碧の雑記帳

2019年11月12日(火) 終わったー!

久々に東京にいます。
ようやく明日帰れる…………。長かった……。



上海に戻りなんとか気力を取り戻せました。
廈門に1週間いなければならなくて本当に辛かった。
コロンス島は良かったけど全体的に廈門は私には合わなかった……。
そして中国は数年前まではハイテク化してていいなと思ったけどいまは逆にガラパゴス化現象で外国人に不便になっている。言葉が通じずクレジットが使えないのが私にはとても不便だった。
唯一良かったのはパブリックトイレットがいっぱいできたことかな。比較的綺麗だし。

行ってみたいと思っていた麗江には行けたので良かったけど……。
麗江は素敵なところでした。ご飯もとっても美味しい。食べたいものがいっぱいで厳選するのが困るほどに。



Sガンダムは終わった後のイザークプロモの各キャラの心情ばかり考えてしまいます。
終盤もクルーゼの気持ちをどこまで見せるかも悩みどころというか。
そもそもシーゲルはぐう畜生とはいえ(娘には優秀らしいコーディのアスランと結婚させようとしているし)融和路線に行きたいわけで、物語の方向性もやっぱり講和条約を目指しているわけですが。
この話どこもここも破局しかしないからな……。シーゲルの思惑通りアスランはともかく他のエリートの皆さんまんまとナチュラルの女の子にばっかり惹かれるのにどこもうまくいってないし。
主役は主役で二人っきりのナチュラルである表向き上官に惹かれるわけだしな……とアウトオブコントロールで私が遠い目になってすでに文字通り幾星霜ですからね。

まあ、私のプロットでは違っていたとはいえ彼女がクルーゼに惹かれる理由は非常にわかるのでそこを反対はしないけど……考えれば考えるほど必然だし。彼女がコーディネイターを好きになる理由はないんですよね。ニコルはその辺を読み違っていたようだけど。
クルーゼがただの美形コーディネイターで特に苦労知らずでめちゃくちゃ強いパイロットだったら上官として一応敬っても好きにはなってないんじゃないかなーと思うんですよね。それだと理由もなしに仮面してるやべえ人になるしな……。

そもそもどう考えてもあの人恋愛とか興味なさそうじゃないですか。私自身戸惑ってたんですけど、私の思惑とは裏腹に非常にニコル(のアプローチ)を鬱陶しがっているし。
教育された分だけ軍務に忠実だけど、彼女の戦闘へのスタンスとか、クルーゼにだけとても拘った理由なんかが長年わからなくて今回はその辺をもう少し一本線で繋がるようにしたいなーと思って修正はしているのですが、

まあモデル(キリコヒイロ)がよくわからんキャラではあるので必然といえばそうなんですが……。
私自身が特尉の内面をそこまで重視していなかったのでね。物語でキャラの成長的な役割はイザークが担っていて十分だったし。
でもキリコやヒイロよりは最初から人情味はあるんですよね。何だかんだ同僚は庇って大事にしているし。クルーゼはその部分をかなり誤解しているのか、のちのち色々な勘違いをしていくわけだけど。
クルーゼの場合は会えるはずもない人間に出会ってしまったところから話が始まっちゃってるのでそりゃ色々想像と現実のギャップとか色々あったんだとは思うけど。

しかし真面目に意図してなかったけどクルーゼが一番話の主役っぽい気がする。
特尉は完全に巻き込まれた形でキラたちと一緒ですからね。
ショーンから特尉の名前聞いた瞬間に運命が動いたという意味ではクルーゼが主役めいているよな、と。
プロットでは変な仮面その一の予定だったのに本当にわからないものです。


にしてもクルーゼ隊のメンツがナチュラルにばっかり惹かれるのは何なのだろう。アスラン以外。
でもディアッカなんか最初から偏見ないタイプではっきり特尉のことも好みじゃないけど美人だと認めて?いるし彼女の能力も認めているし全方位にやる気がなかっただけでナチュラルは総合的に能力低いと見下してはいるけど、それだけなんですよね。
イザークは色々な出会いを経て最終的に好きになった子がナチュラルで一番信頼する仲間がナチュラルでという偶然の妙だけど。
ニコルはガチで本人の言う通りナチュラルかコーディネイターかは関係ないというか、キツめのエキゾチック系美人がタイプってだけだったというオチ。最終的にナタルかシホに落ち着くならいいんじゃない的な。
でもまあシーゲルは全く(融和路線的に)得してないよなこれ最終的に。
前も書きましたけどキラとミリアリアが最終的に将来くっついてもそれはオーブ内部の話で珍しくもなんともなかろうし。
なんかそういうのを思うと単純に出生地の違いじゃないかなーと。国際結婚の方がやっぱり数は圧倒的に少ないわけでね。オーブみたいに移民を受け入れるのが先だろう。
しかしオーブと違いコーディベースのプラントにナチュラルを受け入れるってのも難しいんだろうなー。実際にショーンの家は苦労していたわけでね。
これも前書きましたけど特尉やクルーゼってナチュラルだけど括りがナチュラルってだけでハイパー天才系だし一般ナチュラル代表には絶対に成り得ないんですよね。
フレイは、まあ一般寄りだけど超絶天然美少女だし……。
シーゲル的には特尉がアスラン以外の赤服エリートとくっつくのが都合よかったんだろうけども。次点でフレイとイザークもいいプロパガンダになりそうだけどこれもかなり微妙だし。
なかなか思うようにはいかないですね。クルーゼがコーディネイターであればクルーゼとくっついても(シーゲル的に)良かったんだろうけど、まあザフトいちのパイロットはナチュラルでしたオチという融和路線を目指すシーゲルですら青天の霹靂という結果だしな……。ザフトェ……という。


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光夜 碧 [MAIL] [HOMEPAGE]