DAY
私の日々の下らない日常。
最近はマンガばなし。


*web拍手*

2002年06月13日(木) 氷の魔物の物語

冬幻社の『いち*ラキ』という雑誌に連載されているらしい(だってどの書店でも見た事ないんだもん)作品です。『ぱふ』の人気投票で上位に入ってて、ずっと気になっていたのですが先日妹が読んでいたことが判明。あらすじを説明してもらいました。

『氷の魔物の物語』はぶっちゃけた話ボーイズラブらしく、私自身も同人は好きですがBLは一切読みません。て言うか嫌い。妹は同人女ですがあくまで男女カップリングしか受け付けない人で、普段私のサイトを生暖かい目で見守ってくれています。その彼女が読めるBL、『それは果たしてBLと言えるのかとかなり真剣にその時は思いましたが興味を惹かれたのも事実です(彼女曰く「ブラッドのイシュカへの愛は恋愛感情じゃないと思ってるから」だそうですが)。
で、近所の立ち読みオッケーな古本屋さんで偶然一巻が出てたので読んでみたんです。正直感想は「…?」でした。あの方のコマ割りの問題なのか、どうも話が紙面で滑ってる感じがするんです。でもネットでちょっと見てみたら「ヴィルト」と「ラプンツェル」の話が好みっぽかったんですね。だから今度は大学の近くの古本屋であった分だけ読んで見たんです。

そしたらやっぱりヴィルトとラプンツェルの話はとても好きでした。と言っても相当穴抜けで読んでいるので、まだクライマックスの巻は読めていないのですが。ヴィルトとラプンツェルの話メインの巻だけ買おうかなあなんて。その内「OTHERS」に登場するかもしれません。


話の方は、私には完璧に近い形で無視されてますが主人公はブラッドとイシュカという男です。で、それはどうでもよくて(本音)最重要サブキャラクターとして出てくるのがヴィルトとラプンツェルです。
はっきり言ってイシュカとラプンツェルは話の展開上女性でもなんの問題もなく、男性と言う事で辛うじてBLの枠内に納まっている感じです。女性と思い込んでも平気なくらい。でもブラッドとイシュカ、ヴィルトとラプンツェルのどちらのカップルも(前者は括りにくいものがありますが)相手を本当に愛していて、大事で大事でどうしようもなくて、でもそれゆえに傷つくこともあって、状況ゆえに壁が多く苦しみながらも手を離すまいともがいている感じで、とても愛しい。
是非とも全部読みたいと思います。



2002年06月07日(金) 芸術の一日

今日は休講が重なって授業がニ限目ヒトコマでした。折角早く終わったんだし…と渋谷に繰り出して映画を観て来ました。アカデミー外国語映画賞を受賞した『ノー・マンズ・ランド』です。この映画の感想はなるべく早いうちにエッセイの方にアップします。
これは渋谷のシネ・アミューズイースト/ウエストで観たんですけど、私は普段は自分で映画観る時は水曜(安いから)!と思ってるんですけどこの映画館はそういう割引デーがないんですね。だから今日行ったのです。

その後折角目の前にあるんだし横浜に18年住んでるのに何故か行ったことないし!と言うことでBunkamuraに行って来ました。ギャラリーで松井守男と言う人の個展をやってまして。全然知らない人なんですけど遠目に見たら色が綺麗だったから入ってみたんです。「恵」っていう絵が凄く気に入って10分くらいその絵の前に張り付いてました。左上の青のグラデーションが綺麗だったのです。

で、Bunkamuraのシアターコクーンで野村萬斎主演、蜷川幸雄演出、東儀秀樹が音楽と言う物凄いのがありましてね。『オイディプス王』です。それが今日初演だったんですよ。一時間くらい待ったら当日券で立見が出るっていうんで待って買いました。3000円なら買えますからね。自分でお金を出して劇を観たのは初めてです。これの感想も近日中にエッセイにアップ予定。

私前にニュースステーションで東儀さんの演奏を聞いた事があって、その時にテレビ越しなのに魂吸い取られそうな感じがしたんですね。それからずっと、是非生で聞きたいと思ってて。で、これもBunkamuraでなんですけどチケットセンターに行ったらチラシが置いてあって。九月中にBunkamuraでやる公演を買っちゃいました。あんまりいい席じゃないけど別に聞くだけだからいっかと思って。もちろん間近で聞けば空気が震えるんでそれを感じるとまたいいんですけどね。どっちにしても凄い楽しみです!


因みにワールドカップも電話かけたんですけど見事に繋がりませんでした。どうやらNTT全体が落ちたらしいですね。そう言えば昔GLAYのコンサートチケットでも落ちましたね。懐かしい。


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黒沢マキ [MAIL] [HOMEPAGE]