長いこと御愛読して頂いている人なら、重々察しがつくと思いますが・・・・そして、あたくしと10年以上の付き合いになる野ザルなんかはすぐにピンと来るでしょうが、あたくしは、殊、理数系の科目に弱い。激弱。連敗。完敗。無条件降伏。もうこういった感じなのである( ̄∇ ̄;)OMDCのメンバーに言わせれば、「あぁ〜、はいはい。」みたいなもう、触れようにも触れられない領域で(爆)あたくしに、数学の点数や化学の点数、物理の点数などをわざわざ聞きにこなくても、赤を免れたか否か、という聞き方しかしてこない(爆)。赤点が1つでもあると、大会出場その他部活動への参加一時停止になるのは勿論、補充授業を受けなければならなかった高校時代・・・・。中でも輝かしき成績だったのは、数学�気僚�わりがけにあった「三角関数」が範囲の学年末テスト。あたくしは、見事、学年最下位をマークし、教科担任に同情されたくらいである( ̄∇ ̄;)「おい、日野。この日、体調でも悪かったんか?」「へっ?」「お前だけなんやて。赤取ったの。」「え・・・・( ̄□ ̄;)!!」「しかもな、ブービー賞と20点近く差が・・・・」「あは・・・・あははははは・・・・。」この考査。何も、ちんぷんかんぷんだったわけではない。普段は白紙の部分が多い答案に、きちんと計算式やグラフも書き込んで、いつもよりはかなり賑やかな答案になったので、まさかその答案で以って赤点はありえないだろうと思っていたのだ。ところが。どこでミスをしたのか、あたくしは全く見当違いなグラフを書き込んでいたらしく、賑やかな答案に次々とペケ印が・・・・( ̄∇ ̄;)で、オマケにだ。いつもは白紙に近い答案なのに、とりあえず頑張りました!みたいな主張が珍しくあったので、先生も同情してくれたわけ(笑)。「ここまでわかっとるのに、どうして間違えた答えを書いたのか、そこのところ、説明できるか?」「あのぅ・・・・部分点とかは?」「やりたいのは山々やけどな・・・・初歩の初歩で計算式が間違っとるんや。ここでミスせんとけば、幾らかやれたかもしれんけどな。まぁ、根本の理解はしとるみたいやけど、これはちょっとなぁ。」と、17点の答案をもらい、そして、あたくしさえもう少し頑張れば、この先生も課題プリントを作らなくても済んだのに、ここにどうしようもないアンポンタンがいたため、10枚以上の藁半紙プリントを新年度が開けるまでに提出しろと、お達しが出されたのである。同時に行なわれた数学�気里發Γ韻弔離謄好箸蓮∨榲�に自信がなくて、あたくしもビクビクしていたのだけど、数多い赤点獲得者がいる中、あたくしはとりあえずそのテストではギリギリ赤点を免れて、数学補充課題ダブルパンチというのだけは何とか避けることが出来た。が、しかし・・・・。あたくしがもらってきたプリントは、学年であたくし1人のために作られたものなので、協力体制を組む相手もいなければ、答えの雛形もない。あたくしは、どうするべきか頭が真っ白になったが、先生も本当に同情していてくれたのか、問題はとりあえずあたくしも解ける程度のレベルで、当時、OMDCの中に唯一いた理系のあっこちゃんとかに面倒を見てもらいながら何とかその課題をクリアした。と・・・・このように。中学でも高校でも、数学や理科では物凄い痛い目に遭っているので、進学コースを決める高校3年を目前にして、あたくしはカリキュラムに、数学と理科が一切ない、私立文系コースを迷わず選んだ。しかし、このクラス・・・・。数学と理科がない代わりに、英語の時間数が極端に多く、週に14時間、英語の授業があった。教科書は副読本を入れて5冊以上。1日6時間、当時は土曜も授業があったので、その日は4時間。34時間中、14時間が英語・・・・残りの20時間で、国語�供�現代文、古文、日本史、政経、体育、家庭科をこなす。3年の途中からは、隔週で土曜日が休みになったため、そのツケは火曜の7限目に充てられたりしたのだけど、この7限目に英語が入って、1日に4時間英語の授業・・・・しかも全部違う先生の授業とかいう恐ろしい目に遭ったりして、予習なんかが追いつくはずもなく、なし崩しに誤魔化す・・・・なんていうふうに、日付と出席番号で指名する先生の波長を巧く潜り抜ける方法だけ上達していった( ̄∇ ̄;)高校の1、2年(途中)とつきあっていたユウジは、うちらの高校より多少ランクは劣るものの、工業高校の工業化学課にいたので、化学が滅法強かった。その時に、もっと化学を教えてもらっておけばよかったんだけど、如何せん、交際期間のわりには関係が薄っぺらで、とても勉強を教えてもらえるような良い間柄ではなかった。高校3年の時につきあっていた、タカは日本史・世界史に強かったんだけど、受験する大学に、社会科が不要だったので、あんまり情報交換とかしなかった。英語で四苦八苦しているあたくしに、英単語を覚えやすくする駄洒落を教えてくれた程度だったかも。前置きが長くなりました(爆笑)←前置きだったのかよ!!実は、先日、山賊が家に帰ってきていた時に、もう、自分の体の一部のように使いこなしているコンベクションで、唯一出来ない料理があるといって頭を悩ませていたのだ。その料理とは、だしまき卵である。火加減の難しい、茶碗蒸しですら、このコンベクションを使えば完璧に仕上げることが出来るといって豪語していたのに、意外なところでけつまずくのな、この人・・・・と思い色々話を聞いていたのだ。もやしやほうれん草を湯がくのも、このコンベクションの蒸し器機能を使えばあっという間。湯を沸かす手間が省ける。鶏料理だって、肉が届いたその日にカチコチに冷凍してしまい、新鮮な状態を保つようにし、調理の際は、コンベクションに放り込んで、まず中まで火を通し、その後400℃の火力で、こんがりと焼色をつけ、その間に用意しておいた、照り焼き用のタレをフライパンに敷いておいて絡めれば、5分で上がるんだ!!と自慢していた山賊・・・・。サバの塩焼きとかそういうのも大概手順は一緒で、全部、コンベクション内のコンピューターに、料理の手順と時間をセッティングしていつ誰がやっても同じように仕上がるように、システムを確立させた。このへんが、山賊らしいっちゃぁそうなんだけど、創意工夫に命をかけている彼だけあって、だしまき卵ごときに鼻っ柱を折られっぱなしなのが、どうも気に食わないらしい(笑)。「失敗するってどういうふうになるの?」「ういろうみたいになってまうんや。」「うわっ・・・・まずそう(苦笑)」「型に油を塗るやろ? その上に卵とだしを溶いたのを流し込むやろ?そうやってコンベクションに放り込んで、少し時間が経つとなぁ、油と卵が分離して、要するに卵がふんわりとならんのや。あのコンベクションを使って焼いとる業者があるって聞いたで、何かタネがあるはずなんや。それがわからんくて、今困っとるんや・・・・。」「なるほどね・・・・できないことはない・・・・か。」「あれが出来るようになれば、かなりラクになるんやけどなぁ・・・・。」「要は、卵と油を分離させない作用のものをぶち込めばいいってことやんね。乳化剤の入っとる食品・・・・あ!! マヨネーズ!!」「マヨネーズ!!??」「化学的には説明つくよ。卵のたんぱく質成分と脂成分を長期間分離させないように、マヨネーズには確か乳化剤が入ってんのよ。主成分は卵と油だから、だしまき卵に入れても影響でないと思うよ。」「味、残らへんのか? それ・・・・。」「ところがさぁ、火を通すと、マヨネーズの酢の成分って風味から飛ぶんだよね。あたし、マヨネーズ嫌いじゃん? でも、マヨネーズを入れた天ぷら粉で揚げた天ぷら、平気で食べれるもん。あ・・・・その天ぷらもね、多分乳化剤のせいかもしれないんだけど、冷めても衣がサクサクで、凄く美味しいんだよね♪」「なるほど・・・・マヨネーズか( ̄ー ̄)ニヤリッ試してみる価値はありそうやなぁ。」「ま、失敗したら、その時ってことで(笑)」山賊の「( ̄ー ̄)ニヤリッ」を見ていると、教えたこっちにも手ごたえが出てくる。多分、この方法で挑戦すれば、絶対にうまくいくはずだ。あたくしには確信があった。本日の昼間。多分、ランチの支度をしていたのだろう山賊から、一本の電話が入った。あたくしは、最近、薬の飲み方を変えたので、ここ数日、昼までは寝ている。途中、何度か変な時間に覚醒するのだけど、すぐに二度寝がきくようにはなってきていた。なので、眠りの波に任せて、最近眠れなかった分を取り戻さんばかりの勢いで寝ている。電話を受けたサヨコが言うには、だしまき卵が上手くコンベクションで出来るようになったらしい。喜び勇んで、電話をかけてくる山賊が可愛い(爆笑)。話を聞いたときから、手ごたえはあったのだ。乳化剤さえぶち込めば、絶対に分離することはない。主成分が同じものなんだから、多少混ぜ込んでも、味には絶対に影響は出ないと。アサミンジャーの読み、大当たり〜(●⌒∇⌒●)って、これ、「伊東家の食卓」でやっていた裏ワザの種明かしの部分だけを応用したまぁ、受け売りみたいなものなんだけど、応用するには、知識として頭に叩き込んでおく必要性がある。・・・・出たよ(-。-) ぼそっアサミンジャーのトリビアが(爆)。分野でいったら、「化学」である。あたくしの超苦手な、「化学」である。ちなみに「化学」より苦手なのは「物理」で理科の中でも幾分マシだったのは「生物」である( ̄∇ ̄;)<関係ないけど。あたくしが生きていく中で、この知識は、正にトリビア。人生に必要不可欠な知恵・・・・というわけではない。業務用に沢山のだしまき卵をコンベクションで焼く・・・・という場面に凡そ遭遇しないから、正にトリビア・・・・というわけである。家庭用のフライパンで、数人分のだしまき卵を作るのには、もっと適した知恵があり、別にマヨネーズなんかをぶち込まなくても、油と卵が良く馴染むようにワザを磨く方法は幾つでもあるし、こんな化学的な話を持ち出さなくても済むように出来ている。どうしてこんなことを覚えていたのかはわからないが、多分、先人の言葉・・・・「無駄な知識に対する快感」を追い求めた結果が、何の因果か面白い成功劇を齎したのである。苦手なはずの理科の分野で、ちょっとした活躍を見せたアサミンジャー。かといって、コレを機に、理科が好きになるかというとそういうものではない。たまたま知っていた知識が役に立ったというだけでは、苦手なものを克服するには足らな過ぎる。しかし、この「快感」は、本当に喩え様にないほど心地いい。何でかはわからないけれど、人間はそういうふうに出来てるんだってさ(笑)。↑日々是、常に勝負哉どうしてか、彼に対するライバル心だけはいつもメラメラなのである(爆)。