今週は(私にしては)いろいろとビデオ観れたなぁ。
来週の火曜まで返さなきゃだけど残りのもう1本を観れるだろうか。
3時間近くあるだよ。よほど面白く無いと逃げたくなりそう…。

さて、『溺れる魚』です。
堤監督作品だと『ケイゾク』はごっつい好きです。
『トリック』は映画を少しだけ観たけど途中でプチリ…(■/停止)
『I.W.G.P.』もそうだったっけ？今年放送したスペシャルは見たな。
あとは『ピカ☆ンチ』『jam filmes』は機会があったら。

感想は…後半はそこそこ面白く観たけど前半はキツかった。
こういうのを不条理な笑いというのだろうか。難しいなぁ。
仲間ちゃん好きなんで○。窪塚くん＆椎名さん興味あるんで○。
そんな感じで出演陣は面白い。すごく個性ある役だったし。
内容の軸となっているネタもちょっと薄まってたけど良い感じ。
笑いとシリアス(もしくは耽美)な絵が入れ替わりすぎて疲れた。
いや、観ててソレが面白いには面白いんだけど…でも疲れた。

あとは堤監督って同じ俳優さんを使う事が多くて斬新さが無いな、と。
観てて違う作品を思い出したり、アレと似てるなって思ってしまう。
嫌いな俳優さんではないから良いけど…なんだかな。
どうやら私はあまり堤監督作品と相性が良くない模様。うぅ〜む…

とりあえず、(女装した)窪塚くんが可愛かったです。足、細…ッ!!
大食い後に殿方を誘惑する仲間ちゃんが素敵でした。
椎名さんは……(考え中)……面白かった。色っぽいよな。
IZAMがアレな感じでヤバかったです。野際さんはもっとヤバかったです。
もう良く分からん。渡辺謙さんが素敵でした。丁寧な腹黒…素敵。

珍しく新作をレンタル開始日に借りてて、ちゃんと見れました。
いえ、借りてきても時間なくて見ずに返す事が多いんで…。
見終わった直後に糞親父が帰ってきたんで余韻台無しですが。

何かで聞いた通り、二宮和也がすごく良かった。
今までJ事務所タレントのドラマや映画観ても、普通に面白いとは
思ってもすごく良かった、という感想を持つ作品は無かった。
えと、女性陣はいまいちだったな、と。杏ちゃんはサスガだったけど。
お母さんもいまいちだったが、あやや…いや、何でも…(モゴモゴ)

最後のほうはもう切なくて堪らなかった。
本当に『今時の高校生』がそこには居て、その殺意は(私には)身近で、
だから彼の最後に選んだ道に思わず共感してしまった。
彼が犯した罪はどんな理由があっても許されるものではない。
だけど、家族を守る為に彼は手を汚し、そして、独りで旅立った。
淡々とした静かな展開であったけれど、一気に観れてしまった。
ちょっと、いやかなり、二宮和也という役者の見方が変わった。
ドラマは手を出し難いんで、ぜひまた映画に出てもらいたいものである。
とにかく彼の演技に引き込まれた。他の甘さが気にならない程に。

蜷川監督というと昨年に舞台『オイディプス王』を観たけれど
見せ方とか間とか美しさとか…映画でも蜷川作品に圧倒されてしまった。
まだ観終わってからそんなに時間が経ってないから、胸の奥のほうで
なんとも表現しがたいモノがざわざわと落ち着かない。
久々に私的には当たりの邦画だった。すごく、良かった。切ない。

わー久々のビデオ観賞の記録だ。
記録は残さなかったけど『黄泉がえり』も見たですよ。
田中邦衛家族の場面でしか泣けなかったヨ。いまいち。
5日から『青の炎』のレンタル開始なんで見ようかな、と。
『MOON CHILD』は新作期間が終わってから。

夏コミも終わって、最近は仕事の休みが平日の連休になる事が
多い…つか、そればっかなんで3本レンタルしてみたり。
残り2本は『さらば、わが愛』と『溺れる魚』。
ちょこっとアッチ系(どっちだ)で選んでみました。楽しみ。

90分程で短かったから一気に見れました。
映画見て笑う事ってあまりないけど、笑わせてもらったなぁ。
決して明るいネタじゃないし、おバカなんだけど、一生懸命。
最初は冗談だった筈が仲間を集め、必死に練習を重ねて…。
それぞれの家族の背景と、ストリップをするという事が妙に
上手く絡んでいてすごく面白かったと思う。
面白いというのは字のままの笑える面白さってのと、もう1つは
味があるというか…感心したというか…とにかく、面白い。

だんだんと仲間としてまとまりが出て、笑い合える仲になって、
恋も芽生えて(笑)、すごく良い仲間達になっていく。
最近は元気な女の子映画が多いから、こんなふうに中年の男性の
友情ってのが何かすごく新鮮でございました。
『ショーシャンクの空に』も好きだし、私ってば親父友情物萌え!?

でも、女だからこそ男性の友情には心惹かれるモノがあるですよ。
いくら親密になっても男と女はお互いを理解できないと思うし。
そんな見えない世界をなんとなく見せてくれる映画が私は好きです。