ノート

2005年01月25日(火) 練習見学の見方

これまでたくさんの学校の練習を見てまわりましたが
見るときは、いつも以下の2つの視点に立って
チームを見ることが多いです。

<チームを作っているのは監督か、選手か>
そのままです。監督のカラーでチームカラーが決まるところと
選手のカラーで決まるところ、2種類です。
毎年違う色であることは確かですが
でも、監督の存在感が大きいところは
たぶんずっと同系色のままだと思います。
プレースタイルというよりも
選手の雰囲気がそのまま試合にあらわれていれば
それは選手が作っているチームであり
そうじゃなければ監督が作り上げているチーム。
ただ、少し言えるのは、伝統校であればあるほど
色は変わらないままなのかなという気もします。

<監督は教育者か、野球人か>
高校野球の監督は教育者でもある、と私は思っています。
偶然にも私がお世話になった学校の監督さんは
30代の監督さんがほとんどで、多くが教師で
その学校以外で監督をしたことが無い方ばかりです。
そのせいか、教育者として指導している監督さんが
ほとんどです。
公立・私学と分けて考えるのは好きではありませんが
やはり公立校の監督さんほど、教育者色は強いかもしれません。
野球人というのは、例えば私学にも関わらず
別の私学へ指導者として異動されるような監督さんです。
ただ、まだ私はいかにも野球人という監督さんとは
お会いしたことが無い(と思っています)ので
まだよくわかっていないのが正直なところです。
このように2種類に分けてその監督さんをじっと見つめています。

上記2つ、良い悪い・好き嫌いは別です。
いろいろなチームがあるから野球は面白いんです。


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