comfortable diary



悲しきゴールデン。

世の中はゴールデンなんていう金ピカ週間なんですのね。
わたしはいつものごとく、明日もあさっても仕事ですし(おまけに残業)、
土曜も日曜も仕事になりそうですし、じゃぁ三連休は??と言うと、
もちろんどこかが仕事ですし、もうどうにでもなれっていう感じですー。

ま、昔っから混んだり、ヒトがたくさんいるところは大嫌いなので
どこにも行かない主義なのですが、そんなわたしでも若い頃は車で札幌に
行ったなんてゆー暴挙もしたこともありましたよ。
若毛ですね。いや若気ですね。若気の至りってヤツですね。

そんでもって、札幌のダーリンとルスツ高原になんか行ったりしてね。
なんであんな混んでるとこ行ったんでしょーね。
おまけに猛吹雪でですね、アトラクションもストップで、
ゲームして、ゴハン食べて帰ってきたワケですよ。
それでも楽しかったワケですよ、らぶらぶなときは。

あ、思い出した。

その帰りに、定山渓の秘宝館に行ったのだった!
あそこは金ピカリン週間だというのに、人っこひとりいなくてですね、
わおー!な感じのご神体ですとか、羞恥に満ちた動物たちの剥製ですとか、
壁には様々な体位がところせましと描かれておりまして、
もうゲラゲラ笑いっぱなしですよ!
あれは恋人同士で行くと、激笑いですね!

…って、なんの話をしてんだか。

ってなわけでですね、どっかにね、行きたいんですよ!
もちろん面倒くさいんです、面倒くさいんですよ!
でも成田空港なんて、海外脱出組がわんさかいるって話じゃないですか。
楽しいことをしてる人も大勢いるのに、なんでわたしが仕事かっちゅー
話ですよ。ま、いつものことですがね、仕方ないってわかってるんですがね。

今日も仕事をお持ち帰り。
わたしの加入している委員会のイメージポスターを作れなどというのだ。
ぽ、ぽ、ぽ、ポスター?

つくづく自分にはデザインの仕事は向かないと再認識。
ダサすぎだわよ。ほんとダサすぎだわ。
つーかさ、WORDのページ罫線って、どれもこれもダサすぎない?
え、ポスターWORDで作ってるほうがダサいって?
わーん、それしか芸当がないのよぅ。ソフトも持ってないし。
でもEXCELで作るよりいいじゃん。>ばっくり開き直り。
いいのいいの、職場用だから。あはは〜ん。

ってなわけで、今日も無事に終わりました。
さ、これから本を読んで寝よ。面白いんですよ、『容疑者Xの献身』。
次に読みたいのは『イトウの恋』です。でもパコダテには売ってない。



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2006年04月30日(日)

生きてます。

こんばんは。

みっちゃん、死んでるんじゃないかとお思いでしょうか?
それとも落ち込んでるか?などとお思いでしょうか?

いやいや、どっちもハズレだよ。

なにやらものすっごい忙しいんだよ!
どうゆーわけだか、毎日残業だわよ。
家に帰ってからも、お持ち帰りの仕事だわよ!

仕事→帰宅→爆睡→起床→仕事→残業→帰宅→爆睡→∞という
スパイラルに陥っているので、ニッキを書く暇もなく、
いやいや本当はネタがなく(汗)、放置状態でしたの。

そうやねー、ネタもないやねぇ〜。

あー、最近お酒にめっぽう弱くなったことぐらいかしらねぇ〜。
ビール1杯、グラスワイン2杯、シャンパーニュ1杯で、天国昇天!
あともう一杯飲んでたら、エレエレ〜って感じ。
(エロエロじゃないよ、ゲボゲボのほうだよ)
困ったなぁ、疲れてんのかな。

あ、そうそう。今日、久し振りに大爆笑したことがひとつ。

久し振りの登場のミニーが。
耳の遠いおじいちゃんの耳元で、でっかい声で話しかけてたそうな。

「え〜??(´д` )」

と耳を傾けてきたじいちゃんの耳たぶに ブチューー! (≧▽≦)/

「ミチヨさん!○○さんの耳に、思いっきりチューしちゃった!」
…と報告にくるミニーの可愛さよ。
あぁ、癒される・・・。ここはタヒチか、モルジブか…。

ってことで、生きてます、元気です!
明日1日頑張れば、2連休!かと思いきや、休日出勤決定なミチヨですけど
生きてます、元気です!食ってます!え…?

ってことで、まずはご挨拶まで。

あー、映画観たい〜。本読みたい〜。甘いもん食べたい〜!



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2006年04月27日(木)

響く声。

ライブに行ってきた。

田中良(たなかまこと)というブルースの人。
恥ずかしながら、わたしはこの人のこと全然知らなかった。
映画祭のメンバーがら「とにかくいいから聴いたほうがいい」と言われて
行こうと思ったのがきっかけ。

先日亡くなった友人も、彼のことが大好きで、一緒に行こうと約束をした。
けれど彼女はわたしたちを置いていなくなってしまった。
行かないこともできたけど。
でも彼女の死を受け止めるためにも行かなきゃと、バスに乗って出かけた。

彼女が亡くなってから何日も過ぎて。
やっと普通の生活ができるようになった。
笑えるし、食べられるし、やっといつもと変わらない日常を送ることが
できるようになった。

でもその日は、朝からなんとなく情緒不安定気味で。
会場に着くと、彼女を思い出させる面々が集まっていて、それだけでもう
涙目。彼女は今日ここに来てるかなと思ったりして、また心がざわつく。

初めて聴く彼の声は。
なんていうのか、うねりのある声だった。心に余韻を残す。
ギター1本だというのに、わたしの心をかき乱す。

なんと言っても、あの切ないメロディラインと。
飾らない詩と。(最大限の褒め言葉。詩がまっすぐに届くの)
そして彼のあの声と。

何を聴いても彼女を思い出してしまうような曲ばかり。
涙が溢れてどうしようもない。

お店の一番奥の、一番隅っこで、素晴らしい数々の曲を聴きながら、
もうここにはいない彼女を思いながら、ぼろぼろと泣いた。

1部、2部が終わった。
あまりに素晴らしい曲ばかりなので、CDを購入した。

田中さんは、映画祭のメンバーと懇意にしてるので、わたしも早速サインを
もらいに行ってきた。彼の顔を見た途端、またぼろぼろ涙がでた。
泣きながら、こう言った。

「今日のこのライブを楽しみにしてた友人が亡くなりました」

田中さんは、「うん、聞いた」と答えた。

「とてもとても楽しみにしてました」
「うん、残念だった。でもね、運命だから。」
「運命?」
「そう、運命。これが彼女の運命だから仕方ないんだよ」
「あぁ、そうですね。そうかもしれません。」
「楽しんでくれてる?」
「はい。素晴らしいです。来年も絶対に来ます」
「ありがとう」
「わたしこそありがとう。本当にありがとうございました。」

握手をしてもらった。
ぐしゃぐしゃに泣いたわたしを、優しく包んでくれた。

3部は、こういう言葉から始まった。

「今日ここに来るはずだった、彼女のためにこの曲を贈ります」

歌った曲は、もうなんと言ったらいいか、このためにあるような曲だった。
言葉にできないほど、素晴らしい曲。
最後にわたしはもう一枚CDを買った。

アンコールも終わったあとで、うちのメンバーからのリクエストで、
彼女のために「川の流れのように」を歌ってくれた。
メンバー同士がっしりと腕を組んで、同じ気持ちでこの曲を聴いた。
みんな泣いてた。きっと。

その後、田中さんと少しだけお酒を飲んだ。ほんと気さくな人だった。
今晩も映画祭のメンバーの家に泊まると言ってた。なんかすごい。

いやー、ほんと素晴らしかったの。
毎年4月にライブに来るから、もうこれから毎年行こうと心に決めた。
そして同じ時期に亡くなった彼女のことを、懐かしく話すんだ。
曲って、人の心を動かすものだよ。本当に。

彼女が亡くなってから、車の中でCDが聴けなかった。
何を聴いても、彼女のことを思い出して泣きそうになるから。
でも明日からは、田中さんのCDを聴いて出勤しようと思う。
リハビリ、リハビリ。



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2006年04月23日(日)

大シッパイ。

なんつーの?

大殺界は過ぎ去ったんじゃなかったのかい、細木センセイよぅ!

今年になって、いいことがちーっともないじゃないかー。

事故にあったり、叔母が亡くなったり、仕事が忙しかったり、
友人が亡くなったり、家族が入院したり、パソコン壊れたり、太ったり。あ。

この間の土曜日、みっちゃん朝の7時前に目が覚めちゃって、健康的な和食の
朝食を摂ろうと思い、準備準備。父は、パークゴルフに行ってしまった。

その前に、ちょいとパソコン。
ちょいとのつもりが、30分くらいネットサーフィン。>ギャ、死語。

(-"-;)…ん?

く、くさい…?

なんか焦げくさい…?

いやいや、火なんて使ってないし。

でも臭くね…?もしかして放火でもされたか…?

ふ。まさかね…(´_ゝ`) フ。

とりあえず、1階の居間へ様子をみにゆこう。

ガチャ。部屋のドアを開ける

うっわーーー!焦げくさーーー!

火事ぃーーー?火事ィィィーーーーーー?

ズドドドドと階段を降り、居間のドアを開けた。

わーーーーー!真っ白おおおおおーーーー!OH、尿ーーーー!Σ( ̄□ ̄#

味噌汁が煮きって、しかも、豆腐とふのりは鍋にこびりつき、空焚き状態!
部屋は消火器を振りまいたかのような煙の渦!

にゃーーーー!

30分以上、味噌汁を沸かし続けたわたし…。
ガスに火を点けたことすら忘れていた。
とうとうキタか、わたしにも認知症の症状が…!こわーーーーっ!

窓という窓を開けたら、勢いよく流れ出る煙。
外から見てみたら、まるで火事のようだった。
近所の人、ごめん。ボケてるの、おいら。
あぁ、ほんと火事にならなくて良かった。スンデのところだった。
完全にわたしが悪いので、この寒ーーい北海道で、窓とドアを開け放し、
午前いっぱいガタガタと震えながら過ごしました…。

っつか、今日になってもまだ部屋臭いんですけど…。

凹み。

…ってことで、そんなこんなでも一応、元気に生きてます。



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2006年04月18日(火)

ばいばい。

わたしの友人が、4月7日に亡くなりました。
サイトを少しの間だけお休みしてたのは、それが原因です。
書こうか書くまいか悩んだのだけど、彼女のことを書かないと、わたしが
前に進めないような気がしたのです。わたしなりにケリをつけたかったんだ。
というわけで、彼女のことをわたしなりに書きました。
長いです。でも私の大切な友人のことです。もしよければお付き合いください。

そして今日は初七日。
できれば彼女のために、少しの間、そっと手を合わせてくれると嬉しいです。

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彼女と出逢ったのは2001年。
『オー・ド・ヴィ』の撮影現場でだった。
返事がよくて、しゃきしゃき働く彼女とは、その後も「知り合い」という形で
付き合い続ける。年賀状をやりとりしたり(コリンファースの年賀状が懐かしい)
彼女のサイトに遊びに行ったり。

そんな彼女との距離がぐんと縮まったのは、去年の映画祭。
わたしたちのお手伝いに快く応じてくれたのが始まりだった。
シャイで控えめで、だけど責任感があって、こっちがウダウダしてるときには
ポンと一言、心が軽くなる言葉をくれるような、そんな人だった。

お互い助け合って映画祭を終えて、初めて携帯の番号とアドレスを交換した。
彼女が某コミュニティサイトでニッキを書き始めたのもこの頃。

どんどん距離が縮まっていく。
彼女は映画好きで、本好き。
本を貸し合って、感想を言い合い、図書館の本を又貸し(ごめんなさい)する
ために、職場に来てくれたこともあった。「読書のおともに^^」と無印良品の
キャンディとクッキーを持ってきてくれて。

あまりの嬉しさに、「よし、飲みに行こう!」とその場で盛り上がり、
わたしの職場の事務所で、飲みに行く日にちを決めて。

それで二人で初めて飲みに行ったのだ。
韓国料理屋さんで、ビール飲んで、マッコリ飲んで。
二人ともいい具合に酔っ払って、よし、二次会だ!と意気込み、彼女が前から
行きたいと言っていた某酒店にタクシーで乗り付けた。

熱い話をした。
初めて飲みに行く人と、こんな話をしていいの?…そう思えるほど、赤裸々な
話をたくさんした。恋愛の話もした。自分自身の性格のことや、家族のこと。
本当にたくさんのことを話した。18:30〜翌3:00まで喋りっぱなし。

そこでわたしは確信するんだ。
この人とは絶対に親友になれる人だって。見つけちゃったって。

彼女の一見わからない人見知りなところも、小心なところも、寂しがりやな
ところも、なんだかわからないけどものすごく愛しく感じた。
お酒を飲んで陽気になった彼女の裏側にある、そういうすごく人間くさい
ところが、どういうわけかわたしに共鳴した。

ひとつ年上の彼女のことを、それまでは苗字に「さん」付けで呼んでた。
でも彼女に、お願いだから苗字を呼び捨てにして!と懇願された。
だけど呼べない。なかなか呼べるもんじゃない。
年上に向かって呼び捨てなんて。

まずはメールで練習した。メールで練習して、頑張って頑張って、やっと
苗字で呼び捨てることができるようになった。
最近なんだよ、そうやって呼び捨てにできるようになったの。
仲良くなった証拠だったんだよ。

いつでも会えると思っていたの。
急がなくたって、いつもそこにいてくれると思っていたの。
あのアパートに行けば、ほんわか酔っ払った彼女が「よく来たな」って
はにかんだ笑顔で迎えてくれると思っていたの。

なのに、なんで?
なんで自分だけさっさといなくなっちゃうの?

明日も会う予定だったじゃない。
来週も、再来週も、一緒に遊ぶ予定だったじゃない。
一緒に図書館行こうって話したじゃない。
一緒に白鳥町のTSUTAYAに行こうと話したじゃない。
田中まことさんのライブで会えるねって話したじゃない。

もう信じられないよ。あなたがいないなんて。信じたくない。

だから。
自分の目で見るまで信じるもんかって思ってた。
でも彼女の実家につくと、玄関にはモノトーンの忌中札が貼られてた。

足がすくんだ。
ここまで来て、家に入らないと駄々をこねた。
でも「彼女が待ってるから」とYさんに背中を押された。
Yさんがわたしの手を引いて、家の中へ連れて行ってくれた。

初めて入る彼女の実家。

部屋の奥に棺があった。
棺の中なんて見られない。見られるわけなんかない。
棺のそばにも近寄れない。でも見るに見かねたYさんが、困ったように
わたしの手をとり、彼女のそばまで連れて行ってくれた。

一緒に行った人たちが棺の中の彼女を見て泣いている。
わたしも近寄る。近寄るけれど足がすくんでそれ以上進めない。

棺の前に、彼女の好きだったラム酒が供えられていた。
そのラム酒で、そこにいるのは本当に彼女かもしれないと思った。
受け止めるしかないかと、ラム酒を見て少し冷静になった。

やっとの思いで、覗き込む。綺麗な色とりどりの花のなかに、彼女はいた。
まるで眠っているかのように目を瞑っている彼女がそこにいた。
お化粧を施されてた彼女は、わたしが知っているそのままの彼女だった。

あぁ、本当に。
本当にいなくなってしまったのか。
ここにいるのが彼女?いつもはにかんだように笑ってた彼女?
いやだ、いやだ、いやだ。もういやだ。なぜ。どうして。どうして!

これからもっと仲良くなるはずだったのに。
まだ4ヶ月しか一緒にいないんだよ。
早すぎるよ。いなくなるなら、全部の予定消化してからいなくなってよ。
彼女を責めたり、自分を責めたり、彼女と再び巡り会わせた運命を責めたり、
自分でももうなにがなんだかわからなかった。
全部夢なのかもしれないとも思った。

次の日の晩、お通夜に行った。
昔からの仲間、某酒店、某コミュニティーサイトで知り合った面々が
来ていた。誰もが沈痛な面持ちで、誰もがまだ信じられない様子だった。
遺影の顔がまた彼女らしくなくて、やはりこれは夢なんじゃないかと思った。

お焼香をしに遺影のそばに行った。
遺影って、どうしてわたしだけを見ているような気持ちになるのだろう。
まっすぐにわたしを見る彼女の微笑んだ顔が、憎らしくて悲しくて、
「ほんとあんたはバカだよ」と心の中で叫んだ。

お通夜が終わり車に乗り込むと、外に友人たちが集まっていた。
誰もが真っ直ぐ帰るわけにはいかない感じで、どこかでお酒でも…という
ところだったらしい。わたしも便乗して、同じ時を過ごすことにする。

彼女に少しでも触れていたい気持ちは全員同じだった。
彼女の勤めていたビールメーカーのビールが飲めるところにしようと決め、
携帯で探したところは、彼女が以前「美味しかったよ、今度一緒に行こう」と
言っていたジンギスカン屋さんだった。

もうそこしかないと思うと同時に、彼女がそこへ導いてくれたような気が
したのはわたしだけだろうか。

お店は混んでいて、5人は難しそうだった。
でもそこじゃないと意味がない。無理やり入り込んで、彼女が美味しいと
言っていたビールを飲む。美味しかった。本当に美味しいビールだった。
「このへんに彼女はいるよね」と笑いあいながら、ばかすかビールを飲み、
肉を食べた。途中胃が痛くて大変だったけど、Nさんからもらった胃薬を
飲んでまた食べた。

まだ帰りたくない。
カラオケに行くことにした。

彼女の好きだったfishmansの「MY LIFE」をSさんが入れた。

♪今はいいよMYLIFE もうすぐさ 悲しい顔の僕らのこと
♪迎えにくるんだ きっと大きな風 迎えに来る
♪声を出したまま あわてずにもう少し

♪あー涙じゃ何も片付かない 焦らずに大きな答えを出す
♪歌う小さな MY LIFE 続いてる oh yeah oh yeah
♪いつも揺れてるMY LIFE 初めての言葉を吐く

涙が溢れる。
聴いてる?そこでちゃんと聴いてる?

聖子マスター(♂)と一緒に、気分を変えて聖子ちゃんを歌う。

♪めぐり会えたね、大切な運命の人に〜
♪天使がウィンク 勇気を出して笑ってごらん それが君との約束だから〜
♪涙を糸で繋げば〜 真珠の首飾り〜
♪別れは〜ひとつの旅立ちだから〜 
♪忘れたい忘れない あなたの笑顔〜

どの歌を聴いても、思い出すのは彼女のことばかりだ。
涙が止まらない。最初から最後までずっと泣いてた。
テッシュじゃ足りなくて、Y嬢からタオルハンカチを貰って泣いた。
彼女のために歌いたかった歌は、泣きじゃくってうまく歌えそうにないので
やめた。

おしまいに、某酒店の店主がこの歌を入れた。
彼女の訃報を聞いてから、彼の頭の中をずっとぐるぐるしてた曲らしかった。
RCサクセションの『ヒッピーに捧ぐ』

♪お別れは突然やってきて すぐに済んでしまった
♪いつものようななにげない朝は 知らん顔してぼくを起こした

♪電車は動きだした 豚どもを乗せて ぼくを乗せて
♪次の駅でぼくは降りてしまった
♪30分泣いた 涙をふいて電車に乗りこんだ

♪遅刻してホールについた
♪ぼくらは歌い出した 君に聞こえるように 声を張り上げて
 
♪検屍官と市役所は 君が死んだなんていうのさ
♪明日また楽屋で会おう 新しいギターを見せてあげる
 
まるで今のわたしたちのためにあるような曲だった。
初めて聴いた曲だったけれど、沁みた。
店主が泣いていた。わたしも泣いた。店主と抱き合って泣いた。
耳元で「みっちーも頑張れ」と言われて、わたしは「うん」と頷いた。
きっと彼女もこの部屋のどこかで泣いている。

彼女はいつもお酒でやらかしたことを、くよくよと反省していた。
酔って、大騒ぎして、何かをやらかしてから、ひとり反省してる人だった。
お酒での失敗なんて、山ほどあるんだよ、誰だって。

今もきっと反省してるんでしょう?
ことの大きさに気がついて「いや〜、とんでもないことしちゃったよ〜」
「ほんっとアタシってバカだよねぇ〜〜〜」って。
ほんとバカだよ、あんたは。バカすぎて言葉もでない。

だから。

人生て辛いことばかりだけど、でもきっとステキなことなんだとわたしが
証明してみせる。こんな素晴らしいことが人生にはあるんだよって、
わたしがあんたの分まで生きて、証明してみせる。
後悔したって遅いんだからね。本当にもう遅いんだから。

あー、ごめん。わたしって本当に自分ばっかりだ。
本当は、わたしはあなたが苦しみから解放されていたらそれでいいんだよ。
安らかに穏やかに、天国で好きなお酒でも飲みながら、文庫本持ってさ、
「みっちー、死んじゃうとさ〜、お経ってほんと有難く聞こえるんだよ!」
なんて楽しく笑っていてくれれば、それでいいの。

わたしたちはわたしたちで、楽しくやるよ。
あなたができなかった分まで、思う存分楽しむよ。
お酒もいっぱい飲むし、映画も山ほど観て、本もたくさん読むよ。
今は手始めに、あなたが好きな町田康を読み始めたよ。

もうすぐ桜が咲くよ。お花見をするから遊びにおいでね。
みんな待っているから。みんなで待ってるから。
コップ、あなたのために必ず1つ用意するからね。

お願いだから安らかに。
天国での人生が、素晴らしいものでありますよう。
心から、心から、わたしは願ってる。

わたしの文章を好きだと言ってくれたあなたのために、文章にしてみた。
いまどきの天国にはインターネットぐらいあるんでしょ?
ちゃんと読んで、感想ちょうだいよ。

ばいばい。

少しの間だけ、ばいばい。

いつかまた会おう。またお酒飲んで、大騒ぎしよう。やくそく。


P.S.あなたの死をきっかけに、知り合った人がたくさんできたよ。
   皮肉とは思わない。あなたが引き合わせてくれたんだなーと思うんだ。



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2006年04月13日(木)

ほんの少しの間だけ。

BBSのほうにも書きましたが、一時更新をストップします〜。

あ、一時と言ったら一時ですので、きっとすぐに復帰する予定ですが。

体調不良とか、そんなんじゃないので心配無用です。

ちょっと夢の島まで放浪してきます。←嘘です。

明日は日曜日。あー、一週間長かったなー。疲れた。



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2006年04月08日(土)

ショック。

なんだかものすごく久し振りに休日がやってきた!…ってな感じで
心ゆくまで爆睡させていただいた。とは言っても、いつも起きる時間に
目が醒めた。けれども、二度寝できるシアワセ。あぁ、日曜日。

次に目覚めたのは10:00だった。
起きねば…。

お昼ごろ出かけていた父が帰ってきた。
「ご飯食べる?チャーハン作っといたよー」と言ったら、
「いらない」と言う。なにを〜?娘が精魂こめて作った炒飯だぞー!

すると父が「具合悪い」と言う。「なんだか寒い」と。
熱を測ったら38.2℃!えーーー!そりゃ具合悪いさー!

父が言う症状。
頻尿、排尿痛、残尿感、発熱。こりゃ膀胱炎、決定。

座薬挿せ、なんならわたしが挿そうか?と言ったら蹴られた。
解熱の座薬と、迷ったけど抗生剤。(だって素人診断だからね…)

そんな熱発の父を置いて、お買い物。
しこたま食材をカートに入れ、お会計。
レジのオバちゃん、相当量の食材に対し、女性1人ってことに気を
遣ってか、恐る恐るという感じでこうのたまった。



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な、な、なにをぅーーーーー?(*`Д´)ノ

あたくし、あたくし!
太ってしまったので、只今こっそりとダイエット中ですけどっ!
けれども、けれども!

アタクシ妊婦に間違われるほど太ってらっしゃいますかっ!
あぁ、怒りのあまり、自分に敬語まで…(ノ△・。)

「いいえっ!(=`ω´=)」

思いっきり否定してみたら、レジのオバちゃん笑ってごまかしてた。
確かにわたし、Aラインのゆったりとしたお召し物を着てらっしゃいましたが
(あぁ、また変な日本語を…)、それにしてもあーた!

精神的ショックから立ち直れないまま、美容室へ。
縮毛矯正がまだ効いているので、パーマは難しいということで、少し
短めにカット。前髪切り過ぎた…。

傷心のまま家へ帰ったら、父はすっかり元気になってた。
熱も下がったし、排尿痛もなくなったと。
お前の抗生剤はよく効くと褒められたけど、いくらなんでもたった1錠で
そんなに良くはならんて、父ちゃんよ(笑)

ってことで、みっちゃんはもう少しダイエットに励みます。

なんてったって、制服がキツいのキツくないのって。
アハハ'`,、'`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,・・・・・・…ハ、ハ…。



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2006年04月02日(日)




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