株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2006年03月31日(金)


笑顔満点のヌラとの再会




バリへ。空港で出迎えてくれたのは、昨秋と同じドライバー、
ヌラさん。アルファベットのつづりは「NENGAH」だそうで、
「年賀〜」と、おめでたい。

ヌラの笑顔を見たら、本当に嬉しくなった。いいドライバー
なんだ。時間に正確、まじめ、誠実、一所懸命。そして
笑顔がとびきり、いい。

旅の醍醐味は、現地の知人との再会。いきなり空港で、
ハッピーだった。

 

2006年03月24日(金)
Hip-Hop"Billy's Challenge"

以前Surfin'で紹介したダニエル・ピンクの新作

『A Whole New Mind』(←)

を読んでインスパイアされたボストン在住のヒップホップ
アーティスト、Wyatt Jackson が『A Whole New Mind』
のラップを作った。

ここで聴くことができます(←)

面白い! ビジネス書にラップ。

ぼくもやってみようかな。例えば、

『ビリーの挑戦』のテーマとか。(←)

*●Palmtree Inc.お休みのお知らせ

日本時間2006年3月25日−30日、お休みをいただきます。
この日記もお休みです。
この間、いただいたメールの返事が遅くなりますが、
どうぞご容赦ください。

 

2006年03月23日(木)
ついに組長に昇進




組長になった。と言っても、任侠の世界ではない。
町内会○○組の組長である。

「いえ、私は転勤がありますから・・・」とはいえないのが
つらいところ(笑)。まあ、これもお役目、地域のために働け、
ということなのだろうと、喜んでお引き受けした。
おそらくこの近辺では「若手」なんだろうなあ。

具体的な業務は町内会費の徴収、回覧板の作成、配布、
回収、・・・ほかにもあるのだろうが、よくわからない。
おいおい、勉強していこう。

話は全く変わるが、『オーラの泉』(←)がすごいことに
なってきた。近々、フジ子・へミングさんが出演される由。
楽しみだ!

*写真はイメージです。

 

2006年03月22日(水)
正心調息法は効く!

正心調息法の結果報告。

肩こり → 全くなくなった。
目   → 良くなった。
髪の毛 → 増えた(気がする)。
鼻の下のおでき → 治った。

結論。
正心調息法は皆さんにお勧めです。
朝の目覚めもとても快適です。

やりかたはここにあります(←)

 

2006年03月21日(火)
ブラボー! ブラボー!

『越路吹雪物語』於・日生劇場(←)

越路吹雪さんは名前と顔を知っていて、『愛の讃歌』
『ろくでなし』『サン・トワ・マミー』といった
曲とともにぼんやりした記憶しかないのだが、
こんなに魅力的な人だったとは。

劇場を出て既に12時間以上経っている今も、身体の
中にシャンソンと昭和の素晴らしいあの時代が残って
いて(多分、身体の中の水に波動が残っているのだろう)、
快適な余韻に浸っている。
帰宅の車中、行きにかけていたロックのMDを出した
くらいだ。無音が一番、気持ちよかった。

また、作詞でおなじみの岩谷時子さんとの友情も
知らなかった。越路吹雪さんの人生を語る、ということは
即ち、岩谷時子さんの人生を語る、ということになる
なんて、ちっとも知らなかった。

ピーターこと池畑慎之介さんが抜群にうまい。
「越路吹雪が入って」いた。

カーテンコールで観客席に挨拶しているとき、
池畑慎之介さんからビームが出ていた。「氣」を目撃
したのはこれが初めて。

脇を固める高畑淳子(岩谷時子役)さん、草刈正雄さんほかの
共演者たちも素晴らしかった。

日生劇場は初めてだったのだが、気持ちいい空間配置と
考えられた客動線で、快適だった。そうそう、森尾由美さん
がいた。スレンダーで、きれいだったよ。

 

2006年03月20日(月)
山本藤光氏最新作『ビリーの挑戦』

山本藤光氏の最新作『ビリーの挑戦』(医薬経済社)
を謹呈いただいた。アマゾンに反映されてから
ここでご紹介しようとタイミングを待っていたの
だが、まだのようなので、待ちきれず、話しちゃおう。

「ビリー」は、ビリッケツからとったとのこと。
全国最下位のチームがあった。チーム再建のために
若き営業リーダーが抜擢される。1年後、チームは
全国トップになる。

山本さん、今回はシナリオに挑戦だ。
もともと山本さんはセリフのおいしい作家でもある。
どうせ読み始めたらとまらなくなるほど面白いに
決まっているので、読み始めることが惜しい。
よって、今週末からの旅に持っていくことにする。
旅の長い持ち時間を活用し「舐め読み」するためである。
ジャックダニエルを舌の上で転がすような、そんな読み方
をしたい(山本さんご自身もジャックダニエルを愛飲
されている。携帯ストラップにもジャックダニエル
がぶら下がっている(笑))。

思えば

『「暗黙知」の共有化が売る力を伸ばす』

が2001年。それから5年、人間系ナレッジマネジメント
をますますわかりやすいテキストとして
ぼくたちの目の前に料理してくれる、
ナレッジの先達・山本さんに感謝。
同時代に最新作を読めることにも感謝。

 

2006年03月19日(日)
光が遊んでる




学問所でセミナーがある日には行きつけの珈琲店で早めの
ランチを取るのを楽しみにしている。
混みあっていたので、遠慮して初めてカウンターに座ったら
目の前に、この店の名前の入った珈琲缶があり、今時珍しい
ので嬉しくなって写真を撮らせてもらった。
すると、光線のいたずらか、ご覧のような映像になった。
これも自然が何かを教えてくれているんだね。
面白い、面白い。

 

2006年03月18日(土)
海辺のドライブ




葉山海岸通をドライブ。BGMは今度Bスクエアライブで
演奏する予定の曲。テーマは海辺のドライブなので、
ぴったりだ。

写真、人物の左側、見えにくいかもしれないけど、
富士山が笑ってるよ。

そうそう、LAから嬉しいメールをいただいた。
LA発全米NO.1発行部数を誇る情報誌『Lighthouse』
に連載コラムをもたせていただいているおかげで、
旭屋書店LA店でぼくの本の売れ行きが良い
らしい。Lighthouse社創業社長直々に次の
ようなお言葉を頂戴した。

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店長によると、著者別に見ると全カテゴリーで
トップ3の売れ行きだそうです。
-----------------------------------------

嬉しいことだ。幸せな春である。

 

2006年03月17日(金)
正心調息法で肩こりが治った!

肺の中には肺胞と呼ばれる直径0.1ミリの袋が
左右合わせて3億個あまり入っている。肺その
ものの表面積は1.5m2。対して3億個の肺胞全体の
表面積は70m2。つまり、座布団一枚と3DKマンション
くらいの広さの違いがある。
この肺胞に充分な酸素が入ることでガス交換がきちんと
なされ、血液が活躍できる。

ところが、現代人は呼吸が浅いので、このガス交換
が不十分である。言ってみれば軽い高山病にかかっている
状態らしい。だから何をするにも無気力になったり、
キレやすかったりする。

肺胞は筋肉ではないので、自分では収縮できん。
だから腹式呼吸を意識的にすることで、肺胞の
すみずみにまで新鮮な酸素を与えてやると人間
の身体がもともともっている自然治癒力が目覚め、
身体の不具合が治る。

とまあ、こういう話を100歳を超え、なおもゴルフを
楽しんでおられる人生現役ばりばりの塩谷信男先生
の本で読んだ。塩谷先生は老子の生まれ変わりである。

早速その本に書いてある、先生開発の正心調息法を
試してみた。

何と! たった1サイクル(25回)やっただけで
それまで痛くて仕方なかった背中や肩こりが
すっきり治ってしまった。

呼吸しながら、治したいことを念じるのだが、ぼくが
念じたのは

肩こり
近眼が治るように
髪の毛が増えますように
鼻の下に出来たおできが治りますように

という、あまり格好の良いものではない
ものばかりなのだが(幸い、病気がないので)、
まずは一番目の肩こりが治った。
他の3つ、様子を見て後日ご報告します。

 

2006年03月16日(木)
スピリチュアル・デバイド

トム・ピーターズ師匠、現在ルフトハンザ航空機内、
ブカレストからフランクフルト経由で北大西洋に向かって
いるところ。眼下にはアイリッシュ・シー(って、どこだ?)
があるとの由。面白がって機内のメールアカウントを取り、
自分のブログに掲載しているが、ご苦労なことだと思う。

これからの時代、

どれだけネットにつながっていられるか

ではなく、

どれだけネットから離れられているか

が人生のJOYを決定すると思う。

ぼくもまだまだだけど、たとえば新幹線車内で
ノートパソコンを広げなければならなくなった
とき、自分がまるで荷物を背中に抱えたロバに
なったような気分になる。

デジタルデバイドが90年代後半から今世紀初頭は
問題になったけど、これからはデジタルではなく、
スピリチュアル・デバイドが重要になってくると
思う。人間のスピリチュアルな側面をどこまで
理解し、リスペクトし、人生と仕事に活かすか。
一度トム師匠に、このあたりのことを聞いてみたい。

 

2006年03月15日(水)
ニュースを見ないように決めました

旭化成の同期の友人から電話。同期のTが大阪転勤
なので、それをきっかけにして集まるから来ないか。
何をおいても飛んでいくのだが、手帳を見ると動かし
がたい予定が入っていて、涙をのんだ。あー。残念!
そういえば22年前の本日付で広島転勤だったなあ。

学校を出て、右も左もわかんない、上司がみんな
たばこを吸わないので、トイレで隠れて吸った仲間
たちだ。行きたかった!

ところで、今日から実行しようと決めたことがある。
ぼくの言うことなので、例によってヘンなんだけど、
聞いてくれる? それはね・・・。

テレビのニュースを見ない

ということ。

なぜなら、ニュースって、その90%以上が人の不幸
で成り立っている。だから、不幸の波動が画面から
伝達されるんだよね。ニュース・キャスターの
人相が、新人の頃はそうじゃないのに、慣れるにつれ
だんだん哀しそうになってくるのは、おそらく読む
ニュース原稿の言葉がそうさせているんじゃないかなあ。

そうすると新聞はどうなる、ということになるん
だけど、新聞も特に読まなくても困らないんじゃ
ないかなあと思うんだ。

そんなことでマーケティングができるんですか

と聞かれるかもしれないけど、できるんです。

街に出てるから。観察しているから。
電車で立って、乗客を見ているから。交通広告を
見ているから。そして、人と話しているから。

 

2006年03月14日(火)
独身王子に聞け!

日本経済新聞社 出版局編集部のぼくの担当編集者H氏は
本当に面白い企画を次々に放ってくれる。

『ありえない家』

とか。傑作ばかり。ちなみにぼくの作品では『リーダーこれだけ
心得帖』『スロー・ビジネス宣言!』を手がけてくださった。

今回彼が世に問うのは

『独身王子に聞け!』

著者は「おひとりさまマーケット」の牛窪恵さん。
牛窪さん、ネーミングの達人だ。

テーマは30代、40代の独身男性のこだわり消費動向を
読むというもので、マーケティング担当者は必読。

王子を知るためのキーワードがあって

モテ系
ナルシー系
やんちゃ系
デキる系
スロー系

これらを見るだけで面白そうでしょ?
フォント色にも工夫がされていて、にくい。

お勧めです。

 

2006年03月13日(月)
ぼーー

昨日までの超・多忙な毎日の反動で、今日は
ぼんやりしている。原稿の締め切りとか、
資料整理とか、週末のセミナーの準備とか、
コンサルティングとかいろいろあるのだけど、
とにかくぼー、としている。

要するに、わしらは水なのだ。
波動なのだ。

という悟りのようなものを得てしまったので、
気持ちはとっても楽なのである。

老子の生まれ変わり、というおじいさんの
話が面白い。

ここにあるよ

あれれ!? リンクをたどっていったら、中野ゆみさん
につながっちゃった。
さらに。

いつもお世話になっている推掌マッサージのお店にも
つながっていった。
面白いねえ。不思議なねえ。

 

2006年03月12日(日)
せめて美しい結晶になりますように

10年ぶりくらいに電車内でシャカシャカを耳にする
昨今だ。かなり「アナクロなナツメロ迷惑」なのだけど(笑)、
一日に何人か、出会う。ipodや携帯電話のイヤホンから
漏れる音だ。

でもさ。

思うんだけど、あれって、脳に悪いんじゃないのかなあ。
なぜかというと、耳たぶがどうしてあるかというと、
音を集めるということもあるけど、直接耳の穴から音
を流し込むと脳にダイレクトに音が入って、身体に
悪いからじゃないかな。自然に存在するものはすべて
存在そのものが合理的だと思うんだ。

そういう意味ではぼくが20年以上愛用しているコンタクト
レンズというのも、自然に反するものだから、きっと目
に悪いんだろうね。

でも、悪いからといってやめられないんだな。
ヘッドホン音楽もそうなんだろうね。

身体の70%以上が水でできている人間だから、せめて
きれいな結晶が生まれるような音楽を聞くように
しよう。いや実はぼくも遂にipodを買うことに
したんだ。

水の結晶と音楽については

ここに詳しくかいてあるよ。

 

2006年03月11日(土)
ジョー君と会えた!




フェアベリッシュ

創業&経営の立役者(千両役者!)ジョー君こと上楽盛堂氏と。

伊藤弘美さんの『青い空と大粒の涙』

を読んで以来、「ジョー君」の大ファンのぼくは、一日も
早くお目にかかりたくて、オフィスまでおしかけて行って
しまった。

鳶出身の上楽氏は、「現場ではまずアタマ(親方)から挨拶する」
鉄則をビジネスの世界で「普通に」実行したため、
「いつも社長から攻めていった」との由。
ビジネスの「普通の」世界は、まず担当者から、という
ことを知らなかったからと笑うが、実はこれが正しい
んじゃないかなあ。ぼくたちが染まってしまっている
「ビジネス常識」が間違っているのかもしれないね。

ほか、鳶時代、建築現場で泥棒を捕まえた話など、傑作な
エピソードを一杯教えてもらった。

この素晴らしい出会いに、感謝!

 

2006年03月10日(金)
雨は地球が生きている証拠




江ノ島が見えてきた。オレの家も近い。

一緒に裏富士も見えていたのだけど、写真には写らない
美しさがあるんだなあ。

と、いずれもヒット曲の歌詞を盗ませていただきました
(わかる?)。

朝から雨。宇多田ヒカルは雨は地球が泣いているんだ、と
思うんだって。地球も生きている、ってことを雨の日は
実感すると。

そういう見方をしていると、面白いし、雨もいいものだね。

 

2006年03月09日(木)
一日一回、感謝の時間を

ここのところぼくの周囲には「いい人」しかいなくなった。

いろんな理由があると思うのだけど、最大の理由は、
ぼくのものの見方・考え方が変わったからだと思う。
たとえば、ぼくにとってマイナスのことをしたり
言ったりする人がいるとする。
ぼくはその人に感謝するのである。

なぜなら、「マイナスのブーメランは自分に返って
くることがわかっていながら敢えて嫌な役を
演じてくれているんだ」と考えるから。

劇の脚本のキャスト一覧表を見せられたとし、
「自分ならごめん蒙りたい」役柄を買って出て
くれるなんて、なんていい人なんだろう、と
思う。

こう思えるのは、何もぼくが「人間が大きくなった」
とかそういうことではなくて、違う切り口から見る
マインドセットを実行できるようになった、それだけ。

しかし、そうはいっても、時には「まだこういう嫌な
ヤツがこの世に生息していたんだ」という人も出てくる
ことがある(笑)。するとやっぱり、腹も立つ。
そういうとき、どうするか。

1. 素直に、怒る。ここで怒っておかないとストレス。
2. もしその人と名刺交換とかしたことがあるのであれば
  名刺を捨てる。

ここまでやっているうち、そういうことにエネルギーを
費やしている自分がばかばかしくなってくる。怒りの炎が
トロ火になる。
そこで初めて、「ああ。本当に嫌な役をやってくれている
んだなあ」と、感謝する。そして、「何を教えてくれて
いるのだろう」と考えると、必ず、自分の至らない点が
見えてくるのである。

自戒をこめて。
マイナスの波動は、ブーメランのように周囲のマイナスを
纏い、太って自分に返ってくる。
プラスも同じなので、どうせならプラスでいきたいよね。
よって、常にプラスの波動だけを出すようにしましょう。
その意味で、タレントの

ベッキー

が毎朝「感謝の時間」を設け、実行していることは
素晴らしいことだと思う。

ぼくも実行するようにしている。

 

2006年03月08日(水)
プロの仕事に感謝!

第37回中部マーケティング会議

1,300名、700社の経営幹部の皆さんの前でパネルディスカッション
の進行をさせていただくのも今年で早4回目。ぼくたちの後に
五木寛之さんが控えておられる。

今回のメンバーは上記サイトの講師紹介でご覧いただければ
わかるのだが、21LADY広野道子社長、インデックス小川善美社長、
イー・ウーマン佐々木かをり社長。全員女性起業家である。

たっぷり2時間、進行しながら、楽しませていただいた。
4回目ともなると、会場の一人ひとりのお顔もはっきり見え、
余裕ができたようだ。

会場の名古屋観光ホテル、1Fレストラン「エスコフェ」で
司会のアナウンサー(今年は名古屋テレビアナウンス部深津
麻弓さん)もまじえ、打ち合わせをすることが恒例なのだが、
今年は特にホテル側のプロフェッショナルな配慮に感謝した。

料理はコースなのだが、あわただしい時間であることを
充分鑑み、ピッタリのタイミングでデザート、珈琲が
終わるようにしてくれているのである。当たり前といえば
そうなのだろうけれど、ホテル・スタッフの連携プレーの
見事さに舌を巻くと共に、感謝感謝。

 

2006年03月07日(火)
一体何が楽しくて・・・

いま滞在しているホテルはアメリカ系のためか、
エグゼクティブフロア専用の朝食ルームには英語
が飛び交っている。

いましがた、朝食を摂ってきたのだが、好奇心から
グループで食事しているビジネスパースンたちが
何を話しているのか、聞き耳を立てた。何しろ彼ら
大声、特に聞き耳を立てなくてもわかるのだが。

「**、今朝も走ったのかい?」
「ああ。今朝は泳いだ」
「5時に起きて?」
「4時半だね。君は来なかったね?」
「5時から本社と連絡を取り合っていたよ」
「あの件?」
「あの件」

何と、アメリカ人ビジネスパースンはいまだに朝4時半
とかに起きて走ったり泳いだりしているのである。
そして全員、タバコを吸わない。
きっと酒も飲まないのだろう。

日本のみなさん、そういう

身体に悪いことはしない

ようにしましょうね。

 

2006年03月06日(月)
念飛ばし治療

朝のJR。隣に、咳こんこんの年配の女性が座った。
マスクをしている。

例によって、「治れ」と念を飛ばしたら、
ぴたりと咳が止まった。ついでに、睡眠不足の
ようだったので、風邪には寝るのが一番、と、
「ねむったほうがいいですよ」と念を飛ばしたら、
本当に寝ちゃった。あれあれ、下りる駅、ぼく、
知らないんだけど・・・。
一応、「下りる駅に着いたら、起きてね」と
「念を押して」ぼくは品川で下りたのだけど、
これ、本当にぼくの念が効いたのだろうか。

量子力学のベルの定理では、「場の理論」という
のがあって、「物理的にどんなに離れていても
量子力学の世界では関係なくて、一つの動きが
全体に影響を及ぼす」というのがある。
合気道で、身体に触れることなく相手を倒したり、
吹っ飛んだりするのは、このベルの定理が関係
しているんだろうと思う。

ちなみに大気圏から水素原子のサイズまではニュートン
力学の万有引力の法則が適用できるのだけど、大気圏を
出ると相対性理論を使わないと時間がゆがむので、うまく
ないらしい。だから、衛星からの情報を使うカーナビは
相対性理論を使っている。そして、水素原子より小さい
極小の世界では量子力学が支配していて、例えばニュートン
力学ではあり得ないことが起こる。

1つの電子が同時に
1000個の穴を通り抜ける


ということも可能なのである。
分身の術や念力によるトランスポーテーション、
瞬間移動なども、これなのかもしれない。

氣の達人になると、祈るだけで、地球の裏側に
いる病人を治しちゃう。

ぼくも鍛錬を積むとそのような、リモート・
ヒーリングができるようになるかもしれないと
考えていたが、そのあと乗った新幹線で寝て
起き、一口飲もうと持ったお茶のペットボトルを
掌からすべり落としちゃったから、まずは
「自分のお茶をしっかり持つ」ことをしなきゃ。
とほほ。

 

2006年03月05日(日)
休日は必要

葉山の海を見ながら、某氏とミーティング兼
まったりした休日を楽しむ。

春らしい陽気に包まれた海。

氏はここ数年、「休日とはどんなものだっけ?」
という生活をしてきたらしく、「ハァァーーー」と
息を抜いておられた。いくら創業まもない起業家で
あっても、休みは必要だ。

海沿いに鎌倉材木座あたりまでドライブし、
日曜の渋滞のおかげで、ゆっくり海を
愛でながら、走る。走る。

おかげさまでぼくも海に浄化された気分。
気持ちよかったっす。

やっぱ、休日は必要だねえ、と、だれよりも
自分に言い聞かせるわしであった。

 

2006年03月04日(土)
カネゴン養成ギブス!

学問所『カネゴン養成ギブス!』。

この日のために『ウルトラQ』カネゴンの回が入っている
DVDを入手、みんなで観ることを楽しみにしていた。

愛用のポータブルDVDプレーヤーが壊れて作動しないことが
わかっていたので、わざわざ自宅パソコンを持ってきて
いた。DVD作動は確認済みである。

ところが。

いざ学問所で確認してみると動かない。
どうもぼくのパソコン本体とInterVideoWinDVD
ソフトの馴染みがイマイチみたいで、先日も動かなかった
ことがある。

開講時間が迫ってきた。
さて、どうする。

「これはぼくを試しているな」

と考えた。こういう、ピンチの状況を作り出して、
ぼくがどう出るか、見ているのだ。誰かしらないけど、
誰かが。

0.3秒で「今日はDVD、なし」と決断した。

開講。講義の中でこのエピソードに触れたところ、
何と、受講生のH氏がDVDを持っているとのこと!
正確にはDVD再生できるノートパソコンなのだが。
なぜか、かばんに入れてきた由。

H氏にお借りして、めでたくみんなで「カネゴン」を
観ることができた。

こういうことって、面白いねえ。ほんと。

Hさん、ありがとうございました!

 

2006年03月03日(金)
「第1感」

昨日のクーロス像にまつわる話。
「買わないか」とオファされたとき、美術館側は
当然のことだが、学術調査をした。カリフォルニア大学の
地質学者スタンリー・マーゴリスが高解像度の立体顕微鏡を
使い、二日がかりで彫像の表面を精査した。右の膝下から
直径1cm、長さ2cmほどのサンプルを採取、電子顕微鏡、
質量解析機、X線回折などのハイテク検査をした。
結果、データは、彫像が本物だと示した。

ところが。

ゲッティ美術館評議員であり美術史家フェデリコ・ゼリ
「爪がヘンだ。理由はわからないが」

古代ギリシャの彫刻の専門家イブリン・ハリソン
「何かがおかしい。これを買うことになったとは、
お気の毒に」

メトロポリタン美術館元館長トマス・ホービングは
初めて目にする美術品を見たとき、最初に浮かんだ
言葉をメモする習慣があった。彼がメモした言葉は
「新しい」

のちにホービングはこう語っている。
「なんだか、スターバックスのカフェラテに漬け込ん
であったように思った」

アテネ考古学会会長ゲオルギオス・デリボリアス
「初めて見た瞬間、なんだかガラス越しに見てる
ような感じがした」

これらすべては人間のもっている適応性無意識の
力のなせる技である。アタマだけで考えていると
ロクなことにならない。そして、意識の営みは
分厚い報告書になるが、無意識は「ような氣がする」
といった、およそまじめな会議には使えない言葉に
しかならない。ここが落とし穴になる。

以上、とっても面白い本から引用しました。
その本というのは
マルコム・グラッドウェル『第1感』
光文社から翻訳が出ています。

 

2006年03月02日(木)
ホンモノ? ニセモノ?

J・Pゲッティ美術館(LA、USA)にあるクーロス像

よーく見てください。「紀元前6世紀、あるいは、現代の模造品」
とあるでしょ?

細かい経緯は省くけど、要するに、美術館が「買っちゃった後」
で、この像の「ホンモノさ」が疑われ始めたんだって。

あ。次の約束の時間になった。

ごめんなさい、つづきは明日。

 

2006年03月01日(水)
はしけって、何?

株式会社コラボプランD&C

の某氏(特に名を伏すが 船津治義 氏という)が
あるところにお書きになった文章で、「大組織と小組織」
を対として表現するにあたり「軍艦とはしけ」という比喩
をお使いになった。これに対して

山本藤光さん

とぼくが「それは違う」といちゃもんをつけた。

山本・阪本の「ダブルブッキングコンビ(二人とも名前と
書斎に本が並ぶので勝手にこうつけた。他意はない)」の
主張するところは下記。

・そもそも「はしけ」というものは海に突き出し固定され
 た橋の形状をした建造物を指すのであり、船ではない

・もし船だというのであれば船長をここに出してもらいたい

ダブルブッキングコンビのイメージするところは下記である。




生ビールと焼きうるめを食しながら、船津氏は冷や汗を
かいている。あまりの二人の攻撃に、夕食の支度で忙しい
奥様に電話して辞書で調べていただき確認した。

結果。

「広義には、プカプカ浮かぶ船のことも指す」




写真はホッと一息の船津氏である。

帰宅後、ぼくは岩波国語辞典で調べてみた。

はしけ【艀】本船と波止場の間を行き来して乗客・貨物を
運ぶ小舟。はしけぶね。


とんでもない「いちゃもん」だったのだ。

船津さんの勝利。ダブルブッキングコンビの完敗である。
船津さん、失礼いたしました!! 今度ビール奢ります。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW