偽 薬
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2002年08月31日(土)  カレンダーは続く。




裏口から出てすぐのところに「私をどうぞ」と言わんばかりの
自生の赤ジソがある。だいぶん大きくなったので、少し摘み取って
シソジュースにした。畝づくりで汗をかいたあとにぴったりである。

小学生なら夏休みは終わりだ。

地面を掘っていると、ココまでは雑草が「耕した」んだなという
境界がくっきりある。その下はかちこちの土だから。
ブタクサやヨモギやヨウシュヤマゴボウを刈ったあとにのびのび育った
エノコログサ、メヒシバという夏草らしい夏草ら。

これで草相撲ってしたよね、どうやるんだっけ、というと、
茎をきゅっと抜いて差し出した。

三連続で私の負け、悔しい。




2002年08月30日(金)  こおろぎの夜。




久しぶりにパンを焼いてみた。
カスタードコルネ、コルネ型が九つしかないから残りは
(ふぞろいの)ロールパンにする。
このコルネ型っていつ買ったかわからないくらい前に買って
これまで一度も使っていなかったものだ。
いつか作ろうと思いながら何年経ったものやら。
長ぁいこと忙しがって暮らしていた、というか、実際忙しかったのだろう。

駅に迎えに行く。
改札口から人がどっと出てくる。
通勤の人と遊びの人が半分半分くらい。




2002年08月29日(木)  カキドオシ。




セイリツウなのに畝づくりにせいをだしたものだから
終わりごろにはへろへろになる。数回掘っては休み、
シャベルはとても便利だ、休むときには杖がわりになる。

きのうの写真の場所、地面がむき出しになっているのが
気にかかるから、カキドオシをとってきて少しのせてみた。
裏の林にあったものなので日向は嫌いかもしれないが。

そういえば、春先「名前がワカラナイ」といっていた花は
このカキドオシに違いない。
花の季節に調べてもわからず、葉っぱばかりになってわかるとは
この植物の特徴ゆえだ。
林の足元をびっしりと柔らかくおおっている。
シャベルですくい取ると印象的なにおいがする。

夕方、野菜の種を買う。
子カブ、大根、チンゲンサイ、春菊、サヤエンドウ、小松菜、タケノコ白菜。
まるきり素人なのでビギナーズラック頼みだ。
写真の場所に蒔くつもり。刈った草をかけてお姫様のベッドみたい?



2002年08月28日(水)  記録をしろ。




ブレンドの方がおいしいかと、桑の葉とオオバコと混ぜてみる。
まだ桑の葉の味が勝っているかな。夕方オオバコを採取した。
根っこもいっしょのほうがいいのだろうけど、そうすると
洗うのがタイヘンなので今回は地上部だけにしてみた。
しかし今度は(根元が切れているから)陰干ししにくいのね
どうするのがいいかしら。
でかいザルが欲しい。

ハーブの種を注文する。
クリーピングタイム、ペニーロイヤル、ジャーマンカモミール
それからチャービルとディル。

だんだんとソノ気になっているらしくあるオレ。
表の通路脇をそれらしくしたので記録写真、
そう、「記録」という立派な意味があった。




2002年08月27日(火)  車窓に思い。




尾瀬に出発の人見送り。緊張した後ろ姿である。
在来線を乗り継いでいくうらやましさだ。

帰りにあずき1Kgと種を三種類。
ノースポールはなかなか見かけないのでヨロコんで買う。

モウセンゴケの植え替え、ソトもあれこれ植え替え、
ブルーパシフィックをテラスのわきにもってきてみた。

オキザリスってどこからどこまでもただのカタバミじゃん!
って、カタバミ科だからあたりまえか。
白が清楚で良いな。わけていただいてほくほくする。


2002年08月26日(月)  空は残暑。




レンギョウとユキヤナギの挿し木がうまくいっているようなので
隣地との境に白黄白黄白黄白、と順番に植えてみた。

自転車で買い物に。
まだ夏休み中の学生らしきグループがバーベキューの買い出しをしている。

残暑の気配が空の高いところにある。



2002年08月25日(日)  時刻表。




少し見頃を逃したようだ。
近くに住んでいても逃してしまうことに妙に感心する。

少し眠って窓拭きしてテラスの縁取りに名前がまだわからない植物を
掘ってきて植える(土どめになるよう)。

尾瀬行きの時刻表を、
タビゴコロ刺激される。


2002年08月22日(木)  生姜を噛む。




図書館はあいかわらずステキだ。
外のベンチで読書するのも自由らしい。

二カ所回ってテキストを入手する。
大きな山が見えることをふしぎな気持ちで眺めた。

きのう水洗いし陰干ししたオオバコをハサミで切っていると
なつかしく清潔で甘い匂いに包まれる。
切ったところを手でざっくりと混ぜ、もう一度干す。

葉ショウガが98円だったので買い、甘酢につけた。
半分は土に埋め戻してみたが、そんなのオッケイなんだろか?


2002年08月21日(水)  夏なんて短い。




台風は行き、私の夏休みも終了。
トモダチが来たり、サトガエリしたりした。
マグリット展はとても混んでおり
絵の前になかなか立てない。




ひと坪、のつもりだったけど少し小さいみたい。
ほんとは耕さなくてもいいと思うのだけど、
でかい石がごろごろあるのはまずいだろうから
とりあえず掘ってみた。




そのあと刈った草を土の上にのっけたりしていたら
いつのまにか月が。

空気は完璧な秋だ。




あかりをともすようにマツヨイグサがある。


2002年08月05日(月)  天気雨。




虹の出そうな空だな、と思ったら、あった。
雨に濡れたり乾いたり忙しい。
仮設テラスもどきが完成し
フシブシが痛い。


2002年08月01日(木)  無音の口。




仕事をやめて一年経ったんだな。
こうしていることがウソのよう。
こちらを向いて罵るいくつもの口が、ぱくぱくと、無音で。
ときどきまだ夢に見るのはほとんど愛情。

もちろん「ガーデニング」などとは全く違い
つまりこの土地を維持管理していく、っていうことらしい。
木々の足元が見えるようになったらとても涼しげになった。



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