株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2007年11月30日(金)


販促用カレンダー、やめましょう




車のディーラーの知らない担当者がピンポンして、
来年のカレンダーを置いていった。ここは以前
車を買ったところで、当時は社長が直接来ていたが
大きくなったらしく、若手営業マンが来るようになった。
しかし、我が家はもう、車のブランドをスイッチして
しまっているので、今後永遠にそこから買うつもりは
ないのだけど、彼にも立場がある。
気の毒だから貰っておいた。

貰ってから気づいた。カレンダー、始末に困るのである。
まず、センスが合わないので、使う気になれない。
だからそのままゴミに出すのだが、もったいない。
もちろんこのデザインが気に入って、毎年楽しみに
している人も中にはいるのだろう。しかしカレンダー
は車と同様、基本的に個人の趣味の領域だ。

1本のカレンダーは、3つのゴミ処理場へ分解されて行く。

包装のビニールは不燃ごみ。
本体のカレンダーはミックス・ペーパー。
カレンダーを束ねている金属は金属へ。
このように、使わずに捨てるだけのカレンダーでも、
手間が三倍かかるのである。

表紙に「SOY INK」(いままで使われていた石油系溶剤
を大豆油に置き換えることで、有機溶剤を大幅に削減
し大気や作業環境にやさしいインキ)と書いてあるのも
片腹痛い。この使われないカレンダーの存在そのものが
地球に厳しいのだから。

来年からは勇気を出してはっきり「要らない」と言おう。
しかし、ガス会社のように、黙って郵便箱に入れていく
ところもある。困るんだよね。

そろそろ皆さん、販売促進用のカレンダー、やめません?
まーーーーーーったく、意味ないですから。

*写真は花巻の宿の部屋にあった、館内案内。
賢治の絵本の中に、必要な案内が貼ってある。
いいよね。

 

2007年11月29日(木)
軽いjokeと光の原




アルとジョージが久しぶりに会った。

「ジョージ、ぼくノーベル平和賞もらっちゃったよ」
「ヘイワショー? 平和なら、ぼくがもらうはずなのに・・・」


写真は何度も出てくる、盛岡・光原社。
光のコントラストが美しい。
それは、光原社の場の波動がとても高いからだろうね。

盛岡駅まで歩いたとき、振り返って北上川沿いの光原社
の場所を見たら、そこだけが輝いていた。

 

2007年11月28日(水)
Shall we Kindle?




Kindleが発売された。(→)

ワイヤレスのリーディングデバイスである。
電子書籍を読める。ニュースや検索もできる。
特定のプロバイダと契約することなく、パソコンに接続
することなく、Kindleそのままで自在にamazon.comや新聞社、
Googleのサーバーにアクセスできるという、ジェフ・ベソス
自慢の一品だ。評価を見ると、毀誉褒貶が激しい。
トム・ピーターズ師匠は注文したものの在庫払底のため
出荷を心待ちにしている由だが、アメリカだけのビジネス
なのかなあ、と思う。

日本人は既に携帯小説が一つの市場を形成しているし、
その規模もハンパじゃない(2006年の数字しかないが、
110億円!)。狭い車中の通勤スタイルを考えても
Kindleの普及は難しいかもしれない。
まあ、でも、温かく見守ろう。ぼくはジェフが好きなのだ。

ちなみにビジネス書のデジタル版を、紙書籍より先行販売
した日本で最初の著者が何を隠そうこのぼくであって、
その本というのは『五感商品の創りかた』だ。
版元担当編集者いわく「本当によく売れました」(笑顔マーク)

デジタル書籍は印税も通常の二倍以上あるので、著者と
してもありがたい。何より、3日で平積みから消える
現在の書店事情に比べ、デジタルは半永久的だから、
自分の作品がかわいい著者としては嬉しいのである。

浜崎あゆみ(→)もこの冬の新曲『Together When...』は
デジタルシングルのみの発売であり、シングルCDはない。

1999年頃にデジタル、ネットの未来をわからないまま
ワイワイやっていたうちの一人として、自分たちの「夢」
がこのように実現していくのを見るのは、本当に楽しい
ことだ。

 

2007年11月27日(火)
帰宅後はお祓いしましょう




外出から帰ったら、冷水で手を洗い(石けん使用)、
うがいをゴロゴロ。これを励行しましょう。

ぼくは特に出張から帰ると必ず、やります。
自宅最寄り駅が横須賀線「逗子」駅なので、新幹線
は「品川」乗り換えなのですが、品川駅というのは
本当に波動が悪い。人の昇降が激しいだけではなく、
駅の場所そのものが何かあった上にできたようで、
かつての品川の宿(しゅく)の上なのかどうか、
よくわからないけれど、とにかく新幹線から降りて、
横須賀線ホームに立った途端、ザワザワザワザワ、
と悪氣が寄って来る。

同じく昇降人口の多い東京駅は、なぜかそんなに氣
の悪さは感じられないのだ。さすが歴史のある駅、
「何か大きなもの」に守られているようだ。

さらに、横須賀線というのも、毎日の通勤客の
遠路通勤の疲れ残存思念が満杯の車両で、どうし
ようもなく疲れる。特にグリーン車は一般車両
に比べ、座席間の幅が狭いため密度が濃く、
臭気と共に、つらい車両である。

逗子駅ホームに降り立ったら、深い海の底から
海面にプハーーーーーー、と顔を出したかのような
清清しさを感じる。しかし、身体は重いので、
冒頭書いたような「祓い」の儀式をやる、という次第
です。

みなさんにもこの、帰宅後のお祓い、お奨めです。
特に関東地区、京浜東北線、中央線沿線在住の方には強く
お奨めします。是非! インフルエンザ予防にもなります。

 

2007年11月26日(月)
スズメの群舞




写真を小さくしているので、見えづらいかもしれませんが、
大空に鳥(スズメ)が群がっている図です。
盛岡・光原社にいると、pipipipipipipipiとうるさい
ので見上げたら、

あンれま

と、まるで時代劇に出てくる道化役のおまぬけなオヤジが
空を見上げてつぶやくセリフを言ってしまった。

さらに、この後、右から、上から、左から、下から、
群れがjoinし、さらにその群舞は拡大、縮小、
まるで一羽の鳥のように空を回遊した。シュールな映画
のようなシーンだった。

同行の友人たちと口を開けて空を見上げっ放し。
こんな体験は、これまで一度もなかった。

 

2007年11月25日(日)
ソウル&カラーセミナーin名古屋




今日は名古屋にてJOYWOWソウル&カラーセミナー。
地元名古屋はもとより、東京、京都、大阪、神戸
からも駆けつけてくださって、感謝・感謝だ。
ぼくも最初1時間、お話をした。

wakaタイムは、最後、全員で立ってポマンダー・
プラクティスを実行、皆さん、乗ってくださった。

ソウル&カラーという全く新しい分野、これを良き
機会として、是非、日常生活やビジネスに活かして
いただければ、と願っています。

 

2007年11月24日(土)
おかえり




大心友を見舞った。チューブを鼻から出す姿だったし、
本人いわく、肉体的には相当参っている由だが、ぼくは
直感で、「治る」と思った。

手のひらを握り、愛を送る。
次に、おなかに向けて、手のひらを通じ、愛を送った。

部屋が古いことをギャグにしたり、前首相が入院して
いたときは夜中ヘリコプターのホバリングがうるさく
て眠れなかったトピックなど、こちらの興味をそらさない
視点は、さすがメディアの申し子。

退院したら、一緒に葉山の海を見よう、横浜元町で買い物
しよう、など、語り合う。

今ぼくは、その心友に向けて、これを書いている。
この日記を読める、ということは退院した、という
ことだよね。おかえり。電話、待ってるよ。

 

2007年11月23日(金)
ジバラーは脳波に関係ない




11月22日付朝日新聞朝刊社会欄の最下段、小さい記事
(3.5×15センチ)に「タミフルと脳は因果関係なし」
があった。ぼくの仮説を裏付ける臨床実験である。
厚生労働省の作業グループが、タミフル服用後の
睡眠時の脳波の変化などを調べたところ、特に
異常は見られなかった由。

ぼくが重視したいのはタミフルではなく、
現在の精神医学療法の「脳を治す」という主流に
対する一つの反証になり得る実験結果だ、という
点である。

歌人斎藤茂吉の時代から(彼は斎藤脳病院院長、
その長男が斎藤茂太先生)、精神病院は別名「脳病院」
であり、「脳への対処」が精神病治療とされてきた。
薬も、脳に効くものばかりである。

こころ=脳? そんなわけ、ないのに。

今回の実験が、異常行動がジバラーによる憑依で
あり、脳とは無関係である霊的原因にいきつく
きっかけになれば。

ジバラーが憑依しても、脳波には影響を及ぼさない
ことが明らかになった。興味深い実験結果である。

*写真は賢治の教室。右から一つひとつの
ログハウスを見て行きます。石の教室、鳥の教室、
星の教室、動物の教室、植物の教室と、
一つひとつに愛情が感じられる、とっても
楽しいログハウスたち。今は雪が積もっているの
だろうね。一週間前は写真のようなのに。

 

2007年11月22日(木)
エサレン・ボディワークのすごさ




花巻の宿で、エサレン・ボディワークをやってもらった。
エサレンは初体験、よくわからないまま、まあ、マッサージ
の一種だろう、と軽く考えていたら・・・。

これがすごかった。プラクティショナー(施術者)が
手のひらで最初の接触を背中にタッチした途端、
「これはすごい手のひらだ!」と直感した。
施術中、ずっと「誰かが部屋にいる」感じで、確かに
たくさんの天使が降りてきてくれていた由。

終わってから、プラクティショナーの福貴(ふっき)
さんと自然にスピリチュアルな話に。

非常に有益なアドバイスをいただきました。
同行していた仲間も全員、福貴さんのスピリチュアル・
パワーに脱帽、とっても有意義なボディワークでした。

不思議なことに、福貴さんは常駐の宿のプラクティショナー
のピンチヒッターとして、ぼくたちの滞在している週
だけの登板とのこと。出会うべくして出会ったのだね、
とみんなで話し合う。

思えば、このエサレン体験は、今回の旅の、この後連続
して起こる不思議な出来事の開始の合図みたいな体験だった。

*写真は賢治の自宅(羅須地人協会)です。

 

2007年11月21日(水)
数学の関数は得意でしたが




年内でフィクスしなければならない日程が私用も含め9件あり、
いずれも他の日程の関数になっている。自分だけでは決めら
れないために、日にちだけが進んでいってぼんやりしている(笑)。
サラリーマン時代も、「時間不足」に悩んでいて、独立自営
になったら自由に日程を決められるのだろうなあ、と思って
いたが、それは大きな間違いであって、例えば遊びに行く
日程一つとってみても、「この日しかだめ」というオンリー
スケジュールになってしまう。

写真は宮沢賢治記念館一階カフェの窓越しに見るお庭。
年間来場者数は20万人を超える大人気パビリオンだ。
窓ガラスの格子が、いいねえ。

 

2007年11月20日(火)
大正浪漫




盛岡の光原社で灯っていたラムプ。
フラッシュ焚かずに撮影したら、このように幻想的な
絵になりました。この幻想的な空気がまさに賢治ワールド
であり、光原社のもつ氣です。

ほら、いまにもその角からデストゥバーゴがアセチレン燈を
持って出てきさうじやないですか。デストゥバーゴは別名
山猫博士です(this is a tribute to『ポラーノの広場』)。

 

2007年11月19日(月)
ここはたしかに修羅のなぎさ




イギリス海岸。北上川と瀬川が合流する一帯の北上川西岸。
渇水期にはゴツゴツと川床が露出し、その様がドーバー海峡
の岩肌に似ているということで、賢治がネーミングしたそう
だが、現在では殆ど露出することはない。かつて銅山の赤い
廃水が流れ、汚染されていたこともあった。賢治の時代が
一番美しかったのかもしれない。
しかし、現在でも、写真に出ているように、幻想的な一帯
には違いなく、「ただの川原」ではない。氣が違う。
それにしても、イギリスには一度も行ったことのない賢治が
なぜここがドーバー海峡の岩肌に似ていると着想したのだろう。
前世の記憶か。

 

2007年11月18日(日)
シュール&cooooooooooooool!!




童話村にある「賢治の学校」。一歩中に入ると、写真の
ファンタジック・ホール。幻想的、シュールで、まさに
賢治を現代技術で表現するなら、こんな感じ。

写真向って右の暗い道に入ると、そこは宇宙の部屋。
ひっさびさに鳥肌の立つ感動をした。大阪万博(70年)
に、三菱未来館で味わった感動と同質で、こういう
アトラクションでここまで深く胸を打たれることは
なかった。

続いて、天空の部屋(空を飛べます)、大地の部屋、
水の部屋と続く。賢治ワールドを知悉した人たちが
力を合わせて作ってくれたんだなあ、と、その点にも
感動しました。

 

2007年11月17日(土)
楽天company tour

楽天タワーにある楽天本社をcompany tourさせていただいた。
ナビは、楽天大学学長・仲山進也さん。
タワーのセキュリティ厳しく、仲山さんとは1Fロビーで
19時に待ち合わせしていたのだが、18:30で受付が終了、
以降はスロープを辿って地階に行かなければならない
とのアナウンス。どうしたものか、と思っていたら
ガラス越しに仲山さんが気づいてくださって、そのまま
入ることができた。ラッキー。

会議室フロア:ドアを入ってすぐ、真っ赤な、目立つ
ソファがあった。気にしていたら、やはり佐藤可士和さん
のデザインによるという。楽天ブランドのデザインを
すべて彼が手がけている由。社内の壁にあって
場所を示すアルファベットや数字も「楽天フォント」で
統一されているという。すごいね。

他、研修室、ライブラリ、スポーツジム、カフェテリア、
オフィス・・・と、見学させていただく。

スポーツジムには、マシン、エアロビスタジオ、シャワー、
サウナなどが完備。社員のみならず、アルバイト、派遣
社員も無料で利用できる。すごいねえ。

いやはや、「すごい」を連発。

圧巻は毎週月曜朝8時から実施する朝会用の部屋。
椅子がズラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
と並び、はるか彼方は見えません(笑)。
こればかりは上手に表現できない。
遠近法の実物(笑)。
経営幹部は7時からミーティング。
三木谷さんは何があっても毎月曜日は必ず肉声で語る
この朝会を創業期から実行している由。

カフェテリアにあるタリーズでコーヒーを買い、
しばし、仲山さんと語り合う。

その後、新人研修打ち上げに参加していた小林正忠さん
(取締役 常務執行役員)、飯田恭久さん(執行役員)
と合流、品川駅近辺へ出て食事。小林さんとは久しぶり。
深夜まで話が弾んだ。




*写真は賢治童話村敷地内で一人光っていた木。
凛、としたその姿勢が、美しい。

 

2007年11月16日(金)
光原社




盛岡まで足を伸ばし(JR花巻駅から3両だか4両編成の各停で
40分)、光原社へ。賢治生前唯一出版された童話集『注文の
多い料理店』の版元だ。写真の一帯が光原社、現在は出版で
はなく、陶器、民芸品を商う会社である。いくつか建物が
あり、写真右は喫茶店。




店内。珈琲がおいしい。

奥の突き当たりが北上川を見下ろす風景で、とても美しく、
清浄な氣が流れていた。そこで掃除をしているご婦人と
しばらく話し、光原社の歴史を教えてもらった。
光原社は、賢治の頃、別の場所にあった由。
それが、戦車部隊が駐屯する場所になるため、国から移動を
命じられた由。

「それはいつごろのことですか」
「北支事変のときです」

ぼくはまた自衛隊の戦車部隊とかそういう話かと思って
いたので、びっくりした。時間があまりにも「つい最近」
のことのようなのだ。この点、ヨーロッパに似ている。

光原社創業や『注文の多い料理店』出版の経緯、若き賢治
や及川四郎(創業者)のエピソードは楽しく、ほほえましい
のだが、ここでは紹介するだけのスペースがない。また別の
機会に。そして、話を聞かせてくださったご婦人は、創業者
の娘さんでした。80幾つ、とおっしゃっていたなあ。

ちなみに光原社という社名は賢治のネーミング。
『注文の多い料理店』は無名の新人の作、無名の出版社、
高価格、という三拍子で、「注文の少ない料理店」という
結末だった。しかし、その後、賢治作品は世を潤し、
花巻の観光資源となり、新幹線まで止めちゃうパワーを
持つことになる。すごいね。

 

2007年11月15日(木)
下ノ畑ニ




ただいまー。花巻に行って来ました。
宮沢賢治先生生誕の地です。
地元の人々に、未だに愛され、尊敬されている賢治。
素晴らしい日本の文化遺産だと思います。
タクシーの運転手さんも「賢治先生」と、「先生」づけ
で呼んでいるさまは、とても好感がもてました。
写真は、賢治先生の家、羅須地人協会に掲げてある
有名な黒板。文字が消えないように、花巻農学校生徒
が管理している由。
本の写真では知っていたけど、実物は格別。
意外と大きかった!

今日からしばらく、ブログ上で賢治先生ツアーをしますね。

賢治先生の家に行きたいというと、花巻農学校の先生が
鍵を貸してくれます。




自分で鍵を開けて、入ります。入口横のボタンを押すと、
女声の案内アナウンステープが始まります。
いいねえ。

 

2007年11月11日(日)
客は平泉成がやっていた




店番をしていると60歳代の男性がやってきて、衣料(Tシャツ
だったっけかなあ。とにかく衣料です)を手に取り、レジ
に持ってきた。レジにいたぼくはありがとうございます、と
言ってキャッシュレジスターを扱おうとするが、やりかたが
わかってないことに気づいた。金額は2,731円である。

すみません、しばらくお待ちください、と、店を出、
向かいの複合ビル内を探し回り、ようやくそこのカフェにいる
本来の店の担当AさんとBさんを発見、事情を話しヘルプを
してもらことになった。ぼくはこの店のオーナーだが
実務はよくわかってない。

ところが、AさんとCさんがシリアスな話し合いをしていて、
本来この二人は会うはずもない関係なのだが、なぜかここに
いる。気づいた。Bさんとはぼくは既に20年以上も会ってない。
場の空気ではAさんもCさんも店には行けないので、Bさんが
「仕方ないですね」という感じで、腰を上げた。

ともあれ、既に4時間は経ってしまっている。お客さんは
怒っているだろうなあ。気が気でない。急いで歩こうと
するが急げない。

あ。そうか。ぼくがレジから電話で操作方法を聞くか、
だれかに来てもらえば良かったんだ、と思うがそれは夢
から覚めてストーリーの不思議さを反芻しているときだった。
ちなみにAさん、Bさん、Cさん、いずれも実在の人物が
キャストをつとめていて、現実の名前の頭文字ではない。
便宜上アルファベットのアタマから順番につけただけである。

この夢の分析をしようとしたが、わからないので、あきらめた。

*明日12日(月)−14日(水)、お休みします! パソコン
 を持っていかずに旅行しますので、メール返信、ブログ更新
 などはお休みします。よろしく!

 

2007年11月10日(土)
シュガー!




田北百樹子『シュガー社員が会社を溶かす』(ブックマン社→)

が傑作。新聞の広告欄で発見していて、気になるタイトル
だなあ、と思っていた。たまたま立ち寄った六本木の
ABC(青山ブックセンター)にあって、即買い。
ちなみにABCはいつ行っても気持ちいい。特にデザイン
コンシャスな本を探したいときなど、抜群だ。

「シュガー社員」。自分に徹底的に甘く、勝手ばかり言う
若手社員のことを指す、著者田北さんのネーミング。うまいねえ。
田北さんは社会保険労務士として企業の顧問をしているが
その現場でさまざまなシュガー社員に出会い、実例には事欠かない。

「親にだって叱られたことがないのに」
「なぜ娘に残業させるんだ!」
「資格取るので帰ります」
「数字を見ていると、気持ち悪くなってきちゃうんです」
「俺、会社では癒し系です」
「プチうつになっちゃったみたいで」

抱腹絶倒。あるあるある、と笑いながら、一方、日本の
未来は大丈夫なのか、と暗澹としてしまう。

シュガー社員の親はぼくの世代。親の教育、プラス、
ゆとり教育がシュガーを産んだ原因なのだろうという
著者の分析に合意する。

ある経営者とこの話をしていたら、「若手には限らない
んじゃないですか」身体を乗り出すぼくに、社長は、
55歳社員(転職してきた新人)の事例を教えてくださった。

そうか。ということは、日本の労働環境全体がシュガー
まみれ、ということなのか。人材関係会社が泣きたくなる
ほど大儲けしている(採用で儲け、転職させては儲け、
退職させても儲ける。電車内の広告は英会話学校と人材
会社で占められている)ことも、「社会のシュガー化」
の一因であろう。これらについては、また別の場所で。

*写真はバリの海。テントは理由がわかりません。
 見えないけど、テントの中にはバリ犬がいます。
 さらに・理由がさっぱりわかりません。

 

2007年11月09日(金)
出会いに感謝の一日




六本木ヒルズ、楽天さんへ。
社員用カフェテリアで無料(!!)のランチを食べつつ、
楽天大学学長・仲山進也さんと久しぶりにお話。
カフェテリアは朝食、ランチ、夕食(21:30まで)あり、
夕食のみが有料との由。それでも数百円という。

10年前Yahoo!!のカフェテリアに行ったことを思い出した。

楽天大学でオリジナルの講座を持つことになった。
カリキュラムもコンテンツもすべてオリジナルでOKとの由、
ありがたいお話だ。楽しみである。

夕方からは『先見経済』インタビューで同誌編集部にて
ガッツさんことプロ・アクティブ山口社長と。
ここでもワクワクする出会いがあり、充実した一日。
夜は、ガッツさんにチャイナをご馳走になった。
ガッツさん、おいしいお話とお料理を、ご馳走さまでした。
今日一日に、こころから感謝!!

*この日記は8日に早書きしています(9日は早朝から出かける
ため)

 

2007年11月08日(木)
Never-Ending Story




バリの横丁。ニワトリのコケコッコーが聞こえてくる。

今にNINTENDO DSで経営戦略や戦術を出してくれる
ソフトが発売されるのではないか。
「マーケットシェアの上げ方」とかね。

ところが、いくらソフト開発が発達しても永遠に
無理だろうと思われるのが、

  人

の問題だ。経営現場でいくらいい戦略戦術を策定しても、
実行する人が伴わなければ文字通り絵に描いた餅に
なってしまう。だから、人は経営にとって、never-ending
storyなんだね。

今日は六本木ヒルズ、その後市ヶ谷。

 

2007年11月07日(水)
傑作『なぜあのMRは顧客に好かれているのか』




池上文尋さん(→)

から

新刊『なぜあのMRは顧客に好かれているのか』(→)

を寄贈いただいた。早速読了。MRとは医療情報提供者であり、
世間でいうところの営業職である。情報提供者、情報でメシ
を食っている者という意味ではぼくも同じであり、どの
ページも知的刺激にあふれている。特に響いたのは同書
p.153-155。MR側からのドクター、薬局長、ナース、事務、
掃除のおばちゃんへのイメージと、逆側(ドクターたち側)
のMRへのイメージギャップが描かれている。

特に傑作なのは掃除のおばちゃんにとってMRは「掃除の邪魔者」
でしかない、という視点。思わずページに赤マルをつけてしまった。

本書はMRのみならず、情報で仕事をしている人(つまり現在の
職業人全員だ!)全員必読の本である。あまり知ることのでき
ない医療業界についての知識も得られ、お得です。

早速、池上さんにお礼メールを送る。いつも知的愉悦を
いただいて、感謝。

*写真はバリのセレモニー「ニュピ」の行進にばったり
出会って、車中から撮ったものです。この夜、バリでは
灯が外に漏れてはなりませぬ。魔物が家に入ってきます
ゆえ。

 

2007年11月06日(火)
最も雇用を生み出しているのは




小沢さんのニュースを耳にして思うことは、
日本の政治のことは、もうだれも理解しようとしないし、
理解できないだろう、というシンプルな結論だ。
まして、外国人にはまるで説明できない。
透明な論理がないからである。

そんな環境の中、いわゆる「世直し」は、社会へのインパクト
を持つ、ビジネスの世界に大きな期待をかけることができる。
大企業ではなく、規模を追わず、ほんもの(Genuine)を追求
している企業。プラス、いわゆるNGOなどの非営利団体だ。

90年代、ニューヨーク市内(NYC)の雇用率はわずかに4%
しか増えていない。
一方、NGOなどのいわゆる市民団体の同時期の雇用率は25%増加
している。
ジョンズ・ホプキンス・スタディによれば、先進国8カ国における
90年と95年の間の市民団体における雇用は2.5倍に増えていて、
実は企業よりも雇用を生み出している!

ということで、しばらく、社会企業家について研究することに
した。本のテーマにもなり得ると思っています。

*写真は、バリのヴィラ・スタッフ。早く会いたいなあ!!

 

2007年11月05日(月)
Juuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuump!!




ユニクロ・ジャンプ(→ 注意!音が鳴ります。画面左下の数字がカウント
されている間は画面が動きませんので待ってくださいね)


が面白い。マーケティング事例として、coolだと思う。
恐らく、顧客の購買意欲を喚起する、というより、
店舗スタッフのリクルーティングが最大の目的だろう。
流通業に限らず、日本における経営の重要課題の一つが、
リクルーティングになっている。つまり、商品の顧客ではなく
その商品を売る人に向けてマーケティングするのである。
経験知、暗黙知としてはあるものの、理論的には体系化
されていない。新しいマーケティング理論の可能性がある。

ジャンプを見ていると、飽きず、楽しい。ワクワクする。
是非音を出して、ご覧になってみてください。
昨日のウェディング・セレモニーで学んだことは、若い人
たちの底知れない可能性だ。
地球はまだまだ大丈夫である。
すべて若い人たちに任せれば、きっとうまくいく、
ジャンプを見ながら、そんなオプティミズムに浸る。

ところで、写真はバリの床屋さん。一切のやる気という
ものがさっぱりと感じられない、そういう意味で、
迫力満点の店であった。
こわいもの見たさに髪を刈ってもらおうかとも思った
というのは大ウソですごめんなさい(撮影中の
ぼくがウィンドウに写っています)。

 

2007年11月04日(日)
清麗な一日




塾生Nさんの結婚披露宴&二次会にお招きいただいた。
披露宴は白金、二次会は表参道と、久しぶりにおしゃれな都会
に行く。暖かく、愛に満ちたセレモニーの数々に、感動した。
Nさんと新婦Sさんの、ご両親への愛を感じるスピーチでは、
隣席のNさんの会社社長と共に、二人で目を泣き腫らす(笑)。
社長は学生時代(97年)に起業された方なので(99年に現在の
会社に改組)、まだお若い。情に篤く、礼儀を重んじ、志が熱い。
Nさん、いい会社に出会ったと思う。
二次会では、バンドBスクエアとしてライブをさせていただいた。
とっても楽しかった。

愛を一杯感じることができて、幸せな一日でした。
Nさん、Sさん、末永くお幸せに。

 

2007年11月03日(土)
これが翻訳仕事の道具一式です




きっかけは、自分の書いたメールが文字化けしてしまって
文章確認しようにも不可能となったことである。翻訳用に
マルチタスクを立ち上げ、そこへ常駐しているアンチ
ウィルスソフトがちょっかい出すものだから、山積み
しているはずのメモリが足りなくなったのが原因だ。
やはりアンチウィルスソフトがさまざまな支障を
起こしている。

もう一つのきっかけはドルの値下がりにあたふたする
ニューヨーク証券取引所(NYSE)のオフィスで、
ディーラーが一人三台ずつ、PC画面をながめて仕事
しているニュース画像を見たことである。

クローゼットから、旧いThinkPad(IBM製!)を
ひっぱりだしてきて、こちらを「原稿用紙代わり」
とし、ネットには接続しないスタンドアローン選手
として起用することにした。

そもそもが、何年前にか、ウィルスバスターの
いたずら事件があって、朝立ち上げたThinkPadが
動かない、大変だ、というのであわてて横浜まで
買いに走ったのが、現在使っている写真右の
SHARPメビウス。
ThinkPadはその後学問所PCとして活躍してくれて
いたが、オフィスの横浜移転に伴い、まだ現役で活躍
できるのにベンチ入りしていた、というわけである。

ThinkPad、翻訳原稿用に使っているが、それはそれは
気持ちいい。キィタッチは芸術品である。アンチウィルス
ソフトのおせっかいもないので、原稿が中断することが
ない。ネット検索などは右のネット担当PCでやると
いう業務分担、ようやく翻訳も軌道に乗りそうだ
・・・と思ったら、今日からまたパソコン前には
いられない日々が続く。

ところで、真ん中あたりにある小冊子は「Breakfast
at Starbucks」というもの。カラーとイラストと
フォントの雰囲気が気に入って、机上に常駐して
いる。こちらはアンチウィルスソフトと違い、
常駐していても、迷惑をかけるどころか、気持ち
を癒してくれる。

 

2007年11月02日(金)
11月25日日曜日は名古屋でカラーセミナー!




11月25日日曜日、名古屋でソウル&カラーセミナーをします。

詳細はここ(→)

昨日Surfin'でご案内したところ、既にお申し込みを頂戴
しはじめています。ありがとうございます。
会場は100人はたっぷり入れる場所にしましたので、
どんどんお申し込みくださいね。お待ちしています。

日常生活やビジネスに、もっともっとカラーの力を
取り入れましょう、ハッピーな生活、商売繁盛、健康増進
に役立ちます

という内容です。カラーでハッピーに!

*写真は一度この日記にも登場したバリの花です。
カラーがきれいだね。

 

2007年11月01日(木)
誰が経済的に得をするのか?




翻訳は、マルチタスクが画面上にいる仕事である。
辞書二つ(英和と英英)、原稿用WORD、検索用ブラウザ(IE)、
しかもブラウザは複数画面を見る。Googleは常駐だ。
そして、音楽を流したいから、iTunes。メールソフトBecky!

ところが、いつの頃からか、iTunesを立ち上げると、
小ウィンドウの長方形上部が消える症状が始まった。
また、Becky!のメール文字が化けて表示される。
要するに、パソコンの機嫌が悪くなるのである。

おそらく、これらすべて、常駐しているアンチウィルスソフト
のいたずらである。脇役のはずが、どうもここ数年、アンチ
ウィルスソフト、自分を主役と勘違いする増長ぶりで、片腹痛い。

食品に始まり、建材、ファストフードなど各業種に飛び火して
いる内部告発だが、是非、アンチウィルスソフト会社社員にも
勇気を出していただきたく願っている。

ビジネスそのものが、「?」のビジネスって、あるよね?
ウィルスなんて、だれが・何の目的があって・ネットにばら
まくのだろうか。戦争の原因を探るとき、最も正解に近づける
のは、「誰が経済的に得をするか」という問いを立てることだ。

ウィルスをばら撒いて、だれが経済的に得をするのか?

是非、勇気を出して欲しい。

写真はバリの、ファストフード屋台。こういうわかりやすい
商売の形態が、一番いいねえ。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW