碧の雑記帳

2019年11月18日(月) メリーバッドエンドから抜け出せなくて。

何度考えてもやっぱりスカーレット・ローズって最高でメリバ。
そうじゃなかったら単なるバッドしか思いつかない。



私はあのままのスカーレット・ローズが一番美しい終わり方だと思ってるのであれ以上はないと思うんですが。

なにか違っていたら二人を救済できたんだろうか、と考えるたびにロクな話が浮かばないんですよね。
おそらくキサラ(仮)が元気だったら、あの二人普通に惹かれ合って、年頃になったらどちらともなく兄妹であること越えちゃいますよね。
でもそのまま皇子さまと皇女さまで結婚してハッピーエンドかというと、そうでもないと思うんだよな。どう転んでもシュナイゼルの女性問題で最終的にキサラ(仮)が死を選んじゃうエンドしか見えないんですよね。完全なるバッドエンド。
シュナイゼルはどの世界線でも彼女を煩わせることしかしないと思う。
しかし彼女が元気だったらコーネリアは異母とはいえはじめての妹である彼女を溺愛しそうなので、あの世界線ではどうあってもユーフェミアは生きているのでいいのだけど彼女が死を選んだらシュナイゼルとの仲は一生ギスギスするでしょうね。


スカーレット・ローズを見たあとにシグナル・レッド見るとホッとするというか。
シグナル・レッドはクロヴィスが生きている世界線があればハッピーエンドになる可能性も色々あると思うんですが……。スカーレット・ローズはあれメリバで本人たちは満足しているんでそれ以上がないんだよな。もうこれが最後だと分かっていたからキサラ(仮)は気持ちに素直になったんだろうし。
あれが生き続けるなら話は別なんですよね。彼女はそもそも一度もシュナイゼルを好きとも愛しているとも言っていない。心の中ですら。周りがのちのちそう解釈していただけで、彼女自身の気持ちはたぶんI accept my fateでしかなかったんじゃないかなと。デスティニーではなくフェイトなんですよね、おそらくは。シュナイゼルが死んでも生きてても地獄だったからああいう道が自分の運命と思って受け入れただけ。

ただこれもう何度も言いますけど私が思いついて書いた話ではないので……なんでこの話を書いたかというところまで話が戻ってしまうと答えられない。
いや広義ではもちろん私が思いついたんでしょうけど……夢の中とはいえ……。


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光夜 碧 [MAIL] [HOMEPAGE]