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以上のサイトにて、更新報告をしています


2002年08月31日(土)
■高いが故に■


 Power Bookは、壊れたときの精神的ダメージが大きそう。





2002年08月30日(金)
■苛々苛々苛々■


精神状態、若干不安定。





2002年08月29日(木)
■食料サイクル■


この頃、ナスと椎茸を食いまくり。





2002年08月28日(水)
■「ベラベラ」に思う■

 本日、雨に降られる。


 晩の6時から、Sma STATION の夏休みスペシャルがやっとりましたな。英文を言い合うベラベラステーションについて思うことをチラホラと。


 出演者は、基本的に文法云々は抜きにして、例文をどっさり覚える方法を取っている。ベラベラブックとやらには、いくつの例文が載せられているのかワカランが、どうあれ、その暗記に限界があることは目に見ている。「これだけ言えれば、どうにかなるさ」ぐらいのノリなんだろうけど、「これだけ」という、その基準が何なのかも疑わしい。


 あのコーナーで「良いかも」と思うのは、「具体的な状況を意識したセリフ」を言わせることだ。旅行で、レストランで、ってなアバウトな状況ではなくて、「狭い機内ですり抜けようとする時に一言!」みたいな具合に、細かい状況が設定されているというのは、OK だと思う。これは、NHK の「とっさの一言」でも同様である。ただの暗記ではなく、状況を与えて言わせるというのは、評価し得る。






それにしても、小林克也は、男性には珍しく発音が上手いですよね。








注:何もしないと、苦しくなる。



2002年08月27日(火)
■体目当て/入り込めないドラマ■

 本日、朝からバイト。


 連日、タマちゃん絡みのニュースが流れているけれども、どの報道でも「この川は汚染がヒドイ。だから、タマちゃんの体調が気にかかる。」などと言っている。でもって、保護せよだの、野生のままにしとけだのと論争も起きているようで。国土交通省は、「何かあったら、考えます」ってな程度だし。


 見物者たちは、本当に見物するだけで、「川をきれいにしてあげよう」といった発想は出てきていない模様。タマちゃん参上を機に、小学生とか中学生とか地域住民を集め、美化運動を進めたりしてみてはどうか、と思ったり。まあ、今は宿題で忙しい頃で、それどころではないだろうが。それにしても、人々は、なぜあんなにタマちゃんを見たいんだろうか…。


□■□


 9時から、田村正和主演の、明智小五郎を視聴。どっからどう見ても、古畑任三郎にしか見えず、明智小五郎とは思えなかった。それから、ビートたけしはもっとヒドくて、こちらは、どう見ても、ビートたけしにしか感じられない。悪者でも何でもなく、大御所のお笑い芸人にしか見えてこない。


 ドラマ全体に言えることだが、どの俳優もキャラやイメージが既に確立していることが多くて、演じている役柄とのズレを感じまくり。宮沢りえとか、伊東四郎とか、ちょっとキャスティングを豪華にし過ぎてしまった感がある。大物は、多くても2人に止めるべきじゃないでしょうかね。大物揃いのドラマには入り込みにくいので。





それから、バレバレの CG は、何だか虚しくなりますな。









2002年08月26日(月)
■ニューマシンはいつ/非数学人■

 この頃、筆者の所有する 3台のパソコンが、どれもおかしい。主な症状を列挙すると、

   ・ ネットへの自動接続が、急激な鈍化(メインの VAIO-RX60K)
   ・ 何かしらのアプリを終了すると、いつもKERNELにエラー発生。(サブの VAIO-C1XE)
   ・ 「実行用メモリが足りません」というメッセージの応酬(メモ作成機の Jornada 720)

 といったものがある。Jornada の問題は、単純にメモリが増やせば解決するが、上2つが解消しにくい。最近は、メインマシンが言うことを聞かなくなってきて、そのうちクラッシュしてデータがパーになるんじゃないかと思ってきた。したがって、近頃は、エラー修復を試みつつも、大事なデータを CD に焼く毎日であります。


 で、先日、安いのに高性能な DELL の PC を見てきた。サクサク動いて、かなり快適。でも、安いだけにキーボードとマウスの使い心地は、ぶっちゃけた話、最低に近い。コスト削減となると、真っ先にキーボードに矛先が向けられるのね、ってなぐらいに安っぽい作りになってる。まあ、仕方ないかな、とも思うが。とりあえず、本体の性能が最優先で、それには大満足。今度の Win マシンは確実に DELL です。


 そんなニューマシンの購入なのだが、それは、新学期にすべてが決定される。もしかすると(いや、実はお先真っ暗なのだが)、(筆者の意志に反し)バイトを続けられなくなる場合があるので、その時は当然、収入が確保できなくなる。そうなれば、言わずもがな、Win も Mac も関係なく、購入はなしってコトになる。新学期まで、あと約1ヶ月…どうなることやら…。


□■□


 休みに入ってから、いつも以上に、言語学の本を目にする機会が増えている。研究方法に関する文献を読むと、やたらめったら数学のお話が出てくることに気づく。数学逃避(なぜか、三角比の計算は好き)で文科系に走った筆者には、実に頭の痛いネタだな、と…。


 言語学でも、何かしらの結果には客観性がないといけないワケで、そのために数値を出して、統計学でもって処理をする。この統計が、なんだか分かりにくい。昨年、名古屋大学で講座を受けたが、統計学の講座が一番取っ付きにくくて、ほっとんど記憶に残ってない。「その用語・その数式は何を意味してるの?」ってな具合で、「何が何だか…」のまま終わってしまったことだけは覚えている。現在、『言語学の方法』(1999, 坂本勉・郡司隆男著, 岩波書店)を読み、基本について学んでいるが、数学の参考書を読んでるような感覚になって、やはり頭がフラフラと…。






数学に不向きと再確認。









2002年08月25日(日)
■今日もフラフラと■

 三菱自動車の CM を見ると、己の運転が上手かろうか下手だろうが、「うおぉぉ! 運転せねば!!」という気分になりがちな今日この頃、皆様いかがお過ごしだろうか。


 さて、今日は、気分転換(最近、そればっか)に京都駅へと足を運ぶ。相変わらず、銭に余裕がないので、買い物をするにしても、最低限に止めなければいけない。まずは、本屋でじっくりと専門書を漁る。言わずもがな、専門書は、和書であっても、そこそこのお値段がするので、パッと購入というワケにはいかない。したがって、吟味に時間を要するのだが、最近は、吟味した挙げ句に買わないというケースがほとんど。


 ちなみに、今日主に見てた本は、『言語学が好きになる本』(町田健(著))。世界の主な言語について、文法だとか音声だとか、さまざま側面から論じられている。Q&A 形式で、短いトピックで区切られているので、途中で挫折ということも少ないのではないだろうか。言語学への入門書とまではいかない(著者もそのつもりなんでしょう)が、タイトルからも感じられるように、「言語に興味が湧いてきません?」というぐらいのテンションで書かれているので、スラスラとよめそうな一冊になる気がします。


 本屋を後にして、諸般の事情により、新ドライヤーを購入。2000円とは安い方なんだろうか。PC 以外の電器製品の価格には疎いもので…。それから、ちょちょいと食料品を買い込んで、スタバに駆け込む。昼間で結構暑かったのだが、程よく混雑する程度で、大混雑ってワケでもなく、注文した品はササッと出てきた。でも、いつもより甘さが無かった。気のせいか…。そんなこんなで、京都駅を出て、帰宅途中に写真屋に寄ったら、なんと休業日。日曜に写真屋がやってないとは、これ如何に。暑い中、約3時間の外出を終え、とぼとぼと帰宅。






最近、出不精解消傾向。









2002年08月24日(土)
■平和な土曜日■

 本日、図書館で涼み、夕方に主婦的買い物。


 この頃、日記を書く意欲が失せてしまっている。日記を書いて更新すれば、投票もいただけるし、アクセスもそれなりにある。このように、励みになるものはあるのだが、イマイチ書く気になれない。日々、大した事をしてないので、ネタがないというのも一つの要因であるが、全体的に「やる気」がない。


 そんな中、今日も学校へ。やるべき課題が山積みである今、行く場所は図書館しかない。そこそこ涼しいし、人もまばらであるので、集中はできる。ただ、さすがに4時間ぶっ続けで作業するのは疲れる。適度な休憩を挟みたいところだが、今はそんなことを言える状況ではないので、集中できる時にガンガンやっとおく必要がある。そうでないと、精神的にシンドくなる一方だし。


 図書館を出て、気分転換もかねて、しばしフラフラ。金券ショップで貴重なビール券を換金し、雑誌・フライパン・ドライヤーを物色。その後、写真の焼き増しを注文しに行き、食料品を買い込んだ。それなりに歩き回ったので、気分転換にはなった気がするが、どうも蒸し暑さが戻ってきたようで、汗をかいても蒸発せず、実に不快。やはり、やる気・生きる気が失せてしまうのであった。


 最後に、家の近くで新規開店した蛸焼き屋に立ち寄ってみた。行列に並ぶこと30分、半額だったこともあって多めに購入。帰宅後、食してみたが、どうも今一つ。一つ一つデカい割には、入ってるタコが小さいのが残念。ソースも普通の味で残念。どうでもいいことだが、タコ焼きは小粒であるべきだと思う。その方が、ソースもよく絡むし、蛸が小さくても気にならないし、店側も、より多くの蛸焼きが短時間で作れるから、効率が良いと思うんですけどね。






実に平和な一日でした…。








注:狭い道を、キャンピングカーで走るのはやめなさい。



2002年08月23日(金)
■推薦状の重み■

 本日、学校へ書類申請。


 院試験出願に必要な書類を集め始め、昨日は健康診断に行き、今日は成績証明書と卒業見込証明書を申請しに行ってきた。申請書類の中に、「推薦状」というのがあって、教務の人に聞くと、「まずは先生とコンタクトをとってくれ」と言われた。やはり、直接交渉が必要なものらしい。


 今のゼミの先生には、世話にはなれども、己は、決して推薦していただけるほどの人物ではない。それに、夏休み中は、筆者のバカレポートには目もくれる暇もないほどに、何かと忙しいと話を聞いていたので、そんな時に頼み事なんぞできやしない。それに、提出期限も迫っていることだし、「急いで書いてください」などとは、口が裂けても頼めやしない。


 一番気にかかるのは、その推薦状で違う力が生まれるのではないか、ということである。そのせいで、ポイントがプラスされるのは間違いないだろうが、その手を使うことに対して、どうも引っかかってしまう。推薦してもらえることは有り難いことであるが、自分に変なプレッシャーや責任も生まれてしまうだろうし、あまり多くを背負い込みたくない筆者としては、やはり推薦状は必要ないということになる。






試験ぐらいは自力でね。










2002年08月22日(木)
■初っ端の文法軽視■

 本日、生気無き一日を送る。


 夜、NHK 総合にて「英語でしゃべらナイト」を見る。どう考えても、あの CM をパクっているとしか思えないタイトルだが、まあ、ツッコむまでもなかろう。ちょくちょくしか放送されない特番的扱いのはずなのだが、放送は30分と短め。1時間も放送したところで、試聴者がついてこないと判断したのだろうか。とまあ、どうでもよいことを考えながら、しばし視聴。


 もっとも気になったのは、パックンが、「英語は、主語と動詞が言えりゃ、それでいい」みたいな事を言ってたことである。このことは、『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』((向山 淳子, 向山 貴彦, studio ET CETRA(著))でも、似たようなことが述べられている。極論かもしれないが、「主語が、何をしたかが言えれば、それでどうにでもなる」ってワケだ。


 初期の学習者にとって、一番美味しい部分だけを食させるのは、やたらめったらと文法を叩き込むよりも、明らかに効果的ではあろう。しかし、問題は、応用が利くかどうかである。これができないと、SmaSTATION のベラベラ程度のクソ暗記に終わる可能性が高い。応用を利かせる時も、文法用語は最小限にとどめるべきであろうし、意見のまとまっているものを読ませたり、聞かせたりして、覚えさせるべきだと思う。そこの解説の明快さは、教師次第。


 番組では、奥菜恵に単文をひたすら言わせる、pattern practice を行わせていたけれども、あれも初級学習者には、ある程度効果的だろうし、学習者のやる気も持続させられやすい(すらすら出てくるようになると勘違いする)かもしれない。だが、結果としては、脈略のない乱文を生成しているに過ぎず、すぐに壁にぶつかることが目に見えている。やはり、少々しんどくても、まとまりある英文を精読して音読することが、初級者でも求められるのではないかと思う。






文法軽視はいけません。







注:九州出身者はスゴイ。



2002年08月21日(水)
■精神的疲労からか■

 本日、グッタリ。


 月と火はバイトで、朝から出突っ張りであったのだが、特別シンドイことをしたというワケではない。ただ、クーラーの効きすぎた部屋で長時間居座っていたせいなのか、やることが限られていて退屈してしまったせいなのか、いろんな事が影響して、今日はまるで動く気が起こらなかった。


 グッタリし過ぎて、予定が遅れまくり。卒論は、ほぼ凍結状態だし、本読みの方も、一日100ページが限界。一番の心配事は、スペイン語の試験勉強で、まるで進まない。基本単語の暗記と、典型的な文構造を把握するのは、反復練習で何とかなると思っているが、苦戦しているのが、動詞の活用形。一つの動詞で、10個20個と活用されるので、パターンを身につけるまでに時間がかかってしまう。試験自体は、ひどく難しい語を使ってこない。角度を変えて言えば、基本動詞の活用がポイントになってくるということだ。






こんなこと書いてる間に、1つぐらい覚えないと…。











2002年08月20日(火)
■試験対策とテーマ選定■

 本日も、朝から暇なバイト。


 さすがに、ぶっ続けでパソコンのモニタを見続けるのもシンドイので、院試験の傾向を探っていた。大学入試とは違い、大きな変化が無いのが有り難い。我が大学の院試験は、語学ネタと文学ネタの英文を和訳させる問題がほとんど。それに加えて、英作文と、論述問題が加わる。


 筆者は、英語を専攻していながらも、英語という「言語」には興味があっても、文学には恐ろしいほど興味が無い。だから、文学ネタの英文を読んでも、「なんのこっちゃ」という有様。試験では、どうしても文学ネタの英文を訳さねばならん。問題を見る限りは、難しい感じは受けないので、直訳で乗り切っていきたい。もちろん、語学ネタは、完全正答を目指す。


 論述は、細かい用語について説明するものと、大まかなテーマから何かしらを述べる問題がある。大まかなテーマの論述は、毎年ほぼ同じであるようなので、事前に解答を作成して、それを書き殴ることにする。厄介なのは、細かい用語説明。12個の用語があって、その内4つを選択して解答するもの。文学用語と言語学用語が半々で並べられているので、語学用語から4つ選ぶことは必至なのだが、その用語たちが説明できない。初耳の物も多く、基本的な文献を読んでの復習が必要。


 総じて、日英で書かれた、言語学に関する基本的な文献を読み漁ることが、一番の対策であると感じた。試験の方は、継続的にやっていけば何とかなりそうであるが、最大の問題は、「研究計画書」。何をどう書いたらよいのかサッパリ…。コンピュータによる語法研究とか、第二言語習得におけるコーパス利用の有用性なんかについて学び、研究していきたいと思っているけれども、テーマが漠然とし過ぎていて、具体性に欠けまくり…。






しばし、熟考の日々…。







注:この番組は、必見です。



2002年08月19日(月)
■役立たず、あれこれ■

 本日、9時から4時までバイト。


 1号館建て直しにより、PC 室が移転となり、スタッフの控え室がなくなってしまった。で、学生に混じって座っていたりする。オッサンどもは見れば職員と気づいてもらえるのだが、筆者は、私服だし、言わずもがな、一大学生であるので、アルバイトをしている者と気づいてもらえない。


 そんなワケで、勤務中に質問を受けるということが、まずない。まあ、夏休みになっても、この部屋に来るぐらいの人たちは、さほど操作に困ることもないようなので、出動回数は自ずと減ってくるものなのだが。で、今日やった事と言えば、「Hotmail へログインするには、IE でなく、Netscape を使ってくれ」(IE だとなぜか入れない)と答えたのと、最後の後片づけぐらいのもんである。役に「立たない」というか、立ちたくても「立てない」というか…。


 その最中、読もうと考えている本が、図書館に所蔵されているかどうかを確かめようと、データベースにアクセスしたら、いつまで経っても表示されない。で、お知らせのところを見ると、「工事の為、20日まで使えない」と記されていた。2・3日で済むものかと思ったら、9日からずっと工事。お盆が挟まっているとはいえ、そこまで時間のかかるものなのかが疑問。人が来ないと思って、無駄に期限を延ばしてるんとちゃうやろか。こちらの図書館も、役立たず。






明日も全く同じ予定。
(バイト有・データベースアクセス不可)








注1:そろそろ神戸遠征でも。
注2:スペイン語、語用論、第二言語習得、マルチメディア。



2002年08月18日(日)
■再度引き籠もり■

 本日、帰京。


 昼過ぎから出発したのだが、お盆休みも終盤ということで、町に人が繰り出しまくっていた。そそくさと京都に着いたところで、何が待ってるというワケでもないので、名古屋駅に着いてから、本屋をフラフラ。ただ、荷物が重いので、長時間は居られず、あっさりと京都へ。新幹線も程よく (?) 混雑していた。


 京都駅に着いてから、またフラフラと。液晶モニタとキーボードとプリンタが気になってしかたないので、sofmap へと足を運ぶ。加藤あいがカワイイからというワケではないが、モニタはやっぱし MITSUBISHI ですな。今買うと、5000円のキャッシュバックがあるそうで。キーボードについては、Apple Pro Keyboard を買おうか、と。Win で使えるドライバもあることだし、USB でどの PC でもいけそうだし、Mac は当分買えそうにないし。プリンタは、どう足掻いても、HP しかないです。


 帰宅後は、荷物もそのままに、高校野球・プロ野球観戦に勤しむ。その最中に、「明日からは心機一転カッ飛ばしていくぞ」ってコトで、大まかな計画を立ててみる。休む暇などあってはならんハズなのだが、それでも休日を入れてみたりする。まあ、やる事は本読み中心で、計画と言っても、「いついつまでに、この本を読んでおこう」ってな程度のもんです。







また、引き籠もり生活に逆戻り。








注:五木寛之(著) 『運命の足音



2002年08月17日(土)
■野球をしなさい■

 本日、J1 開催。


 13:00 から集まり始めたのだが、暑いのなんのって…。こんな暑さの中で真剣勝負に身を投じる甲子園球児達には敬意を表したいものであります。そんなこんなで、最終的に集まったのは、11 人。5人・6人 に分けてチーム編成。ルールは極めて変則。異例の10 ボール制(通常は、3 ボールまでOK)を採用。そして、人数が少ないので、2 アウトチェンジを適用。イニングは、5 回まで。スタメンは以下の通り。


AB
選手メモ選手メモ
RF黒幕遅刻し過ぎPGAL暴投王
LFゴッシー堅実1Fはるさん麻雀強そう
3FS級孤高に暮らすSS,P幹事いつも任せっぱなし
1F,P裸族支離滅裂RFかとぺ出席率高
SS,P現在、研究者LF,Cタモさん本当にタモリファン
P,1Faska常にテンション低め


 筆者は、先発で 2 回を無失点。その後も、投手戦(というよりは凡打の嵐)で、互いに点数が入らず。そして、最終回に突入。筆者側は後攻で、1 アウト満塁で筆者に打順が巡ってきた。サヨナラのチャンス。しかしながら、それまでに 2 三振。誰もが「打てるわきゃない」と、筆者を舐めきっていたのだが、見事ライトへサヨナラヒットを放ってしまった。ゲームセットしたところで、夜の部(飲み会)について話し合い、一旦解散。夜は、近くの居酒屋で、放送禁止トーク連発。10時過ぎに解散。






明日から、またウンザリ京都暮らし…。










2002年08月16日(金)
■ラッシュ回避■

本日、和歌山から愛知へUターン。



朝5時に、犬3匹をつれて近くの神社まで散歩。

朝食後、墓参り。

昼寝。

夕方5時に、早めの晩飯。

午後6時前に出発。

某インター近くで火災を目撃。

午後10時前に到着。





狭い我が家が、やっぱり一番。






注:謄本は全員、抄本は己のみ。



2002年08月15日(木)
■田舎暮らしの効力■

 本日、引き続いて田舎暮らし。


 まあ、実に長閑なもんです。する事は山ほどあれども、全然気にも留めなくなるから恐ろしい。暇になること必至であったので、数冊本を持っていたのだが、それすらも読む気が起こらない。ひたすら、ボケーッとして、ちょくちょく犬と戯れたり、その辺を散歩し、ちょいと草臥れたら昼寝をする。京都でこんなことをしたら、ただのダラダラ生活で、罪悪感みたいなものも芽生えるんだろうが、田舎だとそんなことは微塵も思わない。素晴らしいです。


 我が田舎には、ネットもないし、スタバもない。あるのは、田んぼと大きな川だけ。確かに、「不便かな」と思うことはあるが、それが不思議と苦であるとは感じない。こうしてみると、自分が京都で如何に不健康な暮らしをしているっかが実感できる。言わずもがな、田舎は、肉体的にも精神的にもよろしいことが多い。






何よりも、ゆったりした時の流れが最高です。










2002年08月14日(水)
■真なる帰省■

本日、和歌山へ真の帰省。



朝6時過ぎに出発。

午前10時頃、和歌山到着。

昼寝。

夕方は、墓参り。

晩は、バーベキュー。

缶ビール6本に、焼酎2杯。

野郎だらけの暗い世間話。

おぉ、新婚。





お開き後、即「倒」。









2002年08月13日(火)
■金解禁なお凍結■

 本日、名古屋に出かけてみる。


 目的は、通帳記入と、キーボード探しと、Mac いじりと、本探し。まずは、通帳記入をしに銀行へ。すると、通帳の行が埋まってしまい、新通帳へ繰り上げすることに。ちょうど昼頃で、昼休み中の会社員が多く、20分ほど待たされた。で、新通帳を受け取ると、たった1行だけの記載。ところで、新通帳には、印鑑は必要ないようですな。初めて知った。というか、通帳を新しいものにする事自体、初めて。


 お次は、キーボード探しとMac いじり。今回は、Mac いじりは程々にして、キーボード探しに重きを置いた。今日は、この CompMart に潜入。関西では、専ら sofmap に足を運ぶが、実家に戻ると、CompMart に立ち寄る。品が多いし、店構えも比較的まともな方だと思うので。客層は、「いかにも」ってヤツらばかりだが…。


 で、キーボードを物色したのだが、なかなかの一品を発見。OWLTECH 社のこんなのとか。色が、少々ダサい気がするが、押したときにカチカチカチカチ言う感じがイイ。「メカニカルキー」は、スプリングが仕込まれていて、そのバネの反発力でタイピングする感覚が得られまくりなのであります。他社のメカニカルキー採用のものもあるが、ここのが一番感触が良かった。ただ、ホントは、テンキーなど必要ないが、まあ、ビッチリと敷き詰められていて、少しは省スペースなので気にしないことにしたい。要チェック用品として、リスト入り。


 最後は、本探し。洋書に関しては、値段が高いってコトと、読むのに時間がかかるので、今回は物色すらしなかった。一方、和書を物色しまくったのだが、これといった本は見つからず。言語学の本は、図書館で読めそうなものが多かったし、エッセイものも、目新しいものが見当たらず、今日は一冊も購入せず。そんなこんなで、今日は、電車賃と、封筒をハンズで買ったぐらいで、ほとんど出費せず。






最近、saving ができるようになってきた。










2002年08月12日(月)
■気づけば■









この日記、丸2周年を迎え、3年目に突入しておりました…。










注:ネタ無し。



2002年08月11日(日)
■突き詰めて、キーボードへ■

 本日、理想のキーボードを追い求める@自宅。


 先日まで、eMac を買う気満々であったのだが、一身上の都合により、購入を見送らざるを得ない状況となってしまった。eMac に求めていたのは、純粋な新鮮味であって、今の PC の機能や処理に対して、大いなる不満があるというワケではない。つまり、現状でも困ることは無いということである。ぶっちゃけた話、新しいものが欲しい、ただそれだけと言って過言ではない。


 で、「何も Mac をドンと買うことはないんじゃないか」と思い始めた。eMac は何もかもが新鮮で、大変魅力的ではあるが、実用性という点で、若干の不安がある。そして、大して余裕が無い状態で、Win から Mac に乗り換えるのは危険と思われる。そこで、安く高性能 PC に買い替えを検討。DELL のコレに、MITSUBISHI のコレを組み合わせたいなぁ…と、ここでさらなる熟考を重ねてみると、別に今すぐ本体を買わねばならんという事はないし、液晶も、言わずもがな高額製品。結局は、高くついてしまうので、PC の買い替えも却下。


 そこで、キーボードを替えようか、と。日々、他愛も無いことではあるが、テキストを生み出す生活をしているので、やはり、その入力装置にはこだわっていきたいワケです。現在、最も欲するキーボードは、Apple Pro Keyboard。打った感触が最高です。でも、Winでは使えない…と諦めていたら、救世主参上。こんなシェアウェアが存在するのであります。とりあえず、これが最有力候補。


 対抗馬は、Happy Hacking Keyboard。名前からして、凄さを感じるのは筆者だけだろうか。東大の先生が監修した一品だそうで、使用者の評価もそこそこ。配列と省スペースにこだわっているっぽいが、その打った感じにも配慮を欠かしていないらしい。自分としては、Linux 使いでも UNIX 使いでもないので、配列云々よりも、「打った感じ」を最優先に考えていきたい。是非触ってみたいのだが、電脳街へ繰り出さねばならず、ちょいと面倒くさい…。






卒論素描作成までに、検討・購入に踏み切りたい。






■参考URL
 ・Weekly "Keyboard World"(週刊「鍵盤世界」)
  http://www.sixnine.net/keyboard/index.html
 ・けん盤配列にも大いなる関心を(Please Pay Your Attention to the Keyboard Layout)
  http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/pfutechreview/index.html



2002年08月10日(土)
■関連性理論を学習開始■

 本日、本読みと散歩。


 現在、『Mind the Gap』と並行して、『語用論への招待』(今井邦彦著. 2001. 大修館)を読み始めたのだが、日本語のレトリック…というか、長い解説に苦戦しまくりの今日この頃である。ちなみに、「関連性理論」なるものがメインで取り上げられているのだが、省略現象を考える上で必須の事項で、何としても理解せにゃならん。8月中には、素描も書いておきたい。


 夕方から散歩。若いアリスとダッシュに励んだのだが、どうも己の限界を分かってないようで、家に着いてからはオーバーヒート状態。水を飲ませ、しばし安静にさせておいても、息の荒さ(夏は普通に荒いものだが)は変わらず、挙げ句の果てには、吐きまくり。3・4回吐いて、グッタリしてた。なお、筆者も走りすぎて、気分が思わしくなかった。しかしながら、日付けが変わる頃には、お互いにほぼ回復。





明日からの日常生活には問題なし。









2002年08月09日(金)
■しつこく帰省■

 本日、帰省。


 友人が、「鈍行で帰ろう」と言い、金も無いことだし、筆者もノラリクラリと普通の電車で帰省することにした。昼過ぎに出発し、どうも雲行きが怪しい…と思ってたら、滋賀から岐阜にかけて大雨。雷も激しく鳴り、電車がストップするんじゃないかと心配しつつの道中であった。荷物の中身が、ほとんど電化製品であるので、余計に心配。


 4時頃、名古屋到着。雲は厚かったが、降ってはいなかった。ちょいとデパ地下に寄り道。京都で買った土産(しば漬け)が、当たり前のように、そこにあったのを発見して、少しヘコんでみる。また、通りかかったパン屋で、「みそピザ」なるものが売られていた。う〜ん、きもい。結局、見過ごすだけで、何も買わず。金も無かったし。


 実家に着くと、愛犬たちがお出迎え。ホンジョに続いて、相当癒されます。そして、間髪入れずに、妹が「携帯がおかしい」とほざき、筆者がチェック。つまらぬ設定ミスであったので、蹴りを入れておきました。設定ミスがつまらないから、と言うよりも、最新の携帯にしてやがった事に対して立腹したと言う方が正確かもしれない。






さて、明日からは、散歩・昼寝・ビール・本読み、という生活に入ります。









2002年08月08日(木)
■荷造り最大の難関■

 本日、事故って5周年記念。


 特に何をするでもなく、ゴロゴロしておりました。とりあえず、明日には帰省なので、部屋の片付けをしたり、荷造りをしたりして、一日は終わっていきました。この荷造り、毎回毎回ツライ作業となることが多いし、実際に荷物が出来ると、持っていくのが少々憂鬱になってしまうことがある。


 それはナゼかというと、電気製品の選別・重たさにある。今回も、ケーブル類が非常に多く、携帯電話(2台分)、デジカメ、Jornada、ウォークマン(2本)のケーブルがあり、言わずもがな、本体を持っていかなくてはならない。この時点で、結構な重さになる。Jornada については、PC との同期に必要なクレードルも持っていこうかと思ったが、およそ1週間の滞在だし、実家には既に PC が2台あるということで、今回は持参しないことを決定。


 実家にノート PC が無く、かつ Jornada が無かった時には、ミニVAIOを毎回持って帰っていた。本体に、外付け FDD、マウスだとか、時には DVD ドライブまで持っていった。あの時に比べればマシにはなったのだろうが、それでもやっぱり重いものは重い。AC 電源のアダプターが重いんだろうな。






分散所持(いつもはドラムバッグ1つ)方法を考えないとダメですな。







注:アナコンダは数分で自立。



2002年08月07日(水)
■hot の前後に何が来る■

 本日、朝から夕までバイト。


 午前中は、学生がほとんどいないので、静かな環境で創作活動に励むことが出来る。というワケで、卒論のテーマと章立てをずっと考えてた。ひとまず、昼過ぎの時点で、先生に読んでもらえる形にはなった(と勝手に判断)。なお今後は、日記の最後に、メモとして、卒論絡みのネタを載せる日が度々あるかと思いますが、あくまで自分勝手なメモですので、フォントは小さくしておきます。


 そんな暇なバイト中、度々部屋から出てみたりするのだが、やはり暑い。暑いな、暑いなと思ってる内に、英語では、hot で表現するけど、強調する時は、どんな副詞が付くのか気になってきた。関西弁で言えば「ごっつ」であるし、名古屋弁で言えば「でら」に当たるもの。英語で言うなれば、too か so 辺りが無難なトコロだろうか…という予測の元に、コーパス検索。


 結果は、やはり too と so が1位、2位。あとは、「ホンマ暑いですなぁ」ってコトで really、それから「まだ暑いですなぁ」ってコトで、still もいくらか見受けられた。いかにも書き言葉に出てきそうな(堅苦しい)表現だと思ったが、extremely(極端に) も引っかかっていた。「〜ly」の形をした副詞の用例は、さほど多くはなかった。


 予想された結果の通りでオモロくないので、コンコーダンスを眺めていると、ある形容詞を発見。それは、red。複合の形で、「red-hot」となっている。hot に色を表す形容詞が付いているわけだが、hot のイメージから、red が想像されるというのは、英語圏でも同じことであるようだ。意味としては、「強烈な」というのと、「最新の」というのがある。前者は予想できそうだが、後者はなかなか浮かばない意味ではなかろうか。そういえば、「red-hot」って名前の MD が SONY から発売されてたなぁ…。


 今度は、hot が修飾する名詞の傾向を調査。「hot dog」とか「hot spring」が上位に来ると予想。結果は、やはりその通り。またもや、オモロくない結果が…と思いながらコンコーダンスを睨んでいると、第4位に ticket を発見。この時まで知らなかった表現。用例としては、「TODAY'S HOT TICKET」とあり、パンフらしきものから抽出されたものと推測される。意味は、「人気のある物・事」。「TODAY'S HOT TICKET」なら、「本日の目玉」といったトコだろうか。初耳かつ、メジャーな表現を見つけ、少し満足。







結局、バイト中は、「電源はドコですか?」という強烈な依頼一件のみ。







卒論メモ:

【テーマ】
 談話における省略現象 ―語用論の観点から―(仮題)

【キーワード】
 言語的文脈(Context),推論(Inference),Discourse Topic,ポライトネス理論

【研究計画】
 この研究計画では,省略現象をどのように分析・考察していくかを説明する。まず,卒業論文の目的であるが,省略表現への語用論的アプローチをすることにより,省略表現が,統語論における単なる一現象ではなく,またポライトネス理論などに組み込まれるものでなく,独立した文法事項であることを例証していきたい。なお,用例は,映画・インタビュー・小説・雑誌(広告含む)などから引用し提示することにする。続いて,論文の章立てを元に,どう研究を進めていくかを説明する。
 はじめに,1章では,省略の定義を行うが,今回は統語的な省略ではなく,言語的文脈に依存した省略表現を考察することを述べたい。続いて2章では,どのようにして省略が行われるのか,省略する語の順序はあるのかを見ていきたい。これを考える上で,先行研究を参照し,また広告・映画・インタビューなどから用例を挙げていく。そして,その効果について論じていきたい。ここまでで,省略現象の全体像を概観する。
 3章では,省略現象が生じている用例を取り上げ,それを可能にする条件を考えていく。また同時に,省略が可能だと思われる文で,「省略が行われていない」用例を探し出し,その理由について考察したい。これらを総合して,省略可能の条件をまとめたい。
 4章では,省略表現をポライトネス理論と照らし合わせ,考察することを目的とする。まずは,代表的なポライトネス理論を概観する。そして,依頼・要求表現における省略現象を取り上げ,省略のもたらす効果を考えてみたい。先ほどと同様に,省略されない場合も取り上げ,省略の際に,どのような制約が働いているのかを考えてみたい。これらの用例から,協調の原則やポライトネス理論では説明し得ない用例が存在することを例証したい。
 最後にまとめを行い,おわりとして,省略表現をもっと組織立った文法事項として取り上げるべきであることを主張したい。

【章立て】
 0. はじめに
 1. 省略とは何か
 2. 省略の方法とその効果
 3. 省略の条件
  3.1 可能にする要因
   3.1.1 推論(Inference)
   3.1.2 前提(Presupposition)
   3.1.3 Discourse Topic
  3.2 省略不可の場合
 4. 省略とポライトネス
  4.1 Griceの協調の原則とLeechのポライトネス理論
  4.2 依頼と要求における省略
 5. まとめ
 6. おわりに

※コメント:4章が異質で浮いてます。



2002年08月06日(火)
■引き篭もりが引っ張り出される■

 本日、焼けっぱなし。


 一昨日から、一歩も外へ出ない暮らしをしていたら、G 氏から「どっか行こう」というオファーがあった。暑苦しいし、出るのが面倒ではあったのだが、半ば強制的に連れ出されることとなった。バイクで颯爽と京都を駆け抜ける。筆者は乗ってるだけ。気楽なもんです。


 連れ回されるだけではオモロくないってコトで、京大前の進々堂へと乗っけてもらうことにした。暑い中かっ飛ばしてもらったにも関わらず、そこは定休日。そこそこヘコんだが、気を取り直し、一乗寺と、北山と、寺町周辺とをサッと巡ってきた。その場その場の雰囲気に呑まれて物品購入(本とかパソコン(!)とか)に至りそうになるも、スタバのアイスカフェモカだけに留めることができた。


 およそ3時間ほど外出し、久々に太陽光を浴びて、いつになく眩しかった。まあ、イイ気分転換にはなった気がいたします。体調も心なしか回復してるみたいだし。「では、気分一新、卒論へ…」と勢い良くカッ飛ばしていきたいトコロであるが、相変わらずのドン詰まり。明日までに、テーマを先生に提出せねばならんというのに…。






それにしても、ヘルメットをかぶると、野球選手の気持ちが少し分かりますな。








2002年08月05日(月)
■これが読み日記?■

 本日、夏風邪なのか、頭痛と眩暈に苦しむ。特に眩暈がヒドイ。


 さて、「step by step」の31日付の日記の中で、筆者の日記が再び取り上げられ、コーパス講習会で、具体的に何をしたのかが気になっておられるようであります。昨日の更新時に気づいてはいたのですが、回答は今日になってしまいました。


 まず、WordSmith には、以下のような機能があります。


  1. Wordlist
  2. Keywords
  3. Concord
  4. Splitter(ファイル分割)
  5. Text Converter(テキスト処理)
  6. Dual Text Aligner(2つのファイル中の文を並べて比較)


 講習会で行ったのは、1〜3であります。1.「Wordlist」とは、まあそのまんまなんですけど、アルファベット順や頻度順で、あるテキストに関する単語リストを作成する機能です。単語の総数や、文の長さなどの数値も出ますが、あまり役に立ちそうにないです。一番気になってくるのは、やはり頻度であると思われます。


 続いて、2.「Keywords」ですが、これは、あるテキストを基準として、別のテキストを比較し、その別のテキストを特徴付ける語や、キーワードを抽出するものです。例えば、政治ネタや経済ネタ、スポーツネタなどを引っくるめた大きなテキストを基準として、ある経済ネタのテキストと比較してみます。すると、finance だとか consumer といった経済ネタ特有の単語が抽出されるというワケです。


 最後は、メインイベントであった 3.「Concord」。またそのままですけど、KWIC(Key Word In Context)コンコーダンスを作成するものです。作成してからは、コロケーション機能(語と語のつながりを見る)・クラスター機能(単語の連鎖をみる)・プロット機能(単語の出現位置を見る)を利用し、分析を試みるわけであります。ここが、一番オモロイでしょうね。というか、コーパスを扱う上での必須作業なんですが。


 とまあ、たった二日間で、こんなことをやりました。作業結果として、以下の参考 URL に挙げたスクリーンショットを見ていただければ良いかと思います。付け加えることとしては、WordSmith の試用版は、機能が限定されるということです。検索語も10か20ぐらいまでしか表示しれくれません。一方で、同じコンコーダンスソフトである TXTANA の試用版であれば、期間が限定されてしまうんですが、フルで機能を試すことができます。ちなみに、筆者は専ら TXTANA を使ってます。






では、ご無理なさらず、ご自愛下さいませ。







■参考URL
 ・WordSmithのスクリーンショット(Mike Scott's Web 内)
   http://www.lexically.net/wordsmith/version3/screenshots/index.htm
 ・コーパス言語学(徳島大学総合科学部 井上研究室より)
   http://lexis.ias.tokushima-u.ac.jp/corpus_ling/menu.html
 ・Lago Homepage(TXTANAのダウンロード・スクリーンショット)
   http://www.biwa.ne.jp/~aka-san/



2002年08月04日(日)
■物理的・経済的に圧迫■

 本日、ひたすら物思いに耽る。


 ボケボケとしていたら、今日も家から出ることがなかった。元々出かける用事がないという悲しい理由もあるが、家から出ると、必ずや銭を使ってしまうので、節約の意味もあって、引き籠もっている。まあ、家にいても、冷房使ったり、パソコン使ったりで、電気代がかさむ一方で、本当に節約になっているかどうかは、実に疑わしいのだが…。


 さて、今日は、購入文献探し。英語学をやってるクセに、英語の文献を一冊も読まないわけにはいかないので、関係書籍をアマゾンで集めてみると、なんと合計11冊で、三萬円! ネタがかぶっているものもあるので、吟味を重ねて、5冊程度に抑えたい。日本語の本に関しては、盆明けに図書館で借りまくることで、読破したい。これ以上、本が増えると、部屋が狭くなる一方だし、経済的にもかなり苦しくなってしまうので。







ひとまず、盆明けまでの読書計画を立てておきたい。








注1:MST野が反応しない。
注2:Swedish Shorthair?



2002年08月03日(土)
■ガス抜け■

 本日、ダラダラ過ごす。


 昨日のバイト中に、ずっと卒論のことを考えてたせいか、力が入らない。何をするでもなく、ひたすらゴロゴロしてた。で、結局は、家から一歩も外へ出ることはなかった。一昔前なら、「夏だ、それプールだ、野球だ」と勢い良く駆け出したものだが、今となっては、一日中引き籠もってしまう。筆者もずいぶんと歳をとったもんです。


 さて、いつまでもゴロゴロし続けるワケにはいかないので、『Mind the Gap』(Peter Wilson. 2000. Longman)Mind the Gap」を読み進める。一日で100ページ読めれば二日で読破できるが、今一つエンジンが不調で、チャプター2つ分(約20ページ)でフラフラし始めてしまう。これじゃ、埒が空かねぇってコトで、とりあえず、Conclusion を読んでしまおうか、と。論文なんかでもそうだが、introduction(もしくは Abstruct) と Conclusion を読めば、大体のことは把握できる。後は、ペラペラとめくって、気になるとこをしっかり読むって手法でいくことにした。でないと、この夏に多くの書物に出逢えなくなってしまう。






50冊到達に、すでに暗雲が…。










2002年08月02日(金)
■Brainstorming 中■

本日、朝から夕方までバイト。

相変わらず暇だったので、卒論について考え込んでいた。

以下はその Brainstorming の内容。

ホント、ただのメモのバックアップです。

ですので、文字は小さくしてます。

気になる方は、フォントサイズを大きくしてご覧下さい。


 単文における研究は数多くなされているけれども、それよりもっと大きな表現単位として、談話(Discourse)が上げられるけれども、それに関する研究というのは多くない。省略に関しても、等位接続の文における省略現象、つまり、統語的な視点から旧情報は削除される(Deletion)ことは、Quirk et. alなどによって、よく知られている。また、等位接続の文であれば、構造からして、省略部分の復元は容易である。ところが、談話レヴェルでの省略となると、復元は簡単なことではない。簡単でないが故に、誤解が生じ易くなっている。以下の例を見ていただきたい。


 本稿で扱う省略とは、会話における共通知識が削除された現象のことである。
 先日、図書館員と以下のようなやり取りを行った。
 [本を持った筆者に、館員が話し掛けてきた]
  館員:それ、いいですか?
  私:(しばらく考えた後に)いいですよ。
  館員:ありがとうございます。

 しばらく考えたのは、そこにステップがおいてあり、館員が、どちらを貸して欲しいと求めているのかが分からなかったからである。もう1つ注目すべき点として、館員の発言において、何の前置きも無く、「それ、(をお借りしたいが、)いいですか?」と省略現象が起こっていることである。そして、私も、彼女が何かを貸して欲しいという依頼を、即座に理解している点である。私が分からなかったのは、館員が何を貸して欲しいのかということであり、その依頼自体は理解している。


 省略とは何か。何を目的で省略を行うのか。その省略された部分を、どのようにして復元し、認知するのか。最後に、省略現象にさらなる関心を寄せ、組織化された形、つまり、一つの文法事項として指導されるべきであることを提言したい。談話レヴェルにおける省略にはあるTopicが存在し、それを意識させることで、マクロの視点によって論理的に物事を捉えようとする効果が出ることを結論としたい。


 我々が会話をする際には、効率性を高める傾向がある。楽に物事が進められるのであれば、そちらを優先するのが人間というものであろう。その方法の一つとして、省略現象があげられる。一般に、会話に参加している者の間で「言う必要は無い」とされる内容が省略される。我々は、よほどのことが無い限り、その省略された部分を補い、会話を進めることができる。では、どのようにして、その部分を補うのであろうか。これが第一の疑問点である。


 省略表現とは、実に定義のしにくいものである。そのせいもあってか、英語の文法辞典を開いてみても、Ellipsisとか、DeletionとかGappingといった様々な単語が割り当てられている。このことからも、この現象が、いかに規定しにくいものであるかがわかるであろう。省略とは、普段意識しない現象ではあるが、意識しないほどに多用されているということを暗に示しているのではないだろうか。本論文では、省略現象とは何か、実際にどのような場面で省略を行うのか、その省略が多用される場面として、野球の実況中継を取り上げ、日米の比較をしてみたい。

 それから、これらの理解の手順(認知過程)なんかを考えていくには、「推論」(inference)について考える必要がある。我々が会話をする際、脈略のない話をすることはまずないワケで、基本的に「結束性」(cohesion)のある内容になってるはず。で、そんな会話の内容を文字にしてみると、目に見えて結束性のあるものと無いものが存在する。というか、普段は、目に見えて結束性のある会話をすることはあまりない。抽象的なお話はここまでにして、教科書からの例文を提示してみる。

  A: That's the telephone.
  B: I'm in the bath.
  A: O.K.

 このやり取りにおいて、文章を一つ一つをみる限りでは、まるで結束性が見られないが、会話としては、問題なく通じる内容になっている。では、なぜ通じるのか。それは、目に見えない・言外の結束性が存在しているからである。その目に見えない・耳に聞こえること無い部分を足したものが、以下のやり取り。

  A: That's the telephone.(Can you answer it, please?)
  B: (No, I can't answer it because) I'm in the bath.
  A: O.K. (I'll answer it)

 カッコ内の answer という語によって、各発話につながり(=結束性)が生まれているのである。では、どのようにして、この結束性が生まれるのであろうか。この answer がこの会話での命題(proposition)になっていて、そのおかげで、一見脈略の無いようなやり取りが、結束性をもった会話になっているといわけである。会話の中で、「省略されている部分に結束性がある」、だから通じる。これはなかなか興味深いことではなかろうか。


 問題は、どういった状況で、目に見えた結束性/目に見えない結束性が現れるのかということである。もっと簡潔に言うなれば、「省略の条件」という感じだろうか。どういう状況・文脈で、省略をするのかしないのか、そして、省略した際に、相手に推論(inference)の作業をさせるのは、一体どんな場合なのか、この辺りを探ってみたい。


 この会話では、括弧内に示したように、「電話に出るか出ないか」ということが、topicになっていることが分かる。これをDiscourse Topicと呼ぶ。このDiscourse Topicが結束性を生むのである。このDiscourse Topicを会話の当事者同士が共有していることが、会話成立の最低条件となる。この最低条件が満たされるには、何が必要なのであろうか。それが、文脈である。


 ここで、省略の条件を考えてみたい。どのような場合に、省略が可能となったり、省略が不可能となるのであろうか。「相手に利益になることは大きく表現せよ」、というLeechのポライトネス理論があるけれども、それに則ると、相手に食事を勧める際の命令文であれば、主語等を省略することは充分に可能だと言えよう。一方で、お互いの社会的距離(Social Distance)が離れている場合などでは、丁寧表現を用いる必要が出てくる。この場合には、比較的省略可能な表現があったとしても、むやみに省略することはなく、全てを表現することを求められる。つまり、省略しようとすると、逆に失礼な表現として受け取られてしまう可能性が高い。なぜ省略が起こるのについて考えさせ、省略された部分を復元させることは、文と文のCollocationを考えることにもつながる。より豊かな表現を可能にさせることができるのではないだろうか。


 敢えて、推論をさせることもある。それは、相手にとってより鮮明な印象を残したい場合に用いられる。プロポーズで見受けられるような、敢えて表現しないことも、一種の省略表現であり、そこを推論させて、自分の伝えたいことを、相手により深く印象付けようとしているのである。このことからも分かるように、推論と省略は、実に密接な関係にあることが分かる。


 文を一つ一つを細かくして研究がなされることは非常に多い。学校文法も一文一文を訳して理解することばかりを続けてきた。言語とは、コミュニケーションの為の道具であり、細かな文法事項に対する考察も必要不可欠ではあるけれども、さらに重要なのは、それを如何に運用するかである。したがって、言語使用に着目して研究がなされるべきである。


 私は、この省略現象が、一種の文法事項として使われるべきであると考える。前述したように、意識がほとんどされないような現象にこそ目を向け、学ぶことで、より高度な言語運用能力が身につくと思われるからである。Discourse Topicという会話におけるテーマを発見し、マクロの視点で物事を理解することが、英語教育だけでなく、あらゆる分野で求められる能力だと思われる。私たちは、意識することなく、全体を捉えようとしていることが分かる。ここを意識させることで、Readingのおける要点把握など、第二言語習得の上で能力向上を図ることができるのではないだろうか。






2002年08月01日(木)
■春学期お疲れ様でした■

日記才人におきまして、先月は49票もの投票を頂きました。
どうもありがとうございました。


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 本日、春学期お疲れ様でしたスペシャル(食事会)開催。


 昨日のツライ知らせを受け、自らの生活態度と生活水準の見直しを図らねばならぬことになった。当初はハイテンションで臨むはずであった今回の食事会も、今となっては、そのツラさを紛らわす為のものになっていることは、言うまでも無い。現在、テンション低過ぎですので、物事に対してリアクションが取りづらい状態になっております。


 早々に学校に集合し、そのまま河原町へ。Dail が土産物を買った(筆者も買って帰省しよう)り、無印で安売りを発見したり、筆者が丸善でウロウロしたりして、6時前に会場へ入店。おそらく一番乗り。というか、早い時間でなければ、予約しない限り座れないので、早く来たってワケだ。ひっそりと乾杯し、後は、あーでもない、こーでもない、と馬鹿話を繰り広げるのみ。いつになく料理が遅くて、結局3時間ほど入り浸っておりました。(メモ:杏露酒はロックだが、焼酎は水割りで。) 最後は、スタバで締めて、早々にお開き。本当は、もう一軒、いつもの所に行きたいところであったが、財政事情により断念。そのまま帰宅。






大して酔ってないのに、なぜか既に頭痛が…







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