ノート

2002年03月17日(日) おじさんとチケット

先日,ハマスタまでスポニチ大会に行きました。
なんだか嬉しい光景をたくさんを見ることができました。
まず,想像よりお客さんが多かったこと!!
去年私が見た試合は,寒いのもあったかもしれないけど
本当にお客さんが少なくて,数える程度だった。
逆に私なんかが行くと,みんなに見られて,その視線が痛かった。
今年は(見たのが2試合連続神奈川チームっていうのもあるけど)
内野にけっこう人がいてビックリしました。
もちろんその中には,選手の家族や知人が含まれているけれど
純粋に応援にきた女性やおじさん達,
ほとんどの人がチーム券で入っているのに(勝手な推測)
売り場で購入したチケットを持った小学生までいた!
私が入場したときには,目の前に制服を着た女の子までいて凄く嬉しかった。
私の座った周りはおじさん達ばかりで,何か食べながら
温かい野次で応援していた。その日,いすゞの主将はずっとヒットが出なくて
不調でした。でも,おじさんが「主将頼むでー!」と叫んでた。
主将は最後の打席でやっとヒットが出て,おじさんも喜んでいました。
まぁ,久保くんにむかって「ま〜た四球かぁ?」って言ってたのには
むかついて,睨んじゃったけど(笑)
いすゞが負けてしまうと,「春季大会も行くかな」と呟いてました。
今年,チームが無くなるからとか,そういう理由じゃなくて
純粋に「いすゞを応援」しているファンなんだなと思った。

私は入場する前,当たり前のようにチケット売り場に並んだ。
地元のチームがチーム券(無料)というのを配っているけれど
なんだか,不況のためにもちゃんと自分のお金で払って試合を見たいなと。
そうしたら,(松下)野球部の人が気付いて,券をくれた。
でも,何故かいっぱいくれた。
「こんなにいらないです」って言ったけれど
「いいよいいよ」とくれた。
きっと,決勝までいくということが頭にあったのかもしれない。
もう1つは・・・見てくれる人がいない・・・余りだ。
関東主催の試合で応援してくれる人も少ないし
余ってしまっても,野球部での使い道は無い。
応援してくれる人が少ないというのは,その人の言葉だ。
「関西のチームなんて,応援してくれる人少ないんや。
だから,応援してな!」
この試合は勝ったが,翌日負けてしまった。
また,あのときみたい(2001年11月4日日記参照)チケットが手元に残った。
でも,このチケットは企業が買ったファンへのプレゼント。
この券で別のチームの試合は見たくなかった。
「だから」というわけではないけれど,その後,
1度もスポニチ大会へは行かなかった。

社会人野球は面白い。いや,面白くなってきた。
それはスポニチ大会のスコアを見れば一目瞭然だ。
昨年の決勝スコアは25−13。今年は1−0。
打撃戦から投手戦に変わった社会人野球を
お客さんがいっぱい入った東京ドームでも・・・


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