、9.投手、だな)


注:執筆6周年、おめでとうございます。



2003年05月05日(月)
■community 感■

 本日、課題に追われる。

 体調を完全に崩し、寝込んで気づけば朝だったワケだが、起きてもやはり気分が悪いまま。体がフラフラしていて、自由に動けず。そんなことは、課題が出来ませんでしたという言い訳にもならんというコトで、体を起こし、作業開始。時間が経つにつれて、調子は良くなって来た感じもするが、2・3時間に渡り、続けて作業するのは困難だった。でもまあ、休み休みでやっていったら、日付が変わる前に、一応のメドがついた。

 「風邪を引いたのでお休みします」は何とか言えても、「風邪を引いたので、課題ができませんでした」は、まず通用しませんわな。ひとえに、「体調管理が悪かったという自分のミス」ってコトですから。それに、課題提出が遅れると、自分への信用は思いっきり失われるし。大学院ってトコロは、学部とはちょいと違って、community 感が強い(会社なんかは、当たり前だろうが)から、自分の不手際・ミスが、他人に迷惑をかけることも、しばしば出てくる。体調を崩して、そのことを改めて痛感した次第であります。ホント、連休でよかったと思うばかり。



2003年05月04日(日)
■意識遠のく■

 本日、バタンキュー。

 昼から野球をやって、4時間ほど立ったところで、急激に気分が悪くなった。キツイ腹痛と、吐き気で、意識が遠のいた。で、何とか自力で帰宅し、後はそのまま寝込みっぱなし。気づけば翌朝だった。これまで、炎天下で活動してても特に問題無かったんだが、今回初めてヤバい状態に陥った。もしや日射病? 暑い中、いきなり運動したせいかも。皆様も、炎天下での運動には気を付けましょう。あー、まだ気分が悪い…。でも、宿題を片付けねば…。


注:これを書いているのは、5日13時30分であります。



2003年05月03日(土)
■不安定な体調/文系に走ったのはなぜか■

 本日、厳しい腹痛。

 天候の変化や、不規則な就寝時間が祟ってか、体調がよろしくない。特に、ノドが痛くて仕方ない。トローチの世話になりまくりである。いつから、こんなに体調が不安定になってもうたんやろうか。中・高生の頃は、一時的に崩れても、基本的に体調は安定してたのに。これも、老化のせいなのか…。

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 昼から、本屋へと出かける。相変わらず、本屋に入ると、時間を忘れてしまうのだが、今日は両親も居たので、小一時間で退散。終始、コンピュータ関連書籍を漁っていた。こんなコトをしている自分の姿を客観的に見ようとすると、なんで理系に走らなかったのか、と思うコトがある。でもまあ、原因は、「数字より、言葉が好きだったから」ってコトになるんかな。

 数学はからっきしだった。兎にも角にも、あの数字・記号の羅列を理解しようとするのが、何とも苦痛で。何の役に立つのかも分からず、ドンドン公式を言われて、問題が出てくる。「三角形の面積が出せると、どうなるんだ」と思っていた。そんな疑問をずっと持っていたので、「"こういうもんなんです"教育」には、順応できなかった。教育制度だけでなく、もちろん、己の能力も至らないところが多分にあったとは思うのだが。

 今は、コンピュータ・言語学経由で、数学をまたかじろうとしている。正直、気乗りはしないのだが、何かを考えて、人に分かってもらおうとする(今なら、論文を書くこと)なら、数字・数値は必要不可欠だと、今更ながらに感じているので、やるしかない。「数字は、人を説得するのに役立つぞ」と先生が言ってくれていれば何か変わってたんじゃないか、とふと思ったり。


注1:このページ、文字を大きくしました。
注2:講義日誌に、近所のネコ写真をアップ。



2003年05月02日(金)
■小学生を見て、言語学■

 本日、若干の腹痛と睡眠不足で注意散漫。

 今日は、少し遅めに家を出たところ、電車に小学生の集団が雪崩れ込んできた。電車がすれ違っただけで、テンションが上昇している姿などを見ると、羨ましくも感じる。途中で、別路線の地下鉄に乗り換えたら、また別の小学生集団が襲来。元気の有り余ってそうな男子を見ると、「将来は、こういう子どものオヤジ狩りに遭うかもしれんのぉ」と、暗い日本の将来を案じてみたり。それにしても、遠足集団に連続して出くわすとは、珍しい。

 さて、どちらの集団も、名古屋弁を問題なく話していた。名古屋弁とは言え、「そんなワケないがね」(=そんなワケがないじゃないか)とか、イントネーションが幾らか変化するという程度のもの。「おみゃーさん、何を言うとらっせる」(=あなた、何を言ってるのよ)のような、年輩ネイティブほどの喋りではない。集団は、見たところ、小学生の低学年と思われる。一体、いつの間に習得したのやら。

 独特の語尾変化やイントネーションを、誰かに教わるということはまずないのに、気づけば自在に使いこなしている姿を見ると、やはり不思議に思うものだ。己も、小学生の頃から、関西弁・名古屋弁・標準語を、会う人によって自動的に使い分けている。英語もそれぐらい楽に切り替えられればなぁ…。 これもまた不思議。ついでだと、同じ専攻のルーマニア出身の方曰く、ルーマニア語で子どもに話しかけると、日本語で返事が返ってくるそうな。まったまた不思議。お子さんの頃には、脳内で何やらドえらいことが起こっていることが伺える。

 残念ながら、子どもの言語習得を専門とはしてはいない(月曜の1コマ目は、このネタ満載。講義日誌の方にも書き残していきたい)のだが、英語教育をやろうとしている者にとっても、ココから明らかになってくる事項(認知過程とか)は、文法学習など(語彙は自ら学ぶしかない)について、活用できそうな気がする。こうしてみると、英語学・教育学以外にも、学ばねばならんことが山ほどあると実感しまくる今日この頃。



2003年05月01日(木)
■白装束ばっかり/補助係のオファー■

先月の日記才人投票が、150票を越え、大感激。投票者の皆様、ありがとうございました。

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 この頃、東海地方では、白装束集団のニュースがトップで報じられまくっているのだが、いい加減ウンザリすると共に、こっち(愛知)に南下してきたらイヤやなぁと思う今日この頃。そんなに電磁波が嫌いなら、地下シェルターなり、サハラ砂漠なりに引っ越していただきたいもんだ。それにしても、車やトランシーバなど、電磁波を発しまくりの品々を所有していることには、なんら矛盾を感じてないんだろうか。白い布を巻いてるのに、それらが使えてしまってるという時点で、おかしいでしょうが。

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 夜、指導教官からメールが届く。院の公式WWWサーバーのコンテンツの編集補助(名付けて、ウェブマスターアシスタントらしい)をやってみないかね?というオファーだった。お小遣い程度のお金も頂けるということで、引き受けさせていただくことにした。これでまた、学内でバイトができるようになり、本当にラッキーである。

注1:目指せ、第2世代 iPod
注2:gomame さんから、GuestMap への Post をしていただきました。ありがとうございます!


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