株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2006年04月30日(日)


座椅子の修行旅




お風呂用の木製の座椅子が古くなったので、庭に出る踏み板
代わりに縁側に出していた。彼にはどうも意志があるようで、
ときどき「寝返り」をしたり、結構やんちゃだったのだが、
昨夜入浴中、「そういえば、最近姿を見ないなあ」と彼の
不在に気づいた。

踏み板は専用の製品を買ったので、彼は「ひま」になった、
そこでどこかへ修行の旅に出たのだ。そう思った。

不思議なことなのだが、今朝、庭を見ると、写真のように
「帰宅」していた。おかえり、と声をかけたものの、
座椅子の修行というのは、一体、どこで何をするのだろう。
そして、師匠はだれなのか。不可思議だが、不可思議とは
「思議」が「不可」ということ、即ち、「考えるべからず」
なので、これにて考えることをやめることにします。

 

2006年04月29日(土)
顔のしわを取る方法・痩せる方法

ぼくは年齢不詳に見られることが多い。
理由は、本人が年齢をよくわかっていないからである
(というか、普段殆ど意識しない。さすがに1958年生まれ、
ということは覚えているのだが)。

これは次のように応用できる。

「もうオレも40になったんだから」とか
「私も30をこえたんだから」とか
「還暦を迎えたのだからそれ相応の『落ち着き』を
もたなきゃな」とか

をすべて、思わないようにするのである。
年齢は必要なとき(役所の書類記入時とか)に
思い出せばそれでよい。

顔のしわも、人の思いでできる。年齢とは関係ない
のである。

同じく、太る、やせるも、人間の思いによる。
バリ人で太ったひとを見たことがないのだが、それは
彼らが「たくさん食べると太る」という因果関係の言語を
持たないからだ。
そもそもバリ人は、3度の食事という習慣がない。
お母さんが朝、どっさり食事を作り置きしておく。
家族は各自、「腹が減ったら食べる」。
正午だから、とか、夕方7時になったから、とかいう
「食事の時間」が、ない。
「必要になったら食べる」「不要だから食べない」
「食べることと太ることとは関係ない」
以上の考えで、バリ人はたいてい痩せている、というか、
各自一番気持ちいい体型を維持している。

「私、食べれば食べるほど痩せるのよね」

と言いながら一杯食べるようにしたら、現在太っている
ことを気にしている人も、きっと痩せるはずである。
ちなみにぼくは太る・痩せるは気にしない。
もちろん、他人様を見るときも、その視点はない。
好きなテレビ番組は『元祖でぶや』なくらいだから、
自分でも食事制限は一切していない。

 

2006年04月28日(金)
身体は魂が運転している車

人間は10万回生まれ変わるという。
そして、身体は魂が乗っている車みたいなもので、
新車だけど、運転している魂は年齢を重ねたベテラン、
ということもありうる。若いけれど、「わかった」人が
いるのはこれが理由だ。

逆も当然あって、見た目が年配であっても、魂が
若い場合は、子どものような行動を取る。

電車内を観察していればわかる。
車内で大声で騒いでいる年配のグループがいたと
したら、中身の魂はまだ子どもなんだ、生まれ変わりの
回数が少ないのだ、と、ぼくはとらえる。
人生は魂の修行であり、ほうっておいても、ボーッ
としていても身体は年を取る。古くなっていく。
しかし、身体が古くなっても、魂を磨いていなければ、
「年相応」の人格にはならないのである。

子どものほうが親より生まれ変わり回数が多い場合も
多々ある。子どもは親を選んで生まれてきているから、
この場合は、「親が子どもに教育される」ために親子
関係を結んでいるのである。

こういうものの見方をすると、いろいろわかってきて
面白い。

 

2006年04月27日(木)
メタメタ勉強してまんねん

今週、ものすごい勉強をしている。
具体的には、本を読んでいるのだが。

いまちょっと計算してみたら、何と!
今週に入ってから買った本は41冊。
全部既に読破したので、えーっと、月曜から今日まで
4日だから、一日10冊。われながら、やるねえ。
しかもその間、ただ書斎にこもっていたわけではなく、
月曜は日帰り出張、火曜、水曜とプロジェクト、
今日はSurfin'と締め切り連載原稿脱稿と、仕事もかなり
やっているのだ。途中、町内会の仕事もしたし、友人と
夕食にも出かけた。『タイガー&ドラゴン』DVDも観た。
これは一体どういうことなんだろう。一体ぼくはいつ
これほどの本を読んだのだろう。

この読書と思索の結果を、5月17日、『カネゴン2.0』
として、セミナーで発表します。詳細は今日発行の
Surfin'に書いています。お申し込み、お待ちしております!

 

2006年04月26日(水)
ネーミングが存在を生み出す




動物には痛みがないらしい。

なぜか。

言語をもたないから。

そうなのだ。言語による名前がつくと存在が生まれるのである。

ニートにしても、昔からいた。ところが、「ニート」と名前
が生まれた途端、大量発生した。

花粉症の人は、「オレ、花粉症かもしれない」と言い始めたり、
思ったりした途端、花粉症になる。

だからこれを逆手にとればいいのである。
店を経営している人は「お客さんが押し寄せて、儲かって
儲かって仕方がない、レジの鳴る音がうるさいくらい」
と声に出してみたら、実現します。ホントだよ。

それともう一つ。病院にはいかないほうがいいです。
地球上で「病名」を持っているのは人間だけなんだよね。
病名がつくと、その病気になります。
だから、病名のつかないままのほうが病気にならないんです。
これも、ホントだよ。

 

2006年04月25日(火)
自分の強みで勝負しようよ




ニューヨーク時代からお気に入りの絵本作家

Todd Parr(←音が出るので注意してくださいね)

の『It's Okay to Be Different』(違ってても大丈夫)

の一ページ。

それにしてもいつも思うのだけど、カメって、どうして
懲りずに陸上競技に参加するのだろう。
水泳にもちこめば楽勝なのに。

 

2006年04月24日(月)
ついてるついてる

日帰りで大阪へ。余裕をもって出たのだが山手線ストップ
の余波を受け、なかなか品川に着かない。以前のぼくなら
イライラして文句の一つも言っていたのだが、長めに寝る
ことができる、睡眠不足解消になった、と、ラッキーに
受け止めることができた。

おかげで品川駅コンコースを走って新幹線に向かうことに
なり、ランチは車中。

帰りもなぜか時間の都合がつかずに夕食を食べそこねた。
自宅最寄駅逗子駅前は、夜9時を過ぎると飲食店が殆ど
しまってしまうので、さて、どうするか、と考えて
いたら品川駅ホームに立ち食いそばがまだ営業していた。
以前から前を通っておいしそうなにおいにひかれていた
のだけど、一度も食べるチャンスがなかった。
これ幸いと入ってみたら、おいしいのだ、これが。

今日もとにかくついてる一日だった。感謝!

 

2006年04月23日(日)
微差について

横須賀線で、床に座り込み、コンビニのおにぎりに
食らいつきながら携帯画面を見、ipodをシャカシャカ
聴いている女の子がいた。いや、「女の人」かもしれ
ないのだが、年齢不詳だった。

さて、彼女は何を教えてくれているだろう。

と考えた。ぼくはこのところ、「常にものごとを
肯定的にとらえる」ことを心がけている。
それこそ、自分のアタマにペンギンの糞が落ちてきても
前向きにとらえる(落ちないか)。

わかった。

彼女のような「極端な」「わかりやすい」人は、
普通はいない。みんな、「微差」で長いうちに
「大差」がついてしまうのだ。

具体的には、電車内でたまたま目と目が合ったとする。
そのとき、「ほほえみの目線」か「イラツキの目線」か。
だれかに「ここ、直したほうがいいよ」と指摘されたとき、
「ありがとうございます」と素直に言えるか、それとも
口だけで「どーも」と済ませてしまうか。

この「ちょっとした差」を積み重ねていくことが、
長い間には、とんでもない違いになっていくのだ。

あ。なんだかドウトクみたいになってしまった。
うまく伝えられないのだけど、今朝電車の彼女に
学んだことは「微差について」でした。まる。

 

2006年04月22日(土)
JOY CREATION!




学問所セミナーJOYクリエーション
JOY学び実践編。

現場に出て、何を学んできたかの発表に、受講生Sさんが
用意してきたプレゼンテーション資料。

講座テーマにぴたりと寄り添い、JOYをもって調査し、
まとめてきたプレゼンは素晴らしかった。

もちろん、他の受講生のプレゼンも一人ひとり個性がくっきりと
際立つ素晴らしく、面白く楽しい、学びあふれるものだった。

今日一日、講師として、JOYを一杯いただいた。
感謝! ありがとうございます!

 

2006年04月21日(金)
Bスクエアの謎の計画とは

バンドの要、阪本塾軽音楽部部長でありキィボード
プレイヤーであり、音楽思想の司令塔であり、
メンバーからの人望もひときわ厚い
(ここまで上げれば今度何か奢ってくれるだろう)

Taizo(←)

がブログで書いている、Bスクエアの某計画というのは
・・・・っと、書いてはいけないのだった。

しかし、

「なぜその計画が必要か」

については書いてもいいだろう。

この秋、大きなパーティをする。

Tribeca(←)

という、かっこいいレストランを貸切りで。

そこでわれらがBスクエアも演奏するのだが、PAや
他の費用が若干かかる。

その費用をどうにかして捻出しなければならん。

どうするか。合宿中も夜11時には消灯してたっぷり寝ながら
考えたのだが、決まらない。

本来なら全うにライブをして稼ぐ、CDをリリースして
稼ぐ、というバンドの王道を歩むべきなのだが、
そこはわしら「とんがった」バンドメンバー、
ライブやらCDレコーディングまでは音楽(練習)活動が
忙しくて手が回らんため、

「なんとか音楽以外で楽して稼げんものか」

とアタマをひねっているのである。

道路工事バイト
葉山BBQで帽子を回す
「あの世の話」講演ツアー
壷(ツボ)販売

などの秀逸なアイデアも出たのだが、

最後の最後に

「バンドメンバーを増やす」

という奇想天外なアイデアが浮かんだ。

あ。ついうっかり書いてしまった。これ以上先は
書けないかけない。

それにしてもどこかスポンサーがついてくれない
ものだろうか・・・とまた楽しようとしている。

 

2006年04月20日(木)
5月24日Jカレッジ講演です

20日は朝から出張なので、19日に書いておきます。

JALの松山しんのすけさんが主宰する

Jカレッジ(←)

で講演します。

テーマは

仕事に愛され、
お金に愛され、
生活に愛されて

JOY一杯の人生を送る方法です。とっても楽しいよ!
おともだちも誘って、是非参加してください。

 

2006年04月19日(水)
成り上がってやるぜ!




バンド合宿のお部屋。うー。男のにおい。

学生時代を思い出す。

*都合により●●●っちが顔を出さないで欲しいと
のことなので、画像処理しております。


宿の用意してくれている「合宿パック」は基本的に
「ヤング」(死語!)向けであって、それは夕食に
表れた。

6時からとはきいていたのだが、ぐずぐず
していたら電話で「冷めますよー」と言われ、
あわてて食事会場に行くと、「一般客」とは
別の部屋だった。

一般客は畳敷きの格式ある部屋で、席に着いてから
天ぷらをあげてくれるらしいのだが、わしらが席に
着くと既に皿の上にはハンバーグが
どん、と居座り、冷たくなっていた。

鍋もあって、おねーさんがおなじみの固形燃料に火
をつけてくれた。何と、すき焼きという。

ハンバーグにすき焼き!

いかにも「ヤング」(くどい)のメニューである。

一般客は浴衣と温泉用タオルも用意されている。
いつかビッグになって一般客と同じ部屋に泊まろう、
わしらバンドメンバー一同、固く誓ったのであった。

 

2006年04月18日(火)
バンド合宿パックの部屋の謎

bスクエア箱根合宿。お宿は江戸時代からこの地にて
営む温泉。志賀直哉先生、滝廉太郎先生、米国グラント将軍、
など、著名人が逗留された由緒正しい宿だ。なぜかこの宿に
「バンド合宿パック」というのがあることをメンバーが探し
出してくれた。

通されたのは離れ。男六人、しかもバンドマンということで、
うるさいだろうと隔離されたのだが、中年バンドなのでその
心配は無用なのだ。

面白いのは離れの入口。




拡大すると




なぜわざわざこのような手のこんだデザインにするのか、
意味不明である。そして中に入ると和室なんである。

 

2006年04月15日(土)
バンド箱根合宿




明日はバンドの箱根合宿。気合充分。
課題曲はオリジナル含め12曲。
よって、今日は一日、仕事から離れて、リハーサルの
リハーサルをする。

ギターの弦を換えたり、楽譜を見直したり、歌詞と
コードを確認したり。

外は風が強い。
ここのところスピリチュアルな世界に没頭していた
ので、今日は一日音楽に浸ろう。

*合宿のため、明日・明後日の日記はお休みします。

 

2006年04月14日(金)
ホリスティック・マネジメント




新しい経営論アプローチを模索していく中で、医学を研究
してみた。結果、医学界における代替医療(Alternative
Medicine)、ホリスティック医学(Holistic Medicine)が
大いに参考になることがわかった。

その分野の先達、アンドルー・ワイル医学博士の言葉に

「人間は精神性、身体性、霊性からなる」

がある。経営も人間の営みである以上、同じことがいえる。

よって、経営を精神性、身体性、霊性の三つのアプローチから
考えるマインドセットを「ホリスティック・マネジメント」
(Holistic Management)と呼び、理論化、体系化することに
着手した。詳細はSurfin'、著作、あるいは学問所セミナー
(7月-9月期)で発表しますね。

お問い合わせは弊社榊(ask@palmtr.com)まで。

 

2006年04月13日(木)
ニュピなので主電源も落として帰っちゃいました




空港には出発までかなりの余裕をもって到着できた。
まずはチェックインだけ済ませてしまおうと、
航空会社(ガルーダ)のカウンターに行くが、どうも
様子が変なのである。
たらたらした空気はいつも通りなのだが、
業務が止まっているのだ。

聞くと、「オンラインがダウンしました」とのこと。
わははははははは。

きっとこれは深遠な理由があるわけではなく、
ものすごーーーーーーーーーーーーーく
シンプルで、アホらしい理由、例えば

明日からニュピ休暇に入るので、メイン電源も
落として帰っちゃった

とかね。そして彼にいくら電話してもつながらない、と。

もともと「テキパキ」とは程遠い国民性なのだが、
まるで海底で作業しているかのようなスローな
動き、まるで旧共産圏にいるかのような情報の
なさだった。

カウンター前に並んでいた多くの日本人乗客が
予想した通りオンラインは復旧せず(笑)、
何と! 手書きで航空チケットが一枚ずつ発券
されたのだった。

ぼくたちはビジネスクラスだったのだが(ガルーダには
ファーストクラスはない)、これまた驚きの、

「自由席」なのであった。

「空いてる席、どこでもいいから座ってください」

恐るべし、ガルーダ。ビジネスクラス自由席。

 

2006年04月12日(水)
パレード




ニュピの前夜祭のようなとき、人々は集落ごとに
ねぶた祭で見るような大きな人形を作成し、町を
練り歩く。写真はたまたま外出から帰り、その
パレードに出くわしたため、車中からA君が撮った
もの。真ん中の男性はラッツ・アンド・スター
ではありません。

日本なら、

「ちょっと今年は長男が受験なもので・・・」とか、

「てか、ウチら、そーゆーの、カンケーないし」とか、

で、「一糸乱れる」のが普通だが、乱れない。
バリ人はこころの底から信仰しているので、みなフツーに
行動している。

また、バリ人は先天的に手先が器用なんだろうね。
人形の出来がまた、素晴らしいんだ。写真に
撮ることは控えたのだけど。

そして最終日。ニュピ当日は空港も閉鎖、ホテルにいる
観光客も、部屋の窓に覆いをして明かりが漏れないように
しなければならないくらい。

よって、ニュピ前日、帰国の途に着いた。

「ニュピの前には外国人駐在員などを始め、少なくない人口
がバリ脱出をするので、ラッシュになるやもしれない、
念のため早めに空港に行ったほうがいいですよ」

ドライバーを始めとするみんなの意見に従い、
空港に着いた。意外に早く着いた。ところが。

(明日につづく)

 

2006年04月11日(火)
ニュピの前




写真はヴィラ玄関(というか、エントランス。バリのことゆえ、
締め切る玄関は、ない)にいらっしゃるかた。
このかたに毎朝「行って来ます」帰ってきたら「ただいまー」
と挨拶していた。

バリを発つ日の翌日が、ニュピという、計算してもなかなか
うまくいかない「ついてる」旅程だった。
ニュピというのは、一年に一回やってくるもので、今年は
3月30日だったが、毎年違う。その日、バリ人は外出しては
いけない。夜は電気もつけてはいけない。本来なら食べ物を
口にしてもいけない。なぜなら、空から悪霊が降りてくる日
だからだ。じっと家の中で悪霊たちの通りすぎるのを待た
なきゃいけない。それはどこまで守られるかというと、
しっかり本当に守られるのである。空港が閉鎖されてしまう
ことからも、バリ人の本気度がわかろうというものだ。

そして、ニュピを迎えるにあたり、バリ人はさまざまな
事前の準備をする。青森のねぶた祭のような人形を
こさえて、ストリートを練り歩いたりするのである。

つづきは明日。

 

2006年04月10日(月)
チーフ




ヴィラ・スタッフのチーフ。昨秋もお世話になった。
エントランスで出迎えてくれた顔を見たときはホッとした。

バリではなかなか英語が通じないのだが、彼には通じるので
安心なのだ。

秋に会ったときより若くなっていた。何かきっといいことが
あったに違いないが、冷やかすのを忘れた。

 

2006年04月09日(日)
ヤクルトinバリ




バリの週7日24時間オープンしているタイガ薬局で見つけた
ヤクルト。

写真のモデルは微妙に異国の雰囲気なのだが、どうして
外国でヤクルトを見つけるとこんなに嬉しいんだろう。

 

2006年04月08日(土)
Palmtree Inc.学問所4月期開始!

今日明日は学問所のPCで書くため、バリ画像を
使えない。よって、バリネタはお休み。

今日から新しい塾が始まる。4月期の開始だ。
土曜が「JOYクリエーション」、日曜が「ガツン!と
儲かるコンサルタントになる!」。

とにかく同じことをやるのがイヤな性分なので、
いずれも全く新しいアプローチをする。

日曜は上海から通ってくださるかたも。

気合充分だ。

身体全体に気を満ちさせるため、電車内では
立ち、窓外の桜を見て過ごす。

と、新しいビジネスネタを発想した。

以前から家なり会社なりの郵便ポスト、
「外からの郵便受け」としてだけではなく、
配達してくれたら集荷もしてくれれば
いいのに、と思っていた。

その代行サービスである。ある地域全体の
デポとなり、郵便に限らず、町内会の回覧、
宅配便、お酒、米など、すべての「デリバリー」
を請け負う。高齢化社会に必須のビジネスでは
ないだろうか。あ。うっかりここに書いて公開
してしまった。

 

2006年04月07日(金)
barber




バリのbarber。なぜか「散髪屋」「床屋」が「使っては
いけない用語」になってしまったようなので、他に適切な
言葉が浮かばず、barberとする。たしか96年放映NHK朝ドラ
『ふたりっ子』の時、大助花子演ずる夫婦がbarber店主で、
「バーバー」と花子が言っていて、ムチャクチャ違和感が
あったために「何のことやろ」と考えた記憶があるから、
既に10年以上、「使用禁止」になっている模様だ。

このほかにも使用禁止言葉があるが、禁止にしたから
といって世の中が良くなったとは思えないのだけど・・・。

写真に戻ると、このbarberはまだ大きいほうで、
もっとすごい店もあった。立ち飲み屋さんかと思う
ほどに細長いのだ。そこはさすがに写真が撮れなかった。
なんだか、おっかない雰囲気があったので。

ちなみに窓に映っているのは、カメラを構えたぼくです。

 

2006年04月06日(木)
バリのイノッチ




スペアタイヤのカバーに企業広告が入っているのが
目立つ。日本では企業広告というより、ドライバーの
趣味を反映したデザインが多いよね。

多分、バリのアイドルなんだろうなあ。日本の
イノッチに似ている。

この写真は、お気に入りのシーサイドレストラン
La Lucciola(←)

駐車場で。この店は西洋人観光客が多いというので、
テロに備え、ガードマンが常駐しています。

 

2006年04月05日(水)
大地と木からパワーをいただく




ヴィラの朝。庭を裸足でまっすぐ歩いていく。大地の
パワーを足の裏からもらいながら、呼吸法をしつつ、
歩く。

歩き終えたら、樹木に触れ、木からパワーをいただく。

耳に入る音はガムランとにわとりのコケコッコー。

 

2006年04月04日(火)
オーブが雪のように




ウルワトゥ寺院を訪れた折、ついでに鑑賞したケチャダンス。
クライマックスにさしかかったときの写真。よーくご覧ください。
画面上部、無数のオーブが見えるでしょ?
まるで大きな雪が降っているかのように。
肉眼では見えなかったのだけど、カメラに撮ると写っている
のです(撮影は同行したA君)。

見づらいかたは、画像をコピーして、拡大してみてください。
一つひとつのオーブが、曼荼羅の形に見えるはず。

さすがバリ、スピリチュアルな世界を見せてくれます。

*「オーブ」は、精霊です。ケチャダンスによって「あっち
の世界」から呼ばれたのでしょう。

 

2006年04月03日(月)
メインストリート




メインストリートはいつもオートバイでラッシュ。
バリのオートバイはSuzuki製が圧倒的に多い。
そして、新車が多い。これは中古だと現金で買わなければ
ならないが、新車はローンが組めるというのが理由。
バリの平均月収は6,000円程度らしいのだが、オートバイ
一台がたしか年収の3年分くらいする。高額なのである。
ただ、車も含め、日本製品が大半なので、空気浄化機器が
完備されており、フィジーのナンディで閉口した
ような、大気汚染はあまり感じない。
フィジーを走っている車はどこかの国で廃棄された車を
リサイクルしているようなものばかりなので、ゲホゲホ
しちゃうのだ。

 

2006年04月02日(日)
立ち姿が美しいバリ人




屋台のおにいちゃん。ガランガランと鳴らしながら通りを
歩いていく。何という食べ物だったか、一度聞いたことが
あるが、忘れてしまった。「ちょっと小腹が空いたとき」
に食べるファストフードだ。夜、たんぼの横の道にぼーっと
店開きをしていることもある。

注目したのは、彼の重心の安定感だ。屋台を押しているが、
力がきれいに抜けている。バリ人はみな、姿勢が美しい。
はだしかサンダルで過ごし、大地に近いところで生活
しているからだろう。
身体の重みが下にきれいにおりている。

日本人の場合は、重心がアタマにある。いわゆる「血が
上っている」状態にあるのである。だから立ち姿や歩く
姿が安定していない。

 

2006年04月01日(土)
バリケン




バリの犬は、日本の犬と違う。そこでぼくたちは「バリケン」
と呼ぶことにした。

ヌラとの再会もそうだが、町のあちこちで見かけるバリケン
の長いしっぽを見るたび、ああ、バリにまた来ることができた
んだな、と感謝の気持ちが湧き上がってくる。
今回の滞在では、バリケンにはあちこちで出会うことが
できたが、これまた日本とは違う特徴のバリネコとは、
ぼくは一回しか会うことができなかった。バリネコは
耳がとんがっていて、エジプトの置物みたいなんである。

バリケンは基本的に人間になついていない。媚びない。
この写真を撮ったあとも、
「おうおうにいちゃん、なんでわしの写真、撮ってくれ
たんや。挨拶ぬきかいな」という感じでガン飛ばしながら
あとを付いてきたので怖かった。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW