NINJA-TOOLS

お気楽人間の日々徒然。

日記の目次へ過去進む


2004年08月31日(火) Dialog in the Dark

以前、ヨガの先生が「ヨガとは全然関係ないんだけど・・」とオススメしてくれた
Dialog in the Darkへ行って来た。
こういうイベントは誰かと感想を言い合いたいし、
一人ではちょっと怖気づいていたのでちょこちゃんをお誘いした。

いつまでたっても目が慣れることの無い完全な暗闇、
「視覚」という感覚を完全にオフにされた状態で
視覚障害者の方のガイドを頼りに白杖(はくじょう)をついてコースを進んでいく。
進む先は、木の橋だったり、柔らかい土の上だったり、
薫り高い干草の上だったり。かと思うと、公園のブランコで遊んだり、
野球場の歓声に耳を傾けたり、騒音にあふれた街中を駅へ向かったり、バーでみんなと乾杯したり。

単純に視覚障害者の立場に立った体験をするだけじゃないというこのイベントに
何か特別な意味合いを見出さなくちゃと最初はちょっと躍起になったけど、
そんなちっぽけな挑戦意欲は漆黒の暗闇の中では無駄な抵抗。
ただひたすら自分の感覚に頼って飛び込んでくる情報を感じていくのみ。

「前に進んできてください。」という単純な指示にすら戸惑いを覚えることも、
点字ブロックや階段の手すりというものがどれだけ頼りになるかということも、
お互いにかけあう声がどれだけダイレクトに安心感を感じて動けるかということも、
干草のにおいも、虫の声も、水の冷たさも、ワインの香りも、味も、フルートの美しい音色や演奏者の息遣いも、、、、
全てが分け隔て無く飛び込んでくる。

視覚の大切さ、視覚の無い生活の困難さ、
それと同時に視覚を持ちうるが故ににぶっている感覚があるということ。

そして自分はそのどちらも感じられるのだということも忘れてはいけない、そう思う。

「これから出て行く世界は、少し変わって感じられるかもしれませんね。^^」
少しくすぐったいセリフに背中を押されて会場を後にする。

ためらうことなく進める歩みや、夕風や、すれ違う自転車のカラカラという音・・・
いちいち飛び込んでくるものを確かめるように街を歩く。

お腹空いたーっ!ということで、久々に行った表参道のメキシコ料理やさんにて乾杯。
今夜得た感覚をすっかり鈍らせてしまうかってほど、ほんわりと酔っ払い、満腹になり。

原宿で解散したのち、気持ちが良かったので時間と体力の許す限り歩く。
昨夜の雨と風が都会の空気を浄化してくれたかのように、
月がとても綺麗に白く輝いている。

これだけ綺麗な月、どれだけの人が気づいて見ているかなぁなどと思いながら
気分良くテクテク歩いていたら祐天寺まで歩いてしまった。

妙にかしこまった意義を見出そうとしなくても、単純に楽しい体験だったし
実際、単純に楽しい体験以上のものを感じ取れた。とっても不思議な夜でした。


それにしても、暗闇で「ちょこちゃんどこ?」「ここにいるの、サリヘイ?」とか
ハンドルネーム全開で呼び合うのは、なかなか恥ずかしいワケで(笑)。


2004年08月30日(月) HAVATAMPA@赤坂ビーフラット

トランペット界の松平健(もうええって)こと鈴木正則さんのいる
ラテンジャズ&キューバミュージックのバンド、HAVATAMPAのライブを見に赤坂B-flatへ。

某コンガ先生から基本リズムを教わって間もないのと昨日練習会をしたばっかりにつき、
そのリズムの海にどっぷりと、先生に教わったのはこれだこれだと
一緒に行ったちょこちゃんとおさらいしつつ、ラテンのリズムを体全体で味わうような感覚。

そしてトロンボーン3人とトランペット4人という管の音の厚さとその迫力に圧倒されまくった。
何より、鈴木さんのピリッとしたハイトーンがふんだんで(それだけ、その後のグッタリ度はすごいんだけど^^;)
キメのきまること、きまること。ものすごいかっこよかった。
ソウルとはまた違ったニュアンスで、ラテンな鈴木さんもカッコいい。

更には、コーラスもずっと入れているし、南條でもお馴染みのギロを鳴らしたり
マラカスを振ったり、とにかく忙しい。鈴木さん、そりゃもうツユダクもいいとこで(笑)。
ときおりMCの合間に空調の風が当たる場所をスススと探しに行ってその場でじっ・・・としていたり(笑)。

その日印象的だったのは、「スペイン」で、
その曲の中で音が鈴木さんのトランペットとベースだけになってメロディーをユニゾンでやる部分があって
ゾクゾクっと鳥肌が立つほどかっこよかった。

女性ボーカルの歌声も、ゲストのタイロンさんの歌声もすごくよかったし
どっぷりラテンな世界を堪能して帰路についた。

= SET LIST =
1. MAMBO INN
2. VERSOS DE GUARDIA(夜警)
3. TU, MI DELIRIO
4. JUAN PACHANGA
5. CANTANDO VIVIRE
6. CONCIERTO PARA UNA VOZ

(休憩)

1. SON AL SON
2. LAGRIMAS NEGRAS
3. TANTO AMOR
4. CUENTAS DE ALMA
5. PABLO PUEBLO
6. VIVIR LO NUESTRO
7. SE VIVE ASI


2004年08月29日(日) コンガ練習会

練習せねヴぅぅぁぁぁぁ〜あ!!!!!(切実)

・・・ってことで(笑)、
コンガ先生の弟子3人集合してコンガ練習会。

昨夜届いたばかりの秘密兵器(訳:ただの練習用コンガヘッド)を持参して
スネアスタンドに取り付けて叩いたんだけど・・・まぁ、実になっさけない外見です(苦笑)。

でも音はいっちょまえ。なかなかのもんです。

しかし、カン!と高い音を出すのがすごく簡単に出るので
後でホンモノのコンガを叩くと、全然音が出なくてすごく落ち込むワケです(笑)。

なので、私の様なへっぽこ初心者は、これが「叩くための練習台」だという認識を
片時も忘れないようにしないといけません。^^;
きちんと音を出す練習は別途本物でやらないと、だめかも。

まるで「コンガ教」かのように、ひたすら叩きまくる3人。
途中、CD音源にあわせてみようとしてみたり、(てんでついていけなかったけどな!)
コンガ先生に教わったカウベルやクラベスのリズムも取り入れてみたり(うろ覚えだったけどな!!)

気づけば2時間なんてあっという間。無情に光るスタジオ内のフラッシュライトを見つめる3人。
で、なにげにやる気まんちんな私たちは、早速1時間延長したのであった(笑)。

練習後、三茶に移動してお疲れさまのカンパイ。
やっぱり一緒に練習する仲間がいるというのは楽しいし頼もしい。
気持ちよくヨッパライつつ、とりとめもないことをしゃべって
3人の初練習デーは終了。これからもがんばるのであります。^^


2004年08月28日(土) フラバルー、まきば園慰問

ふかまっち率いるフラバルーと、私の通っているPOEPOEのフラチームとで
埼玉は行田市にある特別養護老人ホームまきば園のハワイアン祭りに出演した。
集合の吹上駅は赤羽から1時間弱。

当初は園の駐車場にステージを設置して、屋外でにぎやかにやる予定だったらしいのだが、
あいにくの天気により場所を園の食堂に移して開催することになった。

明るく広い建物に入ると、スタッフの方々が気さくな雰囲気で案内してくれた。
良く見ると、みんなアロハシャツを着ている。今日のお祭りにちなんでの服装かと思いきや、
普段からスタッフはアロハシャツ姿なのだそうだ。

控え室に行き、先に現地入りしていたフラバルーの面々とご対面。
本日の変更事項などを軽く打合せして、ひたすらリハーサルまで・・・まったり(笑)。

そんな中でもふかまっちは練習の人。
ベース弾き弾き、ウクレレ弾き弾き、ハワイアンソングの練習中。

ふかまっちはご自分でも「練習している方が楽しいしリラックスできる。」とおっしゃるくらいなのだが、
本日はちょと違う。真剣な表情でハワイ語の歌を何度も歌っている。

「意味の分かる言葉ならいいけどさぁ・・・これで合ってるのかも分からないし、さかさまに歌っても分からないなこりゃ。(笑)」
と言いながら逆から読んで歌ってみたり(笑)。でもほんと、ハワイ語って不思議な響きの言葉なんだよね。

ステージセッティングが終わった連絡を受け、リハーサル開始。
今日は私たち意外にもフラダンスのグループが2つ来ていて、他の人達の踊りを見るのは
とっても勉強になる。リハにも関わらず、ふかまっちの軽快なMCが加わり
・・・なんだかまるでミニ発表会のような雰囲気に(笑)。

(つづく)


2004年08月26日(木) イカもスイスイ泳ぐ、A-RI-YA-MA na YO-RU da !!

「・・・狂わへんギター作ったらええねんなぁ。」
(チューニングしながら、のたまう。)

マーティンクラブの新潟のライブにて、
かくも素敵な名言を残した有山さんのライブ。

このライブは毎月1回下北沢の440で続けているライブらしく、
毎回、有山さんがゲストを迎えてのライブらしい。

本日のゲストはカセットコンロス。
このバンドのライブ、行ってみたかったんだよね。^^

ギター(ボーカル)、ベース、ドラム、サックス2人(時にそれぞれフルートやクラリネット)
カリプソテイストのそれは、とっても気持ちよくって、パワフルなドラムとベースは迫力のあるグルーヴを生み出して、
でもなんだかほんわかしてて・・・思うまま体を揺らして聴いてました。気持ちよかったなあ。^^

途中のMCにて、ボーカルのマコトくんがオリンピックの話をはじめたところ

「オリンピックはうるさいで。^^」と、会場後方から聞こえてくる
よく通る聞き覚えのある声・・・ふっつーに身内とテーブルについて呑んでいる有山さんでした(笑)。
イヤン、そんなとこにいはったの?(笑)

カセットコンロスのライブが終わって休憩。
2ndは有山さんのステージ。

トコトコとやってきて椅子に座る。
左に置いてあったカセットコンロスの女性メンバーのフルートをおもむろに手にとり、
ピョロ〜〜〜〜〜と音を出したところでハッと

「こんなんやってる場合やあらへん。」

マーティンのギターに持ち替える(笑)。ああもう(笑)。
「夏は・・・カリプソやなぁ・・・でもやっぱり日本は風鈴やんな。^^」

そこはかとないMCで始まった1曲目は新しいアルバムの「Thinkin' of You」の
"Ain't Nobody's Business"と、つづいて"唄は悲しみに勝つ"
リズムを刻みながらメロディーを入れる奏法はとても軽やかで聴いてるだけで楽しくなってくる。

新潟で「こういう小さいギターが好きなんです。」と紹介したマーティンのギターは
とっても年季が入っていて、木もいい感じに乾いているんだろうなぁと思わせる。
小ぶりな姿に似合わず深い音。有山さんの手にすっかり馴染んでいるような、
一体化しているような、そんな感じ。

"唄は〜"の歌詞の一部を
「よぉ〜のぉ〜〜なぁ〜か〜そぉ〜んな〜にぃ〜あまぁっっ!!くぅぅっっ!!ないぃぃぃっっ!!」
と新潟よりもうんと溜めて歌っていて、会場のお客さんを思いっきり笑わせる。
カセットコンロス目当てのお客さん達もすっかり有山さんの世界に包みこまれている感じだ。

この唄、なんか好きなんだな。嫌なことがあっても唄をうたえば気分が変わるっていう歌詞の部分に
飄々とした有山さんのキャラクターが象徴されているような印象がするのだ。

途中のMCにて、出ましたオリンピックの話題(笑)。
レスリングの浜口父娘の「京子ありがとう!!」「お父さんありがとう!!」に思わず涙したとか。
「やっぱり年とってくると家族やな。そういうところ見てしまうわ。^^」と言うようなことをニコニコと語られる。

"パチンコはやめた!!""光る雪"を歌った後で、
再びおもむろにフルートを・・・どうやらさっきから吹きたくてしょうがないらしい(笑)。
で、ぴやぁ〜〜〜〜〜っと吹き始めたそれは、なんと映画「ロミオとジュリエット」のテーマ。^^;;;;
「これしか吹けへんねん。」とか言いつつお次にも違う曲をちょろっと吹いたんだけど
私の近くに座っていたお客さんがボソッと「なんでマイナーコードの曲ばっかりなんだろ(笑)。」
確かに(笑)。ちょっと意外でした。

「女の子のフルート勝手に吹いてナぁ、アカンわな。^^;」
さんざん吹いているクセにそそくさと元に戻す(笑)。

「女はもうこりごりや!っていう曲です。^^」と始まったのは"ドレミファ、ソッと暮らしてる"
これも好きな曲。^^新潟では「ソッとしといて欲しい自分と、あまりソッとされすぎると寂しい自分とおるねんな。^^」
と言うようなことを言っていた記憶が。^^
ここでもまた、「るぁぁ〜〜〜〜どふぁ〜〜〜れぇぇぇ〜〜〜〜(ラドファレ)」と何度も執拗に溜めを入れて聴衆を笑わせる(笑)。

軽快に奏でるギターの"Wabash Rag"の後は、新潟では聴かなかった"ウーララ"
「ラブソング歌います。^^」と始めたそれは、今までのラグタイムの奏法とは違ってザクザクとコードを刻み、
Honey you, honey babe...と、甘い歌詞を搾り出すように歌う。
ちょっと切なくなってしまうメロディーラインと、大切そうに歌う有山さんの姿。
とても素敵で印象的だったなぁ。今までの「はんなりキャラ」はどこ行ってん?みたいな(笑)。

曲の終わり、最後の1音の余韻が残るギターのサウンドホールを
マイクにちょこっと近づけてから、とん、と膝に置いてニコッと笑う独特の仕草も素敵です。^^

お次は"鯖、ジン"曲説明はというと「サバをアテにジンを飲んだっていう歌です。」。まんまやんけ(笑)。
さっきの切ない系から一転、まぁ歌詞が私の聞こえたまんまやったら、なんかすごい歌でした(笑)。
鯖をアテにしてジンを呑むってすごい組み合わせから想像してください(笑)。
でもこの有山さんの軽快かつ飄々とした感じの曲調、すごく好きだなぁ。

そしてノリノリな雰囲気のまま・・・

「俺の!借金!全部でなんぼやっっ!!・・・・息続かんからやめよっ。」

ええ〜〜〜〜〜〜っ(笑)??

・・・ってことで、"俺の借金全部でなんぼや"は冒頭部分にて終了(笑)。
なんでも昼間から盛り上がりすぎて、喉も枯れたとかで・・・そんなんやったら
いっそのことリハーサルからお客入れてください(笑)。

気づけばいつのまにか"Over The Rainbow"に突入。
そして京子&chiy&サリヘイお待ちかね(笑)の"ありやまな夜だ"
新潟では確かに「有山のア〜ッ!」って歌ったんだよね。
だから「有山のウ〜ッって、「う」ってどこやねん。「え」ってどこにあんねん!!」って思っていたんだけど、
正しい歌詞は「ありやまなWoo ありやまなYeah」なのでした(笑)。

そのころにはすっかり有山さんに魅了されまくりの会場一体となって
「ウーッ!(Woo)」「エーッ!(Yeah)」の合唱。有山さんも「もっかいやろか。^^」と
長めにやられていた模様。^^

毎月440でやっているこのシリーズもあと4回で終わり。
「あと4回でさみしいなぁ・・・急に老け込んだりしてな。」
こらこら(笑)。でも、毎回楽しんでこられたんだろうなぁというのが
とても伝わってくるような表情でした。

本編ラストは"Think of You"。新潟で「50になって作ったラブソングです。^^」と紹介していたその曲は
帰宅の道すがら、家で待っている愛する人を思い浮かべているという詩。
どこまでもほんわかと暖かい情景が浮かんでくる。

アンコール1曲目は"頼むよギター"これもとても印象に残った曲。
お次はカセットコンロスを呼んでのステージに。
「カセットコンロスって名前、夏っぽくないなぁ。コンロスやろ?カセットコンロ2つやろ??」
随分食い下がっておられましたが、どうやらカセットコンロ=鍋というイメージのようです(笑)。
そして、毎回自転車でかけつけて見にきているらしいDrの正木五郎さんも呼んで
"Be All Right""Jamaica Farewell"

自分のセットでは座っていた有山さんも、立ってノリノリ。跳ねる勢いで。^^
そしてまたも懲りずに入るフルートソロ(笑)。さっき反省したんちゃうんかい(笑)。そんなに好きなんかい(笑)。

"Jamaica Farewell"は、日本語詩がついていたが
♪(ジャマ〜)イカもスイスイ泳ぐよ〜♪
と、なんともほのぼの(笑)。後から知ったのだけど、有山さんがその日に作った詩だとか。
カセットコンロスのメンバーがみんなで「ジャマー♪」って言うのがなんだか可愛くって(笑)。

大盛り上がりに盛り上がって、再度アンコール。

再び有山さん一人で、"あした元気になれ"
ほんわりとした気持ちで今日の楽しかったライブをかみ締めるように聴いた。

終演後、有山さんにサインを頂く。
京子ちゃんは名前をなかなか聞き取ってもらえずに「しょうこちゃん」とか
「ちょうこちゃん(何でだ!!)」にされそうになってました(笑)。

帰り道、3人で「楽しかった、楽しかった」とずっと言っていたような気がする。
くちぶえ吹きたくなるようなそんな「ありやまな夜」でした。^^


2004年08月25日(水) カンサツ。

今月末の老人ホーム慰問の練習、フラの巻き。
祐天寺の教室を借りた。

久々に会う仲間とウクピクどうだった?という話やらナニやらでワイワイと盛り上がった後、
(話はビールが高かったという話をメインに終始盛り上がったワケだが(笑))
当日踊る2曲をみっちり練習。

で、練習に飽きてきた私たちは(おい)
今までの曲をおさらい。

これがまぁ、覚えとらんのです。^^;;;;;

うわぁ〜〜〜
きゃぁ〜〜
え、次なんだったっけ??
こんなんで合ってたっけ!?!?

とか言いつつ半ばハイになりながら踊っていたら、ふと背後に感じる視線。

開いたドアの影からじ・・・っと見つめる・・・ウクレレ師匠。^^;;;

「ト・・・トイレに来たらなんか音が聞こえるから・・・(汗)」
(注:ウクレレ教室とフラの練習する部屋の間にトイレがある)

師匠。
見ちゃマズイものを見たような表情だったのは、何故ですか。^^;;;


2004年08月24日(火) はんぶんこ。

夜、銚子土産のサバの干物を食べた。
うす味でなかなかボリュームもあって美味しかったけど、
干物はやっぱりアジとかカマスが好きかな。^^;

「大きくて3人で3枚は多かったから半分こにして冷凍したわよ。」
というオカンの「はんぶんこ」という言葉に反応して笑うオトン。
そして反応するオトンにまた反応して笑うオカン。

ナニが可笑しいねんな?と思って話を聞くと、
一昨日の夜、私が帰ってくる前に、両親とアニキと姫とで梨を食べていたらしいのだが、
梨を切る様子を見ていた姫「はんぶんこ?」
「そうよ、はんぶんこよ^^」とオカン。
「桜のぶんもちゃんとあるから、おじいちゃまとパパに運んであげてね。」と
まずはオトンのお皿を持たせて姫に運ばせた。

「・・・はんぶんこっ^^」という姫に
父「・・・○んこ?」
兄「出るの??」

「ううん?でないー・・・」
おかしいなぁという表情でととと・・・と、オカンのところにもどってきて
再度「ナシ〜・・・はんぶんこ・・ね??」とうかがうように聞いてきた姫にオカンも
「そうよ?はんぶんこ^^」と応える。

次にアニキのお皿を持っていった姫、
「はんぶんこ^^」

またしても分かってない男性陣。
父「?・・・○んこか??」
兄「○んこ・・・出たの??」

様子を見にきたオカンがやっと気づいて
「ちょっとあなたたちっ!桜子は『はんぶんこ』って言ってるのよっっ!!」

パパとじーじ、どうして私の話しが分からないのかなぁ?って思っただろうなぁ。^^;;;


2004年08月23日(月) 静かなる一日。

本日はのほほんヨガの日。
今日はキャンセルが多かったので一人一人じっくり押さえるポイントを教えてもらえた。
どこだろうな〜とずっと思っていたものが、自分が思っていたのとはちょと違うポイントだったのが分かったり
思いのほか押さえてじっとしてるだけで、じわじわと響いてくるのだというのが良く分かった。

暑い日が続いた後の涼しい日は、思っているより体に負担をかけやすい。
内側から体を温めることで、体もいくぶん楽になった。

帰宅後、なんともやりきれない事実を知り複雑な想いでCDに耳を澄ます。
優しい優しい綺麗なピアノの音。私はついぞ生で聴くことのできなかったその音の主。
とてもとても愛されていた方だったんだな。

心からご冥福をお祈りいたします。
そして、どうかその方を愛していた方達に心安らかな時が訪れますように。


2004年08月22日(日) 銚子観光

10時チェックアウト。

特に予定も立ててなかったというちょこちゃん&京子ちゃんにお付き合いいただいて
旭から銚子へ、銚子の味を堪能しに行くことに。

宿から駅へ向かう途中、千葉屋の横を通る。
どこから見ても・・・・住宅街にぽん、と建つ立派なつくりの和食料理屋。
ホントにあの場所でやったんだよなぁ(笑)。

切符を買って、しばしホームのベンチで電車を待つ。待つ。待つ。
ときおり隣のベンチから聞こえてくる「着いたらパフェ食べようねー^^」といった母子の可愛らしい会話以外はとっても静か。
そよそよと優しく心地よい風もふいて、日差しも柔らかで気持ちよくて・・・

「あかん、このまま寝たい(笑)」

トロトロになったあたりで電車が到着。3人、ふらふらと乗り込む(笑)。
沿線は田園風景が広がりとってものどかだが、銚子の街にさしかかると町並みが開けて港町の活気を感じられる。

昨夜、打ち上げの席で「今日食べた朝食の秋刀魚が美味しくってね・・^^」と、
あれだけ好物なイカを目の前にしているというのに、
なおも幸せそうな笑顔でその秋刀魚の話をする成田さんにすっかり影響されたことも手伝って
今日は願わくば初物を頂いちゃおうという魂胆で銚子の「みうら」へ行こうと思っていたのだ。

「みうら」といえばイワシ料理で有名なんだけど、
前に読んだdancyuには「季節によっては秋刀魚に変わります」となっていたのだ。

ところがいざタクシーに乗ってみると、
運ちゃんが「近くに常陸ってお店があるけどそっちのがいいよ〜」とのことで、
特に「みうら」へのこだわりもなかった私たちは、運ちゃんのオススメなら!ということで「常陸」へ。
行ってみると「常陸」は「みうら」のお隣の店でした(笑)。
行く途中も無線でちゃっちゃか「今から3人さん行くよ〜」と連絡しはじめ、
お店の人にこのタクシーの紹介で来たって言ってね〜と名刺を渡され、
なんか結局・・・「常陸」の知り合いのようでした。^^;;
まぁ銚子の味がちゃんと楽しめれば、私にとってはどちらの店でもいいのですが。

いざ、お店に着いてメニューを見ると、秋刀魚が見当たらない・・・
おばさんに聞いてみると銚子港にあがってくる秋刀魚の漁船はみんな北海道の方に行っていて
まだ旬のものは揚がってきてないとのこと。
そこのお店は漁船も持っていて、秋刀魚の船もイワシの船もみんな北の方にいっているらすぃ。(泣)

いま銚子の他のお店行って出しているのはまだ冷凍ものだよとまで言われ、しょぼん。
冷凍ものでも秋刀魚が良かったかも・・・とちょっと思ったほど秋刀魚モードだったけど(笑)、
気を取り直して、おばさんオススメのちらかし丼という海鮮丼と、
更にその日のオススメの焼きガキをオーダー。

この焼きガキが・・・美味しいのなんの!!
大粒なのに、身がプリプリと引き締まっていて味もギュッと凝縮された感じ。
塩で焼いただけなんだけど、旨味がじゅわじゅわじゅわ・・・と口の中に染み込んでいく。

焼きたてのアツアツに最初は「うはっ♪あっつい♪♪」とブリブリなリアクションをしていた私たちだが(笑)、
あまりの美味しさに顔を見合わせて黙り込んでしまった・・・しかもなんだかみっともないまでにニヤケ顔(笑)。

お待ちかねのちらかし丼も、乗っていたお刺身がとっても美味しくて
ボリュームもあって・・・終始無言で食べる私たち(笑)。

銚子ならではだな、と思ったのが「ヤマサ」と「ヒゲタ」のお醤油が
テーブルに置いてあったこと。ココには「ヤマサ派」とか「ヒゲタ派」とかあるのかな(笑)。
で、その違いも分からなければ、とりわけ好みもないので、ブレンドして使用(笑)。

ほんっとに美味しかった。海の幸、堪能♪^^

お店を出て、近くのお魚屋さんでその場で干していたサバの干物を買った後、
駅へ向かおうとするが、以前に南條SOULのライブをやったコタンが近いことに気づいた
ちょこちゃんとオイラ。京子ちゃんを案内がてらコタン詣でへ(笑)。

ココもこれまた何度行ってもスゴイ場所なのである。
連れて行った京子ちゃん、期待通りのリアクションしてくださいました(笑)。

コタン詣での後、銚子名物ぬれせんべいなどを買って駅へ。
ところが、オイラうっかり勘違いして電車の時間を覚え間違えており
延々と鈍行で都内まで帰るハメに・・・すんませんでした。^^;;;

満腹のお腹にのんびりと走る電車。
これ以上の条件は無いというくらいの勢いで爆睡。^^;;;;

途中でお2人それぞれと分かれ、一路原宿にあるエルビンさんのスタジオへ。
8月の末にフラバルーで訪れる老人ホーム慰問の打合せと軽いリハーサル。
今回はフラチームも巻き込んでやるので、何かと楽しみなのだ。
どーも、どーも、と昨日会ったばかりのふかまっち&藤岡さんと挨拶。
お土産のぬれせんをみんなで食べながら、これまた幅広いふかまっちの音楽談義を聞いて
有意義な夕方を過ごす。

家に帰ると玄関の前にベビーカー。
本日も桜姫がいらしておりました。(*^^*)
ひとしきり遊び倒して楽しかった。^^


2004年08月06日(金) 赤恋歌。

夏休み前のオフィスというのは、
休み前に片付けなくてはいけないあれこれを抱えたバタバタ気分と、
すっかり心はお休みモード突入な空気との混在した妙な雰囲気を醸し出している。

会社の人にに「ミヤちゃんはどっか行くの?」と聞かれて
「新潟へ少々・・・」と答えるたびに不思議な顔されたんだけど、新潟が何か(笑)?

バタバタと定時までに作業を終えて、横浜へ。
本日は誠さんの赤レンガ倉庫でのライブ。

モーションブルーには何度か行った事があるんだけど、
こちらの会場ははじめて。天井の高く、ステージの広いそこは
当然ながら壁一面がレンガ。しっとりとした落ち着く空間。

ドリンクを会場内に持ち込めるのもなかなか嬉しい。
ひとまずロビーで遠方だったり久々だったり久々でなかったり(笑)の
嬉しい面々とご挨拶を交わしつつ、程よい時間になったところで会場内へ。

席について正面の壁を見ると、なんと「君への想い」のPVが映し出されている。
みなさん、お若い。そして、あーゆーれでぃーさまにおかれましては「黒いモノ」がアタマに乗っておられまして・・・^^;

廃材の上に立ち尽くしてギュイーーーーン!とギターソロを弾くあたりなんかもう
80年代の香りプンプンで、すごく好きなPVだなぁ。
つんちゃんが猫をつかまえてムニムニと手荒く可愛がっているところは微笑ましいし、
女性をスッとさりげなく見つめる誠さんの視線とか、ドキドキして好き。^^

この際、ベストアルバムにこういう画像もおまけDVDみたいに付けられないのでしょうか。
欲しいですよすごく。歴代PV集・・・欲しいなぁ♪
何のPVだったか、山根麻衣(以)さんがナース姿なんてのもありましたね。^^;

やがて時間になってトコトコと現れた誠さん。かっこいい。(*^^*)
大切そうに抱えたギターから爪弾きだされたのは「夕陽の交差点」。
哀しくなるほど綺麗なメロディーと詩にしょっぱなから切なくしんみりとしてしまった。

詳しくは、レポートに書くとして
「音楽友達」の敦夫さんの登場の仕方、
ニクイほどクサかったなぁ(笑)。でもいいの。それでいいのですよ。
なんかくすぐったくも嬉しい気持ちになって、敦夫さんの指先からピアノの音が聴こえて
バンドの音と混ざり合った瞬間、ものすごい鳥肌がたってしまった。

恥ずかしげもなく仲間を大切に自慢する誠さんの嬉しそうな笑顔、
ついつられてこちらも笑顔がほころんで、じんわり熱いものがこみあげて。

ちょっと残念だったのは、つんちゃんのベースが聴こえにくかったこと。
ベースソロですら聴こえづらいてどうなの。あんだけ熱く熱を込めて弾いていて
すごいかっこいいフレーズとか弾いているのに。
そしてカースケさんのシンバルの音だけがすごく鋭く聴こえた箇所もアリ。
聴く場所でバランスが違うのかなぁ。でも、誠さんのギターもハウリングする寸前みたいな感じだったし、
いつもの感じとは違うのですよ。雰囲気のいい場所だしみんな最高のプレイだっただけに、ちょっと残念。

まぁそれはさておいても、本当に素敵な時間で、
この先またやってくる楽しいアルバムの話、そして今日のためだけの大切な作品。
「恋歌倉庫(仮)」なんて素敵な歌なんだろう。
「(仮)」だなんて、誠さんの照れくささがあらわれたこの感じもいいのです。

持ちきれないくらいの大切なものをいただいて、あの空間をあとにした。

そのまま帰るにはまだちょっと名残惜しい友達と、駅前のジョナサンにて
かみしめつつ、バカ話を咲かせつつ、横浜の夜を過ごす。


2004年08月05日(木) ちかれた。

昨夜の夜更かしがたたって、今日は一日中クタクタ。
こんなに体力なかったっけな?って思うぐらいぐったりして
眠くてしかたない。睡魔に襲われ蹂躙されまくりの一日ですた・・・ふぅ。

そんな中でも、昨日から飛び込んだ秋に向けての仕事が面白く
ああでもないこうでもないと調べものに奔走。
一日かけてやっていて、オイラ調べものが好きなんだなぁ・・・と今さらながら実感(笑)。
何か調べたいものをゴール地点に置いて、そこにたどり着いたときの達成感は
なかなか気持ちのいいもの。そして探している最中に出会う色んな情報も
また自分の脳みそを刺激してくれて楽しいのです。

仕事を終えて地元につくと、駅前のロータリーは盆踊り大会だった。
老若男女が浴衣を着て、うきうきと街を闊歩する様は見ていて楽しい。

明日一日頑張れば、夏休み。
定時後の誠さんライブは、私にとって夏休みのオープニングセレモニーです(笑)。


2004年08月04日(水) 神様、ホトケ様、成田昭彦様♪

南條SOUL BAND、久々のジロキチライブ。
ホーンズの吹き出し口な席に座り、ライブを堪能。

ジロキチだとメンバーさんたちにぐるっと半円状に囲まれるような
客席とバンドの関係なので、包み込まれるような音がとても気持ちいい。

こないだ1stセットに行けないでいたらまんまと逃してしまった新曲も聴けて幸せ♪
Runnin' Awayは成田さんのドラムの刻み方が変るところがすごく気持ちいい。
曲の終わりに鈴木さんの長いトランペットソロ。
最後には春名さんのコンガと2人だけになって、これまたかっこいい。

今夜は大好きなDistant Loverも聴けてウットリ♪
南條さんの絞り出すような熱い歌声、メンバーさんたちのコーラスワーク、
春名さんのクールなフルートと熱いサックスソロ、
つんちゃんの甘い甘いベース。。。
メンバーさんたちの、どの音ひとつとっても大好き。

今夜も気づけば汗だくになって踊って終了(笑)。

ライブ後、春名さんのコンガに吸い寄せられるちょこちゃんとオイラ(笑)。
覚えたリズムパターンをゆっくり復習したり、テキトーにポコポコ叩いていたら
どこからともなく、成田さんが登場♪

カン!と高い音を叩き出すコツをこんな風にやるんだよ、と教えてもらって
言われるとおりにやってみたら、その音が出る!(嬉)

苦節5年、上手に出せなかった音が無理ない力で出せた喜びと
自分がどんだけ無駄に力の入った叩き方をしていたのかが分かった衝撃でしばしボーゼン(笑)。
ちょっとずつ、でも着実に上手になりたい。そう思った。

その後は、いろんな叩き方を見せてくださる成田神様の手元にウットリ♪

久々に車じゃない参戦だったこともあって、美味しいお酒を呑んで
メンバーさんや友達と話に花が咲き、楽しい楽しい夜だった。


2004年08月02日(月) おおいそがし。

特にHula関連でいつも楽しい時間を一緒に過ごさせていただいている
Making Booksさん達の展覧会「A DAY IN HI」を見に行った。

今年のはじめに谷口邸で見せてもらったハワイ珍道中のビデオや
旅の模様を描いたスケッチブックが思い出される。

写真であったり、歌であったり、立体であったり、絵であったり・・・
4人それぞれの自由な形で表現されたHAWAIIへの愛、
大切に過ごした時間への想いがとっても優しく伝わってくる。

今回の展覧会にあわせてレコーディングされた彼らのCDを購入。
「サインしてくださぁ〜〜〜〜〜〜いっっ♪」とミーハー演技で
皆さんからのサインをゲッチュ(笑)。

ひととおり見た後、「これからライブやるから、フラ踊らない?^^」と声をかけていただいて
Pua Lililehua を。そして、メンバーのおさないさんを演奏側から引きずり出して
一緒にPuamanaを踊る。

その後、お客さんで来ていた玲奈さんの歌と伴奏でLei Nani と He U'i を。
久々に踊ったこともあって、ちょっとトチってしまったけど、
いつもの踊りなれたテンポやKeyと違う感じで踊るのはすごく新鮮。と〜っても楽しかった。^^

お客さんにシャンパンが振舞われているのを横目にギャラリーを出る。
車を出して、一路関内へ。南條ソウルバンドのライブ。

今日は週初めなのもあってかお客さんは少なめ。
それでも大いにソウルミュージックを堪能。
一人一人のミュージシャンシップがびしびし伝わってくる南條ソウルは実に燃えるのであります。

ライブ後は美味しい食べ物な話題で盛り上がる。
そのままソース焼きそばを食べに行くちょこちゃんとホーンズを見送り帰宅。

「何食べよか・・・♪」と楽しそ〜にいろんな選択肢を出して
話していたホーンズのお二人が目に焼きついて離れない(笑)。


2004年08月01日(日) にちようヴぃ。

今日はHULAのレッスンだったんだけど、
家の用事やおつかいをこなすのでお休み。地元をぐるぐると動き回る。

思いがけず知り合いとバッタリ遭遇してお茶したり、なかなか充実の午後。

夕飯はゴーヤーチャンプルー。
緑の濃いゴーヤーは苦味が強くて美味しい。苦いのに美味しいなんて不思議だよね。

夜は久々にのんびりと「田舎に泊まろう」を見る。

有名人がアポなしで民泊するという強引かつスリリングな設定は
単にその土地の風土や人との触れ合いだけでなく、
触れ合った人の人生模様まで垣間見ることになる。

代々受け継がれてきた畑を継いだ夫婦。
山川豊に聞かれてかつては田舎を離れてみたかったと思ったことがあると
言っていたご主人だったけど、彼が丹精こめて育てている赤牛たちの
美しい顔立ちと毛並みや、広大な畑に青々と力強く育つ野菜を見れば、受け継いだものを
とても大切にしていることが一目でわかる。

そしてチャック・ウィルソンの訪れた兵庫県の種物屋のおばちゃん。
とっても働き者なおばちゃんは、10年前に息子さんを白血病で亡くし、
3年前にはご主人を亡くしてたった一人広い家に住んでいる。
重いものばかりを運ぶ配達の仕事を手伝ったり、
「収穫より育てる過程が何より好き。」という彼女の畑で採れた野菜をふんだんに使って
一緒に料理をしたり、一日中一緒に動き回ったチャックに
「おばちゃんにコキ使われてクタクタやろ(笑)。」とコロコロ明るく笑う彼女が
時折見せる寂しげな表情が印象的だった。

人に気負いを感じさせない素朴な優しさと明るさ。
「てにをは」がメチャクチャな珍客(笑)を、楽しそうに迎え入れる彼女。
それが出来るのは二つの悲しみを通り抜けて痛みを知ってきたからなのだろうか。

人になかなか優しく出来ない私は、
その分だけもっともっと人の痛みに敏感にならなくちゃいけないんだろうな。
そんな風に考える、ちょっと胸の痛い夜だった。


紗璃 |MAILHomePage