6匹目の兎<日進月歩でゴー!!>*R-15*

2006年01月31日(火)   BT30題「6) マッチョ」

睦月の更新。
表に1本だけでは・・・ッ!!(汗)

と。

滑り込みで、裏っぽいものも1本アップ。
睡眠時間を削ったけれど、まぁ、そこは気にしない方向で。


BT30題。
SACベースで、短文。
ほんのり、お色気系。

こういう書き方も、わりと好きだ。


表と裏、仲良く、1本ずつアップ。
ヨッシャ!!
これで気がすんだ(笑)




























重なった非番。
気が付けば、男のセーフハウス。
気が付けば、衣服を剥ぎ取られ、ベッドの中。

この展開は、前にもあった。
身体を繋ぐのに抵抗は無いが。
あっさりと連れ込まれることを許した自分には、抵抗がある。

次こそは、この流れを打破しなければ。



何時間、抱き合ったのか。
体中が痺れて、感覚が無い。
瞼を上げるのも、億劫だ。

サイボーグの大男は、疲れを知らないのか、手を休めてくれる気配もなく。
この男が飽きるまで付き合うのは、生身の自分には、無理がある。
いいかげんにしてくれ。
何とか瞼を持ち上げ、抵抗の一言。

「旦那、も、勘弁・・・」
「誘ってる風にしか聞こえねぇ」

ニヤと笑った口許は、近付いてくるなり、目の縁を舐めた。
次いで、身体を這い出す、大きな手。

まだ、飽きないのか。
ほんとに、いいかげんにしれくれ。
これだから。


「・・・マッチョは嫌なんだ」


苦々しげに吐き出した息は、男の舌に絡めとられた。
互いの熱で、身体の境界が曖昧になる時間は。
まだ、続くようだ。



ああ、もう。
早く、マッチョが飽きます様に。

じゃないと、身がモタナイ。







END


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武藤なむ