きまぐれがき
目次pastwill


2004年08月26日(木) もう夏も終わって

ずっと寝不足が続いて頭が重い、駅の階段ごときで息切れしたりもする。
開会式以後平均睡眠時間は2時間。不健康すぎる。
今夜こそは早く寝よう、と思ったのは朝だけだった。
やはり見てしまったシンクロ。
解説の女性は元シンクロの選手なのだろうか?どうも無口な人らしい。
実況のアナウンサーが振っても沈黙だったりするのだ。

演技が終わった途端トロトロと眠くなってきていたのに、結局表彰式も
見てしまい、ロシアのペアが手にしているぬいぐるみのチェブラーシカに、
一瞬アテネ五輪のマスコットだった?とまさかの錯覚に襲われパッシと
目覚める。
あの子たちがいるでしょ。あの子たち。アティナとフィボス。

ネット検索(なにもわざわざ真夜中に。。。。)で、チェブラーシカは、
このアテネ五輪でのロシアチームの公式マスコットなのだと知りました。
ああそれでなのね。

このおじさまの手にも。




私のチェブラーシカ。
映画が公開された時にたぷろうさんと買って、無邪気に喜んだのでした〜



眠気が覚めたついでに、棒高跳びで眼鏡の日本選手(見た目ニヒルだ)が
決勝進出を決めたところも見てしまう。

湿度が低く、あの連日の熱帯夜がウソのような明け方。
そういえば夜間ずっと、庭から秋の虫たちの声が聴こえて来ていた。
リンリンリンーーージジジジチロチロリーーーー
もう夏も終わるんだ。そうすると今年が終わったような気がしてくるの
だよ、こうしてまたひとつの季節が過ぎていく。




2004年08月21日(土) 4年とは.......

連日オリンピックを見るために明け方まで起きているので体内時計が
完全に狂っております。
それにアレルギーを抑える薬の副作用からくる眠気に抵抗しきれず
肝心の勝負の瞬間を見逃してしまい、なんのために起きていたんだか
というようなこともあってもうフラフラです。

それにしても4年前のシドニー五輪の記憶というものがまったくない!
間違いなく騒ぎ立てながら見ていたはずなのに、こんなにも見事に記憶
からすっかり消えてしまっているというのも恐ろしいことだ。

同じ4年ごとの行事でも、米の大統領就任式はシラ〜とただTV画面を
眺めているだけのようなものなのに、現ブッシュはもちろんパパブッシュ
の時のものも覚えているとは、どうなっているの脳内記憶装置。

そうだ、アトランタ五輪の時に朝のワイドショーかなにかの番組で、
柴田光太郎が現地に行きソフトボールの高山樹里投手にインタビューを
していたのだけは覚えている。
柴田光太郎はさておき、高山樹里のその持ち味から受ける印象が、競技
よりも余程強烈だったということ? 


ここ地元のデパートのウェジウッドのコーナーの片隅に居候のように
申し訳なさげに置かれていただけでも、いつでも買えると有難かった
フォートナム&メイソンのビンテージ・マーマレード。
数年来このジャムがお気に入りだったのだが、輸入代理店の片岡物産
との契約が切れたとかで、だいぶ前にそこの片隅すみからも消えてしま
ったし、どこのデパートでも購入できるという訳にはいかなくり困っていた。

あれこれと他のメーカーのジャムを食してみたけれど、やはり甘すぎず
苦味のきいたビンテージ・マーマレードじゃなければ私は嫌だ、という
わけで三越が輸入販売していると訊いて取り寄せたものの、毎回こんな
ふうに手に入れなければならないの、ふ〜面倒だと思っていたところ......



フォートナム&メイソンがお好きな方、ご安心あれ。
ネットで見つけた記事によると。

**************************************************
フォートナム&メイソンは三越と折半出資で日本法人を設立。
店舗展開は洋菓子店を運営する「ユーハイム」に委託。
フォートナム社商品だけでなく、ユーハイムの洋菓子も扱う。
1号店は、10月開業予定の三越日本橋本店に出店。
今後、10年間に25〜30店出店し、年商100億円を目指す。
***************************************************




2004年08月11日(水) 敵の敵を評価?

8月11日付けの朝日新聞の夕刊に面白い記事をみつけた。
サッカーのアジアカップでのマナーについて抗議した日本に、
ホスト国である中国の北京市公安局が謝罪したことに対して
「日本の外交攻勢は効果があった」と朝鮮日報は伝え、韓国
内では日本外交を評価しているというのだ。

それというのも今韓国では、中国が高句麗を自国史に組み入れ
て、朝鮮半島の歴史から抹殺しようとしていることに(驚いた〜)、
中国への反感をつのらせているのと、一方ワールドカップを共催
した日本に親近感を持ちはじめていたところ、日本でのヨンさま
人気なども手伝って、対日感情に落ち着きがみられてきたという
下地があるかららしい。

高句麗の問題では、日本を見習って中国政府に対して強い態度
に出るべきだと、このアジアカップでの日本の外交力を評価され
てもどうなのでしょう?

今北京では、日本人拉致事件をめぐる日朝両国政府の実務者
協議が開かれている真っ最中で、斎木審議官を信頼してはいて
も漏れ伝わってくるのは明るいものではないらしいと、過去をみて
もわかるように日本の腰抜け外交にどうして期待などできましょう
かというものばかり。

自国の外交力には、歯痒い思いが先にたってしまうけれど、
それでも韓国からみると、敵の敵は友達ということには。。。
。。。。。。ならない?



2004年08月08日(日) まぶしい笑顔

当初中国は、ホスト国としての客人にたいするマナーはわきまえている、
とか言っていたように思いますけど、あの有様をみて中国政府は本音の
ところどのように感じたのでしょうかね。

何はともあれ、アジアカップ優勝おめでとう。
優勝カップを胸に抱いた宮本の笑顔がまぶしいまぶしい〜

遠くで雷の音が轟き稲光がはしるこの日の夕方、虹を見ました。
雷雲に遮られとぎれとぎれの弧を見ることしかできませんでしたけど、
もうこの時に勝利の予感がしました。

反日教育の結果を、これでもかと毎試合ごとに見せられた後に味わう
余裕の勝利。
あ〜〜スカッ!とした!



2004年08月06日(金) キツケ薬片手にアジア・カップ

「アフターダーク」が9月早々に発売されるとか。
村上春樹!作家デビュー25周年記念書き下ろし! ここ数日という
もの、あちこちの書店から予約開始のメールがぞくぞくと入って来て
いる。

途中で何度も放リ出しそうになりながら、やっと読み終えた「海辺の
カフカ」。もはや私の春樹熱は「スプートニクの恋人」までだったねと
冷めた気分でいても、やっぱり新刊は気になる。書き下ろしとなれば
なおさらのこと。
予約してまでは買わないけれど、多分読んじゃうのだろうな。


明日はいよいよアジア・カップの決勝だ。
心臓が飛び出すに決まっているのだから「救心」の用意をしておきま
しょう。
TV画面の中に宮本の姿が見えないと、私の眼はとたんに泳いだ眼
となって、身体中が不安な装いとなるらしい。
それを感じたのか小まめが意地悪気に言う。

「画面の中の宮本だけを探しているでしょ」
 
そう、私の眼は宮本だけを追っているのだ。

「オフサイドってなによ?」

何度も訊いてうるさがられながら説明してもらったとて、すぐに忘
れてしまう。
ルールなんか知らない。おえっ〜
ところがW杯での宮本仮面はいつまでも忘れられない。
あの仮面の下から清々しい顔が現れたときの驚き。
もうヤダ。熱気吹っ飛び、涼風に包まれてしまったあの時(笑)
それからというもの、一途にきてしまった。


このアジア・カップでの中国の観客のマナーの悪さなどについて
言及しているサイトのいくつか(アクセス数の多い有名サイトばか
りです)を、中国人ハッカーが攻撃しかけるらしいけれど、もうほん
とにやれやれ(←突然春樹)なことだ。




ギブリ |HomePage