これまでたくさんの学校の練習を見てまわりましたが 見るときは、いつも以下の2つの視点に立って チームを見ることが多いです。
<チームを作っているのは監督か、選手か> そのままです。監督のカラーでチームカラーが決まるところと 選手のカラーで決まるところ、2種類です。 毎年違う色であることは確かですが でも、監督の存在感が大きいところは たぶんずっと同系色のままだと思います。 プレースタイルというよりも 選手の雰囲気がそのまま試合にあらわれていれば それは選手が作っているチームであり そうじゃなければ監督が作り上げているチーム。 ただ、少し言えるのは、伝統校であればあるほど 色は変わらないままなのかなという気もします。
<監督は教育者か、野球人か> 高校野球の監督は教育者でもある、と私は思っています。 偶然にも私がお世話になった学校の監督さんは 30代の監督さんがほとんどで、多くが教師で その学校以外で監督をしたことが無い方ばかりです。 そのせいか、教育者として指導している監督さんが ほとんどです。 公立・私学と分けて考えるのは好きではありませんが やはり公立校の監督さんほど、教育者色は強いかもしれません。 野球人というのは、例えば私学にも関わらず 別の私学へ指導者として異動されるような監督さんです。 ただ、まだ私はいかにも野球人という監督さんとは お会いしたことが無い(と思っています)ので まだよくわかっていないのが正直なところです。 このように2種類に分けてその監督さんをじっと見つめています。
上記2つ、良い悪い・好き嫌いは別です。 いろいろなチームがあるから野球は面白いんです。
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