日々の泡・あるいは魚の寝言

2005年01月31日(月) 月曜日

☆起きたら元気だったので、いろいろしてました。
月曜日は、あちこちに連絡したり、締め切りになっていたものを送ったり、そんな仕事がいろいろあったりします。

☆アカネヒメ5,初校ゲラをもう一度見直す時間があったそうなので、もう一度、熟読させていただいたののやりとり終了。
森友さんの挿絵ができあがったそうで、岩崎Sさんの電話の声が弾んでました^^ ああ、早く本にならないかな。その前に、再校やらなきゃだけど。でも、再校をするのが、楽しみで楽しみで。自分で字を読んでいて楽しくて。
本当に、よい物語が書けたと思うので。

☆「戦う科学者のお父さん」の話は、夕方に細かいあらすじを書き上げて、送ったところ、「好きです。私の好きな話です」と気に入っていただけて何より^^ あとは、担当の方にお任せしました。

☆ちょうどあらすじを書いていたときに、お友だちからのメールが携帯に着信。意外なところ(っていうか場所っていうか、車内っていうか)からのメールで、ちょっとこちらも風通し良くなったような、どきどきと楽しい気分のお裾分けをいただく感じでした。
ありがとです。携帯メールはこんなとき楽しいな^^
あ、自由業はいつも仕事中で、同時にいつも休んでいるので、遠慮無くメール下さって良かったんですよ^^ >癒し系の人
ほんと、私も楽しかったし(笑)。

☆全国的に寒い日が続くようですね。長崎も雪がぱらついたりしています。みなさま、暖かくしてお過ごし下さいね。



2005年01月30日(日) 日曜日

☆体調悪いの続行中。自業自得なので、誰にも文句言えない…。
いろいろメールいただいているのですが、そんなわけで、反応が遅れています。すみません^^;

☆頭の右側と、右の首のリンパと、右肩が痛いよう。右側をざっくりという感じですね。なんかそういう前世があったのかな。
熱測ってないけど、確実にあるしなあ。計った方が良いのかな。でも計ると病人モードに入っちゃうし。とかつい愚痴ってみる^^;

☆今日は、マリリン5関係の作業をしていたんですが、どう考えても、5巻じゃ終わらないんじゃないかな、これ^^;
五百枚こえても五巻で終わるのと、二百数十枚で五巻が終わって、六巻で最終巻になるのと、どっちがいいのかな…
ちょっと相談しないと。

一応、今回の巻の構成は、「過去に失われたものがあって、それをとりにマリリンが昔のアルシャンにいって、ユリアナ姫たちとあう」+「現在に戻ってきて、過去の世界で別れた人々のその後を知る」+「市街戦」+「エンディング〜その後の話」の予定だったんですが…。
「市街戦」以降は、次の巻に回した方が良いのかなあ。

☆そういえば、新作で、どうしても書きたい物語があったので、某社の人にあらすじを話したところ、「面白いですね!」とのってもらえたので、企画書を作成しなくてはならない、というお仕事もあるのでした。
一言でいうと、「お父さんが無敵の科学者(科学というより工学?)」という話なんですが、児童文学でだすには難しそうな話ではあり、ひょっとしたら、本になるまでに波乱があるかもしれません…。
でも、「かっこいいお父さん」は書きたいんだよなあ。なんとかしたいな。

書きたい話はいっぱいあるんだけど、次々うかんでくるんだけど、なんかこう、体力と持ち時間に限界があるのが、まだるっこしいです。

☆そうそう。ポプラ社の新シリーズ「コンビニたそがれ堂」も書かないと^^
これは、春くらいから本格的に取り組むことになりそうです。
ポプラのYさん、いつもありがとうです。がんばりますね。




ボークスSD 旧6番美白ヘッド。
この状態のヘッドを削ったり彩色したりまつげつけたりして、「お人形」の顔にするわけです。
この顔は、内藤ルネや高橋真琴の絵に似ているなあと思います。でなかったら、オードリー・ヘップバーン。
6番ヘッドは人気がないときいたのですが、私はかわいいと思うんだけどな。お人形らしい顔で。
予定としては、高すぎる鼻を削って、アイホールの形を整えて、古風な感じのお人形にする…って感じかなあ。
お仕事の合間に、少しずつ、やすりかけて、少しずつ削って、という作業なので、完成までに時間ががかると思いますが。
手足や胴体も、くっつけてあげないといけないですしね^^;



2005年01月28日(金) ちょっと休んだ

☆長崎に帰ってから、肩こりがひどかったのですが、昨日昼過ぎから、急に具合が悪くなっちゃって、今日昼頃まで、寝込んでました。

昨日は、児文協の雑誌の次の号の(自分が書いた場所の)ゲラを見て、速達でお返ししたんですが(今回、誌面批評をさせていただきました)、そのあと、少し買い物をして、家に帰ったあたりから、なんか説明しがたい疲れがきて。
いやもう、ひだる神ですか、みたいな^^;

でもこれはたぶん病気じゃなくて、年末からずっと続いていた睡眠不足のせいなんですよね。
朝四時五時まで働いて、朝九時十時に起きて働く、という日々を続けていたし。
で、起きている間は、休み時間は趣味のことしたり、家のことしたりしているので、フル稼働なんですよね。

忙しかったということもありますが、私は本当に眠るのが嫌いで、その時間が惜しくて、意識がある間は、やりたいことがたくさんある人間なので、調子が良いときは、いつもこんなになっちゃうんですよね。

それでも、昨日までは、すごい体の調子が良かったし、軽かったから、「なーんだ人間って、すごいもんだなあ」とか鼻歌歌ってたんですが。
…やっぱちょっとダメでしたね。反省しよう。

そんなこんなで、昨日は珍しく早く寝ていたら、夜に紅茶の方にいたずらカキコがあって、でも、私が気づいたときには、サイトのお仲間が速攻消してくださってました^^;
ありがたい(涙)。

正直、子どもが来るサイトは、信頼できる仲間たちがいないと、やっていけないと思います…。
おとなの訪問者の場合は、ぶっちゃけ、うちの掲示板で何があろうと、ごめんなさい、本人が対処してください、ですむところがありますが(ネット上で身を守るための勉強をするのも本人の責任だと思いますから。いやこれは自戒の念もこめて)、人生の初心者たちは、こっちが守ってあげないと。

☆岩崎Sさんと電話でお話し^^
楽しかったです。今度、お食事とカラオケにいきましょーv
お仕事のこと、うっかりしていて、すみませんでした^^;

☆ポプラ社Kさんとメールのやりとり。
いろいろまっててくださいねえ^^
「天空のミラクル」、卵がかえるのを待っているような気分で、どきどきしてます^^

☆子どもや教育関係のサイトをお持ちのみなさんへ。
最近、自費出版系の本の宣伝書き込みのコピペの投稿が、いろんなサイトの掲示板に書きこまれているようです。
その本の著者によるものなのか、関係者、あるいは読者さんによるものなのかはわかりませんが、壮絶なダブルポストになっていますので^^;
本気になってレスつけると、少し哀しいかもしれません。
いじめに関する内容で、自費出版の本の文章を引用してある、長文のものにはご注意下さい。
見分け方としては、その本の「書名」をグーグルに検索、で、一発で判明します。大量に引っかかってきますから…。



2005年01月26日(水) いろいろばたばた

☆長崎に帰ってきました。
しかしまあ、あいかわらず、するべきことが多すぎて^^;

すみません、岩崎Sさん、ポプラのKさん。
明日メールします!

☆そんな中、昨夜は、家族につれだされて、遅れたお誕生会だったのでした。かわいいプレゼントもたくさんもらっちゃって、はっぴーv
祝ってもらえる人たちがいるというのは、いいものですね。

お食事のあと、カラオケやさんで二次会になったときは、「疲れているから、一時間くらいね」とか最初はいっていた私だったんですが…
うたってみると、やっぱり楽しい^^
いろいろうたって、シメは、「やさしいキスをして」でした。
気持ちよかった。




☆MSDミュウスイートドリーム(Tさんカスタム)月子
寝ている子は、みているとなごみます。

☆新シェーラ5「妖精の庭」表紙のラフができあがってきました。
手を取り合って逃げるルビーとミシェールの映画のポスター風イラストです(手を取り合ってというか…ルビーがミシェールの手を、むりやりつかんでひっぱって逃げてるんですが^^;)。
佐竹先生のラフは、やっぱり素敵です。なんていうのかなあ、手足のポーズに、走り方に、そのまんま、キャラクターの性格がでてるんですよねえ。
説明が無くても、どんな子たちなのかわかる感じに。
三月に本が出る日が楽しみです。



2005年01月21日(金) 銀座で迷う

☆明日の創作教室のために、朝から、飛行機で上京しました。

☆夕方に、銀座で円山夢久嬢と待ち合わせしていたのですが、その前に、急遽、四谷三丁目で、童心H氏とあわなければいけなくなり、丸の内線を途中下車して、駅で少しお話しました。
仕事の話して、笑ったりもして、短いけれど、楽しい時間でした。

そのあと、銀座の待ち合わせのお店に向かったのですが、駅の出口から五分のはずの場所で、迷いまくり…

実に三十分間も、銀座をさまよっていたのでした。

あそこはなんていうか、華やかできらきらな迷宮だと思います(断言)。
だって、右をみても、左をみても、きらきらしてるんだもの。

お待たせしてしまった、円山先生、ごめんなさい。
お店の人にも、悪かったです。

でも、ごはんは本当に美味しかった(^-^)

実は、今日は、お誕生会だったので、ふたりでプレゼントの交換などしたのでした。
おいしいものいただいて、二次会は喫茶店に行って、遅くまで話し込んで、タロット占いなんてしちゃって、ほんと、学生時代なら、徹夜で語り明かしていたかもしれませんね。
誕生日が同じというのは、不思議に気が合うものですね。
ありがとでした、夢久さん。

☆銀座や新宿をさまよう間に、「天空のミラクル(仮)」の、挿絵の、そらめさんと、メールのやりとり。
キャラクターのラフができてきているのですが、これがまあ、ほんとにかわいくて。本になる日が楽しみです。



2005年01月19日(水) 原稿を読む

☆今日は、のんびりカップスープ飲んだり、お紅茶いただいたりしながら、土曜日の創作教室の合評会用の、生徒さんたちの原稿を拝読していました。

…なんかみんな、パワーアップしてないかな^^;?

いい作品が多くて、拝読していて、とても、嬉しかったです。

創作教室も、一月と二月の、あと二回で、私の分は終了です。
生徒さんたちとの別れが、きっと辛いだろうなあ…。
特に、後期の講座は、すごく盛り上がったので、あの雰囲気は、もっともっと長く、楽しみたかったような気もします。

…やっぱり、私塾をそろそろ開こうかな^^;
安めの価格設定で、生徒さんがプロになるまで、とことんつきあう塾。

私は人間が大好きだし、人と関わるのも、育てるのも、大好きだ。
そんなことをつくづく実感した、一年間の創作教室でした。

☆同業者の作家さんのサイトをみていて、ときどき、日記や掲示板の発言の内容を添削する自分がいたりします^^;
で、「うわあ、この日記はヤバいだろう」とか思ってたら、次にいったとき、内容が変わっていたりして、そんな時はひそかにほっとしたり^^;

子ども読者が来るサイトの場合、あまりにも危なげだったりすると、作家さん本人ではなく、その人の本を出している出版社に連絡を取ってしまうこともあります。<その方が話が早いことが多い
…お節介な奴なんですけど、ねぇ。

最近気になるのは、「ネット弁慶」になっている発言でしょうか。
そういうサイトさんって、児童文学関係には、ほんとに多い。
あまりに勢いが良すぎる発言を読んでいると、こっちが不安になる^^;
発言の内容自体はよくわかるし、この人は本当にそう思ってかいているんだろうなあ、とは思っても、自分の発言のノリに酔っている発言は怖い。

つっこみを入れたくなるんですよね。
「その言葉、あなたが文句をいっている相手(国でも個人でも体制でもなんでも)に対して、面と向かっていえるんですか」と。

ネットでは、一見、安全な場所から発言できるように思えるから…。
いいっぱなしが可能なように思えるから…。
不思議な万能感を感じてしまうところがあるから…。

だから、私自身も、注意したいと思います。
自サイトには、つねに、身の丈にあった言葉を残せるように。

それは、「だから思っていることもいわない」という意味ではなく、現実の場で、同じ意見を言えるという覚悟を持った上で、ネット上でも発言すべきだろうな、と、そういうことです。




フェリシア(MSDサンディー)と、ミルフィーユ(MSDナーシャ)。
フェリシアがだっこしているクマ(一部みえてます^^;)は、KOBUさんに、以前いただいた、赤いくまさんです。



2005年01月18日(火) ちょっと休憩

☆昨日は結局、睡眠一時間半くらいで、翌日深夜まで楽に動いてて、なんか体が軽い、とか喜んでいたら、やっぱりイキモノとしては、ひずみがあったらしく、今日は一日、頭痛の波に沈んでいました。

☆このあいだ、あまりにかわいいのでネットで注文した、草花木果の春の限定、口紅とお粉が届きました。コーティングされた紙のケースに入っていて、見ているだけで楽しいのでした。




ミルフィーユ(MSDナーシャ)と、くまさんたちと記念写真。
(お人形の写真が、紅茶の時間の子どもたちに好評なので、今回だけ、ちょっと大きめサイズ^^; ガラスの目のお人形が怖い人はごめんなさい)

なんかわけわかんない、ちまちました写真になってますが^^;
その、黒いつやつやした花の絵がついたものが、パレットなんです。
さりげに背景は、昨日までやっていた、シェーラ5のゲラもどきさんだったり。

パレットの中味の色もかわいいんだけど、それはまた今度。
草花木果、実は初めてたのんでみたんですけど、お肌に合うようなら、ほかの美容液なんかも、かってみちゃおうかなあ、とか、思ってます。
かわいいものはいいなあ。目に美しいものは良いなあ、と思う^^

☆あいかわらず、仕事の合間の気分転換は、お人形たちの細工だったり、着せ替えだったりするんですが、手をかけると、表情がぱっと華やぐので、みていてこちらもいい気分になったりします。
スーパードルフィーというお人形は、プラモデルみたいに、削ったりやすったり、組み立てたり、人間の顔みたいに、メイクしたり、絵を描くみたいに、陰影付けたり、と…
なんていうんだろう、立体的な絵を描き上げるような、そうして作品が完成後も遊べるような(着せかえたり、写真撮ったり。お部屋に置いて、眺めて喜んだり。あ、同好の士と語り合う喜びもあるか)、「ものをつくりたい」「きれいなものがすき」な人間にはたまらない、ツボに来る趣味なんだな、と、今更ながら思ったりしています。

とりあえず、今年は、ヘッドから手足まで、好きなものを買ってきて、一体分、自分で組んでみるのが目標だったりします(笑)。
旧ボディのパーツを、今のうちに集めなければ。

☆お誕生日おめでとうの、メールやカード、その他、たくさんありがとうございました。かもめのおめでとうスレッドも、携帯から拝見して、喜んでいました。すみません^^; 嬉しいです、はい^^
なんとかがんばって、今年もいろんなことをしようと思っています^^
この一年間も、いい仕事をいっぱいしたいなあ。



2005年01月17日(月) そして明けた朝

☆17日の朝に、これを書いています。
前夜から、お仕事して、貫徹で夜を明かしてしまいました。
あー、新シェーラ5のなおしが、やっと終わった。
これで前よりかは、シンプルな話になったはずだ…と、思う^^;

いや別に、貫徹なんてほめられたものではなく。
ただ単に、ここ数日、またちょっと体調が悪くて咳き込んだりしたので、仕事が進まなかったので、そのぶん詰めてみただけなんです。
夜から夜明けは、やはり一番仕事がはかどるし。

こうして何事もなく、誕生日の朝を迎えることができたというのは、本当に、ありがたいことだと思います。
ふりかえってみるに、今までの人生、やっぱり楽しいことの方が多かったので、遠い昔のこの日、生まれてきて良かったと思います。

あとそれから。
今までであってきてくださったみなさん、ありがとう。

…なんて、ちょっと今更ながら、書いてみたりして。

それじゃあ、童心社さんに連絡とったあと、少し寝て、郵便局にいってきまーす。
その前に、温かいミルクでも飲もうかな。

とりあえず、誕生日を迎えた日に、ひとつお仕事できあがったのは、気持ちが良かった…。

☆ポプラ社「天空のミラクル」のイラストレーターさんが、決定しました。かなりとっても、魅力的な絵を描かれる方なので、本ができあがる時が楽しみです。今現在、キャラクターのラフがくるのを待ってる、幸せな時間です♪



2005年01月13日(木) 買い物に行く

☆今日は、昼すぎに、岩崎Sさんと楽しいメールのやりとりをしたあと、ねこたちのごはんがきれたので、街にねこかん買いに行きました。

お買い物の目的は、ほかにもいろいろ。

・夏緑さん原作の、名作漫画「獣医ドリトル」が掲載されている、ビッグコミックを買うこと。

・お人形雑誌「Dolly bird」を買うこと。

・かかとがきれるので、ボディショップでボディバターを買うこと。
シャンプーその他、ヘアケア関係のものも、きれてるので補充。

曇天の長崎は、今日も寒かったですが、もこもこのコートを着込んで、いってきました。
で、首尾よく買い物を済ませておうちに帰り、いまはお風呂に入ったあと、ボディバターをかかとにぬりこんで、甘い香りにほんわかしてます^^
チョコレート&オレンジの香り〜v

なんだか、乾燥するたちなので、冬はかかとは割れるし、ひじとひざは、がさがさになるんですよ。子どもの頃は、あかぎれとしもやけで泣いてました^^;
でも、もうボディバターがあるから、大丈夫さ☆

ボディショップは、経営理念というか、企業の姿勢が好きです。
お品の香りや品質も好きだし、棚にいろいろ並んでいて手にとって選べちゃうところや、コスメからお風呂関係まで、なんでもそろっているところも好き。
そういえば、前に、笙野頼子の小説を読んでいたとき、ひょっとしたらたぶん、ボディショップの製品じゃないかな、ってものが登場してきて(妖怪ヨソメさんは、そこのシャンプーでないと肌荒れする、とかそういう内容で)、少し嬉しかったことがありましたっけ。
自分が好きなお店や品物が小説に出てくると、嬉しいものですよね。

☆猫ごはんもかいこんできたし、ドリトルは今回も名作だったし、Dolly birdで、お人形とドレスの写真を堪能したし…
エネルギー補給という感じの一日でした。

…ああ、ボディバター、いいにおいだよう。




「かぐやひめ」
黄色いシクラメンです。うっすらと、黄色いのです。
今年は忙しくて、シクラメンを買っていなかったのを思いだして、今日、買ってきました。
これは五月くらいまでは、咲いていてもらう予定^^

冬ごとに、シクラメンの鉢はほしくなります。今年はこの花^^
キッチンの窓辺と、ベランダには、もう何年ものかわからない、主のようなシクラメンたちが咲いてはいるんですが^^;

あと少し春が近づけば、プリムラを買います。
その前に、ヒヤシンスの水栽培かな?




2005年01月12日(水) ここ数日

☆ちょっと仕事の合間なので、わりとゆっくりめに過ごしていました。
時間をかけて、紅茶茶碗を洗ったり、泡のお風呂にゆったり入って、ついでに浴槽のふたを洗っちゃったり。歯を心ゆくまで磨いたり。
蜜柑を食べながら、テレビをのんびりと見たり。
そういうのって、ひとつひとつが、心がほっこりあたたかくなる、素敵な時間です。

☆あいまに、いろんな人と、電話で打ち合わせをしていました。
今日は、童心社さんと森友さん。
童心社は新シェーラですが、やはり、私が危惧していたこと(入り組んだ設定の説明が今回多いので、小さなこどもにはわかりにくいかも)が指摘されていたので、その件で。
電話がかかるのを待つ間、今朝は寒かったので、おきたあと、もう一度ふとんにくるまりなおして(これぞ自由業の特権というもの!)、「どうしたものかなあ」と、天井を見上げながら、考え込んでいたのですが、結果的に、「設定の説明の一部を、次の巻にもっていくこと」で乗り切ることを提案して、受け入れてもらいました。
それと、電話で話しているうちに、物語の中の時間経過が、うまく読み手に伝わりにくい原稿になっていることにも気づいて、いろんな出来事や人物の思惑を、時間軸の串刺し、って感じで、一度キャラクターに考えてもらうことにしました。
新シェーラは、長い年月の間に、たくさんの人々のそれぞれの思想や理念が同時並行で存在していて、そのうち、未来に向かってなんらかの行動を起こした人々の行為が、いろんなところで響きあって、時代を作っている、という物語なので、そのあたりのことを、うまく説明していかなきゃなあ、と再認識しました。

今日、童心N嬢にも、しみじみ話したのですが、たとえば一つの国や一つの民族があったとして、それがみな同じ思想をもっているとか、同じ感性の持ち主だとか、そう決めつける、ステレオタイプなものの見方はよくないよねえ、と。
歴史の中には、大量の人々がいて、そのひとりひとりの思いは(とくに庶民のそれは)後世に伝えられていないけれど、でも、生きてきた一人ひとりには魂があり、感情や夢や願いがあったのだと…
未来に向かって投げかけた思いや、夢には、叶ったものも叶わないものもあって、でも、存在しなかったわけではないのだと。
そのことを、今度のシェーラでは…他の作品でもですが、書いてゆきたいな、と思っているのです。

そのためには、やはり構成をもっとわかりやすくしないとなあ、と、ひとりうなずいた、おふとんの中だったのでありました。

☆その後、「アカネヒメ」の挿絵のことで、森友さんとファックスと電話のやりとり。アカネヒメの表情のことについて、心理的な解釈や説明を、いろいろと森友さんに語りつつ、「ふつうはここまで越権行為はしないんですけどねえ」と、森友さんに電話でいうと、
「どうして?」と、しみじみきかれる。
「村山さん、私はね、自分は俳優のつもりなの。で、村山さんは演出家。あなたの指示通りに、あなたの解釈で、私は演技をするの」
アニメーターというのは、そういうものなのだそうです。
なんだか、とても納得しました。
森友さんは、そういうタイプの、「職人」さんなのだそうです。

打ち合わせのあとは、なんだかんだと、いろんなおしゃべり。
森友さんって、私より年上だし、キャリアがあるし、立派な方なんですが…でも、かわいいところもあって、私は大好きです。
私のいまの忙しいスケジュールが終わったら、東京で遊ぶんだい。

☆<香水日記>
今日の香りは、ブルガリ・ブルー・ノッテのフェム。
ブルガリブルーをベースに、ウオツカとチョコレートの香りで暖かさと夜を表現した香り…とかなんとか、どこかに書いてあったかな。
実はブルーは、ジンジャーの香りが苦手だったんですが、ノッテは透き通る青の瓶の美しさと、香りの説明、ノッテ(夜)という名前に惹かれて購入してみたのでした。
感想は…トップはやはり、ジンジャーに少し負けました^^;
ミドルは、なぜか私の体だと、お香みたいに感じる^^;
しょうが+ウオツカ+チョコで、なぜにお香なんだろう…。

でも、ラストの甘さは、やすらぐ、いい感じですね。
ラストはとても好きです。ミドルのお香みたいな雰囲気も、日によっては楽しめるかもしれない。




ちょっとメイクをいじってみました。
フランシーヌさん。ドレスに金髪たてロール、赤い口紅で、アンティークドール風?





2005年01月08日(土) またあの日が過ぎて

☆今日は、うちの死んだ猫、ランコの命日でした。
2001年のことだったのですが、あの日から、何年たっても、不思議とあの日の痛みはよみがえるものです。

それは、家族としてともに暮らしていた存在が死んだ日であり、
私が責任を持って育てていたはずの猫を死なせた日であり、
一匹のいきたいと願っていた生き物が、目の前で、絶命した日です。

後悔することは、多々あり、今でも、もう一度、あの猫を育て直せたら、とは思いますが、でも、一方で

自分の死を通して、私にいくつも大変なことを教えてくれたあの猫に、その永遠性に感謝したいという思いは、日ごとに強くなります。

生き物は、「生きていたい」と願うものであるということ。
その思いは、絶対的に正しいということ。
生きることは、大好きな人たちや、日々親しんだ場所で暮らしてゆくものだということ。

私にとって、それは、世界中にたくさんある「真理」の中で、なによりも優先する真理であり、真実です。
漠然と感じていたことを、はっきりと見せてくれたのはランコだった。

生きること。生きていくこと。命を大切にすること。
そのことをうたうために、私は作家になり、書いているのだと思う。

大切なことを教えてくれた、ランちゃん、ありがとう。

いつか、虹の橋で再会しようね。



2005年01月06日(木) おわった、やほー!

☆妖精の庭、第一稿、さきほど、夜の八時台に、きちんと仕上げたのを、童心H氏に送りました。
現時点で、百一枚まで削りましたが、あとはゲラの前の段階(ゲラもどきさん)で削ります(九十から八十枚台にまで、あのシリーズは落とさなきゃならないんです)。字組と漢字の閉じ開きをしてもらっちゃってからの方が、作業が早くて完成度が高くできるので。

予定では、あと六時間早く仕上がるはずだったのですが、今日朝起きたとき、頭痛で一度死んだので(そして数時間後、頭痛薬の力で復活。ていうか、猫どもに「いつまでも寝てたらダメ!」と、布団にのられ、机を荒らされて、無理に起こされた)、時間に狂いがでたのでした。
そのへんちょっと悔しかったのですが、まあ終わったからいいや。
なかなか密度が濃い話になったと思います。ただ、設定がやや入り組んでいるので、小さい子どもたちにはハードルが高くなる危険もあるかなあ。
そのあたりは、名編集者H氏の意見も参考にしてなんとかクリアしたいところです。

☆私は実はかくれ社会派の児童文学作家なんですが、今回のお話は、ある意味、その色が強くでているかもしれません。
基本的には、私は人の思想にはあまりこだわらず、意見が違う人とでも共存してゆきたいと思うタイプの人間なのですが(だって、意見や思想の違いくらいで、人付き合いを狭くしていたら、つまらないじゃないですか ^^;)、ただ一点、神経質なくらい、逆鱗に触れる厭なことがありまして。
それがつまり、他者の生命を尊重しない態度や発言なのです。
まあつまり、「妖精の庭」は、そういう話です。

☆さて、昨年のクリスマスから、新年にかけて、たくさんのメッセージをいただきました。ありがとうございました。ひとつひとつ、大変ありがたく拝受いたしました。涙が出るくらい、嬉しいのもあったですよう。
年賀状は、一枚もかけなかったのですが、明日から、寒中見舞いのかたちで、少しでも、お返ししてゆきたいと思っています。
おそくなりまして、失礼いたしました。
本年もよろしくお願いいたします。

☆さてさて。晩ご飯でも食べるかなあ。今夜はセブンイレブンのほっけの開き(好物)と、お歳暮の残りのハム♪ マヨネーズをかけたハムって、シンプルに白いご飯と合いますよねえ。幸せ〜v

☆それにしても、今回、休み休みゆっくりモードで仕上げるのが、かえってストレスになった部分もあるので、やっぱり次からは、全力疾走で書き上げるいつものやりかたに戻そう、と、心に決めたことでした。

そういえば、この前の日記で、「ああもう春が近いのね」みたいなことを書きましたでしょ? あれを読んだ雨子嬢からメールが来て、
「先生、まだ冬のまっただ中です! あったかくしてお仕事してください」と叱られてしまいました ^^;
まあたしかに…暦の上では、まだまだ冬でした、ね(笑)。
でも、光はほんとに、明るい^^




琥珀ちゃん。



2005年01月04日(火) 春の光

☆いま、これを書いているのは、四日の夕方ですが、部屋の南側の窓から見る空の、その光と色合いが、もう春を隠しているような色ですねえ。
気温はまだ寒いけれど、いつまでも冬じゃないんだなあ。

のんびりペースで書いている新シェーラ5、おかげさまで、今夜深夜か、明日の午前中くらいには書き上がりそうな感じになってきました。

昨年末の疲れが残っていたので、ゆっくりめに書いていたのですが、それでも今日は右の首のリンパが腫れて痛いです。
年はとりたくないものですねえ。
二十代の頃は、少しくらいがんばってても、一晩寝たら治ったのになあ。

それで、今度は本当に疲れたので、シェーラが終わったら、休もう、とか、携帯もパソコンも持たずに、どこかの観光地にひそもうかしら、なんて妄想に耽ったりもしたのですが、結局は、そんなことはせずに、すぐに、「マリリン5」を書き始めることになりそうです。

というか、シェーラを書きながら、「これがすんだら、マリリンを書くんだ」とか考えていたら、「うわあ。ついに、マリリン完結編をかくんだ、わーい、やほーやほー」という感じで、脳がお祭り状態になったので(笑)、なんていうか、疲れというのは、書くことでしか癒せないのかなあ、とか、しみじみ想ってしまったり…。

まあとにかく、マリリンの最終巻の、最後のくだりの文章は、一巻を書いた時点で、もう決めていたので、あれをついにかくのか、と思うと、感慨深いものがあります。
マリリン・マリルーンが、どんなふうに自分の運命を選び取ってゆくのか、仲間たちのその後はどうなるのか…。
みなさま、楽しみに待っていてくださいね。
絶対に、いい話にする自信がありますから^^

☆でも今はとにかく、シェーラです。
ゆうべ夜中に、サウードを書いていて、自分でしみじみ懐かしかったり、サウードとミシェールの会話(微妙な因縁のある魔法使い同士)なんてのを書くのも楽しかったので、はやいとこ、これも活字にしなくては、なんて夜中に握りこぶしを作ったりしたものでした。
「妖精の庭」、少しだけ哀しいお話ですが、でも、謎と冒険と出逢いの巻です。楽しみにしていて下さいね。

☆コンビニで買った、辻利休の泡立ち抹茶オーレが美味しい…。
すごい美味しい…。今も飲んでます^^

☆<香水日記>
最近は、もっぱら、ボディショップのアモリト。チョコの香り。
ボディショップといえば、毎年買い損ねる福袋を、今年は、買えたので、幸せでした。わあいv
二日の童心担当H氏との打ち合わせのあと、ちょこっとお店によって、買って帰ったのです。




フェリシア。ふわふわのうさぎのストール。



2005年01月02日(日) 月日は流れる

今日は、長崎に帰郷している童心社のH氏とお話ししました。
とりあえず、シェーラを書けたところまでもっていって読んでいただいて、あとは、ゆっくりと、童心社の休みが終わるまでに書き上げることに。

H氏とは、私がデビューした翌年からのおつきあいで、おまけに同郷で、本の趣味や話が合うので、とても仲良しです。
いろいろ話しているうちに、ふと、彼が、来年の自分の年の話をして、
「え」
とびっくりしました。
思いもかけないような、年齢だったので。

出会った頃、ふたりともまだ二十代だったせいでしょうか、なぜかH氏は、永遠に年を取らないような気がしていたのです。
でも、私も年を取っているんだし、彼がそのままのはずもなく…

少しずつ、少しずつ、年を取っていくんだな。知っている人みんなといっしょに。
そんなことを今更ながら感じた、05年はじめの出来事でした。



2005年01月01日(土) あけましておめでとうございます

あけおめことよろ、なのでございます^^

今年もみなさま、よろしくお願いいたします。
私は今年は、昨年よりは少しゆっくりできそうなので、なるべくのんびりモードでゆきたいと思っています。

といいつつ、シリーズになっている作品がいくつかありますので、どうしてもそれなりに、時間に追われる日々にはなってしまうのですが…
ただ、今までは、前倒し前倒しにしていたスケジュールを、少しはのんびりペースにしたいと思っているのでした。

なんかちょっと、昨年終わりに、心臓に負担来てるの、はっきり感じた一瞬があって、生き物としての本能が、やばいよ、と思ったんで ^^;

今年は、長年書いてきたシリーズのうち、二つが完結して、またあらたに、二つの新シリーズが始まります。

子どもたちに愛されるシリーズになるように、がんばって書いてゆきたいと思っています。




お正月の猫。


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