勝手に感想文 ◇ 削除変更報告:ノベルウッド/クチコミ板(作品タイトルで検索可能)
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2003年11月28日(金) 盗作問題について(後日記)

先だって「問題が起きた」とだけ日誌に書いておりました件、いわゆる「盗作疑惑騒動」でした。日誌の記事はノベルウッド側の管理責任が関わる範囲での問題が解決した時点で削除してあります。
根本的な解決がなされたのかどうかについては当方は関与できませんが、管理日誌ということで総括を記しておきます。
登録者様におかれましては、ご不快な話題かもしれませんが、ご容赦ください。(この記事はお知らせではありませんので、作品登録にあたってお読みいただく必要はありません。)

●事態の概要。
ノベルウッド登録作品Aが、登録作品Bに対し、盗作ではないかとの疑惑を作品サイト上の日記にて提示。不特定多数の自作読者に検証を依頼。作品Bの閲覧手段として、「ノベルウッドの”似た作品を探す”機能で検索してください(概略)」と記述。
作品A側の提示した絞り込み方法では、疑惑対象とされる作品B以外にも、多数の作品が検索にヒットすることを管理側で確認。(作品Bが具体的にどの作品であるかは、管理人は確認していませんし、興味もありません。しかし1作のみと思われますので、それ以外の作品は100%無関係ということになります)

●ノベルウッド管理人判断による問題点

  1. 無関係の登録作品が疑惑対象となり迷惑が及ぶ危険性があること
  2. 作品Bについても、濡れ衣であった場合、不当な名誉毀損となること
  3. ノベルウッド側が関与しない争議に、自動的に巻き込まれる可能性があること
  4. ノベルウッドが提供する検索サービスが不本意な誤解を受ける恐れがあること
  5. 予定外の検索負荷増大によるCGIサーバーへの非生産的な負担(負荷が通常の二割り増しになっておりまして、それにより事態に気づいた次第です)


●管理側での対処
  1. 作品Aの登録者様に、上記の問題点のうち、管理責任から最も重要と思われる(1)と、当方の権利として(4)を主張するメール連絡をし、具体的な対処の方法や時期については言及を避けて、先方に全面的にお任せしました
  2. 作品Aの登録情報を削除しました。(作品Aの登録データに規約上の問題があったわけではなく、また、今後の登録を拒否する意味合いでもありません。無関係の他作品に迷惑をかけないために最適な処置として採用しました)


●似た作品を探す機能について
登録データのジャンル、テーマ、雰囲気が一致している作品を機械的に抽出する機能です。当然、検索対象には盗作作品など含まれていないことが大前提となっております。
ある作品が気に入った読者様が、「これと同じような感じの作品をもっと読みたい」と思われた時に利用していただいたり、作者様どうしが同系作品を書く相手先と交流するきっかけとして利用してくださることを期待して、ご提供しております。
通常、登録作品が読まれる機会を増やすために役立っているものと考えておりましたので、今回の件にあたって本来の主治テと異なる目的で使用されたことについては、非常に悩みました。今後の「似た作品を探す」機能の廃止・続行について検討しています。

●顛末
  1. 作品Aサイト内日記にて、該当記事の削除および当エンジンに対する謝罪文が掲載されました。謝罪を受け入れ、これにより作品サイトA・ノベルウッド間の争議は落着し、一切の禍根もないものとします。以降、当方への謝罪文等は削除してくださることを望みます。
    先方のご協力により二次被害が未然に防がれたことを大変嬉しく思います。
  2. 作品Aの登録見合わせ期間をノベルウッド管理側では本年末までとします。それ以降の再登録については、通常の作品と同様に扱いますので、登録者様のご都合にお任せし、随時歓迎いたします。


●後記、雑感
盗作の問題は、作品発表する人であれば、念頭に置いておくべき問題でしょう。
自作が盗作されてしまうという事態は、その作者にとっては多大な精神的被害となります。創作者として、許容しがたい出来事であることは確かですし、道義的にも見過ごしにはできません。第三者が、泣き寝入りを強要する、または暗に奨励する言動も、慎むべきものと思います。
その一方で、自作が盗作ではないかと疑惑を受けることも、作者にとっては多大な名誉毀損となります。時として、それは盗作されることよりも大きな被害となりうるでしょう。
いわゆる「濡れ衣」により、他作品を疑惑の矢面に立たせてしまった場合、その作者に与える被害は計り知れず、この責任をとることは事実上は不可能です。「加害者になる」という被害まで背負い込むことになりかねません。
他に疑惑を向ける行為は、重大な責任をともなうものであり、他作品の名誉を守るためにはもちろん、自衛のためにも、じゅうぶんな検証により確証を得た上で、初めて妥当性を得る行いであると考えたほうがよいでしょう。
できるかぎり表沙汰にせず、個人間で内々に解決されるのが望ましい問題のひとつです。問題が不必要に拡大することを防止する配慮も必要でしょう。ネット上では、一夜にして爆発的に事態が拡大することも稀ではありません。
検証サイトを創設したり、サイト上で不特定多数に検証を要請するのは、個人間での交渉が回復不能なまでに決裂した場合にのみ行うほうが、責任問題の管理が容易であると思います。

●問題解決にあたって参考になる情報サイト様
(※日記CGIの文字制限機能によりチルダ「〜」が大文字になるようです。すみません…)
Copyright! 著作権侵害の危機管理
http://www2.e-net.or.jp/〜maasa/index.html
ねっと創作トラブル対策避難所
http://paw.jpn.org/〜nv/ft/html/rescue.html
盗作【言いがかり】対策室
http://f17.aaacafe.ne.jp/〜taisaku/

●盗作問題全般に関するノベルウッド側のスタンス
  • 盗作作品は登録できません。(当然ながら)
  • 原則として個人間の争議には関与しません。(当方の管理する情報からは、どちらの主張が正しいか等の判断材料を全く提供できないからです)
  • 争議により、無関係の他作品に迷惑が及ぶと判断した場合、被害者作品・容疑者作品によらず、関係作品の全作品、または一部作品を、登録削除・一時的な登録拒否することがあります。これはノベルウッド管理上のリスク計算のみに依って立つ判断であり、盗作疑惑を確証づけたり、否定したりするものではありません。


以上です。


2003年11月20日(木) シリーズ作品や続編の登録について

ノベルウッド看板絵のご寄贈をいただきました。
こちらの展示場でごらんいただけます
三枝みずき様のイラストです。ありがとうございました!
さっそくランダム表示に組み込ませていただきました。
心なごむファンタジックな光景ですね〜(^_^) 夜の安らぎです。

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先だってお知らせした紹介文の規約についてですが、削除予定または修正推奨の作品の洗い出し作業をしています。だらだらと。
こちらでご確認いただけます(随時追加ちゅう)
自作がリスト上に載っていて、修正できる方は、登録情報の修正作業をお願いします。
修正したよというご連絡も、一報いただけると助かります。挨拶とかは別に結構ですので、上記アドレスの掲示板やメールなどで、作品タイトルをお知らせください。

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 読者様によるクチコミ推薦板に、ちょっとした仕様変更を行いました。
 登録文字数を全角1000文字までに制限させていただきました。ほとんどの推薦文は問題なくご投稿いただけると思います。それを越えた文字数の投稿が行われた場合、投稿者様には「文字数が多すぎます」とのエラー文が表示されるようになっております。
 外部呼び出しJavaScriptのほうにも、掲載する文字数の制限を設けました。全角300字までとし、それを越えたぶんは「...[以下略]」の表示に置き換えられます。これは、外部サイト様で呼び出し表示なさる際に、データ量が多すぎると表示エラーが発生するおそれがあることが第一の理由。第二には、文字数が多すぎることで、想定を越えたレイアウトの乱れが発生するとご迷惑かもしれないという配慮です。(一覧リストではご投稿いただいた全文を掲載します。)
 その仕様変更に対応するため、[内部]、[外部]の形式での投稿もと表示を、文末から文頭に移動させました。仕様変更後のご投稿にのみ反映されます。

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 ノベルウッドへのシリーズ作品、続編作品のご登録について、規約変更(もしくは基準の詳細化)を検討しています。

 当初から、ノベルウッドでは、単独で読める作品であれば、前作や姉妹作品のあるものでも、番外編でも、受け入れる方針で運営してまいりました。
 しかし、なにぶん最大1000作品しか収録できないエンジンですし、登録枠を湯水のように使ってよいかといえば、そうでもありません。
 これは「登録数を遠慮しろ」という意味じゃないのです。適切な使い方をしてほしいな〜、というニュアンスです。

 たとえばシリーズ化された作品群の場合、前作があるとわかっていて2作目以降から読む読者様って、どのていどいらっしゃるのでしょうか?
 私なら1作目から読むと思います。作者様が、「どれから読んでも大丈夫」と言っておられても、やはり結局は1作目から読んでみます。
 シリーズ作品は、1話ごとに完結するものでも、全体でひとつの作品だと思うのです。サザエさん第58回とサザエさん第136回が別の作品かというと、違いますよね(-_-;)?
 私はそういう考え方をするので、サザエさん第136回は「単独では読めない」作品という判断をし、登録対象外なのだという観念を持っています。
 でもサザエさん第58回だけをいきなり見ても、その回の内容が理解できないってことはありません。
 だから、サザエさん第1回から第136回までの136作品を別枠で登録する人がいたとしても、それは規約が曖昧なせいなんだな〜、と、ちょっと反省しました。

 結論から言って、上記のようなサザエさん連続登録ワザはお断りです。「サザエさん」という作品トップページを作って、そこに一括して作品もくじを作り、もくじページで登録してください。

 公正な運営を行い、登録者様が戸惑われずに済むような状況を作るためには、これを誰が見ても理解できる定義により明文化する必要がありますね。
 さあ困ったな(汗) どういうふうに書きましょうか?
 必要性があるのは分かるんですが、適切な文章を思いつきません。

 しばらくは個別に対処することで粘りたいと思います。
 管理人の目から見て、単独で読むに適さないもの、読者様の初見に不向きな作品は登録情報を強制削除していきます。

 掌・短編で多作型の小説サイトさんや作者様にとっては、ノベルウッドみたいな作品登録型エンジンよりは、サイト登録型のエンジンのほうが適切なのでしょうね。
 サイトか、シリーズ名義でひとつの枠を消費して、その中に10作とか20作とかの代表作品を登録できる様式のものがよいのではないかと。自分が持っている権利のぶんは、遠慮なく登録できますし。登録する側も管理する側も、気分的なストレスが少ないですよね。
 そして全アカウントを横断する個別作品検索も可能なら便利だな〜。

 でも、エンジンの仕様でカバーできる範囲は実はごく限られたもので、一番あてになって確実なのは、利用者様の良識と公共心です。
 他人にとって使いやすい状態を念頭に置いてOK/NGの判断をしていただき、適切な方法でご登録くださいませ。
 えっ、それって分かんないという方は、管理人に聞くという一番確実な方法があります。事後に処理するより、お互いにとって、時間的・精神的な労が少ないので有効です。


2003年11月15日(土) 作品分類に項目追加

ノベルウッドの各・作品分類に、項目の追加変更を行いましたのでご報告します。

■テーマ分類について
下記の項目名変更を行いました。
「家族」→「親子・兄弟・家族」
「恐怖」→「恐怖・怪奇」
下記の新項目を追加しました。
「友達以上・恋人未満」、「運命」、「生と死」 計3項目追加

■雰囲気分類について
下記の新項目を追加しました。
「らぶらぶ・甘々」、「ギャグ・ナンセンス」、「シニカル(皮肉調)」、「淡々と」
計4項目追加

■対象読者分類について
下記の項目名変更を行いました。
「主婦」→「主婦・主夫」
「ビジネスマン」→「OL・ビジネスマン」
下記の新項目を追加しました。
「少女」、「少年」、「女性一般」、「男性一般」
計4項目追加

■舞台分類について
下記の項目名変更を行いました。
「企業・現代社会」→「現代社会」
「異世界(本格)」→「異世界(本格/ヨーロッパ風)」
「異世界(ライト)」→「異世界(ライト/ヨーロッパ風)」

下記の新項目を追加しました。
「海洋・島」、「山・自然」、「仮想現実・電脳世界」、「企業・職場」
「異世界(本格/アジア風)」、「異世界(ライト/アジア風)」、「異世界(ゲーム風)」
計7項目追加

 以上です。
 太字で掲載した変更については、登録情報の変更が必要となる作品もあるかと思いますので、登録者様は特にご注意いただき、作品内容によっては情報更新をお願いいたします。運営側の都合により、お手数をおかけいたしまして申し訳ありません。

 今回の追加変更の目的は、「恋愛」「シリアス」「異世界」などの、多数の作品が集中している分類から、より詳細な分類へと作品を分散化し、読者様に作品データベースをより便利に使っていただくことにあります。
 他、舞台分類やテーマ分類などに関して、「その他」選択+自由記入テーマで登録されている作品のうち、類型が多く、普遍的テーマとして差し支えのないものの中から、常設項目に採用したものもございます。


2003年11月14日(金) ジャンル定義等について

 前々から何度か、複数のユーザー様からのご要請をいただいておりました、ノベルウッドにおける作品分類の定義についての資料を制作中です。

 ノベルウッドでは様々な分類方式を導入しておりますが、その全てに関しての定義をする予定は今のところありません。ガイドラインが必要と思われるものだけ用意しました。
 定義情報を公開予定なのは、下記の分類についてです。
 ジャンル分類/長さ分類/状況(完結)分類/人称(視点)分類

 定義内容については、こちらをご参照ください

 あくまでノベルウッド内での定義であり、強制ではなく「推奨」という扱いでして、これと異なる登録をしていたから削除対象となるような、登録規約的なものではありません。
 しかし、旧来の一般論に基づいた内容になるよう配慮したつもりです。

 小説に限らず、ものごとの分類を行いますと、必ず、例外や、分類の枠におさまりきらないものが出てきます。分類される対象物が多様性を持っていればいるほど、この「例外」は多くなっていきますし、時には例外のほうが多いなんていうことも、考えられるかもしれません。
 分類はあくまで目安です。
 それでもやはり必要なものだと思います。作品を探す時に、とても便利ですから。
 書くときに考慮する必要はあまり無いように思いますが(読者ニーズを掴むという意味では、作品のジャンルを意識したほうが本格的なものが書けますが)、検索エンジンに登録する時には、客観的な目線から自作を分析してみることも有意義ではないでしょうか。

 自分の定義に自信がなかったため、架空史小説の定義を確認するためにネット検索したところ、こんなサイト様を見つけました。
架空史-The Fictitious Story-
 こちらでの定義を参照すると、いちおう自分の書いた定義文が正しいような気がしたので、ほっとひと安心。

 人称分類についてなのですが、登録作品に間違いが意外に多いです。
 趣味として自由に楽しく書けばよいのがオンライン小説の原則と思いますので、あんまりうるさい事を言うべきでない気がするのではありますが、小説執筆の基本ですので、「人称ってなに?」と思われる方は、この際、自作がどの人称で書かれているのかを確認なさってみてはいかがでしょうか(^_^;A
 特に、二人称の作品は滅多にないと思うのです。市販の小説にも滅多にありません。皆無といってもいいぐらいかと。だいたいの小説は、一人称か三人称のどっちかです。
 でも分類としては必要なので項目を設けているのですが、間違って登録なさる方がいらっしゃるようで。
 読書ツウな読者様にとっては、「おっ、二人称小説だって? 珍しい、興味あるな」という印象のカテゴリだと思うのですけど、そこに登録されている作品が実は全くもって二人称じゃないというは、なんとなく、管理人として面目なくてですね……(汗)
 登録時に手が滑ってプルダウンメニューを選択しまちがえたとか、そういうことかな〜、と思うんで、いっそのこと「二人称」カテゴリは廃止しちゃったほうが無難でしょうか。
 あるんですかね、二人称で書かれたオンライン小説って?
 理屈の上では、あってもおかしくはないのですけど……。
 人称というやつも、ジャンルと同じで、例外があるといいますか、きっぱりと定義どおりに全ての作品が書かれているかというと、そうでもないのです。定義そのものも、人によって考え方が微妙に違ったりしますし、「絶対にこうだ!」と断言できる種のものじゃありません。
 小説は多様性を美徳とするメディアのひとつですから、基本原則をぶち壊して新しい技法を作品に盛り込むことが、作品が高く評価されることにもつながるのですよね。でも、そういう型破りな作品は、基礎をふまえた上での型破りであるからこそマトモな作品として楽しめるのであって、基礎を全く知らずに書かれためちゃくちゃなものとは、似て非なるものとなります。
 時には創作技法についてかじってみるのも楽しいですよ。それにガチガチに縛られないといけないってものではなく、先輩たちがこうやると巧く書けたぞという「ちょいコツ」みたいなものですから。
 こちらのページなどが、わかりやすく纏めておられて、私の書いた定義文なんぞよりよっぽど参考になるかと思います(^_^;A
 三人称の人物視点が登場人物の主観や感情を全く含まないかどうかについては、ノベルウッドの定義と矛盾が出ておりますが、これか書き手さんごとの技法や趣向によるのです。……その話はまた創作談義好きな仲間内で、千日将棋でもさしつさされつ楽しく語り合うことにします(笑)


2003年11月10日(月) クチコミ板管理情報

読者様による推薦クチコミ情報板について、お知らせが2件あります。

■お知らせ・その1
クチコミ投稿記事の、作品ジャンル情報が欠落するバグが2件ぶん発生しておりましたが、このたび発生理由が特定でき、原因を取り除けました。
それにともないまして、バグによるエラー投稿でいったん削除しておりましたクチコミ推薦記事2作品ぶんを、管理人権限により復旧させました。
クチコミ管理情報板に掲示しておりましたエラー報告も、同時に削除いたしましたのでご報告します。
原因解明にご協力くださった皆様に感謝するとともに、バグによるご迷惑をお詫びいたします。

■お知らせ・その2
不正投稿とおぼしき記事が複数見つかりましたので、削除しました。
削除対象となった投稿記事のIPアドレス(一部)を掲示します。
削除記事は計5件あります。

うち4件について
********.cust.bit-drive.ne.jp
********.cust.bit-drive.ne.jp
********.cust.bit-drive.ne.jp
********.cust.bit-drive.ne.jp
全て異なる投稿者名での推薦記事でしたが、完全一致するケースがありましたので、同一人物か、同一機材を共有する立場の作品関係者による投稿の疑いが強く、万全を期すため削除させていただきました。ご了承ください。

クチコミ板では通常、連載作品の更新が進むにつれて、同一作品に同一の推薦者様が記事を投稿なさるのを禁じてはおりません。不特定多数の利用者様からのひんしゅくを買わない程度の節度は要求したいところですが、基本的には皆様の良識にお任せしております。
上記の件については、例外的な措置です。
なにぶん事情が特殊ですので、引き続き、残る1件の削除報告とともに、経過をご説明いたします。

うち1件について
sdi.**********.ac.jp (某大学のIPアドレス)

この投稿には同一IPからの重複投稿はございませんでした。

最近、創作支援サイトの運営者どうしの情報交換の中で、「特定作品の作者を語って、偽物の作品情報を頻繁に投稿する宣伝板荒らしが出没する。他の作品にとって迷惑である」との報告があり、問題解決と不正防止に向けて相互協力を行うことになりました。

偽装犯による投稿記事の、投稿者IPを各支援サイト間で共有して検証した結果、上記の某大学IPからのクチコミ投稿は、偽装投稿犯による投稿である可能性が極めて高いと判明しました。
よって、ノベルウッドではこの投稿を無効とみなし、削除することにいたしました。
上記4件についても、この件と同一の作品への投稿記事でしたので、同一人物による投稿である可能性もあり、それに加えてIP重複という通常ありえない奇跡的な状況であることから考え、データの削除が無難であると判断しました。
皆様のご理解をお願いします。

カタリにあってしまった作品は2作品、同一作者様の作品でした。
各支援サイトでの全体的な被害状況と照らし合わせ、ノベルウッドでの該当作品情報のIPアドレスも念のため、チェックすることにいたします。

該当作の作者様は、大変な思いをなさったことかと推察しますが、真面目に頑張っている方には、その誠実さを認められて、いずれ数多くの理解者ができ、実りあるネット創作活動が待っているものだと思いますし、その逆の場合には、それ相応の罪の報いがあるものだと思います。自作品を信じて、めげずに楽しく書き続けていかれることを、同じ創作の道に携わる者として、陰ながら望みます。

今回のようなことは、非常に残念な事例ではありますが、この件の副産物として、支援サイト運営者間での協力体制が実現し、将来的に皆様により公正な情報を提供できる下地ができたように思います。不幸中の幸いというものでしょうか。私にとっては、いい経験ができたと思います。

様々な個性を持った支援サイトが複数存在している現状ですが、それぞれが連携をとることで生まれる新たなサービスにも、今後さらに注目していきたいです。


2003年11月09日(日) アンケート結果、他

ご報告が遅れましたが、予定通り10月末日に「検索エンジンにあると嬉しい機能アンケート」の集計を締め切りました。
 集計結果はこちらです
 のべ77人の方からご回答をいただけました。ありがとうございました。

 上位5件のみ、この場でもご紹介しておきます。

1位 リンク切れ・違反作品通知ボタン 23票
2位 活躍中オンライン作家へのインタビュー、コラム依頼 21票
3位 作品人気ランキング 7票
4位 創作技法に関するアンケート 4票
5位 新着情報などのメールマガジン 3票

今後の運営の参考にさせていただきます。
2位の「活躍中オンライン作家へのインタビュー、コラム依頼」、回答数からいっても、かなり高いニーズのあるものだと感じるのですが、実際に運営するとして、どういった形式でやればいいものか、ちょっと悩んでしまいます。
「活躍中の」というのを、どういうふうに定義すればよいものやら。
そういう人物を特定できたとしても、その方がインタビュー依頼やコラム依頼を快く受けてくださるとは限りませんし、都合が合わず断るにしても、「あの人は断ったらしい」みたいなことを、どこぞの陰で囁かれると気ぃ悪いというのもありまして、お願いすること自体がご迷惑になってしまうケースも考慮しておかねばなりません。
難しいですね。
でもまあ、回答することにそれなりの楽しみとメリットがあり、依頼が来ることが、ある程度予想できるような条件のもとに運営すれば、皆様にとって楽しい企画になるのではないかなとぼんやり考えています。
条件というのは、たとえば、ノベルウッドに作品登録すると、クチコミ板に作品が載る可能性があるというのは、登録者の皆様は登録する時点で、あるていど理解しておられることで、「なぜここに私の作品がっ?!」とショックを受けたりはなさらないですよね。そういう背景を用意できればいいんだろうなと思うのです。(取りざたされるのがイヤだという方は、そもそも登録しないことで自衛できます)
回答形式も、チャットであるとか、そういう時間的に拘束性の強いものだとご迷惑になりますので、(それで一番大変な思いをするのは運営者だったりして) なにかもっと気楽にやれるもの。100の質問に回答するCGIなどがありますから、それを利用して、質問数も10ぐらいに減らして使えば良いのかな〜、と……。フォームメールによるアンケートフォームという手もありますね。ひとつ前の回答に合わせて、よりつっこんだ質問を繰り出していくという楽しさはなくなっちゃいますが、無難なほうが長続きしますし。

次回アンケートの予定なのですが、「これが私の閉鎖理由アンケート」というのを検討しておりました。でも何かシケた題材だな〜、と。それに、興味持っていただけるような役立つ情報かどうかも疑問ですし、私自身が乗り気じゃなくなってしまい、結局ボツに。
どんなアンケートをすると皆様の役に立ち、なおかつ楽しめるものにできるんでしょうかね。


2003年11月08日(土) 作品紹介文について

重要なお知らせがありますので、お読みください。

■作品紹介文について
ノベルウッドでは、作品紹介文の内容に規定を設けております。
・ストーリー概要、あらすじであること
・「読んでください」「頑張っています」等の
  作者からのメッセージ的な文は排除していただくこと
・記号による文字装飾はご遠慮いただくこと
・更新情報は簡潔なものであれば可
  ただし、ストーリーあらすじの後に、
  「◆」記号で区切りをつけて書いていただくこと。

 【▽正しい例】
 竜巻に家ごとさらわれ、オズの魔法使いの国に来てしまった少女ドロシー。そこで出会った風変わりな三人の友といっしょに、大魔法使いが住むという、エメラルドの都を目指して旅を続けます。ドロシーは無事お家に戻れるのでしょうか? ◆(11/10)第**章「黄色い煉瓦の道」公開
(※上の例文の作品は「オズの魔法使い」という児童文学で、ネット小説ではありません)

 【▽違反の例】
 ★★★毎日更新★★★ 初めてですが一生懸命書きました。ぜひ読んでください! 友情をテーマにした、すごく新しい感じの小説です。愛もちょっとあるかも?? 魔法使いとか登場します。感想をもらえると大喜びです♪
(※ノベルウッドでは違反ですが、他の作品検索エンジンでは問題なく受理されることもあります)

 規約に定められた要件を満たさない登録作品情報は、それだけで即削除となりますので、ご注意ください。
 このような規約を設ける理由は、一定の仕様に基づいて作品情報が並んでいるほうが、これから読む作品を探す読者様にとって便利だからです。作品のあらすじを求めるのも、どんな内容の作品であるかをあらかじめ知っていただけるという便利さがあり、読まれる機会を増やすことにつながるからです。
 逆に、作者様がどのような気持ちで書いているかという系統の情報は、読者様にとって特に役に立つデータではありませんし、むしろ作者さまご本人以外には関係のないことですから、無駄な情報として省略していくことになります。(作品ページ本体のほうにお書きになるのは、もちろんご自由です)
 読者様が作品を探される時に役立つ情報(あらすじ、更新情報、詳細ジャンル解説、注意事項など)は受理し、役に立たない情報(作者メッセージ、まだ既存の事実になっていない将来構想、装飾目的での記号多用など他作品と仕様を異にすることを目的とした記述方法など)は排除するというのが、当エンジンの方針です。
 オンライン小説の検索エンジンの中では、ノベルウッドは紹介文に関する規約が「うるさい」ほうだと思います。でも、そこからのメリットとして、ノベルウッドで受理された形式の紹介文が、「紹介文がいやだった」という理由で読者様に敬遠されることはないでしょうし、よその作品検索エンジンで迷惑をかけてしまうことも無いのではないかと思います。初心者様の場合は特に、厳しいほうの規定で慣れておくと、あとが楽です。(運営者の勝手な言いぐさではありますが)

 実際には、ノベルウッドは初心者さま向けの作品検索エンジンということもあり、登録後しばらくの期間は、自発的に気づいて修正してくださる期待を持って黙認するケースが多いのです。
 しかし、読者様の利便性や気持ちよく利用できるエンジンであることを考えますと、やはりデータ保守作業も必要ですので、定期的には規約に合わないものを削除していくことになります。

 消されても、正しく再登録していただけばいいだけのこととはいえ、それは面倒ですし、削除されたというのは気分的にも楽しくないでしょうから、登録者の皆様は、いま一度自作の登録情報をご確認くださると嬉しいです。

 ノベルウッドでは近々、登録情報のチェック作業を予定しております。


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