碧の雑記帳

2019年07月08日(月) 黒歴史。

というわけではないんだけど……。



久々にSガンダムを読みたいというメッセージを頂いて……「うーん」と悩んでおります。

ものすごおおおく手直ししたいからです。

裏サイトにあげているのですが……。いまならもう少しうまく書けそうだし色々気になる(かつ気に入らない)ところが多いし。非常に古い作品なのでそもそも恥ずかしいというか。今よりさらにさらにさらに稚拙ですから。

ただ100話以上あるので、そして一話一話が異様に長いので、数日で手直しするのは無理ですね……。非常に複雑かつ頭脳労働を強いられるので他の作品のようにパッと手直しも出来ない。
いま現在アップしている分だけでもハードカバー10冊分ですからね……。どんだけ長いんだよという(おかげで量を書く事だけは鍛えられましたけども)。


ただ、ブラッシュアップして完結させてどこかにアップしたいという野望だけは持っているんですけど……。


あの話は(今となっては)何だかんだ特尉とクルーゼというある種何かに洗脳されているナチュラルの天才同士が惹かれていく話ですから……その彼女の国家に洗脳されている様子がいまいち伝わっていないのが敗因というか……。
いまの私は結末までのキャラの心情の流れをもう分かっているので、改めて手直しがちゃんとできる気がするんですよね。

何度もお話している通り、私には当初プロットがあって……彼女とニコルという男の子をくっつけたいと思っていたんですけど。明確に「こう書きたい」というストーリーがあったので。
が。しかしながら。色んなキャラが物語の中で意思を持って動き始め……もはやコントロール不可状態。それでも「君はニコルとくっつくという筋書きだから!」と無理やり介入して修正したら見事に破綻というか……「やっぱダメだな」と反省して介入しない方向に書き直して裏にアップしたんですけど、まだまだ色々変更すべき個所があるというか……。

これに懲りて話を書くときに介入することはなくなり、以後はキャラを尊重して好きに動いてもらってます。

というか私はこの「介入」がたとえ当初の設定であっても引っかかるので及川連載だったり流川ルートだったり「当初の予定外で自然発生したもの」を書きたがるんだと思います。
牧ちゃんもヒューマンヒロインも流川とくっつく予定もまして及川さんと会う予定なんてない場所で生まれたキャラですから。そのほうが「自然」と思ってしまうのかもしれません。

クルーゼと特尉もそうだし。
でもいまだに私はエンディングで特尉が斬機刀を抜いて月をバックに佇むアストレイという姿で終わりたいというのがあって……。
でもクルーゼと幸せになるエンドなんてありえないし、その辺はなにがなんでも動かせないけど。
イザークとフレイには愛着が沸きまくった上に非常にキャラクターとして成功したので流れに任せてあげたいし……。などなど、色々思うことがあってまだまだです。

とはいえ現バージョンはなかなか黒歴史なので申請していただいたはいいんですがお見せしていいものかちょっと悩んでます。


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光夜 碧 [MAIL] [HOMEPAGE]