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ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年06月14日(木)
ネタ

基本的にネタには困っていない。
なんていうのか、毎日色々なことが起こるので飽きない。
まぁ今は特に忙しい生活してるからね。
学生やりながら、バイトやりながら、クライミングもやったりして。
(全部学生か。)

でも、それでなくても。
毎日同じことの繰り返し・・・なんてことは、はっきり言ってありえない。

どんな些細なことでも何かを見て、聞いて、感じて。
何かしらそういうことが必ずある。

何故こういうことを書くか?
いや、ネタは必ずあるはずなんだけど・・・・思いつかない。(こら)

というのはまぁ冗談で、どんなしょうもないことも必ずネタにできるということ。
今日はとりたてて大きなことがあったわけではないけれど、
それでもやっぱり書くことはある。


雨が降っていた。
それはもう・・・酷い雨だった。
梅雨の面目躍如。
昨夜の夜雨が降り始める直前に帰宅したため、
昨夜から降り続いている雨には、今朝初めて雨に遭う計算になる。

傘が必要だな。
と思ったがどうやら前に雨が降った時どこかに忘れてきたらしい。
仕方がない、コンビニで買ったビニール傘で我慢しよう。

しかし300円ぐらいで買ったこの傘って小さいなぁといつも思う。

この大きさではないよりマシとは言え、
自分の身体をすべてカバーすることもできない。

まして荷物など持っていたら余計だ。

私は大抵、傘をさすとき荷物を優先して雨から守るようにしている。
そうする人って他にはいないのだろうか?
かばんの中には常に本が最低一冊入っている。
それ以外にもノートやルーズリーフなども濡れては困るがやはり本だ。
読みかけの本が濡れてしまうと少しブルーな気持ちになってしまう。

それだったらいっそのこと自分が濡れたほうがマシだ。
そう思って小さいビニ傘で一生懸命右肩にかけたかばんを守りながら歩く。

駅に着いた時には左半身ずぶぬれになっていたが意に介さない。
首尾よく京阪特急で席に座れたらすぐにかばんの中身をチェック。

・・・・・。
あれだけがんばったのにカバーをつけた文庫本の一部が濡れている・・・。

これはショックが大きい。
ズボンも服もびしょびしょだったがそんなことはどうでもいいぐらいショックだ。
服なんてすぐに乾くんだからどうでもいいの。

本は濡れると乾いた後でシワになるんだから!!

深くため息をつきながらしおりの挟まったページを開く。

もっと大きい傘・・・買おう・・・。
これじゃ梅雨の間もたないや。

ああ、また出費がかさむなぁ・・・。


こんなときは大抵、本の内容は頭に入ってこない。