| 2003年08月26日(火)
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闘え・・・・「殺戮」の巻 |
静と動がある。 私の発作は、「静」の方である。 奇声を上げたり、泣き喚いたりしない。 ただただ息が苦しくて、知らない間に涙が出てきて、声も上げずに泣いている。 故、放置されることが多い。
本日、久々に発作が出た。 5番目のヤツが出たり入ったりで、頭痛が酷い。 クリニックに行かなければならなかったのだけど、行きたくない。 何故なら・・・・
メモ用紙に走り書きがしてあったのを見つけた。 それを見て、一気に怖くなった。 赤紫色の、原稿直しをするときのペンで、 そこにはこう書かれていた。
「貴様、殺したく候」
怖くなって、すぐに破り捨てた。 以降、男だか女だかわからない声で、このせりふばかりが頭の中を占領し、 あたくしは、過呼吸→無呼吸→無意識→過呼吸・・・・というのを、およそ3時間エンドレスに続けていた。 「貴様」というのは、多分オーアエのことで、 何がきっかけかわからぬまま、私の長い長い発作の午後はこういうのに全て占領されて、 どうしようもなくなっていた。
頭痛がする。 3時間以上苦しんだ中で、ODを思い立ったのは2度だけだが、 いずれも実行しなかった。 週末に、初めて会う人たちがいるのに、そんな人たちに醜い傷を見られたくない・・・・ その思い一心で、食い止めた。 余計に頭痛が酷くなった。
「貴様、殺したく候」
は、発作が治まった今でも、頭の中をグルグルして、とても迷惑。 頭が酷く痛む。 あのクリニックは居心地のいい場所だったのだけど、初めてあの場所でぶっ倒れた。 血圧が異様に低かった。 体温は異様に高かった。
オーアエは、
「発散のためにも、次回、腕相撲でもしよう♪」
と言ってくれた。
「・・・・負ける気がしないわ。」
あたくしはそう言って帰ろうとした途端、ぶっ倒れた。 負けん気の強さは生まれつきだが、闘え!と表題に威勢良くかけない時点で、 もう、今日のあたくしは終わっている。
・・・・誰かを完膚なきまでに叩きのめさないことには、あたくしのこの残虐性は 統合されることなく、切り離されたままなのだろうか。
眠財を飲んだ後なので、タイピングがさっきから怪しい。 今日は大人しく、寝ることにする。 ・・・・ホントはこの手で殺めたい人間など、誰一人いないというのに。
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