| 2003年08月09日(土)
|
薔薇は薔薇は気高く咲〜いて〜♪/脳みそが暴走中 |
本当は、今頃、揖斐川の畔を散策しながら、夕暮れがやがて闇になるのを待っているところなんだろうな。 今朝方にかけて、東海地方は正に暴風雨・・・・台風一過のこの青空が恨めしい。
本日。花火大会に行く予定だったのだけど、いくら晴れたからって、 河川敷から上げられる花火だもの・・・・この雨で増水は確実。 揖斐川を遡った上流の町で行なわれるものだったのだけど、 揖斐川は更に遡り、根尾村や藤橋村にも通じているので、あの町の河川敷が 浸水状態なのは、現地に行かなくてもわかる。
ついこの間、小雨だから取り止めにしなかった、多摩川の花火大会で、 中州に職人が取り残された・・・・なんていう記事を目にすると、 洪水で名高いここら周辺の町なんかは、特に敏感になる。 海のない岐阜県は、地震の際、津波の心配はないのだけど、 梅雨や台風で河川が増水し、それが決壊するとえらい目に遭う・・・・というのを 昔から身に沁みてよくわかっているのだ。
市内でも、本当は宅地化しちゃいけないところに家を建てた所為で、 つい1〜2年前の台風の時も、酷い浸水に遭っている。 あたくしの家があるのも、所謂、海抜0m地帯と言われるところなんだけれども、 近所にある水門川(宝暦治水で薩摩藩士たちが作ってくれた運河)が決壊しないですんでいるのも、 取水ポンプが作動しているからで、あれがなかったら、 床上どころか、1階部分は全て水浸しになっている。
あの洪水の時は、市内の出来事とはいえ、まるで別の国のことを見ているようだった。 全国版のニュースでも取り上げられたため、在京時代の知り合い各位から 沢山のご心配メールを頂いたのだけど、何せ、この土地は 開拓の状況が中心部と郊外で著しい差があるので、中心部にすむあたくしなどは、 ほぼ・・・・というか、全くの無害で、平々凡々と微熱と闘いながら暮らしていたところへ、 ご心配メールが殺到したため、改めて、身近に起こった洪水のことを 「ほぉ〜」と眺め直したくらいだった。
さて。 過ぎた台風のことは、とりあえず忘れよう。 これから直撃するであろう地域の方々・・・・くれぐれも万全の状態で備えてください。
花火大会に行けないとわかってから、あたくしは浴衣に袖を通して、 今年の帯結びは如何にしたものかと、悪戦苦闘していた。 兵児帯という柔らかい帯なので、あたくしのような年代が、どう結ぶかは、 かなりのセンスが問われるのである。 兵児帯・・・・と言ってしまっていいものかどうかわからないが、とりあえずは、 普通の半幅帯とはわけが違うので、兵児帯として捉えることにして、 帯板を入れてみたり、手と垂れの長さを色々変えて、変わり結びに挑戦したり、 あれこれやって、時間は過ぎていった。 普通の帯より長いので、遊ぶにはもってこいなのだけど、 如何せん、生地が柔らかいので、形状を保つのが大変。 かといって、貝の口のような結び方をしてしまうと、せっかくの華やかさが一気になくなってしまう。
で、あたくしは、小道具に凝ってみることにした。 昔の芝居で髪飾りとして使った、造花の薔薇を帯に刺し、帯も薔薇も赤いから、 反対色の緑の帯揚か帯締でアクセントを付けてみようと、 変わり結びの極みにも挑戦。 浴衣や半幅帯、況してや兵児帯なんかに、帯揚や帯締なんかは使わないのだけど、 跡見結びをする時などは、帯締も使うし、飾りの一環なんだから まぁ、何でもアリだな・・・・みたいな勢いで、色々やっていた。
薔薇は3つあって、そのうちの2つを使うことにした。 残りの1つは、勿論、髪飾りに使うつもりだ。
こんな遊びをしている間、あたくしの頭の中では・・・・
「♪薔薇は薔薇は 気高く〜咲〜いて〜♪」
「♪薔薇は薔薇は 美しく〜散〜る〜♪」
あたくしのカラオケ十八番が、これ見よがしに流れているのでありました。 斯く言う今も、
「♪く〜さ〜むらに〜 名も知〜れず〜 咲いて〜いる〜 花ならば〜♪」
「♪た〜だ〜風を〜 受〜け〜ながら〜 そよいでいれば〜 いいけれど〜♪」
ガッツリ、イントロから再開していたりも( ̄∇ ̄;)
「♪わた〜しは薔〜薇〜の さだ〜めに・・・・」
う( ̄○ ̄)る( ̄◇ ̄)さ( ̄0 ̄)い( ̄△ ̄)な 我ながら、自分の脳みそに「黙れ!!」と言いたくなるわ。
まだ、帯結びについてはきちんとした形が出来ていないのだけど、 イメージは固まった。 薔薇を施し、赤い帯を更に際立たせる、今年のテーマは「百花繚乱」・・・・ こんな感じでいこうかと思います。 他に思い立ったテーマと言えば、「金色夜叉」とか「吉原炎上」とか「百鬼夜行」とか 何か、言葉的に既にわけがわからないので(爆)、無難なところで治めようかと( ̄∇ ̄;)
「♪若さ、若さ〜ってな〜んだ!?♪」というのが、2人してかなり気に入っている。 投票ボタンを押さずに真相を知ることのできる、そこのあなた!! 今度一緒に、カラオケに行きましょう♪
|