株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2007年10月31日(水)


ブランド・スィッチは難しいものだよ、ワトソン君




VOLVOを購入した折の担当営業マンが、BMWに
転職した。途端、BMWに関するDMがわんさか我が家に
飛んでくるようになった。
一口にDMといっても、透明ビニール袋に入っていて、
宛名ラベルシールがあるので、いちいち取り除かなければ
ゴミに出せない。ゴミとしての行き場所は「リサイクル」
(ビニール袋)と「ミックスペーパー」(カタログ)と
「生ゴミ」(はがしたシール)の三箇所である。
一体、DMを送る側はそういう事情を知っているの
だろうか。それに。

VOLVOユーザーはBMWに興味を示さない
(逆もまた真なり)

という、ブランドの鉄則すら、知らないのだろうか。

さらに。

担当のH君、自分がVOLVOを売るとき、さんざん
BMWの悪口を言っていたではないか(笑)。

資源のムダでもあるし、もうDMは送らないでくれ、
電話でお願いした。
知らぬ顔でいまだに送ってくる。
さっきあらためて本人に電話したら留守ということなので、
電話に出た人に事情を説明し、お断りした。

ぼくがH君に住所を教えたのはVOLVOに関しての
情報へのpermissionであって、BMWに対してではない。
それを転職先でも利用するということは、重大な職業倫理
違反ではないのか。

食品の賞味期限偽装もさることながら、企業のこういう
「反社会的行動」も、何とかしてほしいものである。

さて、写真はバリのケチャダンスが佳境に入ったシーン。

 

2007年10月30日(火)
海を見晴らす寺院にて




バリの何とかいう寺院。何とかじゃわからんじゃないか、
と仰せでしょうが、忘れちゃったです。入場するのに
たしかお金を取られ、その上、腰にひもを巻きなさい、
と言われた。宗教上の理由という。
どういう経緯だったか忘れたが、ここにきた。バリのサル、
バリザルがたくさんいて、何かとちょっかいを出す。

海は、ご覧のように荒れていて、バリの海岸は基本的に
外海に直結しているから、海水浴には向かない。
そのかわり、サーファーたちには絶好のポイントが
たくさんある由。ただし、バリ人は、海は霊的に穢れている
ため、近寄らないほうがいい、という。たしかに日本でも
お盆には海に入ってはいけない、呼ばれる、と言われる。
似ている。

この岬の、ずっと先まで行ったところに、ケチャダンス
のステージがあって、そこからは海を見晴らせる。
ケチャダンスは精霊を呼び込むので、海を見晴らす高台
は好都合なのだろう。

 

2007年10月29日(月)
電気バリケンはマッサージの夢を見るか




バリの犬、バリケン。しっぽが長く、耳も長く、人になつかない。
日本の犬は基本的に人間に慣れているから、手を差し出しても
大丈夫だが、バリケンは手を出すとかぶりつく。では、この
バリケンはなぜこのように店先にいるかというと、自分の店と
思っているからである。

今日はひっさびさにマッサージに行った。行きたくて、
行きたくて、まーったく時間が取れず、帯広ではホテル
の部屋に来てもらったおばさんが「すみません、まだ始めた
ばかりなんです・・・」という初心者で、とはいえぼくの
母親くらいの年齢なのだが、力の弱さをカバーしようとして
すべての施術を肘押しでやる、という荒業だったため、
翌日腰が抜けそうになった。そのような哀しい秘話も
まじえながらのはてさて、何と、3ヶ月ぶり!のマッサージ。

天国でしたーーー。学芸大の前オフィス近所にあるこの
お店、やはり貴重です。夕食は近所で旨い魚、その後
スタバでゆっくり。最高のひとときを過ごすことが
できました。さて、これから翻訳仕事。やるぜーーー。

 

2007年10月28日(日)
『BRUTUS』最新号に和歌山のてらがき農園さんが




雑誌『BRUTUS』2007/11/1号(→)



てらがき農園さん(→)

が掲載されています。特集が、「日本を引き継ぐ! スペシャルな
仕事案内」で、「梅のブランド、南高梅」として。
農園長・寺垣信男さんが写真に出ておられます。パチパチパチ!
いい企画だし、寺垣さんのように高い志を曲げず、貫いておら
れる方が広く知られることはとても良いことだと思います。
拍手です!

*写真はバリの専属運転手、ヌラさん。専属といっても常時
雇用しているわけではなく、バリに行くたび、専属でついて
いただく、という意味です。専属をお願いすると何かと便利。

 

2007年10月27日(土)
ドリフのように




人間力養成講座。台風の大雨になってしまった。
悪天候の中、名古屋、大阪からも参加いただいた。
とんでもない天候なのに、来てくださるだけでもう、
大感謝だ。

ワークショップ途中一回目の休憩のとき、最前列のSさんが

「水、落ちてます・・・」

水!?と思ってSさんの指さす方向を見ると、天窓から
ポタポタポタポタ。床はびしょぬれ、はじかれた水が
一面に広がっていた。あれーーー。

あわててバケツを下に受け、床を拭き掃除した。
その後のワークショップは右耳にポッタン、ポッタン、を
聞きながら。「まるでドリフだね」と言ってみたが、
みんなに通じたのかな。ドリフの「八時だよ!全員集合」
のギャグで、貧乏な家の雨漏りという設定があって、その
ことを指しているのだけど、世代間ギャップがあったかも
しれない。最近、そういうギャップをよく感じるように
なった。事例として挙げると「生まれてないです〜」
という反応があったり(笑)。

皆さん、無事にお帰りになったのだろうか。気になりながら、
不動産会社に連絡すると、幸い担当者がまだ在席されていて、
すぐに手を打ってくださった。その夜のうちに工事担当者が
飛んできてくれて、チェック、必要な措置を取ってくれる
由。さすが、大手は素晴らしい。

写真は今日もバリです。というか、しばらく、手持ち画像の
続く限りバリでいきまーす。この緑の上に座って瞑想する
のが気持ちいいんだよね。

 

2007年10月26日(金)
蚊は「ブーン(文)」という虫だから蚊と書くのかな




--------------------------------------------------------
私たちはあなたがあなたの注文商品が出荷されたことと
あなたの注文が完了したことを知りたいであろうことを考えた。
--------------------------------------------------------

久しぶりにamazon.com(USA)で買い物したら、懐かしい文面の
メールがきた。ちなみに上記はわざと直訳している。
amazon.co.jp(日本)のメール文面

----------------------------------------------------------
お客様からご注文いただいた 商品 を本日発送させていただきました。
ご注文の処理が完了しましたのでお知らせします。
----------------------------------------------------------

はこの英語文章からきている。amazonジャパンが開業するまでは
米国本体から取り寄せていたし、そのままニューヨークに住んだ
ため、口座は残っている。ただ、そのまま注文するとNYの前の
家に配送しようとするが、カード住所と一致しないのでamazon側
が混乱する。amazonジャパン開業の年はNYにいて、あまり馴染み
がなかった。自分の本が出ているのを見て不思議な気分だった。

今回なぜ米国を利用したかというと、原書を取り寄せることと、
CD市場の縮小により、日本では廃盤になってしまったCDでも
米国ならまだ普通に流通されているため、「お取り寄せ」できる
からだ。配送料と手数料(Shipping & Handling)に $11.97
かかるが、自分で飛行機乗って買いに行くことを思えば
安いものである(当たり前だ)。丁寧に配送してくれるようで、
到着見込みは11月末だ。忘れた頃にやってくるのも、いかにも
外国からものを買った感じで、いいものだ。

さて、写真は今日もバリ。さる、ゴージャスなヴィラのお風呂。
周囲の水にボウフラがわくと、蚊に刺されはしまいかと心配
である。

 

2007年10月25日(木)
バリねこバリけん




トラックの下にいるのはバリねこざんす。耳が長く、ピン!
と立っているので、日本ねことはちょっと別人みたいざんす。
人間にはなつかない。写真のように、じっとこちらを
にらんでいるざます。

バリ犬(バリケン、と読んで下さい)もまた、日本犬(にほんいぬ)
とはちょっと違って、しっぽが長く、人間にはなつかない。

環境によって、動物も魂の生育が違ってくる証左だろうね。

 

2007年10月24日(水)
ミックはプライベートではつきあいたいタイプではないが




Mick Jaggerのソロ・ベスト・アルバムをずっと聴いていて、
いいなあ。メロディもさることながら、ミックの言語感覚は
ライブのMCでその素晴らしさを感じていたのだけど、
今回あらためて歌詞カードを読み返してみて、再確認。
映画『アルフィー』リメイク版のための曲『OLD HABITS DIE
HARD』(昔の癖はなおらない)など、最高だ。しみじみ、
読み返してしまう。そもそもHABITという単語は英単語帳の中
にしかないものと思っていたら(笑)、実際に使われている
んだね。当たり前だけど。忙しくて付属のDVDを見ることができ
ていないのだけど、こちらも楽しみ。ポール・マッカートニー
のソロベストDVDも予約している。秋は楽しみが多いぜ。

ちなみに写真は今日もバリです。ウブドーの何とかいう博物館
にいた人です。彼の趣味は歯磨き粉の新製品を試すことです。

 

2007年10月23日(火)
KEY WORDS




あらためてきちんとサイトの弊社サービス案内でアナウンス
しますが、今朝、インスピレーションで降ってきた言葉を
メモしておきます。弊社サービスのキィワードを一言で
表現しますと・・・。

マーケティング:VALUE 価値創造、価値伝達
ブランド:GENUINE 本物(以前は『distinctive とんがり』)
経営コンサルティング:MOTIVATION モチベーション


プラス、

ソウル&カラー

ですね。

11月25日、名古屋でソウル&カラーセミナーをします。
よろしくお願いします!

写真のワンちゃんは、バリにあるセレブ御用達ペット衣料
ショップにいた看板娘ですのよ。オーーーーホホホホホホ。

*バリ不足深刻のため、壊れ始めている

 

2007年10月22日(月)
バリ不足、深刻(笑)




15日連続休み無しで仕事。つまり、十勝以来、休んでない。
休み無しはまだまだ続く。
自営業としては仕事のあるということは、ありがたいことである。
写真はバリのヴィラ。うーーーーーーー。行きたいよーーー。

 

2007年10月21日(日)
写真はバリのお気に入りレストラン




今日も仕事。今日はスッキリセラピー。
日の傾き加減が秋だなあ、と思う。横浜オフィスは天窓が
あって、そこから太陽が差し込むのだが、夕方3時過ぎると
めっきり暗くなる。8月はそんなことはなかったのだが。

ところで、翻訳のための関連資料として
『How to change the world』(David Bornstein
Oxford)を読んでいる。勉強のために邦訳も合わせて参照
しているのだが、邦訳がかなり編集されていることに
気づいた。章は並べ替えられているし、本文もあちこち
バッサリ削除されている。翻訳そのものはきちんと
なされているが、編集はどんな感じかというと、
えーっと、漱石『坊つちゃん』を「坊つちゃんが松山に
行って、教頭と野だいことケンカして、ヤマアラシと
仲良くなって、結局最後は東京に戻って電車の運転手に
なった」とまとめてしまうようなものだ。味もそっけもない。

本書は社会企業家についての専門書としてはバイブルで、
スタンフォード、ハーバードなどの「社会企業家コース」
の教科書になっているほどの本である。原著者にpermission
はとってあるのだろうか。いずれにせよ、これでは味も
そっけもない。原著のもつ深みが損なわれている。
危惧するのは、英語でそのまま読む世界の人々と、
この翻訳でこの本を「読んだ」気になった日本人との
「情報落差」である。これでは翻訳ではなく、「訳編」とし、
どこをどういうふうに編集したのか、どこかに明記しておか
ないと、読者に不親切ではないかなあ。原著のもっている
ケースを、日本人があらためて本として書き直したような、
そんな出来になってしまっている。また、原著で重要な
役割を果たしている図版がすべてカットされている。
ナイチンゲールの開発したクリミア戦争におけるチャート(p.46)
など、とても貴重だと思うのだが。

はからずも著者は原著でこう述べている。

it was impossible to convey the essence of entrepreneurship
without going into considerable detail.(2007, Oxford ver.
Acknowledgments p.xx)


要するに、ディテールの積み重ねなしに、エッセンスだけで伝達
することは不可能、ということだ。

神は細部に宿る。これほど重要な作品だからこそ。

ページ数を多くできない、日本人読者に馴染みのある書き方
にしたほうが「売れる」、など、事情はわかる。

「売れる」かどうかだけが本の価値を決める昨今の出版界
の潮流にぼくは反対である。
いずれにしても、ぼくの翻訳仕事ではこういうことは
するまい、そうあらためて思った(これまでの仕事も一切
していない。一部日本人には馴染みがない、あるいは不要
と思われる部分を割愛したことはあるが、その場合でも、
その旨明記し、読者に伝えている)。

 

2007年10月20日(土)
人間力養成講座開講!




人間力養成講座。横浜オフィスでは集合セミナーは初めて。
遠く静岡からもお越しいただいた方もおられ、熱く時間が
過ぎた。あっという間の5時間だった。楽しかった!
来週も実施する。楽しみだ。参加くださった皆さん、
守秘義務があるのでお名前はここで挙げられませんが、
ありがとうございます!!

写真は内容とは全く関係なく、バリのヴィラ。行きたいねえ。

 

2007年10月19日(金)
今週末も仕事でーす




明日から始まる人間力養成講座の最終準備。レジュメは
かなり前に完成しているのだが、土壇場の今日になって
NOTESを添えることを発想してしまい、その作成に没頭。

途中、『Lighthouse』誌連載原稿締め切りが明日であり、
明日はとうてい執筆している時間が取れないことに気づき、
ちょっとパニクる。
ならば今日だが今日は今日で準備がある。
日曜はスッキリ・セラピーに集中したいし、月曜からは
ずっと出かけるためパソコンの前にいられるのは今日午後
しかない。いったんは担当編集者に「納期のばしてけろ〜」
メールを出したものの、いずれにしても今日書かなければ
しばらくは時間を捻出できないことを発見、大車輪で書き
上げた(こういうときのためにネタは常時いくつか仕込ん
である)。無事完成、読み返してみると急ぎで仕上げた
ものほど品質が良いことに気づく。皮肉なものだ(笑)。

ライオンから、氷殺ジェットの代金が定額小為替、配達記録
郵便にて届いた。丁寧な挨拶と詫びの書面と共に。おつかれさま、
と思う。担当者は胃の痛む思いをしているのではないだろうか。
ライオンさん、ありがとうございます!

名古屋観光ホテルからも丁寧な書面をいただく。
先週ぼくから問い合わせた件に対する返信である。
こちらも心のこもった文面で、恐縮しきり。感謝。

 

2007年10月18日(木)
ゴミと回覧板で人柄がわかる




亀田父子が記者会見をしたが、物足りなかった。
どうせなら、会見の場でも暴れるくらいやってくれたら、
息子のアホぶりは本物だと認めてあげてもいい。
居並ぶ記者たちをボコボコにやってしもうたら、
ヒールとして、むしろリスペクトしよう。
親父も、ふてぶてしく「何が悪い」と開き直って
くれたら、座布団一枚、さしあげよう。

小粒なんだよ。

ほんと、小粒。

そして、どうしようもない知性のなさ。

いかなる仕事でも、基本となるstreetwiseというものが
あって、それは勉強しておかなければならない。
たとえば亀田父子がやろうとしていたことは格闘技に
おける典型的なヒールであって、即ち悪役である。
ところが、父子はおそらく「ヒール」という言葉すら、
知らないのではないか。「なんでおれが女のヒールはかな、
あかんねんボケ」と返すのが関の山だろう。

ぼくは現在取り組んでいる翻訳のために、関連するテーマ
で翻訳が出ている書籍は入手可能な限り原書も合わせて取
り寄せ、訳語の選択の勉強、文脈のはかりかたなどを参考
にしている。これがstreetwiseである。

切り口を変える。
本気で改心しているかどうかのものさしは、この父子が
ゴミを出す日にきちんと間違いなく出すタイプになったか、
町内の回覧板を速攻で回すタイプになったか、で測定
できるのではないか。今朝、ゴミの準備をしていて、
そう思った。いずれも未だ、厳しいだろう。

ゴミの日に決められた日にきちんと決められた仕様で
出せる人、回覧板を留めず、きちんとすぐに次の家に
回せる人。これができて初めて一人前の大人と言える
のではないか。難しい理屈は、何も要らないのだ。

ちなみに写真は、バリのヴィラのフルーツたち。
行きたいよーーー。一年以上行ってない。

 

2007年10月17日(水)
もう一日はもう一頁と、止まらない




LA、トーランスのショッピングモール。昨秋、

『Lighthouse』(→)

創業社長の込山氏とご一緒した。その際、久しぶりに書店で
ゆっくり本を選ぶ時間があり、中で発見したのが、日本でも
『Tuesdays with Morrie』などで著名なMitch Albomの新作。




『for one more day』

多忙にまかせてつい手に取らないままだったのだが、先週
ふと書棚で見かけ、読み始めたらひきこまれ、仕事があるの
で無理やり本を置かないと、止まらない。面白い本だ。
調べてみると、翻訳(もう一日 for one more day )
も出ているようです。

 

2007年10月16日(火)
まっすぐだよ

十勝・帯広の宿は

北海道ホテル(→)

とっても人気のホテルで、さもありなん、市内にあるのに、緑
に囲まれた、気持ちいい空間なのだ。キャンセル待ちをして、
ようやく部屋を確保できた。ここの一階ラウンジの珈琲が
おいしいよ。売店のケーキもおいしい。ここに限らず、帯広
十勝はどこもケーキがおいしい。やはり乳業が盛んなお土地柄
なんだろうね。

モール温泉に入ることができて、露天風呂もある。最高だよ。

ハヤカツさんが事前に送ってくれていた「まんぷく十勝」という
雑誌で見当つけた寿司屋さん二軒、ラウンジのスタッフからも
情報を補強して、二日かけて二軒とも行った。その一軒目が

寿司の喜久代さん(正式には喜の漢字は旧字体。七が三つ→)




この、古典的ないでたちがいいでしょ?

もう一人いた職人さんが鹿追の出身で、翌日がセミナーだった
こともあり、帯広市内からの行き方などを教わった。
ただ、教わったといっても、

「ただまっすぐ行って、まっすぐまっすぐ、まっすぐ、
途中止まれの標識が見えたら曲がって」

という、かなりアバウトなものだったが(笑)。
しかし、その通り行くと、恐るべし、ちゃんと着いたのだから
カーナビ要らず。

魚もおいしく、握りもおいしく、接客もおいしく、お値段も
お手ごろな、いいお店でした。

 

2007年10月15日(月)
ドッカン、ドッカン降ってくる




発想がポンポンわいてきてとまらない。

例えば、突然、

田中靖浩さん(→)

とのトークショーが降ってきたり。
速攻で田中さんに「やりませんか」とメール投げたら
「OK!」の心強いリターンが。ぼくのイメージでは
事前打ち合わせ一切なし、ぶっつけ本番で、テーマも
決めず、現場でトークを繰り広げる、というもの。
もちろん、オーディエンスも交えて。
企画段階でも一度も田中さんとは会わずにメールのみで
進めようと画策中。さて、うまくいきましたらおたちあーい。

このほかにも新商品、新企画など、怒涛のように降ってくる。
2008年−2009年にかけてジャパン&ワールド・セミナーツアー
もやりたい。JOYWOW Universityもやるよー。
翻訳、書き下ろし本もぽっこんぽっこん出すよー。
この秋以降、スケジュールとしては無茶苦茶なのだが、さらに
輪をかけて、予定が入りそうだ。よっしゃーー!!

 

2007年10月14日(日)
仕事、仕事の秋の休日




この土日は休日返上で仕事。
土曜日はスッキリ・セラピー。ウィークエンドの横浜元町は
平日とはまた違った華やぎがあり、気持ちいい。

翻訳を三年ぶりに始めているが、まだ、軌道に乗らない。
原文そのものがとてつもない教養家の書いた文章であり、
正確に理解するためにはラテン語、フランス語、世界史、
南(プラハラード謂う所のBOP=Bottom of the Pyramid)
の現状、世界のNGO、NPOに関する知識などが総合的に
必要で、たった20行翻訳するのに3時間かかったりする。
しかもまだ翻訳エンジンがかかっていないので、ヘタすると
「彼はそれに興味を示した」というような、「it」の
直訳や、主語の置き換えなしの、英文和訳になってしまう。
いわゆる、「翻訳臭い」文章だ。これでは自分が自分で納得
できない。七冊既に翻訳していてこれだ。何事も楽な仕事は
ない、ということだね。

ちなみに毎回、範とする翻訳家、文章家を設定するのだが、
今回は村上春樹と堀口大學両巨人とした。うー。やはり
お二人はすごいです。

 

2007年10月13日(土)
中野裕弓さん&アラン・コーエンさんジョイントセミナー




昨夜は中野裕弓さん&アラン・コーエンさんジョイントセミナー
に参加。素晴らしかった!

ピアノ演奏で始まった。こういう導入は、会場の氣を清める
のに、とってもいいなあ。

アランも、ロミさんの話も、とっても勉強になった。
ノートが真っ黒。

穴口恵子さんの瞑想タイムでは久しぶりに母が出てきて
くれた。「無理したらあかんで」とのメッセージ。
再会に嬉しくて、思わず涙が出た。

会場には山川紘矢・亜希子さんご夫妻がいらしたので、
ご挨拶させていただいた。数々の翻訳でぼくを導いてくださった
恩人だ。本田健さんもおられたようだが、気づかず。

Surfin'読者も多数参加くださっていた。セミナーから帰宅後、
ご丁寧にメールをくださった方も。ありがたいことだ。
感謝、感謝。

充実した、良き夕べでした。

 

2007年10月12日(金)
たいせつ




大雪山国立公園扇が原展望台からの眺め。
茫洋としているでしょ。まるでこの世の景色ではないみたい。
ハヤカツさんに教えていただいて初めて知ったのだが、
「大雪」は「たいせつ」と、濁らず発音、「大雪山」と
いう山が(富士山のように)一つあるわけではなく、
山系であって、この展望台が山系への入口とのこと。
ここからは徒歩で山登りするらしいが、ぼくには向いてない(笑)。

展望台に向う山道脇は紅葉が見られた。美しい。北海道は
スケールが大きい雄大さと、繊細な美しさ、その両方を
備えた魅力があるね。

 

2007年10月11日(木)
阿寒湖に吹く風は秋色




帯広から二時間のドライブで、阿寒湖へ(運転してくれたA君、
ありがとう!)。道中、足寄がえんえんと続き、いつムネオ君
が出てくるかとひやひやしたが、出てきたのは「チハルの家」
だった(これについては後日触れるかもしれないし、触れない
かもしれない(笑))。

阿寒湖で遊覧船に乗る。ガイドさんの案内は昭和時代から
変わらない原稿のようで、聞いていると、80年代、旭化成
新人時代に社内旅行でここに旅してきているかのような、
そんな錯覚を覚えた。「マリモの歌」がエレジーで、もの哀しく、
旅情というより、哀しみを想起させる。何かに似ていると
ずっと思っていたのだが、そうだ、あがた森魚の「赤色
エレジー」に似ているんだと、昨夜風呂で思い出した。

データによると阿寒への観光客は91年をピークに、
マリモ展示観察センター、阿寒湖畔スキー場、オンネテセ、
阿寒湖ビジターセンター、すべての来場者数指標で
右肩下がりである。マリモセンターは91年には年間70万人
を超えていたのが、99年度(手元統計はその年までしかない)
には38万人、約半分近い。
現場に来てみて、さもありなん、と思う。

ゾーン全体が、80年代のままなのだ。土産物屋さんからは
聖子ちゃんカットの女の子(80年代では女性を『おんなの子』
と呼んでもだれにも叱られなかった)がひょい、と顔を
出しそう。この空気描写だけでご理解いただけると思う。

鶴雅(→)

のような地元でがんばっている宿があるが、そのような
内燃機関だけでは限界があるような気がする。
外燃機関との相乗効果がなければ、厳しいのでは。
例えば外部の、地元の利害関係とはフリーで、かつ善意の
(ここが大切だ)投資機関や企画会社と手を組むとか。

それにしても

まりもっこり(→)

のセンスはいただけない。つらい。こんな土産物が大手を
ふれるのはおそらく日本だけではないか。やめたほうがいい
と思います。

 

2007年10月10日(水)
牛乳は牛からできるんだよ・・・って当たり前ですが




牛小屋(正式名称は違うかも)の牛さんたち。
麦を使っているので、ビール工場に似た発酵臭がする。
ハヤカツさん(→)によると、
「きっと牧草の匂い」とのこと。
牧草って言葉、いい響きだね。

当たり前のことだが、毎日飲んでいる牛乳はこうして牛
さんたちが作ってくれているんだ、と再認識した。
だいたい4年くらい、牛乳を提供できるのだそうです。
ここで搾乳された生乳は

よつ葉乳業(→)

に行き、製品化される由。

ここで加工されるのかな?(→)

見学メンバーの中には、お尻をペロリ、と舐められた人も
いたりして、マンガみたいでした。

*昨日のツリーハウス、今日の牛小屋、いずれも親方が
忙しい仕事の合間に時間を割いて案内してくださいました。
親方、ありがとうございます!! 感謝しております。

 

2007年10月09日(火)
すべり台の法則




ハヤカツさんの働いている牛農家の親方のご自宅庭
にあるツリーハウス。中はこんな感じ。




もともとある木を家の真ん中の大黒柱として働いてもらい、
お隣の木からは階段設置の力を借りる。すごいね。
建設期間をおうかがいすると、その年のGWに着工し、
クリスマスに間に合うようにお願いして、ぴったり
OKだったとのこと。すべり台ではハヤカツさんのお嬢さんが
大いに楽しんでいた。同行の男たちも試してみたが、面白い
「法則」のあることがわかった。年齢が高まるほどすべり台が
「似合わなく」なる。そして、年齢が高まるほどすべる速度が
トロくなる(笑)。



こういう場所に立つと嬉しくなるものである。喜ぶ男たち(中央がぼく)。

 

2007年10月08日(月)
鹿追、ありがとう!




ハヤカツさん(→)

のお招きで訪れた鹿追町。天国のような土地だった。
セミナー当日は雲一つない快晴、会場はハヤカツさん宅
の目の前のウリマックホール、あまりに気持ち良くて
これから講演というのに写真のようにはしゃいでしまい
ました(後ろに見えるのは道の駅うりまく)。

ハヤカツさんご一家がとても素晴らしいご家庭で、三人
いらっしゃるお子様たちが本当に子どもらしい、いい子
たちばかり。ハヤカツさんご夫妻の素晴らしさは、子ども
さんたちを見ていれば、わかりました。奥様もとっても
素敵な方でした。

セミナーは、地元の方たちのほか、大阪、東京からも
駆けつけてくださった方がいて、中には何年ぶりかの
再会もあり、感謝感激。

このような素晴らしい出会いのご縁を結んでくださった
ハヤカツさんに感謝。来てくださった皆様に感謝。
鹿追の皆様に感謝。牛に感謝、馬に感謝、緑と自然に
感謝です。われながら、いい人になっちゃったなあ(笑)。
そう、鹿追の自然は、みんなをいい人に変えてしまう
パワーがありました。

 

2007年10月04日(木)
客は「わいて出る」もの

すべてのマーケティングには根本哲学があり、
ぼくのそれは「楽観」だ。そのぼくの
楽観マーケティングによれば、顧客とは

   わいて出るもの

である。

葉山で唯一のスターバックスが出来、近所にはじいさん
ばあさんしかいないのに、経営が成り立つのだろうか
と他人事ながら心配したのだが、いつ見ても人があふれ
ている。

これは「潜在顧客がわいてでてきた」ものなのか、
それとも「スターバックスたらちうもんを、いっぺん
味わってみようかい」と、お隣のワタミ経営の施設
から連れ立ってやってきたおにいさん、おねえさまが
気に入ったために「スタバの味を教育され、顧客に
なった」のか、ぼくのように、スタバのコーヒーなんて
今さら、それに味もたいしてうまくないし、とナナメに
見ていたのが、カフェミストの旨さにとりこになって、
つい足を運んでしまうリターン組なのか。

一方、スタバ葉山の目と鼻の先にあるユニオン元町店
パーキングにトラックを停め、タコスを売っている
おにいちゃん。いくら売れないからって、携帯で
話していたら、お客さんはわいて出てこないよ。

お客さんのわいて出る条件の最後の一つは、
経営者のパッションだから。

*明日5日から十勝に行きます。あの世セミナーです。
 十勝近辺の方、現地でお目にかかりましょう。

詳細はここ(→)

この日記もメールも、8日までお休みします。

 

2007年10月03日(水)
ひょえーー!!

あっという間に夜になってしまった。
仕事に没頭していたら、こんな時間。

明後日からは十勝なので、仕事を仕上げておかなければ
ならない。常備菜を作りだめして、タッパーに小分けし、
冷蔵庫にきちんとしまっておく働くお母さんみたいである。

読むべき本、勉強しなければならない本も机の上に山積み。

ということで、今日の日記はこれにて。愛想なしで、
失礼します。

*おかげさまでご好評いただいている

スッキリセラピー(→)

  今月空いている日程が全部予約で埋まりました。
  今日以降のご予約は11月です。
  どうぞよろしくお願いします。ありがとうございます。

 

2007年10月02日(火)
酸っぱい体験・・・って曲、昔あったなあ(古)

誰かわかる人がいたら教えてください。

今日、蕎麦屋に入りました。正確に言うと、蕎麦専門店
ではなく、大阪を本拠とする、名前を出せばみんなが
知ってる、超有名うどん**のお店の東京支店です。

ぼくは蕎麦湯を、そのままいただくのが好みなのですが、
今日飲んだ蕎麦湯は、とーーーーーーーーーーーーーーーー
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っても酸っぱかったのです。酸っぱい蕎麦湯?
腐ってる? お湯だから腐らない?

食べてから既に5時間過ぎているけど、いまだに口の中に
残っているざんす。Why?

 

2007年10月01日(月)
Soul&Color完成したよ

ジャジャーン! 

wakaがずっと取り組んできたオリジナルメソッド
新商品がついに完成しました!

Soul&Color(→)

カラー、色について語ったり、考えたりするとき、
人はつい、「好み」「テイスト」「趣味」のレベルで
とらえ、それ以上深くは考えない。
好きな色はオレンジです、私のラッキーカラーはレッド、
といった具合だ。あるいは、ファッションを楽しむとき
に、秋だからブラウンとか、渋く黒でキメたい、など。

面白いことに、カラーはもっと深い人生の意味と
メッセージを発信してくれている。

wakaのメソッドは、人の奥底にあるカラーを探り、
明確にすることで人生の使命に気づいたり、深堀り
するべき道の選択に役立てたりできる。

メソッド新発売記念のお披露目オープンセミナー
を11月25日、名古屋にて開催予定です。
詳細は後日ご案内します。
ぼくも駆けつけるので、皆さん、是非お越しください。
手帳につけておいてね。会場定員は100人くらいだから、
たくさんの方に来ていただけます。
名古屋でお会いしましょう!

サイト構築プロデュースでお世話になった

Eプレゼンスさん(→)

に、感謝! いつもお世話になります!!

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW