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指輪物語関連ファイル

YUKI


2002年09月29日(日)
 底なし沼の中へ


指輪物語関係の情報を求めて、ネットの海をただよっていたら
いろいろとこれまで知らなかった世界があるんだなあと思う。
まず、原作に準拠した情報をまとめたサイトがある。
出版社のサイト、公式サイト、ファンサイトがある。
伝説伝承をあつかったものや、エルフ語について書かれたものや
原作にインスパイアされて描かれたイラストを網羅したものもある。地図のサイトもある。
原作の中に出てくる詩にメロディをつけて歌っている人たちがいる。
BBCのラジオドラマや、教授の朗読テープや、様々な研究書や論文の情報がある。

そこへPJの映画が公開された。
映画の公式サイトがある。あらゆる映画情報を網羅したファンサイトがある。
映画に出てくる俳優の一人一人にたくさんのファンサイトがあり、彼らの出演作のリストや
スチル写真が山ほど載っている。雑誌の記事は各国のものが英語に翻訳され、
スキャンされた画像がアップされ、映像やインタビューさえファイル化されてアップされている。
俳優達の動静は一挙手一投足まで情報として掲載される。
サイン会のレポートがある。彼らの生の姿を見るために、海外へ行くことさえ
このごろでは全然珍しくはない。そしてそのレポートを読むことができる。

さらに、ファンフィクションのサイトがある。
海外ではスラッシュと呼ばれ、日本ではやおいか?
原作のパロディと、映画のパロディと、俳優のイメージを借りて作られたRPS
(Real Person Slash)がある。それらの境界は曖昧で、イメージが混ざっていることも多い。
指輪物語に触発されて様々な絵が描かれ、お話が作られ、ファン同士が交流し
同人誌を出し、オフ会をして、これがこの先二年間は続く。

この一連の流れの中に、いろいろな要素がまじっているので
ひとつひとつ分析するとおもしろいだろうなあ、と思う。
とりあえず、自分も当事者として流れに身を任せて楽しもうと思っているけれど
今のところ一番興味があるのは、ファンフィクションが堕落せずに存在できる
境界線はどこかってことかな?読んでいくうちにわかるだろうか?


2002年09月28日(土)
 深みにはまる


いや、今さら何かに深くはまることなんてないだろうと高をくくっていたら
このところの自分はちょっと昔に戻ったかのように現実からトリップしがちです。
しかもそれが一つだけじゃないって、ご存知でした?(誰にむかって聞いてるんだか)
ひとつは、指輪関連ですね。映画から始まって、原作、周辺書籍、
映画に出てくる俳優の出演作(ヴィゴだけじゃないです)
同人誌、ファンフィクション、気に入ったファンフィクション作っている人の本業の作品、
気に入ったHPのオーナーのすすめる映画だの小説だの漫画。
きりがないほど底なしです。このへんについては、2次創作や著作権の問題が
からむので、この日記でご紹介できないのが残念です。
パスワードつきの掲示板にメモを書き連ねています。



2002年09月13日(金)
 最悪


金曜ロードショウで『G.I.ジェーン』を見た。(というか、見ている途中)
民放で映画を見るのは何年ぶりかわからないくらい久しぶり。
見ていて唖然としてしまった。これは本当に、同じ映画なんだろうか?
CMで切れるのは良しとしよう。これは仕方のないことだ。
声優さんが、別の魅力を出すところまでは行っていないことも良しとしよう。
全然かけ離れているというほどでもなかったので。
しかし、このズタズタのつなぎ方は許せない。
長い長い訓練と反復の描写で、この突拍子もない話に説得力が生まれるのに。
細かい描写の積み重ねで、複雑なキャラクターの魅力が出てくるのに。
これじゃあ、マスターチーフはただのサディストじゃないの。
そしてそして、「なめんなよ」ですって?
デミムーアは鬼龍院花子ですか?
ほんとのセリフは放送コードにひっかかるのか。そうか、そうだったのか。
これを見てつまらないと思った方は、ビデオで見直して下さいね。
先週の『クリムゾンタイド』も、細かいシーンが全部カットされていたそうだ。
こんな放送ならしない方がまし。でも、これで興味を持つ人ももしかしたらいるかしら。
吹き替えを聞いて改めて思ったけれど、ヴィゴ・モーテンセンという人は
声に妙な魅力があるんだわ。思ったよりも高い声なんだけれど色っぽい。
この放送では・・・伝わらないだろうなあ。

『クリムゾン・タイド』をトニー・スコットが撮り、その関係で
お兄さんのリドリー・スコットの『G.I.ジェーン』のマスターチーフ役のオファーがあり
『G.I.ジェーン』を見て、PJはヴィゴをアラゴルンに抜擢したそうです。
芋ヅルの役者人生。『イダルゴ』は果たしてどんな映画でしょうか。


2002年09月07日(土)
 <ビデオ>『クリムゾンタイド』


『クリムゾンタイド』をTVで見た。
吹き替えは全く別の映画のようだった。あの映画に出てくる三人、
デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン、ヴィゴ・モーテンセンは
三人とも素晴らしい声をしている。声に経験とか性格が現われている。
それを聞かないと、彼らの魅力は半分くらいに減ってしまうと思う。
特に、ジーン・ハックマンは合ってないよ〜