2003年07月16日(水)
申し訳ない・・・・ほぼ完全ダウン寸前/でも、歌の話を(笑)


最後の力を振り絞り、意地と根性と執念で書こうかと(そうまでしなくても)。


昨日、クリニックに行く途中に、小さな小学生の少年とすれ違った。
彼はご機嫌に鼻歌を歌っていた。
その曲は、実に懐かしく、思わずこっちが続きを歌いたくなってしまうような曲であった。

↑彼が歌っていたのは3番でした(爆)

あたくしも、あたくしの母も、これで育ったので、懐かしいことこの上なし。



小学校でも中学校でも、音楽教育は盛んで、何かにつけては歌や楽器で演奏会・・・・みたいなものや
合唱なんかをとことんまで突き詰めてやったりしたもんだが、
高校時代は、別な意味で、母校の校歌を歌ったり、校内でわけのわからない歌を歌うのが
流行ったりした。
わけのわからない歌というのは、日本史や世界史の先生が作ってくる
年代早覚え歌、とか、歴代総理早覚え歌、とかそういうのばっかりで、
そんな先生に影響されて、テスト中でも、何でか歌ってる子が多かった(爆)←バカ学校か!?
挙句の果てには、社会科では上手に替え歌を作ってくれる先生がいた御陰で
助かったものの、文学史なんかでも暗記しなきゃいけないことが沢山あるものだから、
勝手に、替え歌を作ってそれをぼそぼそ歌っている子もいた(笑)。


高校で校歌を歌うというのは、正に、高校野球の影響であったりするのだけど、
あたくしは応援団にも在籍していたので、練習初回の課題といえば、
グランドの風上にいる先輩らに聞こえるように、学年とクラス、そして名前
加えて、校歌を歌って合格する・・・・というのが必須であった。
伊吹おろしは、夏でも物凄い勢いで吹き荒れる。
校庭の隅から隅まで声を響かせるには、風上の団席を取るのが一番有利で、
そこを奪取するために、応援団はしきりに風向きを意識するのだけど、
大体において、あの強風の中で、校歌を全部歌いきって合格を一発でもらえる団員など
いない・・・・( ̄∇ ̄;)
周囲に民家がないため(爆)、応援団の練習にはもってこいの立地条件ではあったが、
どんな大声を出しても、風に流される、虚しい校庭。
400mリレーを校庭1周できちんとコースが取れるくらいに、ムダに広い校庭なのであった。




うぅ・・・・。マジで今、キツイ。
PMSがなかっただけでもマシだと思うことにする。
本当は今日、昨日の投票ボタンの中身の件について書こうとしたのだけど、
ちょっと無理っぽそうだ( ̄∇ ̄;)




歌・・・・といえば、昨今、あたくしが足繁く通っているミュージカルの稽古で
ガッツリ練習を重ねているのだけど、
つい先日、とある衝撃事実を目の当たりにした。

↑どうして今まで気付かなかったんだろう?(爆)

例えば、楽曲の途中から歌い始める時、ピアノで最初の音をもらう。
その音を基準にして、伴奏や前奏がなくても、一発でその小節から歌いだすことが
誰でも出来るんだな・・・・と、あたくしは勝手に思い込んでいたんだけど、
実はそうではないんだなというコトに気付かされた。
中学の合唱の時、混声三部、混声四部で、例えば、ソプラノはこの音、アルトはこの音
テノールはこれ、バスはここです・・・・とピアノが音を出してくれる。
で、大概揃ったものだ。
クラス合唱のレベルだ。だから、誰でも出来るものなんだと思い込んでいたのだ。
ちょっと不安げなパートがあれば、あたくしがタクトを振っている場合、
歌い始めの小節を変えたり、ピアノ伴奏の人に改めてお願いして、
「何ページ何段目、何小節目のテノールの音だけお願いします。」という
注文も出していた。で、大体事無きを得ていたので、聞こえてくる音を身体を使ってきちんと再現する・・・・
同じ音を声として出す・・・・というのは、わりと誰にでも備わっているものだと勘違いしていた。

実際に今の現場でも、小中学生でド素人の子もいる。
一般で、声楽なんて初めて・・・・という人もいる。
そういう人たちでも出来るんだから、出来ないわけがないという思い込みが余計に激しくなった。


ぷよ2はどうやら、これが凄く苦手らしい。
あたくしは、絶対音感というものはないけれど、音叉ナシでも、大体自分の音域でC(ツェー)を
探り当てることが出来る。
音叉を叩くと、所謂「ラ」の音が出るのだけど、そこから自分のパートの音を探ることくらいはできた。
カラオケ屋さんで、う〜ん・・・・と思い、

「んじゃ、半音上げるよ?」

と、タイミングを見計らって、ぷよ2の音域調整するのは
毎度のことになってしまった( ̄∇ ̄;)
半音くらいならまだいい。明らかにはずして歌っているのを見ると、
こっちの気分が悪くなってきてしまうので、音域そのものを変えてしまうことも多い。
2音半・・・・カラオケでいうと+5にして、1オクターブ下げて歌うという方法。
カラオケで音が出ているうちは、できるのに、
彼は、基本の音が全部消えてなくなって、さっきの音はこれだよ、と示して
「出してみ?」と言っても、さっきまで歌えていた曲が歌えなくなっているのだ。

あと、彼は凄い勘違いをしているようで、音域が高い曲が難しく、低い曲は簡単・・・・
という、誤解をしていたらしい。
実は違う。
音域が高い曲・・・・コムロファミリーに代表される曲たちは確かに音域が高いが
音域そのものが狭いので、調節さえすれば、誰にでも歌える。
ぷよ2もあたくしも、ドリカムの歌は大好きなんだけど、
彼らの曲は、そういった意味では音域がメチャクチャ広い上、変調、フリージャズにも似たスキャット、
低い音にあわせると高音が出ず、高音のアタックに合わせると低音が出しにくい
難度超A級の曲が多い。
まぁ、そんな中でも巧いことバシッと自分の声域にハマる曲があったりすると
2人で楽しく歌えたりもするんだけど・・・・。
2人で・・・・となると、あたくしに多少無理が祟るが、最近、多少の高音は出るようになってきたので
ぷよ2の音に併せて一緒に歌うことも可能になってきた。

しかし、あたくしにしてみれば、さっきまで上手に歌えていたのに、
どうしてアカペラだと出来ないんだろう?
と不思議なのであるが、音が取れない・・・・というのは歌の巧い下手に拘わらず、
割と多くの割合で存在するらしい。

名前を出すと失礼にあたるので、完全匿名でいきますけど、ある大物歌手は
自分の持ち歌しか歌えないのだそうだ。
かなりヒットを飛ばしている男性歌手だ。
練習に練習を重ね、とても独特の節回しではあるが、却ってそれが味となり、
今でも、中年層で絶大な人気があるのだが、この人は他人の楽曲を歌えないのだ。
何週間かかけて、自分の曲のように練習すれば、それも適うというのだけれど、
例えば、アカペラだったり、プライベートでカラオケに行ったりすると、
すぐにボロが出てしまうため、なるべく持ち歌以外は歌わないんだそうだ。
この人は、決して音域が狭いというわけでも、リズム感が悪いというわけでもないようなのだけど、
完全オリジナルを確立してしまったがために、他が歌えなくなってしまった。
凄く不思議な人だ。


が、ぷよ2はちょっとそれとは違う(笑)。

↑わからなくもない(爆)

あれらは、男性にしてみれば確かに歌いやすいと思う。
音域、音階に無理がなく、大きな声で元気よく歌えばいいから、歌いやすいはずだ。

カラオケに行くたびに、色んな曲でぷよ2の歌にハモリを付けてやろうと目論んでいるのだけど
成功したことが1度もない( ̄∇ ̄;)
SMAPの曲でも、ハモリ可能なところがあるから、オリジナルにはない音階を勝手に作って
挿入してやると、途端に主旋律が崩れてしまうので、気の毒になって途中でやめる(苦笑)。
こっちの音に惑わされて、彼はいつでも器用に1音下げる(爆)。
本当に定規で計ったように、きちんと1音なのがまた凄い才能なんだけど。


ただ、「move」のヴォーカルとラップの歌いわけはかなり上手になった(爆)。
そろそろ宴会に出しても恥ずかしくないところまで参りました(爆笑)。
悲しい哉、彼とのハーモニーは多分しばらく成立しそうにありません。
本当は「カズン」とかを歌いたいんだけど、多分、かなり練習をしないと無理だと思います。
歴代ステディや、男友達に、歌や音楽に長けた人たちが多かったので、
多分、標準以上に歌は巧いと思うぷよ2も霞んでしまう。

あたくしって、どんな道を来たのか・・・・( ̄∇ ̄;)
ピアノも習ってなかったくせに、ピアノ伴奏の粗探しをするのが超得意だったあたくし(苦笑)。
いつの間にか、譜面が読めるようになっていたあたくし・・・・( ̄∇ ̄;)
指の力がないので、ピアノを弾くのは大変なんだけど、
抑えるくらいのことはできるようになっていたあたくし・・・・( ̄∇ ̄;)


環境があたくしを支えてくれていたように思う・・・・今となっては。
あの「洗脳教育推進校」の御陰か、普通ではありえないスコアも読めるようになっていた。
♪・・・・なんでだろう〜、なんでだろう〜(-。-) ぼそっ

あさみ


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