| 2003年07月19日(土)
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三重苦では足らぬのか? |
数日前。予定通りに生理がきたが、この激痛たるや、PMSがなかったツケなのか、 もんどりうつほどのモノで2日間ばかし、気だるさ&痛みと闘う。
その気だるさと痛みの中、いきなり、わりとハイパーモードな発作に襲われ、ひぃひぃ状態・・・・。
そして、原因不明(っていうか多分、薬の飲み過ぎ)の嘔吐感があたくしを襲い、 そんな三重苦がやっと治まりを見せかけた頃、 ひょっこりと新たな苦痛の種がこの体に現れていることに気付かされてしまった。
謎のしこりが、左腕の手首と肘の間・・・・関節とは関係ないまっすぐな骨のところに 出来ているのである。 このあたくしのことだから、また寝ぼけて、家具のどっかにぶつけたとか、 寝ているうちに壁をしこたまぶん殴ったとか、寝相がたまたま悪くて動脈瘤になっているとか まぁ、色々と思い当たるフシだらけなのであるが(苦笑)、このしこりには1つだけ 大きな謎が残されている。
どこかにぶつけたり何かを殴ったのであれば、青痣になっていたり、赤黒く腫れていてもおかしくないのに 表面的には何の変化もなく、ただ内側で、何かがゴロゴロしているのである。 しかし、明らかに目で見て分かるほどの小さな瘤がある。 色的には何も変わらないのだけど、触ると、そこだけ硬いしこりがあるのが素人にもわかり、 そして、腕を見せただけで左右非対称の流線型になっているのが明らかなのである。
あたくしは、外科的怪我なんかは全部右上半身に偏っていて、その歴史も古い。 遥か昔、あたくしが1歳の頃、右肩を脱臼。 そして、5歳の頃、右肘を複雑骨折。 以後、右肘に関しては、最低限の筋肉しかつかず、捻挫、肉離れを繰り返すこと数えきれず。 そんなこんなで育ち盛りのアサミンジャーは、右を封じられている間、 何でも左手で出来る子になってしまった。
と、いうわけで、生まれて初めて左腕に感じる異常事態に、恐ろしい程の不安が付き纏っているのである。
肩も肘も、右とは比べ物にならないくらいに強化され、常人の数倍のパワーを発揮してきた。 スポーツ系は全て左任せだったので、関節や腱も強化された。 その代わり、右腕は全く以って使い物にならず、肘と肩の関節がもうダメなので、 日常生活で右手を使うものといえば、ペン、お箸、包丁くらいで、 後は全部左で行なう。 (お裁縫も基本的には右で縫うけれど、返し縫が面倒な時は、左手で並縫いができる。) 右腕に関しては、諦めている。 ペンさえ持てれば、あたくしは死ぬことはないだろう。 創作にも影響は及ぼさないだろう。・・・・その程度。
しかし、その分、左腕にはメチャクチャ気を使い、ケアをしてきたつもりなので、 こっちが故障を来たすと、あたくしの生活は一気に激変する。 右を封じられている間、バランスが取れなくて走ることも出来なかったのだが、 それを左でカバーし続け、左で重心やバランスを取るようにしたため、 あたくしの体は小さい頃から左右非対称になってしまっているのだけど 左を封じられた場合というのを、あたくしは此の方考えもしなかったのである。
まぁ、こうして今もPCに向かえている状態なので、事態はまだ然程深刻ではないのだけど、 例えば、良性にせよ悪性にせよ、腫瘍だとしたら、しばらく左が封じられる。 これは困る。 で、だ。 もし最悪の場合、切除しなければならない場合、あたくしの両腕には 消えない傷が残ることになる。 もう、右腕には何度も切り開いては縫い合わせた、ケロイド状の手術跡があり、 それだけでもみっともないのに、そんなのが左腕にも出来るとなると、 何だかなぁ、もう〜・・・・みたいに、かなりブルーになるのである。
ODの残痕で、幾つも傷を持っている人もいるが、 あたくしが自傷行為に走らない大きな理由の1つとして、この消えない右肘の傷がある。
骨折当時、まだ全身麻酔をして切開手術をするのが無理だったため、 2年待って、再手術をするという提案がなされ、 あたくしはその間、右肘の関節が人とは反対向きに接続された状態になっていた。 普通に「前へならえ」をやらされると、右の掌が外側を向くのである。 幼稚園の頃、これでいじめられた覚えもあるし、 あの意地悪な担任教師に、「どうしてちゃんとできないの、この子は!?」 と、 無理に手を捻られたりもした。 これではいくら何でも・・・・と親は思い、あたくしは凄く拒絶したのだけど、 切開手術をして元に戻してもらうことになった。 同じところを2度も3度も切っては開き・・・・というのをやったので、 普通の手術跡とは違い、かなり薄くはなってきているけれども、20年以上経った今でも ここまでにしかならないのか・・・・と根深く残ったケロイド状の痕をしげしげと眺めることもある。
でも、普通の人と同じように動くように、治してくれた人が存在するので、 あたくしは自分で自分の腕を切ったりすることが出来ないのだ。 無論、ナイフを持つ場合は多分、右手なので、左腕に傷が出来るのかもしれないが あたくしは、自分の左腕に誇りをもっているので、絶対に傷つけたくない。
そして、右手と同じくらいに器用な左手にナイフを持った場合、 やっぱり躊躇するであろう。 右肘の傷跡を見た時、これ以上傷を増やしてはならない気がするのだ。
話が横道に逸れすぎました( ̄∇ ̄;) ODなんてこの際どうでもいいことだったのです(苦笑)。
昨夜、マジで1時間毎くらいのわりでどんどんそのしこりが痛くなったり 大きくなったり、目まぐるしい変化を見せたので、気休めにバンテリンを塗ってみて それで寝たんだけど、目が覚めても、しこりは消えてはいなかった。 物に擦れると痛い。 嗚呼・・・・昨日より酷くなってる。 昨日までは、触ってしこりの位置を確認すると鈍く痛んだだけだったが、 表層的に痛くなってきた。うん・・・・明らかに酷くなってる( ̄∇ ̄;)
どういうふうに痛いかというと・・・・。 例えば、すごく歩きすぎた時に、脹脛じゃなくて所謂「弁慶の泣き所」みたいなところが 筋肉痛になって、揉み解そうにも揉み解せずに、どうしようもない時ってありますよね。 アレによく似ています。 腕についている肉の部分ではなく、明らかに骨側の部分が痛くて、 しかも、しこりになっているものだから、揉み解すにも怖くて出来ない(苦笑)。 オマケに、しばらくすると、そこから親指の関節にピッとした痛みが走ったり、 肘の関節を経由して、左側の首に電撃が走るみたいな感覚にもなるのだ。
しこり自体の大きさは、500円玉くらい。
このワンコインの御陰で、昨日も悪夢に魘されたんだ( ̄へ  ̄ 凸
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