オクラホマ・スティルウォーターから

2004年01月31日(土) 掃除

 今日は早く起きようと思ったが、遅く起きて、朝昼兼用の食事になった。

 裏庭を見ると、雪に足跡があり、誰かが歩いた様子だったので、たぶん隣の子が来たのかもしれない。足跡は隣との境にある壁伝いに続いていた。

 食事の後、いつもはできない片付けや掃除をした。ネジャーティに手伝ってもらわないといけないものもあり、一つの部屋が片付いてネジャーティも気に入っていた。普段使わない部屋は物置になっているので、そこも片付けていかないと。

 明日から2月。雪も積もったままで、まだまだ寒い冬が続いています。



2004年01月30日(金) 景気

 今月も過ぎてみればあっという間だった。

 ところで昨日の夜地元のニュースを見ていたら、オハイオ、ケンタッキー、インディアナに35店舗あるマットレスのチェーン店が今日で閉店するということだった。マットレスはアメリカのベッド生活にはかかせない物だが、ちょっとしたいいものを買おうとすると、マットレスとスプリングボックスのセットで何百ドルあるいは1000ドル(約10万円)という買い物だし、日本の敷布団や上布団のようにそう簡単に買い換えるものではない。

 アメリカもまだ経済が厳しいんだなあと思ったのは、こちらに来てからも全国でチェーン店を持っていたサービスマーチャンダイズというお店が閉店したことだった。ここは家具や食器、家電製品などを売るお店で、フロリダ時代はよく行っていたお店だが、経営が難しくなったらしい。Kマートでさえ経営不振になって、全店の閉店はなかったものの、この近辺でも一つ店舗を減らしたぐらいだった。近くにあったキッザラスのお店も、今日近くのお店に行った時に見ると、すでに空になっていた。

 でも私が好きなPier 1 Importsのお店は近くの店舗は広いところに移ってきれいになっていた。元気なお店もあるようだ。



2004年01月29日(木) トルコのニュース

 ネジャーティは自分の研究室においてある自分のコンピューターから、トルコのニュースを毎日読んでいるらしい。ちなみにトルコにも三流の新聞があるようで、日本のインターネットの掲示板にもその新聞社のニュースを読んで反応している人がいて、その新聞社を言うと、「あぁ、あそこはまともな記事を書かないから」と言っていた。日本でも新聞ではないが、最近は雑誌で、まともな取材をしないで記事を書いて載せるようなめちゃくちゃなところがあるらしいから、人の国のことは言えない。

 ところで、ネジャーティがニュースを読んで、そのニュースにあきれることがよくあるそうで、よく突っ込んでいる。そのニュースをいくつか書くと、

1.狩で起こった事件
 狩に行った人がウサギを見つけて銃で撃って駆け寄ると、違う方向からもう一人も駆け寄った。どうも同時に撃ったらしい。そして、これは俺が撃ったんだ、いや俺だ、と言い合ったが、それじゃぁ分けよう、といってウサギを裂いて分けたら、今度はおまえのが大きい、とかけんかになり、お互いおなかと頭を撃ち合って、死んでしまったらしい。おなかを撃たれた人は息子も一緒に狩に行っていて、病院に運ばれる途中に亡くなったらしいのだが、ネジャーティ曰く、おそらくウサギの大きさというよりも、罵り合った言葉に激怒して撃ってしまったんだろうということだった。

2.一酸化炭素中毒で亡くなった話
 冬になると家の中で暖炉で暖を取る家も多いが、ある家の家族が、軽い一酸化炭素中毒にかかって、病院に行き、治療を受けて家に戻り、おそらく十分な換気をしていなかったので、また一酸化炭素中毒にかかり、翌朝には亡くなっていたらしい。



2004年01月28日(水) 朝の雪景色

 おとといの夜は気温が少し上がったようで、雪が蒸発して霧が出た。昨日の朝には雪は少し解けていたものの、気温が低く、さらさらの粉雪で、道を歩いてもさくさくしていた。

 そして、今日の朝、ネジャーティに「バス停まで送って」とせがまれ、外に出ると、朝日に照らされた雪がきれいだったので思わず写真に。





 そして、裏庭のドアのすぐそばで見つけた足跡(多分裏庭の向い側の犬やろうなあ→なんで来るねん・・・・)。

 ↓



2004年01月27日(火) 頭の後ろ

 日曜だったか、ネジャーティが大雪で学校に行くのを諦めた日、インターネットを一緒に見ていた時に梨奈も横にきて座った。

 それで、コンピューターの横に置いてある、8ヶ月の時の梨奈の写真を見て、写真に「りなちゃん」と話し掛けた。梨奈は「誰もいないよ」と言っていたが、そのうち、写真のフレームから写真を取り出したいと言っていた。どうも、赤ちゃん時代の自分の頭の後ろを見たかったらしい。

 仕方がないのでネジャーティに取り出してもらい、梨奈が写真を手に取り、裏返したときの反応、

 「お?」

 写真の裏が真っ白なことに、目を丸くして驚いた時の声と様子に、ネジャーティと私は大爆笑。

 裏返しても何もないことを学んだ梨奈でした。



2004年01月26日(月) 学歴詐称問題つづき

 昨日のような雪が降ると、テレビ番組の下の方に、各学校の休校案内が出ているが、昨日の夜の段階では大学は出ていなかった。
 今朝、大学のHPを見ると、休校となっていたが、ネジャーティは1本遅いバスで出かけていった。今日は早く帰ると言ったので、いつもより1本早いのとかじゃなくて、もうちょっと早く帰ってきてねと言っておいた。
 それにしても、駐車場の雪かきはニューハンプシャーの生活を思い出すが、雪かきをしていたときに除雪車が来たから喜んでいたら、通り道だけきれいにして行ってしまった。

 ところで、学歴詐称問題に関する記事を追って見ているが、大学の略称については、実際に行った大学の略称をどうやって間違うねん、と突っ込んでた人が多かったと思う。

 西海岸は詳しくないので、カリフォルニアの大学も私は疎いほうなのだが、基本的には、名前に州立(State)と入っていれば、略称にStateの頭文字の「S」というのが入っている。例えば、フロリダにはフロリダ州立大学とフロリダ大学とあって、どちらも州立の大学なのだが、前者の名称はFlorida State University で略称はFSUとなり、後者の名称は University of Floridaで、略称は UF(L)となっている。それで、だいたいの大学はHPのアドレスに略称を使っている。www.の後に略称ドットeduとすれば、その大学のHPに行ける。大学によってはキャンパスがいくつかあって、カリフォルニア大学もその一つだ。ロサンゼルスにあるキャンパスはUCLAとしてよく知られているが、その他に、UCバークレーやUCデイビスもある。ちなみに、UC.eduだと、ここのシンシナティ大学 (University of Cincinnati) になり、カリフォルニア大学ではない。

 大学に行っていない一般住民でも、近くにある大学の略称ぐらい知っている。まして、実際に行った大学の略称を間違えるというのはあり得ないことだと思っていたら、略称を間違えたのではなくて、公開講座に行った大学の名前を経歴に載せていたというのだから、そんなん経歴に載せるかぁ?とちょっとあきれてしまった。

 いまいちすっきりしないのは、弁護士を通して卒業の手続きをしたという点で、弁護士を通さないとできないような手続きではない。少なくても4年間大学に行っている学生なら、手続きの英語がわからないわけがない。また、学部に必ずいる秘書に聞けばいいし、このような手続きなどを管理しているオフィスに行けばいいだろうし、友達に聞いてもいいだろうし、弁護士にしてもらうほどたいそうなものではない。その方がお金がかかってしまう。

 そういえば、卒業証書をアメリカにおいてきたと言っていたが、成績証明書でもどの分野で学位を取ったかというのが書かれるので、本当は成績証明書でも卒業したかどうかの証明ができるのだが、当の大学が卒業するのに単位が足りなかったというのだから、そうなんだろう。カリキュラムが20年前と違うからと弁明していたみたいだが、もちろん卒業の基準は今と昔では違うわけで、実際にこの数年でフロリダで行った学校でも修了単位数が増えているし、今の基準は当てはまらない。

 留学生の数は当時とは比べ物にならないほど増えているので、しょうもない小細工したなあと思っている人が多いんとちがうかなあ。



2004年01月25日(日) 大雪

 今年に入ってからあまり雪が降らないと思っていたら、お昼頃から雪が降って積もり始めた。夕方には約10センチの積雪になっていた。







 こんな調子なので、研究室でやることがあるらしいネジャーティも今日行くのは諦めたらしい。そして大学と電話回線でつなぐインターネットもつながらない状態だ。天候が悪いとつながらないことが多い。

 ところで、今年は申年、アメリカの郵便局でも干支の切手が売り出されている。中国の風習に倣うので、「猴年」となっている。

 干支の動物の話から、英語は鶏や牛も雄と雌で名前が違うけど、日本語ではオスとメスをつけて使い分けている(読み方は変わってくるが)というと、トルコでもちゃんとオスメスで別の単語があるらしく、羊ややぎでは成長段階で3つの別の単語があるらしい。英語でも羊はラムだったりシープだったりするが、やはりトルコでもあるようだ。

 どう分けられるのかというと、1歳未満と1歳以上、大人となっているようで、まさか1歳未満や1歳以上でオスとメスの区別はないだろうと思ったが、大人だけオスとメスの区別があるらしい。

 日本では動物にいたっては簡単だが、魚にいたっては細かく、出世魚は4つぐらい名前が変わるというのがそれに当たるだろう。学術的に分類されている名前というのは別にして、日常生活であんなに魚の名前が使われるのはあまりないだろう。



2004年01月24日(土) 押麦

 先日お店で押麦を見つけて買ってきた。

 ネジャーティに「これ何?」と言われて、パッケージを見せたら(英語でPressed Barleyと書いてあった)、「これ、どうするの?」と言うので、お米に混ぜて炊く、というと、トルコでもパンを作るときに小麦粉と混ぜるらしい。

 うちの実家では私が物心がついた時には、押麦ではなかったが、普通の麦を入れた麦ごはんがすでに食卓に上がっていて、ある一定の割合でお米に混ぜて炊いている。お米だけの方がおいしいのかもしれないが、麦ご飯で慣れているので、まずいとかそういうのはない。

 アメリカに来てからは、フロリダやニューハンプシャーでは日本人向けに作っているお米(日本の名前がついている)が何とか手に入るかなという感じだったし(ボストンではお米が安かった)、意識してお麦を探していたわけではなかったが、この前ふと見つけたので買ってみたというわけだ。

 入れて炊いて食べた感想は、麦を入れたから味が変わったというものではないね、とネジャーティも言っていたほどだった。しかし、麦にはすっと線が入っていてどれが麦かというのがわかるので、梨奈がそれを見て食べたくないと言ってご飯を食べなかった。う〜ん、難しい年頃だ。 



2004年01月23日(金) グレープフルーツ

 先日ネジャーティが大きい果物を買ってきた。ネジャーティも知らない果物だったが、店員さんに聞くと、グレープフルーツみたいなものだがグレープフルーツよりは甘い、というので買ったらしい。それを昨日の夕食後に食べた。

 ネジャーティが切ったり皮をむいたりと全部してくれたのだが、下の写真は右がその果物、左が普通のグレープフルーツだ。




 それで辞書を引くとザボンあるいはグレープフルーツとなっていた。

 食べた感じはグレープフルーツで、酸味はグレープフルーツよりはない。もしグレープフルーツだと出されてもわからないと思う。



2004年01月22日(木) 冷え冷え〜

 今日は寒かったぁ〜!

 午後に矯正歯科に行った後に、本屋に寄ったまではよかったが、本屋から出てきたら風があったのもあって、とても寒かった。これはニューハンプシャーにいた時の寒さだあというぐらいの寒さだった。ちなみにニューハンプシャーでは冬場はだいたいが0度が日中の気温なので、雪が解けることはない。駐車場では本当に寒かった。

 この寒さの中での収穫は、本屋で75%オフになっていたカレンダー2つ。



2004年01月20日(火) ブレーキ

 今年に入って、今月の初めにオイル交換をしてもらったのだが、その頃からブレーキの音が気になり出した。踏むとグググーという音がしていた。

 前々から、走っている時も、左の前のタイヤからかすかに音がしていたので、おそらくローターが悪いのだろうと思っていた。フロリダにいる時も、左の前のタイヤから走行中や左折時に音がしていて、一度パトカーがすぐ後ろにいた時に、止められはしなかったものの、警官2人が何かを調べているのがバックミラーから理解できた。私の車のプレートから所有者がわかるので、それを見ていたらしい。その後、警察から何か来たわけでもなかったのでよかった。

 その後、修理工のところにいって、見てもらったらローターを変えないといけないと言われて、左の前の一つだけでも、当時150ドルぐらい取られたのを覚えている。

 今日は朝7時半から近所の修理工が開いているというので、朝、ネジャーティに車を持っていってもらった。電話を受けて、前のブレーキパッドとローターの交換、ベアリングのパッキング、ブレーキ液で妥当な料金だったので安心した。それで12ヶ月の保障がついている。それでお昼頃、出来上がったという電話が入り、午後遊びに来て下さった方にそこまでのドライブをちょっとお願いして、車を取りに行った。

 走ってみて、ブレーキの音はもちろんしないし、スムーズになってよかった。

 ちなみに、近所の修理工は、Brooks and Sons Auto Sercice, In.というおそらく個人経営のところだ。女性(もしかして奥さんかな)が受付にいて、約半年前に来た私のことを覚えてくれていた。



2004年01月19日(月) 学歴詐称問題

 議員の学歴詐称問題が上がっている。

 当時の卒業への手続きが今と違うのか同じなのかわからないが、現地の弁護士を通して手続きをする、というのがよくわからない。

 日本の大学の場合は、この年に卒業します、というような手続きがあったかどうかも覚えていないのだが、卒業の条件がそろっていれば、卒業できる、というような感じだったと思う。しかし、アメリカの場合は、学期ごとの卒業で、この学期に卒業します、という手続きを、その学期内の期日内にしないといけないし、もし卒業式に出ても、単位が足りていれば、学校が卒業証書を本人に郵送するが、単位不足などがわかった場合には卒業できず、卒業証書はもらえない。

 卒業の手続きをする場合、自分でサインをしないといけないだろうし、当時、卒業証書が郵送されたか、直接手渡されたかわからないが、もし郵送される場合、弁護士が入る余地がないと思う。

 当時のことだから、留学生活というのは今よりも大変だったと思うが、もし卒業証書をもらっていれば、4年間の苦労の賜物である卒業証書をアメリカに置いてくるはずはないと思う。または、手続きに弁護士が入ったとしても、弁護士による手続きが不備だったか、または卒業の手続き自体行われず、十分な単位を取ったから4年間の在籍も卒業と同じものだと思ったのか。

 いずれにしても本人が大学に向かうというのだから、いずれはっきりするだろう。



2004年01月18日(日) 4歳になって

 もうすぐ4歳と1ヶ月になる梨奈だが、4歳になって変わったこと。一つはお風呂に自分から入りたい、と言うようになったこと。

 もしかしたら、ネジャーティが1ドルのお店で以前買ったお風呂のおもちゃで遊んでいるうちに、自分も入りたくなったのかもしれないが、以前の梨奈は、こちらに来て、ある日を境に、お風呂に入ろうというと嫌がり、嫌な時というのは、私の手には負えず、ネジャーティが抱えても、手すりをつかえて離さないとか、一苦労だった。それがまたお風呂に入るようになってよかった。

 もう一つは、先週から顕著になったが、朝起きたらネジャーティがいない、ということ。おとといは泣かなかったものの、2階から「ママ〜!」と叫ぶ声が聞こえ、言ってみると、ネジャーティがいない、と言っている。最近はネジャーティがいなくてちょっと寂しいみたいで、昨日、今日と、朝起きてネジャーティがいるのがうれしいみたいだ。今日も夕方からネジャーティは学校に行ったが、梨奈を連れて行った。どうもネジャーティも梨奈に悪いと思っているらしい。ちなみに、ほしがっていた本は今のところ、ほしいと言わなくなった。

 そういえば昨日、梨奈が初めて自分の名前をローマ字で書いた(ネジャーティが名前を書いた紙を見て書いたらしい)。LINAと簡単な文字だが、2人とも親ばかでうれしくなっていた。



2004年01月17日(土) お店の人は○○人?

 阪神大震災から9年、この日がくると、その年が我が家の転換期だったことを思い出す。祖母が入院した年、父が定年退職した年、そして私がアメリカに来た年だ。

 この日も(といってもこちらでは昨日だが)黙祷をささげた。

 
 今日は珍しく(?)ネジャーティが一日家にいた。朝昼兼用でご飯を食べた後に、モールも含めてお店を回った。それで、JCPenneyの紳士物を見ていた時に、そこには女性の店員さんがいて、ちょっとヒスパニック系に見えたのだが、私がちょっと離れたところで服を見ていると、店員さんとネジャーティが話していた。しかも、トルコ語が聞こえてくるではないか。

 近くにいくと、ネジャーティが私を紹介して、店員さんが「トルクメニスタンの人ですか?」というので、「日本からです」と早速トルコ語でいってみた(でも完璧じゃなかったので、ちょっと残念)。

 しばらくお店の人とネジャーティが話していて、後で「何でお店の人が私をトルクメニスタンの人と思ったんだろう」と聞いてみると、トルコに来て結婚するトルクメニスタンの人もいるらしい。トルコ人はヨーロッパ系がだいぶ混じっているが、トルクメニスタンなど中央アジアというのは、ちょっと東洋系の感じで、日本人によく似ている雰囲気の人もいるらしい。

 そして、トルクメニスタンはトルコ語の古語がだいぶ残っているらしいので、あまりわからないが、アゼルバイジャンだったか、トルコ語の古い言葉は残っていても、ネジャーティは理解できると言っていたので、意思の疎通はそんなに難しくなさそうだ。

 ちなみに、「日本人です」というのは、「ベン ジャポヌム (Ben Japonum)」で、「ベン(私)」というのは言わなくても、最後の "um" で「私」というのが入っているのでいいらしい。

 やはり言葉は使わないと覚えない。今度からちゃんと言えるようにしよう・・・・・。                              



2004年01月15日(木) 小豆がゆ

 お正月の料理の本を見ていたら、お正月のあとに小豆がゆを食べる日というのがあって、一度作ってみようと先日小豆を買ってきた。何日に作るんだったかなと思って見たら今日だったので早速作ってみた。

 お米は1カップとかいてあって、こんなに少なくていいのかなと思っていたが、いざ出来上がると思ったより量があってびっくりした。

 塩気を入れて味を調えるのだが、ネジャーティは小豆があったら甘いものを想像しているようで、結論を言えば、我が家ではあまり好評ではなかった。というより、おかゆだからこんなもんだろう、と思えるのだが、ネジャーティにはおかゆというのはわかりにくいらしかった。



2004年01月14日(水) カレンダー(75%オフ@モール)

 今日モールに行ったが、週の中日で人は少ないものの、冬物セール、50〜60%オフというのもあって、こちらのセールのすごさを感じる。そして春物も少しずつ入ってきていて、そんな季節になるんだなあと思う。

 11月末にショッピングモールのスタンドで売り出していたカレンダーは1月に入ると安くなるが、先週まで50%オフだったものが、今週75%オフになっていた。

 Barnes&Nobleではまだ50%オフなので、もう少し下がるだろうと見込んでいるが、とりあえずモールでは、急がないけど欲しかった日めくりカレンダー(箱に入っているのでボックスカレンダーと呼ばれている)がまだ残っていたので、2つ買った。

 その一つは、三角形とひし形のマグネットがついていて、毎日のカレンダーに載っている絵の輪郭からマグネットをどのように置くか考える、というものになっていて、そんなに難しくないし、梨奈もちょっと遊べるし、おそらくネジャーティも好きだろう(と思っていたら、帰ってきて遊んでいた)と思って買ったものだった。



今日のはパイプ


 もう一つは折り紙で、毎日何かを作ることになっている。でもその日のものは見ながら作られないので、おそらく前日のをはいだ時に、その紙でその日のものを作るんだと思う(カレンダーはもちろん正方形で、裏は色と模様がついている)。



今日のはいす



2004年01月13日(火) シニアカード

 今日は午後から昨日の人の書類を見ることになっていて、来られたのは来られたのだが、飼ってる犬の調子が悪いから、とすぐにお暇します、と言われるので、10分でも15分でもとりあえずあがってください、といってあがってもらった。

 それで昨日調べたことを一応伝えてわかってもらい、一つの書類は見なくても大丈夫そうだったのでよかったが、また別の書類のことを言われて、それは見ないとわからない。2,3年前にご主人が亡くなるまでは、ご主人が頼りでも、今は自分一人で何でもしないといけなくて、何だかんだいっても、すごいなあと思う。

 もしお子さんがいらっしゃれば、書類があっても言葉の面で困らないだろうし、心強いと思うが、そういうわけにもいかないようで、私がインターネットでいろいろ調べてたら、「あなたはお子さんがいらっしゃるのに、お子さんを頼らずに自分で何でもなさって偉いわねえ」と言われ、思わずまだ4歳やからねえ、とおもちゃで遊んでいる梨奈を見てしまい、返答に困る私の図。

 それでシニアカードのことを聞くと、去年受け取ったが、どこにしまったか覚えておられないようで、シニアカードのホームページで、シンシナティーではこういうところで使えます、というと、同年代の人からは、そのカードがいい、というだけでどういう特典があるかまでは言われなかったらしい(食べ物屋が多かった)。

 「お宅は使ってるの?」と聞かれ、・・・・・(それをもらおうとすると、オハイオにあと○十年いないといけない)、「60歳以上の方しか使えないようなので」という返答に落ち着く。

 話の続きをして、また「お宅は使ってるの? あっ、使っていらっしゃらないんだったわね」と言われ・・・・・・。

 結局夕方まで話し込み(話し込まれ?)、外での食事、本屋でのコーヒー、と続くのであった・・・・(それはそれで楽しかった)。



2004年01月12日(月) やはりすっきりしない1日

 土曜日にWalmartに行ってすっきりしたはずの梨奈が、朝起きてネジャーティがいない、と泣き出した。おもちゃに使う電池を買おうね、といっていたにもかかわらず、学校に行ってしまったからだ(学校に行くのはあたりまえやねんけど)。

 夕方買い物に出かけようと思って出かける用意をしていたら、この前ソーシャルセキュリティーのオフィスに連れて行った方から電話がかかってきたのだが、難点は、この方の話は、5分で話せるような内容でも、30分ぐらいにわたってしまい、話が前に進まず、1時間で電話が切れることが先ず無い。電話を切った時にはすでに暗くなっていたので買い物に行くのをやめた(母や友人となら電話で2時間でも3時間でも話せるが、一方的な話はつらい)。

 でも、こちらもインターネットで調べてみていろんなことがわかったので(オハイオでは去年の末からシニアカードができて、60歳以上の人なら処方薬も含めていろんなところで割引が効くとか)いいとするかな。



2004年01月11日(日) 梨奈の1日

 この1週間、朝起きるたびに、ネジャーティが学校にいった、と嘆いていた梨奈。理由は、一緒にWalmartに行きたいのに、朝起きたらすでに学校に行ってしまっていたからだ。

 事の発端は、先週Walmartに3人で行った時に、梨奈がほしそうにしていたディズニーの本(しかもムービー機能がついている)をネジャーティに見せて、これがほしいと訴えて、ネジャーティが、私がいいといわないと買えない、というので、私は買わない、という答えをだして、本を取り上げ棚に戻した。買ってくれそうという可能性は私にはない、というのをわかった梨奈は、もう一度ネジャーティと一緒に行って、可能性を見てみたい、というものだったらしい。そしてWalmartにネジャーティと2人でやっと昨日行くことができた、というわけだ。

 お店では、いったんはカートに入れたものの、この本を買うには大きなお金がいるし、そのお金は持っていないから買えない、というと、ちょっと残念そうな顔をして、その本を棚に戻したらしい。

 梨奈の誕生日プレゼントのおもちゃなども十分に使っていないうちに、次から次へとおもちゃが増えるのはよくない、というネジャーティも思っている。

 そして、次のお目当てのお店はジャングルジムズで、おわってしまったお菓子を買いたいという理由から行きたがっていたのだが、ネジャーティが、一度家に戻って私を迎えに行こう、というと、「ママは疲れてる」とか、「ママはおうちにいたいの」とか言って、どうも私と一緒に行きたくない、というのを言いたかったらしい。その様子を後で聞いて少しおかしかったし、ネジャーティも笑っていた。4歳になるとこういう知恵もつくんだなあとおかしかった。

 ちなみに、ネジャーティと梨奈が2人で買い物に出かけてきた日にはろくなものは買ってこない(白菜を買ってきたと聞いて気が利くなあと思ったが、そういえば荷物の中になかったし、いまだ寒い中、トランクの中に転がっているかもしれないという事実が判明)。



2004年01月10日(土) ちょっと片付け

 気が付けば、今月すでに10日が経っている。

 今日はゆっくりして、朝昼兼用で食べて、ネジャーティが梨奈を連れて外出している間、先週片付ける時間がなくてすっかり散らかってしまった部屋を片付けたり洗濯をしたりした。

 日記もこの何日かたまってしまったので、書き溜め。

 ネジャーティは外から帰ってきてくつろいだ後、うたたねをしていたが、そのうち目が覚めて、頭の中が一杯になったらしく、こうなると学校に行かないと気が済まないので、夜遅く行ってしまった。

 ライト兄弟が自分たちの実験で忙しくて、生涯独身を通したように、ネジャーティも、結婚はしているものの、ライト兄弟の生活に近いものがある。



2004年01月09日(金) プレイグループ

 去年の10月に、よかったら来ませんか、というお誘いの言葉に甘えて、日本人の方のプレイグループに入れていただいている。梨奈と同じ年齢のお子さんを持つお母さん方のグループがあって、2週間に1回、順番にお宅を回りながら、お子さんが一緒に遊ぶ機会を作って、お母さん方はお茶を飲みながら、いろんな話をする、という感じだ。

 話題になった一つに、スーパーWalmartができる計画があるらしい、という話があった。スーパーとつくだけあって、食料品コーナーがあるWalmartのことだ。フロリダでもニューハンプシャーでもスーパーWalmartがあって、利用することもあったが、どちらもここほど便利なところじゃなかったし、町のはずれにあったので、そんなに周辺地域を揺るがすような問題はなかったと思うが、今度できる計画があるところは、大問題になっているようだった。

 先週の土曜日にパネラに行った時に、ちょうどその話題の記事が新聞に載っていて、ちょっと読んでみたのだが、反対する地域住民が多いようでびっくりした。でもそれは日本でもあることで、例えば地元の人たちが自分のお店を持っていて、静かに暮らしているところに、どでかいスーパーができる計画が上がっていたら、きっと反対の声は大きいと思う。

 地域に根ざしたお店が、チェーン店相手に値段では太刀打ちできないという悲鳴がここでも挙がっているようだし、今成り立っている地元経済の仕組みも変わるだろうし、今あるお店で十分だ、という声もあるし、今でも混んでしまう道路がさらに混んでしまうのではないか、というのも、近くに住んでおられる方が言っておられたように、交通渋滞の予測が簡単についてしまう。

 そういえばこの辺のどこかにモールもできるんじゃなかったかなあ。

 静かな郊外の住宅街がまだ拡大するのを見越して、商売する方もしたたかだ。ちなみに新聞を読んだ段階では、まだ議会でも許可のサインをしていないらしかった。



2004年01月08日(木) すっきりしない1日

 お昼ぐらいから粉雪が降り出し、夕方には止んだが、あたり一面白くなった。

 ある方に頼まれて、新しく移転した社会保障事務所に行った。ここからだと20分もかかるかどうか、というぐらいの距離だが、初めていくところなので遠く感じた(オハイオに引っ越して以来、この支局自体に初めて行った)。

 受付で番号をもらい、順番が回ってきて窓口に行ったのだが、おそらくこの方の話が要領を得ないからか、黒人男性の担当者は、いったい何を自分にしてほしいのだろうか、とわからなかったらしい。私は最初は話を聞くのはわるいと思ってちょっと離れていたが、どうも様子が変なので一緒に窓口に立つことにした。

 何回言ってもわからないようで、その担当者が「あなたの英語にはアクセントがあって(訛っていて)わからない」と言ったとたん、その方が怒り出し、言い返した後に帰ろうとするので、ちょっと止めて、その方の聞きたいことを言ってみたが、結局その方が聞きたかったのは、郵送された書類にサインをして、チェックを同封して送るのか、ということだったのだが、その書類をよく見ると、請求書ではないから、記録として保管しておいてください、と一番下に書いてある。

 担当者は一応そこに書かれている電話番号にかけて、その書類に関して何かしないといけないのかというのを聞いたが、先方からも何もしなくていいと言われたそうで、その件は一応片付いた。

 それに関して、もう一つ、担当者が判を押してくれた紙をもらうことができて、その方はとりあえず問題が解決してホッとされたようだったが、その方が持っていた書類は私はてっきり請求書のことだと思っていたので(請求書と思って話をしてこられた)、詳しいことはわからないと思っていたが、もしその書類を前もって見せてもらえれば、それが請求書かそうでないかぐらいはわかるので、最初に見せてもらうんだったと思った。そうすれば、その方も担当者に向かって怒ることはなかっただろうし、なかなか事務所に行けなかった、と長い期間悩むこともなかっただろうし、なんかすっきりしなかった。

 あとで、もしかして今までにも、請求書でないものに、チェックを送ったものがあるんじゃないだろうか、と心配し始めた。



2004年01月07日(水) ラマザンから

 ラマザンから前から送るといっていたトゥーチェちゃんの写真が先日送られてきたので、安心してそのままにしてたら、ラマザンから、「写真受け取った?」というメールがきて、返事を書いた。

 そこにはトルコ語の勉強を始めたことも書いたが、難しい、とトルコ語で書いておいた。

 わからないところはネジャーティに聞けばいいのだが、トルコ語で言われると、話すスピードが速く感じる。

 トルコ語の本に16課あるが、今のところ4課終えて、それでも全部身についているわけではないが、日本語にもある言葉が(もちろんトルコ語では違う意味)あったりして、面白い。HPにトルコ語のコーナーを作ろうかという計画を練っている。



2004年01月06日(火) 凍ってる

 先日降った雨が芝生にたまっていたが、それが凍っていた。お昼になっても気温は0度。昨日の晩からとても冷え込んでいたわけがわかった。

 午後、Walmartでオイル交換のついでにタイヤ交換もたのむが、オイル交換が終わったころかなと思って戻ったら、「そうそうあなた、あなた」と店員さんに呼び止められ、「タイヤはまだいい状態だから換えなくてもいいよ。換えてもいいけどお金の無駄だよ」と商売っけのない言葉が返ってきた。「オイル交換は済んだから。まだ車はあげてあるから、もしタイヤを交換しないなら、すぐに下ろしてあげるから、5分ぐらい待ってて」といって車をおろしてもらった。

 オイル交換をしてもらったら、やはり車がスムーズに走るので、よかった。

 ところで、Walmartでいつもオイル交換をしてもらうと、だいたい1時間かかるので、今日は特に買うものもなかったし、Walmartの裏にあるお店に行って、そこに入っているスターバックスでコーヒーを飲もうかなと思って行ってみたら、なんとそのお店は引き払って、スターバックスも姿を消していた。去年の9月にいかさんと一緒に行った時はセールで混み合っていたが、いつ閉まったんだろう。お店のHPを見てみたら、今はオハイオはコロンバスだけらしい。とぼとぼとWalmartに戻っていく私と梨奈だった。



2004年01月05日(月) いくつかの用事

 元旦と週末が近かったこともあって、1日を除いてネジャーティが日中はいたので、ちょっと休みらしい休みになったかな。

 今日からネジャーティの大学では春学期が始まり、学生も戻ってきているらしい。ここの大学はクォーター制で、1年が4期に分かれている。なので、冬休みもセメスター制(1年が3期)より短い。

 昨日行こうとしたお鍋の交換に行ってきた。土曜日の人の多さとは打って変わって、がらんとしていた。休み明けの平日だから静かだった。カスタマーサービスのカウンターで、ふたが閉まらないことを言って、交換してもらったが、お店の人も「ちゃんと閉まらないわねえ」とわかってくれたのでよかった。

 ネジャーティがバスの中に冬用の帽子を忘れたようなので、そのお店で買おうと思ったが、かぶり心地は人によって違うし、かぶり心地がよくても、実際にかぶって歩くと寒いとか(忘れてきた帽子はそうらしい)あるので、今度の週末にでもお店に行ってみようということになった(まだ半額だったらいいなあ)。

 明日はオイルや後ろのタイヤの交換にも行ったり、アパートのメンテナンスの人に台所のお湯をひねるところのパッキングを換えてもらうよう頼んだり、と用事がある。明日全部済むかな?



2004年01月04日(日) 大雨

 昨日の夕方からちょっと雨が降り出していたが、夜には雨が強くなり、今日になってもずっと降っていた。

 雨の音でぐっすり眠られなかったが、朝早くからおなかがすいて、一人で起きてご飯を食べて、雨足が弱くなったらお鍋の交換に行こうと思っていた。でも結局ずっと雨が止まず、明日交換に行くことに。



2004年01月03日(土) 返品・交換

 梨奈がWalmartに行きたいというので出かけてみたら、行く途中のモールの駐車場は車でいっぱいだった。Walmartはそれほどでもなかったが、どのお店でもクリスマス後のセールの他に、人が行く理由としては返品、交換だ。

 プレゼントとして贈る時に、ギフトレシートというものがもらえて、もし贈られたものが気に入らなかったら、そのレシートをもって、他の色や同等金額のもの、あるいはその店で発行しているギフトカードに換えられる。この時期、1つのレジが返品、交換用に開けられている。

 Walmartでネジャーティが日用品を買って、その後他の店に行った。お目当ては2QT(約1.9リットル)の鍋だ。1QTと3QTは同じシリーズで持っていて、なぜか2QTを持っていなかったので、同じシリーズのものを買おうと思っていた。

 そのお店ではセール時期は思い切ったセールをするのでちょっと期待していたが、半額になっていたので、思わず買った。

 お店を出て、ちょっと腹ごしらえをしてから家に帰ってお鍋を検証してみると、ふたのしまりがちょっと悪い。

 明日交換に行ってくるかな。



2004年01月02日(金) トゥーチェちゃん

 以前ニューハンプシャーにいたトルコの友人が、娘さんの写真を送ってきた。梨奈より4ヶ月遅く生まれたトゥーチェちゃんが最近どうなっているかというのはわからなかったので、写真を見てびっくりした。

 まず、ニューハンプシャー時代。生まれて間もないトゥーチェちゃん(下)と梨奈(上)






 そして、昨日の日付で撮られたトゥーチェちゃんの写真







2004年01月01日(木) 明けましておめでとうございます

 日本の年明けから遅れること14時間、オハイオも無事新年を迎えました。本年もよろしくお願いします。

 カウントダウンで年が明けるときにはとても感動します。我が家では私だけカウントダウンをテレビで見て、年を越しました。

 さて、我が家ではおせち料理を夕方いただきました。昨日作っておいたおせち料理はこんな感じです↓。





 ネジャーティと梨奈が乾杯↓




 昨日、車のラジオをつけていたら、お正月の典型的な料理は何か、というのを2人が話していて、「豚肉とキャベツ」と言っていました。それで「なんで、ロブスターとかえびとかの取り合わせ(Combo)じゃないんだろうね」というと、もう一人が「お正月はこの料理と決まっているのよ」と言っていました(英語で何て言ってたか、というのは忘れてしまいました)。それから日本名ではササゲ(black-eyed peas)というアフリカ原産の豆を食べるようでした。

 それらの料理が本当かなと思って検索してみたのですが豆以外はわからずじまいだったのですが、検索でJapanese Cuisine(英語)という面白いサイトを見つけました。アメリカではたまにあやしい日本料理の本がありますが、これはいいみたいです。レシピも見つけられるので、もし作り方を聞かれたらこれを利用しようかと思います。


 < 過去  INDEX  未来 >


オハイオ住人 [HOMEPAGE]

My追加