株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2006年02月28日(火)


キャーーーーーーーーーーーーッ!!!!

朝起きるとまず家事をする。神棚に水を捧げ、
仏様にも水を捧げ、風呂掃除、ゴミ出し、
など、一通りのルーティンがある。
今朝も平穏なひとときに感謝しつつ、
黙々とこなしていた。

と、時ならぬ叫びがベッドルームから。

何事!? と階段を三段飛ばしで駆け上がる。

家人が指差す方向、床に何かなめくじ様の
生物がのたり、と寝ている。色はピンク、
全体がねじれていて、しっとりした触感が
視覚からだけでも感じられる。

暖かくなってきたからどこかから入ってきたのか、
と目をこらす。実はぼくも家人も目が悪く、
朝一はよく見えないのである。

正体。

昨夜寝る前にぼくが背中に貼ったサロンパス
だった。

 

2006年02月27日(月)
かわいいもんには目がないんですわ




こんなかわいいシューキーパーをいただいた!
ぼくが「かわいいもん好き」であることをご存知で、
それをふまえてのセレクションだ。嬉しい!
あまりにかわいいから、本来の配属先ではないのだが、
書斎にあるクローゼット・ドアで働いてもらうことに
しました。ありがとう、Mさん!

 

2006年02月26日(日)
出さないと、入らない

定期的に蔵書を入れ替えたくなるときが来る。
いまがちょうどそのときで、そういうときに
学問所に来る塾生の皆さんはラッキーだ。
自由にお持ち帰りいただくことにしている。
ただし、本の基準は

「ぼくが要らなくなった」

ではなく、

「あげちゃうと惜しい」

本にしている。そうしないと、もらってもらう人にも
本にも失礼だからね。

一度全部を吐き出さないと新しいものは
入ってこないこと呼吸法と同じ。

お金も、使っただけ、否、使った以上にまた
入ってきたらいいのにね。あ。でもこれって、
投資とリターンの発想か。そうかそうだったんだ。
だからお金も、使わないと、入ってこないという
ことなんだね。
こういう「儲かる商人的発想」のできる人は
「お金(コスト)はかかるものではなく、かけるものである」
と考えられる人で、ますますお金が入ってくる。そんな気が
する。

 

2006年02月25日(土)
氣で経営する

「すべては氣である」というのがここのところの
持論なのだが、荒川静香選手の金メダルで持論が
さらに補強された。村主章枝選手との違いは、
「氣」だと思う。

ぼくがもし村主選手のコーチを任されたら、
努力することをやめ、練習も一年くらいやめて、
恋愛やら旅行やら好きなことを好きなだけおやり、
とアドバイスする。それによって氣を鍛えるのだ。
氣を鍛えると、動きに質的な転換が生まれるはず。

荒川選手はこれまで歩いてきた人生の凸凹がそのまま
現在の氣を醸成している。だから美しい。だから
説得力がある。技術だけじゃない。氣が抜群にいいんだ。
銀銅メダルの二人には、荒川選手ほどの氣は、ない。
表彰台で三人並んだ写真を見れば一目瞭然だが、
二人とも子どもに見えてしまう。

イチローがエンジン全開で、周囲の日本人選手が
ついていけないらしいが、大リーグで活躍する、
ということはそれだけ氣の矯め方、発し方が
違うのだ。

そして経営も同じく、氣の違いが、業績の違いに
なって表れる。『氣の経営』という本が、書けそうだ。

 

2006年02月24日(金)
我輩はバカラック好きである

何人かの方から質問されたので答えておきます。

昨日の本は

イノベーションの10の顔(→直訳(笑))

です。無事、仕事終了(ぼくが翻訳するわけではない
ので。為念)。

ハードな仕事を終え、深夜0時前、ベッドに入る直前に
一階リビングの庭に面した窓際でウクレレを弾いていた。
昼間覚えた『雨にぬれても』。すると、窓の外でニャー
という。

・・・ちょっといま、あの曲を思い浮かべてみてください。
おなじみの冒頭「C C△7 C7 F 」ときて、
「Em7 A7、Em7 A7」歌詞でいうと「for his bed,
Nothing seems to fit」の部分(あの印象的な繰り返し
だね)。ここで「bed」「fit」に合わせて「ニャー」
「ニャー」と歌う。

面白いので、窓から外を見たが、ねこの姿はない。
バカラック好きのねこが庭に住んでいらっしゃるのだ。
偶然とは思えない。こういうことも、楽しいねえ。
ハッピーだ。

 

2006年02月23日(木)
逃げてもムダ(笑)

今日一日で英語265ページを読み、その概要を英語で
レポートする。
さらに阪本の意見を加え、オリジナルの提言にまとめる。

という仕事がある。265ページを簡単にいうと単行本
一冊である。

このようなとんでもない分量の仕事が春の虫のように
むくむくとわいてくるはずがなくて、とうの昔からの
仕事なのである。遊んでいて、やってないだけなの
である。

こうなるとヘソ曲がりのぼくは他のことがしたくなる
ので(笑)、ウクレレでBurt Bacharach『Raindrops
Keep Fallin' On My Head(雨にぬれても)』を練習する。
ところがこういうときに限ってすぐに弾けるように
なってしまうのだ。

自作の曲のコードにTaizoが付け加えたよ、と
バンドのメーリングリストに言っている。
-------------------------------------
海よのコードを少し付け加えてみました。
大人の感じを出してみました。
感想を聞かせてください。
--------------------------------------

早速ギターを弾いてみる。なるほど! と感心する。
Taizoは音楽の基礎ができているから、技がすごい。
セブンスコードとメジャー、マイナーを程よく
混ぜて、新しいニュアンスを出してくれている。
自分で作曲しておきながら、Taizoによって別の味が
引き出されたことに感激する。

・・・はいいのだが、本にいつ取りかかるのか。
そうそう今日は腹筋トレーニングをやってなかった、
と腹筋を始める。

もう一度ウクレレを弾く。
発声練習をする。
DVDのコレクションを見て、何か「逃げるところ」は
ないか、探す。

ない。

そしてこの日記を書いたら、いよいよ本にとりかかる
のである。もう、逃げられないのである(笑)。

 

2006年02月22日(水)
見えない大きな力が働き始めている

目に見えない大きな力が働き始めていて、いろんな
ことが実現している。

●新しいスタイルの書き下ろし

フェアベリッシュ創業社長伊藤弘美さん(→クリック)

とのコラボレーションで本のプロジェクトを開始する。
これも新しい仕事で、新しいからこそ、面白い。

既に2007年の仕事の予定も入っている。楽しい。本当に。

 

2006年02月21日(火)

独立した2000年のこと、サンフランシスコに行った。
手がけていた翻訳の仕上げとシリコンバレーの取材
だったのだけど、街中のあちこちに「トーゴーさんの
店」がある。日系アメリカ人なのだろう。トーゴーさん、
がんばってあちこちに出店したんだな、ぼくもがんばって
トーゴーさんみたいにならないといけないな、と思った。
ちなみに滞在していたホテルから垂直に近い坂をだらだら
下りたところにあるおしゃれなストリート、

Chestnut St.(→クリック!)

でのこと。




ずーーっと思っていた。
あるとき、「あそこもトーゴーさんのお店だね」と言った
ら、会社のスタッフが「?」という顔をする。
かくかくしかじかだから、がんばってるじゃないか、と
説明するとスタッフが吹きだした。

「TO GO」とは、「テイクアウト」の意味だったのだ。
ちなみに「TO GO」はアメリカ風らしく、イギリスでは
「take away」というらしい(又聞きなので、真偽は不明)。
「takeout」は日本語英語だけど、アジア方面では通じる
ようだ。

 

2006年02月20日(月)
暖かさの保証金

学問所を開設したときに自分に律した三戒があり、

寝ない
食わない(料理しない)
風呂入らない

である。学問所は受講生のためにあるのであって、
ぼくがそこで生活するためではない、と。
また、上記の三つのいずれか一つでもすると、
途端、空間が「所帯じみた」色を帯びる。
それを嫌ってのことなのだが、今日までずっと
守ってきている。

ガスもコップを洗うときにお湯を出すために使う
だけ、しかも最近はコップも使わなくなったので
使用量ゼロがずっと続いている。

「ここ三ヶ月使用量がゼロです。基本料金を払うだけ
ムダなので、閉栓をお勧めします。いずれにしても
一度連絡してね」

という警告文を東京ガスからもらったことこれまで三回。

1月の使用量が1m3で、今月は久しぶりに基本料金
より使った。それでも基本料金724円に対し今月は
860円だから、差額136円! たしか一回だけコップを
お湯で洗った記憶がある。これだけ見ると、ガスって
安いんだなあ。

自宅は田舎なのでプロパンガスだ。ボンベをごろごろと
地元のガス販売会社の人が転がして、よっこらしょ、と
定期的に入れ換えてくれる。でも、あんなでかいボンベ、
すっかり使い切った覚えがないのだが、毎回、入れ換えて
くれる。たぶん、親切なんだろう。

災害時のことを考えれば、都内と近郊の二箇所に拠点を
設け、かつ一方はプロパン、他方は都市ガスというのも
危険分散でいいかもしれない。

いずれしせよ、いざというときにはばんばんお湯を
出してくれるための保証金だと思えば、月724円の
基本料金なんて、本当に安い。そしてここから深遠な
哲学が出てくるかというと出てこなくて今日はこれで
終わるのである。まる。

 

2006年02月19日(日)
スーツケースが落ちない

機嫌良く横須賀線に乗っていたら
新橋で車両故障とのアナウンス。
加えて、東海道線で人身事故。
場所は戸塚付近。こうなると完全に
アウトである。仕方ないので、戸塚駅
で市営地下鉄に乗り換えようという集団の
中に混じって改札付近まで行ったところで
「電車が動きます」のアナウンス。
また重いスーツケースを手に提げて(人が多いので
地面を転がせないのだ)逆戻り。

さっき下りたばかりの電車に乗ると
「この電車は次の東戸塚までしか行かない」
という風評が立った。それならそうと車内アナウンス
があってもよさそうなものだがないので、きっと
これは「パニック時の流言蜚語」だろうと見当を
つけたのだが自信がない。
「え? 東戸塚までなの?」
と下りるひとが続出すると、こっちも気が気でない。

この事件でしみじみ思ったことは、JRは情報精度力が
経営の鍵になるなあ、ということ。

ところがおそらくJRはそのように定義していないことが
乗客にとってつらい事態を巻き起こしちゃうのである。

結局、横浜で東海道線に乗り換えたのだがひっさびさに
「かばんが落ちない」ラッシュに遭った。
ちなみにここでいう「かばん」とは、30cm*60cm*13cm、
4kgあるスーツケースのこと。すごいねえ。そんなに混んで
みんなどこへ行くの? ・・・ってわしもそうだが(笑)。

 

2006年02月18日(土)
「戦略」と「戦術」は使用禁止にするべきである




散歩していて出会った鷺(さぎ)君。小さくてよく見えない
かもしれないけど、中央の白いこ。

昨日、風呂に入っていて、天啓が閃いた。

ずっと商売(ビジネス)に「戦略」とか「戦術」という
戦争用語を使うことに異和感があり、かといって適切な
用語が見つからなかったのでそのままにしていたのだけど、
やはり違う。

他社と戦うのか? NO
顧客と戦うのか? NO
時代と戦うのか? NO

いずれも違う。

商売はあくまで顧客に笑顔になってもらうために営む
のであって、「顧客を囲い込む」「顧客を獲得する」
「顧客を深堀りする」といったことが目的ではないし、
できるはずもない。

戦略にせよ、戦術にせよ、商売人が顧客を操作して
どうかできる、ということを前提に話が進められて
いるわけで、そんなこと、あり得ないのだ。
これは現実の商売でみんなわかっているはずなので
ある。

にもかかわらず、ビジネス書の中には、「顧客を
どーのこーのしよう」ということが書かれている。
ぼくも書いてきた。

間違いだ。

戦略は「企画」、
戦術は「行動」と、言い換えるべきだ。

そして、中村天風先生、藤平光一先生以来の真理で
言うなら、「心が行動を決める」のであり、
出発点として最も大切なことは企画の心、
即ち、「企画心」なのだ、と、最後は自分の本の
宣伝かい(笑)。

 

2006年02月17日(金)
利益は上げなければならない

NPOというと、利益を上げてはいけない、と思っている人が
大半だと思うけど、そうじゃないんだよね。
この世のことはすべて「思ったとおりになる」から、
「利益を上げるための組織ではない」と思った段階で、
既に利益が上がらなくなってしまっているんだろう。

私企業との違いは、利益目的の定義だけであり、利益は
上げなければならないんだ。私企業は株主とか、いわゆる
ステークホルダーに利益を分配する、という目的の定義
がある。でも、NPOは、組織である以上、組織目的がある。
ミッションといってもいい。そのミッションを達成する
ためには当然、お金がかかる。だからそのためのガソリンを
稼がなきゃならない。

日本の多くのNPOが趣味サークルみたいになっているのは、
利益目的の定義が間違っているからだろうね。

ということで、わしらのバンドも、稼ぎます(笑)。
これで趣味のサークルとは一線を画した。
シニア社会では、このあたりの厳密な定義をしっかり
した組織が求められていくと思うんだなあ。
----------------------------------------------------

以上が午前中に書いた文章。ランチの際、不思議な体験
をした。たまたま押したチャンネルボタンがNHK教育で、
『名曲アルバム』だった。画面を見て、ピアノの音を
聴いた途端、『乙女の祈り』のフレーズが脳の中で流れた。
ところが、画面で流れているのはショパンかシューマンか
だった(不思議なことに、すっかり忘れている)。
曲が終わり、二曲目が始まった。鳥肌が立った。
『乙女の祈り』。
この曲はポーランド人のなんとかいう女流作曲家に
よる、彼女の唯一の作品という。画面に、ワルシャワの
ヨーロッパ一美しいとされる池が映っていたのだけれど、
なんだかとても懐かしい。

そして、この日記に書くので作曲家の名前や
シューマンなのかショパンなのかを確認しようと
NHKのサイトを見てみると、

こうなっていて、今日の演奏曲目にない(→クリック!)

起こった出来事はすべてに意味がある

というのが持論だ。先々、きっとこのときの不思議体験の
意味がわかるときが来るのだろうね。楽しみ。

 

2006年02月16日(木)
b-square始動!




*スタジオの鏡に向かってカメラを向けているので、
左右逆です。逆でもぼくのおでこのテカリは変わらない。


今年になって初めてのb-squareリハーサル。
オリジナル3曲も含め、ばっちりだ。
終わってから、お楽しみの毎度おなじみカレー屋さん。
今年初めて、ということは、カレー屋さんも初めてと
いうことなんだなあ。インド人シェフが結婚してしまい、
新しい人に替わった由だが、味の違いはわからない。

次回ライブの計画、合宿の計画、曲固め、今回から
インストールしたバンド口座制度、などなど、
楽しく話す。どうもぼくは、終わったあとのこの
わいわいが楽しみでリハに行っているような、
そんな気がした。

帰りはマーキー、ケンジと、「氣」の話をしながら、
人の多い急行を避けて、鈍行に揺られた。

幸せな一日だった。感謝。

 

2006年02月15日(水)
わけわかんない話

昨夜からネットにつなげない状態だった。
それはそれで静かでいいや、と思っていたのだけど、
クライアントから重要な連絡が来ているかもしれない、
いつまでも不通のままではいけない、と、いろいろ
探った。仮説としては、ここにあるハードはいずれも
不具合なく作動している。問題は、ここに来るまでの
プロバイダのサーバーが何らかのトラブルを抱えている、
というものだ。さて、プロバイダに問い合わせしなければ
ならないけれど、電話番号がわからない。
ここに引越したときに開設したから、そのときの「引越し
関連書類群」のどこかにあるのだろう。

自慢じゃないが、ぼくは書類の整理が苦手である。
ぼくだけではなく、周囲は全員、苦手な人ばかりである。

クローゼットをひっくり返し、ひっくり返しているうちに
「あ。こんな雑誌あった」「この写真、こんなところに
あったんだ」と懐かしくながめ、「おや。この雑誌連載、
だれかと思ったらぼくが書いている」と、ひとしきり懐古
しつつ、遂に目指す書類群を発見した。大きな袋(その昔
スタンフォード大学の学生ショップで買ったもの)に
ごっそり入っていた。




・・・何でこんな話を始めたのか、ここまで書いているうちに
動機を忘れちゃった。要は、「だれかが、書類整理をする
いいきっかけとして、ネットにつながらなくしてくれた」
んだと、思った、ということです。ネットは何だか知らない
けど、つながっちゃったので、きっと、そういうことなんでしょう。

 

2006年02月14日(火)




暖かいので、この季節、虫も入らないから窓を開けっぱなしで
本を読んでいた。美輪明宏先生『紫の履歴書』。長崎に
たまらなく行きたくなる、そして美しい文章、情景、詩。
ふと、本に誘われるままに夜空を見上げると、月が美しい。
残しておきたくて、写真に撮ったんだけど、どうして
目で見るとあんなに美しかった月を「見たまま」写真に
できないんだろう。残念。
本当はもっときれいだったんだよ。

 

2006年02月13日(月)
I LOVE カネゴン

ある発見をしちゃった。

日本人は長生きになったので、例えば100歳まで生きると
します。

会社を60歳で辞めるとすると、残り40年、何らかのかたちで
お金を稼いで生き続けなければならないことになるよね。
すると、会社人生より、「その後」のほうが長い!!
しかもいまどき、60歳まで会社にいることのほうが
レアケースだよ。仮に40歳とすると、何と! 60年、
自分で何とかしてお金を稼がなきゃいけなくなるんだ。

会社退職後を「リタイア」という見方よりむしろ、
会社時代を、「その後の独立自営業」のための
リハーサル、あるいは予備校として見たほうが
正しいんじゃないかな。

お金の稼ぎ方、
お金の使い方、

について、「わしはこうする」という方法論を
確立している必要がある。ほんと、そう思う。
よく言われる、会社員とか、フリーランスとかいう
話ではなくなり、日本人全員の問題になってくる
んだ。

そこで、3月4日、緊急にセミナーを開催することに
しました。題して

  カネゴン養成ギブス!




お金との上手な付き合い方、
お金に愛される方法、

についてお話します。株とか不動産投資とか、外貨
とか、そういうものじゃなくて、あくまで、「まっとうな
ビジネス」「商人として稼ぐ」お金との良好な交際方法
について。

募集は明日配信のSurfin'で開始します。
興味のある方は手帳の予定を見ながら
参加するかどうか検討しておいてくださいね。

 

2006年02月12日(日)
不思議、やっぱり大好き

長崎・川棚町の喫茶店主・久村俊英さんは

500円玉にたばこを入れたり出したり、
1000円札を自由に飛ばしたり、
砂時計の砂を「とまれ」「うごけ」と自在に
操ったり、
今日来るお客さんの姓名を事前に読んだり、
その人の生年月日と生まれた時間を知っていたり、
するらしい。

ネットで調べると「マジック」というジャンルに
入れられているが、ぼくはそうは思わない。

近代科学はわずか19世紀に成立したばかりで、
さる科学者に言わせれば、わかっていることは
「ほんの人間のくるぶしあたりまで」らしい。

だって、ナスカの地上絵だって、いまから1500年前、
近代科学が生まれる前にできている。

デカルト以来の近代合理主義で全部は解明しようと
いうほうが無理なんだ。

ぼくはこういう不思議、大好きなのである。
どなたか、長崎の久村さんに会われたかたが
おられたら、体験談を教えてください。

 

2006年02月11日(土)
適切な人気の測定方法




歩いていたら仲間由紀恵がいたので、AUかトリックか
ICCOCAかそれともモバイルスイカかと思ったら
何と確定申告だった。ここまでシェア拡大を
してしまうと株じゃないが希釈されてしまうの
ではないのかなあ、と他人事ながら心配して
しまう。

最大ではなく最適な人気

というものがあるとすれば、それは一体何によって
測るのだろう。

今年音楽ビジネスに進出するので、未知なる領域だ。
チャレンジしてみよう。

ちなみに、写真の「三谷」という町名は学問所
近所の町名であり、劇作家三谷幸喜さんも
この近所の住民なのだが、彼によれば、何か
ゆかりがある由。

 

2006年02月10日(金)
水が凍った。ラッキー!




新幹線車内販売で水を買った。キャップを開け、ぐい、
と飲もうとした。「(飲)もうとし」あたりで、何か
ヘンな気がした。水が出ない。
断水かなあ、と思ってしげしげ眺めると、凍って
しまっているのだった。こんな珍しいことに出会える
なんて、ラッキーなので、写真に撮った。ピンボケ
になったのは、おそらく氷から強い波動が出ていた
からだと思う。良い波動だよ。だって凍るくらいだも
の・・・って、論理的じゃないけど、水が本当の
水色しているでしょ。あれはパッケージの色じゃなく
て、水がきれいな水色をしているんだ。

クライアントのY氏から頂戴した岡崎久彦『どこで
日本人の歴史観は歪んだのか』(海竜社)夢中になって
読む。素晴らしい。ぼくは大学受験を日本史世界史
二科目で受験したのだが、どうもぼくが学んだ歴史とは
違うのだ。ドラッカーも歴史には滅法強い。今年の
テーマの一つに「歴史を学ぶ」を、加えよう。

面白くて勉強になるエピソードが満載だが、一つ
紹介すると、中国では日本や欧米諸国で大人気の
推理小説に人気がない。理由は、事件の真実を徹底的に
追及して、その善悪是非を明らかにする、という感覚が
中国人には肌に合わないらしい。というのも、中国では
伝統的に賞罰というものが財力や政府高官とのコネに
よって決まるので、真実を探究しても、逆に「上」から
睨まれるだけで、いいことはないかららしい。

すると、中国では火曜サスペンス劇場は成立せず、
片平なぎさはひまになっちゃうねえ。

 

2006年02月09日(木)
不思議、大好き?

以前、掌に握るだけで電池が充電されるぼくの不思議
パワーについてここで書いたが、最近益々パワーアップ
してきて、太陽光発電じゃなくおじさん発電ができる
ようになった・・・というのはウソ。

しかし、昨日、こんなことがあった。脚色はないので、
聞いてね。

新幹線で隣に座ったおじさんが咳をこんこんしていた。
風邪か何かでのどをやられ、風邪そのものは治っている
のだけど、まだどこかいがらっぽい、そんな症状だった。

うーん。感染はないけど、でも、咳はしないほうがいいよね、
と思ったぼくはおじさんののどの中を想像し、そこに「気」
を送った。すると、おじさん、ぴたっ、と咳が止まった。

でも、もう、おじさんは次の駅で降りるな、と「わかった」ら、
本当に次の駅で降りた。

夜名古屋に到着し、ちょっと小腹が空いたので、ホテル近所
のお気に入りラーメン屋『くねくね麺』に入った。隣の
中年男女がぼくの読者だとわかった。顔も見てない。ただ、
感じたんだ。大声で話している内容は、「やらないこと
リスト」について。他にも明らかに『リーダーこれだけ
心得帖』について話していた。ぼくは帽子を被っていた
し、ぼーっとしていたので、まさか隣に著者が座っている
とは思わなかったのだろうね。二人は気づかないまま、
席を立った。

さて、この能力、お金儲けに使えるかというと使えない。
自分のことはわからないから(笑)。

 

2006年02月08日(水)
ミラーシステム

移転後初めてのバジリコ社へ。ここはぼくの翻訳
『ビジネスを育てる』の版元。

打ち合わせのあと、有楽町へ。
有楽町は旭化成東京オフィスの最寄駅だったので、
なんだか懐かしい気分になる。マリオンとか、あの
あたりの「吹き抜けの空気」。そういえば阪急関係のビル
って、「吹き抜け」デザインが印象的だ。大阪もそうだ。




銀座の不二家。子どもの頃、日曜日、6時台の番組が終わり、
7時台の番組(何だったか忘れた)の始まる前に、この
ビルがイルミネーションキラキラで映った。キンコンカンコン
という、いまでもよく覚えているBGMとともに。
あれを見ると休みが終わってしまって、明日からまた学校だ、
と哀しくて仕方なかったものだが、この記憶は昭和30年代に
小学生だった人だけが持つものなのだろうね。

たまたま前を通りかかったので、このビル二階にある不二家
レストランに入ろうとしたらエレベーターで乗り合わせた
若い男女4人組が中国人だった。
昭和の少年が感慨深くブラウン菅の向こうで
見ていたビルは、いまやインタナショナルなカフェになっている。

初めてだったのだが、とてもいい空気が流れる、明るい
レストランだった。窓が大きく、席からは朝日新聞ニュース
の電光掲示板を見ることができた。

店の「気」は、構造上の店舗設計だけではなく、そこに
集う客たちの持っている気でも決まる。脳前頭葉を中心とする
ミラーシステムの「ミラー効果」が、人の感情を伝染させる
からだ(帰りの電車で疲れるのは、仕事帰りの乗客の
『疲れ』がミラー効果によって伝染するから)。

ということは、銀座不二家のお客さんはみな、とても
気持ちのいい気を持っている人たちばかりなのだろう。

 

2006年02月07日(火)
出会いに偶然はない

日野さん、中野さんと会食。

スピリチュアルな話題がどんどん出てきて、とっても
楽しかった。

中野さんはワシントンDC.にある

世界銀行本部(→クリック!)

にヘッドハントされ、日本人初の人事マネジャーとして
財務部職員の人事一般を担当したキャリアを持つ。

担当する90カ国、1500人の職員の職場での人間関係、
効率的な組織作り、チームワーク、キャリア・プラン
ニングなどのアドバイスのお仕事をされた。
そのような多国籍の人を相手にされた経験と
いうものは大きいと思う。世銀をご自分の意思で辞めた後も
年に一回、ワシントンDC世銀本部最上階の会議室で
スピリチュアル・セミナーを請われ、開催されている由。

小田原在住、明日からはロンドンに飛ぶ多忙な中野さんと、
広島在住、日本狭しと飛び回る日野さんと、
葉山在住のぼくが出会うなんて、
これは何かの必然なのだろうなあ。

そういえば、中野さんが著書にサインと共に
書いてくださった言葉。

There's no coincidence in our life.

世に偶然の出会いはない。わしも、そう思う。

 

2006年02月06日(月)
ちょいスピ!のRomiさんに会いに行く

さて、相変わらず忙しい週が始まった。

今夜は『世界がもし100人の村だったら』で有名な

中野裕弓さん(→クリック!)

と、禁断症状を起こしている(笑)

日野佳恵子さん(→クリック!)

と食事。スピリチュアルな話題がドカン、と出そうで、
楽しみだ。ついてるなあ。

 

2006年02月05日(日)
光の柱が海から空へ、すい




葉山の海岸に沈む太陽。

写真では一部しか写っていないが、ぼくの目には、
太陽を中心として、垂直に空と海へ光の柱が立っていた。

大吉が出る、そんな気がする。

というか、こういう美しい夕陽を見ることができたことが
即ち、大吉なんだろうね。感謝。

 

2006年02月04日(土)
おやじのハイ・キィは聞いているほうも疲れる

朝6時起床。

大人7人+中学生1人+小学生2人合計10人という
大所帯でビッグエコーに行く。

カラオケは本当に久しぶり。

面白かったのは、中学生、小学生の歌う歌を
観察していると、「最近の若いもん」がアンテナ
張っている曲やアーティストがわかること。

中には「そんなん、知らん」というアーティスト
や曲もあって、新鮮だ。

・・・と、ここまで書いたものを読み返すと、
まるで朝6時に起きて、その足でカラオケに
行ったかのような記述になっているが、途中
いろいろ活動もして、晩飯も食べ、盛り上がって
雪が吹雪くなか、ビッグエコーの階段を上った、
という過程があったのである。

サンボマスター『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』
ケンバンド『タイガー&ドラゴン』
ブルーハーツ『リンダ・リンダ』
といった、bスクエアでも演奏している曲を
熱唱したのだが子供たちはひいていた。

 

2006年02月03日(金)
3 topics

●韓国で出版

『企画心』、韓国から翻訳出版のオファあり。
許諾した。

これでぼくの著作の韓国出版は『スローなビジネス
に帰れ』『マーケティングサーフィン』に
続いて三冊目になる。久しぶりに韓国で
セミナーをやろうか。

●日本で出版

これまで体験したことのない本のスタイルの
オファあり。ともあれ企画してみることに
する。

●お奨め本

田中靖浩さん(→クリック!)
に頂戴した『ビッグコミックビジネス』(→クリック!)が無茶苦茶面白い。
勉強になる。

5億稼ぐ日本旅行のカリスマ添乗員平田進也さんの話、
地ビールブルーマスター岩本伸久さん(→クリック!)の話、
ギャル社長sifowさん(→クリック!)の話、
本田宗一郎本伝、
などなど。

ゲラゲラ笑いながら、勉強になる。お奨めさ!



(写真はイメージです)

 

2006年02月02日(木)
鬼は内!

年が明けて、ぼんやりして、出雲に行って、
重い会議で遊んで、ウクレレ弾いて、
ぼんやりして、またぼんやりしていたら、
何ということだ、今日手帳を見たら2月2日では
ないか。節分である。節分といえば・・・

昨日テレビで『日本むかし話』を見ていたら
こんな話があった。

ばあさんと息子に先立たれ、淋しい思いをしていた
じいさんがせめて鬼だけでも家に来てくれ、
という願いを込め「福は外、鬼は内」と
豆まきをした。あちこちで追い出された赤鬼
青鬼たちがホクホクとじいさんの家におしかけ、
じいさん、こんなにたくさんの来客があるのが
久しぶりで嬉しく、一晩中宴会をした。
哀しくて、楽しいあとあじが残った。

 

2006年02月01日(水)
都心の珈琲




雨の都心。六本木で雨宿りを兼ねてふらりと入った
喫茶店がまさに昭和の喫茶店、気難しそうなマスターが
無理した笑顔で出迎えてくれた。

すぐそばにヒルズが聳える場所で珈琲を一杯ずつ商う
のは並大抵の苦労ではないと思う。

世が世なら、仏頂面のままでただ好きな曲をかけながら
好きな珈琲をたてていればよかったのだろうが、そうも
いかなくなった。

ウヰンナコーヒー

という表記が嬉しいこのお店、気を遣って
ケーキも頼んだら二人で2,540円もかかった。
近所の駐車場が30分400円のため、800円。
合計3,340円。「ちょっと一服」の価格なり。

いやはや、ちょっと東京は「人間離れ」した土地
になってしまったようだ。

でも、珈琲は抜群に旨かった! しあわせだった。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW