先週、手痛い目に遭ったあたくし・・・・。今週、それが克服できているかというと、それはまた別の話(苦笑)。何せ現場で今、ヒトミ先生が頗る怖い(爆)。何もあたくしだけに対してでなく、とにかく、稽古を休んで現場の進行を止めてしまう人に対して、頗る憤っているのである。きちんと出席している人に言うべきことじゃぁ、ないわよね・・・・と、彼女も自省していたが、今日来ている人々が、来週休まないとも限らない。釘を刺すように、目を吊り上げて、「絶対に休まないでねっっ!!」と彼女が言う。実は、この厳しさに耐えられなくなって、やめていった子たちが既に何人かいるのだ。実際、小学生たちなどは、稽古場に入っても何にもやることがない・・・・という日が当初続いたため、企画自体に対しての魅力を感じなくなってしまったのか、以来、来なくなっている。あたくしが先々週、酷い生理痛で、自室での移動もままならないという理由で休んだあの日がどうも、ターニングポイントだったようだ。振り付けが本格的に始まって、それについてこられない、忘れてしまう、等々色々な障壁があるのだけど、間1週間というのは実に微妙で、例えば、律儀に練習しても、いざ音に併せてやってみるとタイミングが全くずれていたり、自分が覚えていたキューそのものが、そもそも間違いだった・・・・もしくは、相手のきっかけがやるたびにバラバラだったり、こっちの動きも覚束ないとヒトミ先生じゃなくても頭を抱えるかもしれない。オマケにせっかく覚えた振り付けが、総指揮の演出家・悟朗さんにあっさりNGを出されてしまう( ̄∇ ̄;)・・・・なぁんてこともあったりするので、振付担当のヒトミ先生は余計にカリカリするのかもしれない。ホント、休んだら殺されそうだ・・・・二度と稽古場に足を踏み入れられないかもしれない。あたくしは、役者vs演出家という攻防戦は、それこそ果てしない数、繰り返してきたものの、振付師の元で稽古をし、その通りに出来ても、演出家からあっさりとNGという2段構造での経験はほとんどない。故、戸惑いも多い。付けられた振りが綺麗で美しい動きでも、心情に合っていないと自分自身で不自然さを感じてしまい、わざと崩すクセがあたくしにはある。役に合わないような、美しすぎる振りは、ビシッと決まっている感情の一定のラインから明らかにはみ出してしまう。そうするとあたくしは混乱を起こす。出来れば、まだ時間もあるので役をガシッと固めてから、振りも入れたい。(そんな我侭は許されない( ̄∇ ̄;))仕方がなくやっていると、怒られる・・・・当たり前なんだけど(笑)。でも、実際にストレート・プレイと繋げると、誤差は明らかになるので、あたくしとしては、先にきちんと悟朗さんのプランを聞いておきたい。二度手間だよなぁ・・・・そんなことを考えるが、今のヒトミ先生の前で、その言葉は禁句だ。2段構造は結構だが、2人の意見が噛みあっていないと、割を食うのはこちらだ。お2人は信頼しあっているようなので、当面の心配は要らないとは思うものの、なぁんとなく、カリカリしているヒトミ先生を見ていると、その波長が伝染りそうで、嫌だ。本日も、もう付けた振りを訂正すべく、演出から「こうしたら?」みたいな提案があったが、あたくしの力量と、今のバランス能力を、ヒトミ先生はあっさり見抜いて、「ムリです( ̄^ ̄) まだ川出の方がいけます。」と、見切りをつけるようにそう言った。かなりムカついた。確かに、数年前に比べて、シェネの速度は遅くなった。自分ではやっているつもりなのだけれど、そう見えて何ぼの世界だから、奥歯をぎゅっと噛み締めて、簡易化された振付を呑み込むことにする。この人は妥協したくなくて、いいものを創ろうとして一所懸命なだけなのだ。その気持ちは、あたくしも一緒。それに、ヒトミ先生は思っていることをすぐ口をついて出してしまう性質の人なのだ。あたくしのことだって、貶してばかりでなく、ちゃんとできた時はきちんと褒めてくれる。なので、いちいち傷つくのはやめる(笑)。でも、ヒトミ先生の指摘するあたくしのウィークポイントというのが、今まで1回も言われたことがなかったことだったりするので、陰で、口元の端が少し上がっているあたくし・・・・(笑)↑逆のことは死ぬほど言われてきた( ̄∇ ̄;)コレが災いして、今のあたくしは、頗るバランスが悪い。立っている時は何も言われないのが、まだ救いだ。見れる状態にあるというコトだろう。しかし、バランスが悪い(重心の位置がきちんと取れない)というのには、別の理由がある。現場ではひた隠しにしているが、あたくしを日々襲い続けている微熱、それに加えて、寝る前に飲む薬のハンパじゃない多さ、半減期を越えても残る、その薬の効果・・・・やれ、踊れ、歌え、せりふを喋れ!という注文を、3つ同時に完璧にこなすのに明らかに無理が生じ始めている。実は・・・・と切り出せないにも理由がある。ヒトミ先生は、別に他意があるわけではないのだけど、精神的に健康な人しか受け付けない体質なのだ。コレを責めても仕方がない。習うのはこっちなのだから。どんな檄にも耐えて、尚且つこちらから色々と提案していく・・・・というのが本来あるべき姿なのだが、今それが出来ないで、あたくしもやきもきしている。ついていくのが精一杯なのだ。遂にあたくしは、本日・・・・最終兵器(リタリン)を使用した。実は昨夜、薬を飲んでから全然眠れなくて、累計20錠の薬を飲んでいる。起き抜けの脳みそはボンヤリしていて、まっすぐ立って歩けない状態だった。仕方がない・・・・不本意ではあるが、今日だけ飲もう。まっすぐ立って歩けないこのあたくしが、往復自転車で、しかも現場では踊り、歌も歌わねばならない。せりふのみのシーンになると、本当にホッとする。立ち位置やそこでつけられた演出くらいは一発で頭に入るし、メモ書きも手慣れているから、ラクなのだ。ストレート・プレイばかりをやってきた者としての強みは、ここでしか発揮できない(苦笑)。今日もトモコさんにいっぱい迷惑をかけつつ、そして色々教えてもらいつつの進行。この人もわりと、ヒトミ先生と同類項なので、明かせる部分を明かせないでいる。彼女たちに迷惑をかけずに、スムーズに進行させようと思ったら、もう減薬しかないのかもしれないなぁ。そんなあたくしと、侍従長である古橋パパは本日、とんでもない事実を聞かされて、思いっきし、のけぞった!!↑大変光栄なことではある・・・・が(苦笑)「えぇ〜〜〜〜っっ?? そうなんですか??」「マジですかっっ!!??」「どうすればいいんだぁ・・・・歌も誤魔化しがきかなくなったではないか・・・・」「あまりに酷いと、SMAPの中居君みたいにゲージを下げられたりして( ̄∇ ̄;)」「あ・・・・どうもそれっぽい(爆)」振り返るとそこでは、悟朗さんがフェーダーを下げるジェスチャーをしているのであった( ̄∇ ̄;)時期を待ち、ゲージ取りまでには、何とかきちんと歌えるようにはなっておこうと誓う。まだまだ現場では仏の悟朗さん・・・・。既に夜叉の風格を見せつつあるヒトミ先生・・・・。現実問題、どっちが怖いかというと、目先的なものではあるが、あたくしはヒトミ先生の方が断然怖い。本当に必死にやらないと、あっという間に切り捨てられそうな気がする。既に、その切り捨て作業の煽りを喰っているし、それこそ棒立ちのお人形だけは勘弁だ。せっかく見つけたい場所を、夜叉に負われてはならない。あたくしは今、正に正念場で、踏ん張りを効かせなければならないところにいる。悟朗さんに対してそう思わないのは、彼のリクエスト以上のものを今でもきちんと出せると自負しているからかもしれない。実際、ストレート・プレイであたくしはまだ1回も、それらしいダメ出しを喰らっていないのだ。怖い現場にまた来週も足を運ぶが、今あたくしを立てているのは、唯一、この自信だけのような気がする。