| 2017年04月26日(水) |
香港人に激しく嫉妬。 |
残念ながら私はどうやら香港は合わないと実感したけど。
1997年6月末までに産まれた香港人、つまり今まさに20歳になった世代まではイギリスパスポートを所持している可能性が高いわけです。 実際、私の友人は持っているのでイギリス入りたい放題。 更に全体の5%ほどは二重国籍(イギリス本土の永住権つまり本土人と同等かつ香港人ID)を所持しているはず。つまりイギリス住み放題。
しかしながら中国本土はこれを認めていないので、彼らは同時に中国パスポートも持てる。(本土に入るときはパスポートコントロールっぽいのを抜けないといけないとはいえ) つまり中国に入りたい放題住みたい放題。まあどうせ香港IDで本土には住みたい放題だしパスポート不要だろうけど……。中国のパスポートって不便だし……。 いやでも共産圏ネットワークがあるかもしれんし、持ってて損はないと思うけど。
さらに香港人はそれほど台湾と確執がなく、若い世代なんかは標準中国語も喋れるので交流し放題。 もちろん広東語も喋れるし、教育をきちんと受ければやはり英語は学べる土壌がよそのアジア諸国とは桁違い。
経済的に美味しすぎるエリア、それが香港。
と、本気で羨ましいです。 香港人としてのアイデンティティを維持して、2つの経済大国(アメリカは英パスポート持った香港人は在外英人と見なすので)である米・中で有利な国籍を使い分けられる。 一人当たりのGDPも日本より上だし。
1997年の7月に生まれた人は残念ながら……。ということですね。 及川連載でいえば、影山は1996年の12月生まれなのでもし舞台が香港だった場合は影山はギリで英国パスポートが取れたという事です。ハイキュー世代まではラッキー世代。
私は九州出身なので、大戦後に分割統治されていたとしたら支配権は英国にあったのできっと香港のようになっていたはず。 これはこれで美味しかったかもしれない……。 ただこれ中国とソ連に統治されるエリア(四国、東北及び北海道)は悲惨だよなー……。ドイツ見てても分かる通り西側の方がどう頑張っても栄えてるからなー。 ていうか狭い狭い日本で4大国が分割統治とか実現してたら奴らはちゃんとできたんだろうか……というIFはちょっと見てみたい気もするけど。
香港見てる限り元から美食の国はイギリスの食に犯されることはいっぽいので九州の食は守られるはずだし逆に本土で豚骨ブームが起こるに違いない。
九州は割と悲惨な地なのでガチでイギリスの影響があればあの地も少しは先進国っぽくなってたかもしれない。某薩摩の国の知事みたいなのは天地がひっくり返っても出てこなかっただろうし。 私が九州で唯一好きなのはグルメのみなので、これさえ守られるって分かってるならIFのほうが結果的に良くなったかも……という。
やっぱり香港人羨ましい……!!
そして本国英国ではまさに歴史が繰り返すでイギリス連合の他の国のパスポートを求めて大使館に大挙するという事態になっているようです。 理由はEU離脱が決まったから……EU永住権維持のためですね。 彼らもいまかつての香港人の気持ちが少しは分かっているかもしれません。
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