2003年10月04日(土)
みんなのおかげ ありがとうとう
夕暮荘おみやげや・横浜営業所の敏腕


一青窈という裸足系のミュージシャンが「アリガ十々(とおとお)」という曲を歌っていた。
タイトルを見るだけで、「嗚呼、いっぱい、いっぱい『ありがとう』が言いたいんだな」と
伝わってくる、いい言葉だなと思った。

なので、パクった(爆)( ̄∇ ̄;)

だって、そこに丁度いい言葉があるのなら、それをやっぱり使いこなして、
やがては自分のものにしてしまえばいいのだから、早速日記で使ってしまおう♪
と、呆れるほどに単純明快な理由だったりする。


昨日。このエンピツサイトで、とっても情熱的にあたくしに対して「ありがとう」と言ってくれる人々がいて
あたくしは、その粋なやり方に、逆に「ありがとう、ありがとう」なのである。
プリンセス・たりたクィーン・マキュキュにはほぼ同デザインだけれど、
その内容は全く違う色紙を送った。同じようなレイアウトにも拘らず、
見た目から、全く違う作品になった。
思う・・・・やっぱり同じ物は2つと創れない(苦笑)。


そして、メールやBBSにも届いた、別の方からの「ありがとう」の言葉。
あたくしはそれこそ、自分で出来る限りのことを、無理のない範囲でやっただけで、
或いはお金を頂いてやっていることだったりするので、お礼を言われると照れくさいのである(苦笑)。
でも、その人たちが喜んでいてくれるのを思い浮かべるだけで、
あたくしも不思議と、とっても幸せな気分になる。・・・・ありがとうとう、だ。


高々WEB上のお付き合いとはいえ、あたくしの創ったものを「嬉しい」と受け取ってくれる人がいる、
この事実ひとつで、あたくしは生きている甲斐があるなぁと思える。
単純だけど、存在を否定された過去を持っていると、煽てられるのに弱い(笑)。
でも、嬉しいんだ・・・・言葉一つのことだけれど、あったかい感じがする。

↑最近サボっていたので、こっそり系みそひともじ(笑)








ところで・・・・。
この「ありがとう」を導き出しているのが、何を隠そう、ユリ姐だったりする。
つい最近、その栄誉を称え「よみかき宿屋・夕暮荘 横浜営業所」として、個人的に任命した(爆)。
ユリ姐のママさん仲間から、ここしばらく連続してご注文を承っているのである。

横浜宛に何度色紙を送ったことか。

あんまりお客様に負担をかけたくないので、振り込み手数料だとか送料とかもまとめてだと安くなるので、

「団体割引、ありますわよ〜♪」

と、声高に言っていたものの、人それぞれ、欲しくなる瞬間というのは違うらしく、
あと、連鎖反応みたいなものも相まって、御一人様のところに届くと、集会が開かれるようで(笑)、
その度に、ユリ姐がうちのサイトのことを宣伝してくれているようなのだ。
その事実を聞くと、前回発送した方と、今度お送りするところも繋がっていそうだから、
もっとオリジナル性を出さねば!とか、同じようなものは2枚創れない!とか、
いい意味でのプレッシャーにもなって、大変結構といえば結構なのだけど、
そもそもの発端であった、ユリ姐のところに贈ったものが、シンプルすぎて、
申し訳がたたないような気もして・・・・。
と、同時に、サンプル用の習作で、まだ発送していないものがおよそ2枚ほどあるのだけど、
コレが出すに出せなくなってしまった(爆)。


とにかく、横浜営業所のお陰で、あたくしはかなり救われている。
敏腕営業ウーマンのユリ姐には改めてお礼を言わなければならない。
家の中のPCの前で、ボケ〜っとしていても注文が入るわけでもなく、
以前、先崎氏にアドバイスされた通り、赤ちゃんを抱える人たちのMLに売り込みをかけたらどうか
というのも、あんまりやってない中、偶然に寿ラッシュが自分の周りに到来して
無料でサンプルを配ってきただけなのだ、あたくしは。
それをネタに、あの敏腕営業ウーマンは、日々ママさん友達にプッシュしてくれるというのだから、
これほどありがたいことはない。


実は、WEB上での販売ではなく、本当は対面式にしたかったという気持ちが大きかったのだ。


しかし、対面式となると、洋服なんかと一緒で見ているだけならいいけれど、
いざ「購入」となると、作品のサンプル以外に、作成行程のサンプルであるとか、
「やりとり」そのもののサンプルであるとか、そういうものも必要であるということに気付いた。
色々聞いてはみたいけれど、聞いたからには買わなくちゃいけないのかな?とかいう心配を
お客様に抱かせたくなかったし、
何より、対面式にするとすごく時間がかかって、そんな中でちゃんとしたものが輩出できるか、
というのも心許ないところなのであった。

実際、作品の製作中に、恐ろしいミスをすることもあるし、
そんなところはお客様にはとてもじゃないけれど見せられない。
WEB同士のやりとりならば、そういうところは全部隠れてくれるし、
何より、「やりとり」の記録がメールとして残るので、この宣伝効果は高いということが
エリカ姫の色紙を製作している時に判明した。
実質、1〜2週間かけて、全行程を済ませて発送・・・・という形をとっているが、
お客様が持ち込んでくださる情報の量が多ければ多いほど、その時間も早まり、
注文されるお客様に情熱があればあるほど、こっちの仕事も早い。

エリカ姫のママは「待っている間も楽しいですよ〜♪」 と言ってくださり、
こちらとしてはその言葉がとてもありがたく、製作に打ち込めたのだけれど、
対面式にしていたら、おざなり的作品が多く輩出されていたことだろう。
薄利多売・・・・ではないけれど、それでは「顧客」としてリピーターが望めない。
あたくしとしては、多少時間がかかってもいい、だけど良いものを輩出しなければ、
絶対に信用を落とす・・・・そんな立場にいるので、いつだって本気で、全力だ。


WEBでの注文が入るようになって、そして満足のメールをもらうに従い、
あたくしは、「対面式」への助走を始めたくも思ったが、しばらくはこのままの形式を続けよう・・・・
そう決心した。


今、お取引している、コウキくんのママもこちらからの質問にとても丁寧に答えてくださった。
しかし、これがもし「対面式」だったら、あんなにも詳細な情報が得られただろうか?
この子が生まれた日・・・・はともかくとして、詳しい時間、体重、お天気、命名の理由、
そんなことをペラペラと流暢に話してくれただろうか?

WEBでの取引は、郵便以上の迅速さがあり、対面以下の思いを巡らすだけの時間の余裕がある。
これは、かなりの利点かもしれない。



さっき、発注者の情報と情熱があればあるほど、完成は早い・・・・そういったが、
それは何も「命名色紙」に関することだけではない。

以前、親友のサナエが、大学時代の親友が結婚するというので、一筆お願い・・・・と
メールで注文してきたことがあった。
そのメールには、結婚するその2人に対して、自分がどれだけ祝福したい気持ちがあるのか、だとか
もう、とにかく嬉しいんだ、とか、いつになく、それはもう沢山の情報が書いてあって、
あたくしはそのメールを読むや否や、すぐに歌を仕上げた。
あたくしは彼女の情熱の代弁者であって、それを31音で収め、レイアウトする・・・・
そういう役目だ。
それを悟り、以後、発注してくださる方には、沢山の質問をするようになった。


何を伝えていいのかわからない方も、こちらからの質問にはスムーズに答えてくださる。
でも、いつも同じことを聞いているわけではない。
同じ「命名色紙」でも、一枚一枚詠み込む名前も違えば、デリバリーした時の様子も違う。
何をきっかけに注文したかというのも違うし、ご家庭それぞれの価値観や趣味もまるっきり違う。
どんなキーワードが心に引っかかるのか、メールのやりとりの間中、
あたくしはそういうポイントをずっと目で追っている。
注文なさったのはママだけど、そのうちパパも乗り気になってきて・・・・というパターンもあった。
PCを目の前に、あぁでもない、こうでもないと話し合っているその様子が目に浮かび、
あたくしは幸せになる。

多分、目の前でやられたらたまらないだろうな( ̄∇ ̄;)(笑)。


沢山の新しい雛形が誕生し、沢山の歌も同時に誕生した。
習作も含めると、1人のお客様に、平均8〜10首は詠んできている。
日記ではかなりサボっているけれど、アサミンジャーのみそひともじ活動は、
アナログ世界ではちゃんと息衝いているのだ。

傍らに置いた習作用のノートやメモ用紙には、「●●ちゃんへ」と最初に記し、
沢山の歌がずら〜っと並んでいるのだ。お客様にも見せない習作もある。

↑押してくれたあなたにありがとう♪

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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