comfortable diary



今年も1年ありがとう。

ここ数年、今年最後の映画というものにこだわる傾向がありまして。
今年はどんなのでいこうかと、数日前から悩んでおりましたの。

TSUTAYAで借りたのは、キム・ギドク。
昨日少し観たけれど、あまりに締めの映画には重すぎる感じが
否めなくって、途中で断念。これはそういう気分のときに
ゆっくり観ようと出直し宣言。(本当は少し眠かった)

どんなのが締めに相応しいかというと、心が解き放たれるような
ハッピーエンドの映画だったのだけれど、TSUTAYAを何度往復しても
ピピピー!とくる映画はなし。どうしたんだろう、最近映画を
見れてなかったので、アンテナが故障でもしただろうか?

でも今日アマゾンさんから届きましたよ、ムフフのダーリンの
映画が!映画っつても、短編ですが。「桃」ですよ、「桃」!

エロスをテーマにした5つのオムニバス。
今年の締めにエロかい?エロでいーのかい?
自問自答を繰り返した結果、エロ決定ーーーー(*`Д´)ノ

締めの映画がダーリンだなんて、これ以上のシアワセはありますまい。

さっき、紅白ぶっとばして見ましたよ。
エロ〜イ。うわーーー、ここまで!じゅるるるるる〜〜。

桃だけならまだしも、あらら、塚本監督やってくれるわね!
どひゃー、近藤公園!そんな美尻を!
しかも加瀬くーーーーん!エロす。

先ほど特典のダーリンのエロ話までしっかりと観て、ほぅと溜息。
すっかりエロな年の瀬を迎えてしまいました。てへ。

あー、紅白にまさやんが…。
どんなイデタチで出演かと思えば、なんともまさやんらしい。
ダーリンも観てるかな。

ということで、今年も1年ありがとう。
すっかり不定期更新になったわたしのニッキ、来年はもう少し
マメに更新できるように頑張ります。

こんなわたしでよかったら、また遊びにきてやって下さいましね。
これから某酒店にカウントダウンしに行ってきます。
ついでに初詣もして、ついでに鐘でも撞いてきます。

それではまた!みなさま、よいお年を!



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2005年12月31日(土)

氷枕。

先日、久し振りに38.9℃という高熱にみまわれた。
仕事しててもボーーっとして集中できないし、5時を過ぎたあたり
から極度の寒気。制服から私服に着替えるのもはばかれて、
制服のまま帰宅。体温を測ってみて、いきなり立ち上がれなく
なった。あはは、人間て不思議。車運転して帰ってきてるのに。

そんなこんなで、水分と座薬を持って自室で大人しく寝る。
電気毛布を最大にしても寒い。
とても辛かったので、もはや隣の部屋で寝ていた母を起こし、
「お母さん、熱があってちょっと辛いから、毛布持ってきて
くれないかな。それと頭冷やしたいんだけど、保冷剤かなにか
なかった…?」と聞いてみる。

母に泣きついたのはほんと久し振り。
でもそれほど辛かったのだ。

すると母に、
「やだよ、そんなの自分で持ってきなさい」とはねつけられた。

まぁ、予測してたことだったけれど、泣きたくなる。
「(鬼っ!)」心の中でつぶやいて、自分で毛布探しの旅に出る。
毛布はすぐ見つけられたので、毛布をかかえ階段を昇り、
ベッドにセットして丸くなる。
別に甘えたいなんて思ってないけどさ、弱ってるときくらい
優しくしてくれたっていいじゃない。
もー、誰かにギュウとされたいよぅ。
大丈夫?すぐに良くなるよって言ってもらいたいよぅ。

ひとしきり孤独を嘆いてみた。病気のときって弱気になる。

しばらくするとトイレに行った母が、部屋をノックした。
手には氷枕。

「保冷剤はなかったけど、氷枕があったから」

子供のとき、よく扁桃腺を腫らして熱を出してたわたしに、
氷枕を用意してくれたときと同じ動作で、頭の下に差し入れて
くれた。頭に手を当て熱を確認して、「暖かくしなさいよ」と
声をかけて部屋を出て行った。

優しい言葉をかけることに慣れていない母の不器用さと、
「ありがとう」と言えない自分の不器用さに、血を感じて
苦笑する。けれど弱っているときに、用意してもらう氷枕は、
懐かしくもあり、照れくさくもあった。
一気に子供に戻る。この年になっても子供は子供か…。

額に当てられた手の感触に、なんだかじんわり涙がにじんだ夜だった。



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2005年12月29日(木)

ただいまー。

ただいまざんすー!

3度目の韓国は、またまた楽しかったですー。
オチはないけど、うひょー!ってこともちょっとあったり、
お気に入りのものをたくさん買えたり、
自分的にはものすごく充実した旅でしたん。

なにやら風邪ももらってきたらしく、いま鼻水がジョローっと。

でも全てにおいて、順調な旅。

1日早く韓国に着いてたら、大寒波。
1日遅れて千歳に着いたら、今度はこっちが大寒波。

いやー、本当にいい旅でした。
いい旅の仲間たちのおかげです。ありがとう。

ちょいとはしゃぎすぎて風邪引いちゃったんで、
今日はこれにて失敬。

体力温存。



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2005年12月26日(月)

では、しばしのお別れ。

いやー、師走ですね。
仕事も「なんやの!」っていうくらいバタバタしてるし、
毎日残業して、いろいろ用事をこなして、両親の年賀状作って
もうグデグデですわ。

そんななか、ちょっくらお隣の国、韓国へ行って参ります。

しかも明日出発。

大丈夫かいな。

さっき荷造り完了。
パスポートも持った。汗蒸幕の予約表も割引クーポンも持った。
下着、着替え、洗面道具、デジカメ、LOMO、お金。
あ、おやつはまだ。明日買おう。

よしきっと大丈夫。なにか足りなければ、あとは買えばいい。

ってことで、行って参ります。
帰ってくるのは、日曜日。
クリスマス・イン・コリア〜。



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2005年12月21日(水)

大忙しの週末。

怒濤の週末も終了。
映画祭終わってから1本も映画観てないー!
観させてくれよ、映画ぁーーー!(T□T)

ってことで咆哮はさておき、昨日は仕事終了後、いろいろと
用事をすませて、この木曜日に迫っている韓国旅行の予定を
詰めるためのミーティング…の予定だった。

化粧水が無くなったというみちっこさんと丸井に買い物に行き
なぜかダウンジャケットを買って来たミチヨ。
あんなにももう今年は洋服を買わないと心に決めていたのに。
しかもですよ。
あのダウンは何回も見ているわけですよ。でもあまり興味が
わかず着てもみなかったわけですが、たまたま目にとまり
袖を通してみたらば、

「あら、似合う(・∀・)」

自分で言うのもなんですけど、色も形も自分にぴったり。
さんざん悩んだ挙句(30分以上)、買ってしまった。
たまこさんもお揃いの白のダウンを購入!
丸井で待ち合わせたミニーまで、スカートを購入している始末。
なにやら買い物の神が完全に宿っていたみたい(笑)

思わぬお気に入りモノを手に入れたシアワセを胸に居酒屋さんへ。
これがまた長い長い!(笑)
最初はまず笑っちゃうほど食べて、それからやおらデザートを
食べながら予定を練って、終わってみたらば5時間同じ店にいた。
うー、その日は両親の年賀状をでかさなければなかったのに!

一夜明けて、日曜日の朝。早速年賀状にとりかかる。
デザインは案外早く決まり、さてと印刷…と思ったら。
黒インクのところにどうやってもノイズが。
何度ヘッドクリーニングをしても線が入るので、近くの電器屋へ
印刷されたものを持って相談に行く。その店員はひとこと。

「それは直りません。修理は10500円。修理されるか新しい物を
買うかはそちらで決めてください。修理も年内には間に合いません」
と、完全シャットアウト。猛烈に頭にくる。

なんなのその横柄な口の利き方はっ!
あんたのところで買ったプリンターなのよ、悪いと思ってなくても
「すみません、それはもう修理しか方法はないと思われます」
ぐらいの口の利き方できないのかっ!
パソの調子も悪いのでその相談をしても、なんだか感じ悪い。
無性に腹が立ったので、話の途中で「もういいです」と切り
帰ってきた。後をついてきたけど完全無視。
わたしがここまでそういう態度をとるのも珍しい。

でも店員の態度はさておき、年賀状がもう自分のプリンターで
出せないと思ったら、目の前が真っ暗になった。
仕方ない、職場でやるか…?
でもノズルチェックしても欠けたりしてないんだよなぁ…。

くやしいので何度も何度もヘッドクリーニングしたら直った。
おのれー、ベ〇ト電器!直ったじゃないか!

そんなことをやっているうちにもう出かける時間。
今日はよくいくワインバーの常連さんが家を建てたので、
新築祝いにお呼ばれしてるのだ!この悪天候の中、バスで
出かける。…なのにバスも来ないじゃないか(´Д⊂
30分待っても来ないので、違う方向行きのバスに乗り、
乗り換え作戦。

もう凍えすぎて死にそうな状態の中、息も絶え絶えに辿り着いた
新居は、それはそれはスタイリッシュで、だけどぬくもりのある
お宅だったー。お料理もワインも上手かった。ケーキも。
酒店のおやじに作ってもらったタラコスパも激ウマー。
しあわせー。しあわせー。しあわしぇー。

人生初ドンペリも体験してきた。
ドンペリで思い出すのが浜田省吾ってのが悲しいところだけど
キリリとしまったお味でした。もっと甘いのかと思ってたよ。

飲んだくれ、食い倒れ、ぽやや〜んとなって帰ってきました。
あー、明日からまた地獄の日々。がんばらなきゃ。
それにしても長いな。わたしの日常を書き綴っても、楽しく
ないだろうけれど(笑)、最後まで読んでくれたそこのあなた、
ありがとう。わたしはこれからまた両親の年賀状制作をします。



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2005年12月18日(日)

洋服のお値段。

昨日は職場の忘年会だったわけですが。
これがまた結婚式並みなんですよ、規模が。
着ていく洋服もまた悩みどころ。
今回は数年前のパンツスーツを引っ張り出して、着てみましたが…。
形も古臭く、なんだか恥ずかしかった。

そんな中、うちの課のおしゃれさんF子さんが、黒のめっさ可愛い
ワンピースを着てた。その子はいつもおしゃれさんなので、
遠巻きに「可愛いなぁ」と眺めていたのだけれど。

宴が始まり、たまたま着ている洋服の安さ自慢みたいな会話に
なり(笑)、なんとそのF子さんのワンピースが780円ということが
発覚。しかもダイエー産。

えーーー、780えんっ???(#゚Д゚)ノ

び、び、びっくり!

買い物上手も然ることながら、その着こなしの優雅さよ!

お安いものを着ても安く見えない人っているのよ。
逆にいいものを着ているのに安っぽく見えちゃう人も。

自分に似合うものを知っている人というのは、相当な威力を
発するよなぁー。彼女はそういう努力も怠らないし。

20代の後半、一時期ブランド物ばかり買っている時代があった。
もう落ち着いた年なわけだし、きちんとしたものを着ようと突如と
して思い始めたのがきっかけ。
たしかにいい値段のするものは、品物ももちろんいい。
何度はいたって膝がでないパンツ、何度洗濯したって形の崩れない
シャツ。一度着出すとやめられなくなる。

でも今は、流行ものなら安いもので十分!と思うようになった。
ちなみに今着てるキャミソールは2900円だ(笑)
かなり気に入って着てたりする。

自分が気に入っていれば、安かろうがちょっとお値段が張ろうが
あまり関係ないかなぁと思ったり。ただベーシックなものに
関しては、それなりのもののほうが長持ちするのでケチらない
ようにしてるけど。>でもそうは言いながら相当ケチくさい。

780円の激安ワンピースを、さらりと華麗に着こなすF子さんを
羨望の眼差しで見つめながら、さてといっちょ洋服でも欲しく
なったなと密かに買い物魂に火がついたみっちゃんなのでした。



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2005年12月16日(金)

ここがダメだよ、日本人。

随分前になるのだけど、シーちゃんが温泉に行ったときのこと。
となりのおばあちゃんが、いきなり洗い場で後方に倒れたそうだ。
シーちゃん、慌てておばあちゃんを助け起こし、
「大丈夫?大丈夫?」と必死に問いかけてみたところ、
ばあちゃんはかなり体格がいい方で、もともと体力が落ちてるのも
あって、自分で自分を支えられなくなり、後ろへ倒れこんだと
言うことが発覚。シーちゃんは、シーちゃんのお母さんと一緒に
そのばあちゃんのお世話をしてきたらしい。
幸い、座ったまま倒れたので大事には至らなかったのだけど。

そしたらそのばあちゃん、
「あんた、悪いけど背中流して」とシーちゃんに命令!
シーちゃんは腑に落ちないながらも、しっかりばあちゃんの
背中を流して帰ってきたそうだ(笑)

その報告をしてたシーちゃんが、呆れたようにこう言った。

「ばあちゃん1人倒れているのに、周りの人なんて全然構わずに
 自分のことやってるんですよ?おかしくないですか?」

おかしいよっ!ミチヨ、怒る。
そうなのだ、最近そういう無関心な日本人が多すぎない?

この間、わたしも似たようなことがあった。
わたしは仕事帰りに本屋に寄ったのだけど、そこで10代の
女の子がいきなり目の前で倒れたのだ。

みっちゃんビビりまして、右往左往。
しかもよくみるとその女の子、失禁までしてるじゃないですか!
ただごとじゃない!と思ったわたし、周り見て愕然。

だってその倒れてる女の子を、お客さんたち避けて通ってるんんだよ!
店員さんも「ぼ===」っと見てる。あり得ないって!!!

みっちゃん、店員に叫ぶ。
「ナニしてるんですか!ご家族探してください!」
「電話貸してください!」

自分の職場の近くだったので、いろいろ手配して病院まで
運ぶことになったのだけど。

おかしいよね?
そこに女の子がバッタリ!と倒れているのに、なんで知らない
フリできるのかなぁ。こうやって倒れている人を放っておけないのは、
わたしが病院に勤務してるから?違うよね、違うんだよ!

最近アレですね、他人に無関心な人、多すぎますよ。
いいんですよ、知らない人には無関心でも。
でもさ、病気の人とかお年寄りの方とかさ、困っている人が
いるんだから、無関心を装っていい人と悪い人との区別ぐらい
つけようよ。なんだか日本の先行きが不安になった。

無関心にもホドがある。ほんとにもー。



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2005年12月14日(水)

興奮の週末。

どうも、こんばんは。
いやー、なんとも忙しい毎日を過ごしてました。
いやね、何をしてるわけではないんだよね。
例えば仕事が溜まって残業したり、語学の宿題を必死に解いたり
ダーリンにまつわる本を熟読したり。

気がついてみれば、ハリーポッターとかSAYURIとか、もう公開
してるって話じゃないですか。え、キングコングも?
なにやら本気で浦島太郎状態ですよ…。

ってことで、この週末は一体なにをしてたかと言いますと。

楽しみにしていたアンジェラ・アキのライブに行って来ました。
それに伴って、札幌からくーちゃんご夫婦が来函。
もちろんわたしのリアルフレンドたちも大集合!ってなわけで
気が付いてみれば、総勢8人でライブ行きーの、ご飯食べーの、
笑いーの、腹筋いてーの…っていう時間を過ごしてきた。

初めて聴くアンジェラさんの声は、まっすぐにわたしの心に届き
震わせて、揺らせて、高揚させて、嫉妬させて、そして温かくして
くれた。外は猛吹雪。金森ホールの中だけが、ロウソクの炎のように、
ゆらゆらとオレンジの柔らかな光に包まれていた。

今回、アンジェラさんに花束を用意してみた。
通路側に座っていたY嬢に、渡してもらおうと思っていたのだ
けれど、最後の曲が終了したとき、Y嬢が私の手を引いて舞台
まで連れて行ってくれた。アンジェラさんは気が付かない様子
だったので、無礼を承知で「アンジェラ!」と呼び捨ててみた。

アンジェラさんは、柔らかな表情でそれを受け取り、握手して
くれた。ラストの『HOME』でもはや心のバケツが決壊寸前だった
わたしは(表面張力でなんとか凌いでいた^^;)、もうそれで
完全に崩壊。最後はアカペラでクリスマスソングを歌ってくれた
のだけれど、ぐしゃぐしゃに泣いてた。沁みるなぁ、本当に。
わたしたちの用意した、真っ赤な花束がまた舞台に映えてて、
本当にいい夜だった。

思わぬ嬉しいハプニングもあったのだけど、それは内緒☆
ものすごく興奮した。他人事なのに(笑)

その後は、よく行くお店に行き、たくさんの話をしてみたり。
久し振りにたくさん食べ、たくさん話し、満足満腹の夜。
0:00を回った頃、解散。ほんと楽しかったす。

次の日は、目の玉が飛び出るようなダーリンからのメールで
跳ね起きた!うにょーーーーー!脳内アドレナリン大放出。

ご機嫌なまま、くーちゃんたちと『汪さん』にてラーメン。
その足でなぜか『SCORE』さんに行き、プリンパフェ。
食べすぎ、食べ過ぎ!カロリー摂取しすぎーーーー!

鮭のハラスを探す旅にでて、みちよ思いっきりスッ転ぶ。
恥ずかしい(。-_-。 )

あー、今考えても、充実した楽しい週末ですた。
あ、そうそう、あのあと新しくできた図書館にも行ってきた!
ものすごく興奮っ!これで本を買うお金が節約できるぞ!
近々、ネット予約なんかもできるようになるらしいです。
平日も20時までやってくれるようになったし、返却は24時間、
しかもドライブスルーまであるんですって!
軽食も摂ることができるし、なんといっても勉強するスペースが
たくさんあったのが魅力。もっとあってもいいくらいだけど、
文句は言えまい。

ってことで『SPEED』と『だりや荘』を借りてきた〜。
これから読みます、楽しみ!

ってことで、支離滅裂なニッキになりましたけど、結果を申せば
アンジェラさんは素晴らしい、くーちゃん楽しかったっす、
残念だったね(ニヒヒ)、わたしのリアル友たちもありがとー、
たまこさん、スコーン美味しかったデス、図書館ラヴー、
エフロードの床は滑ります、ご注意を!ってな感じです。



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2005年12月13日(火)

映画祭レポレポvol.6

わー、長いなぁ。すまんね。
ダーリンも出てこないのにね(笑)←ニヤリ。

12月4日(日)vol.3

大杉さんは、退場されるときわたしの手も握ってくれた。
ありがとう、大杉さんっ!

ぼ==っとしてたら次のプログラムは、俳優の池内博之さんが、
監督としてやってくるのだった!彼には一度、映画祭にいらして
いただいたころがあって(『ロックンロール・ミシン』で)、
そのとき、一緒にたくさんお話させていただいた。

わたしの車に乗せて、市内を走ったことだってある。
彼の梅チューハイお湯割りを作ったのもわたしだ。
「(お湯割りチューハイが)冷たい」と文句を言われたことだって
あるのだ。←自慢。

でも池内監督も、今回は仕事の都合上トンボ帰り。サミチイ。
相変わらず顔が小さい。小さすぎっ!
あまりの時間のなさに、インタビューはできなかった。
残念。でもY嬢がこの短い時間を狙って、プレス用の写真を
撮ってきてた。エライ!(でも手元にないので自分の写真を
使ってしまたたわ、ごめん。>私信)

そしてあっと言う間に帰って行かれてしまった。
あうー。サミチイ。

そんでもってラストは、あの鬼才塚本晋也監督が『ヴィタール』を
ひっさげてやってきた。でもヴィタールは函館で上映済みなのだ。
集客が心配だった。前の2作が入ってただけに、少しだけ淋しかった
けれども、塚本監督のトークもまた絶妙だった。
なんでこんなに面白いんだ??もっとコアな人を想像してたのに
ものすっごい軽快なトークで、魅了されてまった。
いやー、今回はゲストがみなさんステキな方たちばかりだった。
ってことでクロージング。終わった…。長かった…。

終わったらば、すぐに撤収作業をして、打ち上げ突入!
今回は塚本監督をおもてなしするために、魚介の美味しいお店で
実行委員だけで飲むことに。でもムロツロシさんや、藤江監督、
まだまだ残っているたくさんのゲストさんたちとお酒を飲むも、
席が狭くて移動できないため、わたしはスタッフたちとちんまり
飲んでたり(笑)

ダーリンのことを思い出しては溜息をつき、ものすごく逢いたく
なって、メールを送ってみた。スタッフの元気な写真とともに。
もちろん自分も小さく写って。
きっとさもしい気持ちが働いたのだ。もしかすると返信がくるん
じゃないか、もしかすると前みたいに電話できるんじゃないか。
でもダーリンはいま、新作の撮影中。連日徹夜と言ってきた。
無理だよなぁと諦めつつ、ちびちびビールを飲む。

大杉さんの記事をあげなければならなかったこと、boneさんを
1人で残してきてること(M嬢がお相手してくれてたありがとう!)
もろもろが気になって、途中退場。いつもの打上げ会場で、
boneさんたちと記事を書きながら談笑。

打上げを終えたスタッフたちが、戻ってきて、塚本監督たちと
わいわいやってる。わたしも頑張って記事を上げた。
am1:00くらいかな。

少しだけお酒も入ってたので、本音がポロリと出た。
「ダーリンからメールがこない。」
なんだか悲しくなった。この映画祭にダーリンがいないなんて!
いつもそこにいるはずのダーリンがいないなんて!!

悲しい顔をしていたら、Y嬢が見るに見かねて電話をしてくれた。
「みちよさん、出たよ!」
Y嬢が電話を回してくれた。

「監督ぅぅーーー、加藤ですぅぅぅ(T□T)」

電話の向こうでダーリンがゲラゲラ笑ってる。

「逢いたいですぅぅ。函館きてぇぇぇぇーーー(T□T)」

恥ずかしくて、なんだかわからないキャラになってた。
周りはガヤガヤしてて全然聞こえないので、Y嬢の携帯なのに
それをもって店の外へ出た。

「いやね、来月札幌に行くことが決定したんだよね」
「えーーーー!わたしもいくーーーー!」
「い、いやね(引いてる)、それで函館にも行けないかなと思って」
「ぎでぇぇぇぇぇぇーー。(きてーーーと言っている)」
「それでね、あーでね、こーでね・・・」

いろいろ近況をきいて(つか聞き出した。いつクランクアップ
なのかとか、いつになればヒマになるかとか・笑)、そして
ダーリンを函館に呼ぶために、わたしが動くことになった!
なんでもやるよ!あなたに会うためならっ!

あまりに長い間話してもY嬢に悪いので、…とかなんとか言いつつ
いろんな人に電話を回して、みんなも嬉しそうだった。
あー、逢いたい。でももうすぐ逢えるかも。
函館がだめなら札幌まで行く。絶対、絶対!

ってことで、電話をきった。Y嬢、ありがとう。
ほんとうにありがとうでした。電話代ごめんなさい。

個人的には満足しつつ、夜は更けてゆく。
そして2:30。やっとお開き。これでもかなり早いお開きだ。
塚本監督が帰るとき、わたしは一言もお話できてなかったので、
「監督の蒼い色が好きです」とつぶやいた。
「ヴィタール、初日に見ました。もっとお話したかったです」
そしてなぜかわたし、塚本監督に抱きついてますた。
なんでだ??酔っ払ってなんていなかったよ??

なんだか抱きつきたい気分だったんですよね。
そして「see you 来年!」と手を振って、送り出したのでした。
それにしても、なぜわたしは塚本監督に抱きついたのか。
それまで一言も話してなかったのに。摩訶不思議。
「シノハラに言いつけるぞ」と誰かが言った。
いいよいいよ。言っても全然いいもんねー。愛があるからね(笑)

でも塚本監督、すごく普通の人だった。もっとどっかいっちゃってる
人かと思ってたの。>失礼ねっ!
また来年逢いたいな。次はもっとお話したいです。

ってことで、映画祭のレポはおしまい。
今年は色々あって、ほんと実行委員辞めちゃおうかなと本気で
思ったこともあったのだけど、終わってみたら実に有意義で
楽しかった3日間だった。もっといい映画祭にするために、
もうすこし頑張ってみようと思った。

たくさんの人に触れ合えるこんな機会なんて滅多にないしね。
もしこれを読んでくれた方々で、この映画祭に来たいなーなんて
思ってくれたら、もう是非いらして!
なんのお構いもできませんが、この雰囲気だけは共有できるし。

あ、このたびはmista-boneさん、本当になにもお構いできずに
ごめんなさいね。結局食事もアレ1回きりだったし。
もっともっといろんなところにお連れしたかったけど、なにぶん
時間が足りなくて。ごめんなさい。
でももし気に入ってくれたなら、また遊びにきてね。
あの程度のことならいつでもできるし、来年もあの空気のまま
あそこで映画を上映してると思うので。

今年の映画祭で出会えた全ての方に感謝の気持ちをこめて。



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2005年12月07日(水)

映画祭レポレポvol.5

12月4日(日)vol.2

もの凄い緊張の面持ちで控え室に入ると、大杉さんはそこにいた。

うわあ…。(*゜ロ゜)

彼の圧倒的な存在感に、押しつぶされそうになる。
もしも気難しい方だったらどうしよう。
だってインタビューする項目さえもなにも考えてない。
「まったくこれだから素人は」って思われたらどうしよう。
映画祭の顔に泥を塗ったらどうしよう。
何を聞いたらいいのだろうか。いい質問とはなんなんだろうか。
一気に血の気が引いた。
今までのインタビューとは違うのだ。ぶっつけ本番なのだもの。

「はじめまして。イルミナシオン映画祭の加藤と申します。
 こ、このたびは、遠いところわざわざお越しいただきまして
 あ、ありがとうございます。」

…噛んでるし(´Д⊂

大杉さんは、函館市を一望できるレストランの一角にいた。
大杉さんの背中には、雪化粧した函館が煌いていた。
やらなきゃ。みっちゃん、意を決する。

まずはやはりコレだろう。

「ご苦労された点は」

この映画は、仕事を中途退社した50代の男性が、サーフィンを
することで自分を取り戻していく話だ。大杉さん初主演!という
ことで話題を呼んだ作品だし、大杉さん自身も、この作品で
サーフィンに初めて挑戦したんだもの。

大杉さんはわたしの目をしっかり見て、ものすごーーーーく
丁寧にお話してくださった。まるで雑誌の取材並み。
わたしはレコーダーを持ってないし、彼の言葉を耳で聞き、
必要なキーワードのみをメモし、あとは記憶するしかないのだ。
必死に聞く。合の手もいれなくてはいけない。そして会話にも
しなくてはいけない。完全に気負っていた。

けれど、意外なことに大杉さんの言葉はすっと耳に入ってきた。
上手なのだ、話が。わかりやすくて、ポイントをきちんと
押さえてくれる。緊張は徐々にほぐれていく。

言葉に詰まることがない。
自然に質問が浮かぶ。それに答える。大杉さんが他の話をする。
質問をする。その繰り返し。

「手短に」と言われていたインタビューは、たぶん15〜20分
くらい行われた。「随分長かったね」とスタッフが心配していた(笑)

なんて気さくな方なんだろう。
取材を終えて、席を立とうとすると大杉さんは立ち上がり、
手を差し伸べてくださった。自ら握手を求めてくれたのだ!
ぎゃ======!!!(#゚Д゚)ノ

やっとことの大きさに気が付いた。
あたたかかった。

「加藤さんは、こういう取材とかをお仕事にされてるの?」
大杉さんが尋ねてくれた。
「いえいえ、普通の会社員です。」
「えー、そうなんですか。何をされてるんですか?」
「病院の事務です」
「えっ!そのようなお仕事の方がこんなことしてるんですか!」

びっくりされたようだ(笑)

何度もお礼を行って、席を離れた途端、震えがきた。
忘れないうちに記事を書こうと思い立ち、ペンを取り、記事を
整理し始めたら、大杉さんがみんなで記念写真を撮って下さる
というのだ!

どどどどどどどどどどどど!!!!

どこからともなくスタッフが走ってくる!(笑)
ボランティアの学生たちも、わたしたち実行委員も。
本気で走った。

一応スタッフなので、個人的写真は遠慮しましたけれど、
この記念写真は宝物。わたしのデジカメで撮ったので、大杉さんに
「見せて!」と言われ、デジカメを渡した。ふふふふふふふ。
わたしのデジカメは少し古い型なので、ディスプレィが小さいの
だけど、そのことでうちのスタッフと老眼談義をしていた(笑)

そのうちに上映終了。
これから40分のトークの時間。

会場の嬌声と歓喜の声に迎えられ、大杉さん登場!
ものすごいどよめきがおこった。格好よすぎて見とれてしまう。

ところが大杉さんはすごい人だった。
わたしのインタビューのときは、ものすごく真剣に丁寧に
答えてくれて、それはどちらかというと語りかけるというよりは
しんみりと会話をするという感じだったのだけれど、観客を前に
した大杉さんは、これがまたオモロイ大杉さんに大変身!

えーー、この方、こんなにオモロイ人だったのーーーー!?
ほんとびっくりした。たぶん実際に彼と話をしたからわかる
びっくり具合。さっきの大杉さんと全然違うのだ!

でも違うと言っても、どちらが悪いというのでは全然なくて、
むしろどちらもものすごく魅力的で、ものすごく大らか。
わたしのときは「ダンディーで渋くて自分の仕事に誇りを持つ
俳優、大杉漣」という感じだったのだけど、舞台の大杉さんは
とにかくとにかく会場を沸かせることに徹していた。

トークが絶妙なのだ。明石家さんまもビックリですよっ!
あんなに面白いトークも久々だった。
全てにおいてプロフェッショナルな方なのだと感心した。
ますます好きになった。

トークも終わり、さて退場というとき。
普通のゲストの方々は、出てきたところへ戻り、拍手で送られる
という形で帰っていくのだけれど、大杉さんは違った。
舞台を降りて花道を歩き、観客のみなさんと握手をしながら帰って
いったのだ!これにはわたしたちも唸った。
ものすごいファンサービス。ものすごい温かい気持ちの持ち主!
涙が出そうだった。ここまでしてくれたことに関して。
本当に本当に会場を魅了した。最初から最後まで。
映画ももちろん素晴らしかった。

お仕事がお忙しくて、泊まっていけなかったことが悲しかったよ。
ぜひぜひたくさんの生のお話を聞きたかった。
でも絶対にまた来てくれるとおっしゃったので、それを待つ。
すごい人に出会っちゃった。すごい人とインタビューしちゃった。
宝物だ、一生の。



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2005年12月06日(火)

映画祭レポレポvol.4

いよいよ最終日。

12月4日(日)

目覚まし時計を2個かけた。
あっと言う間に夜が明けて、目覚まし時計がおはようを告げる。
「はいはい、わかったよ。起きるってば」そう独り言を言った。

っが。

次に目覚めたら、もの凄い時間になっていた!
あり得ない、あと45分で初回の映画が始まっちゃうっ!!!
一気に目が覚めた。シャワーを浴びて(文字通り浴びただけ)
化粧もソコソコに猛ダッシュっ!

初めての寝坊。あり得ないーーー。
ま、わたしがいなくても上映は滞りなくできるのだけど、
朝9:20に集合してる他のスタッフに申し訳ない…(´Д⊂

ちょっぴり遅れて1作目『ジーナK』を鑑賞。
石田えりの裸体に目がくらむ。凄い、きれいーーーーー。
ARATA格好いいーーーー。そういうところにばかり目がいって
困った。SHUUBIも良かった。特に目が。

上映終了後、外に出たら凄い人だった。
だって次は大杉漣さん主演の「ライフ・オン・ザ・ロングボード」
なんだものっ。まずはお客様を安全に会場に案内するために、
大声で誘導。…すると。

「みちよさん、大杉さんからインタビューの承諾がとれました!」
…と耳を疑うお知らせが!
だって大杉さんは、飛行機でトンボ帰りなんですよ!
お忙しいのに、まさかOK??@@

しかもこれを上映前に観ていたのはわたしだけ。
おのずとわたしがインタビュアーになることに!
どうしよう!インタビューの項目さえも決めてないよ!
しかも大杉さんよ??天下の大杉さんなのよ???@@

グルグルしてたら、ミニー&シーちゃん&たまこさん発見!
みちよさ〜ん!なんて手を振ってくれちゃってる。
ごめん、みっちゃんそれどころじゃない。
…そう思ったら、なんと彼女ら、大杉さんと同じロープウェーで
山に登ってきたというのだ!わー、すごい!
彼女らのすぐ前にmista-boneさんがいた。

…ってことは?
彼も一緒に登ってきたらしい!しかも一緒に写真を撮ってきたと!

今回、取材にはものすごい規制が入っていて、地元の新聞社も
大杉さんの撮影許可が下りなかった。写真を撮っていいのは、
映画祭の記録用のフィルムと、わたしのデジカメと、映画祭の
スチールのみ。次の日の新聞には、大杉さんは写らず、客席が
載るという異例の規制だったのだ。

それを一緒に写真ですとーーーー??\(゜ロ\)

なにやら山の上に登ってしまうと写真は一切禁止となるため、
大杉さんが「ロープウェーの間しか撮れないからどうぞ」と
皆さんに言ってくれたらしいのだ。なんて素敵な方なのか!

さぞ同じロープウェーに乗り合わせた人たちは、興奮しただろうなぁ。
この映画祭のいいところは、こうしてゲストとファンが触れ合えること。
だって山の上に行くには、冬場はロープウェーしか交通手段が
ないのだもの(笑)

さてさて、そろそろ開場。お客様を会場にご案内。
今回は整理券を発行して、整理券を持つ方のみ鑑賞できるように
したため、会場は満席だった。大きなトラブルもなく、映画は
始まった。ふぅ〜とため息をついたら、きた、きたよ!

「みちよさん、出番です!」



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2005年12月05日(月)

映画祭レポレポvol.3

もういっちょ行きますよ。

12月3日(土)vol.2

『サマータイムマシン・ブルース』を鑑賞後、また大急ぎで
下山。今日も牛頭があるのだ。今日はboneさんも牛頭の仲間入り。
帰ろうったって、帰さなかったし。←鬼。

また会計をやるも、今回は芸能人ゲストが日曜日に集中したため
一般のお客さんが少なかった。永瀬さんのときなんかは、
あそこに何人いるんだ??と思うほど人がいたのに。
それより一昨年なんかは、みんな立って飲んでたもんな。
でも適度なゆとりがあって、それもありかなという感じ。

boneさんを1人残し、わたしたちは記事書き。
今回はマメにセーブしつつ(学習)、『運命じゃない人』の
インタビュー記事を書く。途中煮詰まったので、映画のレビューの
達人boneさんを呼びつけ、相談に乗ってもらう。他力本願。

Y嬢とM嬢は、本広監督にインタビューしにいった。
羨ましい。わたしも本広監督とお話したい!
この記事を書き終えたら行くぞー!と心に決め、メラメラと
仕事。(え?そうは見えなかった?燃えてたんだって!)

じわじわと時は過ぎ、みっちゃん入稿!
よし、ムロツヨシさんと監督に逢いにいくぞっ!
boneさんと一緒に乗り込む。ひゃー、監督食べ物に燃えてる!
依頼されたところが「函館」と聞いて、一も二もなく承諾したらしい。
なぜなら食べ物が美味しいから。

食べ物の美味しいところをいろいろ聞いているときの監督の顔は、
まるでアンパンマンだった。可愛いったらありゃしない!
すーっかり監督のファンになっちゃった。ほんといい方です。
気さくで気取ったところが少しもなくて。いつもニコニコだし。

そのとなりにいたのは俳優ムロツヨシ。
これがまたメガネをとると、かなりの二枚目!
ものすごくいい男です。

本広監督に見出され、映画初出演がコレだったらしい。
彼はblogを持っていて、映画祭の前にそれを観ていたので、
「blog拝見しましたよ」と話しかけたのが昨日。
明日映画を観終わってから、少し取材させてくださいね!と
ニコリと微笑んでみたら、彼はもう満面の笑みで、
「はい!ぜひ!」と答えてくれた。この笑顔がまたよくて。

その彼と、牛頭で名刺交換。

土曜日「交渉人真下正義」から生まれた、寺島進さん主演の
「逃亡者 木島丈一郎」がフジテレビで放送されるのだけど、
彼はそれに出演するのだ!もちろん「交渉人真下正義」にも。
ってことで、その話をさんざん聞いて、彼のまっすぐなところに
ますます好感を持ち、この先どんどんBigな役者さんになることを
確信して、牛頭はオヒラキ。本広監督は、まだ函館の旅本を
眺めてた(笑)←汪さんをオススメしておいた。

でもれだけでは終わらない。まだ1作分、記事を書かねばなのだ!
いつもの3次会場に行き、シコシコ原稿を書く。
幾分余裕が生まれたイルプレ班は、陽気なおしゃべりなんかを
しつつお仕事。こういう時間もいいね、いいね。

でもさすがに体力が消耗してきたので、「うちに帰って続きを
書きます」と宣言し帰宅。原稿を上げ終わり、写真の加工なんかを
してたら、4:30を過ぎていた。寝なきゃ…。寝なくちゃ…。
まずは明日のためにおやすみなさい。2日目ようやく終了。



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2005年12月04日(日)

映画祭レポレポvol.2

はやっ!2日のニッキは20分くらいで打った。
自分ちのニッキてのは、こんなに早く打てるのに、どうして
イルプレはあんなに時間がかかるのだろう。不思議だ。

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12月3日(土)

映画祭2日目。早めに起きたはいいものの、忘れ物続出!
オー・ド・ヴィのDVDを持ってくるように言われてたんだ!と
気が付いたのは、家を出てから10分くらい走ったところだった。
うちに戻り、山まで走ったのはいいけれど(うちから山までは
函館を縦断するのだ!)スタッフ用のロープウェーにまんまと
乗り遅れる。ごめん、みんな。

でもホラ、わたしの仕事はプレスの仕事だから!と都合よく
解釈し、次のロープウェーに乗ると、「運命じゃない人」の
内田監督と同じ便だった。名刺を渡し取材の申し込みをして、
少しだけ安心。

「運命じゃない人」鑑賞。
なにこれっ!こんなに面白くていいのっ?天才、この人天才!
わたくし大興奮。この映画はずっと上映したくてしたくて、
絶対やりたかったら、ものすごく満足。達成感。

鑑賞後、監督にインタビュー。
クレイジーケンバンド似の監督は穏やかで丁寧。
ひとつひとつの質問に、柔らかく答えてくださる。
宮田は合気道の達人だとか、そういう裏話をきけて実は鼻血が
でそうだった。でもいまいち、わたしを売り込めずに(なにを
期待しとるんだ?笑)インタビュー終了。
わたしはいま、神様を話をした!と、新興宗教の信者になった
気持ちだった。興奮した。

この映画が終わると、わたしは猛ダッシュで山を降りた。
なぜならば、ネットの友人mista-boneさんがはるばる関東圏から
遊びにきてくれたからだ!

本当は空港までお迎えにあがりたかったのだけど、仕事もあるし
「勝手にホテルまで出てこいや」と突き放し(笑)、わたしは
ホテルまでお迎えに行く。それから、ランチ。
「塩ラーメン、ジンギスカン、スープカレー、カフェごはん、
どれがいい?さて決めろ!」とこれまた突き放す。

boneさんは「ではラーメンで…」と言うので、仲良くふたりで
「汪さん」へ。かけ炒飯も食べねばのぅ!
久し振りに逢ったbornさんは、前とあったときとちょっと印象が
違ってた。髪のせいかな?前はもっと明るい色だったよね?

逢っていなかったブランクは全くといっていいほど感じずに
(その前に打ち合わせとかで電話もしてたしね)お昼間から
爆裂トーク。汪さんのおばちゃんも爆裂(笑)

時間になったので、『ニライカナイからの手紙』を見るため
再度山へ。まぁまぁの入り。これがまた泣けちゃって。
わかっちゃいるけど泣けちゃって。わたしの前に座ってた
MCの方が、タオルハンカチ取り出して泣いてた(笑)
おいおい、MC大丈夫なのか??と思うほど、号泣してたのに
映画が終わったらシャキーーーン!としちゃって、さすがプロだわっ。
わたしが何年か前にやったMCとは大違いだわっ!
変なところに感心しつつ、無事終了。

次は『サマータイムマシン・ブルース』を鑑賞。
これはわたしの担当ではなかったので、何にも考えずにただただ
没頭!面白いーーーーー!好きーーーーーーーーー!
ほんとこの監督の小ネタは、いつもツボだ。
途中ワケがわからなくなったけど、どうでもいいや。
このアホさ加減と緻密なシナリオがあれば、それでいい。
ただ少し長いんだよなぁ。いや、好きだけど。好きですけど!

ティーチ・インも面白かった。ムロツヨシさん(俳優)も乱入し
充実のトーク。本広監督って、ほんと素敵。遊び心満点な人!
がぜん興味が沸いてきた。



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2005年12月03日(土)

映画祭レポレポvol.1

めさめさ久し振り。
こちらをこれだけ放置したのは、いつ以来…?

ってことで、映画祭やってました。
前準備もですけど、なんだか怒濤の日々だった。
あんまり聞きたくないかもしれないけれど、自分記録用に。

映画祭はコレですよ。↓
http://illumination.dish.ne.jp/index.shtml

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12月2日(金)

オープニングの日は、みっちゃんどうしても仕事が休めずに
しっかり仕事。山に着いたのは、オープニング上映が終了する
直前だった。崔監督と青山監督たちのシンポジウムを観たあとは
オープニングパーティ。その模様をレポしなくちゃなので、
デジカメと、手帳を片手にいろいろ忙しい…。

ふと後ろを見ると、「踊る大走査線」の本広監督はいるは、
「ユリイカ」の青山監督はいるは、崔監督はもちろんだし、
くらくら。今回はオープニングに俳優ゲストがいなかったので、
ちょっぴり淋しかったけれど、たくさんの方々のお話を聞いて
楽しかった。

でもわたくし大ポカをやりましたの…。
わたしたち、映画祭の期間中、「イルプレ」という新聞のような
ものを発行するのが主な仕事なのだけど、それに間違った記載を
してしまって、監督からクレームが…。わたしは直接怒られは
しなかったけれど、イルプレ班の総元締めが叱られたらしい。
がっつり凹む。初日からゴハンが喉を通らない・・・(泣)

でもやってしまったものは仕方がないので、気持ちを切り替えて
取材、取材。みなさんに迷惑がかからないようしっかりやらねば。

パーティ後は、「牛頭Bar」という二次会場(もちろん一般参加
大歓迎。ゲストと直接触れ合える夢の酒場)に移動。私たちは
会計係だったので、猛ダッシュで山を降りる。…と言っても、
最終ロープウェーなので、ゲストもスタッフも観客も全員同じ
ロープウェーでやんややんやと下山。青山監督もゴキゲン!

彼は初めて函館を訪れたらしいのだけど、なぜかアレですよ、
すごく気に入ったみたいで、パーティ会場で
「ここで映画を撮るっ!しかも近日中に!」と断言というより
宣言してた。嬉しいなぁ。絶対お手伝いするよっ!
ものすっごい気難しそうなイメージじゃないですか、青山監督って。
でもすっごいオチャメ。そんでもって字が素晴らしく美しいっ!
ああいう毛筆を書ける男、弱い。字のキレイな男はニ割増し!

そんでもって牛頭バー。
つつがなく会費を徴収して、そしてわたしたちは記事を書く仕事。
コノ時点で、もう23:00くらい…かな。
とにかくパソコン持ち込んで、各々担当の記事をダーーー!っと
打つ。でもね、自分のサイトにニッキを書くのとはワケが違う。
誰にでも書けるような文章に見えると思うけど、あれはあれで
いろいろ大変なのですよ(T_T)
イルプレ記者班3人、イルプレ構成班1人は、別室にこもり、
皆が大騒ぎしてる中、ひたすら頭を悩ませる。あの記事が明日
Blogに載り、たくさんの人がみる新聞になるのだ…。

そんなこんなで、さてと締めの文章を入れて終わり…と思ったら

いやーーーーー!フリーズぅーーーーーーー!(= ̄□ ̄=)ノ

パソコンが固まりましたっ!うんともすんとも!
「保存はっ?」「んなものかけてないよ!」
「かけないと!」「え、みんなかけてるの?」「かけてるよ!」

自分ちのニッキ書くときだってしたことないよ、保存なんて!
みんなキチンと仕事してるなぁ…。
あたしがセーブするときは、ゲームやってるときだけ…。
ゲームのセーブはまめにするほうです…と言ったらウケた。
そんなこと言ってる場合じゃないんだって!
わたしの記事がトップに載るんだって!
その時点で0:00少し前…。わたしの記事が入稿できないと、
うちの構成班(たった一人だけど)に大迷惑がかかる。

「わたし、家に帰って書くわっ!」即決。
人のパソコンって使いにくいンだよね…。
ノートだからマウスがないし。わしマウス人間だからさ…。

ってことで、家に帰ってまた同じことを書く。
でもどうして同じ文章って書くことができないんだろう?
絶対さっきの文章の方が上手かったはず。
さっきどういう言葉選びをしてたっけ…?と、そういうことを
思い出しながらやるので、なおさら時間がかかる。

かくしてわたくし、猛ダッシュでお家に帰り、記事を書く。
入稿してY嬢に電話したらば、そろそろY嬢も帰るというので、
映画祭第1日目は、こんなに盛り上がってなくていいの…?てな
感じで、肩透かしのまま終了。
ここにダーリンがいたら、絶対また遊びにでかけてた。
なんだかんだと仕事して、2:40くらいに就寝。

わー、こんなに早くていいのっ?
わたしが映画祭を始めて、たぶん一番早く寝た日だった。
いいの、いいの。体力温存!明日は朝から映画を観るんだ!



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2005年12月02日(金)

頑張ります。

明日から映画祭。
なんかそんな気がしない。
この日のために1年がんばってきたけれど、
頑張りが足りなかったのかな、文句ばかり言われてる。

でもお祭りですから!自分たちが楽しまないと!

今日はいきなり崔監督と初顔合わせ。
まっすぐに相手の目をみてお話をされる方だった。
如才ないというか、垣根を感じさせない振舞い方をされる方。

明日もし時間があれば、今日の話の続きを!
『刑務所の中』の裏話、すっごく面白かったのに途中で邪魔が
入ってしもた。「願います!」と明日手を挙げて、いろいろ
お話をききたいな。

『血と骨』のような作品から『クイール』まで、いろんな顔を
お持ちになる監督さん。でも崔監督の中では『月はどっちに
でている』が一番好きかも。岸谷さ〜ん!

ってことで、体力温存のため寝ます。
明日はどうしても仕事が休めないので、仕事後山へ向かいます。
社会人のカガミだよ、わしゃ。

エールをおくれ!無事に3日間過ごせますように!
今日、わしFMいるかに出たんだけど、誰か聞いてくれた人
いたかな?ひとりメールくれた人がいたよ(笑)
恥ずかしい…(´Д⊂



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自分用メモ
「親切なクムジャさん」「いつか読書する日」
「イン・ハー・シューズ」「ジェニファ涙石の恋」
「ライフ・オン・ザ・ロング・ボード」
また映画blogをサボってまふ。どうしようか…。あぁ…。

2005年12月01日(木)




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Thanks! Maniackers Design