勝手に感想文 ◇ 削除変更報告:ノベルウッド/クチコミ板(作品タイトルで検索可能)
[↑の管理情報記事の削除依頼はこちらのフォームから]
管理日誌「庭園の午後」
午後の庭園 /ノベルウッド 共通

もくじ前の日記次の日記


2003年10月28日(火) 【重要】ログ消失事故のお知らせとお詫び

28日夜の時点で、作品ログファイルの消失事故が起きた模様です。
27日深夜時点のバックアップからデータを復元しました。

28日中に行っていただいた登録・更新・削除が無効となっております。
たいへん申し訳ございませんが、再度同じ手続きを行ってくださるようお願いします。


2003年10月27日(月) 新機能のご報告

ノベルウッドの検索システムに新機能を追加しました。
作品ログファイルの改造をともなう作業となりましたので、登録者の皆様は、自作情報が壊れていないか、念のためご確認をお願いします。

●対象読者による分類機能を追加
一番大きな追加変更は「対象読者別の分類」を追加したことです。
分類項目は、
「登録なし」「12歳未満(児童)」「10歳代(中高生)」
「20歳代」「30歳代」「40歳代以上」
「主婦」「ビジネスマン」
...の8種類となっておりまして、今後も必要に応じて調整していくつもりです。この分類がないと不便だ、又は、この分類があると嬉しいというご要望がございましたら、ノベルウッド掲示板などでお気軽にご提案ください。前向きに検討させていただきます。

既存の登録作品につきましては、全て一律「登録なし」に設定させていただいております。作品情報を更新なさる際に変更してくださっても結構ですし、このままの状態でも結構です。必ず登録しなければならない情報とはしておりません。登録者様の任意でご登録ください。

●作品テーマ別分類に新項目
種別「恋愛」に多数の作品が集中する状態が見られましたので、さらに細かく分類できるようにとの意図で、「悲恋」を追加しました。
悲恋を題材にした作品「恋愛」で登録されていてはいけないという事ではありませんので、急ぎ移動していただく必要はありませんし、「恋愛」のままで維持していただくのでも構いません。

●掲載状態別分類に新項目
完結・連載を表示する分類に、「連載(完結原稿)」というのを追加しました。
作者様の手元に完結済みの原稿があり、それを小出しにして定期更新している作品の場合に、その状況を明示できる機能として導入してみました。
(1)完結済みの原稿がすでにある
(2)ページ上で読者に予告した期間で定期更新している
上記2点の要項を満たす作品のみ、このカテゴリを選択できます。
「予告どおりのスケジュールでの定期更新」を要件といたしますのは、それが完結原稿を持っている証明になるという考えからです。

ご多忙などの理由で予告&定期更新できない場合は、従来の「連載中」のほうでお願いします。現状と異なる情報で登録なさっていると、強制削除対象となりますのでご注意ください。

●絞り込み検索リンクをプルダウン形式に
検索結果リストに表示されていた、追加絞り込みリンクを、プルダウン選択形式に変更しました。項目数が多くなりましたので、スペース節約のためなんですが。使い勝手が悪くなっているようでしたら、別の方法を模索したいと思いますので、掲示板などでご意見をお願いします。

●除外検索に新項目
除外検索の項目に「シナリオ形式」を追加しました。

●ランダム新着・更新作品表示機能に変更
外部呼び出し用にもご利用いただいております、新着ランダム表示機能に手を加えました。
従来は文字数節約のために作者名は省略させていただいておりましたが、外部ページに表示される都合から、どなたの著作物であるかが明記されているほうが無難であると判断しましたので、追加することにしました。

●押し出し削除予定作品リストに新機能
押し出し削除予定作品リストに、登録数の上限と、現在の登録作品総数を表示するようにしました。
この情報をもとに、ノベルウッドの本棚の空きスロットが確認できます。
現時点では、299作品分空きスロット有りの状況ですので、自動押し出し削除機能は休眠中です。「満タンだよ!」という指令が来ないと、眠っている仕組みの機能なのです。来年の初めあたりから、また眠りから覚めて働き始めるのではないでしょうか。


2003年10月23日(木) 新機能を準備しています

ノベルウッドに新機能を追加する準備をしています。
使用サーバー上での試運転も問題なく済みましたので、近々、実働させるつもりです。

新機能は、対象読者による検索機能です。

それから、テーマ分類に「悲恋」を追加する予定です。「恋愛」で登録されている作品数が極端に多いので、さらに分類があったほうが、読者様に便利かなと思いまして。
該当作品は、「恋愛」→「悲恋」に移動していただいても構いませんし、「恋愛」のままでも構いません。登録する方のご方針にお任せします。

掲載状況による分類に「連載(完結原稿)」というのを追加する予定です。
オンライン小説の連載小説というと二種類ありまして、
(1) 執筆しながら書けたぶんを公開していく方式
(2) 完結まで書いてあるものを小出しに公開する方式
これを別の枠に分類しようということです。

------

何日か前の日誌でご紹介した[A-Writer]という創作支援サイト様ですが、File Not Foundエラーが出ています。いわゆる行方不明というやつでしょうか? 創設されたばかりなのに、どうしちゃったんでしょうね。
改善される様子がないようですので、支援リンク集から削除させていただこうと思います。ついでに支援リンク集のリンク切れチェックもする予定にしています。


2003年10月14日(火) アンケート〆切予告

 かねてから開催中の「検索エンジンにあると嬉しい機能アンケート」ですが、今月いっぱいで締め切らせていただこうと思います。
 今現在までで74票のご回答をいただいております。ご協力くださった皆様、ありがとうございます。

 中間集計結果を眺めますと……

1位 リンク切れ・違反作品通知ボタン 22票
2位 活躍中オンライン作家へのインタビュー、コラム依頼 21票
3位 作品人気ランキング 6票
4位 創作技法に関するアンケート 4票
5位 新着情報などのメールマガジン 3票

 と、なっておりまして、通知ボタンのニーズが高いことがわかります。
 管理側としましては、リンク切れや違反作品の情報をいただけるのは、運営上、非常に有り難いことですので、ユーザー様の中に、そういう機能への期待が高いのは、励まされる事実です。

 1位と僅差で2位にランクインしております「活躍中オンライン作家へのインタビュー、コラム依頼」も、興味深い結果です。
 アンケートなどで、匿名の不特定多数のご意見を集めたものへの興味がある一方で、誰の意見なのかが分かる形式でのコラムやインタビューも見てみたいってことかもしれません。
 誰の意見なのかが判っている状態での発言や創作論の良さは、それが実働している現場(サイト・作品)を見ることができる事かと思います。実物がともなっていてこそ、重みや面白みの出る考え方というのも、中にはあるでしょう。
 それとは別に、「小説本を買ったら、まず後書きから読む」なんていう、裏舞台好きな読者様にとっては、作者様と密な交流を持てるオンライン創作で、制作の裏舞台を垣間見る機会があれば、同じ小説をより面白く読めるようになるかもしれません。

「活躍中の」の定義がちと難しくはあるのですが、何か、書き手の方には気軽にご参加いただけて、読む人にもちょこっと面白いような企画を考えてみたいと思います。
「100の質問」のようなインタビュー案を、皆様から匿名でつのって、10個ぐらいに絞り込んでから、内密の指名制でどなたかに回答していただき、出来上がったものから公開していく……なんてのが、誰にとっても無理がなく、作者様への迷惑も薄く、聞いてみたいことが聞けるような気がするのですが。
 どうなんでしょうかね?


 さて、10月末日〆切後の次回開催アンケートですが、すでに試案を用意してあります。
「これが私の閉鎖理由」アンケートです。
 第三回は、サイト運営者さま対象のアンケートとなります。匿名式です。
 結果は、「午後の庭園〜オンライン作家になる方法」の記事などで、データとして活用させていただく予定です。
 小説サイトを閉鎖した経験談をお持ちの方や、今まさに閉鎖しようとしている方を回答者様として想定したものですので、全く回答がないという危険性もあり、かなり短命なアンケート企画になるんじゃないかと思います(^_^;A なにしろ、そういう方々はすでに「いない」可能性が大ですからして。
 でも、亡霊さんでも居るようでしたら、ちょっと本音の部分を聞かせてもらえればと思うのです。カムバックしていて現存する方も、もちろん歓迎です。

 あまりにも回答が無いようでしたら、降霊術にふけるのは短期間にして、第四回のアンケート企画に移行したいと思います。
 なにしろ借り物のアンケート機能でして、回答がないとアカウント取り消し→強制削除になっちゃうんですよ! 今までよく持ちこたえてきたものだと、皆様のご協力の有り難さを噛みしめる次第です。
 


2003年10月10日(金) ジオシティーズで小説工場をご利用の方へ

「午後の庭園」でご提供しております、小説ページ自動作成ツール「小説工場」に関するお知らせです。

小説工場で作成したタグを、ジオシティーズで、ファイルマネージャーの新規HTML作成機能に貼り付けてページ作成した場合、文字化けが発生して小説が全く読めないというエラーが発生することが分かりました。

解決方法をご説明いたします。

1.ファイルマネージャーにログイン
2.文字化けしているファイルを選んで「編集」ボタンを押す
3.上から四行目にある下記の一行を消す
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
またはこのように書き換える
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=EUC">
4.「保存」ボタンを押す。これで完了です。

文字化けが直っているかどうか、ページを再読込して確認してみてください。

【以下は、仕組みを知りたい方向けの解説です】

これは、ジオシティーズの新規HTML作成ツールが、ファイルの文字コードを「EUC」で作成することにより、発生する文字化けです。
▼文字コードはこうなっています
ジオシティーズのツール:EUC
小 説 工 場    :Shift_JIS

ホームページ作成では、そのページに書かれている文章の文字コードが何であるかを、<META>というタグで指定する決まりになっています。
小説工場では、生成される文章が「Shift_JIS」であるため、「このページはShift_JISで書かれています」という情報をブラウザに伝えるための<META>タグが自動的に書き込まれています。

それをそのまま、「EUC」でページ作成しているジオシティーズの新規HTML作成ツールに貼り付けると、実際の文字コードと、<META>タグが伝える情報とが矛盾することになり、ブラウザは文字化けを起こしてしまいます。

<META>タグによる文字コードの指定は、省略しないのが正しい文法ですので、小説工場から、この一行を削除することはできません。

また、ジオシティーズでも、新規HTML作成ツールを使うのではなく、自分のパソコン内にいったん保存したファイルを「EZファイルアップロード」によってアップロードした場合には、テキストを扱うソフトの初期設定はだいたいの場合、「SHift_JIS」になっていますので、文字化けは起きません。
一般のFTPでアップロードした場合も同様です。


2003年10月09日(木) 作品数を1000件に増量

ノベルウッドに保管できる作品数を600件から1000件に増やしました。

それにともない、データ節約のために、作品紹介文の最大文字数を全角300文字から200文字に減らしました。
すでに200文字以上で登録してくださっている作品につきましては、次回の更新時に200文字以内におさめてくだされば結構ですし、押し出し削除されるまで放置予定でしたら、そのままで問題ありません。

登録枠を増やした理由は、皆様のご愛顧のお陰様をもちまして、新着の数が増えまして(ほくほく)、ログ流れが以前より加速していたので、その対策をとるためです。7月中旬に登録された作品が10月初旬の今ごろ押し出されていく状況でしたから、登録後の更新がない状態の作品の滞在期間は、だいたい2ヶ月半といったところでした。

メンテナンスされていないログを押し流すことでリンク切れを自動的に排除していくシステムなので、ログが流れること自体は正常な状態なのですが、たった二ヶ月となると、何かとご多忙なオンライン作家の方々にとっては、「ついこの前登録したばかりなのに、気がついたらもう消えてる」って感じかと。

この増量によって、空きスロットが400個できたわけですから、えーと……(のろのろと計算中) どんぶり勘定によれば、おおよそ5ヶ月ぐらいに滞在期間が延びたはずです。(現状ペースでの新着が続くという前提に基づいた話です)

今後も新規登録していただける作品数に合わせて、登録枠を増減して調整していくつもりでいます。
作品数が増えますと、そのぶん作品ログが重くなっていき、検索スピードが落ちていくことになりますが、ある程度までは問題なく使えると思いますので、使用しているサーバーの性能が許す範囲までは、ぼちぼちと増量していこうかなと思います。
もちろん、閑古鳥が鳴いたら枠を削っていきます。(それは悲しい)

そんな案配ですので、登録者様のほうで、登録しちゃまずいだろうか、更新していいんだろうかetc.のお気遣いをしていただく必要はありません。個々のデータ単位でどうこうするよりは、おおもとにあるシステムのほうを調整したほうが合理的ですし、ここの管理人さん暇人ですから。とりあえず任せといてください。
お気遣いいただけるものなら、新着作品を読んで、目にとまった作品のクチコミ増量とかの方面でしていただけると嬉しいなぁ、な〜んちて。(自己都合優先)

登録件数って、何件ぐらいまでいけるものなんでしょうね〜。
3000件越えるあたりから、どこの検索サイトさんも動作不調やログ消失に悩んでおられるような?? そんな気がしてるのですが、正確なデータを持っているわけではないので憶測です。
もしそうだったとしても、今の5倍の登録作品なんて、うちに集まるものなんでしょうか? 取り越し苦労なのでは。

---------
常設テーマ追加の参考にするために、自由記入テーマを時々眺めるのですが、いろんなものがあって面白いです。

「生きる」「死」「復讐」「信頼」「青春」とか、このへんがテーマに該当する新着かと。作品数が多ければ、常設に追加してもいいのですが。もうちょっと様子を見ます。


2003年10月07日(火) プロ意識とアマチュア魂

 前々からノベルウッドの掲示板で、企画立案をぼちぼちと進めておりました「ブレイクスルー友の会(仮)」のコーナートップを用意しました。ほんとに作った本人も呆れるほどのホッタテ小屋です。まるでインターネット黎明期のころの個人ページを見ているようで懐かしさすら感じます。→こちら
 こういう活動は、見た目をどんなに立派に作っても、内実がともなわないと虚しいように思いますので、傍目にも価値のある活動と感じていただけるような状態を目指し、有志の方を募ってコソコソと盛り上げてから、大々的に告知しようかと計画しています。(それにしても見た目も大切ですが……これは単なる力不足です/汗)
 初期の参加メンバー様は随時募集していますので、自作品を応募したい方、作品は出せないけど勉強会には参加したいという方、どちらも歓迎です。

-------

創作支援サイトリンク集に1件追加です。
[A-Writer]
 プロを目指すアマチュア、または、仕事の幅を広げたいプロの書き手のための作品リンク集。登録者は20歳以上限定。

 創設ほやほやの検索サイト様のようですが、コンセプトが興味深いなと思いました。
 プロの創作稼業の人って、フリーの場合、自分で営業(売り込みですね)にも行くのですが、その際には参考作品を持参します。自分にはこういう技能がありますよというのをアピールするための資料ですね。
 しかし、営業のチャンスはいつ訪れるかわかりません。何かの打ち上げで居酒屋の飲み会に行った時に、飛び入りでやってきた誰かが、仕事をしてくれる書き手を捜しているというコトも往々にしてあります。いわゆる「コネ」の部類の仕事となります。
 そういう時に渡せる参考作品を常に携帯していれば良いのですが、そうもいかない場合も多いです。そんな時でも、自分のウェブサイトを持っていて、そのアドレスを記載してある名刺のひとつも渡せれば、何も無いよりマシですし、持参する資料より幅広い作品を見てもらえることもありえます。(もちろんアドレスを打ち込むのが面倒くさくて無視されることもあります。でも無いよりマシです。)
 そのような用途のために、フリーの創作家で営業用ホームページを持っている人は割と大勢います。[A-Writer]さんは、そういった作品展示場を一カ所に収録していくコンセプトで運営なさるのかなー、と思います。
 すでに仕事をとっている人にとっても、ここからチャンスが広がれば有り難いでしょうし、これからそういった形式で仕事をとりたいアマチュアの人にも、どうやって営業してるのかが垣間見えて、その業界の気分を掴みやすくなりそうです。

 ただ、ここからはかなり私見の部分なのですが、オンライン小説は基本的にアマチュアの文化です。アマチュア文化の良いところは、何者にも縛られない、クライアントにも顧客にも縛られない、自由に創作できるフィールドであるということでしょう。
 そうやって創られた作品が、多くのユーザーの愛顧を受けることは、割合に珍しくない出来事かもしれません。
 しかしまあ、そういうものは「野の花」です。
 野の花は、野にあってこその美。刈り取って大広間に活けても美しいままかどうかは、わかりません。
 商用とか、営業用のサンプルにする作品は、それ用に色々とねらって書いたもののほうが効率がいいかもしれませんね。
 プロにはプロ意識というのがあることになっていますが、それと同様に素晴らしいものとして、アマチュアにはアマチュア魂というのがあります。自由さとか、そういうのの混合物だと思いますが。それがプロ意識と相容れないことがあるので、それぞれ独自の良さを持った別物として扱うほうがいいのかななんて思います。


2003年10月06日(月) 管理人、風邪ひき中

風邪ひいて寝込んでおります。げふんげふん(>_<)
でも大人ですんで、寝込んでるといっても完全機能停止というわけではありません。ただ作業速度が緩慢になるだけです。管理人の反応が鈍くても勘弁してやってくださいませ。

子供のころには、風邪ひくと学校休めたりしてイイこともあったんですが、大人になると、ただ疲れるばっかで丸損なのが痛いですねっ。健康が何よりの宝です。皆様も健康的な毎日をお過ごしください。

さて、嬉しいご報告が2件。
去る10月4日にノベルウッドが7万ヒットを達成しました。
いつもご利用くださる皆様、ありがとうございます。
今後とも宜しくお願いいたします。

そして看板絵に新しい1枚をご投稿いただきました。
看板絵ギャラリーはこちらです
ご投稿くださった、らんと様、ありがとうございました。
ランダム看板絵も種類が増えてきて豪華です(^-^)

前回の日誌で告知しておりました、無料ホームページ貸し出しサービス「ただぺーじ」さんですが、サーバーエラーから復旧しておられるようです。
エラーのせいで読めなくなっていた作品群も、同時に復旧しておられるはずです。

創作支援サイトリンク集に3件追加です。
[SAF〜ファンタジー小説自動登録型リンク集]
 甘すぎず、軽すぎず、20代以上の読者も楽しめる、一般向けファンタジー小説サイトを募集
[ネット小説周辺ニュース]
 創作支援サイトの新規企画・結果発表・サイト移転・メンテナンスなどの総合情報掲示板。
[オンラインノベル広告塔]
 オリジナル小説宣伝掲示板


2003年10月05日(日) 予告編を募集しています

縦バナー広告などの個性的な広告ツールを提供しておられる[Girlish Frolic]さんの新企画、ランダムトップ企画に機能提供させていただくことになりました。

オンライン小説の「予告編」ページを募集して、それを[Girlish Frolic]さんのトップページに表示してくださるという、「トップページであなたの作品を宣伝しませんか?」という企画です。

予告編一覧ページをノベルウッド側で試運転しておりますので、読者様は予告編を見て興味をそそられた作品をお読みになるといった使い方もしていただけます。→予告編一覧ページ


自作品を参加させるにあたっては、630*300ピクセルのサイズで予告編ページを制作しなければならないので、そのサイズでHTMLをレイアウトする方法を思いつかないとか、リンクのTARGET指定って何? という疑問を感じる初心者さんには不向きなサービスではありますが、そのへんの技術的な問題をクリアしておられる方には、参加して楽しめる宣伝ツールだと思いますし、何しろ目をひきますので、宣伝効果も大きいと思います。

以下は、あと一歩で参加できる技術レベルになりそうな方々のための助け船メモです。

630ピクセル×300ピクセルに予告編ページを収める方法は、いくつかあるのですが、一番確実なのは、自前で630*300サイズのインラインフレームを用意して、その窓の中に必要なコンテンツが全て収まるように作成する方法です。
または、630*300サイズで固定したテーブルを作ったり、同サイズの画像を背景として貼るなどして、目安となる枠を設け、その中に必要コンテンツを納めていく方法でも、似たような事はできるでしょう。(確実ではないですが)

リンクのターゲット指定とは、
<A HREF="http://〜" TARGET="_top">リンク文字列</A>
赤い文字で書いてある部分のことです。
" "で囲まれた内容を変えることで、リンクをクリックした後の振る舞いを指定できます。
_top :フレームを消去して同窓全体にリンク先を開く
_blank :リンク先を新窓に開く
_self :リンク先をフレーム内に開く
_parent :リンク先を親フレーム内に開く
※すでに表示されているフレームのどれかに表示させたい場合は、そのフレームの名前を書きます。その際にはフレーム名の前に「_」をつける必要はありません。

TARGETを指定しなかった場合は、自動的に「_self」が選択されているものと見なされます。
ランダムトップ企画に参加する予告編ページの場合、「_top」か「_blank」を指定しておく必要があります。

これらの仕様が理解できていない方は、参加すると読者様や他の参加者様にご迷惑をおかけする危険性がありますので、まずはお勉強からなさったほうが良いかと思います。
また、これらの仕様を理解していることは、小説ページ制作運営の必要最低限の知識というわけではなく、脱・初心者レベルの知識に入るゾーンと思いますので、わからなくても心配はいりません。


2003年10月01日(水) サーバーダウンとミラーサイト

無料ホームページのレンタルサービス「ただぺーじ」( http://csx.jp/ )さんがサーバーダウン中のようです。同サーバー上にあるページにアクセスしようとするとエラーになります。
通常のサーバー不調であれば、一日から数日の間には回復するのが常ですので、同サービスを利用なさっている登録作品を、リンク切れで登録削除することは差し控えようかと思います。
不調が長期化するようでしたら、そう判断した段階で削除作業をいたしますので、ご了承ください。
ミラーページ(代替ページ)を用意なさっている登録者様は、不調が長期化しそうだと感じられた際には、一時的にそちらのアドレスに登録情報を更新してくださるようお勧めいたします。

さて、ホームページ制作初心者の方にとって、サーバーダウンというのは、自分のサイトが遭遇するとびっくりしてしまう事故のひとつかと思います。
昨日までは普通に開けた自分の小説サイトが、ブラウザでアクセスしようとすると「エラー」、FTPでアクセスしようとすると、そんなサーバーは存在しないとソフトウェアに怒られてしまったり。一瞬、頭がパニック状態になっちゃう方さえ、いらっしゃるやもしれません。

この現象はなぜ起きるのかを、おおざっぱに説明します。
サーバーというのは、要するにパソコンです。皆さんがお使いのパソコンと基本的には同じです。(たいていは一般に使用するものより性能が良いパソコンです)
パソコンですので、フリーズする(ハングアップする、「固まる」ともいいます)ことがあります。パソコンが止まってしまっているので、インターネット越しに呼びかけても応答しません。「エラー」の発生です。
この状態から回復させるためには、サーバーを管理している担当の人が、「あれー、止まってるよ、やっべー!」と気づいて、サーバーを再起動させる必要があります。(その他、細かなメンテナンスが必要だったり、時には部品やパソコン全体を買い換える必要がある場合も。)
この、気づいて再起動するまでの所要時間が、そのまま、サーバーの回復にかかる所要時間となります。ですから通常は、一両日です。

サーバーの中にあったデータが壊れてしまっていた場合、最終バックアップに戻されることがあり、回復後に自分のホームページを見てみたら、何回か前の更新時点に逆戻りしていたなんていう事も、珍しくはありません。回復後には、自分の手元にある最新データで上書きしておくと確実です。
掲示板などのCGIを運営している方だと、サーバー上にしか無いファイルもあるかと思います。(検索エンジンの作品データなどは、その代表的なものの一つです) これが、サーバー不調により消失すると、誰にも取り返しがつきません。そのデータは「消えた」と納得する他ありません。時々、運営者にとってはこれが非常に衝撃的なのですが、文句を言ってもどうにもなりませんし、サーバー管理者を責めたところで、その人にもとれる救済策はありません。消えたもんは消えたのです。サーバーに置いてあるデータは一時的なもので、サーバーの電源が切れれば消えるのだと、あらかじめ覚悟しておくほうが、サイト運営者の姿勢として正しいです。
事後の対応としては、自分で保存しておいたバックアップからの復旧となります。もしバックアップがなければ、完全に消えたことになります。痛恨の一撃です(^_^;) (でも、割とよくあることです。四六時中ずっと監視してられるわけではないですから。)

時には、ダウンしたきり復旧しないサーバーがあります。
部品が壊れてしまって、それを復旧させるためには多額の費用が必要である場合などは、運営者が採算がとれないと判断して、それっきりトンズラこいてしまう場合があります。
予告なくサーバーを落として逃亡というのは、無料ホームページとして大勢に貸し出しているものの場合、褒められた行いではないですが、さほど珍しくないのも事実です。
この場合は、文句を言っても無意味度はかなり高いです。そもそも文句を言う相手自体が消失してしまっています。

運営母体が大きく、知名度の高いサービスであれば、告知なくサービス停止のような事態はめったにあるものではなく、サーバーダウンは不慮の事故として起こるものの、たいていは短い期間で復旧されます。
運営母体が不明瞭で、やたらとサービス条件が良い(広告がないとか)ような無料レンタルサーバーは、ある日とつぜん消失してしまう危険性が高いです。
無名なものがダメというわけではないですが、経験論として。
不測の事態にササッと対応できる自信のない、忙しい人や、技術的に初心者の人は、運営の安定した老舗のレンタルサーバーを利用するほうが無難です。

サーバーが応答しなくなる理由には、これ以外にもいくつかあるのですが、利用者(各ホームページの管理人)がとれる対応は、どのケースでも同じです。
正常に運営されている別のサーバーに引っ越すのです。

一両日中に復旧される見込みのあるものなら、そのまま様子を見たほうが賢明なことが多いのですが、一週間、一ヶ月と続くようなら、もう復旧の見込みはありません。
それに、人によっては、ほんの二、三日でも、待つのがつらいという事もあるでしょう。たとえば、「今週末に完結します!」と大々的に宣伝を打ってあった小説ページのサーバーが、満を持した当日いきなりダウンしていて、それから何日も復旧しなかったらシケシケです。読者さんにも面目がなく、申し訳ないこと限りなしです。
そんな場合に備えて、オンライン作家さんの中には、ミラーサイトを用意している方もいらっしゃいます。ミラーって、「鏡」のミラーです。本体とまったく同じファイルを、別のサーバーにアップして、同時に運営していく形式が基本ですが、必要最低限のデータだけを保険として別サーバーに用意しておくような縮約形式のものもミラーサイトと呼ばれることがあります。

ミラーサイトを用意しておいて、普段からサイトの利用者さまに「ここにミラーがありますよ」と告知しておけば、いざサーバーダウンという時に、そちらにアクセスしてもらえる可能性があり、事情説明をするなり、そちらで小説を読んでいただくなりの対応をとることができます。

サーバーによっては、ミラーサイトとしての使用を禁じているところもありますので、それだけはしっかり確認しておく必要がありますが、小説系ホームページのミラーの場合、単なるミラーサイトとしてではなく、そこでしか読めないコンテンツを用意して、別館サイトとして運営する形式がメジャーなようです。
具体的には、作者の創作日誌を別館サイトで運営しておき、本館からは別サイトとしてそれを参照してもらい、本館のサーバーダウン時には、別館を暫定的なミラーとしても使用するといった形式です。

別館に小説ページを移動させた際には、検索エンジンに登録している作品アドレスも、更新の必要が出てきます。しかしなにしろ不幸な事故ですので、何日かの時間差は無理もありませんし、その辺りの情状酌量は、どの検索エンジンでもあるものだろうと思います。

以降は余談ですが、たまに、別館のほうが本館より人気が出ちゃうようなケースがあります(^_^;)
ちなみにノベルウッドも「午後の庭園〜オンライン作家になる方法」というサイトの別館コンテンツなのですが、明らかに本館より人気があります。手入れの行き届き度も、はるかにノベルウッドのほうが優れています。微妙ですね(笑)


もくじ前の日記次の日記



zero-zero |MAILHomePage