矯正歯科にネジャーティも一緒に行ってもらい、その後、タグオフィスでオクラホマでの車の登録を終え、新しいナンバープレートをもらった。権利書と登録書は郵送されるらしい。

　2003年に200年記念のプレートをオハイオでもらったので、使ったのは2年間。オハイオのプレートを外し、オクラホマのものをつける。ちなみにフロリダでもそうだったが、プレートは後ろだけつけるので1枚しかもらわない。

　夕方郵便物を取りに行き、オクラホマのプレートがついている我が車に、プレートが変わったんだなあと実感。ちょっとまだ慣れないかなあ。

　昨日はあっという間で夢のようだったなぁ。今頃出発したかなあとか、どの辺を走っているかなあ、とか思いながら、午前中はWさんのお宅で日本語のお勉強、午後は長いお昼寝。

　ところで昨日のイベントはこんな感じ↓　ネジャーティも来れればよかったのになあ。博物館の写真はこちら。

　実は昨日からどきどき。シンシナティの梨奈のお友達ご一家がルート６６を通って、オクラホマまでドライブ、というので、今日の10時にナショナルカウボーイ博物館で待ち合わせをしたのだった。

　金曜の夜に出発して、土曜の夕方にはオクラホマシティに到着した、という神業を成したご一家と、博物館の外で行われていた毎年メモリアルデーにあるというフェスティバルの、Chuck Wagon Gathering and Children's Cowboy Festivalのイベントに行ってみた。

　梨奈もお友達との時間の差を感じずに、子供向けのクラフト作りを一緒に楽しむ。シンシナティからのドライブやシンシナティの出来事を根掘り葉掘り聞く私。

　フェスティバルの後、博物館の中へ。博物館に来たのは初めて。正面を入ると１８フィート（約５メートル半）の大理石の像があり、オクラホマシティのガイド雑誌にもよく載っている（それまでどこにあるのか知らなかった）。一通り博物館を回ると庭に出られるようになっていて、庭がなかなかいい。庭に彫刻の像もあって、何か贅沢な気分・・・。

　その後、博物館近くを通っているルート６６を走り（ルート６６に入る前にいきなり道を間違えました＞スミマセン）、町中にあるシンボルのミルクボトルに無事着いたのに、ボトルに書いてあるアイスクリーム屋がのボトルの下のお店で、ドライブスルーかとてっきり勘違いしていた私。ご一家をがっかりさせてしまうという、ドジを踏む私・・・。

　その建物近くの駐車場でお別れとなり、そこからちょっと入ったところにある食料品店に向かったのだが、週末も晩の８時半まで開いてたみたいで、それだったらダウンタウン近くにある連邦政府跡のナショナルメモリアルまでドライブすればよかったなあと後悔＞といってもご一家のご都合もあるだろうし・・・。

　梨奈はみんながオクラホマシティのホテルに住んでると思っていたらしく、またオクラホマシティに来る時に会えると思っていたらしい。こんなおとぼけ梨奈とは違って、泣いている梨奈のお友達。オクラホマシティの郊外を走っていた時に梨奈に、お友達は明日シンシナティに帰っちゃうんだよ、さみしいね、と言ったら、「また会えるよ」と梨奈がポツッと一言。あらっ、こんなことを言うようになったのね〜。いやいや、あんたどれだけ離れてるかわかってへんやろう・・。

　ご一家がオハイオに戻ってしまうのと同時に、うちの車のプレートも火曜日あたりにオクラホマのものになるので、オハイオから一気に遠ざかるように思えて、なんかちょっとじ〜んときてしまった。

　Y子さんたち、今どこら辺かなあと話していたら、ネジャーティ曰く、フライトトレースでチェックするとか・・・。インターネットでアメリカ国内線の飛行機がどの辺を飛んでいるかを地図上でチェックできるのがフライトトレースなのだが、車の位置を知る手立ては、直接電話をするという方法があるわけで・・・・。

　朝昼兼用の後、ネジャーティが部屋を片付け始めた。子供の散らかしは片付けても散らかるから仕方がない、という諦めもあるが、それに耐えられる限界線が低いネジャーティに手伝ってもらうと助かるというのが正直なところ。そうそう、片付けるなり、何なり、気付いた人がすることにしよう。私一人では限界があります・・・。

　ところでこの前、ネジャーティと州都当てクイズをした。ネジャーティが地図を見ながら言った州の州都を私が当てるというもの。ヒントをもらいながら、なかなかいい線を行った私。

　アメリカの州の州都はその州で知られる大きい市ではないことがほとんどで、例えばカリフォルニア州ならサクラメント、ニューヨーク州ならアルバニーといったところだ。自分が住んだことのある州は当然答えられたのだが、以前住んでいたニューハンプシャー州の西隣、バーモント州の州都やオハイオ州の南隣のケンタッキーが答えられなかった。あとは住んだことのない西部は難しい。

　このところ苦戦していることがあったが、一段落したものがあった。それは車の保険会社選び。というのも、シンシナティの保険代理店を通して選んだポリシーの保険会社は中西部を大きく展開しているものの、オクラホマは惜しくも代理店がない。＞ミズーリまで展開してるやったら、オクラホマもついでにしてくれたらいいのに・・・。

　それで、大手のところも含めて、インターネットで探したりしたものの、同じポリシーで探すと倍ほど違う。ポリシーはだいたいが６ヶ月のものだが、１２ヶ月単位のところで少し安い所もある。

　ネジャーティの研究室のコンピューターとにらめっこしながら、どうしたものかと悩みつつ、これにしようかなと決めかかったものもあったのだが、ちょうどその後に出くわしたトルコ人学生がこの町に６年住んでいるというのをネジャーティに聞いて、どこの保険会社に入ってるか聞くしかないでしょう、と思って後で聞いてもらったら、誰もが知っている大手のところで、かなり安かった。うちは運転するのが２人だからその倍ぐらいやろうけど・・・・。

　ちなみに初めて車を買った時にフロリダでそこの保険に入ったことがあったが、その時は保険のこともよく知らないまま、言われるポリシーで入ったので、高かったことを覚えている。

　さて、今日の午後ネジャーティを学校で拾い、この町のダウンタウンにある代理店へ向かった。担当してもらった人は初老というか６０代といったところだが、おじいさんという印象の人で、とても親切だった。

　この州の保険は高い、という話から見積もりが始まり、最初の見積もりでは今までより少し高いものだったが、それぞれのポリシーの説明と、ここはこうしたら、というアドバイスを聞きながら、だいぶ落として約半分に。いやぁ〜、こうやって説明してもらった方がやっぱりいい。大手がいいというよりは、いい人に当たるかどうかだなぁ。

　結局そこで保険を買い、一安心。車の権利書変更と登録をしにタグオフィスに向かったが、ちょうど閉まったところだった（本当は引っ越して１ヶ月以内に変えないといけなかったらしい・・・）。

　というわけで、Y子さん〜、この連休はまだオハイオナンバーで走ります〜＞といっても、もう出発したかな。

　早朝、雷雨があって、過ごしやすい涼しさ。
　このアパートの引越ラッシュ（出ていく方）はまだまだ続く。

　昨日うちの親と話していて、一時帰国してから「も」、用事がたくさんあることを実感した。

・美容室でカット
・去年切れた運転免許証の更新
・オクラホマに引っ越してから変更したビザのスタンプを領事館で申請
・病院での初診と手術の準備
・梨奈の日本のパスポート更新
・・・など。

　目が回りそうやぁ〜。

　もちろんこの一時帰国の一大行事ならぬ一大用事は手術としても、用事をしに帰るようなもので、３年半帰らなかったツケがたまっている。７月初めに友人が遊びに来る日をめどにして、それまでに用事をできるだけ済ませておこうと思っている。

　それから、実家にずっと放ったらかしにしている私の所有物もいくらか処分しないといけないらしい。そういえば、実家に帰った時に着たらいいやと思っているものも、だいぶ年季が入っている。年齢的に着られるものかなぁ・・・。

　帰国前もオクラホマシティかタルサで買い物したいし、帰国まで１ヶ月切ったので、何だかんだ気ぜわしい。

　今日で梨奈も学校が終わりやし、平日でも時間を気にせずに大きな町に出ようっと。タルサには全然行っていないので、来週にでもタルサに行ってみようかな。

早いもので、梨奈の学校は明日が最後。今日は梨奈のクラスはパーティーがあり、最初にスライドを見て、その後に保護者が持参したアイスクリームサンデーを食べるというものだった。私はいちごを持っていく担当になっていた。

スライドといっても、今のこと、コンピューターに入れたCD-ROMの写真を見るのだが、子供たちやちょっとしたイベントも入っており、浴衣を着て日本の紹介をした、なぜか顔色の悪い私（写真の画像が粗かったこともあるけど、ただ単に化粧っ気がなかったのかも＞でも少しはしたんだけど）も２，３枚写っていた（あ〜、恥ずかしい・・・）。お箸を使っている子供たちの様子も写し出され、きっと保護者も理解したはず。

毎朝見ているアンブッシュメークオーバー。今週はボストンもあって、トリニティー教会前でスタイリストがターゲットを探してた。見慣れたところだったので懐かしい。

今日の放送で、シカゴでターゲットにされたのは、ぶかぶかのジャケットを着た女性。スタイリストがすごくぶかぶかねというと、何とこの女性、75ポンドもやせたという。それで髪形、服装も変えて、大変身。番組では、髪の毛を染めてキャップをしている間にブティックに行き、洋服選びをするのだが、何着か試着した後、スタイリストが選ぶ。それで、似合ってるなあと思った服がピンクのスカートで、上はピンクを少し濃くしたものだったので、そういう色を持ってきたらいいのか、とメモ、メモ。

というのも、シンシナティにいる時に珍しく買ったスカートがピンク地でちょっとシックなものなのだが、上にどの色を持ってきたらいいのか思案していたため。

どのターゲットも変身後、うきうきしているのが面白い。

風邪気味だったので、Wさんの日本語の勉強はお休みにしてもらったが、梨奈のパスポートの申請には行かないと行けないので、梨奈、ネジャーティをそれぞれ学校で拾って、この市を管轄しているペイン郡の裁判所に向かい、パスポートの申請をした。

裁判所の中にあるパスポート申請のオフィスで、記入して来た申請書、出生証明書、梨奈が現在持っているアメリカのパスポートを提出して、私たちの運転免許証を提示して、最後に、ほとんど記入した私が、係の人と同じように右手を挙げて、申請書の内容に異議がないことを宣誓して（といっても係の人が言って、私は黙っているだけ）終わり。

パスポートは郵送で送られ、提出した出生証明書もパスポートも返ってくる。

ところで、ネジャーティを迎えに行った時、建物の中で誰か2人と話していた。建物から出てきて、1人はすぐにトルコ人だとわかった。実は２人ともトルコ人だったのが、トルコ人とすぐわかったその１人はこの前の木曜日にネジャーティが会議であったという物理の研究室にいる学生で、ネジャーティの研究室の真上の研究室らしい。

ネジャーティと、フロリダ時代のトルコ人の友人のニハトゥに似てるねと言っていたのだが、出身地も同じ黒海沿岸近くらしい。その地域はきっとみんな同じ顔をしてるんだと笑っていたのだが、そういえば、背の低さもニハトゥみたい。ちなみにネジャーティと私はニハトゥのことを「アルムトゥ（armut:トルコ語で梨）」と呼んでいる。

アパートのオフィスの建物の中にはクラブハウス（何に使うんだろう）とフィットネスルーム、ランドリールームがあり、その脇にプールがある。ランドリールームがあるのを知らず、アパートに入って早々、洗濯機が使えなかった時に、別のランドリールームに行ってしまった。あるのを知ってたらわざわざ行くこともなかったのに・・・。

それで、昨日初めてフィットネスルームを覗いてみたが、３台の器具と、上にはテレビもついていて、テレビを見ながらフィットネスができるようになっている。でも、器具の脇にある体重計を見てびっくり。病院の体重計みたいと思ってしまったのだが、アメリカではちょっとお馴染みの体重計なのである。

というのも、この原始的な体重計。どうやって量るかというと、体重計に乗った後、天秤のように、最初に５０ポンド（約２５キロ）ずつの大きい重りを動かす。その後、小さい重りを動かし、傾かないようになったらそれが体重というもの。

これってほんまにちゃんと量れるんかい、と疑ってしまう体重計なのだった。

　用事は重なるもので、今月中に済ませないといけないことがいくつかある。昨日はそれにネジャーティが追加の用事を作ったが、それはすぐに終わり、他に一つ、用事がほぼ終わったものもあり、ちょっとホッとした。

　いつもは睡眠不足になりがちの梨奈も、今日はゆっくり起きる。

　今日も暑く、食欲も失せ気味。お昼からまたアパートのプールに行く。アパートにプールがあるのはありがたい。大都市の町中ではそういうことはないだろうが、近郊や郊外のアパートというと、プールがついていることがほとんどだ。アパートといってもここは13棟ぐらいあるので、世帯数もかなり多い。

　アメリカでいうこの１年で大きくなったなあと思うのは、去年怖がっていたプールも今年は怖がらないこと。プールが前より小さいからか、浅い所が多いからかわからないが、前のところは、６フィート（約180センチ）の深さまであって、深い所は仕切りがされていたり、プールが開いている時間が決まっていて、ちゃんと監視の係りの人もいたし、誰が来たかというチェックもあったが、ここは出入り自由で、監視の人もいない。深さが5フィート（約150センチ）なので、但し書きの一つに、自分で責任を持ってください、というようなことも書いてある。

　ところで、ネジャーティもプールに入ればいいのにと思っていたが、梨奈が泳ぐのを見ているだけだった。と言う自分もしっかり木陰で涼んでいた。

　午前中Wさんのお宅にお邪魔したが、お昼頃から気温が上がって、梨奈を迎えに行く頃には華氏で100度を指していた。

　ここ２、３日の気温の上がりようで、梨奈がアパートのプールに行きたがっていたが、今日やっとプールに行った。プールに入っているのはアパートの子供たちとその友達と思われる子たちぐらいなもので、大人はプールサイドで日焼けを楽しんでいる。私はプールサイドで日に当たらないように、完全防備。

　この１年で梨奈が大きくなったなあと思うのは、去年は私かネジャーティが一緒に入っていないとプールに入らなかったが、浮き輪がなくても足が届くところがあったので、一人で入って遊んでいた。

　１時間半弱遊んで、ネジャーティを迎えに行って、夕食。今日は梨奈が疲れたからか、早くにご就寝。

晩の７時から高校の体育館で、梨奈が行っているプリK、幼稚園、小学校（１〜５年生）のダンスの催し物があった。親たちも観客席について、カメラやビデオ撮影準備の余念がない。こういう小さい町だと、７時からの催し物でも親がばっちり集まるというもの。ちなみにここは小、中、高が５、３、４年制になっている。

プリKと幼稚園は同じ演目で、パラシュートを使った２年生の演技は拍手喝采を浴びた。先生たちの演目では先生たちが工事の格好をして、YMCAの歌に合わせて踊るというもの。YMCAの歌を知らなかったネジャーティが、なんで先生たちが工事の格好をしてるのかというのも知らなかったが、私もCDのコマーシャルでオリジナルを歌っているグループが工事の格好をして歌っているのを見なかったら知らなかったというもの。

最後に、約３０年間勤めて今年退職する先生の紹介があった。用意されたスライドが壁に映し出され、花束と風船、記念のTシャツが贈られ、先生の挨拶が終わって、すぐに解散。アメリカって余韻を残さず、すぐにパッと散らばるんだよなあ。

梨奈の学校が来週で終わりで、幼稚園（日本でいう年長）が始まる８月までは夏休み。

平日は９時前から３時ぐらいまで毎日通い４ヶ月が経ち、習うこともたくさんあったので、梨奈にとってはすごい収穫だと思う。

しかし・・・・。シンシナティといた時と違って、英語にどっぷりの環境になったことと、日本語の環境がなくなったこと、毎日言いたいことが複雑になってきたこともあって、私に英語で話しかけることが増えてきた。

困ったなあ・・・。来月日本に行くのはちょうどいい時期かも。日本語にどっぷり浸からないと。

今年は梨奈のパスポートを更新する年だ。まずはアメリカの方。

ニューハンプシャーにいる時に初めてパスポートを取ったのが５年前。どうやって申し込んだか覚えてないけど、多分郵送で申し込んで、ボストンのパスポート事務所から送られてきている。

書類はインターネットでダウンロードしたり、郵便局でももらえるのだが、ここではスティルウォーターや周辺の市を管轄しているペイン郡の裁判所でもらうことになっている。

当時の申込方法と変わったのは、１４歳未満の場合、本人だけでなく両親そろって、係の人に身分証明となるものと、親子関係が書いてある出生証明書を見せて、その場で署名をすること。書類を見ると2001年にそうなったらしい。

なんか申請料も高くなってる気がするし、この５年で変わるものかなあ。

午後からはここの大学の学生とパネラでお茶をし、Wさんのお宅に行くというスケジュール。

シンシナティにいた時はパネラでコーヒーをよく買ってスタンプを集めていたが、ここに来てからはあまり行かなくなった。というのも、毎朝うちでコーヒーを作っているというのが一つの理由かも。

学生さんと、フロリダやニューハンプシャーでの生活などについて話をしていたのだが、ふと、道をはさんで反対側に、学生さんの知り合いがいるという。誰かと待ち合わせかなあと言っていたら、少しして学生が来て、どこかへ行った。どうも一人の学生が、最近車の事故をしたらしく、よく見ると車の保険を扱う代理店の前だ。

ちょうど今、車の保険会社を探している。シンシナティの代理店を通して入った保険を続けられたらと思っていたのだが、オクラホマには代理店がないらしく、先週、別のところで見積もりをしてもらったりしているところだ。

学生さんとの楽しいひとときもあっという間に終わり、梨奈を迎えに行った後、Wさんのお宅にお邪魔して日本語のお勉強。Wさんが焼いて下さったシュークリームやパンをほおばる。

楽しいところと食べ物のあるところに人が集まるというのは本当だと思う。

Wさんからお借りしたビデオは、Wさんが以前他州の日本食品店で買った大河ドラマのもので、日本でも見たような気がしたが、どんなのだったかなあと覚えがなかった。でも見始めると思い出し、高校時代、世界史が苦手、日本史が好きで日本史を選んだ私ははまってしまった。

といっても、日本史を選び、この大河ドラマをオンタイムで見ていた割には、今回初めて聞くようなこともあり（それかすっかり忘れていたか）、日本史を取っていた私としては恥ずかしい。

昨日の雷雨で、空気も澄み、気温も少し低めだが涼しく、すがすがしい天気となった。

ところで、昨日Wさんとの話しで大笑いしたり、すごく真面目な話をして、梨奈を迎えに行かなかったら、いつまで続いていたやらという感じだった。

Wさんがグリーンカード取得までの話も面白かったが、Wさんのご両親が戦時中日本で学生をしていた話、台湾での蒋介石の統治など、台湾での事情を知る所となった。

Wさんの家族が台湾に移ったのは、400〜500年前というから、9〜10代ぐらいまでしか遡れないとおっしゃっていて、中国5000年の歴史から言うと、500年前などつい最近かもしれないが、そこまで遡れれば十分と言うもの。

台湾は第二次大戦の終戦まで日本の占領下にあったので、台湾の人が日本に学生として来るのも、留学生としてではなく、同じ領土の人として来る、という状況だったが、同じように台湾の人にも、日本で言う「赤紙」が来て、戦地へ取られていった人もいたわけで、Wさんのおじさん2人は医者だったので、どちらかのおじさんがインドネシアへ送られ、現地でマラリアか何かにかかって、台湾に戻ったらしい。

Wさんのお父さんは日本でも指折りの私立の大学へ行き、エンジニアリングだったので、戦地へ取られずに日本でエンジニアリングに関わったらしい。

当時小学生だったうちの両親の疎開話や、食糧事情などの話題にもなったが、どの国も戦争ほど、一般市民を巻き込むものはないことを痛感するのだった。

午前中はWさんと日本語のお勉強。お昼に餃子をご馳走になって、梨奈を向かいに行く時間までぎりぎりおしゃべりをしていた。

その内容は明日に回すとして、梨奈を迎えに行って帰ってきた後、Wさんにお借りしたビデオを見て一休み。6時からはプリKの向かい側にある小学校のイベントに向かった。

梨奈のクラスメートの男の子の家族と、韓国人ジェニスの家族と、前もって申し込んだ軽食を終えて、体育館でイベントが始まった。音楽に合わせて踊るのだが、マカレナもかかって懐かしい。マカレナがはやったころはフロリダにいて、誕生日のパーティーなどの集まりには何かにつけてみんなでマカレナを踊ったものだ。簡単な振り付けだったが、忘れてたよ〜。

お開きになる8時ごろ、西から移動してくる雷雨（ひょうの可能性もあった）が来る前に帰宅した。すぐ後、バケツをひっくり返して、これでもか、というほど雨が降り、雷もなっていた。

10分ほど停電があったが、すぐついたのでよかった。

　今日から図書館に行かなくていいや〜と思っていたら、昨日図書館のコンピューターにフロッピーディスクを忘れていたことに気付き、取りに行った。コンピューター近くの受付ではなく、落とし物として別のところに保管されていた。多分フロッピーに名前のシールを貼ってたからかな。

　午前中はインターネットで、午後はほぼ同じ時期に日本に帰る友人からの電話と、電話回線も大忙し。回線料金が月一定だからできる業。

　ところで、おととい、昨日とそうめんにつけるエビを茹でて出し、今日もゆでエビを出したが、梨奈は食べないという。

　梨奈曰く、「大きいエビがいい」。どうもエビフライが好きらしい。

　それをネジャーティに話したら、「母子そろって、大きいエビのエビフライが好きなんだよね」。

　参りました・・・（私が５歳の時、こういうことをしでかしました）。

　このところ、立て続けにすることがある割には午前中ゆっくりしているのだが、今日は午後から3ヶ所回って用事を済ませた。

　その一つ、電話会社。ここの大学の学生や教職員なら1ドル割引があるらしく、そこをチェック。CDを渡され、15分ぐらいしたら使えますよ、という。帰ってきてから早速インストールしてすぐに使えた。

　あ〜、便利。これで、直接書き込みもできるぞ〜！

　昨日書いたように、事後報告になりそう。

5月に入ってから肌寒い日が続いていたのに、今週に入って急に暑くなった。私が住んでいた所はどこもそうだったが、西に山など遮るものがないので、夕方の方が西日がきつくて気温が高い。4時半で、日陰にある温度計で27度を差していたが、銀行の電光掲示板では30度を越していた・・・。

ところで、里帰りが決まったからか、こういう時に限って何もしなくても日に日に忙しく感じるもので、近々、ここでの車の保険会社を決めないといけないし、来月はここに来て半年しか期間をもらっていなかった車の免許証を更新しないといけないし（ビザの書類の関係でそうなった）、いろいろインターネットで調べたいこともあるのに、家にはまだつけていないので、便利悪い〜！

帰るまでだけでもつけられないかなあ。学校や図書館まで行ってられへん・・・。事後報告でインターネットをつけようかな（こっちに引っ越して、事後報告1件あり）。

昨日、日本の風邪薬（粉）を飲んだネジャーティだったが、先に水を口に含んで薬を飲むように言ったが、口に含んだままというのができないらしく、何度も飲んだ後、粉薬を先に入れて、水で飲んで、苦そうな顔をしていた。

口に含んだままにできない、というのは、ネジャーティがうがいができないというのに通じるらしい。

今日はネジャーティも熱がほぼ下がり、学校に行った。

ところで今日から月、金と台湾人のWさんのお宅を伺って、Kさんの代わりに日本語の会話の練習と、日本語の勉強をすることになった。今日は最初ということで、雑談が主になってしまったが、Kさんが使っている教科書の会話の練習をして、次回から主に復習をすることになった。

ネジャーティがこんな体調だったので、Wさん手作りのレモンと生姜のジュースが、私にはいいタイミングだった。

梨奈はこのところ、鼻が出たり、くしゃみが出たりしていたが、昨日からネジャーティも鼻が止まらなく、今日も夕方ぐらいからちょっと熱があった。

お昼過ぎにネジャーティが気分転換をしたいというので、鳥の餌用にためていたパンの端切れなどをやりに湖に行くことにした。いつもはブーマー湖に行くのだが、まだ行ったことのない湖に行くことにした。

一つは最近建ったらしい新しい家々の裏側にあって、車で直接行くことはできなかったが、湖辺に家があるのはうらやましい。

もう一つは市の公園の一つの中にあるサンボーン湖というところで、途中から砂利道を入っていかないと行けないのだが、車を止めて芝生を進むと、水辺が手付かずの湖があった。

そんなに広いわけではなく、もし湖と知らなかったら、川と思うようなところだった。湖の真ん中に木が生えていたり、水辺にも水中に木が生えていたりするのだが、もう一つ、川みたいと思ったのは、水辺があまりにも近く、水面を見下ろすというわけではないのと、ブーマー湖と比べても、水がとてもきれいだったからだった。もしかして水が湧いているのかなあ。

カメラを持って行かなかったのが残念。でもまた撮りに来れるか・・・。ちょっと意外な場所を見つけた、という感じ。

昨日でここの大学の春学期が終わり、このアパートでも今学期で最後の学生の引越が始まっている。天気が悪かったのでどこも行かず、ネジャーティは学校へ。どこも行く所がないからといって残された私たちって・・・。

ところで、梨奈の年齢では女の子の方がおませらしく、活発な女の子は「キッスィーガール(Kissy girl)になって男の子を追いかけて、男の子にチューをするらしい。梨奈はお友達についていって、クラスの男の子にチューをしたらしい。

それから、梨奈は「○○ちゃんのボーイフレンドは○○くん」と教えてくれたのだが、梨奈にボーイフレンドがいるか聞くと、好きな男の子は別のクラスにいるらしい。

　この年齢でさえこうなのだから、男親のネジャーティにとっては穏やかではない。

昨日の晩は梨奈が鼻の調子がおかしくて寝苦しかったらしい。今日は梨奈は学校が休みだったので起きる時間を気にしなくていいと気を許し、ネジャーティは寝坊。

午前中買い物。というのも、ネジャーティのお昼を作れなかったので、買い物して準備するつもりでいたが、ネジャーティを送った時に、お昼をどこかで食べよう、ということになり、どっちにしても買い物しておかないといけなかったので、買い物に行く。

久しぶりに3人で外食したような・・・。ちなみに、食べ放題のバッフェ。

その後、図書館に行き、本を借りて、昨日梨奈が学校でもらった図書館用のかばんに入れる。今日の夕食は簡単なものにしようっと。

ところで、昨日台湾人のWさんのお宅で、オクラホマシティのお店について話していたら、ベトナム食料品店の大きいお店が開くまでは、その近くの中国系のお店に人が集まっていたらしい。その中国系のお店はこの前オクラホマシティで通りがけに見つけたお店だったが、野菜はそこの方が新鮮らしい。今度はそこで野菜とお米もチェックしよう〜。

オクラホマシティばかり行くことが多く、タルサはジャネットと1月に行って以来行っていない。ジャネットはタルサの方が好きなのだが、私の周りはなぜかオクラホマシティの方が出やすいらしい。距離的には同じだが、オクラホマシティの方がやっぱりアジア系のお店があるからかなあ。

明日はどこに行くかなあ。

今朝は梨奈の学校で「お母さんとマフィンを食べる日」となっていて、体育室兼食堂で梨奈と一緒にマフィンを食べた。梨奈が前から、「マフィンの日にはサプライズのカードとサプライズのお花のプレゼントがあるよ」と言っていて、梨奈に「サプライズってどういう意味か知ってる？」と聞くと、「知らない〜」。

ちなみにサプライズとは「驚かせる」という意味で、カードやお花があるということを直前までだまっておくこと、というのはこの年齢では難しいらしい・・・・。

マフィンを食べた後、梨奈の教室に行くと、担任の先生がいて、梨奈にカードとお花を渡すようにといって、壁に貼ってあったカードと花の種を植えたという植木鉢をもらった。まだ芽も生えていないのだが、咲くのが楽しみだなあ。

それだけでも一大イベントだったが、10時からも一大イベントとなった。Kさんと台湾人のWさんのお宅を訪ねて、ビスコッティを一緒に作ろうというもので、ほとんどWさんが作ってくださったので、私たちは生地の形を整えて、卵を表面に塗る、という作業しかしなかったが、ドライクランベリーとピスタチオが入ったビスコッティはおいしかった。クランベリーの代わりにチェリーでもいいらしいが、クランベリーの酸っぱさの方が合うらしい。このレシピ通りに作った。

焼いている間に、ご飯を炊くから、いなり寿司を作りましょう、ということになり、ご飯もすぐ炊けて、酢飯を作っていなり寿司を作り、チキンとその茹で汁を使ったスープでお昼ご飯まで戴くことになり、その後は出来上がったビスコッティとコーヒーでお茶をして、梨奈を迎えに行く時間までお邪魔していた。

贅沢な時間を過ごし、とても幸せに浸っていた私は、梨奈と帰宅してから、「晩ご飯を作りたくない〜！」とソファーで夕寝をするのだった。

ビスコッティ

４月より５月の方が肌寒いってどういうことやろう・・・。湿気がないからか、天気が悪いと肌寒い。

先日、実家に泊まりに来てくれる友人の日時が確定し、昨日は一時帰国する日のめども立ってちょっとホッとした（あとはいつこっちに戻ってくるかを考えないといけないけど）。

毎日朝ご飯の続きを食べながら「アンブッシュ・メークオーバー」を見て、人の見かけってこんなに変わるのかあと思うのだった。老けて見えた人が若々しくなったり、幼く見えた人が年相応に見えたり、本人も気持ちがすごく軽くなっている様子が伝わってくる。

私も帰ったらすぐに髪の毛を切りたい、リフレッシュしたい、というのがある。早くあのリフレッシュ感を味わいたいなあ。それまでの少しの辛抱ということで、日曜の夜に、後ろの髪を３センチほど切ってもらった。それだけでもほんの少し軽くなった。

昨日スターターを換えてもらったが、音が違う。すぐにかかるような気がする。この車も１１年だからなあ。だいぶガタがきているかも。でもスターターが壊れたのが遠出している最中でなくてよかった。

今日の午前中は矯正歯科へ。６月の予約も入れることができたので、一時帰国する日にちが決められる（喜）。

その後図書館でメールチェック。帰る時にこの木曜日にお邪魔する台湾人の方を見かけた。図書館のボランティアになっているのが、火曜日の午前中だったらしい。

　☆餃子
　餃子の皮はオクラホマシティのベトナム食料品店で買いだめしていたが、買っていた皮が厚く、日本のものじゃないと厚いのかなと思っていた。先週の土曜日にまたまた買いだめしていた餃子の皮で昨日餃子を作ったら、皮が薄い。何のことはない、間違っていたのは私で、ワンタンか何かの皮を買っていたらしい。

　この前買った餃子のパッケージには、ちゃんと「餃子」という字が書いてある。そういえば、間違って買った分には書いてなかったような・・・。でもちゃんと丸かったしなあ・・・。ちゃんと見ずに、形だけで買っていた私・・・。

☆春巻
久しぶりに焼き春巻を先週作り、これが案外受けた。本当は揚げようと思っていたのだが、オーブントースターで焼くという雑誌のレシピを見つけて、手間が省けると思って焼き春巻にしたのだった。

ネジャーティに受けたというのも、トルコに「スィガラ・ボレイ（sigara böreği）」という一品があって、親しみのあるものだったからみたい。スィガラ・ボレイは中に白チーズやほうれん草、じゃがいも、ひき肉など色々だそうだ。「スィガラ」の意味の「葉巻タバコ」の形だが、きっと中国の春巻の影響を受けたのかも。イタリアのスパゲティーだって、中国の麺の影響らしいし・・・。

昨日、おとといと、玉ねぎとひき肉とほうれん草を春巻の皮で巻いたスィガラ・ボレイ（風の春巻）を作ったが、喜んでもらえた。また春巻の皮を買って来ようっと。

以前に車を直してもらったところに電話しようか、トリプルAに電話しようかと思案していたが、この町にある修理工で、トリプルAのレッカーサービスが受けられるところを電話帳で見たので、そこに来てもらった。多分スターターだろう、というので、未だオハイオナンバー（今月ここで登録予定）の赤いフォード・トーラスが引っ張って行かれるのを見送って、ネジャーティも学校へ行った。

ここに来て初めてバスに乗るネジャーティ。この大学のIDを持っていたらタダで乗れるし、しかもバス停はアパートの前にあるのに、こういうことでもないと、自分で行かないんだもん・・・。帰ってくるのもバスにしてほしいなあ（・・・と私の希望）。

土曜日にオハイオの州税もやっと戻ってきて（連邦税はすでに戻ってきている）喜んでいたが、今日のスターターの修理に充てよう（ちょっと余ってくれてよかった）。

☆土曜日
昨日は午後から梨奈がクラスのお友達のうちに遊びに行った。クラスのお友達がティーパーティーと称して、女の子だけを呼んで遊ぶというものだった。女の子だけなので、ドレスとお人形持参ということで、最初はハロウィンのプリンセスの衣装を考えていたのだが、この前月曜日に梨奈が着た浴衣がいいとお友達が言ったのか、それとも梨奈が思ったのか、浴衣を着て行った。

梨奈は日中は元気だったが、木曜日から夜になると気分が悪くなるみたいで、３日連続だ。何でだろうなあ。

☆日曜日
今日はネジャーティの誕生日で、遠出も考えていたが、午後にペリーという近くの町に行ってみた。日曜日ということもあって、町の中心はがらんとしていたが、ペリーの町がある郡の建物にあった銅像に足を止めた。庭でアルマジロを発見。生きているアルマジロを見るのは初めてかも。フロリダで見たことのあるアルマジロはかわいそうにも、いつも車にはねられているものだったし・・・。

帰ってきてから、ちらしずしとトルコ風の焼き春巻、１５分でできるパイミックスでケーキを作って、ネジャーティの誕生日を祝った。昨日用意したカードやプレゼントも喜んでもらえた。

夜には梨奈もぐっすり寝て、起きることもなかったし、めでたし、めでたしの楽しい一日だったが・・・・。夕方、近くの町から戻ってきてから、本当はコーヒー屋に行くはずだったが、車のエンジンがかからず動かなくなったという落ちがあった。どうもスターターがだめらしい。