やっと２番打者について語ることができる時がきた。
思えば,あれから５ヶ月も経っていました・・・
前回あげた「２番打者が好調だと優勝する」という推測。
調べてみました。
甲子園の過去の決勝カードの２番打者を
ピックアップしてみることにしました。
過去５年までしかデータが無いのですが,以下の通りです。
※打順が一定しないところは,多い方
＜９８年春 横浜vs関大一＞
＠柴武志.２５０ /穂積雄司.３８９
＜９８年夏 横浜vs京都成章＞
加藤重之.５００ /＠田坪宏朗.２７２
＜９９年春 沖縄尚学vs水戸商＞
具志堅偉乃.４４４/＠松本建児.２７８
＜９９年夏 桐生第一vs岡山理大付＞
渡辺道人.３８９ /松下隆信.３６４
＜００年春 東海大相模vs智弁和歌山＞
瀬戸康彦.４００ /堤野健太郎.３６８
＜００年夏 智弁和歌山vs東海大浦安＞
堤野健太郎.５５６/＠浜名翔.２３５
＜０１年春 常総学院vs仙台育英＞
＠稲石浩之.２２７/＠中谷翼.２９７
＜０１年夏 日大三vs近江＞
＠野崎将嗣.２５０ /笹島昭宏.３３３
＜０２年春 報徳学園vs鳴門工＞
＠橋本健吾.１８８ /＠泉雅仁.１７６
＜０２年夏 明徳義塾vs智弁和歌山＞
沖田浩之.３８９ /＠堂浦大輔.２８６
＠がついた選手は,チーム打率より低い選手です。
やはり,「優勝校に限れば」２番打者がちゃんと打っているんですね。
特に「夏」は,野崎以外全員がハイアベレージです。
あと全体的に,０２春の２人以外は,チーム打率まで僅かだったりします。
ヒットも打てて,小技も出来る。チームへの貢献度は抜群です。
１番が不調の時は２番が塁に出ないと話になりません。
そんなことにも対応しなくてはいけない２番打者には
「器用」という言葉がぴったりですね。
２番打者が好調であれば,勝つことができる。
とりあえずは,「甲子園の場合のみ(短期決戦)」当たっていそうです。
ついでに,昨年の日本シリーズというこれまた短期決戦。
優勝した巨人の２番・ニ岡はＭＶＰを獲得しましたよね。
やはり短期決戦において,２番打者の存在は１つのキーポイントですね。
ただ,プロ野球と言ったような試合数の多い場合は違うと思います。
以前,週刊ベースボールでも打順の特集がありましたが
どうしても２番打者の打率は低くなってしまいます。
最近は日ハムの小笠原や中日の井端,昨年の西武の小関など
攻撃型２番打者が目立ってくるようになりました。
野球に決まった型はありません。
「２番＝バント」が当たり前のように考えたくはないですね。
ところで,…私はエクセルを使いこなせません。
だから,計算はひたすら計算機片手でやりました。
早くエクセルをマスターしたいですね(涙)
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