日々の泡・あるいは魚の寝言

2004年11月30日(火) 天空のミラクル

☆夕方に、「天空のミラクル」の手直しが終わって、ポプラ社K嬢に、メールで送りました。「は、はやいですねえ」と、ほめていただけて嬉しいv

ほぼ一年ぶりに読み返したので、自分でもあらが見えてきて、あちこち手を入れたりしました。特に、イントロを書きこんだり、サブキャラを書きこんだり、逆に、くどい台詞や長すぎる描写を削ってみたり。

「ミラクル」のことは、以前にもこの日記に、ちょこちょこ書いていましたが、一言でいうと、ホラー小説なわけで。
廃墟のホテルで、首なしライダーが走ったり、悪魔つきの老人が血濡れた斧振り回したりするわけで。
川には地縛霊がいて、濡れたワンピース着てたたずんでいたりするわけで。

…真夜中に、読み返していて、自分で怖かったんですけど ^^;
こんなの、子どもに読ませちゃっていいのかなあ。

でもまあ、基本は、きっちり「児童文学」です。はい^^
そのへんを評価していただいて、本になるのですし。
「成長してゆくこと」「人に心を開くこと」がテーマの物語です。

「ミラクル」とは、「奇跡」のこと。
天から降ってくるものではなく、人の力と知恵と想いが起こす奇跡。
タロットカード大アルカナの八枚目、「力」が正位置で出てきたときの解釈というか、カードの暗示を、物語のモチーフに使っています。
同時に、小道具に、ランコムのミラク(miracle)もさりげにだしていたり^^

☆「ささやかな魔法の物語」に登場してくる、「不可思議屋」さんが、ちらっとでてきます。私のいろんな話に出てくる、風早中央公園と時計台を作った人物も出てくるし。
またこれで、風早の町の物語の歴史のパズルに欠片がはまるというか。

ちょっと怖いけど、そういう味付けのファンタジーということで。
すみません…。

☆ホラー小説というと、モダンホラーに惹かれて、文庫をはしから読んでいた時期がありました。
そういうわけで、キングやクーンツは、普通に好きです。
ここ数年、忙しいのと長編を追いかける時間がなくなったので、キングとはさよならになっていますけれど。
最後に読んだのが「グリーンマイル」だし ^^;
(あれは一冊一冊が薄かったので、なんとか読めた…)。

国産の怖い小説だと、「黒い家」が死ぬほど怖かったですね。
あれ読んで以来、「ハモ切り包丁」というモノが、この世の刃物の何よりも、怖いアイテムになりました…。
綾辻行人の「殺人鬼」も読みましたが…あんまりスプラッタ系は得意じゃないんだな、と、あの本でわかりました。「館」シリーズは大好きなんですけどね(あれはミステリで、ホラーじゃないですが)。
…あ、そういえば、「暗黒館」でてるんだよな。読みたい。読みたいなあ。
でもものすごく長いんだろうなあ。二千五百枚超えてるんだったっけ…。

☆普通に淡々と描写が描いてあって、少しずつ違和感が募ってゆくとか、気がつくと怖いことになっているとか、そういう怪奇小説が良いですね。
そして、ただ怖いだけではなく、作者の主張や、人生観が、さりげなく語られているような。
だから結局は、ホラー小説ではキングが一番好き、ということになるのかもしれないです。

いつかそんなお話が、自分でも書けたらいいなとは思うけれど、なかなか目標とするレベルに到達するのは大変そう…。
でも、がんばろう。高いところを目指していこう。
未来には、もっとすごいものを書けるようになろう。

☆あ、そういえば、「ミラクル」の中に、一カ所、キングを好きな人が読んだら、ちょっとだけ笑ってしまうような台詞があります(笑)。
来年の春、三月に、本が出たとき、気づいた人がよろこんで笑ってくださると、嬉しいな^^

☆仕事関係のメールが、いろいろ飛び交う中、忙しく働きながら今月も終わり、気がつくと、明日からはもう、師走です。この一年は、本当に早かったなあ。でも、いい年だった。
来年は、どんな年になるんだろう。何が待っているんだろう。

☆一仕事のあとで、寝ている脳で書いたので、変な日記になってるかも。ご容赦下さい。
今夜は、人並みの時間に眠れると良いけれど、もう一仕事できるかなあ。



2004年11月28日(日) あるメール

☆もともと涙もろいので、哀しいことや嬉しいことすべて苦手なんですが、最近いただいたメールで、何回読み返しても、目がうるんでしまうメールがあって。
ある若い絵描きさんからいただいたメールなのですが。

ありがとうございました。すまちーさん。
ほんとにとっても、幸せな気持ちになっちゃいました。
ていうか、私は幸せな作家ですね。
あなたのためにも、良い本を書きます。うん。

な、なるべく、体にも注意します ^^; はい。

☆私はたいした人間じゃないですが、でも、たった一つ、読んでくれる人たちのことは、裏切らないようにしようと思いました。
読者さんにふさわしい作家になろう。それだけは、努力しよう、と。

☆今日は、ポプラ社さんの来年一月刊のアンソロジーのゲラをじっくりとみて、担当Yさんに送りました。
そのほか、連絡関係のメールなど。
昼間、「虹の物語」の写真と一緒に、人形の写真など撮ったり画像を加工したりしたので、元気が復活。良い気分転換になりました。

今(真夜中)は、ポプラ社さんの春の新刊の原稿を読み返したりしています。
主人公の名前を変えること(漢字が難しいので)、クライマックスの最後のところを、もっと盛り上げること、と、二つ宿題が出ています。

今月中には、終わらせたい。
そろそろ、アカネヒメ5のゲラも来る頃ですから。

☆かもめ亭の古き常連、月さんこと、築山桂さんの時代小説「蔵屋敷の遣い」をやーっと、拝読しました。
ごめんなさい、月さん。遅くなってしまって…
おもしろかったです。キャラクターが魅力的で。特に私は、泉屋の手代の清太郎さんがお気に入りです^^ やっぱ、商人はいいですよ、商人は(笑)。とくに彼は、複雑なキャラになっていて、よかったなあ。
(ネタばれになるからかけないけど、あんなこととかこんなこととか)。
まあしかし、両思いがあっちにもこっちにもいるのに、まったくもう、なお話ですこと(笑)。
お送りいただいて、ありがとうございました^^
楽しい時間を過ごせました。




長崎の海の夜景ですが…
携帯電話のカメラで撮ると、まるでドット絵ですねえ(笑)。
もっときれいに撮れるように工夫してみよう。



2004年11月26日(金) ほしゆびわとか

☆少し前に頼んで、到着を楽しみにしていた、「ほしゆびわ」が届きました。西洋占星術のサイト「筋トレ」で紹介されている、あのお守りみたいな指輪です。
筋トレ

石の選択をお任せにしていたら、私の好きなインカローズとガーネットが使われていて、ふんわりとした、優しい愛らしい指輪になっていました。
年末の東京は、これをしていこうかな。
オプションで、チャートを見ていただけるんですが、ああ、なるほど、あたってるかもーとか ^^;
そうです、私は、「自由な旅」をして、「何かを生み出し育てるための素材」を作り、「他者の手に、社会の手に」手渡し残す人です、たぶん。

…しかし、自分に対して厳しすぎるから、たまには許してあげなさい、みたいなアドバイスもいただいてしまって、あたっているだけに、なんだかもう。それは一番難しいことです。

でも、ぎりぎりまでがんばろうとして、結局ダメで崩壊、ということもたまにあるので、そういうのよりかは、早めにギブアップした方がいいのかもなあ。うーむ。<なにか微妙にアドバイスからそれている気が ^^;

などと、きれいな指輪を見つめつつ、うなる私なのでした。

☆元気、元気、とよろこんでいたら、ちょっとゼンマイのネジが切れたので、また少し様子見をしています。のどが痛いんだ…。
いや、占いのアドバイスもあるし ^^;
でも、仕事の段取りは、もうできてきたし。
今日明日は、ポプラのアンソロジーのゲラを見よう。

☆<香水日記>
ずーっと前に買った、オーシャンパセフィックのジュース。
甘い桃と花といろんなフルーツとバニラ?の香り。これって、良い香りだなあ、と、ときどきしみじみします。うちで一番減りが早い香り。
若向けの、元気なお嬢さんみたいな香りなんですが、癖がなくて疲れない。
フィオルッチとか、エラミカオとか、ああいう感じの香りです。



2004年11月25日(木) 体調はかなり復活

☆毎日上り調子に復活してます。いいのだろうか、こんなに元気で ^^;
ああ、どうしよう? 今なら、三日寝ないでも仕事できそうだ。

今日は、通信講座の杏実さんの原稿を拝読しに、駅ビルに行きました。自分を隔離しないと仕事しないというか、家にいると遊ぶし、近所で工事中の家があって、ちょっと神経集中が難しいので。
前回のやりとりで指摘したところが、きれいに直っていたので、先生としてはかなり満足^^
明日、お手紙を添えて、お返ししようと思っています。
あと一回くらいで、一応しあがるかなあ?
杏実さんは、講座を始めた、一番最初の頃は、「華がない、地味だ」と、いじめていたのですが ^^;、最近、とても柔らかい、華やかなシーンがかけるようになりましたねえ。
少しずつ、ゆっくりと、彼女のペースで、もっと先をめざしたいです^^

☆あとは、家で、夜のニュースを見ながら、七海の関節にフェルトを貼ったり、手足のパーツに、針金をとおし直したり、テンションゴムを締め直したり。
もう人形関係の作業もなれたので、時間はそうかからず。
しゃっきりとテーブルに立つ七海さんは、やはり魂が入ったように見えます。お人形は、自立が出来るようになると、目が違ってきますね。得意そうな顔になるような…
この子は、いずれ、胴体を分割したタイプにかえたいです。ウエストをひねれるようにしたいので。




七海〜ボークスSDピュアスキン・ナナ・カスタム〜

☆ニュースといえば、早いとこ、奈良の事件は解決してほしいですね。
相当いやな、沈鬱な事件なので、真夜中でも、時々、テレビをつけたりネットを確認したりして、犯人逮捕のニュースが流れていないかと思ってしまいます。死んでしまった女の子の魂が、安らかに眠れますように。

☆少しずつ、連絡事項のためのメールや、お礼メールを出したりしています。私で出来ることなら、いろんな人に力を貸したいし、幸せになるためのお手伝いをしたい。ほんと、ささやかなことしかできないけれど。でも。
きれいごとじゃなく、そう思います。
いつも、澄んだ空を見上げるような気持ちでいたいなあ。

☆<香水日記>ジバンシーのラッキーチャーム。甘くないポプリ、という感じでした。おまじないの小さなブーケをもった少女のイメージかな?
スーリ・ヴェールを華やかにした感じ。ラベンダーがかなりきいてる、癒し系でした。もっとあったかい季節につけた方が、いいかもしれません。



2004年11月22日(月) …寝た

朝起きて、あと少し寝よう、と思って寝直したら、起きたら夕方でした。
すごい…人間って、こんなに連続して眠れるものだったんだ。

そんなこんなで、メール関係、お返事が遅れています。
お友だちのみなさまも、お仕事関係のみなさまも、もう少し、時間を下さい。
megmegさん、新刊、拝読するの、もう少し待っててくださいねー。七海ちゃんつながりで(笑)、ちゃんと拝読しますから。
ぱせり子さん、お写真拝見しました^^ かわいいです。林檎姫さんは、幸せ者ですね。
夢久さん、メール、まっててねー(笑)。約束、覚えてますから。
(あ、ここを見ていたら、傘の話、いっそ私に送ってください〜。書けてるところまででいいから)。

よいしょと、起きだしてからは、たまっていた留守中の郵便物を開封したり、少しずつ、メールを書いたりしました。
もう真夜中になってしまったので、これからお風呂に入って、もう寝てしまう予定ですが…。
ああ、今日は、洗濯をするはずだったのに。

私が家に帰ったあと、大喜びしていた猫二匹は、私が少しでも彼らの視野からはずれるたびに、「どこにいったの〜? いないの? いないの〜?」と鳴いて呼ぶので、私はトイレにいてもお風呂に入っても、ドア越しに、「はいはい、ここにいるからー」と、返事しています ^^;

☆<香水日記>
新しい香りはいろいろと手元にあるのですが、寝る前や疲れ気味の時は、やはりなれた香りが恋しくなりますね。
エラミカオの柔らかい桃の香りを、昨夜から身につけています^^
ふとした瞬間に、自分の香りで、癒されたり…

ああでも、今日はたまたま眠かったけれど、体調は復活してますね^^
今は、BGMに、「スーパーロボット大戦」のサントラとかかけちゃって、のりのりだしなあ。ゲーム音楽って、やっぱり脳が元気になりますね。
…ていうか、ゲームやりたいなあ。もうこのごろ、全然、新作においついていけてない。ちくちくと、SLGがやりたいんですけどね。



2004年11月21日(日) 空の瞳

☆土曜日は、いつもの通りに児文協の創作教室の日でした。
今回もみんなで楽しく盛り上がり、話し合い、考え、笑いあいました。
作品を媒体に、みんなで創作論や創作法について、再認識したり、教えあったりする感じで、楽しいのです。
みんなノリがいいし、心を開いてくれるし、本当に楽しくてやりやすい。
それに、博識なお姉さまたちと、いろんな人生を歩んできた、語る言葉に重みがある人々、感度がいい若い人たち、明るくて楽しくておもしろい奥様たちと、メンバーが豪華で、話が深まってゆくのでおもしろいですね。
時間制限がある、豪華で知的なショーに参加しているみたいです。

月に一度、東京にかようのは、なかなか大変ではあるのですが、でも、ひきかえにしてもいいほど、今回の教室の講師役は、いい経験でした。

…でも、内心、「私は楽しいけど、このやり方でいいのかな」と思わないでもなかったのですが…
二十日の教室は、いきなり、藤田先生が同じお部屋で事務の作業をしてらして、まるで教育実習している大学生が、採点されちゃってる感じで、すごい緊張したのでした。
終わってから一言、「お見事」と笑顔でほめていただけたのが、いまでも思い出すと、幸せになっちゃうくらいに、嬉しくて光栄で、ほっとしたのでした。
藤田先生、ありがとうございました。これからもがんばります。

私は児童文学が大好きで、創作論や文学史について話すのが大好きです。
そうして、自分の言葉で、みんなを楽しく笑わせたり、場を仕切ったり、人の話を引き出したりすることも、とても好き。
そんなこんなで、創作教室の先生役は、とても楽しくて、燃えるのでした。
私をご氏名くださった先生方には、心から感謝しています。がんばります。

☆教室が終わったあと、いつものお茶会のあとは、有志で銀座に韓国薬膳を食べに行きました。つれてってくださった、夢久さん、ありがとう☆ 美味しかった。
クリスマスが近い銀座は、歩くのに寒くない夜でしたので、十分に美しさを満喫して歩けました。
気が合うメンバーで、美味しいもの食べて、きれいなものを視界いっぱいにみて。
こんなに幸せでいいのかなあ、ま、たまにはいいか、なんて、たまにうつむいてひとりで笑っちゃったりしながら、明るい街を歩きました。

☆今日、日曜日は、夜七時の最終便の飛行機の時間まで、ひとりでゆったりと時間を過ごしました。
前の晩に、久しぶりに六時間寝たので(四時間睡眠で足りる人間なのです)、体がほぐれた感じで、気持ちよく目覚めて、元気な一日が過ごせました。
朝からゆっくりと、お風呂に入ったり、そのあと朝食をとって、きちんとメイクしてから、新宿のお人形のお店に、ウイッグや靴を見に行ったり、ホテルでちょっと豪勢な、ウイークエンドブッフェを食べたり、クリスマスのクッキーや飾り物を買ったり、と、休日を過ごしました。
ホテルからのバスで、空港に向かうとき、空はとても低く優しい色合いでそこにあって、遠くの雲が夕焼けの淡い赤色に染まっていて、まるで誰かの優しい目が、下界を見下ろしているみたいでした。

空は、過去も未来も、いつも変わらずに、東京の街を見下ろしていて、その空の瞳の下で、人々は建物を作り上げて。まるで空を目指すみたいに。
今はきれいなこの情景も、もちろん有限で、いつかは姿を変えていくのでしょうけれど、でも、その儚さが、有限なところが、私は好きで、美しいと思うのです。
今の時代の、この東京の空の下に、私はいけてよかった。

次は来月、クリスマスがいよいよ近づいた十二月中旬の東京に、私はまた向かいます。



2004年11月19日(金) 児童文学な一日

今日は朝から、飛行機で飛んで、まずは昼に佼成F嬢とホテルのロビーであいました。今日も巻き髪の美人編集者さまは、クリスマス時期のきらきら光るホテルの雰囲気とマッチしていて、絵になっていましたねえ。
空港から直行のバスが遅れてしまったので、お待たせすることになってしまって、ほんと、気の毒でしたが、待っている様子が絵になってたという(笑)。

「虹の物語」の見本ができあがったということで、持ってきていただいたのです。
…私の39冊目の本になるその本は、やわらかくも存在感のある本にできあがっていて、とても幸せな気分になりました。画家の平出先生にも、心から感謝させていただきたいです。女の子も猫も水晶も、バラの花も、平出先生の絵で本当によかった…。

帯の文章は、「わたしの友だちは、どこにいるの? インターネットの光と闇、青子がそこから得たものとは……」
たしかに、そういうお話なのであります。
佼成出版社のみなさまにも、お世話になりました。おかげさまで、いいお仕事ができたなあ、と、感謝しています。夏に、缶詰マンションにこもっただけありました(笑)。
この本は、私にとって、とても大切な本の中のひとつになりそうです。

見本が最近でたということは、あと一週間か十日くらいで、書店さんに並ぶのではないかと思いますが、シリーズものではない単発の本ですし、手に入りにくいと思います。どうしても読みたいとおっしゃってくださる方は、書店さんに注文するか、ネット書店さんでとりよせることをお勧めします。

風早の街のお話ですので、私の一連のあのシリーズがお好きな方でしたら、だいじょうぶ、おもしろいと思います。
またある意味、同じ佼成出版社刊の「七日間のスノウ」の姉妹編のようなお話でもありますので、あのお話と読み比べてみるのも、またよいものなのかも…

でも本当に、いい本がかけてよかったです。
例の翻訳を添削してくれた、お友達のみなさんも、ほんとにありがとでした。

☆夜になって、今度は、岩崎書店のSさんとお話ししました。
紀伊國屋書店南口店さんの児童書コーナーで待ち合わせしたのですが、同世代で、児童文学を読んできた同志、いろんな過去の名作を指さしあってはもりあがり、思い出を語り…
そのあと、夕食を自然食のお店でいただきながらも、延々と話はつきず…
初めて話したとは思えない(何回かご挨拶していたのですが、ちゃんと長時間お話しするのは、今夜が初めてでした)相性の良さに、ふたりともびっくりで。
結局、十一時くらいまで話して、ホテルのそばまで送ってもらった上、立ち話までしてから、やっと別れました。
でもまだ、名残惜しかった。
好きなものの話がたくさんできて、ほんとによかったです。

今日一日の感想としては…
私はこの業界にいてよかった、好きな人たちとあって話せて、いいお仕事ができるって、なんて幸せなことだろう!

…って、感じですね。

さあ、お風呂に入って、お化粧落として、お手入れして。
そして、寝る前にまた少し、「虹の物語」をめくってみよう。



2004年11月15日(月) クリスマスが近づいて

またちょっと微熱が続いちゃって、いやーな感じなのですが、お仕事の方はもう、来春のものに移り変わってきているのでした。
今週末から、また、創作教室の関係で東京ですが、その前に、アカネヒメ5のゲラの前の段階のものをしあげなくてはなりません。

今の楽しみは、来月のポプラ社のクリスマス会や、同人誌の忘年会だなあ。クリスマス時期の、光あふれるきれいな都内に滞在できる日々って、やはり幸福で、あの日々があるからがんばろう、とか毎年思います。
O・ヘンリの小説で、年に一度コニー・アイランドにいくためにがんばって働くデパート勤務の若い女性、なんてでてきたりしますが、私も気分はああいう感じです^^

寒い季節も、十二月も大好き。
とくに、他の誰かと一緒に、夜景やツリーがきれいだねえ、とか盛り上がったり、今年もお疲れ様でした、来年もよろしく、なんて話が出来る、そんな集まりは好きです。

さあ、あの日々を楽しみに、もう少しがんばろう^^




七海。この子は、撮りようで顔が変わるから面白い^^
ピントあってませんが、かわいいので許して ^^;



2004年11月12日(金) ちくちく

☆今日は、ぽつぽつ雨が降る中、ぬらさないように注意しながら、キリ番ゲッターの子どもたちのために、るるななを送りに、郵便局に行きました。

あとは…
岩崎書店のTさんがひさしぶりで、電話をかけてきてくださったりとか(案の定、アカネヒメ5は削らなきゃいけない、なんてお話であったりはしても嬉しかったり)、プロバイダのメールのフィリタリングサービスの設定をいじったり、ソフトのバージョンアップをしたり、ネット配信の音楽を買ってみたり…
なんてことをしてました。
あ、そうそう。七海さんの目が届いたので、さっそく変えたのでした。




<七海〜SDピュアスキンナナ・カスタム>
この角度で見ると、少しだけオープンマウスなのがわかるでしょうか?

目のサイズを、デフォルトの22个ら20个吠儿垢靴泙靴拭
材質も、アクリルアイからグラスアイへ。
彼女は、市松人形系をめざしていたのですが、なんだか、少し嘆美な、アンティークドールとか、ゴシックロリータとか、そんな雰囲気になってゆきそうです。少しだけ、創作人形系、でもあるのかな? 雰囲気だけ、ですが。
アングルによっては、こみねゆら先生の絵みたいで。
こみね先生の絵も大好きなので、それもまたよし^^

体調は、微熱がとれないけど、まあ元気。
でも、脳がとろ火で煮えそう ^^;

☆風の丘のルルー7「魔女のルルーと楽園の島」が発売になったので、いまは読者のみなさまからの感想を、どきどきしながら待っているところです。
著書はこれで、38冊になりましたが、何冊でようと、でた直後のどきどきは変わりませんね。
毎度、編集のみなさんは、ほめてくださっていても、場合によっては、画家さんまでも、気に入ってくださっていても、でも、自作に自信なんて、そうそうあるものでもなく。
ただ、やれるだけのことはやったというだけの話で。
でも、それと、「読者からの評価」は別ものなので。
面白いといいんだけどなあ。
ラストの大仕掛けで、みんな、感動してくれるかなあ。

☆<香水日記>
アニックグタールのオードシャルロット。
お菓子のような香りです。それも、甘甘、ではなく、どこか懐かしいような、遠い追憶の中で思い出す、小さなチョコレートケーキのような香り。
ほろにがい甘さ。
ココアとミモザの香りが使ってあるらしいのですが、ときどきふと、ゲランのシャンゼリゼを思い出すのは、つまりそのあたりが、ミモザの香りなんでしょうね。

たとえば、ヨーロッパの、博物館で働く学芸員さん(ひっつめの髪に眼鏡なんてかけてる感じの、でも凛として、おしゃれな)が、少しだけつけてると似合いそうな、そんなおとなしく、甘く、でも知的で、品のある香りだなあ、と思いました。



2004年11月10日(水) いちにち

具合悪いからといって寝てられないのは、この仕事で食べてるからで。
それにともない、責任もいっぱいしょっちゃってるからでもあります。
お昼前には起きあがって、よろよろと街に出かけました。

JTBにチケットを予約に行ったのです。
12月のスケジュールが決まったので、ホテルと飛行機を押さえにいったのでした。年末は行事が多いので、例によって、長く宿に泊まります。
クリスマス時期にかかるので、どうかな、と思ったのですが(JTBの方も、心配して端末を操作して下さってたのです)、なんとか一つのホテルから動かずに、連泊できることになりました。よかったー。

あとは、歩きながら、途中まで考えていた、あかね書房さんのご依頼の原稿のストーリーを、脳内でだーっと、まとめおわって、「あ、すごいこれいい!」と盛り上がって、いまにもあかねさんに電話をかけそうな勢いになったのですが…
冷静になって考えてみると、この筋だと、ご依頼の「中学年向け150枚以下」じゃなく、「高学年向け250枚以上、それもシリーズ第一作」になりかねないので、どうしたものだかなあ、と思っています。

しかし、すごくいい話なんですよね。
どうしたものだかなあ。
ちょっとあかねさんに相談してみて、それでだめなら、他社に企画をもっていこうかな、と思っています。
ゴシック風なモダンホラーで、かっこいいおとなや変なおとながいっぱいでてくるお話なんですが。

…いっそ、漫画の(昔の)「幻魔大戦」みたく、「これから戦いが始まる」ってところで、ざくっと終わっちゃおうかな。
そしたら、150枚で終わらないこともない。

帰りに、ダイエーで、おいしそうなお刺身や、カレイにサーモンあたりを買えたのが、とても幸せでした。お魚大好きです。
今夜、お刺身をいただいたので、明日はカレイのお煮付けを作ろう。
残り物の鳥の焼いたのがあるから、あれは細く切って、柚子胡椒とお醤油でいただくとおいしいだろうな…。煮こごり出来てそうだし♪

なんだかんだいって、食欲があるうちは、まだまだ大丈夫^^



2004年11月08日(月) でもなんかまだ…

起きてパソコンを開いたら、まだちょっとだるいなあ。
人形の写真撮ったり、画像を少しいじったり、メール書いたりしたら、もう体力がつきたり。
ふだん酔わないかおりの香水に酔って、化粧水でふきとったり。
旅行中に足に出来てた、小さな擦り傷が今頃になって膿んできたり。

こういう、「病院に行くまでもないけど不調」って状態は、困るんだよなあ。

うーん…

まだ明日までは休もうかなあ。
来月が、仕事の忙しさがとんでもないことになるのがわかってるわけだし。
今のうちに休んでおくのは、わるいことじゃないんだろう、たぶん。

ほんといま、締め切りなくてよかった。

寝たり起きたりゆったりしながら、そろそろ出回るはずの、るるなな関係のサイトの更新準備でもしようかな…。

いい加減元気にならないと、毎日、いかに「不健康か」を綴る日記になっちゃって、それはやっぱり痛すぎるからなあ ^^;



2004年11月07日(日) ぼちぼちと

☆ぼちぼちじわじわ復活中です。
明日は、少し仕事関係の本とか読めるかな?

☆夕方から、弟の関係のイベントを見に行きました。
うちの弟は、地元の長崎放送(TBS系列)のアナウンサーなのですが、弟がメインで脚本など書いている不思議なイベント(…どう説明したら良いんだろう? ええと、しゃべりとコントと朗読とダンスで構成されたショー???)があったのです。
見に行くと、美味しいお料理やさんの五百円券ももらえるので、楽しみに見に行きました。

このイベントも、今年で三回目。私は第二回は見に行けなかったのですが、一回目と今回と見て。
いやほんと、わが弟の関わったものながら、笑って泣かされました。
ギャグの合間に、シリアスな泣けるラジオドラマとかやるんだもんなあ。

…泣かされたんだけども、ギャグ系のネタのいくつかについては、どうしてこんな脳みそが発酵して糸引いてるような、妙なギャグを思いつくのだろうと途方に暮れました。ふつーの人間が思いつくギャグじゃないよ ^^;
客席で並んでみていた奥方に、「彼さあ、何か変なものでも食べて、それにあたったの?」ときいてみたら、涙目で、「いえ、そういうわけじゃないんですけど」といって笑いをこらえていました。

脚本、あのままにするのはおしいので、ぜひ、彼のサイトにでもあげて、読めるようにしてほしいものです。
ほんと、もったいない。
身びいきじゃなく、面白かったから。

長崎市のお客さんは、反応が悪いので有名(なのだそう)ですが、昨日のイベントは、客席と舞台が一気に盛り上がってる感じで、よかったです。

しかし、ああいう舞台のもののシナリオは、いいですね。
その場で反応が返ってくるから。
活字だと、こちらが言葉を発してから、読み手のところに届いて、感想が返るまで、どうしてもタイムラグがありますものね。
こうしてサイトを持つようになって、その速度はずいぶん速くなりましたけれど…



2004年11月06日(土) 今日は体が軽かったので

二十日の創作教室のための、飛行機のチケットを買いに行きました。
いつもなら、三泊四日の旅程にするのですが、今月は少し疲れたのと、来月の新宿滞在が長くなりそうなので、短めに二泊三日にしました。

そのあと、少しだけ、街を歩きました。

おいしい焼きたてパンのお店で、パンを買い、やっと「ウイングス」を買って、イラストレーターすまちーさんの、かあいい、シェーラたちのイラストを拝見して幸せになり、今井美樹の新しいアルバムを入手し、一目惚れした、アナスイのエナメルの馬の携帯ストラップを買っちゃいました。もう使っていますけれど、パステルカラーの、ラインストーンを飾った馬が、きっといいことをたくさんつれてきてくれそうな気がします。

秋の空を見上げるように、おだやかな落ち着いた気持ちで、今の自分の幸福を、一つ一つかみしめて歩くような、そんな毎日が過ごせたらいいな。

気がかりな人たちが、それぞれに幸せになってくれたらいいなあ。

たくさんの人の信頼と、私にはもったいないような想いに答えられるだけのすばらしい仕事が出来る人間になりたいなあ。

明日の日曜日まで休んで、そしてまた、働こうと思います。




2004年11月04日(木) お休みモード

旅行の疲れと、風邪のぶり返しで、寝たり起きたりしながら、荷物ほどいたり、人形をカスタムしたりしていました。

原稿を書くお仕事と違って、締め切りのない、休み休みする作業は、それはそれで嫌いではないです。
お茶飲んだり、お料理も合間に作ったり、猫たちを抱きしめたり、部屋のどこかに目がいったはずみに、その時気になったものを手にとって、ちがうことをしはじめちゃったりとか。

ふだん、仕事に追われているときは、むだな時間すべてを削ろうとして、よけいなものに目もくれないようにしているので、今みたいなのんびりした時間も、たまには悪くない。

起きているとだるいので、パソコンはお休みにして、もっぱらF900iで、お仕事関係の連絡とったりしていましたね。
今は手元にゲラがないし、書いている途中の作品もないし。
数日は、休んでも良いかなあ。

明日かあさってには、外に行ける程度に元気になって、本屋さんに雑誌を買いに行きたいんですが。今でている号か次の号かはわからないんですが、「ウイングス」で、とてもとても絵がかわいらしいイラストレーターさんが、シェーラたちのことを紹介してくださっているらしく…

ラフで拝見しているんですが、作者としては感涙もののかわいらしさで。
サイトをお持ちの方なんですが、本誌を拝見してから、ご挨拶にいこうと思いつつ、まだ本を手に取っていないので、お礼にもいけず…
ああ、早く見たい(涙)。
もしかして、あの頁が載るのが今月号で、私より先にあの頁を見た方がいらしたら、どんなだったか教えてくださいね^^

明日には、元気になっているかなあ。
とりあえず、このだるさとくしゃみは嫌いだ…。

銀座のナナちゃん

七海さんです。ボークスのスーパードルフィー。ピュアスキンナナ。
球体関節人形らしいお人形。
顔に手を加えてます。工作の世界です。仏様を彫るような。

この子を見ていると、中井英夫ふうの、目がくらむような幻想的な詩を書きたくなります。

「アクリルの瞳の 樹脂の体の
いずれくちてゆく姿の少女よ

わずかに開く その口から
こぼれだす その言の葉を

その最初の響きをきくために
私は 耳を傾けていよう

この午後の 小さな楽園の緑の端で」

とかなんとか ^^;

学生時代は、現代詩にはまったものでしたね。
「ユリイカ」とか、「現代詩手帖」とか愛読書でした。

#七海さんの写真は、お人形コーナーにカラー版があります^^

<香水日記>
旅行疲れのせいなのか、どうしてだか、蜂蜜が恋しくて、香水もラ・ファブリークのキャラメル・ジンジャーあたりを使ってました。
これは、あまーい、蜂蜜と、ミルクキャラメルにシナモンの香りなのです。

お料理も今夜は、蜂蜜とからし、にんにくしょうがにつけこんだ、手羽先のグリルとか作っちゃったし。
コーヒー飲むときは、蜂蜜入れるし。

…書いていたら、また蜂蜜の味が恋しくなった ^^;



2004年11月01日(月) 十日間

十日間の滞在中、今回は体調絶不調だったこともあって、時間があると、部屋で寝ていました。
ですから、予定していた、ネット関係の作業はまるで手つかずで帰ります。
(ちょっと悔しい…っていうか、パソコン本格的に使わないのなら、やや重いファイヴァではなく、sig2を持っていったのに〜)。

今回、宿の手配が遅れたので、新宿のホテルをみっつ、……と渡り歩くことになり、それでよけいに疲れたりもしたのですが、でも…

最後に泊まった古いシティホテルの大きな窓からは、新宿の街がそのまんま見下ろせまして、昼間、カーテンを開けたまま、ベッドで寝ていると、白銀の広い曇り空に包まれるようにした高いビルの連なりが見えて、そういうのをみながらうつらうつらするのは、なかなかに優雅な気分だったのでした。

ポプラ社と、童心社さんに遊びに行き、打ち合わせして、それぞれの担当さんたちと、四谷の街でみんなで楽しく食事したりしました。
みんなでわいわい食べる秋の午後って、すてきな時間でしたねえ。

今回の旅行の目的だった、同人誌の大会も、児文協の創作教室も、首尾よく盛り上がって終わり、友情も暖めあったりして、満たされた時間を過ごしました。

銀座のナナちゃんとの出会いも、わすれがたい(笑)。
帰ったら、カスタムだ、カスタム。

振り返ってみると、いい旅行だったんだなあ、と、しみじみします。
この十日間の間、お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。




童心社の窓。ツタがきれいでした。


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