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■ 傾向
風邪を引いた。 いや、年始から微妙に風邪っぴきだったのが 本格的にやってきたというのが正しいんだけど。 この雑記をマメに読んでくれている賢明な暇人諸君は (そんな酔狂な人がいるとは到底思えないが) 原因を推察できると思うが、言うまでもなく職場が 寒かったのが原因だろう。
ま、んなことは置いといて。
今年の風邪の傾向と言う話はよく聞く。 例えば「喉にくる」とか「胃腸にくる」とか言うアレだ。 実際の所自分がかかった症状が傾向なんだが
ま、んなことは置いといて。
一説によると「咳きが酷くて止まらず結核のよう」とか? 「胃腸に来て嘔吐と下痢にみまわれる」とか?
ところで… 前者と後者では随分とイメージの隔たりが有ると思わん? 「咳き・発熱」っちゅーとまるで一昔前の結核患者の様。 で、一昔前の結核患者といえば不治の病。 病弱。薄幸。文学青年。美人薄命。悲恋。っちゅーかんじで (若干イメージに少女漫画、小説による偏り有) なんとなく…こう…美しいイメージだ。
「ごふッ……。ハッ! 血が…」
な〜んて喀血しちゃったりたりたりたり。
それに較べて後者はどうだ? 「嘔吐・下痢・発熱」 がイメージする所は… 南方伝染病系。赤痢とかコレラとか。 戦時中の南方戦線で猛威を振るったアレだ。 むっしむしと熱くて、ハエやら虫がぶんぶん飛び回る 不衛生な中ばったばったと兵士が伝染病に倒れてゆく。
「伍長!大変です! 赤痢がッ 赤痢がでましたッ!!」 「衛生兵! 衛生兵はどうしたッ!」 「先の戦闘で衛生班は全滅です」 「…くッ…。」
シツレイ。著しく脱線。 悲惨な第二次世界大戦史は置いといて。
こういってはなんだが南方系伝染病に綺麗なイメージはない。 大体、伝染病は海外旅行の土産でも喜ばれない。
同じ風邪でも症状によってこんなにもイメージの 隔たりがあるのがちょっとばかり不思議である。
ちなみに言うまでもなくワタシは後者。 病に倒れても(大げさな)なんか美しくもかよわくもなんともない。 やっぱソレがワタシのキャラの傾向なんだろうか?
2001年01月18日(木)
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